|
|
|
|
unENDing Bloody Call
※ | 各キャラクターの組織内における立ち位置などもネタバレしておりますので、 それでも宜しい方のみお読みください。 |
じわりじわりと心に残る作品でした(*^−^*) うん、決して嫌いじゃありません。 むしろ、今の状態でこれだけ「好きだなぁ(*´Д`)」と思えているのですから、スムーズに動かせる環境下でプレイをしていたのなら、もっと感情移入してのめり込んでいたと思います! 拙「紹介」コンテンツでもマイナス点は述べさせていただいたので、今回はプラス点を挙げながら、うふふあはは^^と感想を打ち込んで参りますね〜♪ *1. CGが多い(≧ω≦)! これは本当に楽しかったですvvvv PC作品の頃からこんなにたくさんあったのでしょうか? それとも、追加されているCGが多くある、ということで良いのかな^^ シナリオを読み進めていくと、とにかく「くるか(≧ω≦)!?」と欲しいところにグラフィックが挿し込まれる感じでしたので、その点のストレスはなかったです。 もちろん、気を抜いているところにも表示されたりして(*´艸`) 実に満足させていただきましたvvvv *2. やっぱり世界観vv 【半綺】(はんき)と呼ばれる異種族との攻防戦、恋愛模様が繰り広げられていきますので、普通の学園ものとは違い胸が締めつけられる展開が多かったです。 それが、ぐぐっとキャラクターの魅力を増加させていて、ますます好きになっちゃう(≧ω≦)!という感じでした^^ *3. ヒロインの序盤の行動 これは、[ プラス点 ] と言いますより、共感した部分、という意味合いです。 とは申しましても、ヒロインである双葉ちゃんが唐突に、[ フライコール ] という組織のボスに任命されてしまうのですが、そこから先の彼女の行動は納得できない方が大半じゃないのかな? と感じておりました ^^; とにかく、じっとしていないんです。 「殺人が横行しているから出歩くな」と黎明くん、司狼くんに言われているのに、行方不明となっている母親の手掛かりを何か見つけると構わず突進していく。 そして、危ない目にあっても懲りずに二度、三度と同じ愚行を繰り返す。 これはですね、もちろんゲーム的にも、双葉ちゃんが全攻略キャラクターと出会うまでとにかく歩かせる、という目的があってのことだと思うのですが、いち個人としましても「そうだよね。じっとなんてしていられないよね(>_<)!」とシンパシー半端なかった部分でもありました。 双葉ちゃんの唯一の肉親である母親が攫われているのに。 その張本人と思われる組織まで解明しているのにも関わらず。 彼女をボスに据えた黎明くん、司狼くんの二人は「今は時期じゃない」とか「命に別状はないでしょう」とか言って、何の行動にも出てくれないのですよ! これは酷いと思います(>_<) もし、私が自分の子どもを攫われたら。 そして、匿ってもらっているにしろ、その場所では何の尽力もしていないように思えたら。 えぇ、自分の足で動きますよ(>_<)!! 「時期じゃない」と言っている間にも、どんな酷い目に遭っているのか判ったものじゃない。 「命に別状はない」とは言っていても、身体的。そして精神的苦痛を味あわされているのは、誰でもなく攫われた本人なのです。 その痛みはどうするのでしょう? 自分で見つけることで、その苦痛を早く終わらせることが出来るのであれば、それは突進して行くしかないと思ったのでした。 ですから例え何度、半綺に囲まれて絶体絶命のピンチ(>_<)!状態に双葉ちゃんがなっても(笑)、「双葉ちゃん、頑張って(≧ω≦)!」と応援しておりましたvv そうですよ。 それで、攻略キャラクターと無事、全員出会えてからは双葉ちゃんの放浪癖も鳴りを潜めてしまうのですから、乙女的にはOKなんです(笑) もしかして、本作は肉親と恋心を天秤にかけるゲームなのかもしれませんね(笑) *4.唐突な?恋愛感情 これは……「戸惑った」というような感想をよく目にしていましたので、どうなるかとドキドキしていたのですが、私的には大丈夫でした(≧△≦)b と、言いますのも私自身が攻略ページ用に。もしくは純粋に好きで載せている「好感度メッセージ」を聴き逃すまいと「そろそろかな〜^^」と好感度が上がる段階になるといつも、好感度ゲージをチェックする癖がついているのです。 そのため、段階が進んでいなければショボンとしますし、恋愛段階が先に進むと「ヤッターー(≧ω≦)!!」と小躍りしちゃうくらいウキウキしていましたので、私自身キャラクターの行動に一喜一憂しちゃって自然と(疑似)恋愛感情を持つ過程が濃くなっていたのが功を奏したのだと思います(*^-^*) ラッキーでしたね(笑) まぁでも、イイ歳した大人がプレイしていますので、攻略キャラクターの皆さんたら双葉ちゃんの言うことに、いちいち感銘受け過ぎ^^; とは思いましたよ〜。 あ……ここから先は、本作品をプレイしていて「受け入れがたいなぁ」と思っていた双葉ちゃんの心情表記です。 双葉ちゃんをお好きな方は回避なさってくださいませ(´人`) * * * 双葉ちゃんのことある毎に「私は自分の人を見る目を信じてる」という表現に「う〜^^;」となっておりました。 だって、彼女はまだ高校生です。 17歳でいろんな感情が柔らかい稀有な時期なんです。 吸収することはたくさんあっても、自身の培った経験はまだまだ浅いもの。 親切な顔をして、騙したり卑怯なことをする大人ならたくさんいます。 だって、大人の方が手練手管に長けているのですから。 そんな彼女に真剣な表情で、いくら真摯に考えていようと各キャラクターシナリオで1回は必ず出てくる上記の表現が苦手でした(>_<) そんなところが、逆に双葉ちゃんのことを「前向きというよりは無鉄砲」という感じに見せてしまっているんじゃないかな〜、と感じた次第でございます。 愚痴愚痴申し訳ございませんでしたぁぁぁ(;´Д`)! * * * 以上でございます^^ 表記に関しましてのマイナス評価も拙「紹介」コンテンツで述べていますので、ここら辺にしておきますね。 ではでは、恋愛感情のお話も致しましたので、このままずずいとキャラクター語りへ参りましょう^^ 相変わらず「好き」しか言わない内容になっていることと思いますが宜しければ(笑) (cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
黎明(≧ω≦)!! 本作品での最愛キャラです//// 実はですね、このタイトルを購入しようと思った動機が公式サイトで見た黎明くんだったのです。 「あぁ、この男の子との恋愛ストーリーを楽しんでみたいなぁ^^」って。 でも、実際プレイをしてみたら、「えぇぇ。司狼くんの陰の部分の方がめちゃくちゃ気になる(;゚д゚)!!」と双子のお兄様に心を奪われ……(笑)、黎明くん自身はプレイの中盤で攻略しました。 でも、そこでしみじみ思いましたね。 自分の「好み」が実のところ、一番なんだなぁ(;´Д`) って。 だって、四角四面で気の利いたことも言えなくて、精神面では司狼くんに頼りっ放しで、口にすることと言ったら双葉ちゃんへの制約とかお小言ばかり(>_<) それなのに、惹かれてしまって仕方なかったんです。 言葉が足りないから、双葉ちゃんに心を預けてもらえるまでが異様に長くて。 でも、一度信を置いてしまったら、その気持ちを裏切らないために言動で応えてくれる篤さがあって。 何より、他のものを視界に入れなくても構わないくらい、双葉ちゃんしか欲してない。 あぁぁ、あの黎明くんのBadEND!! 最後の最後で残してくれるモノローグが大好きで、「もうダメ。もう黎明くんが一番好き(T-T)!」と強く思いました。 双葉ちゃんを一人安全な場所へ残して、帰ることの出来ない戦いへ赴く夜。 穏やかな寝顔を見下ろし……僕は思う。 僕がここから消えた後、この唇に触れる男はいるのだろうか。 この手を優しく握る男は、現れるのだろうか。 だが……それでも構わなかった。 双葉はいずれ、僕ではない誰かと本物のキスをすることになるだろう。 って、布越しにキスを落としてくれるんです(T-T)!! うわ〜〜ん、黎明くんーーーーっっ(⊃Д⊂)!! 心臓わし掴まれすぎて、もう戻ってこれませんでした。 大好き過ぎます、この場面(;; さらにですね、黎明くんを好きだなぁ、と思ったのが、彼が双葉ちゃんを欲している本心にあったんです。 黎明くんが心酔していたボスの忘れ形見だからかもしれない、と、彼女を[フライコール]のボスに無理矢理襲名させて、傍に置いたのは。 組織のためを思ってのことなんかじゃない。 自分が立っていられなかったから。 寄る辺がなくて、「人の上に立つ」ことなんて何も分かっていない少女でも、縋るものがなければ自分自身を保っていられなかった黎明くん。 あんなに厳しい口調で双葉ちゃんを律して、雁字搦めに縛り付けて。 でも、その双葉ちゃんがいなければ身動きが取れなくなっていたのは、黎明くんの方だったんじゃない! 何て、身勝手なの欲求なの!? でも。 何て……脆いんだろう(T-T) と、思ってしまったら、もう黎明くんの傍から離れることが出来なくなってしまいましたっ(⊃Д⊂) 迎えた恋愛EDはセンターキャラらしい正統派なもので、見ていて忠誠心の深さに惚れ惚れしてしまいましたし、[ After ]が、またもう(ノ≧∇)ノシvvvv 「言葉ではなく別の形で、僕の気持ちを伝えてしまっても、いいんですね?」 って、望むところだから〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) ナニコレ。ナニこの甘さ。 黎明くんファンには堪らないよ〜〜(〃ノωノ)!! と輾転反側してしまった展開でございましたvvvv 個人的に[ Paralell ]はちょっと黎明くんがヘタレすぎかなぁ、と思いましたが。 (だって、司狼くんが「あの」衣装で現れてくれたから、きっと正統派なキャラ・黎明くんは西洋王子なキラキラと薔薇をしょって出てきてくれると思ってたんですものーー(>_<)!!) それも良しとします! だって黎明くんだから(笑) もう一人の存在を思うと切なくなってしまうのですけれど、それでも黎明くんが双葉ちゃんと幸せそうに過ごしている日々が大好きな私でございました(*^−^*)vv
司狼くんが人気投票1位キャラなのは、心底納得です(≧ω≦)!! すっごい良く分かるーー。 あれで司狼くんに惚れない希少種はいるのか!? って感じですものね(≧△≦)b ……と、ここまで書いておいてもお分かりになるかと思うのですが、ワタクシ……。 その「希少種」でございました!(笑) 司狼くんは、人の行動をつぶさに観察していて、して欲しいことをさらりとしてくれる機微に聡い男の子です。 (この時点でいつもなら大好物vv) 女の子が大好きなナンパ師で、でも好きになった女の子には一途であり続けます。 そして、いつもいたずらっぽい笑顔の下に隠された、常人には到底想像のつかない懊悩!! しかも、声は日野さん決めボイス(≧ω≦)!!!! ← ここまで私が普段泣いて喜ぶ好条件が揃っているのにも関わらず、どうして。 何故、傾倒出来なかったのでしょうね〜(;´Д`) 司狼くんの黎明くんに向けた視線の意味を知ると、胸がぎゅぅぅと締め付けられます。 彼を幸せに出来るのは双葉ちゃんしかいない、と思えるんです。 だって、黎明くんが欲してやまないのが彼女だから。 もしも双葉ちゃんが黎明くんを選んでしまったら、司狼くんはどれだけの血を心に流しながら祝福するんだろう、と切なくて堪りません。 ああ、でもなぁ。 我が家の双葉ちゃんは司狼くんが必死に伸ばしたその手を……振り解いてしまいました。 [ After ]で司狼くんが見た悪夢を実現してしまっているんだろうなぁ、と思います。 あ、[ After ]と言えば。 恋愛EDを迎えてから後、司狼くんが普通にフライコールの屋敷で生活していることに驚いてしまいました。 いやぁ、だって……あの「事件」の後ですよ? 司狼くんが許されるのならばグラズヘイムに秀真機関は必要ないんじゃないか、と思いましたから^^; 主要キャラだから、という暗黙の免罪符なのかもしれませんが、それにしてもーー。 何らかの形で折合いをつけてからの恋愛譚が望ましかったです。 そうしないと、司狼くんの苦悩への説得力が薄れてしまっているような気がして(>_<) 結論として。 司狼くんのシナリオ自体は大好きでございます^^ 彼の持っているバックボーンたるや素晴らしい出来映えで、「双子の兄」という言葉がこれ程重いものとなるのか、と感じ入らせていただきました。 ですが、個人的には恋愛EDを司狼くんのために温かく祝福した後ーー。 [ After ]で、 「ですが、心情的にはどうしても納得できない部分がありますからーー1発、殴らせてください」 と、のたまってくれた黎明くん萌えvv [ Paralell ]で、あげあげでシャンパンコールをしてくれた日野さん、浪川さん。 いえいえ(笑)、司狼くんとカインに身悶えしつつ(≧ω≦) 双葉ちゃんの素敵な愛の言葉が司狼くんのためだけに紡がれたことが大きな喜びでした^^ 「私は……絶対に変わらないよ。 何があっても、どんな時でも、司狼を選ぶから」 双葉ちゃんが好きになったのは、「偽物」なんかじゃない。 司狼くんの手も足も身体も。悩んで苦しんでいる心も何もかも。 他の誰にも代えることが出来ない、司狼くんだけのものなんだから。 それを伝えることが出来た[ After ]はやはり珠玉なのだろうな、と。 彼にどこまでも寄り添うことが出来る結末に感謝するばかりでございました(*´Ω`*)
渉くんをプレイして、真っ先に頭に浮かんだのが他社PS2乙女『水の旋律』の憲吾くんでしたぁ(≧ω≦)! 一生懸命でさ、ヒロインちゃんのことが大好きでさ//// とは言いましても、本作の渉くんはその感情をなかなか認めてはくれませんでしたけれどね〜(笑) それにしても渉くんてば損しているキャラだなぁ、と思います。 口ではいつでも「兄貴を見習って男らしく!」なんて義の道を貫こうとしているように見えるのに、実際は双葉ちゃんが自分の目の前で困っていても、「オレはコイツとそんなに親しくないし、助ける義理なんてないよ」というセリフが口をついて出る。 これではプレイする乙女方だって、渉くんの言動がちぐはぐ過ぎて好感を持つことは難しかったのではないでしょうか。 「なんだ。結局は<自分が大切に思っている人>だけ良ければ、それでいいんじゃん」と感じてしまうんですよね。 そこが子どもっぽく見えてしまうし、私は母性本能でまだ成長過程なんだろうなぁ(*^−^*)、と微笑ましく思って眺めてはおりましたが、ん〜〜。 シナリオライターさんにはもう少し分かりやすく、渉くんの魅力を伝えるようにしていただきたかったです。 渉くんだって恋愛を楽しめる攻略キャラクターの一端を担っているのに、それが上手く味わえないようでは勿体ないな、と感じてしまったので(>_<) ……と、シナリオへの愚痴はここら辺にしておいてですね、渉くんと言えばやっぱり、カブラカンとの戦闘シーンが格好良かったと思います(≧ω≦)vv 戦闘描写の長さは置いておいて、ですが(笑) あそこで成長し、[ NEDE ]内で誰よりも肉弾戦を好む彼に好敵手とまで認められたシーンが、じわじわ胸に響いて、「うにゅ〜vv カッコイイ〜////」と惚れ惚れ致しましたから(〃ノωノ) その戦闘以前に、BadENDでは「オレ、お前のことーー」と伝えきれずに……。「!」となってしまうラストシーンで涙がにじみました(T-T) ああいう場面に滅法弱いんですよぅ〜〜(⊃Д⊂) でも、一転してHappyENDでは、 「オレさ……一生お前の傍にいるから。 何があっても……どんなことからも、お前を守ってやるから」 と言われた時に感動してしまいました!! 組織内で最下層に位置していた渉くん。 その時の環境が元で、広い部屋が苦手になってしまった孤独が苦手な渉くん。 そんな彼に「傍にいる」と言われたら、どれだけこの言葉は重いんだろう。 きっと誓いの言葉を違えずに、(口ではぐだぐだ言っても)傍を離れられないのは渉くんの方で。 そして、その言葉を一生かけて真実にしてくれるんだよね! と、もう胸がいっぱいvvvv この流れを汲んで、PSP版追加要素【After Story】でも一番私がしっくり来て、「うんうん^^!」と眺めることが出来たのは渉くんのシナリオでした。 相変わらず言葉が足りなくて、当日いきなりこんな展開(;゚д゚)!? とは思いましたけれど(笑) いつか自分の手で守れる存在が欲しい、ときっと思い続けてきた渉くんは。 その存在が不意に現れた時には戸惑って素直になれずにいました。 でも、きっと。 大切な彼女と繋いだ手はもう二度と離さない。 ーーそんな男の子に思える渉くんが好きです(*^-^*)!!
夾先生に関しましては言われ尽くされていることかと思いますが、やっぱり叫びたいです。 組織内の「彼」で攻略させてーーっ(>_<)!! と(笑) いえ勿論、夾先生だって好きですよ。 朴訥で飾り気がなくて、生徒のことは愛情深い目で眺めているのに、自分のこととなると途端に無頓着になってしまうところとか。 大好物でございます(≧ω≦)vv あぁ、けれど、けれど。 「組織」の彼も大好きなんですよねぇ(⊃Д⊂)vvvv ですが、どちらにしても夾先生の本質は変わらないのでしょうからーー 密偵とは言え。 いくら有能な腹心とは言え。 「愛情」そのものに縁遠かったのだと思います。 忠誠と愛情とは違うものだから、自分の打算だらけの言動に心から感謝して。 何気ない会話にころころ笑い、そして自分の一挙手一投足に知らず頬を染めるような。 自分だけに向けられた真心 という、真っ直ぐな感情には太刀打ち出来なかったのでしょうね。 そんな笑顔を見せられてしまったら、自身の中の男性部分がくすぐられて温かな感情が芽生えてしまうのも、夾先生なら納得でございました。 だって、一途に誰かを信じる気持ちがある男性は、裏を返せば本気で向かってくる相手を心から裏切れない。 結局は人を欺く行為には向かないんじゃないかな、と思いますから(*´-`*) それでも。 イイ歳の大人の私からしてみれば、双葉ちゃんが夾先生に向けて後半放つ言葉の数々は理想論で、感情の揺れを全く分かっていない未熟なものだと強く感じました。 それなのに、その彼女の言葉に深く感銘を受けてしまう夾先生。 そして、そのまま迎えてしまう奇跡のエンディング……。 彼の年齢は27歳です(笑) まぁ、それも『Bloody Call』テイストですよね★ 全てが綺麗な方向にまとめられていくのですから、目を瞑ることと致しましょう。 ただ……。 恋愛EDは良しとはしても、[ After ]!! 双葉ちゃんの異変に気付けない夾先生は【保健医】としてどうなんだ(;゚д゚)! と問いただしたいです(笑) さらに、リアルでは順序を問題にするつもりは毛頭ありません。 それがご本人にとって憂うべきことではないのなら、祝福すべき慶事ですものね^^ でも、夾先生的には順番を守って欲しかった。 あのままじゃ、双葉ちゃんの生活が中途半端になり過ぎますもの。 卒業をして、学業も自分自身の時間も全うしてから、の結末が良かったのじゃないかな、と思ってしまうのです。 そこが残念なところでした(;´Д`) 「残念」繋がりと言えば、[ Paralell ]!! あれは〜〜。 あの夾先生に「えぇぇ(;´Д`)」とガッカリされた方は同士ですね!(笑) どうせなら普段と変わらないけれど、白衣と双葉ちゃんのナース姿で「お医者さんごっこ」が良かったよぅ(ノ≧∇)ノシvvvv ーーと、腐ったことを考えたことも秘密です★ 結論! 夾先生はEDを2種作ってくれてても良かったと思いました(≧△≦)b ぜひ、保健医ver. と……コホン。組織ver. で堪能したかったです(≧ω≦)vv
カイン♪ カイン♪♪ いやもう、カインはひたすら甘かったですね〜(〃ノωノ)vvvv 渉くんの次にプレイしたもので、なんだか余計に彼のスマートな物腰が輝いて見えたような気もします(笑) カインが組織内であのような行為を甘んじて。 そして、率先して行っていた理由が判った時は「あぁぁ、そうだったんだ! か……カインてば格好良い〜〜8(≧△≦)8))))」と身悶えもしてしまった訳ですよvv 温情なんて微塵も感じさせない冒頭のカインは鳴りを潜め、「彼」を見つめる時のカインは本当に穏やかで、嗚呼、彼のために生きているんだなぁ、と強く思いました。 組織内。 もしくは半綺という生を全うするために、心の安寧を求めていたのはカインの方で、「彼」がいたからこそ均衡を保っていられたのじゃないかな、と思わずにはいられません。 それでも【家族愛】と【男女の愛】とは違うもの。 自身の気持ちを高揚させ、何よりも「カイン自身」が生きていきたいと願う力になれた唯一の女性がーー。 双葉ちゃんだった。 そのことが一番嬉しいシナリオだったのです//// 以下、私が好きだった「彼」を救うために、単身 組織へ乗り込もうとするカインへ初めて自分の想いを告げる双葉ちゃんのシーン^^ 「言わなきゃ……分からない?」 「……分かってるけど、言わせたい」 (か……カッコイイ(≧ω≦)!!) 「私も……カインのことを好きになりかけてるから」 「……だったら、もっと好きにならないうちに離れた方がいいと思わない?」 (こういう否定的な考え方をしてしまう男性キャラも大好きなの〜(ノ≧∇)ノシvvvv) 「好きになりかけてる相手ならーーもっと……好きになりたい、最後まで傍にいたいと思う」 「……いいよ、連れて行ってあげる。最後の瞬間まで一緒にいようよ」 「キミとなら、行き先が天国でも地獄でも……楽しくなると思うからさ」 〜〜〜〜!! キャ〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) 連れて行ってカインーーvvvv 何処にでも、どこへでも付いて行くからぁぁぁぁ(ノ≧∇)ノシvvvv あぁ、もうヤバかったです。ここの場面。 双葉ちゃんはとっても良い子だし、カインの艶はだだ漏れてくるし……//// [ Parallel Story ]のカインCGの破壊力と同じくらい 鼻血を噴きました(≧△≦)b!! このまま二人は「彼」と三人手を携えて……という幸せな結末を迎えるのですけれど^^ [ After Story ]でだって、双葉ちゃんはその真剣に人と向き合う姿勢でますますカインからの愛情は奥深いものになったのですけれど(*´Д`) あのパラレルストーリーのCGは反則だと思うのです!! 想像つかなかったなぁ(笑) もちろん。 実はその懐に飛び込んでさえしまえば、誰よりも厳しくて、でも甘い愛情を向けてしまう精神面でも。 鍛え上げられ、洗練された肉体美ででも(笑) どんどん、イケるところまで双葉ちゃんを魅了してやまない日々を送ってほしいなぁ、と願ってしまうカインストーリーでございました(*´艸`)vvvv
ジンはですね、「ルートが開いたっぽいから、攻略してみようかな〜^^」くらいに軽く考えていたキャラクターだったのですけれど。 いやもう何でしょう。 あの美味しい設定(≧ω≦)!! 今現在の二人が25歳と17歳ですよね? あの時の双葉ちゃんは……歳だから、ジンは……で。 と、突き詰めて考えると、ジンが人類を滅亡させても良い、と絶望するに至った年齢としては若すぎるんじゃないのかしら^^(キラン) なんて考えてもしまうのですが、良いんですよ! だって乙女ゲームですもの!!(笑) 皆がみんな。双葉ちゃんと恋愛するためのゲームなんですから良いんです! あの美味しい繋がりがあったからこそ迎えられる、穏やかな恋愛EDとなるのですもの。 多少?の強引な設定は目を瞑ることに致しました。 (ここでも、また(笑)) また、恋愛EDのみならず、ジンの場合、BadENDも綺麗だったと思っております。 まだ、気付いてはいない、でもすぐ傍らにある虚無。という雰囲気が良かったのですよねぇ(*´-`*) 「結末」に気付いた時、ジンはどうするのでしょうか? もちろん悲嘆に暮れて……。 でも双葉ちゃんが自分のすぐ傍にいてくれることには幸福を見出すのじゃないかな、と感じました。 [ After ]も、ほころびが少なくまとまっていて。 きっと何かを選んで、同時に何かを手離すということは、こういうことなのだわ……、としみじみ浸ってしまいましたし、[ Paralell ]はですね、特に言うことはないのですが(笑) あの、カップリングジャケットを拝めたのが楽しかったなぁ、と思います^^ (皆さんは、どちらがお好みでしたでしょう? 私だったら……悩んで、[フライコール]側を購入するんだろうな(≧ω≦)♪) ジンが失ってしまったと愁(うれ)いていた光を。 双葉ちゃんだけが彼に再び灯すことが出来た、あのシナリオが大好きでございました(*^−^*)vv 以上が、キャラ語りとなります。 いつも通りのクォリティでしたが……^^; 最後までお付き合いくださいまして、どうもありがとうございました! 最終的に本作への感想は、移植作のシステム周りが本当に勿体ない。 というものになってしまうのですが、本編の後に楽しむ [ After ] も [ Paralell ] も、とても楽しかったです(*^−^*) [ After ]は本編で適わなかった、更に深い愛情を誓ってもらえること。 そして、双葉ちゃんが「彼」に誓うことが出来た歓び。 これが何よりも幸せでした!! (キャラクター同士が幸せになってこその乙女ゲームですものねvv) [ Paralell] は、キャラクターの固定イメージが崩壊する恐れがあるかもしれませんので、一番最後に(贅沢な)ツマ的要素として楽しむのが一番だと思っております(笑) 何度も言いますが、カインが最高ですから是非っ(≧△≦)b★ 口コミをさらりと見ただけでも、仕様と文章の粗さ、固さ、という難点がすぐに目につく作品かとは思いますが、もしも、本作に何か惹かれる要素があるのでしたらーー。 無骨ながらも懸命にもがき、愛を誓ってくれる男性ばかりが貴女を迎えてくれますよ(*^-^*)! とお伝えしたく思います^^ 『unENDing Bloody Call』。 月光に照らされた静謐な都市に潜む愛情を是非感じていただけたらな、と思う作品でございました(*´Ω`*) |
||||||||||||||
(2013.02.09 UP) |
|
|
|
|