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| Russell.pure （2009年05月28日発売 【PS2】） |
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大陸の領土を拡大しようとする大国、シュレスベルクより独立を果たしたユクトランド王国。
自治を保ってはいるが、常に隣接する大国からの権威におびやかされている中、ついに大陸戦争が勃発。
さなかの飛行機の発明により、俄然シュレスベルク国が優位なまま大陸戦争は終結を見た。
大陸戦争より5年後、自国、ユクトランド王国軍隊から航空班整備兵としての徴集を受けた高齢の父に代わり、王都から初めて旅たつ主人公エリカ。
軍内、整備班内から様々な好奇の目で見られるエリカだが、持ち前の向上心と初めて触れる飛行機への情熱に周囲の態度も変化していく。
周囲と打ち解けた頃、変化していく国内の情勢とシュレスベルク国との国政。
そのときエリカが胸に抱いた想いは----
あなたの翼を守りたい。
エリカの想いは、「彼」を救うことができるのか。 |
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※第一章〜第十章までの章仕立てです。
 第一章〜第三章…共通ルート。
第四章〜第六章…パイロットルート、後方支援ルート、外部ルートに分岐。
第七章〜第十章…キャラクタールート。 |
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主人公の名前は変換可能。
（但し、ゲーム内名前を呼ばれるときはディフォルトでも音声なし）
アルバム機能、シーン鑑賞あり。
ノベル形式で、章内の選択肢を選んでキャラクターの好感度を上げていくアドベンチャータイプ。
移動選択肢の際は、移動先にキャラアイコンが表示されています。
選択肢を選択した際、好感度のアップダウンが表示されます。
各キャラクターには、HappyエンドとBadエンドの2種類あります。
（Badエンドにもスチル有り）
（隠しキャラにはHappyエンドのみ存在） |
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シナリオの厚さに惹かれて購入した本タイトル。
実に良い。 素晴らしい！！ と思います。
乙女ゲームとしては珍しく、攻略キャラクターの年齢が高いのも特徴かな、と思いますが、「軍隊」という特殊な空間の中での恋愛なので、年齢差を越える様が実に自然に描かれています。
シナリオとして「戦争｣が絡んできますので、攻略キャラクターのパイロットたちは直接描かれていませんが攻めてきた敵国のパイロットの人命を搾取（航空機を撃墜）しています。
勿論、自国を守ることが彼らの役目ですので、そのこと自体に嫌悪を抱かないのであれば、学園生活とは一風変わった重厚なシナリオを楽しみたい、と思っている方には是非お勧めしたいです。
キャラクターの性格付けも非常にバランス良くできていますし、各章のシナリオも読ませる力を持っています。
が、「読ませる力」ということで、1から10まで本当に小説を読む覚悟でプレイしなければいけないのも事実＾＾；
また、メッセージウィンドウのカラー変更が出来ませんので、白文字の文章を読み続けることに最初は目が疲れました(>_<)
が、シナリオの先とキャラクターへの愛情が加われば、そんなことは些細なことになります（笑）
エンディングもBadは悲劇色がありながらも、割りとライトに表現してくれていますが、戦争寄りの内容になりますので流血表現があります。
Happyエンドは、”え…これで終わり？ この先は？？ これまでは？？”と思うキャラもいれば、満足できるキャラもいたりで、エンディング内容よりもそこに至るまでの過程を楽しむタイトルかもしれません。
セーブに時間がかかるゲームですが、章内のどこでもセーブできますので、空いた時間に少しずつプレイするという方にもお勧めできます＾＾ |
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ルカ・フォルゴーレ（阿部 敦）…航空分隊第一航空班パイロット（18歳）
優しく真面目な青年。主人公の同期として最初の友人となった。
コリン・グレイディーア（浜田賢二）…航空分隊第一航空班パイロット（25歳）
女性には礼儀を欠かさない人物（笑） 実は配慮に長けた人物。
クラウス・ウーデット（藤原啓治）…小隊本部 副司令（48歳）
厳格な性格で軍内では恐れられている。大戦中はパイロットとして活躍していた。
オズウェル・アグスタ・ウエストランド（前野智昭）
…支援分隊第一整備班一等技術兵（22歳）
気難しく、他人となかなか打ち解けない。特に女性の主人公には冷たく接する。
アレック・ユーティライネン（小山力也）…支援分隊補給班 伍長（38歳）
誰にでも優しい温厚な性格。主人公の整備にかける情熱に一目置いている。
セルジュ・フォンク（代永翼）…フォンク亭 店員（16歳）
飛行機に憧れている少年。女性ながら整備班となった主人公を慕う。
ヨハン・レーヴェンハント（日野聡）…旅人（24歳）
理路整然な思考の持ち主。何のてらいもなく思ったことを口にする天然性もあり。
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（2010.01.09 UP） |
