風色サーフ


このタイトルが発売されたのは、2009年5月なのですね。
amazonさんで広告を見ましてから、ずっと気になっていた作品でした。
ゲームレビューを読んでみますと、一様に「シナリオがいい!」との太鼓判で^^
時間が取れるようになったとは言え、子どもが小さくてシミュレーション乙女はまだまだ無理なため、テキストタイプというのも丁度良く思えまして購入しました。

そうしたら、やっぱり
シナリオは素敵なんです!!
ヨーロッパを想定とした架空国家での空軍が舞台なのですが、17歳の少女が軍に赴く理由。
入隊してからの攻略キャラクターとの接触も文句なし!!
幅広い年齢から、様々な個性まで、色とりどりでした(笑)

あ。このタイトルは「イラストの好みが分かれる」、との記述もあったのですが、私はすんなり受け入れることができました。
返って、「ゲーム」というよりは「ノベル」向けのイラストが、シナリオを盛り上げていたと思います。
なんと言っても、
高年齢層のイラストがお上手なんです!!
このイラストがあったからこそ、副司令、整備班のナカジマ親方が生き生きとした存在感を得たのだと思っています^^

確かにプレイしてみての問題点もありました。

  
セーブにとにかく時間がかかる。
   
(ロードは普通です)
   (セーブが終了する前に子どもが起きたらどうしよう、とヒヤヒヤしていましたよ^^;)


  
テキストが白文字なので、背景or登場キャラクターによっては非常に判読しにくい。
    最初は目も疲れました(>_<)

  
要の機体。 「オオルリ」の発着CGがショボい……。
    いっそのことアニメーションで統一しても良かったのでは、と思います。

  主人公エリカ視点でストーリーは進んでいくのですが、
   
エリカから視点が外れて第三者視点のテキストになるのが唐突。
   あまりに突然なので、本当に驚きました。
   視点が切り替わるときは、せめてウィンドウ色を変化させるくらいの変化を出しても…。

  
スキップ機能も速度が遅い。
    本当にプレイするよりは早いかな? くらいの速度でした。

と、これくらいはあったのですが、ゲームに愛着が湧いてしまえば些細な問題点です^^
機能よりもキャラクターに力がありますので、どんどん惹き込まれていきました。
ただ……。

エンディングにももう少し力を入れていただきたかったなぁ、と思いますね。

糖度が足りない、と言いますか、 
説明不足なキャラクターが多いです!!
私は偶々、エンディング後のストーリーも楽しめる環境にありましたので、そちらで納得することの方が多々でした。
ん〜〜。そこが非常に残念です(>_<)
やはり、甘いエンディングがあってこその【乙女】だと思いますので^^;

ではでは、キャラクター語りに参りたいと思います。
(私の攻略順です。cv.は敬称略にて記載)




セルジュ・フォンク (cv.代永 翼)

「主人公を慕う年下設定」がとにかく苦手なため
(申し訳ありません)、真っ先に攻略したセルジュ。
声を当てていらっしゃる代永さんは、世間一般的には『おお振り』の田口君なのでしょうが、私には、いつも子どもと見ています教育テレビの『見えるぞ! ニッポン』のみえる君でした(笑)
その「みえる君」と恋愛できる!! というのが嬉しくて興奮した記憶が…^^;

実際、セルジュをプレイしてみますと……。

「エリカ姉ちゃん」という呼び方がいつまでも慣れません(>_<)!!

違和感ありまくりで、年下オーラも出まくりで辟易してしまいました。
しかも、セルジュを攻略しているはずなのに、第四章〜第六章までルートが同じなヨハンについつい目が行ってしまって…。
と言いますか、「外部ルート」そのものがもはや【ヨハン×エリカ】だったのでは…、と思わずにはいられません^^;
エリカもヨハンに傾いていましたよね〜(笑)

そして、セルジュルートだから仕方ないのかもしれませんが、パイロットに志願したセルジュの出撃のみを心配してコリンやルカが飛ぶのは構わない、みたいなエリカの心情表現が嫌でした…。
大好きな仲間が戦争のために飛ぶのは、それだけで切ないはずなのに……。

一転して、
エンディングを迎えたセルジュは格好良かったですね!!
うんうん。あれならエリカちゃんを安心して嫁がせられるってもの(笑)
でも……セルジュルートをプレイすると、

果たしてエリカと結ばれることが、彼にとって最良なのか…

と、考えてしまいます。
最愛の家族の「
」と、最愛の伴侶と……どちらかを切り捨てなければ、どちらかを得られないのなら、そのどちらが得がたいものなのか…。
セルジュはエリカでなくとも幸福な人生を歩めるのでは…、と思って止みません。
セルジュには大切な女性と、大好きなサラ姉ちゃんと、みんなで笑っていて欲しかったです。




アレック・ユーティライネン (cv.小山力也)

アレックさん自身は素敵だと思いつつ、他にももっと気になるキャラがいて2番目に攻略させていただきました。
そうしたら…結果的には、
私の好きキャラ2番手にいます!!
登場してくるだけでその優しさで癒されて、でもルートに進むと男気に溢れている…。
もうウットリして進めていました〜
////

最初の攻略でセルジュルート→外部ルートをプレイしていたために、このルートでのエリカちゃんの機体に対する知識吸収度合いが心配でならなかったのですが、何ということはなく進んでいきましたね。
何とかなるものです(笑)

アレックさんに惚れたのは、「後方支援ルート」の第五章!!
悪夢にうなされたアレックさんが、
同じテントで寝ているエリカちゃんを抱き寄せてしまうシーンです!!
その後の、
「ごめん。頭を冷やしてくるから…」とテントを出て行ってしまったアレックさんに、もうメロメロ〜〜〜8(≧△≦)8))))

アレックさんも良いお歳ですから
(38歳)、傍にあるぬくもりで夜を逃避するする術を知っているはずなんです。
それが好意を寄せている相手で、しかも優しい言葉をかけられたなら尚更。
でも、エリカちゃんをその対象にしてしまう訳にはいかない。
それだけの対象じゃない。
だから、ほてりを冷ますために外に出るしかなかったんだと思うんです。
そこが
思春期の少年のようで、お歳とのギャップにだだ惚れvvvv
ただただ可愛らしかったです
////

あ。この章の
オズウェルの軍服姿。格好良かったですね〜!!
いつもは作業服ばかりだったので、実に新鮮でした(
*^-^*)vv

そのオズウェルが、アレックさんルートではとにかく格好良くて!!
章によっては、完全にアレックさん本人を喰っていたのでは…と思います。
個人的には、第八章。
アレックさんがパイロットに戻る覚悟が自分にあるのか逡巡しているシーンのセリフ。

「准尉は何を怖がってるんですか?」
「エリカはまだ子どもだ。
俺から見ても五つも下だし、王都から出たこともなかった世間知らずだ」

「いい歳の男が、あんな子どもに答えを求めてるんですか?」


〜〜〜〜。オズウェル〜〜〜ッッ(T-T)
vvvv
しかも、その後の第十章。
アレックさんが飛び立ってしまった後の、エリカちゃん抱きしめスチルが〜〜〜。
あれは狡いです!!
格好良すぎですもの(T-T)!!!!

「もう、泣いてもいいんじゃないか?」

って、ギュ〜〜っとですよ!! ギュ〜〜っとッッ8(≧△≦)8))))
……ハァハァ。
アレックさんルートのはずなのに、オズウェルで興奮してしまいました^^;
アレックさんも、もちろん素敵です^^
第九章で過去の過ちを思い出してしまうシーンで、

物問いたげなクラウスの顔。
怒鳴りつけるナカジマの顔。
「思い出すな……思い出すんじゃない」
「あの子が……いるだろ……?」
「あの子が、教えてくれた。俺は飛べると……」


と自身を奮い立たせるところは感動してしまいました(T-T)
その後の、

「もしも、俺が君を好きだと言ったら本気だと思ってくれるかな?」

という告白にもキュー
////っとさせてもらいました!!
第十章で飛び立つときのセリフでも、

「君にも知っておいてほしい」
「俺はこういう男だから」


と、空に戻ってしまうなんて、待っているしかないじゃないですか(T-T)
vvvv
エピローグでアレックさんが、ちゃんと戻ってきてくれたのが本当に嬉しかったです!!
でも……。

2年も何をしていたのか気になる〜〜(>_<)!!(笑)




ヨハン・レーヴェンハルト (cv.日野 聡)

ヨハンは、 
天然ストレートな性格 が好きです(笑)
例えば、外部ルート第四章で、飛行機の勉強のためにフォンク亭を訪れたエリカちゃんに。

「ごめん。待たせるつもりはなかったんだけど……。 もっと早く来ればよかった」
「少しぐらい早く来ても変わらない。 俺は前に別れたときから、ずっと待ってたんだから」

って!! なんてサラッと仰るんですかッッ8(≧△≦)8))))
そのままのスタイルを崩さずにサラリと告白してしまうシーンも…
vv
外部ルート第五章です。

「俺は、エリカのことが好きだ」
「そのままだ。もっと親しくなりたいと思うし、一緒に過ごす時間を作りたいんだ」


本当に、普段の会話と同じトーンで喋られるので返ってときめきました(笑)
そして、外部ルートではヨハンの知識をあまねく吸収したエリカちゃんの成長を見ることができるのも良かったです。
ゲームの主人公には、「適性が伸びていく」という姿が清々しく写るので^^

【旅人ヨハン】が実は、帝国の【グリュンフォイエル】だと判ってからの展開も素敵でしたねvv
第六章で個人ルートが確定する、エリカちゃんの「模型飛行機飛ばし」を見つけるヨハン。
もうユクトランドにはいられない、とエリカちゃんを抱きしめながらのセリフです。

「俺はもうグリュンフォイエルに戻らなくちゃいけない」
「次に会えたとしても、きっとそれはヨハンじゃない。だから……もう会えない」
「俺が、どれだけ君を求めているのか…… 自分でも恐ろしくなるほどだ」
「だけど……」
「君に傍にいてほしかった。 君の傍にいたかった」


一枚絵と一緒に言われるので、切なさ感が倍増でした(T-T)
その、グリュンフォイエルも参加している、帝国との合同演習にてときめいたのは、宣戦布告を読み上げるヨハン……ではなくて(笑)、コリンでした
vv
帝国機を不安げに見つめるパートナーのルカに、

「演習ならいつも通りにやればいい。もしそうでなくなったら、俺についてこい」
「新人は一番機の後をついていく。それが生き残るコツさ」


と、これまたサラリと言うコリン。
なんてッッ。なんてイイ男なの〜〜(T-T) さすが、私の一番好きなキャラ
vvvv
私の中では、ひたすらカッコイイ!! と悶えたシーンです。

個人ルートが確定してからの第九章で、撃墜されてしまったヨハンが洞窟でエリカちゃんを想い、独白するシーンも胸にきました。

……どんな顔のエリカでもいい。もう一度会いたかった。
許されるなら抱きしめて、その存在を体中で感じたかった。
だが……それはできない。
「もう、本当に、会えないな」
「俺はここで、死ぬんだろうから……」


という最後のセリフが(T-T)!!
Badエンドルートでは、この後救出に向かったエリカちゃんに鬼のような選択肢を選ばせなければいけなかったのもツラかったです…。
それに直結したBadエンドの内容もまた……。
ユクトランド側に捕まってしまったヨハンは、見せしめとして王都にて銃殺が決定しました。
コリン機で王都に連れてきてもらった(←この流れのコリンも素敵vv)エリカちゃんもまた、処刑場でヨハンに抱きしめられながら銃殺


ですので、暗澹としたストーリーから一転してHappyエンドを見たときは実に幸せでした!!
エンディングですので、セリフのみ抜粋させていただきます^^

「貴方と共に、行けるところまで!」
「だが、大変だ。きっと世界の果てを見てもまだ足りない」
「だから…… これから俺たちは、命つきるまで一緒だ」


Happyエンド万歳!!
何もなかったヨハンが、これからは彼女との幸せで満たされるよう祈って止みません^^




ルカ・フォルゴーレ (cv.阿部 敦)

ルカは……本タイトルを購入する際に、ゲームレビューにて素性のネタバレを知ってしまったので、何となく先が分かりながらプレイしていたんです……。
そのため残念ですが、あまり心に残っていません。それが本当に残念です(T-T)!!

あ、でも。
個人ルートでお兄ちゃんの第一王子が
暗殺されてしまったのは、驚きました!!
あれは…
第三王子のルカを表舞台に出すためとは言え、思い切った演出でしたね。
セルジュといい、ルカといい…
身内の死があって成り立つシナリオは…正直、苦手です(;;

ということで?、ルカではなくときめいてしまったセリフ
vv
個人ルート第十章で、レジスタンスのアジトへ飛ぶために機体を単座から複座への二人乗りにしなければいけないシーンです。
言ってくれちゃいました、オズウェルが
vv!!

「ごめん、オズウェル。無茶させるね」

「無茶をするのはお前のほうだろ」
「女の身で、敵中深く潜り込む任務についていく以上の無茶がどこにある?」
「だったら、その無茶に応えてやる」


ってもう、オズウェルッッ。他人のルートではめちゃくちゃ男前なんだからッッ8(≧△≦)8))))
(あくまで私個人の感想です。彼は第一回、第二回と人気キャラ投票で1位ですからね^^;)

ルカ自身では、同じく第十章のレジスタンスと話をつけ、未来をエリカちゃんと語り合うシーンが好きでした。
王家と平民という身分差の恋を身に染みて思うエリカちゃん。

「いいんだ。私、わかってるから。でも、約束は守ってね。飛行機を戦争の道具にしない世界を作るって」
「そんな世界に生きられるのなら、私は幸せなんだから」
「……あぁ。俺が君を幸せにするんだよな」
それは半分は嘘で、半分は本当。
ルカも……分かって言ってる。

切ない!! 切ないですよね(T-T)!!
Happyエンドでは二人の同じ未来をルカが約束してくれますが、そこで終わってしまうのも「えぇ〜〜(>_<)!!」と思ってしまいました^^;
ルカ……本当はメインでも主役キャラのはずなのに、ごめんね(笑)




クラウス・ウーデット (cv.藤原啓治)

ふ……副司令(T-T)!!
まさか…そんなエンディングだとは……。
本当にショックでした。
副司令は外見もお声もまさに好みで、終盤にとっておいたキャラクターだったのですが、見事にやられましたね(T-T)
このスペースはネタバレレビューなのですが、さすがにエンディングを明記するのだけは控えさせていただこうと思います。

副司令の好きなシーンは第十章に固まっています^^
まずは副司令と過去のことを語りあい、手にキスをされる場面にて。

「お前はもう、私の記憶の中の小さなお姫様ではない。一人の女性、なのだから」
「私にできることは、この手を守ること。それだけだ」
「クーおじさん、か。いつかはその呼び方も変わるだろう」
「さて。意味は宿題としようか」


【宿題】ってどれだけイケズなんですかぁッッ8(≧△≦)8))))
この持って回った言い方が、実に艶があってクラクラ貧血状態でした。
まさに、
この艶は「亀の甲より年の……」  ゴホン(笑)
打って変わって、緊迫の副司令帝国フライト前シーンです。

「大陸大戦で、私を守ってくれたのはお前だ」
「このぬいぐるみがお守りだった。これを持って飛んでいれば、決して墜とされない」
「最後の命令だ、アレーニア二等兵」(←主人公の階級)

「生きろ」

そんな!!
そんな、待ってください、副司令!!
行かないでください!!
クラウス〜〜〜〜〜〜(T-T)!!

と、泣きました私…。
この後、副司令の機体からお守りのぬいぐるみが落下してしまうんですよね……。
あまりに深いジンクスすぎて、もう(T-T)
まさに、その直後のセリフです。

「願わくば、彼女の飛んでいく先にいつも暖かな色の風が吹かんことを」

あ〜〜〜〜(T-T)!!
すみません…このセリフを書き出しただけで泣けてきました……。
藤原さん上手すぎですよ。
もう、泣けて泣けて仕方ありませんでした……。
そして、司令から渡されるクラウスの手紙。

「できることならば、このままお前を守り、共に生を歩むことができたら……そう思う」
「死してお前を守ることは私の本意ではない」
「だが、最後にひとつだけ言い残すことを許してほしい」

「愛している、エリカ」


あ……ダメです。本当に泣けてきました(;;
最後にようやく名前を呼んでくれたのに……。
副司令が手紙の中でも書いていますが、この手紙でエリカちゃんの未来を縛ることは望んでいないんです。
だから、最後の一言も……本当は彼女に言質すら与えたくなかったんだろうと推察します。
それでも伝えずにはいらなかったんだなぁ……と思うと……。
涙が止まりません!!

大切な人が傍にいて、理性では抑えようとしてもつい目で追ってしまう。

そんな幸福な時間をこれからもっと二人に過ごして欲しかったです。




オズウェル・アグスタ・ウエストランド (cv.前野智昭)

オズウェルは軍服萌えですね!!(笑)

人気キャラ投票では根強い人気を誇る彼なのに……、私の食指には引っかかりませんでした。外見は一番好みなんですけど^^;
今まで攻略してきたキャラクターは個人ルートに入ってから、きちんとそのキャラクターが主軸となって動いていたのでプレイしやすかったのですが、オズウェルってシナリオ力が弱いなぁ…と感じまして…。
つまりは、
彼自身に何か問題があるのではなくて、周囲に起こっている事象の中でどういうふうに考え、選択していくか。
という内容だったなぁ……と。
オズウェルストーリーの主役は……
ドゥニさんとフランツさんだったでは……と個人的に思ってしまったり(T-T)
ドゥニさん。めちゃくちゃ好みな御仁でした。
フランツさんも器用貧乏。……いいえ。思い切り不器用なところが魅力でした。
…………。ハァ(T-T)

ま!!
オズウェル関連で好きだったシーンは、共通ルート第五章の、エリカちゃんがアレックさんと同じテントに割り振りされたところです^^

アレ 
「それで、エリカちゃんは俺と一緒ってことになるけど、いいかい?」
エリ 「はい、いいですよ」
オズ 
「おい、いいのかよ」
エリ (オズウェルが、なぜか眉をひそめてる?)
エリ 「どうして?」
トュ 「わかんない?」
ドゥ 「わかってないだろうなぁ、あれは」
オズ 
「……わからないならいい」
    「やっぱり、世間知らずだな」

トュ 「これはさすがの俺にもフォローできないな〜。うん、まぁ。おやすみ」
エリ (皆、自分のテントに入ってしまって……私はわけがわからずにアレックさんを見る)
アレ 
「ん……」
エリ (アレックさんまでなんだか変。一体、どうしたって言うんだろう?)

どさくさに紛れてエリカちゃんを自分と同じテントに誘導した姑息な(笑)アレックさんと、エリカちゃんがそれに全く気づかずにいることが面白くない→ヤキモチを焼いているオズウェルが最高でした〜〜
vvvvv

そして、個人ルート第九章で帝国に機体を奪還しに行くシーン。

「お前が待っててくれるのなら、俺は必ず帰って来る」

と、自分の帰る場所をエリカちゃんに見出したオズウェルと、

「……いいか? お前ら二人とも、帰ってこなかったら整備班をクビにするからな」

と送り出すナカジマ整備長が素敵〜〜(T-T)
vvvv

「いい仲間と、いい女。国は裏切っても、これを裏切れる男はそういない」

全くその通りです、親方ッッ(≧△≦)b

オズウェル……格好良いのに、あまり傾倒できなくてごめんなさい^^;




ティノ・アルサンド (cv.大川 透)

ティノさんは……すみません。キャラ萌えではなくて、
声萌えでした^^;
大川さんが乙女でこのような声質のキャラを演じてくださることが嬉しくて、シナリオは二の次……。
嘘です。
ティノさんは設定が
私には突飛過ぎて、ときめけませんでした(T-T)
エリカちゃんは……真っ直ぐに彼を見つめることができましたが、私には無理、かな……。

ティノさんルートで好きなシナリオは、ティノストーリー
(最終章)でした^^
帝国軍が基地に攻め入って来たときに、副司令と背中合わせで戦うところです!!
あのスチルは絶妙に格好良かったですね〜
////
副司令のセリフもまた……
vv

「守る者がいるのならば、壊すことしかできない我々にも存在する意味があるだろう」


ですよ(>_<)!!
先に副司令ENDを見ていたので、このセリフが深くて〜〜(T-T)
vvvv
……って、これ。ティノさん語りじゃないですね^^;
ティノさんは、ごめんなさい!! 好きだけど、ときめけませんでした(>_<)!!




コリン・グレイディーア (cv.浜田賢二)

コリン!!
最初から惚れてしまったキャラでした
vvvv
ナンパな態度をとっているけれど、すごく空気の流れに聡いところとか、軽薄そうなのに、自分を不利にしても朋輩を守ろうとするところとか。
もう、だだ惚れです
//// コーリーンー、スーテーキー(笑)

好きなシーンは、なので多いかも^^
まずは個人ルートに入った最初、第七章から。
エリカちゃんが自室で夜も勉強をしていて、そのまま机に突っ伏して寝てしまうところ。
コーヒーの差し入れを持って来てくれて、帰ろうとするコリン。

「じゃあ、俺は戻るから。エリカちゃんもそろそろ寝たほうがいいよ」
「え? せっかく来てくれたのにもう戻るの?」
「…………!」
「ちょ、ちょっと、そんなこと言われると、俺、ものすごーく忍耐を試されちゃうんですけど?


と、慌てるコリンが可愛くてッッ8(≧△≦)8))))
もう少しで、脳内妄想が暴走するところでした(笑)
一転して、第八章で幽閉されてしまうコリンが、彼自身をずっと信じ続けるエリカちゃんに対して、

「ふぅ……。参ったな、これは。いよいよ本気になっちゃうかもな、俺」

と独白するところも素敵ッッ(≧△≦)b
もう、とっくに惚れてるくせにもっと惚れちゃったのね!! とオバさんは興奮してしまいましたよ(笑)
その流れのままの第九章もキスシーンも、他のキャラのキスシーンとは違って、

唇ではなく、額にする

というのもポイント高かったです!!
「あの」コリンが額にする、というのが意外で新鮮で、ぽわ〜っと見てしまいました(
*^-^*)
そして、最終章の第十章。
コリンシナリオのトューフォン……酷すぎますよね……。
よくあの状態で、コリンが生還できたと思わざるを得ません。
副司令が
「三機も墜としたか…」と感嘆していたのが、記憶に新しいです。
そのフライト前夜。
コリン主催で宴会を催しての、エリカちゃんと二人だけの会話も^^

コリンは王国や小隊の未来を守ると言った。でも、その中にコリン自身は入っているんだろうか。

と案じるエリカちゃんに、コリンが言うんです。

「なぁ、エリカちゃんは俺は明日なんのために飛ぶと思ってる?」
「王国の未来とか、小隊の未来でしょう?」
「それが嘘。国や小隊なんてどうでもいい。ただ俺は君を守りたいから飛ぶ」

「それだけなんだよ」


う〜〜わぁ〜〜。コリーーン(T-T)!!
格好良い!! 素敵!! と悶えました、私(笑)
その後、二人が告白をして想いを確かめ合うところも好きです。

「私も好き。 コリンのことが好き」
「うん、知ってた」

って、「知ってた」の言い方がむちゃくちゃ好きでしたよ、浜田さんッッ8(≧△≦)8))))
こんなセリフ実際に言える男性はどのくらいいるのか分かりませんが、サラリと言えてしまうコリンにメロメロ(笑)ですよ!!
この後のスチルも驚きでしたしね!!
まさか、このゲームであのような一枚絵が使われるとは思っていなかったので非常に驚き、且つ悶えてしまいました////
(AMEDEOさんだったら慣れてるんですけどね^^;)
あのイラストのコリンが大好きです
vvvv
帝国フライト前という差し迫った状況なだけに、ほのぼのとは程遠く、切ない描写だったのも良かったんですよね。
最後に彼がエリカちゃんの元に帰ってこられて本当に安心しました。
乙女はそうでなくては(T-T)
彼女が無事にあのドレスを着る日が来るといいなぁ、と思います。




以上でキャラクター語りもおしまいです^^



『風色サーフ』。
ゲーム内の世界観もキャラクター造詣も大好きです!!

つたない感想をここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!!

(2010.01.23 UP)