本タイトルの前にプレイしていた健全乙女タイトル『GARNET CRADLE』に余りに感動したため、その感動を冷ますことなくプレイできる乙女タイトルを探して購入しようと思ったのが本タイトルです。
ですから、購入のきっかけは『すみれ』というより、『CRADLE』のためだったように思います^^;
まずは本作、【Prologue】をプレイ。
ふむふむ、こんな感じで進むのね。なるほど、なるほど。
うぅ〜ん、トウワ君は策士だなぁ。
それにしてもユキ君、好みだぁ^^ ハル君もめちゃくちゃ可愛い〜^^
というのが、ライトな感想でした。
【Prologue】終了後、ノーマルENDを集めに攻略キャラへの冷たい選択肢を繰り返し、【学園編】【歌劇編】をクリア。
その感触で、まずは「学園編」だけを先にクリアしてしまおうと思ったんですよね。
だって、学園編はプラトニック・ラブっぽかったから(笑)
それに、先に「歌劇編」もクリアしましたので、例え「学園編」で恋愛ENDを迎えても、それが4年後の「歌劇編」に反映されることはないんだ、と判ったからです。
それが個人的には良かったなぁ、と思います。
学園編で攻略キャラ5人の魅力をまず知って、それから大人になった彼らと恋愛できましたからね^^
確かに……、大好きなキャラクターがいますので、彼とは学園時代から付き合いたかった。
支えてあげていたかった、とは思いますが、それぞれの道を歩んで、それぞれの取捨選択をして掴んだ先に、相手のことを考えて、守ってあげられる人になっていた、という考え方も悪くないです。
ですから、本編を通して考えると、
学園編 片思いEND → 歌劇編 告白END → 専用ルート TrueEND
が、一番 通りが良いのかなぁ、と思いました。
【学園編】だけで言うのであれば、どこにでもある乙女タイトルだと思います。
でも、学生時代に彼の人となりを知っていると、4年後に再会する【歌劇編】に素晴らしい深みが出るんですよね。
あの時の淡い気持ちが、より深い、成熟したものとして二人で昇華できる。
それを肌で感じ取ることができて素晴らしかったです。
美蕾さんの素晴らしい演出だなぁ、と感嘆せずにはいられません。
前作の『仁義なき乙女』も素晴らしい作品だったとは思いますが、シナリオの核が悲壮的なものなので、処女作の『星の王女』無印を越えることは自分の中でなかったのですが、今回は……。
プレイを終えても、次の乙女タイトルを物色できないくらい侵蝕されました(T-T)!!
大好きなキャラクターのTrueENDが胸をついて離れません…。
もちろん、成人描写も大好きですけれどね(笑)
でもそこは私も女性ですから、根本にキャラへの愛情がないと燃えませんし。
(性欲処理だけだったら、男性向け成人タイトルをプレイした方がよっぽどスッキリすると思うんです^^;)
シナリオ & キャラクター &構成、に手抜きを感じさせない本タイトル。
プレイして良かった(T-T)!! と、心から思えます。
シナリオと言えば、【歌劇編】MAP探索での「???」イベント探しは燃えましたね!!
サツキちゃんを巡っていろんな駆け引きが見られるのが、それはそれは楽しかったです^^
特に好きだったのが、清一郎&トウワ&ハル&ユキでの『渡る世間はヘタレばかり』。
学園時代からやっぱり、心のヒロインだったのね〜vv というのがうかがい知れて大満足でしたから♪
こういう細かい演出もとっても嬉しい&楽しかったです!!
あと、主人公のボイスも好きでした^^
普段の声や、カナデに対するときには少し剣のある声になりますが、おどおどオロオロしている時の声は繊細で可愛くて、
これはトウワじゃなくても苛めたいッッ8(≧△≦)8))))
と思っています(笑)
そんな声で、攻略キャラクターにあんなことやこんなことをされて、弱々しい声を出してくれるのが大好きでした〜^^
次は各キャラクターEND語りへ参りたいと思いますが、
私の攻略順に、一つ一つのENDへ感想を付けている形式とさせていただいております。
(声優様名の敬称は略しております)
ノーマルEND
言っていいでしょうか……。 叫んでいいでしょうか……。
納得いかぁぁぁ〜〜〜〜ん(>_<)!!!!
なんで……。
なんで、
大好きキャラの専用ルート TrueEND で終われんのですかぁぁぁ(T-T)!!??
しかも、最後のENDが、あんな……。
あんな……(T-T)!!(攻略キャラクターないがしろ!!)
その後に見たキャラクター座談会でも、美味しいところは何だか「百合」っぽいし……。
個人的に、「百合」描写はENDの一つとしては受け入れることはできますが、それ以上の存在になってしまうとちょっと……キツかったです(T-T)
『すみれの蕾』は大好きな作品ですが、この仕様だけは納得できなかったなぁ。
最後は大好きなEND曲 『花』 を聴いて終わらせたかったです(T-T)
淳 ヒカリ (cv.紺野彩)
上の項目で叫んではいますが、ヒカリさん自体は嫌いではないです。
むしろ、これまでの美蕾さん作品の「百合」担当の中では、抜群に見目が良くてなかなか楽しくプレイすることが出来ました^^
愛情表現込みでプレイしましたが、行為スチルも綺麗なもので感動。
と、言いますかホッと一安心(笑)
ヒカリさんが無事にステラ歌劇団トップになったことは祝福しておりますが、
サツキちゃんは渡さないぞ〜〜(>_<)!!
と、個人的にメラメラしております(笑)
東 清一郎 (cv.プログレス)
当初は攻略キャラ初プレイをユキ君でするつもりだったんですが、ノーマルEND探しの際、あまりに清一郎の純情っぷりを見せられたので、真っ先にサツキちゃんと幸せにしてあげたい!!
と思うようになったんです。
なので序盤攻略でしたが、実に満足しております!!
学園編では意外なコンプレックスを知ることができましたし、歌劇編ではますます磨きがかかる純情っぷりに悶えておりましたvv
ではでは、END語りです^^
清一郎の勉強を補佐することをためらうと見ることが出来るこのEND。
内容は別離ENDそのものでしたね。
実にオーソドックスな内容でしたので、一番最初に見たENDとしてストンと消化することができました^^
しかも、当ENDでサツキちゃんが、
伝えられない言葉は飲み込んだ。
学生時代にには伝えることが出来なかった想い。
---- いつか。伝えられるときがくるといいな。
と、最後に独白してくれますので、” あぁ、成る程。こうやって【歌劇編】に繋がっていくのね”
と分かったんです。
構成を知る手応えとして十分なENDでした^^
これは……綺麗な終わり方でしたね〜^^
初めて聴く、幸せなEND曲の優しさに感動したENDです。
サツキちゃんからの手紙を受け取った清一郎。
「よし、お前と付き合ってやろう」
桜舞い散る木の下で。
初めて書いた手紙は----
春と共に、私の元に想いを届けてくれた。
無事、卒業することが出来た清一郎は、いつも通りの反応で^^
でも、プレイすると分かる満足感で満たされる内容です。
これは、卒業まではいきませんでしたが、学園編の中でのBestENDですよね^^
サツキちゃんを守るために一度は離れた清一郎が戻ってきてくれて、一緒に勉強しながらの夕日の中の笑顔が大好きです!!
「ずっと、俺の勉強をみてほしい。 卒業するまでも、卒業してからも、ずっと……」
涙で滲む視界の中。
ぱっと満開の花が咲いたような満面の笑みを見た。
もうすぐ春が訪れる。
これは〜〜〜。清一郎の魅力が溢れていたと思います(T-T)
良い意味でも、悪い意味でも真っ直ぐで。
真っ直ぐで正直で仕方のない人ですから、とっても幸せを感じることができたENDでした(T-T)
学園編で、いじらしいほどの純情っぷりを見せてくれた清一郎ですが、4年の歳月を経ている分、何かがパワーアップしていたような気がします(笑)
ルート分岐にもなるイベント <勘違いお馬鹿宣言> で、堂々と、
「俺はストーカーだ!!」
と言い切れる彼が素敵でした(笑)
最初見たときには ”え〜??”と驚きましたが、次からはただ可愛らしかったです^^
「ストーカー」の意味を取り違えているのも、「らしい」なぁ、と^^
一番LightなENDですね。
全攻略キャラ同一の、サツキちゃんから【告白】をすると迎えられるENDです。
……が、初めてのときはなかなかこのルートに入れなくって(T-T)!!
このENDをプレイして、『すみれ』のMAPイベントはターン15が区切りになっているんだ、と気がつきました。
つ……辛かった……(T-T)
同様に、【歌劇編】はMAP移動でシナリオの濃淡を決めるけれど、ルート分岐自体は選択肢が重要なのね(>_<)!! とも思い知らされました。
うぅ、美蕾さんグッジョブ(T-T)b
さて、気を取り直して!!
このENDの清一郎は純粋に男らしかったですねぇ^^
自分が清一郎に相応しくないんじゃないかと悩んでしまうサツキちゃんに、
「まだおどおど癖が抜けんのか。俺の彼女ならもっと胸を張れ」
「俺に告白してきたときに気合はどこへ行った」
端正な顔立ちに、にっと笑みが浮かぶ。
「案ずるな。お前は最高の女だ」
「なんたって俺の彼女なんだからな」
ですから!!
もう〜〜、これから他のENDで情けないくせに〜^^ と、逆に微笑ましかったです。
おでこをツン、と こづいてやりたくなりました(笑)
これは、Memory登録シーンから個人的に『告白』ENDと呼んでいます。
これもまた全キャラ同一ENDですが、上記のENDと違うのは……。
「彼から」告白してきてくれること!!
なんですよね〜(*^-^*)vvvv
キャラからの告白が嬉しくって、一様にドキドキして楽しむことが出来ました!!
そして……。
このENDには漏れなく、
H未遂イベントが付いてくるんです〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
これがですね。
「チラリズム効果」と一緒で、個人的には行為をしてしまうより艶めかしくて大好きでした////
ではでは、それもまじえての感想ですvv
精一杯告白をしてくれる清一郎。
「お前が好きなんだ!!」
「……私なんかでいいの?」
「他の女では無理だ。
どんなに魅力的な女性に囲まれていても、お前の顔ばかりがちらついて」
サツキちゃんOKの返事。
「俺の彼女になったからには、全身全霊をかけて愛してやる!」
「お前がいないと俺はおかしくなるからな。片時も離さんぞ」
END後、後日談。
歌舞伎鑑賞後、清一郎の家へお邪魔します。
緊張ばかりのキスが、だんだんと2人求め合うものへ変わっていく。
「サツキ……俺、もう……、我慢できん……」
「……なぁ、もう少し……いいか……?」
「このままじゃ収まりがつかん……」
サツキに突き飛ばされる清一郎(笑)
「お前に触れたいとは思ってはいかんのか」
「……生殺しとはこのことだ」
まったくもってその通り!! な展開でした(笑)
この後の2人の仲直りも可愛らしくって大好きです^^
やっぱり、清一郎はその一途なところが魅力なんですよね!!
これは……清一郎の歌劇編ルートBadでも、「正統派」BadENDなのでしょうね。
清一郎が「薬」に頼らず転院する話ですから……。
すぐ帰ってくる、と笑顔で旅立った清一郎でしたが、半年後、海外での活躍がニュースで報じられる毎日。
私にとってあの人は---- いつか帰ってくる、遠い人。
というモノローグで終わりました。
消極的な選択肢を選び続けましたからね、仕方ないです(;;
これまたルート違いのBadENDですが、此方の方が……淫靡な結末でした。
病院から清一郎宅に帰宅したサツキの元へハヤタさんが走り寄ります。
清一郎の状態が、「サツキさんがお帰りになられてから一層ひどくなりまして」 と。
真っ暗な自室でサツキを待つ清一郎。
「薬ならちゃんとあるぞ」
「お前だ」
「どこにも行くな。お前が俺の薬なんだ。お前さえいれば……他はどうでもいい」
一体、何が東君を変えてしまったんだろう。
で、締めくくられますが……。
彼を変えてしまったのは、サツキちゃんです(T-T)!!
これからの二人はきっと……救いようがない終わりを迎えそう……と思いました。
ある意味、此方の方がより暗いENDに感じています……。
これ!!
このENDは大好きですッッ8(≧△≦)8))))
Memoryの5番目にくるENDですので、本当は次項の『似たもの同士』の方がBestENDなのでしょうが……此方の方がEND後に後日談もありますし、それがまたとっても素敵なんです(*^-^*)
あ。そうか。此方は「薬」ルートなので、やっぱりGoodENDなんですね(>_<)
面白いもので、【歌劇編】には確かに成人イベントが複数あるのですが、BestENDでは1回だけの行為なんです。
後は、未遂イベントに終わるのが特徴で。
だから、行為だけで見るのならBadENDやGoodENDルートの方が濃いんですよね〜^^;
ってな訳で?、成人イベント込みで感想いきます!!
イベント<砂糖菓子の精>にて、ようやく互いの気持ちを確かめ合う二人。
深い口付けを交わしながら……。
「……お前……本当は砂糖菓子の精なんじゃないか。何で、こんなに……」
「っ、くそっ、止まらん……!」
と、切羽詰る清一郎さんにメロメロでございました(T-T)
その後の、
「あれ、おかしいな……」
「……くそっ、わからん……どこだ……?」
発言には可愛らしくって、本当にサツキちゃん一筋できたのが窺い知れて笑顔になってしまう私(*^-^*)
清一郎、素敵vvvv
その後の、成人イベント<乱れる姫椿>。
「っ、決まっているだろう、男が着物を贈る理由なんてひとつだ……」
で(笑)、和装のサツキちゃんを押し倒す清一郎でしたが、行為の後に、
「あ、あまり俺を喜ばせるな。また激しくするぞ……」
「ん……いいよ……激しくして……」
(反則です(笑))
「だ、だからお前は……っ、だぁぁっ! もう、後悔するなよ!」
と、悶絶してしまう清一郎さんが、もっと好き(笑)
本当に可愛いなぁ(*^-^*)vvvv
ENDで、「何もあいつだけが女じゃないだろ」とトウワに言われる清一郎でしたが、
「俺にとって、女は最早あいつしかおらん!」
と、公衆の面前で憚らずに言ってくれたのが素敵でした////
そして迎えたEND後にですね……。
うぷぷ(笑)
スキップしながら帰る1組のカップルの姿があった。
2人の周囲にお花畑の幻が見える。
(トウワ、ハル、ユキの前を) 腕を組んだバカップルが通り過ぎていく。
「あの人たち、どこまで行くんだろう……」
という地の文と、最後のハルの呟きがナイスすぎて大笑いッッ(≧△≦)b
可愛くって、おかしかったなぁ^^
本当にね。サツキちゃんが屈託無く付き合っていける、という観点だけで見るのなら、清一郎が一番だと思うんです。
真面目な二人なんだけど、同じようなところが抜けているので(笑)
あぁ、本当にとっても好きなENDでした(*^-^*)
【歌劇編】でのBestENDに当たります。
このENDだと、清一郎は「薬」に頼らずにサツキちゃんと解決策を模索するし、何より諸悪の根源?が解明。 誤解だと判るんですよね。
それにしても、サツキちゃんとの善後策の途中、
「あーもう、辛抱たまらん」
「サツキ、揉ませろ!」
と、挑みかかっていく清一郎に爆笑してしまいました(笑)
あれは……サツキちゃんじゃなくても、突き飛ばしちゃうなぁ、と^^
そんな未遂イベントもありましたし、その後の行為イベントが清一郎の成人イベントでは一番好きです!!
もうですね、清一郎がサツキちゃんを好きで好きで堪らない状態でH をしているのが、此方にどんどん伝わってきて本当に嬉しかったんです(*^-^*)
嬉しさがこみ上げて、自分の内側がきゅんと締まった。
「ぅあっ!」
挿入してすぐ達してしまった清一郎(笑)
途端に涙目で見上げられて、うっと息が詰まる。
「サツキ、俺、俺……お前を幸せにしてやれないかもしれん……」
サツキちゃんが大好きで先走ってしまって、そんな自分が不甲斐なくて半泣き…。
可愛すぎます、清一郎!!(笑)
その後の、
「はぁ……お前、この俺をさんざん翻弄しやがって。一生尻に敷かれそうだ」
「えっ、あの……この体勢よくなかった?」
「馬鹿、そういう意味じゃない」
「お前には完敗ってことだ」
っていうセリフが優しくて、苦笑交じりに認めているのが窺えて!!
もう、もう、とにかく好きな流れでした(T-T)vvvv
END自体はこのENDより、先の『お姫様のキス』の方が好きですが、行為は断然このルートが大好き!!
ENDは……。
あのENDスチルを見て、
サツキちゃんの服装……。コナン君??
と、思ってしまったのは私だけでしょうか(笑)
これはまた……。
清一郎が実際にサツキちゃんと付き合うと対面しそうな問題がテーマでしたね。
そうそう。【学園編】で恋愛ENDを迎えても【歌劇編】に影響しないように、【歌劇編】でどんなに濃いルートを通ってきても【専用ルート】はまた別内容のシナリオなんですよね。
大抵は、<告白をして両思いになりました> っていう感じからスタートしていたと思います。
【学園編】の恋愛ENDが仮定のものであるように、きっと【歌劇編】の恋愛BestENDも仮定のものでしかなく。
やはり【専用ルート】のTrueENDこそが最終形なんでしょうね^^
清一郎の専用ルートも、彼の「一途さ」の良い面も悪い面も浮き彫りになった内容で、実に納得できる仕上がりだったと思います。
END語りの前に。
当ルートで大好きだったシーンがあるんです。
それは、「彼女」となって清一郎の自室に初めて入ったときのもの。
清一郎の机の上に、学園の卒業式の日、部員全員で撮った写真を見つけるサツキちゃん。
お茶を淹れて戻ってきた清一郎が慌てふためくところです。
「み、見たのか? 見たよな? 見てないのか!?」
「しゃ、写真だけか? ほ、他のはっ」
サツキちゃんが学園時代、バレンタインに贈ったチョコレートの包装紙がハラリと落下。
「そのっ、あまりにも地味な包装紙で珍しかったというか、貰えたのが嬉しかったというか」
「ぶ、部活の思い出というか、お前との縁が切れるようで食うに食えなかったというか……そのっ」
「ありがとう……大切にしてくれて。ありがとう」
瞼の奥が熱くて、上手く言葉が出て来なかった。
引き出しの中から何かを取り出す清一郎。
「ほら、これでも使え」
差し出されたそれは、レースのハンカチだった。
「汚しても返すなよ。それは持って帰れ」
ハンカチの裏に取り忘れたような値札のシールが貼ってあった。
日付を見ると、4年前。
今度こそ涙が溢れた。
この人は本当に馬鹿だ。馬鹿で、そしてとても純粋で。
4年前のプレゼントを大事に持っているような、とても一途な人だ。
大切にしよう。このハンカチも、思い出も。
今度は私がこの人を大切にしたい。強くそう思った。
〜〜〜〜(T-T)
良くないですか!? もう感動してしまったシナリオです。
とても好きでした(T-T)!!
上記の感動シナリオの後、清一郎に冷たい選択肢を選び続けると到達するENDです。
お互いに好きなのに、なす術もなく別れる二人。
切ないですが、傍にいてくれるムツキが優しいので救われます。
サツキちゃんに別れを切り出され落ち込むばかりの清一郎に、清源が声を掛けます。
「教えてもらった大事なモンを忘れちまってどうする」
「てめぇの胸に手を当てて、女の事をよーく考えてみな」
の言葉で開眼する清一郎。
満月がバックのENDでしたが、それでも希望が残っている終わり方でした。
これは上記ENDから続く内容です。
サツキちゃんと別れて後、孤軍奮闘。結果を残してサツキちゃんを迎えに来る清一郎。
舞い散る桜を背景に、
「ああ。相変わらずお前が好きだ」
「俺はお前が一番大切なんだ。サツキ、お前を愛している」
「二度と離さない」
と言ってくれるのですが、私の心の中では、
" えぇ!!?? 歌舞伎辞めちゃったの!? ダメじゃんッッ。全然良くないじゃんッッ。
そんなEND嫌だ〜〜〜(>_<)!!”
という嵐でいっぱいでした^^;
まぁ、スタッフロール後に、実は「タレント活動」をしていて、ハヤタさんも付き人のままでいるし、サツキちゃんも清一郎も幸せそうだったので、安心しましたが。
それにしても驚いたENDでした。
来ました!! 清一郎TrueENDですッッ!!
上記と同じように奮闘し、頭角を現し始めた清一郎に追い風が吹き始めました。
そうしてサツキちゃんを迎えに来てくれる清一郎。
「この先一生、お前しか愛せそうにない。どうやら俺はお前がいないとダメみたいだからな」
「だから、この一生分の俺と引き換えに、お前を幸せにする権利をどうか俺に」
というセリフとCGと、流れるEND曲の『花』が(T-T)!!
清一郎がようやくサツキちゃんと、本当に結ばれることができて良かったね!!
おめでとう〜〜〜(T-T)
と、感極まってしましました。うぅ、ぐすん(;;
END後の後日談では、ムツキに 「はぁ、これで梨園の嫁が務まるのやら。心配だよ、姉ちゃん」 と言われてしまいますが、
「心配ないぞ。サツキがどんな嫁になっても、俺はお前一筋だからな」
「もう……バカ。恥ずかしいよ」
「おう、嬉しいぞ。お前のバカと大嫌いは好きの裏返しだからな」
で、また感動し、
一生分の幸せは2人で作ろうね。
というサツキちゃんのモノローグに、さらにどわっと感激してしまった私でした。
学園時代に不意をつかれてサツキちゃんへの恋に落ちてしまってから、本当に長かったね、清一郎君!!
でも、とってもとっても良かったね。幸せになってね〜〜(T-T)
と、素直に思えたENDです。
清一郎ルートは他のキャラクターのように思い切った捻りがある訳ではありませんが、その分、サツキちゃんへの想いにとっても満たされる内容だと思っています(*^-^*)
ハヤタ (cv.大石けいぞう)
ハヤタさんは…初めて MAPイベント解放を知ったキャラでしたので、戸惑いました^^;
” えぇ?? MAPイベント解放って?? どこから?? どうやって??” と。
清一郎の付き人だから、清一郎と同時攻略した方がいいのかな、と最初に試みて失敗。
見事、清一郎ルートに入ってしまいました(笑)
なんだ、ハヤタだけ追いかければいいのか。
と、得心してからはスムーズでしたが、ビックリしましたね〜。
ハヤタさんルートは、私にとってまさしくサブキャラルート。
ふむふむ感とドキドキ感がいい感じで薄かったです(笑)
こういう(MAP解放)サプライズがあると楽しいなぁ^^
と、思ったくらいでしょうか。
ENDも、これからも応援するね、といった距離感だったのに(別に一歩踏み込んで恋愛には発展していなかったと思うのですが…)、ファンディスクではハヤタさんストーリーもあるようなので、” いつの間に結婚まで進展を!?”
と驚きました^^;
真面目な二人なので、一番きっちりした内容になっていそうだなぁ、と思ったりしています。 |
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鈴城カナデ (cv.先割れスプーン)
カナデは……攻略キャラの中でも「王子」的な立ち位置にありながら……。
美蕾さんは、カナデを一体どうしたかったんだ??
と思わざるを得ません(>_<)
【学園編】では引越し先から転入してきて一緒に部活動&卒業を迎えるのに、【歌劇編】では引越し時から
これまで一度も帰国していないことになっているし。
そこでまた関係を築いたかと思えば!!
【専用ルート】では「巴草ソウ」がカナデ自身だと、「サツキちゃんに気づかれてさえいないって」(>_<)!?
確かに一つ一つのルートを見ると、そこはやはりサツキちゃんのコンプレックスを作ってしまった人物なので、ドラマチックに仕上がっているんですよ。
でも、両思いになって安堵して、それなのにまた一から関係の作り直しって……。
正直、プレイする方としてはきつかったです(T-T)
シナリオなんだろうなぁ、とは思っていても付いていけませんでした。
他のキャラクターも学園編の恋愛ENDこそ持ち越せませんが、「学園を卒業した演劇部仲間」という土台はしっかりしているので、ルート自体がぐらつくことはなかったのですが、カナデは〜〜、もうッッ(T-T)!!
せっかくの王子キャラなのに勿体ないですよ、美蕾さん!!
ただでさえ、サツキちゃんに冷たく接してしまうキャラクターなんだから、もう少し考えて欲しかったです。
なので、カナデファンの方は、一度プレイした後に、こういうものなんだって最初からリプレイするとすんなり感動を受け入れることが出来ると思います。
だって私がそうでしたから(T-T)
一つ一つはとても良いのに…勿体ないキャラクターだなぁ、というのが一番の感想ですね
^^;
上記の通り、海外へ引越ししてしまったもののサツキちゃんのことが気になって仕方ないため、コンクールを理由に帰国してくる内容です。
カナデに対してずっと、ひたすら冷たい選択肢を選び続けると到達するEND。
ずっと誤解とすれ違いのままで終わってしまいます。
どちらも救われないENDでした。
BestEND一歩手前で、突き放す選択肢 「嫌い」を選ぶと見られるENDです。
これまたBadEND^^;
カナデの強引な行動が原因で、学園でもどこでも顔を合わせない日々が続きます。
カナデが海外へ戻ってしまう当日、手紙を渡されました。
そこには----
「ごめん」
の文字だけ。
お互いに好きなのに気持ちに気づくのが遅くて、もう会えなくなってしまうという終わり方。
サツキちゃんがカナデを受け入れてあげることが出来なかったのだから、仕方ありませんが……
もし現実にこういう別れ方をしたとしたら、気持ちはあるのですから お互いの中で美化できて再会時に再燃もアリだな、と思いました。
カナデルートに乗ってから冷たい選択肢を選ぶと、たどり着くENDです。
想いは通じたのに、それが理由になることもなく海外へまた戻ってしまうカナデ。
帰国する前に、以前渡せなかったプレゼントを渡してくれます。
「来年の春」
「すみれが咲く頃、お前の誕生日に、もっといいものをプレゼントしてやる」
の言葉と一緒に^^
希望は持てるけれど、やはり深くはなれない内容でしたね。
これは……あの「ベッドに入れてあげる」という選択肢を選んでも、カナデが何もしないENDです(笑)
まぁ、此方の方が、より【学園編】らしい内容だとも思いますが^^
あのスチルは、ほんわかしていてとても良いイラストだったと思います。
想いを積み重ねて、いよいよ卒業式の日。
海外へ戻ってしまうカナデに、サツキちゃんが思い切って告白をします。
「私、カナデが好きなの!」
「……海外に行っても、私のこと忘れないで!」
次からのカナデの一連のセリフがとても好きです(T-T)
「……忘れてねぇよ」
「1日だって、一瞬だってお前のことを忘れたときなんてない」
「……ずっと、お前が好きだった」
「忘れてくれって言っても、もう一生忘れてやらないからな」
最初の「忘れてねぇよ」が、すごく沁みるセリフで!!
ようやく想いを伝え合うことが出来た二人が幸せです(*^-^*)
ただ……個人的に残念なのが、カナデルートのHappyENDではBGMが 『初恋』 になってしまうことでした。
カナデはそのための存在なので仕方ないのですが、学園編のこのENDは 『手のひらに太陽を』
で堪能したかったなぁ、って思います。
このルートは……。驚きましたねぇ〜!!
当ルートをプレイするまで【学園編】はプラトニックラブだとばかり思い込んでいました。
まぁ、他のキャラクターに限ってはそうなんですけど、カナデは……。
さすが王子キャラ!! ばっちり?、成人描写がありました(≧△≦)b☆
上出しました、例の「ベッドに入れてあげる」と選びますと……。
そこに至るまで好感度が上がる選択肢を選びまくっていますから、それはもう!!
怒涛の展開ですよ〜〜ッッ////
以下、セリフ抜粋。道程は実際にゲームプレイで楽しんでいただければ、と^^
「もう少し、そっちに行っていいか?」
「……いい匂いがする」
「俺……」
「お前のことが好きなんだ」
「だから……お前がそばにいて眠れるわけない」
「……こんなに近くにいて、我慢なんてできるわけないだろ」
「お前とこうしたいって…… ずっと思ってた」
このときの、カナデ覆いかぶさりスチル!!
とっても色っぽくって大好きです〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
隣の部屋に声が漏れてしまわないか、ドキドキシチュでしたし……。
う〜〜ん、堪能させていただきましたvvvv
この後の、カナデの告白を受け入れる選択肢を選んだときのサツキちゃんのセリフも…。
「カナデの馬鹿……。 順番……逆だよ……」
の言い方が、すごく好き(T-T)!!
ようやく両思いになれた二人は、一緒に登下校を始めます。
これがまた幸せそうで、プレイしている側としても満足でした〜^^
ま…… その……、この後は「歯止め」が利かなくなってしまうカナデを楽しんでいただければ、と(笑)
そして、ついにカナデが海外に戻ってしまうことに向き合う二人でしたが、
「俺、大丈夫かな……」
「朝起きたらすぐにお前のこと考えて、夜寝る間際までお前のことで頭がいっぱいで」
「わ、私もそうだよ……」
「そうか……。 ……よかった、本当に」
サツキちゃんも自分と同じ気持ちだと知って、本当に嬉しそうに笑うカナデ(T-T)
今まで抑圧していた自分の想いをぶつけることができて。
それを、そのまま受け止めてもらって。返してももらえて……。
本当に良かったね!!
紆余曲折してここまで来たけれど、最後の、
「だけど、今なら言える。俺、本当にお前のことが好きだ」
「だから……。お願いだから眼鏡 外さないでください!!」
のセリフが珠玉だと思いました(笑)
うんうん。若くって、とっても良いENDだと思っています(*^-^*)
【学園編】でENDを迎えた後だと愕然とする設定の【歌劇編】。
最初にプレイしたときには、カナデが引越し時から22歳になるまで帰国していない設定に「???」でした。
でも……。この後の解放される【専用ルート】より好きな設定だったります。
やっぱり、「存在」はちゃんとサツキに知られている状態のプレイが一番スムーズだったので。
カナデは本当に何度も言いますが、シナリオで損しているキャラクターだなぁ、と思います。
サツキちゃんからの告白で迎えるLightENDです。
この回には、カナデの当ENDを探すよりMAPで「???」イベント集めに燃えていました^^;
トウワとのイベントでは、ぜひもっとトウワにいじっていただきたかったなぁ、って思いますね(笑)
さて、サツキちゃんの告白を受けて、
「俺もお前が好きだ。この気持ち、ずっとお前に伝えたかった」
と言ってくれるカナデですが、その後は、今までの関係が関係だったので今さらどうしていいか分からない二人が素敵でした(笑)
END時の、
「ね、これからはずっと一緒にいられるんだよね?」
「当たり前だろ」
「何年越しの片思いだと思ってんだ。
お前が嫌だって言おうがどうしようが、絶対に離してやるか」
のセリフを受けて、カナデがこの先 海外へ戻るにしても自分も着いていく。と決意しているサツキちゃんが好きです(*^-^*)
LightENDはじわじわ感じられる幸福感が良いですね^^
各キャラ共通「彼からの告白」ENDです。
どのキャラもそうなんですが、告白してくれる内容がキュンキュンで堪りません////
カナデも勿論、サツキちゃんのコンプレックスを作った張本人ですから、カナデにしか出来ない告白内容だったと思います^^
「好きなんだよ、お前が」
「お前以外との恋愛なんて考えられなかった」
「過去のこと、水に流してくれとは言わない。これから償っていく」
「だから、俺と付き合ってください」
「私も」選択。
指がメガネのつるに触れた。
ゆっくりと外されて、視界がぼやける。
「もうこんなもの外しておけ。……必要ない」
「お前はブスじゃねえよ」
〜〜〜〜ッッ。
最後のセリフが大好きでした!!
カナデから聴けるから幸福感倍増なんですよね(T-T)
更に、END後、今まで片思いが長かったのでサツキちゃんの気持ちに自信がないカナデをサツキちゃんが慰めます。
「私のファーストキス」
「カナデのことが好きだから。カナデは初めてじゃないかもしれないけど……」
「ば、ばか! お、俺だって初めてだよ!」
「ず、ずっと、お前とって思ってたんだからな……」
報われたから良いようなものの、カナデも純真すぎますって(笑)
本当に可愛いなぁ(*^-^*)
で、『告白』ENDに付き物の、未遂イベントも楽しかったです!!
サツキちゃんを恋人にすることができて、本当に幸せなのが伝わってきました^^
カナデの「強引な行為」の後、冷たい選択肢を選び続けると迎えるENDです。
それからカナデとすれ違いの毎日を過ごし、最後に挨拶だけをするんです。
後悔するカナデと、精一杯 普段どおりに話そうとするサツキちゃん。
「月末に、あっちに帰ることになった」
「今度来るときは、春がいいよ。桜、綺麗だと思うから」
「……来ない」
「……これが最後だ。……もうこの国に来る気はない」
お互いに好きなんだけれど、亀裂が入ったまま別れてしまうENDでした(T-T)
END的には【専用ルート】にはやっぱり適わないなぁ、と思いますが、これも大好きなENDです!!
このルートは「専用」とは違って、最初から最後までサツキちゃんが「カナデ」と向き合って、いろいろ考えて、その結果
行動してくれるところが好きでした。
上記ENDと同じですが、こちらはカナデの強引な行為の中にあった想いを受け入れます。
サツキちゃんの自室前、扉越しに謝罪に来たカナデ。
「……悪かった」
「俺、ガキの頃からずっと、お前が好きだったんだ」
「許されるなんて思ってないけど、知っておいて欲しかった」
立ち去るカナデ。追い掛けるサツキちゃん。
「私……、私、カナデのこと……」
「好きなの!」
「……馬鹿だな、お前。俺が何したのか忘れたのか」
「とっとと行けよ。……もう一度、同じ目に遭いたいのか……」
「……いいよ」
「それでもいい。 ……私はカナデのことが好きだから」
ここで、どわ〜〜〜っと感動しました(T-T)!!
サツキちゃんに受け止めてもらって、本当に良かったね!! って。
晴れて両思いになった二人のイチャラブも楽しかったです^^
家族旅行に出かけているため、留守宅になっているサツキちゃん宅でくつろぐ二人。
成人イベントとして、ここは「口」でするサツキちゃんなのですが、この時のCGカナデが実に色っぽいんですよ〜〜////
さらに、達してしまった後に、
「……洗面台、行ってくるか?」
「ううん。このまましたい……」
「じゃあ、おいで」
って言ってくれるのですが、最後の「じゃあ、おいで」がもうッッ8(≧△≦)8))))
すっごく優しい口調なんですよぅvvvv
あぅあぅ。先割れ様、相変わらず素晴らしい表現力でございます(T-T)vvvv
END自体も、カナデの強引さが良い意味で突出していて好きでした。
あ。ここだけ、「専用ルート」の前振りだと考えればいいのかな。
そうすれば、美味しいところ取りで私自身が納得できそうです(笑)
BestENDなので素直に祝福してあげたいのに、「専用ルート」ではもっと思いがけないシナリオ展開が待っているカナデ。
前途多難だ!! でも、愛の力で乗り切って〜〜ッッ(笑)
正直……カナデ専用ルートは感想打ち込むのすらキツイです(T-T)
前出していますが、このルートではサツキちゃんの前に現れるのは、「ピアノ演奏者「巴草ソウ」なのであって「鈴城カナデ」ではありません。
もちろん、両者は同一人物なのですが、サツキちゃんが「ソウ」をカナデだと気づく」のが各ENDになってからなんです!!
しかも……。
このルート……、カナデの本心すら読めません(T-T)
一体、何を考えてこんな冷たい態度ばっかり取っているのか……。
手放したくないんだったら、それなりの言動を取ろうよ……、と思ってしまいます。
それでも、一緒に過ごす二人の間に時間は流れる訳で。
サツキちゃんがカナデのことを想ってくれて、ヒヤヒヤ。本当に良かった(>_<)
と、ついつい感じてしまったルートでした^^;
「ソウ」にひたすら冷たい選択肢を繰り返していけば入手できるBadENDです。
このENDに限ったことではなく、「専用」冒頭シーンへのツッコミなのですが……。
自分からサツキちゃんを身の回りの世話役として呼んだんだったら、
「俺の邪魔は絶対するな。命令には絶対服従だ。わかったな?」
って切り出すの止めません(>_<)!?
サツキちゃんじゃなくても引きますって^^;
まぁ、そんなこんなでENDで何の余韻もなく「ソウ」の正体に気づくシーンがあるのですが……。
それだけのENDでした。
個人的にも、無事にムツキMemoryを入手できてホッとした記憶だけしかありません^^;
意外や意外。
「ソウ」にずっと好感度の高い選択肢を選び続けると到達するGoodENDです。
何故なんでしょうね??
もはや、カナデの「捻くれ」は公式設定ということでしょうか(笑)
クリスマスイヴにソウから正体の告白を受けるサツキちゃん。
そのまま、気持ちの告白もしてしまうのですが。
これまで「ソウ」と重ねてきた時間。
「カナデ」と過ごした記憶。
をサツキちゃんが振り返り、
私の返事は決まっています。
ううん、決まっているよ。カナデ。
のモノローグで終了してしまうEND。
えぇ!! ここで終わり!!?? て思いました。
やっぱり、この二人。好感度が高すぎるとダメってことなのかしら〜(笑)
BadEND一歩手前で分岐するGoodENDその2。
それなのに、此方の方が糖度が高いなんて何故〜(笑)
これは告白後のカナデの一味違う対応に驚きました。
今回の仕事が終了したら、ソウが海外へ戻ってしまうことを聞いたサツキちゃん。
お別れの挨拶を口実に、自分の心に住み着いてしまったソウのマンションへ行きます。
「私、巴草先生の事が好きなんです」
「……俺には、お前と付き合う資格はない」
一回、断ったッッ!?煤i@△@;
「やっぱり、好きな人……いるんですか……?」
「いる。 ……眼の前に」
「……ずっと昔から」
自分が「カナデ」だと告白するソウ。
「俺、なんかでいのか……?」
「俺なんかじゃなくて、カナデがいいの」
「俺も、ずっとお前だけを見てた」
うわっっ。今の声色、カナデの中学時代の声だ!!
凄い!! 先割れさん、絶妙すぎる(T-T)!!
と感動もしました〜〜(T-T)
その後の、
「もし、今からでも間に合うなら……俺と、付き合ってくれませんか……?」
「はい」
の、今までの人生の告白全てをやり直し、みたいなシーンも好きです(*^-^*)
ほんわか ほんわかENDでしたvv
きた!!
ついにここまで来ました!! な、長かった〜〜(T-T)
【学園編】【歌劇編】【専用ルート】。
全てのGoodENDを見ても、BestENDを見ても、それは存在しない通過点に過ぎないENDで……。
この二人がくっつくまで、本当に長かったですよ!!
まぁ、その分 やっぱりENDでは感動しましたし、何よりカナデが幸せになれるのでとても嬉しかったです!!
さて、興奮を お伝え^^!!
当ENDでようやく(笑)、カナデのコンサートを見ることができるサツキちゃん。
コンサートも終わりの時間となり、最後の曲が弾かれます。
「最後に弾く曲は、昔、ある人のために僕が初めて作った曲です」
「その人は僕の初恋の人でした」
その曲から「ソウ」が「カナデ」だと気づくサツキちゃんに、カナデから「会いたい」と連絡が入ります。
(この 『初恋』 という曲も優しくて大好きなんです(*^-^*))
「引越しする前……。あの時、酷い事言って悪かった。ずっと謝りたかったんだ」
お互いの本心をようやく打ち明けることが出来る二人。
「私……。カナデの彼女になりたかった……。あの時から、ずっと……」
「……もしよかったら、俺と……。俺と付き合ってくれないか?」
今度こそ、一歩、前に踏み出してカナデに右手を差し出した。
「長い間、待たせてごめん。俺、お前の事が好きだった。小さい頃からずっと……」
「誰よりもサツキを愛してる。 ……ずっと離さない」
本当に長かったけど、良かったね(T-T)!!
サツキちゃんもカナデも報われて、ようやく一緒に歩むことが出来るようになって!!
本当に嬉しかったです!!
プレイしているときは本当に感動していたんですが……、こうして感想を書き出してみると、【学園編】から【専用ルート】まで謝ってばっかりですね、カナデ^^;
ENDの最終内容は、この日のために『すみれの蕾』があったんだろうなぁ(T-T)
っていう内容だったんですけど……。
叫びます!!
写真のカナデ、格好悪いよ〜〜〜(T-T)!!
ああやって柔らかく笑えるようになった、ということなんでしょうが、ツンツン尖っているカナデが好きだったので……。
ちょっとショックなエンドCGでした。
カナデファンの方、最後の最後に ごめんなさいね^^;
でも、カナデの想いが報われて本当に良かったです(*^-^*)
早坂ムツキ (cv.大石けいぞう)
巷でファンの多いムツキ君。
私も兄派よりは断然、弟派なので転ぶかな〜、と思っていたのですが……。
全く転びませんでした(>_<)!!
おかしいなぁ……。
『ときメモGS』無印で「尽」に転んでから、『月ノ光 太陽ノ影』ではまんまと「一輝」にハマッたのに。
おかしい(>_<)!!
それはやっぱり……
外見が好みじゃなかったから。
なのかな……。うん。
もちろん、ムツキ以上に今回は攻略キャラクターの魅力にメロメロだったことも挙げられます。
でも、やっぱりムツキの外見が私好みのユキ君や、ハルのようだったら危なかったんだろうなぁ^^;
なので、本当は大興奮してお送りするべき項目なんでしょうけれど、ムツキ君のイベントで好きだったのは、風邪を引いた彼にお粥を食べさせるところだけ…だったかも、です。
最初にお粥を食べさせずに、「置いて出ていく」を選択すると、
「食べさせてくれないの?」
と、甘えるような声で訊いてくるんです!!
最初は、あまりに甘い声なので私も聞き間違いかと思いました。
えぇ!! 「弟」だよね!? 「姉」だよね!? と。
まぁ、今さらなんですが^^;
そのすぐ後の、地の文、
甘えるような声に、聞き間違いかと振り返ると、ムツキがじっと私を見つめていた。
「食べさせてよ?」
〜〜〜〜〜〜!!??
きゃあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜8(≧△≦)8))))
め……めちゃくっちゃ、甘い!!!!
大石さんの力量の素晴らしさッッ(T-T)vvvv
これだけは。
ここだけは、いたくムツキファンの気持ちが分かりました!!
あれは……ヤバイ。 ヤバイです、えぇ(>_<)!!!!
ファンディスクに2通りのムツキシナリオが存在してしまうのも納得の出来映え。
今回は攻略キャラクターへの愛情が強すぎて、私の中では「優しい弟」というポジションでしたが、ムツキMAPルートで、実は周囲に人気の高いムツキだけどムツキは姉しか見えていない(心配していない)、という設定は大好物でした^^!!
あれは実に美味しいですね〜vv
あ。あと……小さなツブヤキとしてみてください。
姉が「サツキ」なので、弟が「ムツキ」になったんだろうなぁ、と想像は付くのですが……。
あの……赤子と一緒にいる身としては……、「ムツキ」って「オムツ」のことだよなぁ、と切なくなってしまう名前なんですよね〜(T-T)
他にも「ハヅキ」とか「フミヅキ」とか、後「カンナ」とかにしても良かったんじゃないのか…、と考えてしまいました。
〜〜〜〜。 し、失礼します(>_<)!!
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ユキ (cv.木島宇太)
実は外見が一番好きなのがユキ。
サツキちゃんと両思いにさせてあげたかった序盤2人を攻略し終えて、ようやく自分のためにゲームプレイをしたような感じでした^^
ユキは確かに「ちっちゃい」んですけど(笑)
周囲の状況を見極められるところ。
そういう「出自」だから、楽しく過ごすための術を身につけるように生きてきたところ。
でも、自分の我がままを押し通せてしまう、少し強引なところ。
そんな性格が大好きです(*^-^*)
ユキをプレイしている間、純粋にサツキちゃんとの恋愛を楽しめました^^
楽しかった〜。
楽しかったです^^
【学園編】では昼休みに「中庭」を選択して、「あえてチョキをだす」シーンが好きでした。
あのバスケシーンは、毎回キャラとの絡みを楽しみしていたので、ユキとの掛け合いが嬉しかったなぁ^^
現実的に私が「男性」として好きなのは、ユキだろうなぁ、って思っています。
ユキに対して冷たい選択肢を選びつつ、最後で明るめの内容を選ぶと到達するEND。
仲の良い時間を過ごしたけれど、また元の「部活仲間」という関係に戻ってしまった内容です。
いつかこの時間を、懐かしく思い出せる日が来るのかな。
というサツキちゃんのモノローグで終わりますので、Badではあるのでしょうが
【歌劇編】へと続くENDだと思っています^^
これは、最後までユキに対して冷たい選択肢を選び続けると迎えるEND。
分岐シーンとなる、屋上でのキスイベントが印象深いです。
「知ってる? 僕は誰も信用してないんだよ?」
「……ありがとう。作ってくれるって気持ちは嬉しかったよ」
イベントCGの冷たい眼差しと、最後の諦めたような優しい言い方が好きでした。
BadENDに相応しい、切ない内容だったと思います…。
上記BadENDを見た後でしたので、屋上でのキスイベントを受け入れてあげることができたのが、とても嬉しかったBestENDです(*^-^*)
ENDでの告白内容も大好きでした!!
「もっと2人の時間、続けたいってことだよ」
「……ずっとこのままいたかったのって、僕だけ?」
「彼女、になったの……?」
「なったの。今さっき」
「もう絶対離さないから」
彼女になったことへの嬉しい戸惑いを、「なったの」って肯定する言い方が!!
もう〜〜〜。木島さん、最高ですッッ8(≧△≦)8))))
最後のセリフも実にユキらしくって、可愛らしい言い方をするんですけど、どこか強引さを感じるんですよね^^
エンドCGのユキの幸せそうな笑顔も、とても嬉しかったENDでした!!
4年後のユキってば……やっぱり、めちゃくちゃ格好良いですッッ(T-T)
こんなにユキの外見に転んでるのって、少数派なのかな?? と思ったりもしますが^^;
個人的に、サツキちゃんへの私が求める行動を取ってくれるのがユキなんです。
トウワは私にとってキラキラ王子様ですし、ハルは存在自体が堪らなく好きなので、それはそれで特別なルートなんですが。
ユキのサツキちゃんに対する、一挙手一投足にとにかく満足したルートです(*^-^*)!!
但し……あぁ。 これは後述した方がいいのか……。
ユキの性格も好きですし、あの強引さを快く感じています。
加えて、好みのルックス。
だからこそ……。 うぅ……。
【歌劇編】のBadEND 2種は私にとって、凄い衝撃でした。
多分、二度と見返せない、と思います(T-T)
あんなに格好良いのに!! 逆に、格好良いから!!??
あ……ダメだわ……。ループしてしまうので、END語りへ参りますね^^;
各キャラ共通 LightENDです^^
これはですねッッ。
サツキちゃんの告白に対するユキのリアクションが、もう私好みすぎてッッ8(≧△≦)8))))
遊園地デートの帰りに、ユキへの想いに自分で気が付くサツキちゃんへ。
「……僕のすごくすごく勝手な勘違いだったら謝るよ」
「その顔って僕のせい?」
「頷く」を選択。
「ダメ。全然ダメ。やり直しを要求する」
「……好きな子に告白されて慌てるなんて、かっこ悪い」
ユキらしい〜〜^^
最初の切り出しが、とにかく好きでしたvvvv
もちろん、その後の照れくさそうに言うセリフもvv
この後のEND内容も、いかにも「恋人」って感じが滲み出ているのが大好きです^^!!
【歌劇編】BestENDの次に大好きなEND。 各キャラ共通、『彼からの告白』ENDです。
ユキからの呼び出しに応じて、広場に会いにきたサツキちゃんへ。
「……いや、ちょうどいい機会だと思ってさ。最近、周りにライバルも増えてきたし」
「一度ばしっと言っておかないと、君ってぼーっとしてるから……」
「僕、サツキが好きだ」
「1人の女の子として、君が好き」
いや、もう////
周りに牽制宣言しつつ、告白に持っていってくれるところが、さすがユキ(T-T)!!
木島さんの声も、本当に「ユキ」というキャラクターに不可欠なお声で……。
素晴らしくキュンキュンさせていただきましたッ(≧△≦)b
この後の、END内容がまた……。
未遂イベント含みで、感想いきますねvvvv
歌劇団の残業で居残るサツキちゃんに、遅くまで付き合うユキでしたが……。
「……服だけじゃなくて、僕も構って。……でないと、拗ねちゃうよ」
ミシンを掛けるサツキちゃんの背後に回るユキ。
「……君ってさ、意外にあるよね。胸」
「僕と付き合い出してから大きくなったような気もするな」
「こうやって僕がしょっちゅう触るせい?」
悪戯でも仕掛けるように、胸の先をつままれる。
「……もう固くなってる」
「相変わらず、いやらしいね」
ユキ〜〜〜〜(T-T)
なんてッッ。
なんて、アダルト発言が似合う男なんですかッッ8(≧△≦)8))))
大好きなイベントシーンでありましたvvvv
結局、残業どころではなくなって(笑) 帰路を一緒にするサツキちゃんに、またいろいろ言葉で仕掛けるユキ。
そのサツキちゃんの返答に、
「今から僕の家に行こう」
「サツキが悪い」
「あんな可愛いこと言われて、このまま帰せるわけないじゃん」
なんて、のたまってくれるんですが!!
私を酸欠状態で殺す気ですか、ユキ(笑)
どのキャラもそうなんですが、『告白END』の未遂イベントは美味しすぎると思います////
実に堪能させられたENDでありました(*^-^*)
うぅ、来てしまいました…。ユキのBadENDその 1です。
ちょっとした箇所で分岐するのですが、ユキに冷たい選択肢を選び続けると入手できるEND。
END内容は激しく苦手なのですが、そこに至るまでは好きなセリフ、シーンが割りとあります。
上出していますが、私の中でユキは周囲に気を配れる人だと思っています。
それは恋愛に関してもそうで。
同じようにサツキちゃんのことを好きでも、自分の想いに一生懸命で周囲が見えなくなっている、素直になれないでいるのが清一郎とカナデ。
ユキと同じようにサツキちゃんを取り巻く感情に気が付きながらも、サツキちゃんの気持ちを尊重しているのがトウワ。
また、気が付いていても、逆にそれが足枷になって身動きがとれずにいるのがハル。
それでも自分の意思を通そうとする 我があるのがユキ。
と いうように感じています。
だからこそ、ユキのBadルートはこういうシナリオになったんだろう。
ユキルートでしか表現できなかったんだろうな、とは思うのですが……。
あぁ、ツライです(T-T)
でも、まずはシーン語りに参りますね。ENDの内容自体はサクッといくと思います。
いつものようにトウワから雑用メールがサツキちゃんに届いて、それを彼女が承諾したことがキッカケで変化していくユキとの関係。
「僕たちって、何なんだろうね?」
「君を見てると、わからなくなってくるんだ。僕が間違っているのかな」
自分の「彼女」として、しっかり自分を見つめて欲しいユキと、地の性格から周囲の好意に気づかずに危なげなサツキちゃんとの間に、どんどん歪みが生じます。
行為イベント <豹変>より。
「ちゃんと捕まえたはずなのに、相変わらず自分がどう見られてるかの自覚がなくて、笑っちゃうくらい無防備で」
「……心配して右往左往してるのが、なんだか馬鹿みたいに見えてくるんだ」
「君が僕の言うことを無視するなら、僕も僕で勝手にやるよ。いい考えでしょ?」
いつも優しい笑顔を見せてくれたあのユキ君が、鋭く硬い凶器でもって私を貫いていることが
にわかに信じられなかった。
「っ、んんっ……あっ……くっ……はぁっ……あ、ぁ……」
「……あと何回かしたら、とろとろに溶けて、男を離さない体になる……かもね……」
「……はぁ……そんな風になっても、逃がさないけど……ね……んっ……」
突き上げる下の感覚は熱くて荒々しいのに、触れる手はこんなにも優しく扱ってくれる。
サツキちゃんのことを好きで好きで仕方ないのに、底にある温度差にどうしようもなくなってしまったユキが切なくて、逆にそれが婀娜っぽくて……。
好きなシーンでありました。
その後の、歯止めが利かなくなったユキとの通用口での行為イベント <綱渡りの情事>も嫌いではないんです。
あれが……ユキとだけの秘め事であるなら……。
「可愛いよ……。ねぇ……もっと乱れてみせて……ん……っ」
一度抜いたものを再び奥深く埋め込まれた。
誰かに見られたような、草の擦れる音に蒼白になるサツキちゃん。
「い、嫌……あ、あああぁっ!」
「ぅあ、ちょっと……っ、くぅぅっ、んっ!」
「……まさか、サツキにイかされるなんてね」
最後のセリフなんて、それだけだったら大好物です(T-T)!!
なのに……うぅ、ぐすん。
理由は書き出したくないので、真相はぜひ本編で(T-T)
この後に直結するEND内容も(>_<)!!
あんなサツキちゃん……。愕然としました。 と言いますか、悲しくて仕方なかったです。
最後にユキが、
「……もっと……僕を呼んで……君の可愛い声で、呼んで……?」
「大好きだよ。やっぱり君は最高の彼女だ」
って、切なさそうに言ってくれるのだけが救いでした。
このEND……私は二度と見れないと思います(T-T)
上記BadENDにある条件を付加すると、見ることのできるBadENDその 2です。
このENDに関しましては……。
本当にごめんなさい!! 何も書くことができません(T-T)
そうですね。……でも、これだけは。
ユキの「彼」に対する言動。
サツキちゃんの「彼」に対する、あまりの心の空洞さ。
ユキルート上のENDなので仕方ない表現なのですが、それらが切なくて悲しくて仕方なかったんです。
これって、本来は萌えルートなのでしょうか……。
私が「彼」を大好きで、「ユキ」のこともキャラクターとして大好きで。
だから余計に残酷に感じたんだと思います。
一言で言うと、私が歳なんだと^^;
ですので、このENDに関してはスルーでご容赦くださいませ…(T-T)
「ユキ」のENDとして、一番好きなBestENDです!!
もう、全てがふんわりと幸せで、でも相変わらずユキは攻め攻めで(笑)
ユキが彼氏となる最上の内容だと思っています(*^-^*)vv
未遂イベントなのか…ただのキスイベントなのかな??
とにかく <危険なキスゲーム> イベント大好きでした〜〜8(≧△≦)8))))
21時過ぎまで、残業で居残っているサツキちゃん。
衣装部の部屋にユキが迎えに来てくれます。
「ご飯食べるのくらい忘れるくらい仕事してたんだ。いつか体壊すよ」
と、心配しながらスティック状のお菓子を差し出してくれるのですが……。
きましたッッ!! 定番の、
お互いが端と端から食べていくゲームが始まります////
もちろんですね、お菓子を食べるだけで終わるはずがなく〜(笑)
「放っておかれたお返し」 と、
「ん……唇、開けて……」
「そう……息継ぎのタイミング、合わせて……」
「僕の呼吸に……合わせて……んっ、息……しよ?」
「……そう、上手。……ふふ、自分から舌絡めるなんて……積極的だね……」
と、それはそれは壮絶(笑)な深いキスの応酬がッッ8(≧△≦)8))))
ヤバイ……。私も息継ぎするのを忘れるくらい、悶えてしまったシーンです(笑)
しかも、最後に、
「ごちそうさま」
って、ユキ〜〜〜っっvvvv
もう、本当に此方こそ!! ご馳走様でしたぁぁ8(≧△≦)8))))
さて^^ 次はストーリーが流れ出す契機となる未遂イベント <食欲と色欲は紙一重>
です。
ここはサツキちゃんへのユキの心情に共感できて、嫌いではありませんでした。
イベントCGのユキも半端なく艶めいていますし////
相変わらず無防備に過ごすサツキちゃんに絡みつくユキ。
「……ほんと、自分のことに無防備なんだから」
うなじにまたひとつ、キスを落とされる。
唇と一緒に歯を当てる感触がした。
「ねぇ……いつまで僕のこと焦らすの?」
「嫌だ嫌だって言ってても、結局は許してくれる」
「そういうとこ、嬉しいけど危ないんだよね。
……心配していいのか喜んでいいのか、すっごい微妙」
劇場内での行為だったので、寸でで拒むサツキちゃん。
そのサツキちゃんを見て、
「……不安だからかな。するっと僕の手から抜けてどこかに行ってしまう」
だから、しばらく距離を置こう。
と、ユキが切り出すんです。
この後の、広場での二人の仲直りは最高でした!!
サツキちゃんがちゃんと自分の想いを自覚して、ユキにそれを伝えて。
ユキもそれに真摯に応えて……。
【歌劇編】をプレイしていると、好きな気持ちを持て余しているユキを何度も目の当たりにするので、本当に嬉しかったです(T-T)
サツキちゃんを想う気持ちが報われて、此方も幸せでした!!
ですから、サツキちゃんがきちんとユキを見つめてからの、幸せな行為イベント
<君をちょうだい> は、とにかく満たされました(T-T)vv
ユキがサツキちゃんを想い続けていた心に、ひたすら感動してしまって……。
「優しくするって約束する。だから、改めて言います。君をください」
いつになく真剣な眼差し。……ユキ君って、こんな目もするんだ。
「僕だけ見てて。他のやつなんて見て欲しくない」
「こんなサツキも、絶対、誰にも見せない」
初めての行為の痛みに震えるサツキちゃんへ。
大丈夫、大丈夫。
そう言って何度も髪を撫でてくれる。優しい手つきが、涙が出るほど嬉しかった。
「……っ、やっと、君と繋がれた……。心も……体も……全部……」
「……サツキが……サツキが……、僕の腕の中で……僕に抱かれて……こんなに悦んで……」
「たまらない……サツキ……好きだ……ずっと……ずっと君とこうしていたい……っ!」
行為中の最後のセリフが、本当に大好きなんです(T-T)
ユキって、日常的にサツキちゃんに好意がある態度をとっていたので、それで逆にサツキちゃんの気持ちも急には変われなくて、お互いにすれ違って……。
心から好きだと思っている人に、同じように気持ちを返してもらえてよかったね!!
と、強く思いました。
二人が結びついてからのENDも、実に微笑ましい?、いえいえ。ドキドキしながら楽しませていただきました^^
ENDは、広場で二人が一緒にカツサンドを食べているシーンなんです。
サツキちゃんの指に付いてしまったソースを口で舐め取りながら、
「こうやって舐めても、友達じゃ気づかないよね?」
「気づかないって、な、何?」
「お誘いのサイン」
って、エンドCGのユキの表情に浮かんでいる艶と言ったらッッ8(≧△≦)8))))
このBestENDでは、ユキに終始ドキドキさせられっぱなしでした////
ユキの強引なところが上手く表現されているなぁ、と感心せずにはいられません^^
本来は【専用ルート】のTrueENDが最終的なものなのでしょうけれど。
何度も言ってしまいますが、「ユキ」と迎えるENDとして最高のエンディングでした(*^-^*)!!
ユキの【専用ルート】は、あまりにネタバレ度が高いので細かな説明はせずに、本当にEND感想だけでいきたいと思います。
私個人はとても感動したルートです!!
「なるほど、そうきたか」という驚きと、ユキの切なさと……。
未プレイの方で、ここを読んでくださっている方がいるのなら、是非本編で堪能していただきたいです^^
感動したシーンのみの抜粋です。
微かな体温だけが ユキ君がそこにいる証だった。
「……君と会えてよかった」
書き出して今、気がつきました。
このセリフ……。奇しくも……クリスマス公演と同じものなんですね。
お互いが、お互いに、そうだったのですね!!
うわ〜〜、美蕾さん、素晴らしいです(T-T)
このエンドCGもまた……素晴らしい出来ですし。うぅ(T-T)
BadENDですので切ないけれど、感動的な内容だと思っています。
二人が距離を置いてしまうENDですが、エンドCGにて、
彼が楽しそうに笑う顔。
振り向いてくれた時の表情。
に じんわりきました。
そこにサツキちゃんはいないのですけれど、彼に幸せになって欲しい、と素直に思える内容でした。
彼と会う広場にて。
「特に、君が最後に言った台詞が今でも頭から離れないんだ」
「……あのとき、どうしてだかすごく嬉しかったんだ」
「まるで、あの台詞は僕だけに言っているように聞こえて……」
この後に続くサツキちゃんのモノローグが、とても好きです!!
まさにEND名に相応しい内容で……。
って、逆なのかな。
あの気持ちがあるからこそのエンディングなのですよね^^
儚さと背中合わせの幸福感が好きなENDです。
クリスマス公演終了後の帰り道。
ユキを想いながら、サツキちゃんが泣きそうになるシーンです。
「それでも……会いたいよ……」
「じゃあ、会えばいいんじゃない?」
BGMが 『空に舞う花びらと希望』 なのが、また(T-T)!!
「やっと迎えに来れたよ。遅くなってごめん」
「……ユキ君?」
「ただいま、サツキ」
駆け出し、愛する人の胸に思いっきり飛び込んだ。
その勢いでバランスを崩し、一緒に倒れ込んでしまう。
「僕、まだ (一部カット) 。 丁重に扱ってください」
くすくすと笑うユキ君の言動は、ユキ君そのもので。
今度こそギュッとユキ君を抱きしめた。
優しく撫でていた腕に、今度は優しく抱きしめられた。
「もっと、抱きしめていい?」
力が込められ、お互いの体が密着する。
離れないように。離さないように。
「ユキ君、大好き」
「僕も。愛してるよ、サツキ」
---- ユキ君。
本当に ----
---- 本当に、あなたと会えてよかった。
ここで流れるEND曲 『花』 と、このエンドCGがとても幸せでした(T-T)!!
カナデのTrueENDが、サツキちゃんにとって一番のENDなら、
トウワのTrueENDは、キャラクターENDとして一番の。
そして、『すみれの蕾』 というゲームとして一番のTrueENDなのが、このENDだと思っています!!
サツキちゃんはきっと、彼にどのキャラクターよりも深く、「重ねられた」想いで愛されるのでしょう。
そう思うと、本当に。
本当に素敵なEND&シナリオでした。
ユキ君が…… 「彼」が、大好きです(*^-^*)!!
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夜凪トウワ (cv.皇帝)
トウワは……まさしく「王子様」という言葉が相応しい人だと思います^^
ルックスだって、常時「俺様」の態度だって申し分なしですから!!(笑)
最初はトウワの【声】にやられたんですよね、私。
だって、皇さんですよッッ!!
何も知らずに本タイトルを購入して真っ先に衝撃を受けました。
まさかッッ。
まさか、皇さんを成人タイトルで攻略できるなんて〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
と……(笑)
でもですね、それって最初の方だけで、プレイする毎に「夜凪トウワ」というキャラクターにどんどん惹き込まれていったんです。
今では、「皇さんがトウワの声」 じゃなくて、皇さんのお声って何てトウワに合うんだろう。
と思っております。
どちらにしてもイタイですか(笑)
後述させていただきます 「日下部ハル」と対極の位置を成しつつ、私も双極として好きな二人^^
トウワは私の中の「綺麗な部分」が惹かれて止まない、と言っていますし、
ハルは私のドロドロまで満たしてくれる理想的なキャラでした。
ですので、トウワのキャラ語りは綺麗に綺麗に追っていけるといいな、と思います。
ん〜〜〜〜。
トウワのキャラクター設定は非常に大好きなのですが、【学園編】のシナリオ自体は……個人的にイマイチでした(>_<)
【学園編】をプレイして、私の中の溺愛キャラがハルにすとんと落ち着いてしまったくらいですから^^;
トウワのような性格のキャラクターがいかにして恋に落ちるか…、ということで、あのようなシナリオ展開になったのだと思うのですが、ENDしか甘くないのが淋しかったんです。
もう少し、骨組みの部分にも糖度が欲しかったなぁ、と思うシナリオでした。
トウワに冷たい選択肢を選び続けると たどり着くENDです。
サツキちゃんの元には何も残らない、というEND内容で……。
いつもなら、そのまま【歌劇編】に繋がりそうな片思いっぽい内容で終わるんですけれど、トウワに限っては、【Prologue】ENDが通りが良いなぁ、と思いました。
演劇部を除名になってから半年後、サツキちゃんがコンテストの結果通知を携えて部室を訪れるEND^^
これは……驚きましたねぇ。
これまでのストーリーから一転しての甘々な内容だったことに驚きつつも、非常に満足しました!!
演劇部復帰をトウワに願い出るサツキちゃん。
「……俺たちの部活に入部するには、まず雑用からしてもわらないといけないんだけど」
「嫌ならここまでだね」
「ううん。嫌じゃない。全然 嫌じゃない」
「入るからには、しっかりやってもらうからね」
「じゃあ、さっそく仕事」
「着替えてきて」
この会話中、BGMが『きらめく想いの中で』 なのが、もう!!
ひたすら感激しながら見つめていました。
ここから先の展開&エンドCGも大好きです!!
うわ〜。うわ〜〜。トウワ〜〜(T-T)vvvv
と、悶えておりましたよ(笑)
トウワって、本当に高校生なのかしら?? (失礼(笑))
あの歳で、あの色気って凄いと思います!!
【学園編】BestENDとなります、当END。
エンディング直前の、
屋上でのトウワとサツキちゃんの会話が キュンキュンでしたッッ8(≧△≦)8))))
あれは……「青春」以外の何ものでもないですね(笑)
サツキちゃんに見えるひたむきさに、幾人かの彼女への「想い」を納得する素振りを見せてくれるシーンが好きでした^^
その中にトウワも入ってしまうんだなぁ、と思うことが非常に心地よかったです(*^-^*)
そして、迎えるエンディング。
二人で映画を見るために街へ出ているときの会話から。
「あのさ、これ、デートだってわかってる?」
「俺は、てっきりそうだと思ってたんだけど。違うの?」
「その調子じゃ、ほんとに映画に行くことしか考えてないだろうね」
「え……、どういうこと?」
「まあ、いいよ。そのほうが、いろいろと教えがいがある」
「きっちりエスコートしてやるから、しっかりついて来いよ、サツキ」
「うん」
戸惑いながらも嬉しそうに、含められた意味に気づかずに返事をしてしまうサツキちゃんにも、ところ構わず艶を振りまいてくれるトウワにも、ドキドキしてしまったENDです^^
トウワの中では、サツキちゃん限定の艶でしかあり得ないだろう、と思うのがますます嬉しかったり♪
糖度が足りなくて精神的に長い道のりだった【学園編】のBestENDとして、実に満足させていただきました(*^-^*)vv
分かりにくいトウワの性格が生かされるのは成人してからだろう、と思っていましたので、非常に楽しみにプレイをした【歌劇編】です。
実際、その通りでプレイ中は終始ドキドキが止まらずに悶えておりました(笑)
そして、これはトウワのルート全てを終了してから気が付いたことなのですが。
一見、トウワってサツキちゃんに対して一番?分かりやすく「ご主人様」気質(笑)を発揮しているのですが、
どのルートでも必ず、サツキちゃんに逃げ道を用意してくれていると思うんです。
自分が距離を縮めてしまう前や、サツキちゃんの気持ちを聞いてくれるとき。
それに気がついてから、もう!!
本気でトウワにぐらぐらしましたッッ(>_<)!!
プレイ終了後も引きずってしまう、忘れられない美蕾さんのキャラ作りに、ただただ感嘆致しております(T-T)vvvv
全キャラ共通のLightENDですね^^
このルートは……。
このルートでしか味わえない MAPイベントの妖しさに眩暈を覚えましたよッッ8(≧△≦)8))))
それは、MAP17ターン目の <連戦連敗ボードゲーム>イベでした。
行きつけの喫茶店で、清一郎を将棋を指しながら待つトウワとサツキちゃん。
「将棋が強くて意外。夜凪君はどちらかと言えば、チェスのイメージだから」 というようなことを言うサツキちゃんに。
「取った駒を使えるのがいいんだよ。チェスはそれができないからね」
「捕まえたら、全部支配してやらなきゃ気が済まないんだ」
目がこっちを向いて、思わず視線を逸らしてしまった。
……どういうつもりで言ってるだんろう。
〜〜〜〜。
どういうつもりも何も!!(笑)
本シナリオではく、たかがMAPイベントと高をくくっていたので油断しまくりでしたよ〜(T-T)
「全部支配」、ですか。「全部」なんですよね。
…………。
トウワの破壊力に完敗です(T-T)vvvv!!
続いて、サツキちゃんからの<告白>シーンから。
「わ、私、夜凪君のことが……、好きです」
「知ってるよ」
「……それで?」
「はい? じゃないよ。続きは?」
「好きだって言ってそれだけで満足なら、俺は今すぐ帰るけど」
「……つ、付き合ってください?」
私から言っているはずなのに、どこか言わされているような気になるのはどうしてだろう。
(言わされてるからですよ!!(笑))
「……俺と付き合うからには、相当の覚悟をしてもらうからね」
最後の科白は……素晴らしいです!!
これは「専用ルート」をクリアすると、本当にぞくりときます。
いろんなことを考えてしまったんだろうなぁ……(T-T)
でも、このときはただ純粋に、この告白の流れが可愛らしくって微笑ましく見ておりました^^
そして迎えるエンディングです。
時間が経っても変わりのない距離感に、本当に付き合っているのか不安に思うサツキちゃん。
その彼女の手を……
ぐっと手を後ろに引かれた。
体が前のめりになる不思議な感覚と、額に触れた柔らかいもの。
「唇にしなかっただけ、ありがたいと思いなよ」
「……唇は、お前がしてくれって言わなきゃしてやらない」
ゲホッ。ゴホッ。
あまりの不意打ちにむせましたよ(T-T)!!
これって。
これって、LightENDだよね(>_<)!!?? と確認せずにはいられない、垂れ流される艶(T-T)!!
その後の会話、
「その、どうして眼鏡を選ぼうなんて思ったの?」
「決まってるだろ」
「自分の彼女にするやつは、俺好みにしてやりたい」
が、もうッッ8(≧△≦)8))))
しかも、悶絶しているうちにEND曲が『空に舞う花びらと希望』になってるし!!
キュンキュンの幸せ感に追い討ちをかけられて、しばらく動けませんでした(笑)
トウワルートは最初から幸せすぎます〜(T-T)vvvv
はい。全キャラ共通 『彼からの告白END』です^^
トウワはキャラクターの中でも特に告白しそうにないタイプに思えましたので、それはもう楽しみプレイさせていただきましたvv
まぁ、結果は……なんですけど。「らしい」ですよね^^;
でも、そこら辺はBestENDで解消されるので、満足していますよ〜!!
まずは好きだったイベント <雷鳴> です。
突然の土砂降りに、仕事を終わらせた二人が劇場内で一緒に止むのを待つ、というシーン。
そこに雷鳴が轟くのですが、雷が大の苦手なサツキちゃんは……
目の前にいるのがどれほど怖いものかも忘れて、必死に片腕にすがりついた。
「光って音がするだけだろ」
「光って音がするから嫌なの!」
「……」
「雷を怖がるなんて、お前もまともな女みたいだね」
最初の地の文に大笑いしました!!
「どれほど怖い」 って(笑)
この後の、何、事実を言い合っているんですか と思える二人の掛け合いも好きです^^
私は雷鳴の光も音も大好きで、子どもと一緒に見たりするのですが……。
男の人には、堪らない設定なのでしょうね〜^^
そして、このルート限定のMAPイベント <前門のホラー 後門の鬼> から。
休日にトウワから呼び出されたので、また雑用か…、と待ち合わせ場所に来たサツキちゃん。
「デートに普段着で来る女なんて、どうしようもないね」
「デッ、デート!?」
晴天の霹靂。だったでしょうね(笑)
しかも、その後なぜかホラー映画を見ることになってしまい…。
終了してからの会話です。
「それほど恐がること?」
「足元から髪の毛が出てきたらどうするの……!」
と、怯えるサツキちゃんの声色がめちゃくちゃ可愛らしかったですッッ(≧△≦)b
これは……内心、トウワも嬉しく聞いていただろうなぁ、って思います(笑)
そして、その後。
夜凪君に手を握られたと思ったら、ポケットに私の手ごと突っ込まれた。
「は、放して……」
「放したら俺が寒い」
「カイロは黙ってて」
と、トウワスマイル付きで言われるのですがッッ。
どれだけ可愛い子ちゃんなんですかッッ8(≧△≦)8))))
俺様なのにな〜。トウワがとっても、とっても可愛くて堪らなかった場面でしたvvvv
もう少し先で迎える、<彼からの告白>イベント。
またも「デート」(笑)をした帰り、サツキちゃんの自宅前にて。
「お前はしっかり手を引いていないと、また転びそうだからね」
「いつ転ぶか、はらはらしながら見てるくらいなら、手元に置いたほうがずっと楽だ」
あら?? 何だか、陰陽師として男子校に乗り込んでいった先のクラス担任(別乙女タイトル)にも、同じようなことを言われた記憶が(笑)
そして、握られたままの二人の手。
「……さ、触られてると落ち着かない」
「離してたら、こっちが落ち着かない」
「人に見られたら勘違いされちゃうよ?」
「勘違い、結構じゃない。そのときは本当にしてしまえばいい」
「そのままでいる」選択。
ちゃんと言葉にして欲しい、というサツキちゃんへ。
「例えばどんな?」
「……す、好きです」
「よくできました」
言わされてます(笑)
手を握ったまま、そっと耳元に唇が近づいてくる。
息のかかりそうなほどの距離で、小さく、確かに声が聞こえた。
「俺もお前のことが好きだよ」
〜〜〜〜〜〜////
す、皇さん〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
凄い。……凄い破壊力だったのですが!!
このゲーム、深夜にイヤホンプレイは危険ですよ(笑)
この後の、END内容も好きでしたね〜^^
もちろん?、私が大好きな(笑)未遂イベントも込みで語らせてください!!
仕事帰り、一緒に帰路につく二人。
LightENDと同様に、これまでのスタンスを崩さないトウワに、本当に私のこと好きなの…かな?
とサツキちゃんが思った、ちょうどその時。
清一郎から飲みへのお誘いの電話が携帯に掛かってきました。
ふと気付くと、夜凪君の体が私の後ろにあった。
私を抱えるように、後ろから腰に手を回す。
な、なに……?
見上げると、にっこりと微笑まれた。
「……続けて」
と、まぁ……電話越しにいろいろと「悪戯」を仕掛けてくるトウワにも、悶えすぎて窒息するかと思ったのですが(笑)
個人的には、その後の会話が大好きなんです!!
「悪いのは俺?」
「……恋人を放っておいて、他の男と楽しげに喋る女には、なんの責任もないのかな」
ねめつけるような瞳。
「これくらいで済むなら、可愛い悪戯だと思いなよ」
髪をすくついでに、耳を軽く引っ張られた。
さっきまでの態度そのままに、先に歩いていってしまおうとする夜凪君の隣に並んだ。
まだ少し迷ったけれど、無造作に放り出されている手を取る。
「夜凪君」
「……私が好きなのは、夜凪君だけだよ」
「知ってるよ」
最後の!!
最後の呟きが……!!
サツキちゃんの不意打ちに動揺し、そのままかわせずに、明後日の方向を見ながらの返事になるんですッッ8(≧△≦)8))))
ぶっきらぼうで、でも、トウワが欲しかった言葉なんだろうな、という感情が読み取れる声色で。
この言い方がとにかく好きで、何度も見てしまったENDです(*^-^*)
消極的な選択肢を選び続けると迎えるBadEND。
「10日間の契約」をサツキちゃんルートで進めての分岐だったので、ここで「何を期待していたの?」って突き放された内容だったらどうしよう(>_<)!!
と、内心ビクビクだったのですが、予想とは違って突き放される訳ではなかったのでホッとしました。
トウワから見れば 努力次第じゃない? という感じが読み取れたのですが、そこで消極的にしか考えられないからこその結末なんですよね^^;
でも、やっぱり優しい終わり方だなぁ、って思います。
上記、サツキちゃんルートで迎えるGoodENDです。
トウワは本シナリオだけでなく、MAPイベントも本当に楽しくて……////
その気持ちも残しておきたいので、いろいろ寄り道して語らせていただきますね^^
楽しみな全キャラ共通イベントに、MAP12ターン終了後に発生する <同窓会>
があります。
同窓会が終わった後に、好感度がその時高いキャラに送ってもらえるのですが、その時の会話とかサツキちゃんへの気持ちを仄かに見せてくれるのが好きなんです(*^-^*)
トウワの場合は素直な性格でない分、非常に楽しみで〜♪
「便利な雑用が外出恐怖症にでもなったら困るから、送ってあげるよ」
そういう言い方できましたか(笑)
そのまま、「仕事は順調か」と問い、
「なんとかなってるよ」
「まあ雑草は粘り強いからね」
「踏んでも踏んでも、起き上がってくる。踏み甲斐があるよ」
「べ、別に踏んで欲しくなんかない」
「拒否権があると思うの?」
「まあ、たまには送ってやるから、せいぜい働いてよね」
……。
もう!! 素直じゃないんだから!!(笑)
「送ってあげる」と言った発端だって、夜道を歩くサツキちゃんを心配してのことでしたし、つれなくしても、サツキちゃんが離れていくのは許さないし……。
トウワったら素敵ッッ8(≧△≦)8))))
後、何でもないMAPイベント <日常8> なんですが。
サツキちゃんが街中のクレープ屋さんで、何を買おうか迷っているシーンです。
彼女の背後から声を掛けるトウワ。
「よく、そんな甘ったるいものが食べられるね」
「夜凪君? まさか、クレープを買いに……?」
「お前が見えたらから確かめに来ただけだよ。甘いものはあんまり好きじゃない」
ということは……。
自分とサツキちゃんの居る場所には、少なからず距離があったということで。
そこをわざわざ近づいて来てくれた。 ということですよね!?
”あいつ……何やってるんだか……” と溜め息混じりに近づいてきた姿が目に浮かぶのですが、そんなトウワこそ。
話しかけに行っちゃうんだから、可愛いです(*^-^*)!!
上記の次のMAPイベント <彼のお洋服>。
広場でサツキちゃんと会ったトウワ。
暑い日だったので、外套を脱いで飲み物を買ってくる、と言います。
「荷物の番は頼んだよ。
帰ってきたとき、フラフラとどこかに行ってたら許さない」
もう〜〜//// 素直じゃないんだから!! ←二度目(何度でも使いそう(笑))
トウワを待つ間、彼の外套が気になって袖を通してしまうサツキちゃん。
それを見つめながら戻ってきた時の、セリフがまたッッ!!
「お前の匂いがする。 気になって着られたもんじゃないよ」
そうだよね〜〜(笑)
サツキちゃんが袖を通したコートを羽織りなおすと、
彼女に包まれているような、そのまま押し倒してしまいたくなるような……。
そんな、きっと悶々としてしまうのであろうトウワを思うと最高!!
なイベントでした(≧△≦)b
さて、ここからは「10日間の契約」サツキちゃんルートに乗っ取って語りたいと思います^^
(長いですね〜^^; 本当に失礼致します)
喫茶店でのダーツイベントにて、始まりと終わりのセリフ。
「負けたら10日間、俺の奴隷になってもらおうかな」
「それくらいしてもらわないと、やる気が出ない。どうする?
今なら逃げるのも自由だけど」
「10日間よろしく。ご主人様」
最初のセリフは、あぁ やっぱりトウワだ。 と思い、最後のセリフは、
す、皇さん!!!! ひぃ〜〜〜〜////
と、思いました(笑)
この後の、初日、劇場から送ってもらった後の展開は……トウワファンには堪らない流れですよね!!
送ってもらったお礼を素直に言い出せずに、トウワの顔をただ見つめてしまうサツキちゃん。
ここから、シーン <口付けの合図> が始まるのですがッッ。
凄い「艶」でしたね〜(T-T)
シナリオを通してみると……。その、思うことがあるのですが……。
全攻略キャラ……って、多分……「経験者」ゼロ……ですよね……??
それなのに皆さん、一様にいろいろなことがお上手で……。
ドキドキさせられっぱなしです。本当に////
一転して、当ルートでは一度きりの未遂イベント <奴隷様の心得> ですが。
このイベントは…。
トウワの行為に「心」があるようで……。
やっぱり、無いようで……。
少し寂しかったです。
まぁ、BadENDと共通イベでもあるので仕方ないですね(T-T)
エンディング直前の行為イベント <リバーシブル> も……。
結論から言えば、大好きなイベントです!!
トウワから愛されてるなぁ、って思えます^^
でも、
トウワとの初めての行為イベントは、どちらのルートも無理やりっぽくて……。
ルートが2つに分岐しているのですから、清一郎やユキみたいに大切にされてると感じ取れる行為。
サツキちゃんがトウワの気持ちを知ってからの、安心して身を委ねられる行為も堪能したかったな、と思います。
と、少し残念ではありますが、やっぱり大好きなイベントなので楽しくお伝え^^♪
このイベントは冒頭から、トウワの切り出し方が好きでした(T-T)
「今、11時を回ったところだね」
「……まだ出来ることなら、聞いてあげるよ」
「……その、今更なんだけど……どうして、私にあんなことしたの?」
「……チャンスは逃したくなかったからね」
「え……」
「聞きたいことはそれだけ? まだ、時間は残ってるよ」
「私は……」
一度口を開いて、つぐんだ。
……。
……言えない。
「意気地なし」
「チャンスは〜」と、最後の「意気地なし」は素晴らしいですよ!!
立ち絵の表情も、皇さんの口調も、BGMも!!
”今日で最後なんだ ” という寂しさが色濃く出て、大好きでした(T-T)
手首を掴まれて、もう一度車に押し込まれた。
「……お前の命令を聞くのも、なかなか楽しかったけれどね」
「やっぱり俺は、お前を屈服させるほうが好みだよ」
「どうしたの? 何も言わないままだと、最後までされちゃうよ。それでもいいの?」
〜〜〜〜////
サツキちゃんは思いがけない展開だったのでしょうが。
私としては。もう。
是非!! いえ、むしろ!! いえいえ、良ければ〜(T-T)!!
と壊れた展開でした(笑)
トウワ……色っぽいですわ〜(T-T)vvvv
「こんな道端で、誰が通るか分からない場所で……、俺にこんなことされても、受け入れるんだ」
「お前はそうやって、俺の下で喘いでいればいいんだよ」
あのッッ(>_<)
トウワファンで、このセリフで落ちなかった方っているのでしょうか!!??
眩暈がする程の威力でした(T-T)vvvv
「……っ、逃げないでよ……、今さら後悔したって、遅いんだからさ……」
「……そのくせ強引にされると抗えなくて、こんな声を聴かせるんだから」
「はあっ……ん、ああっ、あ……っ」
「くっ……、躾がいがあるよ……、ぅ……っ」
「……くっ……、ぅ、……もっと、乱れてみせなよ……、ほら……」
もうですね、トウワの魅力全開ですよね(T-T)
初めての行為で、「躾がい」って……。
トウワにしてみれば、「こいつしかいない」というサツキちゃんを抱いて、自分への気持ちをもっと確かなものにさせたくて。
でも、そんな思惑も最初のうちだけで、後から後から自分ものめり込んでいってしまったんだろうなぁ、って思います。
行為が終わった後に。
「……もうすぐ12時だね」
髪をかきあげられて、額に口づけされた。
(BGM 『きらめく想いの中で』)
「お前について歩くなんて、金輪際ごめんだよ」
「でも、……そうだね」
「後をついてくるなら。そばに置いてやってもいいよ」
「どうする?」
本当に楽しそうな笑顔が目の前にあった。
「鈍いね」
「お前の願い、聞いてやるってこと」
う〜〜わ〜〜(T-T)
ひたすら幸せでした!!
ようやくサツキちゃんも、トウワも素直になれるんだなぁ、って思ったら、もう!!
この後のエンディング <気ままな唇> も、もちろん大好きです(*^-^*)!!
エンディングでは、サツキちゃんの口調から「ですます」が取れてるのが嬉しかったですね^^
お互いに好きで好きで堪らないんだろうなぁ、と窺い知れる睦言が素晴らしかったです!!
苦笑交じりの声とともに、肌を滑る手が私の大事な場所に触れた。
「っ! ……あっ、ん……っ、無理だって言ってるのに……っ」
「お前はそうやって、泣き言を言い始めてからが一番可愛いから」
「ほんと、わがままなやつと賭け事をしたな」
「……まあ、俺も思わぬところで叶ったけどね」
二人の表情がひたすら優しくて、もう本当に幸せでした(*^-^*)
駆け引きとなる、つれない言葉を言わなくても良くなったトウワがただ嬉しくて!!
ほわほわと笑顔になってしまうENDでした^^
同じくダーツイベントを通りながら、こちらはトウワルートに分岐してのGoodENDです。
鍵を紛失してしまってから、探すのを諦めると辿り着く内容。
END自体も上出END 『夢幻のごとく』 に追加される形となっていますね^^
こちらはトウワに気持ちを受け入れてもらえるのが、とても嬉しかったです(*^-^*)
10日間の契約が何の余韻も残さずに終わった翌日、街中でトウワと偶然出会うサツキちゃん。
溢れそうな気持ちをたどたどしく口にします。
「どう頑張ったって自分のことなんて好きになってくれない人を、好きになっちゃったら、どうしたらいいのかな」
「お前が惚れる相手なんて、きっとロクなやつじゃないね」
「……うん、ちょっとひどい人」
(ここの優しい口調が好きです(T-T))
「言ったって叶わないよ」
「誰がそんなこと決めたの?」
ついばむように何度も唇を重ねられる。
「喩えがわかりやすすぎなんだよ。おまけに本人に相談してどうして欲しかったの?」
「だって、本当にどうしたらいいかわかんなくて……」
「……私、夜凪君が好き、……大好き」
「やっと言ったね」
「できれば、10日間の間に言わせたかったんだけどね」
「10日間の続き、しようか」
この会話の間、トウワの立ち絵がずっと照れた表情だったことが幸せでした!!
サツキちゃんにとっては勿論、仕掛けているトウワだって大きな【賭け】だった
この10日間。
それが無事に実って、彼女のあやふやな言葉にだって、そこで切り離してしまわずに意を汲んでくれるくらい、
彼女を掬い取ってしまいたい。
と思っているトウワが嬉しくて〜〜(T-T)vvvv
トウワルートのENDはどちらも優しい内容で大好きです!!
ついに来ました!! 【歌劇編】BestENDですッッ8(≧△≦)8))))
いやもう、このENDルートは行為のキッカケが残念なだけで、大、大、大満足でした!!
なので、やっぱり? いろいろ寄り道して語らせてください^^
サツキちゃんルートと同じようにダーツイベントを通りますが、こちら、トウワルートは最初から誘導されての契約になります。
(アキナ) 「……トウワ。謀りましたわね」
「万が一ってことがあるから」
にっこり笑って、サツキちゃんとの10日間をものにしたトウワ。
嬉しかったろうなぁ、って思います^^
こんなことでもなければ、ユキ同様 関係が安定しすぎていて、なかなか踏み切れずにいたでしょうし、強引なトウワが私も嬉しかったです。
この後、合鍵イベントや寝顔イベントを通り過ぎての未遂イベント <理不尽な着せ替え>。
トウワがサツキちゃんをブティックに連れて行き、彼女が着る服をいろいろ物色します。
試着室で 「上手く着れない…」 と音を上げる彼女のもとへ……。
「思ったよりも大きかったな。
手が届いていないんじゃなくて、サイズが合ってなかったんじゃない」
「な、何も、こんなときまでからかうことないじゃない……っ」
「こんな時だから、だろ」
本当に楽しそうな底意地の悪い笑い声。
「でも、本当に楽しいのはこれからかな」
「俺が考えたサイズと違うみたいだから、責任とって隅々まで採寸し直してあげるよ」
獲物を捕まえた猫のような目。
私、どうなちゃうの……。
………………。
どこまでトウワの手で採寸し直されたのか、気になる〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
し、試着室に入ってくるって!!
しかも、直に採寸って(>_<)!!??
ゼィハァ……。「未遂」でこれほどの威力とは…さすがトウワです。
この後の行為イベントが俄然、楽しみになった私でした(笑)
その前に、好きなセリフを挿入しますね^^
上記、着せ替えイベントが終わって、ぶつぶつ文句を言いながらもトウワを送り届けるサツキちゃん。
家の扉を開けるために、失くさないように首に下げた鍵を使うシーンです。
「……意味深だね。胸元に男の家の鍵を隠し持ってるっていうのは」
この後、一生懸命に言い訳するサツキちゃんなんですが(笑)
自分の思惑に気づかずに彼女なりに考えた行動が、あまりにサツキちゃんらしくて返って意地悪したくなったんだろうなぁ、って思ったり^^
何にしても、こういう艶のあるセリフをさらりと言えてしまうあたりがトウワの魅力だな〜、とも思います。
そして、そしてッッ。
当ルートで初めての行為イベント <ねじれた関係> ですねッッ////
う……。
やっぱり、このルートの行為も寂しいな、と思うところはあるのですが、シナリオ上はドキドキでいっぱいの内容でした!!
寂寥感は上出させていただきましたので、ここからはきゅんきゅんした気持ちだけをお届けしたいです(笑)
トウワを家に送り届けた夜。
部屋がまだ暖まっていないことを理由にトウワが切り出します。
「部屋が暖まるまで、お前で暖を取ろうと思って」
「さ、寒いなら何か温かいものでも淹れるから」
「淹れる間が寒いだろ」
「こ、こういうのは、まず……」
「き、気持ちがないといけないと思うの」
「相手のことを本当に好きになってから、その……」
「……へぇ。じゃあ、好きなら何をしてもいいんだ」
…………。
トウワ、伝わってないと思うよ^^; と言うか、それじゃ伝わらない!!
「お前はもともと温かいけど、もう少し熱くなってもらおうかな」
「なんで、私なの……っ」
自分で言ってて悲しくなるけど、わざわざ私を相手にすることが分からない。
夜凪君なら他にだって相手がいるはずなのに。
手近にいたから?
そんなの悲しすぎる。
そうだよね。そう思っちゃうよね(T-T)
「俺が、お前を奴隷にしたのが理由」
〜〜〜〜////
このセリフ!! プレイした方ならかなりの爆弾投下だって分かりますよねッッ8(≧△≦)8))))
こんな説明に全くなっていないセリフじゃ、分かりようもないよ、トウワ……。
でも、この一言がすごく重くなっていく展開が、実に素晴らしかったです(T-T)
「こっちを向いて。感じてる顔が見たい」
覗き込んでくる目に、情欲の色が滲んでいた。
これでサツキちゃんも陥落してしまうのですが。
本当に……狡い人だなぁ、って思います。たちうちできませんよね^^;
そして、行為が終わった後、訳が分からなくて茫然とするサツキちゃんへ。
「体を触られるのは平気でも、セックスは嫌なんだ」
「まあ、どっちでもいいよ」
「一晩温めてもらうって言っただろ」
ようやく手中にできた彼女をすぐに手放すことなんて、勿論できなくて。
読み手としての私は嬉しいな、と思いましたけど、サツキちゃんの寄る辺ない気持ちを思うと……やっぱり複雑ですね^^;
そして、そのまま続けられる行為イベント <あなたのお人形>。
トウワのマンションではなく、ホテルでの情事になります。
このイベントは最初からCGが艶めいていて、メロメロになりました!!
サツキちゃんを見つめるトウワの目!!
う〜〜〜。大好きです(T-T)vvvv
「全く、お前のここは寂しがり屋で困るよ」
「俺だけじゃなくて、他の男を咥え込んだりしてないか、心配になるね」
毎日のように抱かれて、そんな暇あるはずない。
そんなことを言ってみせる顔に、平手でも食らわせられたらどんなに気持ちいいだろう。
でも、冷たい声が心地いいなんて、どうして思ってしまうんだろう。
「……抱いてほしい?」
髪に口付けを落としながら、甘い声が耳に響いた。
「……待ちかねたご褒美だよ」
「……っ、そんなにがっつかなくても……、いくらでもやるから……」
「……本当に、……この間まで男知らずだったとは思えないね……っ」
「こんな体で今まで無事だったのが……、くっ……奇跡だよ……」
最初のサツキちゃんの心情も、トウワの駆け引きも大好きです!!
この行為はサツキちゃんが焦らされて焦らされて……のものですので、彼女には聞こえていないと思うのですが…。
トウワの「いくらでも〜」は、本当はとてもすごいセリフだと思うんです。
サツキちゃんから近づいて欲しくて翻弄しているはずのトウワから漏れ出てしまった、奥底にある気持ち……。
そんな気がして、それまでは下部のセリフにメロ〜vv となっていたのですが、今ではこのセリフが行為中のセリフとして一番好きです!!
そして、行為の後の会話。
……結局、何回したんだろう。
ご褒美と称して、さんざんに体を嬲られて。
どうせ、少しの間だけのお遊びなのに。
10日経って、鍵を返したらおしまい。……全部。
「泣きそうな顔が一番可愛いなんて、因果だよね」
「おめでとう。あと2日耐えれば苦行も終わりだよ」
ほら、やっぱり私を手元に置いておくつもりなんてない。
「……うん、あと2日」
どちらにとっての苦行なのだろう、と思いました。
文章を読めば主体はもちろんサツキちゃんです。
でも…… ずっとサツキちゃんに訴えかけているトウワは??
この想いが届かなかったら??
彼女が退いてしまったら……??
素直になれないトウワに。
「泣きそうな〜」というセリフから彼女に雁字搦めになっている姿をも垣間見て。
ほろりとしてしまった文末でした(T-T)
その先に迎える、<あなたと私をつなぐ鍵>。
上記GoodENDからの分岐で、10日目の最終日。
ここではサツキちゃんが諦めずに、紛失してしまったトウワから託された鍵を探し続けます。
折りしも天候は土砂降り。
ずぶ濡れになって鍵を見つけられなくても、彼女の足はトウワのマンションへ向かいました。
「……お前っ」
「何やってんだ この馬鹿!!」
初めて怒鳴り声を出すトウワ。
「こんな雨の中をバカ正直に……っ! 隠すんじゃなかったよ」
「……言っておくけど、鍵が2つあるって言うのは嘘だから」
「夜凪君……、聞いて」
袖を掴めば袖が濡れる。
それでも振り払われないことが、嬉しくてたまらなかった。
「……好き」
「……っ!?」
「好きだよ。……今日まででいいから、一緒にいさせて」
感動のサツキちゃんからの告白シーンでした(T-T)!!
この後、サツキちゃんは無理がたたって気を失ってしまうのですが。
その後の展開がもう!!
本当に怒涛でしたね(T-T)vvvv
ようやく目を開けたサツキちゃんへ語りかけるトウワ。
「……ほんと、馬鹿」
「その程度も分からないくらい、鈍いわけ」
「……普通、なんとも思ってないやつに、あんな条件出して勝負なんてしないだろ」
「どうでもいい女を抱くような酔狂でもない」
「それって……」
「俺から言うなんて、プライドが許さないから」
「覚えておいてよ。
……今度こんな無茶な真似をしたら、二度と足腰立たないようにしてやる」
うわ〜〜〜〜ん(T-T)!!
良かったね〜〜!!!!
トウワがずっと気持ちを表面に出せずにいた理由が分かって、納得しました。
自分から言い出すと自尊心に関わる、と思ってしまうくらい、サツキちゃんの存在が大きなものだったんだ。
と感じ取れたからです(T-T)
彼女から言わせて、了承して。
そんな形を取らないとトウワの中で、負けとなってしまうほどの気持ちなんだと。
しかも、最後の「足腰〜」の声色が!!
うぅ〜〜〜。
声優さんの源氏名って、こういうときに厄介だと感じます(>_<)
皇さんご出演の乙女タイトルで、非常に傾倒したキャラクターと同一だったんですよ!!
別主人公を賭して義兄に挑みかかるときの……。
なので、個人的にさらにメロメロとなってしまったセリフでございました(*^-^*)!!
両思いとなった二人ですが、END直前の <アンバランスカップル> も素敵でしたねvv
「悪趣味ですわ」
開口一番、アキナに斬って捨てられるサツキちゃん(笑)
清一郎、ハル、アキナと和やかに昼食?を喫茶店で囲んでの場面です。
「よろしい?
あんなのとくっついたが最後、骨の髄まで搾り取られて、かすも残りませんわよ」
サツキちゃん自身は……望むことろかと(笑)
からかわれるのも、こき使われるのも変わらないし。
あ、でも最近。少しは優しくなったかも……。
気分任せなのは間違いないにしても。
「なんとなく甘えてる感じも分かるようになったし。
夜とか。」
「……ぅ」
「……今、何を考えたのか口に出して仰れます?」
無理です(笑)
そこにトウワが登場し、三人の面前で仕掛けてくるのですが、その時の、
「……小説のネタが」
材料にしようとしないで!
というハルの呟きと、サツキちゃんの心の叫びが可笑しすぎて笑ってしまいました(笑)
この時のハルは自然体なハルで。
それがとても好きです^^
そのまま迎えるエンディング <私だけのご主人様>も、とにかく幸せでしたね〜(*^-^*)vvvv
以下、本当にネタバレになります!!
「なに驚いてるの? 一度捕まえた獲物を手放す気はないんだけどね」
「ひゃ、あっ!?」
突然、体を引き寄せられて、変な声が出た。
眼鏡を外され、首元をじっと見られる。
「……お前も頑張るよね。ストールで巻いてれば、跡も見えないか」
「相当しつこくつけたから、今日は外に出ないんじゃないかと思ってたのにね」
エンドCG挿入。
ストールを引き抜かれると、赤い跡だらけにされた首が空気に晒された。
「……まだ動き回る元気があるみたいだから、根こそぎ奪ってやらないとね」
「……帰れなくなっても知らないから」
「当然、そのつもり」
キャ〜〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
も……悶え死んでしまいますって〜〜////
最後のセリフをこれでもかと、可愛い声色で言うサツキちゃんにガツンと食らい、さらにその上を行く甘さのトウワにノックダウンし……。
もう満足すぎて言葉が出ません(T-T)vvvv
枷が外れて、自分の気持ちを顕わにしたトウワは……。
所有欲がとどまるところを知らなすぎて素敵です(T-T)
このENDのトウワはきっと、幸せいっぱいにサツキちゃんをいじめ倒すんだろうなぁ、と思うと。
此方まで幸せになります!!(笑)
好きな人に、言葉の中に真意を隠さずともそのまま 「好き」 と伝えられる。
そしてそのまま、その想いに応えてもらえるって、本当に素敵なことだと思ったENDでした(*^-^*)vv
【専用ルート】突入前に、恋愛感情が突出している【歌劇編】のままトウワについて感じたことを少し語らせてください。
トウワは本当にこのゲームの中で、最強の人気を誇るキャラクターだろうな、と思います。
私自身も彼に惹かれて止みませんから^^
上出させていただきましたように、常にサツキちゃんへ退路を用意してくれているところなんて特に。
”あいつが望むままに” なんて考えているであろう、と思います。
最初はそんな考えのトウワを自由主義なのかな? と思ったりもしましたが、違いますよね。
誰よりもサツキちゃんの気持ちを大切にしてくれる、やはり「優しい」人なんだと思います。
まぁ……根も「ああいう」人なんですけど(笑)
でも、サツキちゃんを高揚させてふわふわした感情のままでいさせずに、一度
地に落として冷静にして自分の気持ちを考えさせる。
多分、ユキだったらペロッと舌を出して便乗してしまうような場面でも、一歩引いて見つめているような、そんな人だと思いました。
だから、一度自分の懐に入れてしまえば、トウワなりの優しさでとことん甘やかしてくれそうだな、と思います。
その際、サツキちゃんが「自分」を持ったままでいること。も彼にとって大切なポイントになるのでは、と。
恋愛初心者の彼女が恋に溺れて弱くなってしまっても多分、
カナデだったら全部のサツキちゃんを受け入れてくれると思います。
清一郎だったら、一緒に溺れてくれる。
ユキだったら、サバサバとそのことを指摘してくれそうですし、
でも、トウワだったらサツキちゃんにそうあって欲しい姿を示唆しつつ、彼女をちゃんと自分の足で歩かせながら、自分はその隣りを歩いてくれそうだな、と思いました。
そして、ハルだったら「溺れている」彼女こそ、まさに望むところだと(笑)
あ……。トウワレビューなのに、ハルで落としてしましましたわ(笑)
トウワはそんな感じで、サツキちゃんの歩く歩調を見つめながら、口ではどんな風に言っても結局は手を取って一緒に歩いて行ってくれる。
そんな男性だと感じました(*^-^*)
トウワの専用ルートもユキ同様、特殊すぎて!!
なるべく過度なネタバレは避けたいのですが、どうしても……セリフの中にネタバレ部分が入ってしまいますので、本当にプレイ済みの方のみお読み下さいね。
私自身、専用ルートの中でも大好きなシナリオです!!
このルートをプレイできて、『すみれの蕾』を購入して良かった(T-T)!!
と心から思いました。
また、【学園編】【歌劇編】を通してトウワの性格を知っているからこそ、感動の幅も大きくなる。
美蕾さんの設定の巧みさに、ただただ脱帽致しました。
「専用ルート」というルート展開を考えてくださった美蕾さんに、感謝の嵐です!!
専用ルートに入ってから、冷たい選択肢を選び続けると到達するBadEND。
これは、ひたすらトウワが切なくて仕方ありませんでした(T-T)
今ごろどうしているんだろう。
でも もう終わった話。
「……ごめんなさい」
どこにいるとも知れない彼に、一言だけ呟いた。
う〜〜わ〜〜(T-T)
このENDのトウワは想像したくないです!!
サツキちゃんを自分のために犠牲にしたくなくて、選んだ結果が。
彼女はそのまま離れてしまい、自分の未来には何も残らない……。
うぅ。 悲しすぎてダメです。
これもまた二度と見返せないENDでした(T-T)
まず、このBadENDのサツキちゃんに言いたいこと。
公演が終わって会いに行かなくなる、っていうことが信じられないのですが!!
その間、携帯で連絡すらしていないっていうのも!!
あり得な〜〜いッッ(>_<)!!
ENDのモノローグも意義ありまくりです!!
机の上になにか置いてあるのが見えた。
白く素っ気無い封筒。
中身はトウワからの手紙でした。
見えない状態でどれだけ苦労して書いたんだろう。
歪んだ文字はところどころ行からはみ出して、字が重なっているところさえある。
でも、きっと会える。
だから、今は少しだけ さようなら。
〜〜〜〜〜!!!!
何、都合の良いことを考えてるんですかぁぁッッ(>_<)!!
会える訳ないじゃないですかッッ。
あれだけの苦労をして手紙を書いて宛てたトウワの心情を考えたら、どうしてもそんな前向きな結果なんて見出せません。
サツキちゃんをこれから苦労が耐えなくなる自分の人生から切り離してあげたくて、トウワが選んだ道。
それを、あまりに楽観的に捉えすぎて。
ポエマーなサツキちゃんにイラッときたENDでした。
このENDのモノローグだけは……どうかと思います……。
上記ENDで叫んでしましましたが…^^;
このBestENDルートは大好きです!!
感動したシーン&セリフがたくさんあります。
トウワの症状を知り、支えになりたいと思うサツキちゃん。
「私は夜凪君の目にはなれない……?」
「目が使いものにならなかろうが、どうだろうが、俺は1人で生きていく」
「お前となんて、付き合わなければよかった。そもそも、そこが間違いだったんだ」
「もう俺たち、終わりにしようか」
「……っ!」
心臓を氷の杭で穿たれたような気がした。
【間違い】だったのは、自分の状況にサツキちゃんを巻き込んでしまったこと。
彼女がそう言い出すのを期待している自分がいたこと。
一生を自分に縛り付けてはいけないなんてことは、彼女の幸せを思えば明白なこと。
それでも、今ではもう彼女を手放せなくて慟哭してしまうそうな自分がいること。
少なくとも、サツキちゃんがショックを受けているような表面上の理由からのセリフではない、ということが重くて。でも、好きなセリフでありました。
「目がきかなくなったら俺は終わりだ。みんな離れてく」
「お前だって……」
不安な感情を吐露してしまったトウワにサツキちゃんが、「一緒に病院に行ってくれるまでマンションの前で待ってる」 の一言を残して部屋を出て行きます。
ひたすら雪の降りしきりる中、トウワを待ち続けるサツキちゃん。
逡巡しながらも彼女を迎えに行って、抱きしめるトウワ。
このときのCGは素敵でしたね(T-T) 大好きです。
この「病院に〜」がトウワのためのセリフだったから。
誰のために言った言葉でもない、彼の人生を心配しての言葉だったから。
トウワの態度は軟化していきます。
サツキちゃんにどんどん近づいていくトウワと、彼を案じていつものサツキちゃんからは想像できない行動力で同棲を望む彼女。
読み進めていくのが、本当に幸せになる運びでした。
結局、トウワの元にはステラの仕事だけが残ったのですが、その『バーゼルの湖畔』舞台演出シナリオも素晴らしかったですね〜(T-T)
ヒカリが演じる最終舞台稽古をトウワと見つめるサツキちゃん。
「私、このシーンが好きなの」
「お前らしいよ」
そっと、掌に手を重ねられた。
優しく包まれる。
ぎゅっと握られた手が温かかった。
イベントCGのトウワの横顔が柔らかくて!!
うぅぅ(T-T) 大感激していました。
最後の舞台稽古と言えば、ヒカリさんがトウワの元に挨拶に来てくれるシーンも好きでした。
「あなたならきっと、私たちの舞台を素晴らしいものに仕上げてくれるはずです」
「ありがとう」
ゆっくりと頭を下げる。
「……よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
2人がお辞儀しあう光景を、他の人たちも気にしている。
あの夜凪君が……。
才能だけでは培っていけない、感謝する気持ちと云うものを素直に表に出すことが出来たトウワ。
それは隣りにサツキちゃんが控えていてくれるからこそ、出来たことなんだと更に感激しました。
「自尊心」が強かったトウワだから、自分の状態を深刻に考えて。
自分でも受け入れきれていないのに、自分の傍をいつまでも離れない彼女がいて。
「本当にバカ正直だね……」 とでも思っているのでしょうか。
サツキちゃんの素直な心根が、トウワにはとてつもなく強い光になったんだと思います。
でも、最終稽古が終わった夜、
「舞台が終わったら出て行っていいよ」
「お前には将来があるんだから、俺なんかに付き合わなくていい」
と、伝えてくれるのもトウワのギリギリの気持ちだと思うと、堪らなくなりました!!
トウワが病院に行きたがらない理由。
「……怖かったんだよ。当たり前だろ?」
「失敗したら、お前の顔だって、全く見えなくなる」
「……わかってからもっと目に焼き付けておいたのに」
約束。
もしそれがなかったら、夜凪君は黙って暗くなっていく世界を見守っていったんだろう。
「……手術の日まで、俺にお前の顔を見せてよ」
「たとえ、見えなくなっても、ずっと忘れられずにいるように」
ずっと、自分の巻き添えには出来ない、と耐えてきたトウワの気持ちを掬い上げることが出来たからこその、精一杯の譲歩。
「手術の日まで」
「それから先」を確約してしまうには、言葉にしてしまうには、自分の生涯が重過ぎて……。
切ないな〜〜(T-T) と思いながら、ひたすら見つめていました。
手術前夜の踊るCGも素敵でしたね。
非常に綺麗な場面だったと思います。
ですから、
どこまでも、いつまでも離れない。という約束を叶えたエンディングの二人の姿には、感激してしまいました!!
「これからも、俺を支えてくれる?」
「ありがとう。……お前は俺の、最高のパートナーだよ」
うわ〜〜ん、トウワ〜〜ッッ。良かったね〜〜(T-T)!!
雑用係から始まって、「奴隷」になったこともあったりして(笑)、そんな二人が選んだ未来だからこそ感動しました!!
「パートナー」なんだぁ(T-T) って。
【学園編】【歌劇編】【専用ルート】と長い時間を、それぞれ違う関係で過ごしてきた二人。
トウワは彼女の温もりを、彼女との出会いをずっと大切に思うのだろうな、と思います。
薬指に光る指輪に、サツキちゃんがいない時、もしくは結婚前の一人の夜に、そっと口付けていそうなトウワ。
そんなイメージがあって、とてもとても好きな温かなGoodENDです^^
上記GoodENDを最終選択肢からリプレイすると辿りつくTrueEND。
エンディングが変化するだけで、そこに到達するまでの道のりは一緒ですので、ここはEND語りだけでいかせていただきますね。
手術成功後、街中でデートをしようとする二人。
「どこに行こうか?」 と尋ねるサツキちゃんへ。
「俺は、お前といられるだけで幸せだから」
「……っ」
「相変わらず、反応がワンパターンだね」
END CG挿入。
「それと、そろそろ ”夜凪君” っていうの、やめてくれない?」
「そろそろ、覚悟してもらわないと困るよ」
「お前も、 ”夜凪” になるんだからさ」
ここで流れるEND曲の『花』が(T-T)!!
エンディングの余りの幸せな余韻に、ただ画面を見つめることしか出来ませんでした。
ここまで深い感動を味わったのは、美蕾さんでは二度目です。
『星の王女』無印でも号泣したENDがあったのですが、でも、それは悲恋ENDで…。
今回はあの時とは違い、同じ衝撃でも幸福感を甘受していればいい、ということが幸せでした。
本当に……このENDは素晴らしくて!!
上出しておりますが、キャラクターTrueENDとして私の中では一番の内容となっております(*^-^*)
最後に。
「そろそろ、覚悟して〜」のセリフについて少しだけ。
このENDに辿りつくく前。付き合い始めのときにトウワが放ったセリフと一緒なんですよね。
その時はトウワの中に、サツキちゃんを巻き込むのか? という自嘲的な意味合いが濃かったと思うんです。
彼女の一生を犠牲にする。
彼女を束縛してしまう。
いや、そもそもずっと傍にいてくれるかさえ確かじゃない。
こんな自分から離れていって当然だよ。
くらいの気持ちでいたんじゃないかと。
それが、彼女と時間を積み重ねていくうちに、サツキちゃんの気持ちに寄り添ってしまっても赦されるのかもしれない、と思い始めて。
距離を失くしてしまって、自分の想いを彼女に捧げてしまっても笑って受け取ってもらえることを、自分の中でも許せるようになって。
ですから、あのセリフにはこんな意味が込められているんじゃないか、と思ったり。
「そろそろ、覚悟してもらわないと困るよ」
「この俺に一生、愛され続けるんだからさ」
…………。
ご。 ごめんなさい、ごめんなさい(>_<)!!
このENDも、トウワも大好きということに免じて大目に見てください!!
でも。
二人が歩んできた軌跡が本当に素晴らしい、と思えるシナリオ&ENDでした(*^-^*)!!
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日下部ハル (cv.平井達矢)
もう!! キャラクターの中で大好きで大好きで堪らないハル!!
初見ではトウワの俺様王子様っぷりにくらくらしたのですが、やっぱり。
自分の好みのタイプというものは侮れなくて……【学園編】をいろいろなキャラクターで攻略すればする程、ハルにのめり込んでいきました(笑)
黒髪も、優しげな目許も、それが実は、すっと細めると破壊力があるのだということも、【歌劇編】の「???」MAPイベで清一郎の人力車からPC画面左側にしがみついていたところも(笑)
全部、大好きです!!
平井さんは乙女健全タイトルで以前からファンではあったのですが、今回ですっかり堕ちさせていただきました(笑)
新作乙女の cv. を拝見しては、あ〜、このタイトルには出演されないのか…、と思ってしまうくらいですから。もう戻れないかもしれません(笑)
ハルシナリオは……多分、いろいろと考え出すとイケナイ部分があるのでしょうけれど、そこすら「愛よねvv」と思ってしまう私の感想ですので、そういう肯定論もあるのね。と軽く見ていただけると幸いです^^;
【学園編】全キャラを通して一番キュンキュンしたシナリオでした!!
私がハルを好きなことも勿論、あるのですが……それだけじゃないと思います。
だって、GoodENDのあの笑顔!!
あれは……反則だと(笑)
ハルルートは引っ込み思案の彼が、ずっとサツキちゃんを想っている気持ちが随所に散りばめられていて、満足以外の何物でもありませんでした〜vvvv
ハルに、ただひたすら静かに想われているのが好きでした(T-T)
すみません。END語りに入ります前に、いろいろと当ルートで好きだったイベントへ寄り道させてくださいませ^^
お昼休みの行動選択肢で「中庭」チョイスの際、バスケイベが発生するのですが、念願の(笑)ハルとペアになる、
「……でも、悔しいから、せめて1点くらいは入れようね」
散らばる寸前で、日下部君が微笑んだ気がした。
というシーンが大好きで(T-T)!!
何ということはない場面だと思うのですが、ハルの「男の子らしさ」に触れたと言いますか。
何なんでしょうね。
とにかく大好きだったんです////
そして、朝の登校イベント。
カナデとハルと一緒に登校することになって、ハルにカナデとの関係を問われたとき。
「ありがとう。……日下部君と話してると、すごく落ち着く」
「……ぼ、僕も……」
「……僕も、君といると落ち着くよ。安心できる、っていうのかな……」
が、ハルルート全てを通したときの、彼女へ求めている想いなんだろうなぁ、って思ったら。
嬉しくなったり、ハルの健気さに泣けてきたり……。
いい子だね、ハル。
いい子すぎて、雁字搦めになっちゃったこともあったんだね…(T-T)
【学園編】のハルシナリオの核となる、部長&副部長のケンカも……まぁ、「極端なシナリオですね。美蕾さん」
とは思いましたが、ハルのためには目を瞑りますよ!!(笑)
二人のケンカに落ち込んでいるハルの頭を撫で撫でしてあげられた時は嬉しかったなぁ
(*^-^*)
と、いろいろ書いちゃってごめんなさい^^;
次から、ようやくEND語りに入りますね!!
ハルのセリフがとにかく素敵だと思った片想いエンド……BadENDです。
卒業式の日。
日下部君の好きな子へは告白はしないの? と、胸を痛めながら尋ねるサツキちゃんへ。
「……しないよ」
「僕が彼女を好きなことと、気持ちを叶えたいと思うかは、別のことなんだ」
「明日からもう会えなくなって、きっと彼女は僕がいたことなんて忘れてしまうけど、それでいい」
「幸せになって欲しいと思う。僕には、そう願うことしかできないから」
「うん。僕も、彼女を好きになってよかった」
「日下部君はその人のことを今でも好き?」
「……好きだよ」
(まるで私が囁かれているようで心が締め付けられた)
「たぶん、ずっと」
片思いで終わるのに!!
二人ともお互いのことを想っているのに!!
こんなに綺麗な終わり方の学園ENDは初めてで、感動の嵐でした〜(T-T)
「好きだよ」 と 「たぶん、ずっと」 のあまりに深い言い方は……。
エンドBGM 『追憶の果て』 に乗せられて、本当に染み入るものでした。
冒頭でも書かせていただきましたが、ハルの笑顔CGが素敵すぎて仕方のないGoodENDです!!
学園ENDに関しては同じお気持ちの方も多いのではないでしょうか。
内容の充実さは勿論、BestENDが一番だと思いますが……。
ハルのあの!!
あの笑顔が〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
「も、嫌だ……」
「……僕、君の前であんな顔してたの?」
「おかしい、とか、そういう意味じゃなくて、あれは……」
「……もう少し、まともだと思ってたのに……」
(笑)
「……好きだって言ってる」
「君のことが好きで好きでたまらないって、そんな顔」
うわ〜〜。好き〜〜〜(T-T)!!
しかもエンドBGM 『春が来て』 と、笑顔CGが優しくて優しくて堪りませんでした!!
不意打ちで食らってしまい、当分動けなくなったENDであります(T-T)vvvv
【学園編】のBestENDだけあって、ハルにひたすら優しい選択肢を選んでいけるのが幸せで仕方のなかったルートです。
END話しではないのですが、屋上でハルのネクタイを絞め直してあげるシーンが好きでした。
「(弟のムツキが)たまにはちゃんと成功するんだけど、たいてい曲がってて……」
「そのままで行こうとするから、私が直したり、お母さんが注意したり」
「……そう、なんだ」
ふっと目の色が濃くなった気がした。
ハ〜〜〜ル〜〜〜(T-T)
好き好き。もう絶対、静かに嫉妬しているところが好き!!
いろんな感情がハルの胸中で渦巻いていたんだろうなぁ、と思うと…堪りません〜//// (笑)
一転して、END語りへ。
大好きな告白シーン <寂しさの居場所>。
「僕は、君が好きだよ。…たぶん、君がそう思ってくれるずっと前から」
「君が想ってくれるような価値のある人間でもないんだ。僕は」
「……一緒にいたら、いつか嫌になるよ」
「僕は、それが……。なら遠くから見ているだけのぼうが、ずっといい」
「……好きになって、ごめん」
本当に……告白の仕方が「ハル」ですよね(T-T)
【価値】なんて千差万別で、サツキちゃんが求めている人はハルなのに……。
自分の心の内に隠しているものを知られずに、サツキちゃんのことも「好き」というだけで未知数の存在で綺麗なままで。
だから、まだ離れられる距離。というのが、とても好きでした。
そのハルがようやく一歩踏み出してくれたENDは嬉しかったです〜!!
一緒に下校する夕暮れ。なかなか、「さようなら」を言い出せずにいる二人ですが、
「……しても、いいの?」
「日下部君は、ずるいよ」
「ず、ずる……? なんで……?」
「わかってないところが、ずるい」
これからも、一緒にいてね。
ずっと、ずっと。
「キス」についての睦言ですね(笑)
自分の劣性ばかりに目がいって、同じように「自分自身」がサツキちゃんから求められていることに気がつかないなんて……。
本当に、もどかしいくらい「狡い人」だと思います。
サツキちゃんの最後のモノローグも、今こうして眺めてみると 【学園編】だけのものじゃなくて、【歌劇編】【専用ルート】にまで続く、二人が追い求めた願い。なんだろうなぁ、と。
BestENDは素敵なセリフばかりですね(*^-^*)
もう!!
【歌劇編】をハルで越せるのが楽しみで楽しみで仕方なかったですッッ8(≧△≦)8))))
【学園編】で優しさに溢れていたハルが、成人したら……「そういう」感情を持ち始めたら、どうなるんだろうvv と(笑)
結論として、
顕在的な部分も、潜在的な部分も。全部大好きです!!
トウワは憧れ感情で、綺麗なまま好きなんですけれど、ハルは……。
その感情に身を委ねられるくらい慕っております////
私自身が独占欲の強いところがあるから、ハルの激情はただひたすら嬉しかったのだと(*^-^*)
ですので、いろいろ合法的はない場面もあるハルルートですが。
サツキちゃんがハルを好きで仕方なくて、全てを受け入れている
というゲームシナリオの観点でのみ記載させていただきますね^^
否定感情での打ち込みは一切ございませんので、ご了承下さい。
まずは、全キャラ共通のLightEND♪
いつの間にかハルのことを好きになっていたサツキちゃんが、実らない、と思いながらも告白をするシーンです。
逃げ出してしまいそうなサツキちゃんへ、
「聞いて」
と言い出す、立ち絵のハルの表情が大好きでした!!
目がすっと細められて、真剣な色合いが濃くなって……堪りません////
同じ表情を……してくれるんですよね。これからの「場面」で。それが大好きでした(T-T)
そして、両思いとなったEND。<振り回されても大好き>。
初めてのデートで、そわそわしどおしのサツキちゃんへの不意打ちのキスをするハルでしたが、
「慌ててる顔が可愛かったから。……いけなかった?」
往来ですから(笑)
「……2人きりのときなら構わないってこと?」
とですね。
いろいろ畳み掛けてくれるわけですよッッ8(≧△≦)8))))
デートするだけも照れ照れのサツキちゃんが、ハルと2人っきりになったらもっと挙動不審になってしまうでしょうし。
そんなサツキちゃんを見たら……。
「2人きり」になったハルがキスだけで済ませられるのか……と考えたら。
無理でしょうね(笑)
ほんわか強引のハルが大好きなENDでした(*^-^*)vv
大好きなイベント 『彼からの告白』 から続く、全キャラ共通 告白END^^
ハルの場合は、MAPイベント <紳士のたしなみ> という甘酸っぱいイベントを引き継いでの、もっと甘酸っぱい内容でしたね!!
もう、未遂イベント最高!! って身悶えしましたよ(笑)
ハルからの <告白>は、
「いつの間にか君を見ていて、いつの間にか君に惹かれていた」
というもので……。
私個人、ハルは学生時代からサツキちゃんのことを想っていた。というスタンスが好きなので、正直、物足りない(>_<)!! と思いました^^;
でも、だからこそ、このENDの二人はこのENDでしか存在し得ないんだろうな、と思います。
なんて清々しい……いえいえ。初々しい二人なことか(*^-^*)
未遂イベント込みのエンディング。<雪景色と2人の関係>。
ハルと3泊4日のスキー旅行へ行く約束をしていた当日。
ドキドキし過ぎて、思い切り寝過ごしたサツキちゃんの部屋へハルが訪れます。
って、心配して迎えに来たハルをムツキが部屋へ通してしまうのですが、弟よ。
姉の寝姿を見せてしまって、この後の展開は……?
姉がどうなってもいいと言うのかしら(笑)
そのままムツキも外出してしまいますしね、美味しい展開ですよね!?
まずは、めちゃくちゃ優しくて甘い声色のハル。
「ほんとにまだ、寝てたんだ……」
「許してあげない」
「ね、次はどうして欲しい?」
この三段階で通じるでしょうか?(笑)
はい。寝顔を見つめるハルと、覚醒して平謝りするサツキちゃんへの可愛い責め言葉と。
…………。
キスをしたまま、彼女のパジャマ越しの胸に悪戯するハルですよッッ8(≧△≦)8))))
もうですね。この未遂イベントがッッ////
ハルは体よりも頭で考えてしまう人なので、いろいろ……サツキちゃんの感じていること。
気持ちいいこと。どうされたいのか……を、純粋に聞きたいだけ。知りたいだけ。なんですけど!!
それが、言葉攻めになっててッッ8(≧△≦)8))))
吐血するかと思いました〜〜(T-T)vvvv
しかも、散々サツキちゃんを啼かせた挙句に、
「なんだか、このまましちゃうのは卑怯な気がする」
って、どの口が!! どの口で!!
と、叫びました私(笑)
惚としてしまうサツキちゃんも、なんとか旅行へ行く準備を始めるのですが。
個人的に、3泊4日の行程で「スキー」がどれくらいの比重になるのか気になります(笑)
出来れば……。
ハルに「愛され」過ぎて動けなくなってしまうサツキちゃん。
そんな彼女を見て、ますます放せなくなってしまうハル。
という悪循環(笑)を切望〜〜vvvv
ハルの【独占欲】が良い形で出ているENDだな〜^^ と見ていました(*^-^*)vv
ちょこっと、感想。
当タイトルの攻略キャラクターはいろんな愛情表現で、サツキちゃんのことを想ってくれていると思うのですが、分かりやすく、
トウワの愛は【所有欲】。ハルの愛は【独占欲】。
だなぁ、って考えているんです。私は、ですけれど^^
ハルENDで、一番苦手なBadENDです。
このENDもユキのBadEND同様、二度と見返せない内容でした。
【歌劇編】BestENDから分岐するBadEND。
雨の夜、たった一日。
たった一日、ハルと距離を置いたことで別れを切り出されてしまうんです。
「……僕たちの関係、終わりにしたいんだ」
サツキちゃんと一日離れただけで、苦しくてどうにかなってしまいそうなハル。
そんな自分に囚われるくらいなら、このままサツキちゃんを解放してあげよう。
その気持ちの整理のための一週間。
「……僕は今でも君が好きだよ、とても」
「付き合い続けても、きっと僕はずっと不安になって、嫉妬して、君を困らせる」
「大丈夫。僕のことなんか、すぐ忘れられる」
「なんか」じゃないのに!!
サツキちゃんの中の自分の存在の重さに気がつかないハルと、彼女の届かない気持ち。
一方的に途切れてしまって、傍にいることすら許されないなんて(T-T)
この先、嫉妬や自分自身の持て余した感情でハルがどうにかなってしまたっとしても、何も出来なくても傍にいることさえ出来れば……!!
と、悲しくて悲しくて……。
ハルらしい、サツキちゃんを諦めてしまう別れ方の、その喪失感に打ちのめされたENDでした(;;
上記と同じようにBadENDではありますが、こちらは切ないながらも嫌いになれないENDです。
ENDに至るまでの過程は後述しますGoodENDで語りたいな、と思いますので、END分岐してからのみ書かせていただきますね^^
ハルのことは愛していても、不透明すぎる日常に恐怖を覚えたサツキちゃんが逃亡を図ります。
彼女を捕まえたハルの双眸からは、「最後の感情のひとしずくすら消え果ててしまったように」すがる希望がなくなってしまいました。
彼女の気持ちを最初から諦めている、とは言っていても、彼女の背信行為を目の当たりにすると暗いだけの感情に支配されてしまうハル。
そのまま日々は流れてエンディング <悲しみの果て> を迎えます。
時間の止まったハルの部屋で、ただ愛され続けるサツキちゃん。
「違うよ。……君は元々、誰にでもこんな風だったんだ」
「君に触れたのが、たまたま僕だっただけで……」
「……、僕じゃなくたって、こうされたら……」
「きっと、誰だって変わらなかったのに……、何で、僕だったんだろう……」
最初に汚してしまったのは自分だから。
素直に「好き」と言っているサツキちゃんを信じられなかったのは自分だから。
だから、彼女がハルの行為を受け入れていても、それは自分に馴らされただけの浅ましい姿にしか思えなくて。
求めないと誓ったはずの彼女の「心」がどうしても手に入らない、理解できない、と
あがいているハルが悲しくて仕方ありませんでした。
「……時々、分からなくなる」
「何で僕、こんなことしてるんだろう……」
「……触らないで」
「まだ抱かれ足りないなら、話は別だけど」
「……もう、聞き飽きたよ。好きだとか、愛してる、とか」
「……僕も、愛してる。でも……」
「世界の誰よりも、君のことが嫌いだよ」
サツキちゃんを閉じ込めて、手元に置いて、壊してぐちゃぐちゃにして……。
願ってしたことなのに、愛情を求めるばかりで満たされることのない、先に進めない毎日。
焦がれて届かない二人の関係に、「どうして」「どうして」ばかりになってしまったのでしょうね。
「愛情」なのか「執着」なのか。
でも、どんな風に感情の形を変えても、サツキちゃんの傍から離れないで欲しいと思います。
私の中で……。
もちろん、ゲームシナリオとしてですけれど。
このまま二人が「消えて」しまう終わり方もありなんじゃないか、と思っています。
ハルとサツキちゃんが行き着くところは何処なんだろう、と考えたとき、そこに辿りついてしまいました……。
愛情が捩れて、壊れてしまうハルを見つめていることしかできなくても。
それでも、彼に愛され続けて傍にいられるこのENDは……嫌いにはなれませんでした。
【歌劇編】GoodENDに当たる内容だと思いますが、当初はBestENDより満足して見つめてしまったENDです。
上記の 『悲しみの果て』 から分岐する、ハルが負の部分までさらけ出してしまっている以上、BestENDより深いものなんじゃないか、と思っています。
もちろん、純粋な幸福度は適いませんけれどね^^;
END語りに行く前に、当ルートでは私が「ハルらしい」と思ったイベントもお伝えしていきたいと思います。
(長くなりますよ〜(笑))
まずは、ハルとサツキちゃんの関係が急展開するきっかけとなったイベント <本を返しに>。
ハルから借りた本を返しに、彼の部屋を訪れます。
「……君は僕のこと、どう思ってる?」
言葉を返せないうちに、日下部君は目を伏せてしまった。
「そう、だよね……」
「……嫌なら、逃げて」
ついばむような、甘いハルとのキス。
初めての「好きな人」とのキスにもちろん、逃げ出せるはずもなく……でも、お互いの性格から積極的に言葉に乗せることもできなくて、曖昧なまま別れを告げてしまうんですよね。
迷いながらも、何より先に行動に出してしまうのがハルらしいな、と思いました。
「言葉」を職業にしている人ですから、何よりも「言質」に臆病になっているのかもしれないな、と。
その後の選択肢で、サツキちゃんがハルとのキスの意味を消極的に考えて、「好かれるようなことをした覚えもなければ、そんな魅力もない」って思ってしまうんですけど……。
それが、このGoodルートの核になっているのでしょうね。
お互いに自分に自信が持てなくて、ぐらぐらしている、という。
そして、揺らぎながらも想いを伝えようとするハルの前で起こってしまう、サツキちゃんとカナデの親密にも思えるやり取りと、サツキちゃんからの告白。
日下部君にだけは本当のことを知って欲しい。
「私、昔はカナデが好きだったの……」
今、私が好きなのは……
「もう終わったことなの」と伝える前に、ハルから遮られてしまいます。
聴けなくなってしまったんですよね。
サツキちゃんの胸中には別の人が住んでいる、と思ったら苦しくなって。
その後、連絡が取れなくなってしまったハルに会いたくてどうしようもなくなったサツキちゃんが、再び彼の部屋を訪れました。
「……ここでキスしたの、覚えてる?」
「僕は……」
「……君を、誰にも渡したくない」
「……どうしたらいい? どうしたら、僕のそばにいてくれる?」
気持ちを伝えるように、サツキちゃんへ再びキスをするハル。<心の奔流>イベント。
ここで、GoodENDルートと、BestENDルートの分岐になる選択肢で 「突き飛ばす」
と選ぶと……。
そこからはもう!! 怒涛の展開です。
「……ちゃんと嫌がれるんじゃない」
「そうやって、僕を哀れんで慰めた後に、他の人のところへ行くの!」
「……そんなのってないよ」
好きな人、ハルとのキスが嫌なんじゃなくて、自分の気持ちを聞かれないままに奪われるような行為だったから拒んだ結果が。
サツキちゃんの想いの全否定でした。
「やっぱりね……僕じゃ、駄目なんだ……」という気持ちに沈んでしまったんだろう、と思います。
そのまま、乱暴にベッドに押し倒される未遂イベント <崩れゆく世界>。
こんなことされたって、許してしまえるくらい好きなのに。
と悶えるサツキちゃんと、
「僕のせいかな。君が、触られるだけでこんなになっちゃうからいけないのかもしれないよ」
サツキちゃんに「気持ち」があることに気づかずに、すれ違ってしまうハル。
このイベントの後、
「私、私も、好き……、日下部君が好きなの」
「……嘘」
「君の好きと、僕の好きは違う」
「……同じわけ、あるはずないんだ」
一度かけ違えてしまった気持ちは、もう信じられないものになってしまっていて。
サツキちゃんの告白はただ、ハルの表面を滑って消えていきます。
そのまま……。
「……手放すつもりだったのに」
「……もう逃がさない ……誰のところにも行かせない」
「ん……、僕が好きなんて、そんな嘘つかなければ……、家に帰れたのに」
信じない、嘘だ、と思いながらも、彼女の愛を確かめるように手放せずに「閉じ込めて」しまう暴挙に出るハル。
ここは……賛否いろいろある行為なのでしょうか。
ここまでハルに想われるサツキちゃんを羨ましい、と感じた私は病んでいるのかもしれません。
もちろん、彼女自身もそれらを許してしまえるほど彼を想っているという前提で、です。
ですから……この後の行為イベント <もう戻れない> では、ただハルのせめぎ合う感情の揺れが愛しいとか、哀しい、としか思えませんでした。
「……今度は、触るだけじゃ済まないよ」
「ずっと、君をこうしたいって……。
無理矢理にでも抱いて、自分のものにしてしまえたらて、考えて」
「それで、……何回、想像の中で君を犯したと思う?」
「卑怯で、汚くて、醜くて、最低なんだ。僕は」
「それを、わからせてあげる」
〜〜〜〜(T-T)
サツキちゃんとの幸せな行為を出来たなら、それはもちろん。
これは私の想像ですけれど。
「彼女が僕を求めてくれたら……。だけど、そんなことあるはず……ないよね」 と、その可能性を全て捨ててしまっているからこその、暗い劣情なんだと思います。
「……優しいなんて、言わないでよ」
「そんなものじゃ、何も手に入れられないんだ。だから……」
背後からサツキちゃんを抱いて。
自分の顔を見せずに、見られずに、泣きながらの行為でした。
「手荒に扱われて感じるなんて、すごいね」
「僕は君を喜ばせているだけなのかな」
耳元で聞こえる息が、どんどん荒くなっていく。
余裕も何もなくて、必死ですがり付いてくるような拘束の強さが、妙に愛しかった。
この泣きながらのセリフが!!
言葉とは裏腹に、ここまで表現できるなんて…… 平井さんの声色に、表現力にただ感動してしまいました。
平井さんじゃない「ハル」は、「ハル」じゃないな。って思います、本当に。
私がハルを嫌いになれず、むしろどんどん好きになってしまったイベントでした。
この行為の後、Good、Bad分岐になる「携帯」選択肢から、本当に好きな流れになります。
またも行為イベント <体だけ>。
ハルとの先刻の行為を思い出して体が反応してしまったサツキちゃんを、慰めるように抱く内容でした。
「……僕の身体じゃ、駄目?」
「簡単に騙されちゃ、駄目だよ」
「……君は僕にされてることなんか、忘れていいんだよ」
「誰でも……、好きな人に抱かれてると思えばいいから」
「……いいんだ。僕は、君が欲しいけど……。気持ちまでは無理だってこと、わかってる」
「なんて呼べばいい? ……名前? それとも、僕の声を聞きながらするのは嫌?」
最後のセリフはまた涙を溜めてのもの。
諦めてしまわずに気持ちごと望んでくれれば、サツキちゃんだって気持ちごと抱かれられるのに……。
サツキちゃんが拒んでいるんじゃなくて、ハルの方が目を背けて身体だけしかくれていない。
ハルの声で「愛してる」って言われたいだけなのに……、と歯がゆくて哀しかったです。
この後の、ハルのあまりにささやかな願い。
でも、それが楔を解き放つものには、まだなっていなかったんですね。
イベント <際限のない欲望> へと続いてしまいます。
「……もう、いいの? 気持ちよければ、なんでも……」
「相手が僕だって、どうでもよくなった?」
「もっと、よくなって……。感じて……」
「君がそうしてるときだけ、……許されてる気になる」
切ないな、と素直に思いました。
ハルはもちろん、サツキちゃんも悲しいばかりで。
快感だけ与えてもらっても、与えても、お互いに潤うことはないのに、それでも求めてしまうんだな、と(T-T)
日が変わり、サツキちゃんが空へ手を伸ばすイベントがとても好きでした。
ここから変わっていくんですよね。
「……君が、わからない」
「僕を受け入れてくれた唇で、同じ気持ちをはねつける。
こんなひどいことをしても、……好きだって、言ってくれる」
「嫌だ。嫌だよ。こんなのは嫌だ……!」
「……もう、いい」
「行って」
「……喜んでよ。……出られるんだよ。こんなやつから解放されて、また好きなことができて……元通りに……」
「誰にも渡したくない。誰にも渡さない」 と求めた結果でさえ、自分の望むものではなくて。
ぐちゃぐちゃに壊れてしまったのはハル自身で。
それでも自分を見つめ返してくれるサツキちゃんを想い続けることが、自分で許せなくなってしまった言動なんだと思いました。
手離せないほど焦がれた彼女を、これ以上汚してしまわないうちに解放するハル。
この後、そんなハルを求めたサツキちゃんのセリフが嬉しくて堪りません(T-T)
本当に好きで、あまりに感動したので、そのまま抜粋致します。
……嫌だ。
これで終わりになんてしたくない。
これで最後だなんて、思いたくない。
「どうして……? どうして私の気持ち、信じてくれないの?」
「勘違いなんかなじゃない!」
「他の人だったら絶対許さない。かばったりしない」
このまま別れたら、日下部君はいつか他の人と幸せになるのかもしれない。
私なんかと違って、優しくて、可愛くて、ちゃんと気持ちを受け止めてくれる人と。
想像するだけで、胸が千切れそうなほど痛んだ。
「好きって、何回言えばいい? 何回言ったら、そんな顔しないでくれる?」
「好きだよ。日下部君の気持ちに負けないくらい、好き。ずっとそう言ってる!」
「……今度勘違いだなんて言ったら、私が日下部君を閉じ込めるから」
「それで、朝から晩までずっと一緒にいて、……私の気持ちを分かってくれるまで、絶対に出さない」
「出さないんだから!」
ハルの激情に流されているときは気づけなかった、ハルが悩んで苦しんでいた理由。
「彼」が、「彼女」が、他の人のものになってしまったら。
自分の価値を見出せない二人は、自分自身がお互いにどれだけ想われているのかも気づけずにいて。
もう傍にいることは出来ない、と解った瞬間、知るのですね(T-T)
だから、
「……君が」
「君が、そんなことを言ってくれるなんて、思わなかった……」
と、ハルが泣いてしまったんだと思います。
「寝ても覚めても、一緒にいる。……ハルのそばにいるよ」
「……っ!」
トウワなら苗字で呼ばれても、それが「自分」のことを想って呼んでくれているサツキちゃんの気持ちを受け入れてくれるのに。
ファミリーネームではなくてファーストネームじゃないと、「自分」という個の存在への彼女の想いを見つめられない、信じられないなんて……。
なんて深く、貪欲にサツキちゃんの気持ちを求めていたんだろう。
と思いました(T-T)
二人がこれまでのことも、自分の気持ちも、相手の感情も受け入れたENDは大好きです!!
満月の輝く夜を一緒に歩く二人。
放していた手を、そっと握る。
指を絡めようとしたけれど、日下部君の手は強張ったままで。
今はこんなことさえできないほど、私に触れることに怯えきってしまっている。
心が手に入らないなら。と思っていたときには、彼女の気持ちを顧みることなく突き進めたのに、彼女の気持ちが自分の傍にあると知った瞬間、大切で怖くて触れられなくなってしまうハルが好きでした。
それでも、そんなハルを「好きだよ」というサツキちゃんへ。
「……うん。きっと、そういうことなんだよね」
「僕も、好きだよ」
「月に誓って」
「どれだけ姿を変えたって、月がそこにあることは変わらないから」
「だから、あの月にかけて誓うよ」
「見えなくても、どれだけ形が変わっても、僕は変わらずに君を想う」
「……君が許してくれる限り、ずっとそばにいる。太陽に寄り添う、月みたいに」
(BGM 『空に舞う花びらと希望』)
「君を温め続ける太陽」なのではなくて、「太陽から温もりをもらって気持ちを光らせ続ける月」
を選ぶあたりがハルらしいな、と。
ずっと控え目に彼女を愛し続けてきたハルが雁字搦めになってしまって壊れてしまっても、その彼をそのまま掬い取ったこのENDに感謝しています。
全ての濁流を流しきってしまった後の、全部を包む愛情がただ幸せでした(T-T)vv
上記エンディングの後に見た、BestENDは最高でした〜〜vvvv
【学園編】【歌劇編】【専用ルート】ともそうですが、ハルにひたすら優しい選択肢を選び続けられることが嬉しくて嬉しくて(T-T)!!
Goodルート、Bestルート分岐となる <心の奔流> で、ハルのキスを「そのまま受け入れる」ことも出来て、もう幸せですvvvv
「女の子の唇って、こんなに気持ちいいものだったんだって……、驚いてる」
「……君が特別なのかな。……ずっとしてても、飽きない」
幸せそうなハルに心から、良かったね〜(T-T) と思いました。
「君が、好きなんだ。……それだけなんだ……」
「わ、私も……。私も、好き」
GoodENDでは、ここに辿り付くまで本当に長かったのに……。
ここではすぐに、素直にお互いに気持ちを言い合えることに感動です。
両思いになった後も、
「……君は、僕のそばにいてくれるんだよね」
と、自分の「価値」を信じられず、すぐ不安に揺れてしまうのがハルの根本なんだ、ということは変わりませんでしたけど、それをもっと上手に昇華できているな、と^^
このキスシーンの後で、ユキにキスマークが見つかる流れも可笑しくて、二人が微笑ましくて良かったですね(*^-^*)
そして、仕事帰りに待ち合わせをする二人。
手を繋いできたサツキちゃんに、
「……ごめん、僕、もう本当に、今が限界かもしれない……」
と、消え入るような声で真っ赤になってしまうハルがッッ8(≧△≦)8))))
自分から強引にしてしまう行為と、彼女から求められる行為では、その甘さが全然違うものに感じてしまって……駄目なのでしょうね^^
揺れてはいても、彼女の愛情に戸惑っているだけのハルが好きでした(*^-^*)
この後、甘えることが下手なハルのために、セバスさんに閉じ込めれた二人ですが(笑)
初めての行為イベントとなる <僕は君がいい> は幸せでしたね〜vvvv
「ごめん……、加減、できないかもしれない……」
この立ち絵の表情が!! 目元が!!
すっと細めた目に……くらくらでございました(T-T)vvvv
行為描写の、
まるで自分のものだと主張するように中を押し広げていく。
も、もうッッ8(≧△≦)8))))
ハルの【独占欲】をそのまま伝えられる感覚に、身悶えが止まりませんでした〜////
満足すぎて息が止まるかと(笑)
清一郎、ユキ同様に幸せな行為に、嬉しくて堪りませんでした(*^-^*)
翌朝になってからの二人。
外泊の連絡をしていなかったサツキちゃんが、「心配しているから」と家に帰ろうとします。
「……行くの?」
「……帰らないで。ずっと僕のそばにいて」
「……君を見送るのは、寂しいんだ」
「……いいよ」
「ここにいる」
私が部屋に帰るたび、どこかほっとした表情を見せる。
Bestルートでも、弱々しいけれど幽かな【独占欲】は顕在で。
でも、その優しい吐露が好きなんです。
ゆっくりと真綿でハルに覆いつくされていくような感じが、じわじわと(*^-^*)vv
半同棲のような日々が続き、寒い外からハルの部屋に戻ってきたサツキちゃんを温めようとするイベントも^^
振りほどこうとすれば簡単にそうできるほどの柔らかさで、腰に手を回された。
「……その、君が、嫌じゃなければ……」
という、自分自身に不安でぐらついていて、サツキちゃんを窺ってしまうハルが愛しかったです。
脆さとしてはどちらのルートも同じなのに、発露の仕方が全然違ってて。
それをしみじみ感じてしまうハルのシナリオは凄いなぁ、と思います。
って、私がハルを好きすぎるから、そう思うのでしょうか(笑)
二人の生活で感じられる気持ち、安心できる距離を見つけていくことができたからか、続く未遂イベント <僕は君しか知らない> のハルは、うわ〜。満たされてるんだな〜。と感じられるほど、攻め攻めでしたね(笑)
サイン会の準備待ちをしているハルの元(ホテルの一室)を訪ねるサツキちゃん。
「ほんとに、来てくれるなんて思わなかった……」
「……いけない? 君の顔を見たときから、触りたくてたまらなかったのに」
「……僕も、君に会いたかった」
「会って、キスして、抱きたかったよ。……そういうのとは、違う?」
「昨日の感覚、まだ覚えてるんだ」
「……あっ、……ん、っ」
「ここがどんなに柔らかかったか、とか。入れたときの締め付けとか……」
「いいよ。……(僕の)身体目当てでも」
「……君は好きでもない人間に、体を開いたりしないでしょう?」
『僕は月〜』 では、あんなに信じられなかった彼女の気持ちや行為を、すんなり受け入れてくれているハルが、ひっそりとでもサツキちゃんの気持ちに寄り添えているんだと感じられて幸せでした(*^-^*)
この後も、サイン会の時刻が差し迫ってきているので、
「……わりと、厳しいかな」
「だから、……急いでしよう」
って、にっこり笑うハルがッッ8(≧△≦)8))))
きゃ〜〜。もう幸せ〜〜〜vvvv
(すみません(笑))
また日は変わり、仕事帰りに突然雨に降られるイベント <雨の中で>。
これはBadENDとの分岐シーンにもなっているので、ハルが探しにくてくれたときには嬉しかったですね〜(T-T)
「……帰ってくるのが嫌になって、家に戻っちゃったのかもって」
「……僕の思い過ごしだったんだ。……よかった……」
この無茶な行動で発熱してしまうハルなのですが……。
探しに来てくれたときの、上記のセリフが切なく響いて仕方ありませんでした。
どんなにサツキちゃんに寄りかかって甘えているように見えても、深いところでは不安で仕方なかったんだなぁ(T-T)
と、仄暗いところに佇んでいるハルが見えたような気がして。
でもこの後、ハルは知るんですよね。
ハルを看病して迎えた翌朝。
「……僕のために、仕事休んじゃだめだよ……」
「日下部君だからだよ。日下部君だから休もうと思うの」
「僕、だから……?」
「うん。日下部君だから心配するし、こうやって看病もしたくなる」
「……」
「……そっか、僕って馬鹿だね」
ようやく。すとん、と溶けてくれたハル。
自分を見つめてくれているサツキちゃんに、やっと気づいてくれた!!
と感動しました(T-T)
その仕事からの帰り道、急いで帰ろうとするサツキちゃんを、
「20分で来い。さもなくば、メガネちゃんに口では言えないようなことしちゃうぞー」
と拉致るユキが最高です!!(笑)
まぁ、いろいろ仕掛けてくれまして^^ ハルが体調が優れないのにも関わらず本当に20分でサツキちゃんを救出しに来てくれるわけですが----。
「連れて行くけど。いいよね」
笑顔が、声が。……怖いです〜〜(笑)
「ハール。不安がらせて、捨てられちゃっても知らないからね」
サツキちゃんを連れ去る背中へ投げ掛けられるユキの言葉に。
「……言われなくても、わかってる」
声、低っっ。 怖っっ。 でも〜〜〜〜。
格好良いッッ8(≧△≦)8))))
と、悶えて仕方なかったハルイベでした〜////
そのまま自分の部屋へは戻らずに、噴水広場へ向かうハル。
「家に帰ってから言おうと思ってたけど、ここで言ってもいいかな?」
「最初に、あんなことしてごめんなさい。……君が好きで好きで仕方なかったんだ」
「それと、もうひとつ ごめんなさい」
「君が好きです。大好きです」
「うん。私も日下部君のこと大好きだよ」
「帰ろう、私たちの家に」
「うん」
「もうひとつごめんなさい」は、これまでの「こんな僕に想われてしまってごめんなさい」ではなくて、「君の気持ちに気づかなくて。目を背けてばかりで……ごめんなさい」だと嬉しいなぁ、と思います(*^-^*)
そして、二人で同じ屋根の下に帰れる幸せをしみじみ感じているであろう、「うん」のセリフが嬉しくて仕方なかったです!!
帰宅してからは……。
行為イベントがありまして、それも二つに分岐しているのですが、そのうち敢えて
<夜はこれから> は割愛しようと思います。
ネタバレなしの部分も残しておきたいので、是非 タイトルプレイで堪能していただければ、と^^
私の感想としては、サツキちゃんがハルのことだけを想ってする行為が、ハルのために幸せすぎてしみじみ嬉しかったです。
後述する感想と被ってしまうのですが……。
某複数ENDを払拭してくれる内容で溜飲が下がりました。
さて、分岐イベント <夜はこれから 2 > です^^
これは導入部分は無印イベントと同じなんですよね。
その、サツキちゃんがしている行為描写として、
その切ない声がもっと聞きたくて、ひときわ強く吸い上げた。
という表現があったことが、とても嬉しかったです。
これもまた、複数ENDではハルが切なくて切なくて仕方なかったので、同じ行為でもサツキちゃんの気持ちがきちんとハルに向いていることが幸せだったんです(T-T)
よかったねぇ、ハル!!
サツキちゃんが……終えてからは、もっと凄かったですねッッ!!
ハルが素敵すぎて私が壊れました(笑)
もったいないので、セリフだけ抜粋です。
「……やっぱり、されるより、するほうが、ずっといい……」
耳元で聞こえる吐息交じりの声。
興奮した色があからさまで、声を聞くだけでも体がうるんだ。
「……いかせて、って……、おねだりできたら、してあげる」
は、ハルッッ煤i@△@;??
「……いいよ。君が好きなだけ、揺らしてあげる」
き、きゃあぁぁぁぁ〜〜〜〜ッッ////
「……今日は一晩、僕に付き合ってね」
うわ〜〜。ハルってば、今 絶対 満たされてる(T-T)
っていうか、地を出せるようになったのかも……、と思いました。
【学園編】のBestENDタイトル、『世界で一番ずるい人』は健在なのかも(笑)
そのままエンディング <おかえり> へとなります。
やっぱり二人はハルの部屋に暮らしていて、外から帰ってきたサツキちゃんがかじかむ手を温めようとするシーン。
「……ああ、もう。だから手袋くらいしていけばいいって言ったのに……」
「手、貸して」
「……すぐ温まるから」
「あの……」
「……帰ってもいいんだよ?」
自分のことにはどこか無頓着なところがあるサツキちゃんを、何かと構ってしまうハルの日常が垣間見れて嬉しかったです(*^-^*)
そして、もう離れても大丈夫なハルの気持ちも。
離れても大丈夫にはなったけれど、いつまでも一緒にいたいのはサツキちゃんも同じ気持ちで。
照れ照れと自分の気持ちを話すサツキちゃんと、もっとしどろもどろに、その想いに応えるハルが幸せそうで可愛かったです(*^-^*)vv
最後の、
「あ。そうだ」
「おかえり」
の言葉は、にっこり笑うハルそのままの温かさで、ほわ〜っと感動した終わり方です。
諦めてしまったり、手離したり、激情に呑み込まれてしまったり……。
たくさんのエンディングを見た後に迎える、ハルの恋愛ENDとして最高の内容でした!!
ハルの専用ルートは清一郎同様に、起伏のない内容だと正直 思います。
それでも、ハルが悩んでいるときにずっと傍にいられただけで、私には満足なシナリオでした(*^-^*)
TrueENDに到達したときの幸福感には代えられませんしね^^
専用ルートのように綺麗なハルも、歌劇編のように感情渦巻くハルも、どちらも大好きです。
ラテン語で、哲学者デカルトの言葉。「我思う、故に我あり」という意味のEND名。
専用ルートでのBadENDになります。
ハルの専用ルートにはENDが2種類しかないのがMemoryで見てとれたので、ひたすら冷たい選択肢を選び続けたのですが……。
シナリオの手探りで進む内容よりも、そちらの方が辛かったです。
何も苦しんでいるハルに、こんな選択肢を選ばなくても……!! みたいな気分で(T-T)
END自体は二人は寄り添ったままですので、従来の拒絶されるBadENDとは違うのですけれど、サツキちゃんの気持ちが否定的なものの上にあっては……。
それはじゃあ、ハルだって一歩を踏み出せないよ。前に進めないのも当然だよ!
と思いました。
いつかハルが、サツキちゃんといることで「何か」を見つけてくれることを願って止まないENDです。
大好きなハルと、ようやく迎えられたTrueEND!!
上出しましたように、内容自体はそれほど面白味のあるものではないと思います。
でも、ハルが最後に穏やかに笑ってくれるだけで満たされたENDでした(T-T)
END語りの前に、専用ルートのハルで驚いたこと。
それは、やっぱり……。
サイン会での【キラキラ】ハルですよね!!
あれには……驚きました。
初期の美蕾さんの行為CGを見ているみたいで(笑)
(初期の頃って、無駄に背景がキラキラしてたんですよね〜)
ただ……。
あれがハルの意外な一面だとしても、サツキちゃんがハルを意識してしまうきっかけになったのは、正直
嫌だな、と思いました。
もっと、ハルの内面から好きになって欲しかったなぁ、と思います。
そこが私個人、少し心残りな部分ですけれど、ハルのことが好きすぎて注文が厳しくなっているかもしれませんね^^;
この後、ユキに乗せられるように告白してしまうハルですが、
「……ぼ、僕……、てっきり嫌がられると……」
「そんなこと絶対ないよ」
「……」
「……ちょっと、泣きたいかもしれない」
焦がれていた女性(ひと)に想いを返されたのが、あまりに幸福そうで〜〜(T-T)
ハルの恋が実る瞬間はどのルートも嬉しいのですけれど、専用ルートはハルが素直な気持ちでいるだけに、幸福感が倍増でした。
この先の <当てなき逃避行> での、傘に隠れたキスもとても好き(*^-^*)!!
綺麗な場面でしたね〜vvvv
自分の問題を乗り越えて、ようやくサツキちゃんと正面から向き合えたEND内容も充足感でいっぱいです^^
「何度も挫折しそうになったよ。でも、僕にはずっと君がいてくれた」
「……これからどんなことがあっても、僕は君さえいれば立ち直れる」
「君は誰より綺麗だよ。もし他の誰かがなにかを言ったとしても、関係ない」
「僕の天使なんだから」
「……受け売り」
「これから」は、自分の未来にサツキちゃんを一緒に据えてくれていること。
「他の誰かが」はカナデから受けてしまった傷を、そっと癒してくれていること。
いたずらっぽい笑みと一緒に語られる「受け売り」とその前のセリフは、気恥ずかしいくらいの幸福感と、他ルートが重なる演出の巧みさに、ただ感動してしまいました!!
キスCGのハルもめちゃくちゃ素敵ですしvvvv
「……君が僕を支えてくれたみたいに、僕も君になにかしてあげたいんだ」
「だから……、ね」
って、本当にずるい(笑)
ハルのことが大好きなサツキちゃんにも、ハルファンにも太刀打ちできない甘いだけの提案なんて、本当にずるいです(*^-^*)
エンディング <終わらない物語>。
耳元に唇を寄せられた。
「君と僕の物語は、まだ続くからだよ」
〜〜〜〜〜(T-T)!!
このセリフだって、【乙女】ではありふれたものなのに、ハルがサツキちゃんに投げ掛けてきた想いの軌跡を思い返すと幸せすぎて!!
ハルの穏やかに見つめる笑顔と、ED曲 『花』 の優しい余韻に……浸ってしまって仕方ありませんでした(T-T)
ハルが幸せになってくれて、本当に。それが一番の幸せです!!
そして、エンドCGを見て思いついたことなのですが^^
ハルと同じ時間を過ごして、同じ部屋にいて、彼が机に向かっていないときは、あれが二人の定位置なんじゃないかな、と。
サツキちゃんの傍へハルが抱き寄せに行ったり、ハルがにっこり笑って「おいでよ」と言ってくれたり。
その時々で違うのでしょうが、ハルは何時でも彼女の傍に在ることを願っていると感じたので^^
そんな二人が何時までも離れずに、手を繋いで歩んでいってくれるといいな、と思ったENDです(*^-^*) |
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以上がキャラ語り&END語りになります。
このように長くなってしまった感想文にお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。
私自身、この『すみれの蕾』という作品が大好きで大好きで始めたレビュー形式なのですが……正直、途中で挫折しそうになったことも^^;
トウワを追いきれなくて。
あればかりはこれから先も読み返せないレビューになってしまいました…(T-T)
が、他のキャラクターに関しては私の中で及第点をあげたいです。
頑張ったね、私!! と(笑)
まぁ、私の感想はこれくらいで、初めて【成人乙女】というジャンルを開拓した美蕾さん。
いろいろ批判もありましたし、「不手際」では済まない事象もあったと記憶しています。
それでも、この世にこのような素晴らしいタイトルを送り出してくれたことに感謝の念を!!
プレイを終えても、忘れられないキャラ造詣&シナリオ作りには敬意を表します。
また、『星の王女』無印から美蕾さんのタイトルはBGMも素晴らしいものばかりだと思っているのですが、今回も素敵でしたね!!
個人的に、
「秘められた決意」
「きらめく想いの中で」
「ゆらめく水面と君という光」
「追憶の果て」
「手のひらに太陽を」
「空に舞う花びらと希望」
「初恋」
そして、
「花」
が秀逸だったと思って止みません。
特に幸せなEND系と、ED曲が大好きです(*^-^*)
ついに新作タイトル 『ツンデレ★S乙女』 も発売されましたが、そこは……あまり過度に期待せず(笑)、のんびり楽しみたいなぁ、と思っております^^
『すみれの蕾』。 本当に大好きな作品です!! |
(2010.04.17 UP) |