Princess Arthur





プ・リ・ア・サ! 面白かったですね〜〜〜〜(≧ω≦)vvvv

拙サイトを通しまして「面白いですよ^^」とお声を掛けていただきまして、実際に私がプレイをし始めてからも、次々と「面白いですよね〜(
*^-^*)!」とコメントを残してくださる方々が多い作品でございました。
過去作をプレイしてこんなに反応をお返しいただきましたのも、初めてじゃないかな〜、というくらいの頻度でございます。
それくらい多くの皆様に愛されている乙女作品なのでございますね。
うんうん、とってもよく分かります(*^-^*)!

ーーが、キャラ語りに入り、褒め殺し(笑)をする前に、少しの難点もお話しさせてくださいませ。

とは申しましても、拙『紹介』ページにて述べたことを重複してお話しするだけなのですが、まずはやっぱり。

【伏線が回収されない】

う〜〜ん。これは語弊があるかもしれません。
多くの伏線は確かに回収されます。えぇ、マーリンルートにて。
彼のルートに入って「ああ、なるほど。そういうことだったのか(;゚д゚)!」と思うことが多くございました。
けれどですね、それは……私からしてみたら、確かに伏線の回収かもしれませんけれど、

あくまで、【マーリンルート】の中の回収

なのじゃないかな、と思うのです。
マーリンルートでは解決しているような案件であっても、例えば同じ題材を扱っているモードレッドでは?
ガラハッドでは??
それらは「彼らのルートの中で」、きちんと解決が成されたのかどうか?
甚だ疑問に感じました。

マーリンルートではマーリンなりの解決を見たように、個人個人の案件として昇華して欲しかったなぁ、ということが正直なところでございます。
(でも、ランスロットルートはその中でも、やっぱり特別。
他者の慕情?が絡んだシナリオが解決されないのは、モヤモヤが残るかなぁ〜〜。
まぁ、ランスはアルに一途なので他の女性だなんて視界にも入っておりませんけれどね(≧ω≦)!)



そして、以下は私のみの残念点。

すっごく……。
すっごく本作品と似たような軌跡をたどったことがありましたorz

いえいえ、恋愛描写はもちろん本作品だけのものでございますよ!
その点は大いに。つまびらかに! 傾倒させていただきました(
ノωノ)vvvv
(日本語の使い方を間違っております(笑))


ですが、ん〜〜とですね。主に、アルが王たる資質を磨こうと研鑚する部分。
王として皆に慕われ、人垣が幾重にも厚くなっていくような高揚感。

これらを、私の思春期に『
アルスラーン戦記』『十二国記』という小説で読んでおりましたため……。
あの……ほら。
思春期に読んだり見たり。
自分の中に吸収するものって、特に大きな価値を持つじゃないですか。
その中で「うわぁぁぁ(≧ω≦)!!」と身悶えをして、先を先を、と読み進めた経験がございましたので、本作品のそのような戦略部分、もしくは、前述致しましたいわゆる「図南の翼」部分がですね。
私にとりましては、"ああ、そうか。そうなるよね、うんうん。" と、流せてしまう部分となってしまいまして……。
非常に申し訳ないのですが、恋愛描写には大きくときめきましたものの、その重要背景となります物語部分は言葉は悪いのですけれど、二番煎じのように薄まった印象で残るのみとなってしまったのです。

あぁぁぁ! 本ッッ当に申し訳ございません(>_<)!!

例えば、児童文学『雪の女王』のように普遍的ともなっております物語を媒体にしていますならば、それはもう無数にありますオマージュのひとつとして気負いなく受け取ることも出来るのですが。
私個人が趣味として選んだ数少ない娯楽の中での類似点となりますと、やはり思春期よりのものが輝きが強くなってしまうことを払拭できなくてーー!

きっと、きっと。客観的に見れば、乙女風味に味付けのされた素晴らしいシナリオなのだろうな(*^-^*)
と、推察は出来ますものの、推察できるのみとなってしまったのでした。

釈明が長くて、ごめんなさい〜〜(>_<)!!
でも、本作品を教えてくださった方々のご厚意を思いますと、この部分が本当に申し訳なくてッ(⊃Д⊂)

ですが、何度も申しておりますように

恋愛描写には本当に胸をしめつけられ、ときめく要素が多く散りばめられておりますから(≧ω≦)!

そこは、是非是非、安心なさって未プレイの方も拙感想文を眺めていただけたら、と思うのです^^


うぅぅ。
この冒頭文ではあまり本作品の良さをお伝え出来なかった……ですよね。
ごめんなさい!
ですが、以下より続きますキャラクター語りでは「恋愛描写の良い部分」をお伝えできたらと思いますので、宜しければ、このままお進みになってくださいませ〜〜(*´Ω`*)

(「PrincessArthur」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)





ランスロット(cv.小野 友樹)円卓の騎士筆頭。

ラ……。
ランスロット〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

好きです!
本作品で一番好きです!!
大好きなんです〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv

えと、コホン。
もちろん、友樹さんボイスという破壊力が相まっての好ましさかもしれません(笑)
そこは私自身にも否定できないところでございます。
けれどですね! それだけじゃあ、ないんですよ!!
だって、ランスロットってば……、もぉ!

超絶、私好みの【ムッツリ】さんだったのですよ〜〜〜〜(〃ノωノ)!!!!

見た目はね(笑)、すっごく優しいの!
穏やかで、常に冷静で、アルにはいつでも恒温状態。
まさに【円卓筆頭】、もしくは【騎士道精神】を具現化したかのような完璧な男性でした(≧ω≦)
vv

「だが……一番大事なことを覚えていて欲しい、姫王よ」
「私達は、お前を守らねばならない」

「お前を傷つけようとする者がいるのなら、
私は容赦なく斬り捨てる」

と、一途に目を見て言われたときには「〜〜〜っ!!」と、呼吸が止まってしまいそうになりましたもの
////

(余談ですが、続く場面での、

「ルキウスはグラッサに入る」

と、たった一言。
でも、今まさにアルが心から欲していた情報を言い置いて、木立ちから去っていくイビスに痺れてしまいました(≧ω≦)!
めちゃくちゃ格好良かった〜〜〜
vvvv

で・す・が!!

肝心のランスロット本編は消化不良もいいところだったと思います(;´Д`)!

伏線を広げるだけ広げておいて、その少ししか回収してくれない。みたいな^^;
ほとんど全ては、プレイヤーが脳内補完するしかない、という状況だったのではないでしょうか。

だって、まずは「ニムエお姉さん」(笑)がよく口にしていた【ランスロットの背負っている重い枷】。
これって「
モルゴース様が施した呪」で良かったのでしょうか?
何だか、そこには止まらず、ランスロットの出自に絡んでいる言葉なのかと深読みしてしまいました^^;

同様に【ニムエさんとの関係性】。
これはですね、本編を読んで判じることが出来なかった方はwikiでお調べになると「へぇ〜」と思われるかと。
でも、明らかに説明不足だと思います。
物語序盤では伏線のために言い濁すのは手法だとしても、最後まで種明かしをしないのでは、シナリオ内でどれくらい「風呂敷を広げたところで構わない」ということになってしまうと思うので。

そして、恋物語を楽しむ点では非常に重要、と思われる……。
【ランスロットの
起点の不透明さ】。
本当。一体、いつランスロットったらアルのことを好きになっていたのでしょうね〜^^;
終章で「溢れてしまうくらいに好きだった」的なことを突然言われても、「え!? いつから(;゚д゚)!?」状態でした(笑)
ランスロットファンには、もとからの好意も上乗せになりますので許容できるかもしれない、というだけで、それ以外の方には「え〜〜(;´Д`)」という急展開だったような気がして勿体ないですorz

で!
これまで述べた点はランスロットルートの中でも、"気になると言えば、気になる。でもまだスルー出来る"。
といった部分だと思います。
ですが、一番の不可解さ
(不快さ?)はこれに尽きますよね!!

【ギネヴィア様との関係は〜〜〜(;´Д`)!!!???】

これね。
これですよ!!(笑)

wikiによりますと、ランスロットはその類を見ない強さと、高邁な騎士道精神の他にも、「
アーサー王王妃・ギネヴィアとの恋による不貞」の騎士、としても有名だったそうです。
(↑ ここは重要ネタバレ部分かもしれませんので、お気を付けになって反転してください)

ですが、本作品はヒロインをアルに据えておりますため、ここの部分をぼかして表現してくださっている姿勢には感謝致しました(*^-^*)
本編の文章を読んでいると、「
ギネヴィア → ランスロット」という構図になっているような印象を受けますから。

以下は私の勝手な解釈です。

ランスロットが、いわゆるギネヴィー様を「
誓いの君」としたのは、本当に [ 主君の細君 ] だったからなのだろうな、と。
で、ギネヴィー様は多分、ランスロットの不変の強さを媒介にして、夫・ウーゼルへの愛を確かめていたのじゃないかな、と感じたのでした。
ウーゼル王が欲した、もしくは認めた最強の騎士だから、ウーゼルからの愛情は信じられなくても、ランスロットが最強でいてくれる限り、夫からの愛情がそこにあるような気がしていたの……かな〜〜??って。
いやだって、全年齢版ということもあって濁していますが、モルゴース様のあの口調ではメドラウトって「
ウーゼルとの子ども(;゚д゚)!?」って印象も受けましたし。
そうなると、そこからギネヴィー様がウーゼル王に対して愛情の不義を感じてしまっても仕方ないんじゃないかなぁ?、ってね!
全然、歴史的知識のない頭で考えたのですよ。

でも、やっぱり一言で言うなら

説明不足もいいところですよね(;´Д`)!!

さらに、補足的願望としましては、ランスロットがアルと恋仲になったことにより、ギネヴィー様
からランスロットへ「 "誓いの君" を返上」してくれたらいいのに、って思います。
だって、ランスロットから「やはり、アルが良いのです」とは言えませんもの(笑)
で、ついでに。
そのままランスロットに頼ってウーゼル様への愛情を確かめる、なんて不毛なことを止めて。
ギネヴィア様個人の力で、夫への愛情に向き合ってくれたら、尚良いのに(>_<)!!
と思うのですよ。

いくら、「私たち貴族の娘には自由恋愛は認められていない」みたいなことをアルに言っていたところで、私たちプレイヤーにとって、それは何の免罪符にもなりません。
むしろ、ランスロットルートにおいてギネヴィア様の株は下がる一方だと感じてしまいました。
ギネヴィア様自身が傷付きたくない、という自己保身から、アルの恋心を踏みにじって欲しくない、というのが正直なところでございますので(>_<)!!


以上。ですかね〜〜。
う〜〜ん、めちゃくちゃランスロットルートへの見解部分が長くなってしまいました。
しかも、全部がランスロット語りではないという^^;


ですが、それでも弁解させていただけますのなら。
ランスロットルートにおいて、確かに彼からの「愛情の始まり」は不透明ではございましたけれど、

ランスロットが常に傍にいて。
これからのアルが進むべき道を考え、より良いように導き。
アルのために、自身の【最強の騎士】たる力を発揮しよう。

と、想ってくれていることは、随所から強く感じ取ることが出来ます(*´Д`)!!
その想いを感じ取れるからこそ、曖昧模糊な描写が多いランスロットルートを、彼を信じてプレイすることが出来ました^^

あ、そうそう!
でも、これだけでは私の最愛キャラになった所以が分かりませんよね^^;
本編の恋愛エンディングでも、甘くて優しいランスロットを見ることが出来ますので、そこも保障できる部分なのですけれど、私の場合……。

Shop購入できる、あのショート・ショートの破壊力は何(〃ノωノ)!!??

と、原形に戻れないくらい溶けきってしまったのです〜〜〜〜
////
(同様に爆笑もさせていただきましたが(笑))


いやもぉ、あのSSの1本目を読んだ時、「な……なんて輝ける【ムッツリ】さんなの(*´Д`)!!??」と感極まってしまった訳でありまして。
さらに2本目で「嗚呼〜〜。これはもう堪らないわ(≧ω≦)!!」と身悶えしてしまったのです(笑)

ムッツリと妄想型が一体化した素晴らしき内向エロスの殿方

だったのですよ〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))


そんな訳で(笑)
本編では、ランスロットルートを形作るための横槍が巧いこと昇華されずに終わってしまう印象でございましたが、彼自身からの愛情は口に出さずとも随所で感じ取ることが出来ましたし^^
何より、いわゆる「番外編」でランスロットへの愛を更に不変なものとしました、変則的ではありますが私にとっては楽しいルートプレイでございました(*^-^*)
vvvv

(あ、でも! 最後にこれだけは!!
プレイヤーがwiki等で調べなければ分からないことが多すぎる、というシナリオはやっぱり駄目だと思います〜〜(>_<)!!)





ガウェイン(cv.谷山 紀章)円卓の騎士。

ガウェインったら、格好良かったです〜〜〜〜(
ノωノ)vvvv

私にとってのガウェインルートの一番の救いは、彼からの好意溢れた視線を感じられることでした。
アルが初めて登城した際に、ガウェインはドスドスと足音を荒げてやって来るじゃないですか。
でも、精一杯に彼女が見せてくれた笑顔に「……っ」と息を呑んで、耳を赤く染める彼。

つまりは。
"嗚呼、女王の誕生を快く思ってはいないんだな……(;´Д`)" とうなだれる気持ちの後に、それがすぐ好転した瞬間ーー。

もう、ガウェインに恋に落ちていました(≧ω≦)!!

本当はね〜、いわゆる【脳筋キャラ】(笑)は好みではないので、初周に回しちゃおっかな〜、と思っていたのですよ。
でも、それなのに!
すっかり、ガウェインがアルに寄せてくれる甘酸っぱい感情に骨抜きにされてしまいました〜(
ノωノ)vvvv

お披露目パーティーで、アルを先導する役を担った時の、騎士然としているガウェインも格好良かったな。
(ガウェインだって、れっきとした騎士なんですけどね(笑))
海岸を連れ添って、そぞろ歩いてくれる背中も好きだったな。
アルがランスロットと親しげに話す度に、憮然とした表情で嫉妬心を伝えてくれる心根も好きでした。

でもでも!
一番、胸を射抜かれたのはこのセリフ(*´Д`)

「お前、出来る限り命を奪いたくないって言ってたけどよ」
「……ーーそれ、俺には無理だわ」
「……!」

「お前が傷付かないように、誰も指一本触れられないように、俺が倒しまくらねぇとなぁ」

「だから、こんなこと言うのもおかしいかも知れねぇけどよ」

「お前が誰も斬らなくて済むように俺が全部代わりに斬ってやるよ」

〜〜〜〜〜!!
が……。
ガウェイン〜〜〜〜〜(⊃Д⊂)!!!!

そうなんだよね。
どんなに高邁な理想を掲げたところで、アルが布武を成し遂げるためには、それを行使できる立場にいなければならないのですもの。
それならば。
彼女に歯向かう輩に、どうしても剣を抜かなければいけないのなら……。

せめて、アルの手は少しでも清いままであって欲しい。

うぅぅ(T-T)
そんなガウェインの、決して洗練されている訳ではないのですけれど。
武骨な言葉だからこそ、彼が彼らしいままにアルのことをとても大切にしてくれている心情が伝わってきて。
嗚呼、なんて愛されているんだろう、って感動してしまったのです。
格好良いよ〜〜!! ……ガウェイン(T-T)
vv

そんなガウェインの最終章は、意外にも戦場を駆け抜けるものではありませんでした。
予想としては対スコットランドとの戦で戦斧をふるっている勇姿で締めるのかなぁ? と思っていただけに、
"成る程! ガウェインの心の在り方で来ましたか(;゚д゚)!?" と驚いて、でもーー。

彼が自身を責め抜いていた楔がほどける瞬間が本当に嬉しく。
【強さ】にいびつなまま執着せずとも良くなったガウェインの満面の笑顔に。

「うわぁぁぁ(*´Д`)!」と、ひたすら心揺さぶられてしまったのです。
そんな彼を目を細めて見守れば良いだけのエンディングはとても幸せなものでした。

マーリンが言うようにガウェインってば、
あのガタイで純真さんですからね^^
きっと、積極的に攻めてきて欲しい訳じゃないけれど、恋する乙女としてはガウェインに触れてももらいたいのに……。
と、これから顔を真っ赤にして悩んでしまうに違いないアルの姿を想像するだけで楽しかったですもん
vv
頑張ってね、アル!(笑)


【BAD】のエンディングでは目を覆いたくなってしまったガウェインの無念も。
HAPPYでは余すところなく、全てが好転しているようで本当に嬉しかったです(*^-^*)
その後の、モルゴースの沙汰が気になるところでもありましたが、まぁ、乙女ゲですし!(笑)
にっ、っと笑ったガウェインが幸せなことが一番だよね^^ と、胸を梳いた結末となっております(≧ω≦)
vvvv





トリスタン(cv.子安 武人)円卓の騎士。(非在住)

トリスタンを初手攻略に選んでよかった〜〜〜〜8(≧△≦)8))))


と、自分で自分を褒めてあげたい! と思いました。
だってね、格好良いんですもの!
……ではなくて(笑)

最初は、"アルに対して歓迎ムードになっている円卓の中で、唯一厳しいトリスタンが苦手だよ〜orz" と思って突撃したのですが、いやはや(*´Д`)!
確かに、一人辛口なんですけれどね。

アルが女官たちの陰口に打ちのめされてしまった夜。
またも「
蛇の死骸」に怯えてしまった夜。
彼女の中で何かが切れて、逃げ出してしまった夜に。

意図したものではなかったにしろ、その背に庇い、アルの中で消えない言葉を与えてくれたこと。
もう駄目だとアルが観念して目を閉じた初陣のさ中、救命の矢を放ってくれたこと。

うわぁぁぁぁ、格好良いんですよッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv

あれ? 結局、「格好良い!」に落ち着いてしまいましたが(笑)、円卓の中で独自の道を進んでいるはずのトリスタンに段々とアルが惹き寄せられていってしまうのも無理はないなぁ、と思いました。

そうそう、それでですね。
私が初手攻略にトリスタンを選んで良かったなぁ、としみじみしている点としましては、簡単なところでは
【章の短さ】が挙げられます。
やっぱり城に常駐していない円卓、という立ち位置だからでしょうか。
他の騎士様方よりも、本当にあれよあれよという間に次の章、次の章と進んでいき、私からしてみればちょうど良い長さでのエンディング到達となりました^^

あ、だからと言って、決してシナリオに手抜きがされている訳ではありませんから(;゚д゚)!
他の騎士を攻略した後にトリスタンプレイだったら、きっと章の短さに「あれ?」と感じたのかもしれませんけれど、初手攻略で何もかもが初めての状態でございましたから、共通シナリオを読み進め、個別パートのシナリオも読み進め。
としていく中では、綺麗にまとまっていて良かったなぁ、と(*^-^*)
(本筋?としてのシリアスな場面だけではなく、きちんと息抜きできるような「釣り」のデート場面を描いてもくれたりvv
じわじわと幸せで、胸にくるものがありました(≧ω≦)!)


後、最大の「初手攻略万歳!」理由と致しましては(笑)
トリスタンが何故、単独行動を取っているのかを掌握できているので、

他キャラを本命攻略の際も、トリスタンを空気とは感じない

という点が本当に良かったなぁ、と(*´Д`)

もぉ! トリスタンってば、本当に城にいないんですよ!!
ですから、彼の不在に慣れてしまって偶にシナリオに顔を出されると、"あぁ! いたいた、こんな騎士(;゚д゚)!" 状態になってしまうと言いますか(笑)

そこをですね、例え不在でも。
トリスタンが傍にはいなくとも。
彼がこの国のために……というのは、トリスタンにとっては大言壮語でしょうか。
トリスタンが追っている真実のために、孤軍奮闘しているのだな、と温かく思えて。
そして、忠義を貫くために不器用な道を選択せざるを得なかったトリスタンに胸が締めつけられるのです。

…………。閑話休題。

アルとのトリスタンは、やっぱり終章が固唾を呑んで見守ってしまうのでキュンキュンものだったなぁ、と感じております(≧ω≦)!
だって、もぉ!!
踊り子」の衣装に身を包んだアルを慮りながらの、

「着ていろ。その姿を他の男に見せるのは惜しい」

何ていうのは序の口でっ。

「お前は……俺にとってどちらなのだろう」
「『王』なのか……ーーそれとも」
「『女』なのか」


(アルを
組み敷くトリスタン(*´Д`)!)

「こうしてみて分かった。……簡単な……ことだったのだ」
「両方だ」
「『王』であり」

「俺の前でだけ『女』であればいいのだ」

って、キャ〜〜〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv

ト・リ・ス・タ・ン! めちゃくちゃ格好良いですから〜〜〜〜ッッ
////
声ヲタ意見を言わせていただけるなら、これを心底素敵な低音ボイスで子安さんが仰ってくださるのですから、それだけでもぉ……!
あぁぁぁぁ、感無量でございました(⊃Д⊂)

このシーンを踏まえてのエンディングも、PSP画面に向かって咆哮してしまいたくなる甘さでございましたしね(
ノωノ)vvvv
嗚呼、本当に……。


騎士として熟成された気骨ある部分も。
忠義と、半ば諦観が混ざってしまったかのような彼の半生も。
けれどそれらを内に仕舞い込んでいた先にアルとの出会いがあって、トリスタンの生に彩が戻った嬉しさも。
全部が大好きだよぉ(≧ω≦)! と思える、胸が熱くなるルートプレイでございました〜(*´Д`)
vvvv





ガラハッド(cv.岡本 信彦)円卓の騎士。

あぁ、そうだったんだ、と思いました。
作中では言葉として簡単な説明はされても、詳しくは推測するしかないガラハッドの【虚無の器】。
彼がそのような存在だったから天賦の才に恵まれ、何事にも秀で見目麗しく。
そして……。
感情の抑揚がない。

私もガラハッドの希薄な性質にどうしようもなく惹かれてしまい、最終的にはギネヴィア様に乞われ披露した剣舞のシーンで骨抜きにされてしまったのです。
とても綺麗でした(*´Д`)
そんな「
観測者」ゆえに恵まれながらも、たゆたうように流され生きてきた彼が、アルとの出会いによって情熱に身を焦がすようになる様には胸を打たれずにはいられません!

「……美しい姫君。今宵、私めが貴女のこの手に触れることをお許しください」

アルのお披露目でのエスコートを仰せつかった際の、騎士としての言葉。
これはガウェインの時にももの凄い威力がございましたが、普段は甘い言葉など囁かない男性に突如、跪かれ礼節をもって接せられるとーー。
破壊力、半端なかったです(≧ω≦)!!

いやもぉ、【騎士】ってすごい〜〜(;゚д゚)!!、と(笑)

そうして、姫王と騎士として誰よりも近しく過ごすことが多くなった二人でしたが、特にガラハッド側が心ほどかれていく姿が、とっても嬉しくて(*^-^*)
vv

「……あのさ」
「……ーーー君は、円卓の中で誰を一番……信頼……してるの?」


と、ガラハッドに訊かれた時には、「キターーー(≧ω≦)!!」と叫んでしまいましたし(笑)、個人的にはやっぱりアレかな。

アルが姫王として城下の散歩に出た際、魚屋のおばちゃんから「持ってって!」と献上(笑)された鮭を素直ににこにこと抱きかかえて歩く彼女と。
騎士として、女王に魚を持たせたままで歩かせていいのか、と内心ぐるぐるしているガラハッドが、

「……あのさ、その鮭……」

と言いだしては、間が悪くスルーされてしまう居心地の悪さ!!
もぉ、本当にここの場面が好きでした^^
何てことはない場面なのですけれどね。
彼女に近づこうと努力してくれているガラハッドを見られることが幸せでしたので(*´艸`)キャ

後は、

「そうだぞガラハッド、気にする必要は全くない。私達はもう無理だが、

お前は姫王よりも若いのだからな」

と。
アルのことを意識しだして、でも、自分が彼女よりも年若く、身長も低い、と思春期な悩み(笑)を抱えているガラハッドに対して、物腰柔らかく、丁寧に。

笑顔で塩を塗り込むランスロット!

いやもぉ、彼が本当に親切心で慰めてくれているだけ、余計にガラハッドへの憐憫が増して最高な場面でした(笑)

ですが、これから後は、ただひたすらに。
これまでの
無関心が嘘のようにアルに関心を寄せ、彼女だけを愛しく思うようになるガラハッドを堪能することが出来ます^^

彼から手渡された「
赤い雛芥子」と、(← 共通パートへのネタバレのため隠し文字)

「君なんかこの城に来なければ良かったんだ」
「僕なんかに話し掛けなければ良かったんだ」
「君なんかいなくなればいい」

「……!」

「君は優しくて鈍くてみんなに愛されて」
「そう、君はみんなのものだ」
「苛つく」
「不愉快だ」
「……ガラハッド……」

「どうして君の全部が僕だけのものじゃないんだろう」


〜〜〜〜〜(T-T)!!
きっとアルに恋をする騎士の皆が思わずにはいられない切なさ。
胸を締め付けられるのに、満たされることのない独占欲を露わにしてくれた、このセリフが大好きで大好きでっ(⊃Д⊂)
vvvv

そして、最終章にて見事、奸計を打ち破った後の誓いの言葉にも陶酔させていただきました。
激しくて、静かにもなって。
最後は懇願するようでーー。
同じような言葉なのに個人の性質が反映されると、ここまで印象の変わるセリフになるのかと感動してしまったのです。
(= モードレッド)

では、そこの部分をガラハッド語りの締めとして引用させていただきますね(*^-^*)

「……ーーー好きだ。君を失ったらきっと壊れてしまうくらい……好きだ」
「待ってて」
「僕はなるべく早く大人になる」
「君に優しく出来る、君を守れるような大人になる」
「だから……

それまで他の奴を見ちゃ……駄目だ……ーーー」

そんなのもちろんだよ、ガラハッド〜〜〜〜(⊃Д⊂)
vvvv

待ってるから。
早くても、遅くなっても、ずっとず〜〜っと待ってるから。
だから、「任せて。すぐにランスロットなんて追い抜いて僕が円卓筆頭になるから」という夢を叶えてね^^
そして、アルを迎えに来て!
拝命の誓いのために跪いた貴方の手だけを取るから(*´Д`)
vvvv


マーリンが呟いた。
「虚無の器に美酒が満たされる」ようになる。
そんな素敵なシナリオを追いかけることが出来て、とても幸せでございました(*^-^*)!!





モードレッド(cv.細谷 佳正)円卓の騎士。

「今夜この瞬間から……君の総てが俺のものだ」


〜〜〜〜〜(≧ω≦)!!!!

モードレッド〜〜〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv


あっ(;゚д゚)!
すみませんっ。冒頭から大暴走してしまいました(笑)

いやいやいやいや、でも!
すっごく納得です!!
モードレが人気あるのが分かる〜〜、と嘆息してしまったルートでございましたよぉ
////

彼のシナリオは、まさしく。文字通り

絡め取られる

といったもの。

優しく手を差し出されるから、その手を掴まずにはいられなくなって。
「君のことが大好きなんだ」と熱く見つめられるから、目を逸らせなくなってーー(
ノωノ)!

うわぁぁぁ。何て素敵なストーリーだったんだろう、と思います。
人を想うことにたいして初心なアルが、決して敵う相手ではございませんでした。
気付けば傍にいてくれる。
おいそれと身じろぎも出来なくなるくらい、熱い熱い言葉を掛けられる。

「別に急に明日から俺に恋してくれとは言わないよ」
「ただ……ーーー」

「他の男のものになるのは許さない」

なんていうセリフなんですよ(
*´Д`)!!
それはもう……。
ああ、降伏するしかないなぁ、って思ってしまうじゃないですか!?
例え。例えばーー。
彼の楽しそうに声を上げて笑う姿の先に、仄暗い翳りが見えたような気がしても。
アルを試すかのように暗躍しているのだとしても。

全ての疑惑が全て彼からの愛情となって跳ね返ってくるのなら、何も言うべき言葉は見つかりませんでした!

だって、やっぱり全部が偽物なんかじゃなかったんだ、と泣いてしまいそうになったんですよ。
きっとモードレッドの言葉から察するに、彼が生まれた毎年訪れる喜ばしい日には……。
城を上げて喪に服していたのかもしれないですよね。
黒色に身を包まなくても、きっと城主からして陰鬱として過ごしていたのだろうな、と。

そんな毎日を送っていた彼が、残してくれた。
晴れた日に湖のほとりで食べた、アルがモードレッドのためだけに作ったパウンドケーキの味。
あれを
「うまかったなぁ」と、しみじみ呟いた一言(T-T)!

愛情を得られなかった彼が、アルを陥れるために弄した甘言の数々はきっと。
彼女の傍にい続ける毎日の中で、真実のものとして積み重なっていったのでしょう。
思いを懸けられることに耐性のない人が、いつまでも自身へ向けられるひた向きさを前にして空虚でいられるはずがない、と思いますもの。

そんな風にBADENDにてモードレッドを偲んだ後に迎えたHAPPYENDは!

「……ーーーただいま、アル」

お……。
「おかえりなさい」(⊃Д⊂)!!!!

と、伝えられることが、どんなに嬉しかったことか!!
きっと並大抵ではない心情で決戦に赴き、過去と決別をし。
気持ちは満身創痍だったに違いないモードレッドが、にこりと笑いながら言ってくれた言葉。
これからは離れることはないんだ、と思わせてくれる短くて深い言葉(T-T)
vvvv

あぁぁぁぁ。
アルがモードレッドを腕
(かいな)を広げて迎えられることが、心底幸せなエンディングでございました。
本当に良かったです〜〜(⊃Д⊂)!!
もちろん^^
エピローグでのライラックの花束に託された意味も素敵でございましたね!

これから先も、モードレッドは元からの手練手管に乗せて愛情を惜しみなくアルに与えてくれるのでしょう。
そしてもちろん。
アルからの穢れない。清純な想いに包まれるという幸せなだけの日々も約束されていてーー
////


モードレッドルートは本当に楽しくプレイさせていただきました(*^-^*)!
彼が、彼だけのために笑いかけてくれる得難い存在を手中に出来たことが、とてもとても。
幸せでございます(
ノωノ)!!!!

(蛇足ですが……。
あれだけ場を盛り上げた「
ウェールズ王に半ば強制された婚姻」話はどうなったのでしょうね(笑)
断罪の塔でモードレッドが話した作戦が真実になった、ということなのでしょうけれど、ちゃんとした結末が見たかったかもしれません^^;)





マーリン(cv.置鮎 龍太郎)城仕えの魔法使い。

マーリンルート、
めちゃくちゃ良かったです(≧ω≦)!!

"これは、マーリンルートを最終プレイに持ってきたら、すっごく綺麗に終わる終わり方だよねぇ
//// "
と、感嘆の息が漏れてしまうほど。

私がもの凄く嵌まった乙女ゲームに『GARNET CRADLE』というPC作品がございまして、本作品のシナリオもその時の方が作ってくださったものだと拝聴しております。
で、ですね、その『CRADLE』の中でも、切なくて胸が締め付けられる。
どうしようもなく黒い人ではあるのに、もう目が逸らせない!
といったようなシナリオに出会っていたのですがーー。
西蓮寺理人先輩)

その時の高揚感にとても良く似た 胸の疼きを味わわせていただきました(*´Д`)!

いえいえ。マーリンはかの先輩のように全然! 少しも「黒い人」ではなく。
常にアルを守ってくれる男性でした。
そこは安心してくださって大丈夫な部分なのですけれど、そうではなくて……。

アルが胸に抱く淡い恋心。
それを「恋」と知るにはまだまだ幼かった彼女が、いつしかマーリンのことだけを想い。
城内で会えると嬉しくて。
話し掛けてくれると心拍数が跳ね上がって、上気する頬を止めることが出来なくなる。

もう、気づけば「淡い」なんて言葉では納まりきれないほど、マーリンを女性として愛してしまうようになるのです!

それをいつもの艶を含んだ言葉で煙に巻いてしまう彼。
「君は信頼と愛情を勘違いしてしまっているんだよ」と、うそぶくように諭す彼。

アルがどんなに手を伸ばしても、ひらりひらりとその身を翻してばかりなんですよ。
マーリンったら!!
でもね、そのもどかしさに胸が、きゅぅぅっと締めつけられてしまうのでした。

どんなに恋心を訴えても、視線に想いを乗せてみても。
「勘違い」という言葉で片付けてしまわないで。
ちゃんとアルを見て!
貴方の心が欲しくて一挙手一投足に想いを懸けてしまう彼女を認めてあげて(*´Д`)!!

近づきたいのに、近づけない。
「王」と「城付きの魔法使い」という立場があるから決して離れることのない二人ではあるけれど、心情的には薄いヴェールに隔てられたような距離感が必ずあるのです!

「これ以上、私はどうしたら……ーーー」
とアルが思い悩んでしまう。
私が大好きだった上記のPC乙女作品。
理人」先輩との距離に報われない想いを嘆くヒロイン・美紅ちゃんの姿が重なってーー。

あぁぁ! このもどかしさが大好き(*´Д`)!!!!

と、咆哮してしまいました(笑)

もちろん。
マーリンルートで感嘆してしまった
本筋の完成度は、他のキャラクターと一線を画していると思います!
これまでアルが取ってきた行動。
彼女の周りで暗雲が立ち込めていた、謎めいた事件の数々。
それらが紐解かれ、すべてが繋がる瞬間がとても心地良いものでございましたから(*^-^*)!

他キャラルートで「あれ? これは結局、どうなったのさ??」と、いぶかしんでしまった結末は大概。
マーリンルートで識ることが出来ます。
はぁぁ。物語的にも大満足〜〜〜(*´Д`)
vvvv

そうして、多くの謎がひとつに繋がった終章にて、ようやく迎えられるマーリンとの恋物語も!!
これまた、とても嬉しいものでございました^^

まぁ、【BAD】は、いかにもそれらしい終わり方で、マーリンとの恋情にかすりもしませんが、【HAPPY】の破壊力&満足感は素晴らしいものがありますから(≧ω≦)!!

「……選んだら、いなくなったりしない?」
「しないよ。ずっと君の側にいて、

君が私以外の誰かを好きにならないように見張る」

と!
ようやくマーリンが言ってくれた時には、身震いしてしまいましたもの(
ノωノ)!!!!


マーリンの真情に触れられるようになるまでは、もどかしくも長い道のりがございますが、終始、胸をときめかせることが出来た秀逸なルートだったと感じております^^
嗚呼。
ひたむきな想いに、素直に応えることが出来ずにいた彼が大好きでございますよ(*´Д`)
vvvv

ですが……。
マーリン語りを私の大好きなセリフで締めさせていただいても宜しいでしょうか。
かの麗しき『湖の貴婦人』がアルに授けてくださった言の葉です。
ではーー。

「つまり、片想いで自分が辛いのが嫌なんだろう」

「お前、男を見る目ないなー」

…………。

ニムエ様ったら、最高〜〜〜〜〜(≧ω≦)!!!!(笑)





以上がキャラクター語りとなります。
萌え咆哮が出来ていると……。
伝わっていると良いのですけれど〜〜(;´Д`)


あ!
それでですね!
キャラ語りを打ち込んでいる最中に思ったのですよ。
冒頭部分で述べました、「シナリオの伏線が回収されていない」。
これは本当にその通りだと思います、やっぱり。
でもでも!
「だから駄目(`◇´*)!」と苛ついている訳では決してなく、むしろ。
その他の部分が面白くって胸躍ってしまった作品だけに、「統合性がなくて残念だなぁorz」ともったいなく感じてしまうような。

本作品が好きだと思うからこその、ガッカリ感

だったんだ、と思い至りました(*^-^*)!

本当に勿体ない。
だって、メインキャラクターのみならず

溢れ出るサブキャラクターたちの魅力ったら(*´Д`)!!!!

脇キャラの男性陣なんて皆、大好きで、全員をアルの恋愛対象に昇格したファンディスクを望んでしまうくらいです!
ショート・ショートの気負わない展開で良いですので、是非是非。
私的には
ボールスを筆頭に、パーシヴァル(ガラハッドルートで素敵!)、メドラウト(ガウェインルートで痺れました(*´Д`))、イビス(やっぱりランスロットルートvvvv &マーリンルート(≧ω≦)!)と、めちゃくちゃ恋愛したい!!
(あ。ケット・シーも好き〜〜^^)

女性キャラだって、ギネヴィア様は要らないので(笑)、その代わりにモルゴース様、エレイン、マリー、リャナンシーと個別で是非、友情エンドを
vvvv
中でもニムエお姉様とのエンディングは確実に欲しいです(*´Д`)!!!!

ーーと、同じように願っている
同志の方は絶対多いはず! と思わずにはいられません。
それくらい、素敵な魅力で固められたサイドだったのです。
彼ら一人ひとりに少しずつ焦点が当てられた展開を、メインキャラクターのシナリオの中で眺められることが本当に楽しかったですから(*^-^*)
vv

ですからなのですよね。
これだけの魅力溢れる人垣に恵まれたアルの物語が本当に嬉しく、幸せに感じてしまいますので、伏線の回収の甘さが目立ってしまうと思うのです。
良いところが際立っているから、粗も目立ってしまう、みたいな^^;



と、最後に無事、褒め殺した文章になれましたでしょうか?(笑)
私的には残念な部分も内包しつつ。
それでも、やっぱり高水準の乙女作品であると得心しております(*^-^*)!

少女・アルのサクセスストーリー。
それは聖剣に選ばれてしまったがゆえの、しがらみと妄執とに巻き込まれ。
けれど、それ以上の温かな思いに支えられて、ひとつひとつの艱難を乗り越えていくお話でした。

その"思い"は、同性からの厚い支援だったり、兵士たちからの敬服へ変わりゆく心地良い容認だったり。
アルだけを一途に女性として愛してしまう騎士、もしくは魔法使いの苦悩だったりするのですよね(≧ω≦)!

嗚呼もう! 一人ひとりのシナリオを思い出すと胸がときめかずにはいられません!!
出来れば、

全員分の、アルを誓いの君とした拝命の儀式が見たかった(*´Д`)vvvv

と願ってしまうほど、彼らから受け取れる深い愛情が幸せな作品でございました〜〜(≧ω≦)
vvvv

(2014.07.23 UP)