-8 マイナスエイト





と〜〜〜〜っても面白かったですっ、『マイナスエイト』(≧ω≦)!

もうね〜、最初っからぶっ飛んでるんですもん。
ヒロイン・玲ちゃんが入学することになった高校・茂蔵学園のコンセプトとか、校長の無茶っぷりとか(笑)

本作品は個別シナリオに別れる形式ではなくて、
大よその筋書きが卒業まで決まっている形式でございました。
まずは4月にオリエンテーションがあって、5月にGWD。つまりはダブルデート。
6月にラジオ生出演、7月はドライヤー・ボーイ(笑)
で、8月に宿題やっつけ隊
(勝手に命名(≧△≦)b)が発動して、9月に文化祭。
10月は修学旅行、11月は一か月遅れのハロウィンパーティー。
更に、12月でクリスマスパーティーをして、1月は初詣。2月はバレンタイン。
そして最後に、3月の進級式!

この中で9月までは完全共通シナリオ。
10月からは行事にのっとった個別シナリオが展開されていくという形だったのですが……、

ドライヤー・ボーイって、ちゃんと考えるとすっごいシチュじゃない(;゚д゚)!?

とか、

【KON-ZEN旅行】って、一体どういうこと〜〜(≧ω≦)!!(おバカすぎる!(笑))

などと、いちいち心の中でツッコミ入れるのが本当、大変でした(≧△≦)b


この作品……。
多分ですね、欠点を見つけようとしたらキリがないと思うんです。
「シナリオ荒唐無稽すぎ」とか「イラスト超微妙」とか^^;
でもでも! と擁護をしたくなってしまうのは、やっぱりプレイをしていて楽しかったから
vv

「荒唐無稽」なんて例えば『うた☆プリ』無印のセシルシナリオもそうでしたし、まぁ、イラストに限っては反論しにくいのですが、それでも十分に楽しむことが出来たんです^^

しかし、これは拙「紹介」ページにも書いたことなのですが、まず初周クリアをして驚いたのが、

男の子のコンプレックス(残念要素)が解消される訳ではない

ということでした。
公式サイト様のストーリー紹介文を
(「あなたが愛情を注ぐ事で、彼らのコンプレックスが解消されたとき」)私が間違って解釈していたようで、私自身は

* ヒロインちゃんの愛情で、残念要素が治る。改善される。

と捉えていたのですが、本当のところは

*
ヒロインちゃんが愛情を注いでくれるから、ありのままの自分を受け入れられるようになる。

という意味合いだったのですよね。
いや〜、うん。
ですからエンディングの際に、「え!? そのまんまでエンディングなの!!??」と ワタワタしちゃった訳なのですが、それを理解してから進めた2周目からはもぉ!

ヒロインちゃんが、とにかくすっごく良い子だったんですよ〜〜8(≧△≦)8))))

その時 一緒にいる「彼」のために、「私には何ができるんだろう」と考えて行動してくれるし、「私はずっと一緒にいるから」と言ってくれるんです。
何より素晴らしいな、と感じたのは

一度も、「いい加減にして!」と言わないこと。

確かに選択肢としましては登場したことがあります。
けれど、ヒロイン・玲ちゃんと彼らが距離を縮めるための、ストーリー展開部分では一度も口にしないのです。
これはきっと製作side様がこだわった、もしくは気を遣われた部分なのだろうな、と感じました。

玲ちゃんは残念男子に好かれてしまう特異体質でしたけれど、茂蔵学園で出会った8人の彼らは残念なだけじゃなくて、残念を克服するために努力しているとか。
残念部分を強調する生活を送るに至った経緯が過去にあったから。
だから、今、無理を押してでも敢えて自分自身のままで生きているんだなぁ、と魅力的に感じられる部分がたくさんあったんですよ(≧ω≦)!

逆にね、私自身もシナリオを追いながら「確かに、見た目はアレだけど、でもすっごく誠実な男の子なのに、何でそこまで外野に悪く言われなくちゃいけないんだろう! 玲ちゃんガンバレー!!」と、何度もエールを送りましたもの(*´-`*)

本作品の内容自体、それほど深いものではありませんし、深刻に進むばかりではなくてコメディ要素もふんだんに詰め込まれておりますので、結局は気軽にプレイをできる作品なのだと思います。
けれど、決して!
侮ったままではプレイできないし、むしろ私自身は「プレイして良かったぁ(*^-^*)」と思えました。

元が残念な男の子たちばかりだから、その子たちが愛情に目覚めた時には、何倍もの甘さが跳ね返ってくるように感じられたんです!
本当、文字通り
【ギャップ萌え】が半端なかった……(ノωノ)キャ~vvvv

ですから、その……作品の欠点ばかりをあげつらうのではなく、本コンセプトを「面白そう♪」と思える方でしたら、ぜひぜひ楽しんでプレイなさって欲しい、と願ってしまうのです(*´Ω`*)
HappyENDだけだと攻略が簡単なのでダレてしまいそうな部分は否定できませんでしたが、そこも【NormalEnd】が存在するお陰で、明暗をきっちりと感じることができました。
要は、GoodEndを迎えられる喜びが倍になったみたいだったんです(*^-^*)
vv


最初から最後まで楽しんでプレイ出来ました本作♪
以下からキャラクター語りに参ろうと思います。が、相変わらず「好き(≧ω≦)
vv」しか言わない内容になるかも……(笑)
それでも宜しければ、このままお進みになってくださいませ。ませませ(
*´Ω`*)vv

(「-8 マイナスエイト」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様、及び Rejet株式会社様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)





風原 麻耶(cv.岡本 信彦)茂蔵学園1年生。声が残念男子。

麻耶くん、大好き〜〜〜〜ッッ(≧ω≦)vvvv


初見ではですね、全く興味が無かったキャラクターなんです。
と言いますか、どちらかと言えば苦手でした^^;
だって、すぐにリーダー風を吹かせてくるし、自分にだってコンプレックスはあるのに、「えぇ、そこでそれを言う?」みたいな無神経な発言を友人
音彦くん)にしたりするし……。
だから、結構 序盤に攻略したんですよね。

でも、やっぱり乙女ゲは侮れなくて(笑)
10月の個別パートに入ってから、すぐ、「麻耶くんて実は優しい男の子なんだ」と私が感じてしまうイベントが起こりました。
それは、ヒロイン・玲ちゃんの友人、恋那ちゃんがバス酔いをしてしまった時のこと。
あれこれと気分が悪い恋那ちゃんの世話を焼いてくれている姿を見て、「うわぁぁぁ(*´Д`)
vv」と感動してしまったのです。
しかも、そこで玲ちゃんがそんな麻耶くんの姿を見て、胸にちりちりする小さな痛みを抱いたりとかね!
「うんうん。イイよ
vv これこれ(≧ω≦)vvvv」と、これからの二人に俄然、期待大になった展開でございました^^
(夜、玲ちゃんと同室になった会話では、あまりに「男らしさ」を意識する発言の数々に、軽くイラッとしましたが(笑)
結局、当初の目論見とはちがうけれど夜通し起きてしまう二人が何とも微笑ましかったです
vv

12月のクリスマスパーティーでも、最初、玲ちゃんから赤いリボンを半ば強引に持って行ってしまったことには、玲ちゃん同様「え? あれ? ちょっと待って! そういうもの(;゚д゚)!?」と思ってしまいましたけれど、ちゃんとその後 返しにきますしね^^
麻耶くんの律義さが格好良いなぁ、と素直に思えました(*´-`*)
あ、でもね。クリスマスプレゼントに「
カイロ」はないと思うわ^^;
いくら何でも、もっと他に女の子が喜びそうなものもあるはずなのに〜(笑)

ーーとですね、結構ここまでは微笑ましく眺めてはいても、他の7人より突出して好きでいるということはなかった麻耶くんだったのですが。
1月ですよ!
1月の初詣イベントで、がつん、と喰らってしまいました〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv

相変わらず強引な形で初詣を誘ってきた麻耶くん。
でもそれも、「来なくても仕方がない」という期待と不安の入り混じる気持ちから来たものなんだ、と知り、そこでも軽くキュン
vv としたのですが^^
問題はその後なのです!

プレイをしているとなかなかに忘れがちなのですが、玲ちゃん自身も残念体質な女の子なのですよね。
初詣のような人混みに関しては、横入りされる。すぐ人混みに流されてしまう。
ですから麻耶くんが背中で守ってくれたお陰で無事にお参りすることが出来たのですけれど、ふとしたことから麻耶くんとはぐれてしまい、もう麻耶くんを探し出せないくらいに押し流されてしまうのです。
そんな時。
麻耶くんとはぐれてしまって、寂しい思いをしている時。

麻耶くんが大声で玲ちゃんの名前を呼びながら、探し回ってくれた

のですよ(*´Д`)!!!!
この意味するところを汲んだ時は、もう(T-T)
vvvv

麻耶くんはカン高い自分の声が嫌で嫌で、それで無理にでも「男らしくあろう」と筋トレをしてみたり、リーダーシップを取ってみてくれたり。
とにかく人前で大きく叫ぶなんてことは……麻耶くんが忌み嫌う行動そのものだったのです。
それを押し曲げてまで。
玲ちゃんが大切だから、一生懸命 声を張り上げてくれて。
必死に走り回ってくれて(⊃Д⊂)!

「どれだけ勇気がいることだったんだろう。ううん、玲ちゃんの大事の前には、そんな感情も吹き飛んでしまったのかもしれない。嗚呼、なんて、なんて……」

麻耶くんたら格好良いの〜〜〜〜ッッ(≧ω≦)vvvv

と、咆哮してしまうワタクシがおりました
////

しかも、無事に玲ちゃんを見つけ出してくれた後の流れも本当に素敵なんです!
麻耶くんの特徴ある声を耳にした参拝客に、ひそひそと陰口を叩かれてしまう麻耶くんだったのですが、「いいよ。気にするな」と内心傷ついているでしょうに、玲ちゃんへと笑いかけてくれる彼だから、

「つーか、かわいそうなのは一緒にいる彼女じゃね?」
「あんな声で呼ばれたら恥ずかしいだろ」

「…………」
「…………好き」
「私、麻耶くんのこと大好き!!」
「強くて優しくて、たまに強引だけどいつも私を守ってくれて!」
「すっごく頼りになるのに声はこんなに可愛いけど、そこがまた良くて!」

「素敵な彼氏を持って、私は幸せだなー! もう大好き!!」

とですね、玲ちゃん自身が腹が立って、悔しくて、大声でふれ回ってくれたんですよ!
麻耶くんの内面も知らないで、好き勝手なこと言わないで! と(*^-^*)

もちろん、本作品では3月の進級式でようやく片想いが実りますので、この段階ではまだ友達以上恋人未満な二人なんです。
そこを推してでも、麻耶くんのために憤ってくれた玲ちゃんも素敵すぎて〜(T-T)
vvvv

麻耶くんが玲ちゃんを案じてとってくれた、彼にとっては禁忌たる行動。
玲ちゃんが麻耶くんを想って発憤した行動。

このどちらもが大好きで、すっかり虜となってしまった私なのでした(*´Д`)
vvvv

この後の2月・バレンタインのチョコ騒動も、結局はラッキーアイテムを試してしまう麻耶くんのいじましさに笑ってしまいましたし
(玲ちゃんにとっては大参事だったでしょうけれど(笑))、3月のタイトル名【その声を聞くだけで】なんて!
すっかり麻耶くんのことが大好きになってしまって、そのハイトーンの声を聞くだけで、「うわぁ、麻耶くんだぁ
////」と嬉しくなってしまっていた私には、それだけで堪らなかったです(≧ω≦)vvvv


エンディング【Normal】も、何とも明るくてこれまでと何ら変わらない二人の姿に安堵してしまいましたし、ハッピーエンドの【Good】はもう
vv
みっ……

耳元でその声はズルイ〜〜〜〜8(≧△≦)8))))

と、叫んでしまったまさかの
低音!!
耳から全身に鳥肌が立ってしまったのは私だけでしょうか(≧ω≦)!?
でもね、玲ちゃんも言っていましたけれど、「その声も含めてありのままの」麻耶くんが好きなんだから、無理をしなくても良いんです(*^-^*)
そんな本作品のコンセプトがとても好き。
二人でゆっくりと。
二人だけの速度で一緒にいられる、このエンディングが大好きでございました(≧ω≦)
vvvv





佐伯 郁沙(cv.野島 健児)茂蔵学園1年生。完璧すぎが残念男子

郁沙くんはさすがパーフェクト男子だけあって、8人組の中で見目もよろしかったのでウキウキとプレイさせていただきました
vv
それに、いつも他キャラルートではまとめ役でしたしね。
郁沙くんが先導してくれないと、次に進めないシナリオばかりでしたから(笑)

だから、郁沙くん個人のパートはどうなるのかな? と思っていたのですが……。
成る程、そういうことだったのですね〜(*´Д`)
郁沙くんルートは「孤独にあえいでいる彼の背中をぎゅっと抱きしめたい」と思われる方には、滅法くすぐられる内容だと思います(≧ω≦)!

と、それに関しましては、おいおい語っていけると良いな、と思いますので、まずはイベント順に見て行きましょう♪

最初、10月・修学旅行でのイベントはどうなることかと思いました。
「え? 22時消灯なのに、20時に寝ちゃうの(;゚д゚)!?」って(笑)
でも、ここから先の展開がとても良かったです。
最後の締めのセリフも良かったですしね〜^^
メモしていないので、うろ覚えですが、

「えぇ、確かに呆れていますよ。こんなところに来てまで、大切なものを無くすなんて」
「けれど……」
「そのお陰で、あなたとの時間を過ごすことが出来た」
「ですから良かったな、と思っているんです」


的なことを言ってくれるのです(≧ω≦)!
うんうん。
私もあんなに頼りになる。そして、一度も玲ちゃんを責めずに探してくれた郁沙くんが格好良いと思ったよ
vv
あれは普通に惚れちゃうよねぇ
////

その後の11月・ハロウィンでは、あんなに仮装に抵抗を持っていたなんて知りませんでした。
他キャラルートの時には涼しい顔で参加していましたから、「うわぁぁぁ
vv そっかぁ、個別パートになると こんな表情も見せてくれるんだぁ(*´Д`)vvvv」と嬉しくなってしまった一コマでございます^^
やっぱり、
【玲ちゃんだけに見せる】という特別感が嬉しいですもんね!

(そして、後半のストーリーである例の「美術のモデル玲ちゃん」。
あの絵……誰かと思いましたよ(笑))


で!
ついにやって参りましたね!!
郁沙くんの佳境イベント! 12月シナリオが〜〜(≧ω≦)
vvvv
ここの内容を見て、「そっか。完璧な郁沙くんにしか味わえない寂寥感を噛みしめてきたんだな……」とホロリとしてしまいました。

学長室での郁沙くんと学園長の会話を、偶然聞いてしまった玲ちゃん。
そこで彼がどうしてこの学園を選んだのか、理由を知ることとなります。
それは……。
ここで説明してしまうよりも、次の1月シナリオでお話した方が通りが良いと思いますので、今は郁沙くんを追いかけた後の会話のみを抜粋致しますね。

「君は僕との距離を測りかねているでしょう」

「親しくはしてくれても、一定以上は許してくれない。でも、遠ざけもしない」

「それは、僕に気を遣ってくれているからですか?」


うぅ、郁沙く〜〜〜ん(T-T)
vvvv
残りの7人組と少し違って理路整然としているから、すぐには気付いてあげられなくて。
名前だって、まだファーストネームで呼ばせてあげられていなくて。
「寂しい」と思い続けていたんだよね。
そうだよね、いくら友だちとははしゃげていても、好きな人に距離を置かれている毎日って辛いもの。
早く、玲ちゃんが下の名前で呼んでもらうことを恥ずかしく思わなくなれば良いね。
ずっと傍にいてくれるといいね。

と願ってしまったシーンでございました(⊃Д⊂)
(後は、本作品内でこんなにきちんとした?純乙女風のセリフを聞けるとは思っていませんでしたので、余計に胸を締め付けられたのだと思います(*´Д`))

そして、玲ちゃんがようやく素直になれて二人でクリスマスパーティーに出席することとなりました。
その有能さから、教師陣の手伝いを余儀なくされてしまい、なかなか二人きりになれなかったのですけれど、ついに会場で姿を見なくなってしまった郁沙くんを探しに行く玲ちゃん。
中庭のツリーの下に佇んでいる彼を見つけた後ーー。
彼がこれまでの悩みを打ち明けてくれました。
そのことを聞いて、郁沙くんへの理解がまだまだ足りていなかったと思い知る玲ちゃんは、郁沙くんに赤いリボンを結ぶのです。
そのリボンを見つめながら、

「……僕といてくれるんですか? これからも」
「……僕が完璧でも、完璧じゃなくても?」


「当たり前だよ。それって、あんまり関係ないもん」

「……八乙女さん」
「僕と……これからも一緒にいてくれますか?」


とね、言葉を紡げる郁沙くんが嬉しくて(T-T)!
「一緒にいたい」と願うのは相手が許容してくれないと出来ないことですよね。
それを口に出来る相手に恵まれたこと。
言外に「郁沙くんのままでいいんだよ」と、その相手が言ってくれていること。
隣にいつもいてくれる人がいるなんて、良かったよね!
まして、それが自分の好きだと思う人なら尚更幸せだよね(⊃Д⊂)!!
と、すっかり感動してしまったのでした〜
////

が!
ですが、さすが茂蔵学園。そう易々とは幸せにしてくれません(笑)

1月に入って、そろそろテストが近いというのに成績が芳しくない玲ちゃんでしたが、郁沙くんに勉強を見てもらえることとなりました(*^-^*)
でも、学力が及ばなくてなかなか思うようにはかどらないことに歯がゆく感じた玲ちゃんは、郁沙くんに連日見てもらっていた勉強会の中止を申し出ます。
それは、もちろん。
彼を嫌っているからではなくて、完璧な郁沙くんから見たら、どれだけ自分が愚かしく見えているんだろう。
こんなんじゃ、いつか嫌われてしまうかも……、と思ってのこと。
けれど、この一手で郁沙くんとの関係を詰んでしまうことになるのでした。

ここでですね、郁沙くんが12月に学園長と話していた「志望動機」が強く関わってくるのです。

郁沙くんは言葉もなく立ち竦んで、そして玲ちゃんの前から立ち去りました。
手元に残った郁沙くんの学習用ノートを握りしめ、今、郁沙くんに会いに行かなくちゃ、って。
気まずいけれど嫌いで言い出したことじゃないだもの、と、彼の自宅に向かうのです。
そして郁沙くんの自室にて、彼の本心を聞くのですよね。

あなたも離れていってしまうのだと思いました

って(T-T)

郁沙くんはこれまでも、最初はその有能さにたくさんの人が周囲に集まって来ました。
けれど、郁沙くんの「完璧ゆえに他人のペースを慮ることが出来ない」という面を知り、皆が「お前みたいに完璧じゃないから」とか、もしくは何も言わずに溜息をついて誰も彼もが離れて行ってしまう、ということを繰り返してきたのです。
だから……寂しそうに笑って「もう止めよう」と言う玲ちゃんを見て、「ああ、またなんだ」と思ったと言うのです。
もうここで胸がぎゅうぅぅぅ、と(T-T)
「郁沙くん。郁沙くん(⊃Д⊂)!」と、その胸に飛び込んでしまいたくなりました。

でも、もう大丈夫なんですよね。
だって玲ちゃんが決意を新たにしてくれましたから(*^-^*)
「もう郁沙くんを独りになんてしない。私がずっと傍にいる!」と誓ってくれるのです。
勉強は思うように覚えられないかもしれないけど、もう逃げない、って(笑)
うんうん! 郁沙くん、良かったね〜(T-T) と感激していたのですが、あれです。
郁沙くんの方がどこまでも上手でした!

だって、すっかり甘いんです(≧ω≦)!!

実は、すぐ傍に郁沙くんを感じていたからこそ勉強に集中できていなかった、と告白する玲ちゃんに、

「もしかして……集中できなかったのは僕のせいですか?」
「僕が近くでじっと見ているから……緊張して?」

「あ……う、うん」
「じゃあ……」

玲ちゃんを抱きしめる郁沙くん。

「早く慣れてくれないと、僕も困ります」

ひっ。
ひえぇぇぇぇぇぇ(〃ノωノ)!!!!

「……小さい身体だな。びっくりした」
「君って、こんなに頼りない体をしてたんだ」
「……いや。そうか……」

「君は……女の子か……」

ぎゃあぁぁぁぁぁぁ(*´Д`)!!!!
鼻血でる!
吐血する!
失血死してしまう〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
え? あれ?
まだあるの(;゚д゚)!?

「こうしていると……安心します。ずっとこうしていたい」

「君が、僕のものみたいに思えるから……」

〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! バタッ。
(← 声も出せずに悶死(笑))

いやもう〜〜。
どれだけ心拍数を上げれば気が済むのかと(T-T)
vv

本当にね、頭の良い人って語彙も豊富だからさ。
言葉で訴えられると……。
例えば、気恥ずかしくて目を瞑るしかないような状況でもね、その言葉だけで脳が溶けちゃうようなシチュにますます追い込まれるように思えるのですよ、私には!
それが自分の好きな人の声なら威力は倍増する訳で……。

ヤバイ!
もう郁沙くんに言葉攻めされたら、喜んで昇天できる(*´Д`)!!

と、違った方向で喜んでしまったシーンでございました
////
うぅぅ、私ってばヘンタイすぎる(T-T)
(でも、郁沙くんを好きになったことは後悔してないぞ〜(≧ω≦)vvvv)

この後も、もちろん
vv
甘酸っぱい2月・バレンタインのイベントが織り込まれたりとか。
3月・進級式に向けての最後の試練!? 的なシリアスな展開が用意されていたりとか。
郁沙くん色を充分に楽しむことが出来ました^^

その3月の郁沙くんの決意を受けて、実は【Good】と【Normal】に分岐してしまうのですが、「Noamal」は本作品のことだから、いつかきっと約束は果たされるんだろうな、と思うもののやはり寂しかったです(T-T)
逆に「Good」は喜色満面の内容に、もぉ(≧ω≦)
vv
お腹いっぱい、胸いっぱい!!
あそこで事あるごとに口にする、郁沙くんの

「決まりですから」

に、狡い〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv と、のたうちまわったのは良い思い出です(笑)
ただ、あんなに輾転反側したのに楽しみに待ち構えていたエピローグが郁沙くんにはなかったことが残念至極でしたけれど(>_<)


いいなぁ、いいなぁ^^
これからの二人は、例えば喧嘩することがあっても、玲ちゃんは自分の言葉を伝えて。
郁沙くんはそれに耳を傾けてくれて。
お互いに理解を深めながら、ずっと傍にいるのでしょうね。
そんな姿を自然と思い浮かべることができる、幸せルートでございました(*^-^*)
vvvv

(最後に余談ですが、郁沙くんのご両親。
あれはただ単に「
親の欲目」とか「親馬鹿」の現れなんじゃないかと思います。
郁沙くんが良い子でしたから、その言葉通りになるように努力しただけで、本当はどんな姿でもご両親にとって郁沙くんは「完璧な息子」なのだと感じました^^
本作品のカラーも、そのように【全てを肯定する】ものだと思いますので、純然な完璧思考のご両親という訳ではないのでは……と予想した次第でございますm(_ _)m)






倉持 青葉(cv.KENN)茂蔵学園1年生。占い残念男子。

青葉くんルートで私はヒロイン・玲ちゃんの偉大さを思い知りました。
青葉くんが前向きになるためには、本当に心底!
玲ちゃんと出会わなくちゃダメだったと思いますから(*´Д`)
vv

そして、本編ルートの青葉くんにヤキモキしてしまう方も!

是非、エンディングまでプレイしてみてください!!

青葉くんがッッ。青葉くんに〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
と身悶えしてしまうこと必至ですから
////

いやもぉ……エンディグですっかり掻っ攫われてしまった私なのですが、それまでの青葉くんは、とにかくはがゆい! の一言でしたねぇ^^;

あ、でも!
10月・修学旅行の
【布団の一件】(≧ω≦)!!
あれって……あのシチュエーションって
////
「もぉ、もぉ。素直じゃないんだから、青葉くんてば〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv」と舞い上がってしまいましたよぅvv
身じろぎだって出来ないくらい近くにいて、すぐ隣に顔を向けると青葉くんに触れてしまいそうで……。
キャ〜〜〜ッッ!
キャ〜〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

ヤバイです。
あまりの鼻血シチュに無駄に叫んでしまいました(笑)
まぁね、この後はせっかくの修学旅行なのに室内に籠って「
トランプに興じる」とかね。
少し寂しい思い出かもしれませんが、そういう「青葉くんが自分のために取ってくれた行動」に感謝をしつつ、一つひとつの出来事を二人で重ねていくことで、どんどん離れがたいほどの愛情が育っていくのですもの^^
そう考えて、そのための一日だったんだ、と思うと素敵に感じられるのが不思議ですね。
(こんな風に、何気ない日常の積み重ねで、ますます玲ちゃんしか想えなくなっていくという本作品の流れがとても好きです(*^-^*))

あ。そう言えば、他のキャラクター語りでも話すのをすっかり忘れていましたが、11月に発生するもう一つの共通シチュ。
「美術のモデル」のイベントCGが毎回、楽しみだったりしました♪
だって……ねぇ(笑)
プレイした方ならお分かりになるはず!
毎回、毎回。脱力系のイラストが見れるんですもの
vv
8人組の画力も知れるし、彼ら一人ひとりのモデルとなった玲ちゃんに対する独占欲も垣間見れるし。
最初のうちは「またこのイベ?」と思ったものですが、だんだん癖になってしまいました(≧△≦)b

そして、思いました。
良かった!
青葉くんの描いてきたデッサンが「わら人形的なナニか」じゃなくて〜! と(笑)

その後の11月はハロウィンイベもそうでしたが、あんなにリアルな蜘蛛のチョコレートは私も要らないorz と思ったり思わなかったり^^;
玲ちゃんが誰にもイタズラされないようにとキャンディを用意している青葉くんも好きでしたが、個人的にはその後に発生する「学園メルマガ誤送信」イベの方が好きでした^^

だって、あんな寂しそうに、悲しそうに。切なげな顔をして……

屋上で一人、何をするつもりなのか(;゚д゚)!

と。そして、ちょ、待っ!

召喚しないで〜〜〜〜(>_<)!!!!

と、切実に思いましたからね〜(笑)
ああいう、本人は深刻なのに、見ている側としては滑稽さとのギャップに笑いが込み上げる。というシチュはオカルトキャラとか占いキャラとか。
そんな彼らに限りますよねぇ^^
うぅん。輝いていました、青葉くん(≧ω≦)
vv

はい!
そんなぶっ飛んじゃってる青葉くんを堪能した後は、12月・クリスマスパーティーがやって参ります。
ここで何日もかけて急いで下校をし、玲ちゃんに渡してくれたプレゼント……は、「あれ?」な作品でしたけれど(笑)
何故、そこで木彫り??
と思わないでもなかったですが
(そういえば、他社PC乙女『誰にでも裏がある』の中でも仲直りプレゼントとして彫り物をしてくれたキャラクターがいました。何でしょう。木彫りに何か意味でもあるのかしら?)、イベントCGで見たあの木彫りがあまりにも呪われてそうで可愛いので、良しとしました♪

それに12月はいろいろと外堀で感動してたのですよねぇ。
まず、 [ その1 ]。

玲ちゃんが決して「いい加減にして!」と言わない。

これは冒頭文でも打ち込みましたが、本当にすごいと思います。
青葉くんは特にですね、他のキャラクターと違いましてエピローグに入るまで、結構行きつ戻りつ。
ぐるぐるしている男の子で、「占いの結果ばかりに頼るのじゃなく、ちゃんと玲ちゃんを見て!」と言いたくなる瞬間が多めにあるんです。
でも、どんな時でも玲ちゃんはその一言を言わないんですよね。
それどころか、「もう少し見守ってあげよう」的な心持ちで接してくれるのですから、これじゃあ、ますます男の子が玲ちゃんに夢中になってしまうのも道理だよねぇ!
と思わざるを得ませんでした。
だって……きっと男の子自身が、その時の自分を一番不甲斐なく感じているはずなのですから、そんな時に正論を言われないこと。
これが何よりも心に響くのじゃないかな、と感動してしまったのです(T-T)
vv

そして、[ その2 ]。

【MINE】が良かった(*´Д`)!!

このことに関しましては拙「紹介」ページで触れさせていただきましたが、各男の子の個別パートに入った後も、他の仲間が空気になってしまうのではなく、心配してくれたり励ましてくれたり。
繋がっている様を確認できる機能で、随分と胸打たれました。

特にこの12月での青葉くんと、彼のペアとなる准くんとのやり取りが好きでしたので一例として挙げさせていただきます^^

「今日顔色よくなかったけど大丈夫?」
「ああ、それなら心配ないよ」
「ぼくのせいかと心配で……」
「ええ? なんで准のせいになるの」
「ぼくの悪運が伝染ったかと……」
「なにを言い出すかと思えば……」
「大体そんなのが心配だったら」

「はじめから仲良くならないでしょ」

「青葉くん……ありがとう!」

これだけだとチープな展開に感じられてしまうでしょうか?
でも、実際にプレイしていただきますと、准くんの不幸遭遇確率たるや半端なく、いつもどこかケガをしていたり、濡れていたり。
まず待ち合わせには時間通りに来れない「何か」に遭遇していますからね^^;
その准くんを目の当たりにしていると、「青葉くん! めちゃくちゃ良い子〜〜(⊃Д⊂)!!」と感動しちゃう訳なんです。
このようなやり取りを見せられるため、他キャラルートでも【MINE】を眺めるのが好きで堪りませんでした。
本当、8人組は善い子たちばかりだなぁ、と、ますます夢中になってしまいましたから(*´-`*)
vv


が、ここから先
(12月から先)は、とにかく青葉くんがじっとりしていて〜〜(;´Д`)
「頑張れ、青葉くん! 根性を見せるんだ(≧ω≦)!!」と応援せずにはいられませんでした。
(つまりはもどかしかったのです(笑))

でも、そこを乗り越えてくれた2月最後のイベントは嬉しかったなぁ。
あそこでアンラッキーデーをものともせず、駆けつけてくれた青葉くんには素直に感動してしまいましたから!
そして3月では、今まで「占いにそういう結果が出たから」と行動してきたのに、「自分が迎えに来たかったから」と、朝、玲ちゃんの自宅まで来てくれて一緒に登校したりとか!
流星群を一緒に見上げながらの会話とか(≧ω≦)
vv

とにかく今までかぶっていた「殻」を打ち破った青葉くんは、とことん凄かったんです!

だってもぉ、進級式イベントから甘い、甘い(*´Д`)vvvv

何でしょう。
あの「君が足りないんだ」と言わんばかりの濃厚なキス
////
意外すぎて何だかもう、体内外からいろんな液を噴出して悶死してしまいそうでしたよぅ(
ノωノ)!

エピローグも好きだったなぁ。甘かったなぁ
////
青葉くんとの占いの距離感もとても良いものになっていましたし、あれは将来に何にも心配いらないですよね。
もう生計だってバッチリ立てられますよね(≧△≦)b


ーーという、主婦目線での将来設計ではなく(笑)
以下、エピローグ会話のため、情景描写なしのセリフのみ抜粋で失礼いたしますね。

「でも、無理しなくていいよ?」
「不安な時は、占ってくれて構わないからね」

「ありがとう。でも、あんまり占いに気を取られていたら」
「アンラッキーデーの今日にデートもできないし……」

「アンラッキーアイテムのイチゴクリームを、こうして食べられないだろう?」


(うそ! 唇、舐められちゃった……!)


だなんて〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv

あのねっ、ここをねっ。
KENNさんが、す〜〜〜〜っごい吐息を溜めて仰ってくれるんですよぅ(≧ω≦)!!
嗚呼もう、耳からいろんなものが溶け出るんじゃないかと思いました
////

そして、占いに頼らなくなったからこその、自分自身に積極的に向かって来てくれる青葉くんに対して、

「でも、外では恥ずかしいからやめてね……?」

と、言った玲ちゃんのお願いは果たされるのか?
それは乞うご期待(≧ω≦)
vv ということで(笑)
二人が食べていたクレープのクリームより甘く溶け合っちゃうのじゃないかしら? と嬉しい心配をしてしまう彼らの恋物語は、ひとまず幕を閉じたのでした。

最後の最後に掻っ攫われた青葉くんルート。
大満足でプレイを終えることができました(*^-^*)
vvvv





都並 音彦(cv.下野 紘)茂蔵学園1年生。ちびっこ残念男子。

順番的に麻耶くんの次に攻略した音彦くん。
私自身、背が低いこともあってか男性に身長を求めたりはしないので、音彦くん自身に「え? 全然、残念じゃないよ〜(;゚д゚)!?」と感じているクチだったのですが。
音彦くんは麻耶くんとは逆の意味で、
(麻耶くん、ゴメン!)

声とのギャップに眩々してしまいました(*´Д`)!!


麻耶くんはですね、最初はどうしても「声、高いな〜^^;」と感じていて、でも結局はその性格と可愛らしい声のギャップにゾクゾクするくらい嵌まってしまったのですが
(この妄想だけでご飯三杯は軽くイケます♪)、音彦くんはね!

ちみっこなのに、声がすっごく格好良いのッッ(ノ≧∇)ノシvvvv

"こ……この体のどこから、そんなイイ声が(;゚д゚)!?"って、白目開眼して(笑)訊きたくなるくらいイイ
////
何気ないセリフなのに、声の相乗効果が素晴らしく。
身悶えしてしまうこと多数でございました(
ノωノ)キャ

ーーと、こんな感じで音彦くんに限り、グラフィックの髪質が少し苦手で眺めていたため、視覚からではなく聴覚から萌えてしまうことが多かったかもしれません。
うぅ。少し腐った楽しみ方でごめんね(>_<)
でも、音彦くん自身も大好きだからね!!

そんな音彦くんは10月・修学旅行イベントで素敵なものがありました(≧ω≦)!

まずは手堅く玲ちゃん側の心理考察をしてみる訳ですが。
音彦くんと二人きりの同室になってしまい、一夜を過ごすことになった玲ちゃんに、どうにも緊張感がないので、「男としてもう少し警戒してくれても……」といった選択肢が盛り込まれるのです。
確かに、この時の玲ちゃんは音彦くんに対してドキドキすることはあっても、それ以上はどうしたら良いのかが分かっていない感じでした^^

でもね〜、【初恋】ってそんなものだよね〜(*^-^*) と微笑ましく感じたのです。
「意識してない」んじゃなくて、まだ「意識したくない」んだろうなぁ、って。
恋愛感情なんて飛び込んでしまえば後は楽ですし、現実世界ではここまで奥手な女の子は、そうそういないかもしれません。
けれど、乙女ゲのヒロインに限っては、「恋がどういうものか分からなくて、これ以上先に進むのが怖い」と尻込みしてストーリーを長く。……おぉっと、間違えました(笑)
【ドキドキ感を引っ張って】くれる女の子が好き(≧ω≦)
vv

ですから、同室になってのこのモジモジ感が最高だ!と思いましたよ〜
vvvv

で!
個人的に最ッッ高に笑った音彦くんの寝言に出会ってしまいました(≧ω≦)!!!!

消灯確認をしに来た担任の先生に「ヒヨップル」と言われた二人。
これは、音彦くんのニックネーム「ピヨ彦」と、恋愛初心者を指し示す「ひよこ」を掛けたものだそうで、「あはは^^ 似合う〜」とこれだけでも笑ってしまったのですが……こ・の・後・なんです^^
音彦くんがね、「くそ〜、ヒヨップル〜」というような寝言を言った後、

「目指せ……ニワトリ……」

と言うんですよ〜!!

あはははははは(≧ω≦)!!
ここは本当にお声担当:下野さんカラーで聴けて嬉しい場面でしたし、そうではなくても何て言いますか、「ひよこ」で揶揄られて悔しいから、じゃあ、ニワトリ。
という単純思考の音彦くんが、ひたすら可愛くってもぉ(*´艸`)
vvvv
大好きな寝言さんでございました(≧△≦)b


さて、次は結構シリアスな場面で好きなものがございます。
それは11月に共通発生する「玲ちゃんに彼氏が!?疑惑」……要は、学園公式メルマガの誤配での会話でした。
「お前に彼氏がいるかもしれないけど、諦めたくない」というようなことを言ってくれるのですよね(T-T)

「おれさ」
「今まで身長のせいであきらめなきゃなんねーこといっぱいあったんだ」
「でも……その中には多分、おれがもっと必死になって頑張っていれば」
「あきらめなくても済んだかもしれないこともあったと思うんだよな」
「そう思うと余計悔しくなる。なんであきらめたんだって」
「だから、決めたんだ。今回は……おまえのことは最後まで頑張ろうって」


って(⊃Д⊂)!!!!

「あきらめなきゃなんねーこと〜」で「そ……そうだよね(T-T)!」と衝撃を受けて。
その後に、「だからあきらめない」って格好良く言ってくれて!
音彦くんの男の子らしさ&真っ直ぐさに、好きだ〜〜〜〜(*´Д`)!!!! と叫びそうになってしまった場面でございした
////

まぁ、でもね。
実はひとつのことを丁寧に考えてしまう性格だった音彦くんは、なかなかに玲ちゃんとの距離を縮めてはいけない、というイベントがこの後 目白押しとなるのですけれど(笑)
(つまりは……若干、優柔不断気味?)
そこを乗り越えて辿りついたエンディング!

ビックリです。
【Normal】が普通に少女漫画してました(;゚д゚)!
「ノーマル」ですから、確かに廃校になってしまいますし、違う高校に通うことになってしまうのですが。
え〜、いやいやいやいや。
あのラストには素直に乙女心が刺激されて感動してしまいましたよぅ(*´Д`)
vv
例えば、運命の出会いをした、と分かるのに、その男の子の顔が逆光で見えない少女漫画のコマ割りとか。
そんな感じの「嗚呼、あともう少しで(≧ω≦)!」と思えるもどかさしさが、とても良かったのです
vvvv

【Good】はその分、安定していてドラマ性は少ないなぁ、とは感じましたけれど、学園が存続できてクラスメイトだって仲良しで、そして二人が毎日同じ時間を過ごせる、という得難さには代えられませんものね^^
普段でしたら、全校生徒前での公開キスなんて設定は好みではないのですが、茂蔵学園に限っては微笑ましく眺められるという「残念マジック」にかかってしまったようで(笑)
身長差があまりないからこその、二人の密着したキスにドキドキしてしまいました////

あ。でも、「密着」とは言いましても、全然艶っぽいイメージはないんですよ^^
そうじゃなくて、二人見つめ合ってにっこりと「好き」を伝え合ってのキスが良いなぁ(*´Д`) と感じ入ってしまったのです。
以上。
音彦くんルートも実に楽しくプレイさせていただきました(≧ω≦)!!





虹丘 リオン(cv.木村 良平)茂蔵学園1年生。ファッション残念男子。

リオンくんは意外だったなぁ……。

まさか、本作品での「好きキャラ組」の中に入るとは思っていませんでしたから!

だって、リオンくんてば残り7人が入学式早々、玲ちゃんの体質によって好意的に近づいてきてくれてたのに、一人だけ「こんなダサい子とは嫌だな〜」みたいな発言をしてくれちゃいますし。
無事に恋愛感情が育つか心配してしまう部類の男の子だったのですよねぇ(;´Д`)
でも、そんなのは全くの杞憂でした!
と言いますか、文字通り「嬉しい誤算」(≧ω≦)
vvvv

リオンくんに射抜かれてしまったイベントが個別ルートに入った10月早々、修学旅行の中にございます^^

旅行先にバスで移動する際、一番後ろの席&後輪タイヤの真上の席だったため、バス酔いしてしまった玲ちゃん。
最初は気付いていなかった隣の席のリオンくんでしたが、無口になってしまった玲ちゃんを見て、異変に気付いてくれた後の会話でございました。

「気持ち悪い……」
「に、虹丘……くん。離れ……て……」

「離れる……? どうして?」
「も、もしかしたら虹丘……くんの服、汚し、ちゃうかも……」
「だから……」


「……バカだな。キミは。そんなの気にしなくていいよ」


「ほら、つらいんでしょ。もう喋らないで」


(ヒロインを自分の肩に寄りかからせてあげるリオンくん)

「……大丈夫だよ……。ボクがついてる」

という、この素敵な流れがもう〜〜〜〜(T-T)
vvvv
ここより前に散々、リオンくんがどれだけ自分の
【ファッション】に拘っているかを、様々なイベントを通して見ているから余計に。
「嗚呼。リオンくんの
【本質】って「そこ」じゃなかったんだ。ちゃんと玲ちゃんを見て、そして大切にしてくれる男の子だったんだ」
と思ってしまったら!!
後はもう、押し寄せる感動の波を止めることが出来ませんでした
////

しかも、修学旅行先の旅館の庭に下り立って、月明かりの中、話してくれるリオンくんの過去話が結構好き^^
いえ。話としましては他の7人と大差ないような、「残念へのきっかけ」でございますし。
同じような過去話をリオンくんルートで二度も三度もされるので、「あれ? もうこの過去バナ聞いたよね?」と問い返したくなることも、しばしでございましたが……。
一連の流れが好きだったんです
vv

夜、庭先でリオンくんの過去を打ち明けてくれて。
部屋に戻ると、そこは二人きりの同室だから、どうしても意識してしまう玲ちゃん。
でもね、ドキドキする胸を抑えつつ。
先程の話も、バスの中での対応も含めつつ。

「どんなファッションでも優しいリオンくんは変わらないよ」

と、伝えてくれる玲ちゃんが嬉しかった!
だって、その言葉はリオンくんが本当は求めていたものだと思うから。
だからこそ、ドキドキしているのは自分だけなのかな? と少し寂しく感じている玲ちゃんをいなすように、

「ねぇ、リオンくんは緊張とかしないの?」
「だって、男女が並んで寝るって……」

「んー……。ボク、あんまり深く考えてないや」
(やっぱり、リオンくん私を女の子として見てないのかな)
(……気が緩んだら眠くなってきた……)


と、彼女の眠りを誘導してくれたのですよね?

「……玲ちゃん。起きてる?」
「ふふっ。もう寝ちゃった?」
「まったくもう。ボクが緊張してないわけないでしょ?」

「でも、意識してるって言ったら、キミはどんな反応するのかな……?」

って、玲ちゃんが眠ってしまった後に、ひとりごちてくれるんですからッッ8(≧△≦)8))))
このね、相手を気遣って隠してしまう本心だとか。
奇抜なのはファッションだけで、ちゃんと恋する心は男の子なんだ、と気付かされる意地悪めいた呟きとか!
本当、私のど真ん中でした〜〜(≧ω≦)
vv
嗚呼。
リオンくんて素直な愛情表現はもちろんだけど、きっと好きな女の子を翻弄するような嗜好も持ち合わせているに違いないよ(
ノωノ)vv
と、妄想するのも楽しくて(笑)
すっかり射抜かれてしまった一幕でございました^^

そして、月は過ぎ。次は11月ですね〜。
11月と言えば、本作品内ではハロウィンパーティーイベ♪
さすが仮装パーティーでは、服装にこだわるリオンくんらしいウキウキする時間を過ごすことができました。
とは申しましても、外野は失礼極まりなかったでしたよね。
まぁでも、女の子を目の前に「このくらいでちょうどいい」なんて言えちゃうから残念男子なんだろうなぁ、と思います。
(そんなんだから、茂蔵学園に入学しちゃったんだよ!(笑))

でも、この時の玲ちゃんの思考が本当、【恋する女の子】で読んでいて楽しかったです(*^-^*)
自分と一緒の魔女の仮装のはずなのに、それをしっかり着こなしているリオンくんは
超絶美少女になってしまっていたため、いたたまれなくなった玲ちゃんはリオンくんの傍から逃げ出してしまいました。
それをね、繋ぎ止めようとするリオンくんが取った行動にもホロリとさせられ……(T-T)
以下、仲直りの場面です。

「もし、リオンくんにもそう思われたら、って考えたら」
「そしたら、一緒にいるのが辛くなっちゃって」

「……キミは可愛いよ」
「わっ、リオンくん……。顔が近い、よ……!」
「……うん。やっぱり、キミはすっごく可愛い」
「ね。誰が何て言おうと、ボクにとっては玲ちゃんが一番可愛く見えるんだけど」

「ボクがそう思うだけじゃ……不満?」

ううん!
ううん、まさかそんな!!
リオンくんの傍にいたかったんだもん。
リオンくんの傍にしかいたくないんだもん。
リオンくんにそこまで想われてるなんて幸せでしかないよ〜〜〜(⊃Д⊂)!!!!

と、感極まってしまいました。
ううう。ここの二人が大好きです(*´Д`)
vvvv

この先も、リオンくんルートは心がぽかぽかするものが多かったですねぇ(*´-`*)

12月・クリスマスパーティーの玲ちゃんの髪に手作りのコサージュを挿してくれるリオンくんも好き。
1月・初売りデートでひそひそ言われているリオンくんへの陰口に、「リオンくんはこんなに素敵な内面の男の子なのに!」と内心 憤っていた玲ちゃんも好き^^
勿論、その後にリオンくんと偶然遭遇した女友達との仲の良さに嫉妬してしまう彼女も可愛い。
2月の……玲ちゃんにメイクをしながら。
彼女の唇に惹き寄せられそうになってしまうリオンくんには胸ときめきました(≧ω≦)!
でも、その感情を「なんでもないよ」とにっこり笑って誤魔化してしまうのも、本作品らしい健全さで、そこにもウットリ
////
そして、3月の進級式前に、「ボクと一緒にいるのと恥ずかしい?」と訊いてきたリオンくんの胸の内を思うと切なくなって。でも、そこもまた好きで。

ですから迎えたエンディングは【Normal】【Good】共に好きなんです!
「Normal」はね〜、確かに「あの」衣装はぶっ飛んでいて一度見たら忘れられない(笑)
でも、意外と嫌いじゃない衣装で、家の中だけでいいなら全然「着たい(*´Д`)!」と思いました
vv

「Good」はさすがリオンくん。

「ん……。っと、やばいな……」
「止まんなくなっちゃいそう」


って、言えちゃうなんて8人組随一の甘さだと思う〜(≧ω≦)
vvvv
(あ……いや、エンディングの青葉くんも凄かったんだった(;゚д゚)!)


でも、こんな風に普通の男の子としての側面も見せられちゃうと、普段とのギャップにますます身悶えしちゃうんですよね^^
そんなところが本当に堪りません、『-8』!!

「……うん」
「リオンくんの作るドレス、楽しみにしてる」


そんな風に自然と玲ちゃんが言えてしまうことが、心から納得の。
リオンくんの内面を大切にし続けてくれた玲ちゃん。
その優しいもう玲ちゃんしか見えないリオンくん。
ーー二人のこんな関係性が大好きで堪らないルートプレイとなったのでございます(*^-^*)
vvvv





樹 茉莉男(cv.宮田 幸季)茂蔵学園1年生。言葉遣いが残念男子。

えぇっと……実は初周プレイをしたキャラクタールートで少しつまずいてしまった私。
ですから、2周目にプレイをした茉莉男くんにも最初は戦々恐々と臨んだのですが……。
いやもう、

全然OKでしたvv むしろ、これこそ『-8』の醍醐味ルート(≧ω≦)vvvv

というシナリオの流れで、すっかり夢中になってしまいました!

茉莉男くんはですね、
【母国語がない】男の子でこれまでたくさんの国に在住していたため、いろんな言語が混じり合って、ひとつの言語と向き合えないまま過ごしてきてしまったのです。
ですから、言葉は支離滅裂でも決して知能が低いわけではなくて、むしろ、すっごく優しいのに言葉で伝えられないから、
その分 見ていて胸がキュンとしてしまうというーー。
まさに『-8』ならではのギャップ萌えに嵌まり込んでしまいました(
ノωノ)vvvv

10月の修学旅行での、「みんなと一緒にいられるのが楽しい」「独りじゃないのが嬉しい」。
「玲ちゃんといられるから幸せ」。
といったような、ふわふわしたシナリオを読み進めるのがとても好きでしたから!
いいよね、いいよね。
幸せばかりを噛みしめて、同室にいても艶っぽい展開にならないのが好印象(
*^-^*)

うん、でも。それにしても。
修学旅行の晩御飯が各自「
カップラーメン1個」だなんて……いくら破産寸前でもかわいそう!
と思ってしまいました^^;
まぁ、それも茂蔵学園らしいですけどね(笑)
(しかし、いろんな才能に恵まれている茉莉男くん。
彼は本当に有望株で、お買い得物件なのではないでしょうか(≧ω≦)
vv )

そして、11月のハロウィンイベも、玲ちゃんの新しい彼氏疑惑!?事件も難なく乗り越えた後の、12月!
クリスマスイベントは萌え最高潮でしたね〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

正直、玲ちゃんのあのドレスデザインはどうかと思いますし、友だちの恋那ちゃんが来ているドレスの方がしっくりくる方も多かったのじゃないかと思うのですが。
いやでもしかし!!
そんな感情は、パーティー用のパウンドケーキに含まれているアルコール分で酔ってしまった茉莉男くんの前には雲散霧消してしまうのです(≧ω≦)
vv

以下は、酩酊しているからこそ茉莉男くんの言語機能が上手く働き、流暢に会話をしてくれた場面。

「わ……。可愛いネックレス!」
「ペンダントヘッドが雪の結晶の形になってるんだ」

「お店で、ネックレスを見た時……」
「君みたい、そう思った……」
「ん……。透き通ってきらきらしてて」

「真っ白で……全部つつみこんでくれるから」

「だから、雪の結晶は君みたい……」


ってね! 言ってくれるんですよ〜〜〜(
ノωノ)vvvv
ふにゃふにゃ喋ってくださる宮田さんボイスも可愛らしいけれど、ここ一番というところで少し抑え気味のトーンで話してくださるから余計に萌えが爆発してしまいました!!

……という、声ヲタ意見もあるのですが、ここは純粋に茉莉男くんの気持ちだけで盛り上がってしまった場面でもございます^^
だって、ここに辿りつくまでですね、玲ちゃんはどんな時も離れずに茉莉男くんの傍にい続けてくれたのですよ。
彼が話す言葉じゃなくて、彼自身の人となりを見て、感じて。
茉莉男くんて素敵な男の子だな、と頬を染め、キュンと胸を痛めもするのです。
その姿はまさしく恋する少女そのもので、私もシナリオを追いながら一緒にドキドキしてしまいました。
茉莉男くんもね、きっと玲ちゃんが自分に優しくしてくれた一番最初の女の子だから、という気持ちももちろんあったのでしょうけれど、きっかけをそこに据えても、今は自分の気持ちごと受け入れてくれる女の子だから、ますます好きになってしまっているのじゃないかなぁ(*^-^*)
と、妄想してしまうのです!

しかも、上記のイベントはまだまだ続いていて、もぉ、ここから先が本番っていうか。
宮田さん半端ない
//// と申しますか。

クリスマスパーティーにおいて、一番の命題である赤いリボンを自分の右腕に結んでくれた玲ちゃん。
そのお礼がしたくて、茉莉男くんも提案します。

「なら僕、ネックレス、つけてあげる」
「じっとして……?」

「……動いちゃダメ。うまくつけられない……」

とね〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
かましてくれちゃうのですが、ここでこう……耳元で囁くように。
吐息を溜めて言われちゃったら、もう! 心臓もたないよ〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv
うぅ……ゼィハァ。
ここでも玲ちゃんと一緒になってドキドキ……どころか挙動不審になってしまったワタクシでございました(笑)

さらに、12月以降のシナリオも良かったですね〜^^
茉莉男くんの核となっているのかな? と思える、図書館でのものがとても好きです。
たどたどしくても一生懸命言葉を習得しようとする茉莉男くん。
それをすぐ傍でにっこり笑いながら、根気強く支える玲ちゃん。
あぁぁぁ、本当に素敵な二人だと思いました(≧ω≦)
vvvv

さらに、茉莉男くんルートに入った後は、
彼の話す言葉が聞きとりやすい、ということも萌えポイントでだったのでございます。
ただ単純にプレイヤーに分かりやすくするためなんだろうな、とは思うのですけれど。
そこを、「茉莉男くんが彼なりに、彼の頭の中でより吟味をしつつ、玲ちゃんに伝えたい内容を話してくれている努力の結果」だとしたら……。
すごく嬉しいことだなぁ、と妄想してしまったのです(*´Д`)

上記、図書館でのイベント後、3月の進級式に向けて一人 猛特訓をしてくれた茉莉男くんも大好きです!
何の「猛特訓」かは、推して知るべし、ということでお茶を濁させていただきますが……。
進級式での告白が端的に、【Good】と【Normal】で違うことには「おぉ!」と感嘆させていただきました。
成る程ね〜、Like と Love ね〜、うんうん。
その違いを感じつつ見たエンディングの格差も、ほど良かったなぁ、とホクホクしております^^

「Normal」は茉莉男くんに限ったことではないんですけれど、メンバー全員が残念部分を
【欠点】として過ごしていく、いわば本編そのままの流れでの恋情になり。
「Good」は残念部分を飲み込んだ上で
【彼だけの魅力】として、一緒に過ごしている愛情溢れる内容が好きでございましたから(*^-^*)vvvv
ベンチに腰かけての、白雪姫をなぞった愛の告白……。
それがもぉ! とっても幸せでした(≧ω≦)!!!!


茉莉男くんは言葉がつたないだけで、いつでも真っ直ぐに玲ちゃんのことを想い、心配をしてくれたり優しい気持ちで接してくれたり。
私まで終始ふわふわして堪能することができたルートプレイでございます〜〜(
ノωノ)vvvv





宇多野 准(cv.小野 友樹)茂蔵学園1年生。不幸すぎて残念男子。

准くん! 准くん! 准く〜〜〜〜んッッ(ノ≧∇)ノシvvvv


めちゃくちゃ好きです!
本作品で最愛キャラでございます(≧ω≦)!!
不幸すぎて後ろ向きになっちゃう性格も。
その性格を反映して、少し押し殺したような静かな声も!
全部が好き〜〜!!

公式サイト様で見ている限り発売前から気になっている男の子ではあったのですが、いざゲームを開始しての、入学式からのあまりの不幸っぷりに(笑) もう准くん以外見えなくなっていました
vv
ですから、一年間を通して茂蔵学園の行事を一緒に過ごせることが本当に嬉しかったです。
幸せでしたぁ(*^-^*)

公開ラジオ収録でも、ドライヤーボーイでも、如何なくその不幸っぷりを発揮している准くんでしたが、共通パート内・8月イベントで好きなものが(*´艸`)
vv

郁沙くんの提案で8人組全員で集まっての夏休み課題を終わらせた後、その時の攻略キャラクターと一緒に玲ちゃんが二人きりでデートに行くイベントが挿し込まれます。
そこで今回は准くんと にっこりお出かけを満喫していた玲ちゃんなのですが。
准くんも楽しく感じているからこそ、告げてくるのですよね。
「もし、僕と一緒にいるのが嫌だったら」「きちんと言ってくれる?」って。
もう、こんな風に一歩下がって伝えてくれる男の子が大好きなもので、ここだけで「キャ〜〜8(≧△≦)8))))」としていたのですが(笑)

「そんなことはない」と間髪入れずに否定してくれる玲ちゃんも素敵!
そうなのでした。
玲ちゃんて、入学式の日から一貫して准くんを責めたことがないのです。
「こんな僕が生きててごめんなさい!」と涙してしまう准くんに対して、毎回毎回。
「宇多野くんのせいじゃないよ!」と言い続けて、ずっと傍にいてくれるのです。
准くんルートをプレイしていると、このことが本当に嬉しくてですね。
これは准くんが恋に落ちてしまうのも道理だよねぇ、と得心してしまうのでした(
*´Д`)vv

あ(;゚д゚)!
ついつい脇道感想に逸れてしまいましたが、上記セリフの後、また更に准くんが重ねて言ってくれるのです。

「僕って、こんな風だから今まで友達とかできたことがなくて……」
「もし、僕の不幸にキミを巻き込むようなことがあったら……」

「僕はきっと一生後悔する」

って〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv
すっごく格好良いんだもん
////
准くんたら最高です!!!!

そして、そして!
個別パートに入った後の10月・修学旅行でも美味しいシーンを創り出してくれましたよね
vv
まぁ、そこに辿りつく前にやっぱり不幸な目に遭っていて、「
夕飯を食べ損ね」たりしましたけれど。
結局は玲ちゃんと一緒に遠くにあるコンビニまで買い出しに出かけられたり、そこで二人で食べているパンが、どんなご馳走よりも美味しそうだったりとか。
見ていて、こちらもとても幸せになりました(*^-^*)
で、その後ですよね、問題のシチュは
////

ようやく旅館に帰りついた二人でしたが、またも不幸勃発!
准くんが寝る予定の布団が水浸しに……。
えぇ、もうここからはお分かりですよね(笑)
そうです!
准くんと玲ちゃんが

同衾(≧ω≦)!!

同衾しちゃうんですよ〜〜〜〜ッッ
vvvv
(もちろん、わざとイヤラシイ表記に致しました
vv )

しかもそれだけで終わらないしッッ。
自分から申し出たものの、恥ずかしくてなかなか寝付けなかった玲ちゃんが翌朝 目を覚ますとーー

准くんに「抱きしめられて」いましたから〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

ヤバイ、もう〜。
鼻血を噴出しすぎて失血死するかと思いました
////
大・満・足!!(笑)

そしてその後の、11月・ハロウィンパーティーでは、准くんの不幸っぷりを面白がるクラスメイトに少しムッとしたりもしましたが、准くん自身がコミュニケーションを取れることを喜んでいる感じでしたので、「しょうがないかorz」と胸に収めました。
もちろん、一時の喧騒を離れて、独り空き教室にいる准くんを玲ちゃんが見つけ出すくだりも大好きでございましたよ
vv
本当に准くんシナリオは、「うわ(
ノωノ)!」と喰らってしまうキュン死にイベントが多かったように思います。
まぁ、私が准くんファンだからですよね^^
(そういえば、麻耶くんのときもクリスマスパーティーで独り、中庭にいるシーンが好きでしたもん。
やっぱり「特別見せてくれる表情」に弱くなってしまいます
////

さ・ら・に♪
やってきましたね
vv
他キャラルートでも節目となるイベントが発生する、12月・クリスマスパーティーが(≧ω≦)!
ここはまず、准くんから玲ちゃんにパーティー同席を申し出てくれたことが嬉しかったです。
准くんたら、男らしいよぅ(
*´Д`) ってね^^

でもでも、准くんのその【男の子らしさ】はパーティー当日にこそ、もの凄い天然爆弾となって襲いかかって来ました!

宴もたけなわ。
玲ちゃんと准くんは会場で二人で過ごしていましたが、そこでプレゼントを贈ってくれる准くん^^
けれど、やはり素直に手の上に乗るはずがなくて、茉莉男くんが玲ちゃんにぶつかって来た拍子に、プレゼントはポーンと放物線を描いてケーキテーブルの方向に。
急いで走って見事キャッチした玲ちゃんでしたが、勢いは止められずケーキの山に激突!!

ーーのはずが、准くんが下敷きになって衝撃から守ってくれたのです。
が、どうしてもケーキまみれになることだけは避けられなかった玲ちゃんとの会話が以下のもの
vvvv

「あ……」
「……ううん。大丈夫だよ。ほら、こうすれば」

「……っ。宇多野、くん!?」
「ん……。うん、甘くて美味しい」
「美味しいケーキが食べられて幸せだから、そんな謝らないで」

「っでも……!」

「大丈夫だから。もう一口……」

「……っ」


なんですよ〜〜〜〜8(≧△≦)8))))
お分かりになるでしょうか(≧ω≦)!?
あのですねぇ、うふふふ〜。

自分を受け止めてくれた准くんの膝の上にまたがるような姿勢となっている玲ちゃん。
その頬に付いてしまったクリームを

准くんが舐め取っている場面

なんです(ノ≧∇)ノシ!!!!
これで悶えずしてどうしろというのか!? というくらい、身悶えさせていただきました。
嗚呼、准くん……
////
が、しかし。これだけでも終わらない天然エロスな准くんはやってくれましたねぇ。

「へへ……。美味しい。キミもほら、一口食べてみなよ」

と、

指についたクリームを差し出してきますから(*´Д`)!!!!

このシチュって、イケナイ雰囲気ですよね!?
なんかこう……違うことを連想しちゃうじゃないですか(≧ω≦)!!
って、そんな腐った妄想してるのも私だけなのかも(笑)

しかも、「くあ〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv」と輾転反側しているところに、【准くんが玲ちゃんを名前で呼ばない理由】が次のシーンに挿し込まれちゃったりなんかして……。
ますます、准くんが素敵に見えてしまった煩悩炸裂
純愛万歳、な12月でございました(*´Д`)

が、しかしストーリーは最後の試練?に向かいまして、1月・初詣で准くんにとって自分を許すことができない事態が起こってしまいます。
このことが転機材料となりますので詳細は申しませんが、ここでも8人組の一致団結ぶりを見ることが出来たので、個人的には胸が温まったエピソードでもございました(*^-^*)

そして、2月・バレンタインイベント。
初詣の日からずっと准くんに避けられていた玲ちゃんは、それが寂しくて仕方ありません。
ようやくバレンタインのチョコをきっかけに、もう一度 准くんの傍にいたい、と伝える決意するのでした。
玲ちゃんの姿を見ては走り去ってしまっていた准くんを、放課後、ギリギリの瞬間でようやく捕まえます。
もう逃げられないように、ぎゅっ、と抱きしめながら、

「離したくない。だって私、准くんとずっと一緒にいたいんだもん!」
「!」
「准くんとまた、クリスマス過ごしたり初詣に行ったりしたい」
「これから、お花見だってあるよ? それなのに遠くに行っちゃうの?」


(ここで泣きそうになりました〜(T-T))

「一緒に色んなことしようよ」
「……僕は、もうキミと一緒にいたくないんだ」
「だから、キミも僕じゃない人と色んなこと、してよ」


とね、訴えかける玲ちゃんも、それを本当は至福に思いながらも彼女の手を取れないでいる准くんが!
とても好きで(⊃Д⊂)!!

ですがこの後、すぐにまた不幸を呼び寄せた准くんにトラックが突っ込んで来て、玲ちゃんも轢かれそうになってしまうのです。
そこを間一髪、准くんが【壁サンド】で守ってくれるのですが……

「僕のせいだよ。僕が、不幸なせいなんだ」

と告げる姿があまりに痛々しくて、私が乙女ゲで大好きなシチュなんですけれどね、【壁サンド】!
そのシチュをこんなに締めつけられるような気持ちで見たことって、きっとなかったよね(T-T)
と感動してしまうくらい、准くんにのめり込んでおりました。

でも、大丈夫!
ちゃんと幸せの神様。いえいえ、玲ちゃん自身が准くんを幸せにしてくれますから^^!!

「それなら准くんが私を不幸から守って。不幸になっても准くんが守ってくれたら大丈夫だから」
「それで、私が准くんを不幸から守るから」
「そうすれば、ふたりとも不幸じゃなくなるよ。ね!」


うぅぅ〜〜〜〜(T-T)
vvvv
玲ちゃんは本当に良い子だなぁ!! と感極まってしまいました。
大好きです、玲ちゃんっ(⊃Д⊂)

ここから先の二人はわだかまりもなくなり幸せになるばかりでございますので、私がつい笑ってしまった会話をお届けしまして。准くんレビューを終了とさせていただきますね^^

3月・進級式を目前に控えたある日。
学校に登校もせず、携帯も繋がらない准くんを心配した玲ちゃんが自宅を訪れます。

「! ひどい熱! 准くん、大丈夫!?」
「あー……。あはは……。きれないなお花畑だなぁー。川も流れてるー」
「ちょっ、ちょっとその川渡っちゃだめだからね!」
「あー、川の水冷たい……。へへ、気持ちいいなぁ……」
「その川入っちゃだめだってばー! 准くん、起きて!」

という流れでございまして(笑)
いやもう、准くんの真骨頂だよね(≧△≦)b
と思ったシーンでございました(*´艸`)プ
さらにトドメもあったりして、

「へへ、今日はツイてる、なぁ……。玲ちゃんが、夢に出てくるなんて……」
「えーっと、こういうのなんていうんだっけ……。
……走馬灯……?」
「ちょ、准くん それ違うよ! 死んじゃうよ!」


でしたから、お腹の皮が捩れるかと(笑)

この後、無事に復活できた准くんは……。
って、ここが【Normal】と【Good】の分岐点になるのでしたね^^
「Noamal」は「Normal」で情けないところもまた准くんらしいなぁ、と思いました(笑)
(あの准くんは、あれで、うん。ますます玲ちゃんは離れがたくなってしまうでしょうしねvv

「Good」は、やっぱり男の子らしさを見せてくれる准くんにメロメロでございました
////
あんな素敵な日々をこれから先も、二人はず〜〜っと過ごしていくのですよね^^
良いなぁ、幸せだなぁ(*´Д`)!!
と、しんみり感動してしまった准くん大好きルートでございます(≧ω≦)
vvvv

(あ。余談でございますが、准くんの個別パートの月別タイトルが、まさしく
【Bad → Good → Better → Best】と移り変わっていく様も大好きでございましたよ〜(*^-^*)vv )





南錠 景馬(cv.森久 保祥太郎)茂蔵学園1年生。音痴過ぎて残念男子。

う……。「好き」だけで打ち込みたいと思っている本レビュー。
にも関わらず、ごめんなさい!
景馬くんはそれが無理かもしれません〜〜〜orz!!

景馬くん好きの方は回れ右をなさってください!
読んでいて気分の良いものではないと、自分でも思いますからm(_ _)m






まずは冒頭文で述べた「初周キャラで残念部分が改善されないから驚いた」という個所。
それって景馬くんのことなんですッッ(>_<)
しかも、しかも。うぅ〜〜〜。
それとは関係なく……いや、結果的には関係しているのかも。
私には

景馬くんがヒロインちゃんを必要とする必然性が判らなかった!

というねorz orz ガクリ

いや……うん。
景馬くんは、景馬くんだけの優しさを持っていました。
10月の修学旅行でバス酔いしてしまった恋那ちゃんのために、わざと騒音を創り出してくれましたもんね^^
そこで、「え? 景馬くんのリズム感ではよけいに嘔吐感増しちゃったりしない??」なんてことも【チラリと少し】(笑)考えてしまいましたが、善行なので余計なことには目を瞑るのが吉なのでございます(*´-`*)

嗚呼でもでも!
そんな優しさを持っている景馬くんの弱点が
【スーパーナチュラル音痴】で、歌唱力以外は作詞・作曲の才能があるにも関わらず、ヴォーカリストにこだわってしまう理由。
それを知らされた時には「成る程ねぇ」とも思ったものですが、歌唱を他の人に任せた結果の文化祭ライブの成功。
そして、シナリオ終盤に景馬くんを利用するだけ利用した男子生徒のセリフもありまして……。
「歌で感動させたいのなら、別に本人歌唱にこだわらなくても良いんじゃない?」と感じてしまいました。
それに、これは結果論なのですけれど。
エンディングまで行っても景馬くん自身の音痴が直る訳ではなかったじゃないですかorz

おまけに景馬くんが「初周プレイだったから」という不慣れが理由なだけではないと思うのですけれど、

景馬くんルートでは玲ちゃんがずっと我慢ばかりしてる(>_<)

という印象が拭えなかったのです……。

景馬くんはいつもバンドの練習で玲ちゃんのことを放っておいている感じをシナリオの行間から受けましたし、12月以降のイベントだったと思うのですけれど、結局は自身が音痴なことを情けなく感じていた景馬くんに、玲ちゃんが「それじゃあ、一緒に頑張ろう!」というようなことを言ってくれるものがございました。
(1月のシナリオでしたね^^)
そこでようやく、「おぉ! ついに待ち望んでいたヒロインちゃんとの二人三脚が始まるのね♪ 遅かったけど楽しみにしてたわ〜(≧ω≦)
vvvv」と私の気持ちも浮上しましたのにーー、

二人で頑張っている描写は一切なく、また景馬くんだけがバンド練習のために奔走しているシナリオ

が始まってしまい……。
分からない。
分かりませんでした。
景馬くんは「自分がここまで頑張れるきっかけを作ってくれたのはお前で、お前がいたからこそ……」というようなことをどこかで玲ちゃんに言ってくれましたけど。

それって本当? 本当に景馬くんに玲ちゃんは必要だった??

確かに、ことある毎にクリスマスやバレンタイン等の季節イベントは一緒に過ごしてくれましたけど、イベントを一緒に過ごすだけなんて……。
そうじゃなくて、
ステップアップするために玲ちゃんと歩み寄ってくれるシナリオが織り込まれないのでは、「う〜ん(;´Д`)」と唸ってしまうばかりだったのです。
あの時、「一緒に頑張ろうね!」と誓い合ったことに意味はあったのかなぁ、と思ってしまったのでしたorz






と、いう感じでプレイを終えてしまいましたため、景馬くんシナリオに関しましては素直に嚥下できなかった、というところが正直なところでございます。
特に玲ちゃんからの景馬くんに対しての恋心は本物で。
彼のために放っておかれる日々もじっと我慢していてくれたり、誰よりも景馬くんのために利用した級友にぶつかっていってくれたり。
それが本当に「すごい! なんてイイ子(⊃Д⊂)!!」と感じていたからこそ、勿体ないなぁ、と……。
もう少し、景馬くんが一人で頑張ってしまうのではなくて、もっと玲ちゃんを頼りにしてくれたら他の7人同様とても楽しんでプレイできたのだと思うのですけれど(*´-`*)
うぅぅ。
最後の最後でこのような狭量な感想となってしまったこと、深くお詫び申し上げます(>_<)!!!!





以上がキャラクター語りでございました。
締めが明るくなれないなんて、不徳の成すところでございます。ごめんなさい!!

でもでも、とっても楽しんでプレイさせていただきました『-8』(≧ω≦)
vv
私にも苦手だな……、と感じますキャラデザの
(他の)乙女ゲがございますため、グラフィックから本作品を敬遠してしまいます方がいらっしゃるのは仕方のないことだと思います。
けれど、もしそこまで本作品のイラスト、もしくはコンセプト
(コメディタッチ)が苦手ではない方は是非是非、気負わず飛び込んでみて欲しい作品だなぁ、とお勧めさせてください!

攻略キャラクターの面々が、これから先をずっと一途に。
ヒロインひと筋で過ごしていくのだろうな、ということがとても胸に響く作品でございますから(*^-^*)
(こう感じるのはある程度、年齢がいっているからかもしれません。
お若い方にはきっと、明るく弾けている作風がより強く印象に残るでしょうから^^)


うん、でも。恋愛以外でも。
この8人組はもうこの先、ず〜〜っと仲良しで密に連絡は取らなくとも一生の友だちでいるのだろうな、と思えるところも大好きなんです^^
特にストーリー本編でペアとなって登場している男の子同士は、つかず離れず一緒にいられるのだろう、と信じることができました。
素敵な関係性ですよね(*^-^*)

あ、そうだ。忘れちゃいけない!
本作品、唯一のおまけ
【PROFILE】!!
これはフルボイスの、シチュエーションボイス集になっているのですけれど、【NormalEnd】で開くボイスはどちらかというと恋愛全般的な内容を聞けるようになっていて、【GoodEnd】では対玲ちゃん用の「もしも集」が聞けるようになっているのが素晴らしかったです(≧ω≦)
vvvv
中でも、「10年後」と「結婚したら」が堪らない!
それぞれの題目には一応、「もしも」と冠されていますが、絶対
【確定事項】ですもんvv
プレイヤーがお好きな方のキャラクターのセリフには鼻血が出る勢いかと思いましたし、そうでなくとも茉莉男くんの「10年後」は狡い(≧ω≦)!
そして、「結婚したら」もついつい抱きつきたくなっちゃって困ります
////
正直、あまり期待せずに聞いたので、その分反動が凄まじかったという……(
*´Д`)vvvv


本作品は確かに、ぶっ飛んでいるシナリオかもしれませんが、2種あるエンディングにもBadEnd系統はございませんで、「いつか」を約束してくれる内容ばかりとなっていること。
8人組の友情が固いこと。
彼らにとって玲ちゃんが唯一無二の相手となること。
プレイ自体も、システム周りが快適でサクサク進められること。

これらの
【プラス事項】に随分と助けられて、私には最後まで幸せを堪能することができた素敵作品でございました(*^-^*)!

(2014.02.13 UP)