いざ、出陣! 恋戦



各種恋愛ED内容についても言及しております。それでも宜しい方のみお読みください。





戦国時代には全くもって疎い私なのですが、初見でまずイラストが好みだったため即購入を決意しました(≧ω≦)vvvv
元が「携帯乙女」からの移植作ということにもマイナスイメージは全くなく、むしろ 「携帯乙女だったらシナリオもそんなに長くないだろうし、複雑じゃないよね? うんうん^^ 重畳、重畳♪」 と嬉しい要素だったんですよね^^
それに勿論。 声優さんが好きな方ばかり!! ということも大きく作用しています(笑)

実際に購入しての感想は、

買って良かった〜!! 悲恋EDは泣けるし、祝言EDも最高だよ〜〜〜(T-T)vvvv

というもの^^
システム周りの不便さに関しましては「紹介」にて述べていますので、ここでは割愛しますが、実のところ私。
全然、不便さを深刻に感じなかったんですよ。
「Quick機能」のボタン設定に関してはRoseさんの方で、もうちょっと何とかなったんじゃないのかなぁ、と思わざるを得ないのですが、携帯乙女を気軽に出来ない身の上としてはよくぞ移植してくれた
*^-^*)! という感想の方が強いんです。
だって、オリジナル携帯版では一日に一話ずつしかプレイできないのに(教えていただいて気が付いたのですが、携帯乙女は【パケ代】を考慮しなくちゃいけないですもんね!)、移植版では好きなときに好きなだけ進めることが出来るんですよ!!
しかも、肝心のシナリオだって戦国に関心の薄い私でさえ、乙女要素をキュンキュン感じられる素晴らしさvv
正直、各メーカー様から発売されている乙女作とは違い、携帯乙女は武将によって担当のライターさんが異なるため、僅かな差異を感じることはありました。
でも個人的には、よくこんな素敵シチュを思い起こせるものだなぁ、と感心させていただいた感が強いです。
きっと、シナリオライターさんが複数人いる、という前知識があったからこその違和感なのでしょうね^^

恋愛EDも 【祝言】【通常】【悲恋】 と3種類ありまして、一応攻略ページも作成しておりますが、仕組みが分かってさえしまえば誰でもすいすいプレイできると思います^^
ただ、選択肢の正否に関しましては、正解が分かりにくいもの。
ちょっと…若い方々は選びにくいかもしれないなぁ、という。ある程度、人生経験を積んでいないと選ばないような選択肢もありました。
でもまぁ、そこは「ゲーム」ですからリセットが利きますしね、間違ったらやり直せばいいんです^^

選択肢の正解を重ねると各話終了時に挿し込まれる 【追加シナリオ】 も素敵でしたよねっ(≧ω≦)vv
共通パート8話分プラス、ED3種分(12話)の合計20話のショートストーリーになりますので、「おぉ////」という内容だったり、相手の心情が知れたり、「ふんふん」と流せて読める内容だったりと様々あって当然だと思うのですが、あれですよ!!
ED終了後に挟まれる追加シナリオが、やっぱり最高なんですvvvv
悲恋EDなんか感極まってしまった後に心慰められる内容ばかりでした(T-T)
それにそれに……うにょ〜〜〜〜////

祝言ED後の外伝シナリオったら、どうなんですかぁぁぁぁぁッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv

相手キャラが白装束で現れるので、それだけでもいつもとの違いを感じてときめいてしまうのですが、みなさん一様に睦言ばかりを述べてくれるんですもの!!
これで蕩けずにどうしろと言うのでしょうッッ(≧ω≦)vvvv
あぁ。今、軽く思い出しただけでも、思いっきり鼻血噴きそうなバカップル内容だらけですよ(o´艸`)キャ

と、こんな風に追加シナリオにときめけるのも、各種EDが素晴らしいからなのだと思います。
私自身が「最後はHappyENDで♪」という嗜好の持ち主なので、全キャラクターを 【悲恋】 → 【通常】 → 【祝言】 の順でプレイしたのですが。
悲恋EDの切ないことと言ったら、もう(T-T)!!
三成サンと光秀様には泣かされましたよ〜〜〜〜っ゜(p´□`゜q)゜o
まさかこの歳で泣いてしまうとは思っていなかったんですけれど、実際、悲恋EDをプレイしている最中は悲恋ルート9話から既にED内容が決定づけられている訳ですから、結末に向けてひた走っていく感が切なくて仕方なかったんですけれど。
「悲恋EDが嫌い?」と訊かれたら、決してそんなことはないんです。
むしろ悲恋EDがあったからこそ、戦国武将との史実を踏まえた恋愛ゲームとしての説得力が増していましたし、何より幸福感が違いました!!

悲恋EDを見て攻略キャラクターとの恋愛は本来こうあるべきだったんだよねぇ(;; と認識した後で見る、【通常ED】は 「これぞ全年齢乙女vv」 という、ほっこりとしつつも じれったくて「もう一声(≧ω≦)
!」と言いたくなるような思春期めいた結末として転がりたくなるような気恥ずかしさに襲われ(笑)、【祝言ED】に至っては……。

最高だよ〜!! 儚い人となるはずだったあの人と、一生をこんなに優しく過ごせるなんて(T-T)vvvv

と感涙に胸打ちふるえましたものっ(ノ≧∇)ノシ
この場合、各武将の実年齢を気にしたら負けですよ。
だって本当なら既婚者で、息子も娘もいるような……ごにょにょ(笑)

いやいや本当に。
「悲恋」の後に見る「祝言」たるや、こんなに甘くていいのかと////
あ、違いますか。純然たる【祝言ED】は幸せなばかりの二人で、胸が温かくなる内容なんですけれど、その後の【外伝シナリオ】の存在も相まって、優しく甘い仕上がりになっているんですよね〜〜(*^-^*
あぁ、もうvvvv 思い返すと身悶えしちゃうような「初夜」ばっかりですよぅ(ノωノ)
(って、結局そこに集結してしまうのか 私は(笑))

何にしても。
個々の嗜好によって各種EDを見る順番も異なるでしょうし、【悲恋ED】を見ない方だっていると思います。
私もCGや各話フルコンプを目指していなかったら、最初は避けて通りたいって感じましたし。
でも、このED構成が、

    【悲恋】は、あくまで乙女要素を大切にした、リアリティを含んだEDとして。
    【通常】は、健全乙女クオリティをふんだんに詰め込んで。
    【祝言】は、本作購入動機の各武将との素晴らしい恋愛EDとして!
    【外伝シナリオ】は、ED内容を更に高めるもの or 煩悩を満たしてくれるもの(笑) として。

よく作られていたと感じずにはいられません(≧ω≦)vvvv



ご自身の時間が有効に使える方々には、或いは、周回を重ねていくうちに判子のようなED構成に感じられるかもしれませんが(一話毎のシナリオが短く、すぐに次の話。更に次の話…と進めることが出来るタイトルですから(´-`))、一日の疲れを乙女で癒したぁい! という。
短時間の積み重ね&ゆっくりプレイ型の方々には特に。
気軽に&手軽に戦国武将との素敵な恋愛シナリオを楽しめる良作と受け止めることが出来る作品に仕上がっていると思っています(*^-^*)!
一人一人の攻略キャラクターが大好きで堪りませんよ〜〜〜vvvv

ということで、以下キャラクター語りに参りたいと思います(o´艸`)ポ
「いざ、出陣!恋戦」のアイコンに使用されている画像の著作権は、ジグノシステムジャパン株式会社様に帰属します。また、cv. は敬称略で記載しておりますm(_ _)m)





伊達政宗 (cv.岸尾だいすけ)【東軍】 仙台藩藩主。

お声は大好きな岸尾さんなものの、本編冒頭では全く会うことのないキャラクターなので当初は何の思い入れもなく三番手に攻略を決めたキャラクターでした。
が!
奥州の城下町で偶然お忍びで出歩いていた政宗さん(笑)に、一目会うなり懸想されてしまった瞬間。
浮き名を欲しいままにしていた殿方の意中の女性となる特権意識が……何とも心地よかったのです(≧ω≦)vvvv
しかも、岸尾さんのお声も高すぎず低すぎず、「身分ある御方」というのが聞いて取れる押し殺したようなトーンが絶妙だったお陰で!
私の中で曖昧だった「政宗」というキャラクターが確固たる存在となるまでが実に早かったです(*^-^*)

まぁ。政宗さんは女性の扱いに長けたキャラクターでしたので、華姫への「一目惚れ」も真偽を見極めるのが難しく……最初のうちは華姫と同じように、その真情を推し量れずにいました。
それでも各話で猛烈なアタック(笑)をされ続けているうちに、段々と。
母親から疎まれて育った幼年期を過ごした故、自分の身分を知った上だろうが、「政宗様、政宗様〜」と賑やかしてくれる町娘の品を作ったような愛嬌が、寂しさを埋めるためには重くなく丁度良かったのだな、と分かるように。

そのような「来る者拒まず、去る者追わず」姿勢だった政宗さんが、自国の運命を背負い旅している華姫と出会って、愛情を注ぐ相手としての女性を初めて大切にする。というシナリオが実に好ましかったです^^
政宗さんの性格上、「初めて」とは言っても、強引で我がままで多少の無理は通してしまうのですけれど、それが側近の小十郎や姫の護衛の小次郎との掛け合いで、邪気のないものに見えてしまうんですよね。
悪戯をしようとしている子どものような態度でこられると、此方もつい頬を緩めて甘受してしまいたくなるというもの(*^-^*)
シナリオではEDルート分岐するまで華姫に その誠実さを疑われていた政宗さんでしたが、プレイヤーにも確かに不透明な恋情で確実なところは分からないんです。
それが政宗さんルートでは逆に良い働きをしており、「この華姫への愛情が、ルート分岐後にそれぞれどんな様相を見せてくれるのかvv」と楽しみにプレイしておりました。

分岐してからの【悲恋】ルートでは、いやもう切なかったです(T-T)
何が切なかったって……障害だらけの恋愛がですよ!

ついに東軍、西軍がぶつかり合う戦が切って落とされました。
【悲恋】ルートでは各キャラクターのシナリオがそうであるように、政宗さんの与する東軍が敗退してしまいます。
しかも政宗さんの野望、天下統一もまさかの腹心の反対に合い実現することは適いませんでした。
敗戦した彼を城で迎えた華姫にもたらされたのは……政宗さんの縁談話。
自身の想いを無いものとして、政宗さんの行く末に一番良いようにと身を引くことを決意する姫(T-T)
最後に別れの挨拶をする場を設けてもらえるのですが……。
ここの小十郎が同席する場面、良かったですよね〜(T-T)!

(婚約しているという)世間への手前、私は責を外すことは出来ませんが、ここにいない者と考えてください」
部屋の片隅に移動すると、小十郎様は私たちに背を向けて座った。

お仕えする殿のために心ならずも華姫を冷遇していた小十郎だったからこそ、同じように殿のことを思い身を引いてくれる華姫には頭が下がるばかりで。
この場面の小十郎の厚情には胸が熱くなりました(T-T)
勿論、ここで交わされる政宗さんとの会話も!

華姫を想っているものの、敗将となった身では縁談を断ることも難しく、最愛の女性を手離さなければいけなくなった政宗さんの呟きから続く----。

「俺はまた、空虚となる」
「そのようなこと……小十郎様をはじめ、
(城の)皆様がいらっしゃいます」

「お前がいないではないか!!」

この場面の政宗さん。引いては岸尾さんの怒号に涙が滲みました(T-T)!
ようやく手中に出来ると思っていた女性が零れ落ちてしまう。そんな悲哀が込めれられているセリフも、胸の内の絶望も。全部が寂しくて……。
最終話では強引な行動に出る政宗さんでしたが、それすらも実は掌の上のことでしかなく。
全てを了承済みの上で政宗さんと、「その瞬間」まで行動を共にする華姫が切なかったです〜(T-T)
小十郎から託されたこと。小次郎の翌朝の迎え。
華姫が小次郎に手を引かれ急いだ先に現れた政宗さんの、

「俺が心から愛する女はお前だけだ!」
「……お前の家の繁栄、遠く奥州より祈っている!」


という凛とした口上が、もう〜〜〜〜(T-T)!!!!
あれだけの愛情を姫に注いでいた政宗さんの本音を思うと、胸が抉られました。

切なく見守るしかなかった悲恋EDも、最終話追加シナリオでホロリとした結末を迎えます。
姫と添い遂げようとしてくれた、シナリオ上に出てきただけの御柳藩藩主のことを思うと申し訳ない気持ちになるのですが、政宗さんとの悲恋EDとして味わうには、此方も合掌したくなる結末でした。
あの内容が大好きで、忘れられないEDとなっております(´-`)


その後迎えた【通常】EDでは、小姑同士の掛け合いが健在で御柳藩内での問題も解決するしで、乙女テイスト満載のまま楽しく見ることが出来ました^^

通常最終話。御柳城にて口づけをしようとした二人を止めに入った「小」二人への、

「小のつく男は本当に小うるさいな…… 感動の再会が目に入らんのか」

という政宗さんの揶揄を含んだ軽口が全てを表しているかと(笑)
私は勿論、小十郎も小次郎も大好きですよ(≧ω≦)vvvv


【祝言】EDルートは大好きです!!
どの武将でもそうなのですが、全ての事象が武将にも華姫にも優しく出来ているんですもの(´-`)vv
政宗さんルートでも、結果は勿論上々で。
何と戦に勝利した陣営は東軍でも西軍でもなく、政宗さんが天下取りを成し遂げた! というものなのですから剛毅ですよね(≧ω≦)♪
最終話でようやく、待ち詫びた想い人との祝言の約束をする。
野望を抱きながらも、自身の番となる女性と出会うことは適わずにいた政宗さんが、ようやく巡り会えた理想の人。
その華姫に白無垢を着せることが出来る喜びを存分に噛みしめているのかと思うと、私まで頬が緩んでしまいました(*^-^*)

外伝シナリオで幸せなお正月を迎えることとなるための、二人の過程。
契りを初めて交わす夜に、

「どうだ。……逃げ出したいか?」

と姫を気遣った政宗さんの台詞への華姫の返答。

「あの、逃げてもよろしいのですか?」

が、あまりにあどけなく可愛らしくて、これじゃあ政宗さんも聡明で楚々とした姫の外面と、幼さの残る内面のギャップに骨抜きにされてしまうはずだよね〜vvvv
と、相好を崩すばかりの結末が幸せで大好きでした(*^-^*)!!





服部半蔵 (cv.森久保祥太郎)【東軍】 伊賀同心支配役。

半蔵さんのシナリオは戦国時代に詳しい方々には、すぐに思いつく内容なのでしょうか?
「忍」という職種をそのままのものとしてしか捉えたことのない私は、穿ったシナリオ内容に「成程」とひたすら感心してしまいました。
確かに、任務を遂行する彼らにも「気持ち」はあるのですよね。
技術も高く、能力にも長けている半蔵さんであれば、尚のことその眼には多くのものが映し出され、たくさんのことを考えてしまうのでしょう。
生来のものか処世術として身に付けたものなのかは判然としませんが、持ち前の飄々とした風体で自由を求める願望をやり過ごしてきたのだと思います。
それなのに「忍」である素性を知っても自分を気遣い、想いを懸けて見上げてくる華姫に出会ってしまい、まざまざと感じさせられたのでしょう。
自身の両手に見えない枷が長く伸びていることにーー。

半蔵さんのシナリオは、その枷を外したいと もがくものの、彼の能力を手離す訳にはいかず荒事に出る光秀さんとの応酬に焦点が当てられていました。
3種EDルートに分岐するまでの共通パートで、大切な存在をつくらないと決めていたはずの半蔵さんの心に入り込んでしまい、華姫が彼に優しく見つめられるようになっていくという流れがとても好きです(*^-^*)vv
一旦、城の外に出てしまえば暗殺、謀殺、策略、奸計……およそ、綺麗事とは縁遠いことに多く手を染めているであろう半蔵さん。
それでも城で待つ華姫がいるから、その顔に張り付けた笑みを本物として彼女に会いに行くことが出来る。
陽だまりのような存在があるからこそ、翳りのある任務を遂行することが出来る。というような、半蔵さんと華姫の真逆の立ち位置に惹かれてしまったんですよねぇ(´-`)

分岐した【悲恋】ルートでは、哀切がどんどん色濃いものになっていく様が何とも……悲しいんですけれど、綺麗な幕引きだなと感じました。
悲恋外伝シナリオで、城下に出ることの多くなった華姫という設定に惹かれたんです。
もはや気持ちを重ねることは出来なくなってしまったけれど、姫が見上げた空は半蔵さんのいる場所へも勿論繋がっていて。空だけが繋がっているんじゃなく、見上げた華姫を何処かで半蔵が実際 見つめに来てくれればいい、と思ったから。
遠くに姿を見つめて、華姫の残影を心に留めて、また独自の世界へ戻っていく後ろ姿があったのなら、それが幸せだと感じたんです(´-`)

一転して、最初 【通常】EDを見た時には、「えぇ! これが最上EDじゃないんだΣ(@△@; 」と驚きました。
や、だって。
自由を求めて諸国を周りたい、と願っていた半蔵さんの望みが全て良い方向に叶っているんですもの!
枷のなくなった両足で好きな処へ、好きな人と喜怒哀楽を伴にして行脚することが出来る。
イスパニアにだって行けちゃうよ(≧△≦)b と(笑)
個人的に【祝言】EDを見る前に、【通常】を見られて良かったです。
半蔵さんの念願かなった姿を堪能することが出来たから^^ とても幸せです(*^-^*)

そして迎えた【祝言】EDは、そっかぁ! こんな素敵な解決策があったんだ(≧ω≦)! と、喜びを噛みしめることにvvvv
薄々、そうなのかな? とは思っていましたけど、実際に半蔵さんが名乗りを上げた場面は嬉しくて嬉しくて仕方なかったです(*^-^*)!
でも、嬉しいけれど。幸せなことだけれど。
この祝儀は彼を縛りつけてしまうものになってしまうのではないか、と慮る華姫へ掛ける、

「君がそばに居てくれるなら……少しと言わず、オレが得た自由を全部捧げてもいい」
「オレの全てを差し出してでも、君が欲しい。 ……こればかりは、他の誰にも譲れない」

「大好きだよ、華」

と、その束縛を厭わず、むしろ愛あるものの重みとして受け止めてくれる言葉が最高でした〜vvvv
この流れに付随した最終話追加シナリオも好き^^
二人がお互いのことを思い遣って逡巡してしまうやり取りが、見ていて満たされましたから(*^-^*

「ありがとう、華」
「オレと出会ってくれて、ありがとう……」


華姫が座敷牢で過ごした日々。
華姫を座敷牢で過ごさせなければならなかった、己の不甲斐なさ。
二人の道程を思うと、感動せずにはいられなかった台詞です(T-T)!!
月明かりの下で寄り添う二人も、桜の花を舞わせたような肌を眩しく見つめられる刻限での褥も。
イチャイチャで大好きでしたよぅ〜(≧ω≦)vvvv

自身の所業に負い目を感じるからこそ、明るく振る舞っていたこともあるのじゃないかな、と思ってしまう半蔵さんが掴みとった自由。
その半生が幕を閉じるまで、その笑みを本来のものとして華姫と。
お子ちゃま達と健やかに円満に過ごしてくれることを願って止まないED&シナリオでした(*^-^*)





石田三成 (cv.梶 裕貴)【西軍】 佐和城城主。

一番最初に攻略した秀秋さんルートに三成さんが出てきた瞬間。

恋に落ちました(笑)

こういう謹厳実直。感情表現不得手の殿方って大好きなんですもの(≧ω≦)vvvv
しかも、第一話で信長さんに指摘されるまで分からなかったのですが、三成さんて涼しい顔して……キャ〜〜〜8(≧△≦)8))))
と、何を騒いでいるのかと言いますと、三成さんルートでは華姫は一般では死亡したと認識されている信長さんの生存を知っている不審人物ということで、三成さんの居城に捕虜として捕われることになるのです。
その際、一室で三成さんと一対一で尋問を受けるのですが……。
三成さんたら、そうだったのですね!
信長さん曰く、
「この城にあのような美しい娘がいたのだな。確かに疑わしいかもしれないが、面白そうではないか。それに美しいということは、城から放り出さずに捕虜として城に留め置く、という基準にもなる。醜女なら放り出して終いだろう。だが、お前は城に留まるよう命じた。つまりは、そういうことだ」
というようなことを三成さんに言うのです。(私の記憶による台詞。抜粋ではありません)
これを読んで「成程!」と合点した訳ですよ。
そうvv 私の大好きキャラ設定。

涼しい顔して、頭の中は煩悩 or 妄想体質 = ムッツリさんだよ〜〜8(≧△≦)8))))

という気質に狂喜乱舞vvvv
このこと → 華姫のことを好ましく思っている。 が判ってからは、三成さんがどんなに淡白そうに姫に接しても、「このこの〜。本当は憎からず思っているくせにぃ(≧ω≦)vvvv」と、にやにやしながらプレイしておりました(笑)
また、三成さんに声を当てていらっしゃる梶さんのトーンが、私はあまり拝聴したことのない声質でして、梶さんボイスに多い 甘えた少年声でも、リバーシブル仕様の艶めいた冷淡ボイスでもなく、きちんとした成人男性の押し殺し気味の口調だったのが嬉しかったです(*^-^*)!
こんなトーンの梶さんボイスってなかなか聞けないですもん。
元々、三成さんの性格が好みに合致しているということもあったのですが、セリフ一つひとつを梶さんが仰ってくれるだけで 一話一話に萌え転がりながらプレイする羽目になってしまいましたよ〜(o´艸`)キャ
(4話のだし巻き卵や、5話の悋気小咄なんか堪らなかったです////

あッ。でもですね!
【祝言】ルートの追加シナリオにもなっていますが、アレですよ。

そんな素直に小動物へ向ける愛情があるなら、姫にももっと寄越して〜〜(;´Д`)!!

と、かなり『華ちゃん』に嫉妬しながら思いました(笑)
あれはいただけないよ〜、三成さん。 華姫が可哀そう^^;

とまぁ、堅物な三成さんが。いえいえ。実直だからこそかな?
共通パート最終話、8話目で姫に驚くほど豪奢な小袖を贈ってくれるのですが、同じ品を眺める心持ちが【悲恋】ルートと【祝言】ルートでは全く異なっていたことも素晴らしい演出でした。うぅ(T-T)


だって三成さんの【悲恋】演出たるや素晴らしく、この歳で不甲斐なくわんわん泣いてしまいましたもの〜(T-T)!
悲恋9話目にして秀秋さんの東軍寝返りに遭い、信長さんも討ち取られてしまう状況下の三成さん。
東軍側に捕えられないように居城を捨て、鄙びた村で慎ましやかに生活する二人の姿が……。
しのび寄る剣呑な足音とは対極に穏やかすぎて、返って、幸薄い結末を予感させられ胸が締め付けられました(;;
11話目で何かを感じ取った三成さんに言われるまま、雨がしとどに降る夜、二人は村での生活も捨て逃げ出すのです。
女の足では夜のうちに山越えをすることも難しく、行きついた山小屋で一夜を明かすのですが。
儚い逢瀬を感じさせる一文に胸騒ぎがし……。
果たして、二人は翌朝 東軍の討伐隊に見つかってしまうのでした。
ここで三成さんが華姫に掛けた言葉。

「知らん。 雨宿りでいっしょになっただけの女だ。 近くの村の者だろう」
「おい、女。 一晩世話になった。 そっちの隅にいろ。 危ないぞ」


そして、後ろ手に縛られた三成さんは連れて行かれてしまうのですが……。
うわ〜〜〜ん、三成さん〜〜〜〜ッッ ゜(p´□`゜q)゜o
きっと用意していた言葉だったのですよね!!
「雨が上がるまで」と姫が目覚めるまで寝顔を見つめていた三成さんには、追いつかれてしまうことが判っていたのでしょう。
だから、この科白を用意しておいて、その時が訪れるまで傍らにいてくれたのですよね。
この場面だけでも、涙腺がうるうるきてしまって大変だったのですが、続く最終話の破壊力たるや!

三成さんの処刑が決定されてしまい悲嘆に暮れる華姫でしたが、半蔵さんの尽力により処刑の刻限前に相見えることが許されました。
(この時の半蔵さんもえらく頼りがいのある誠実な御仁で感涙です(T-T))
ほんのひと時、死に装束を身に纏った三成さんとの最後の逢瀬。
ここからは涙でぐしょぐしょになってしまって、PSP画面が霞んでよく見えなかった程です。

「泣くな、華」
「その涙は今後、
お前を幸せにするだろう男のためにとっておけ」

〜〜〜〜〜(T-T)!!
華姫でなくとも、いやいやと頭(かぶり)を振りたい台詞だったのに、

「お前が幸せにならなければ、俺が生きてきた甲斐がない」
「もし、俺に捉われ続け、幸せを感じられぬのであれば、俺は死にきれぬ」

「来世で再び会おう」

なんて紡がれてしまっては、もう縋りつけなくなってしまうではないですか(T-T)!!
「三成さん〜(T-T)」 と目をしょぼつかせて行きついた悲恋外伝シナリオ [ 優しい思い出 ]。

苦笑した三成様は、野の花を一輪摘むと私へと差し出す。

「まったく、姫とは思えぬ欲の無さだな。 こんな物しか贈れぬ男で良いのか?」

という、討伐隊に見つかる以前の村で凪いだ生活をしていた二人の……まさしく、優しい思い出に、うきょ〜〜〜〜〜ッッ 。゜(p´□`゜q)゜o と、こんなに泣けるものなのか、というくらい嗚咽を上げさせていただきました。ぐすん(;;

この後、三成さんから贈られた小袖を虫干し、墓参りを決意する姫の姿と。
まだ傍に小次郎が仕えていてくれたことへの大きな安堵感が相まって、最後は感極まりつつも穏やかな心持ちと成ることが出来ました。
うぅぅ。三成さんの悲恋EDは本当に秀逸でした(T-T)


【通常】EDでは合戦が引き分けとなってしまったため、心に張りのなくなった三成さんに御柳藩へと帰される華姫でしたが……。
喪失感、寂寥感に抗えず結局、迎えに来てしまう三成さんが可愛くて◎ (*^-^*)vv
小次郎じゃないですけど、それなら最初から傍にいて離さないでよ(笑) なんて思いましたが、悲恋EDを見た後では、どんな紆余曲折があっても三成さんが生きていてくれること。
生涯を伴に出来ることが、それだけで嬉しくて^^

通常外伝シナリオでの、 「肥えておりません」 という華姫の切り返しが最高に面白く、喉越しが実に爽快な結末を味あわせていただきました(*^-^*)vv


【祝言】ルートは、とにかく幸せ一色で嬉しくて仕方のないプレイでしたね〜^^
9話目の追加シナリオにて、

「住んでもいいが、転居は認めないぞ」

の科白に、「はいっ。それは勿論 ^^!」 と勢い込んで私が返答してしまった程です(笑)
結末の明暗を分ける合戦の行方は 10話目にして西軍の勝利が確定し、後は祝言に向けて最終話へ向かうだけでした。
この「だけ」とプレイ出来ることが実に幸せで〜〜(≧ω≦)vvvv
11話目追加シナリオでは、秀秋さんと信長さんの策略のお陰で「華ちゃん」絡みの溜飲も下がりましたし(笑)、何より最終話の番傘姿が嬉しくて感動の嵐でしたものvvvv
あのエンディングCGは、本当に大好きです!
勿論……あの無骨な三成さんに人並みにはと言わせしめた初夜だって。キャ〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) ですよ(笑)
他の武将とは違い、匂わせるだけで直接的な描写はないのですが、お酒に弱い上に誇張表現を良しとしないであろう三成さんが、酩酊状態の初夜で「人並み」だなんて……////
うぁあぁぁぁぁ。ダメです。どれだけ華姫のことを愛しく思って抱きしめたのかと思うと、もう〜(ノωノ)


最初に見た悲恋EDにあまりに心酔してしまい、他恋愛ルートでは何をされても幸福を感じるばかりだった三成さんルート^^
実に楽しませてプレイさせていただきました。
好きな人が傍に在るって、本当に稀有なことなのですね(*^-^*)vvvv





小早川秀秋 (cv.石田 彰)【西軍】 後の岡山藩藩主。

私自身、世の多くの女性方のように戦国時代や幕末期には本当に知識がなく(私の好きな時代って「平安」なんです^^;)、有名武将しか知りませんし、その方々にだって表面的な印象しか持っていません。
秀秋さんはその中でも……あまりイメージが芳しくない武将で……。
「 う〜ん……最初の攻略キャラを目移りして決められない(>_<)! だったら、小手調べに秀秋さんでいいかなぁ? 声も石田さんだし、きっと楽しくプレイできるよね^^ 」 くらいの軽い気持ちで、一番最初に攻略したんです。
そしたら、それがどうでしょう!!
めちゃくちゃ秀秋さんのお人柄に嵌まってしまいまして、全キャラ攻略した後も最愛キャラの一人になっております〜〜(≧ω≦)vvvv

最初、キャラクター選択で秀秋さんを選択した際に小次郎が「う〜ん…」と唸りつつも「仕方ないか」というような反応をしますので、何でかなぁ? と思っていたのですが、一話目にして「成程」と(笑)
だって優しい笑顔を張り付けていたのは本当に最初だけ。後はツンケンした態度に出られたんですもの!
「え〜(T-T)」って思いました。 人当たりの良い武将じゃないのが悲しくて…。
でもですね、外面の良い笑顔も秀秋さんが処世術として張り付けていたものなら、華姫に辛く当たってしまうのだって「裏切られたくない。他人に信頼を寄せてしまうのが怖い」という内面の脆さが纏わせていた鎧だったのです。
それが判ってからは、心ならずも華姫の柔らかさにどんどん惹かれていってしまう秀秋さんが可愛らしくて、いじましくて仕方ありませんでした(≧ω≦)!

自身が痛手を負いたくないから華姫にも関心をない風を装っているのに、図らずも手中にしてしまった「自分だけを見つめてくれる女性」として意識してしまい、気が付けば姫に寄り添い、その肩に ことん 頭をもたれてしまっているような……。
そんな所在なさげに往生している風情の秀秋さんに、すっかり夢中になってしまったのです////

実に分かりやすいイベントでしたけれど、自身の命にさえ頓着していない秀秋さんを身を挺して守った華姫。
事件を発端にして姫に全幅の信頼を寄せ始めてしまう秀秋さんの描写が、それは嬉しかったです
(*^-^*)
姫が男性なら稀有な友人となったところなのでしょうが、華姫はもちろん「女性」で。
女性である以上、その信頼は愛情へと変貌を遂げてしまうのもまた自然の成り行きで----。

5話目、秀秋さんの城内にて光秀様と出会ってしまう華姫が、何故か何事にも関心の薄い総大将の興味を引いてしまい……、という場面で、

「あんなのに気に入られないでよね、厄介なんだから……」
「目をつけられる前に閉じ込めとこうかな……」


と、唇を尖らせつつ悋気を出してくれたのが、本当に心地よかったです(*^-^*)vvvv
それ以降も、華姫との距離を量りながら、どこまでならその身を、気持ちを委ねてしまっても許されるのか。と逡巡しながら、姫の一挙手一投足に翻弄されてしまう秀秋さんの描写が大好きで堪りませんでした!
特に、秀秋さんは【東軍】【西軍】のどちらが勝利するかの要となる存在でしたので、そのシナリオも相まってルート分岐するまで目が離せなくなってしまったんです。

ドキドキしながら最初に迎えた【悲恋EDルート】。
これがまた、本タイトルで最初に見た【悲恋】として素晴らしい内容で……(T-T)
先述しましたように、秀秋さん自身の行動が天下分け目の戦の要となっているのですが、本ルートでは史実通りの決断をするんです。
結果、秀秋さんが手にしたものは領民の安寧と……自分を信じてくれていた昔馴染みの死でした。
そこでいくら肯定的な見解を掲示したところで、その心から罪悪の気持ちが消えることはなかったのです。
傍らに控える華姫の温もりですら、もはや生きることに意味を見出せなくなった秀秋さんを繋ぎ止めておくことは適わずに、彼は儚い人となってしまうのでした。
EDグラフィックを見ながら、華姫と一緒に秀秋さんの最期を看取ったのですが……寂しかったぁ(T-T)
彼の生きる糧となれなかったこと。
それでも彼の傍に寄り添っていられて、悔恨の情には適わなかったけれど秀秋さんも華姫の手を離さずに天寿を全うしてくれたこと。
それらが寂しくて、でも嬉しくて。やっぱり悲しくて……うるうると涙腺が緩みっぱなしでしたから(;;

この結末を見て「ふにょ〜(T-T)」となっているところで開いた外伝シナリオ [ 君と過ごす時間が好き ]。
ここで生前の秀秋さんとの思い出が綴られるのですが、その中での彼の科白、

「君の体温が好き。君の声が好き。まるで雨みたいに僕を優しく包んでくれる」
「ずっとずっと、そばにいて……」

「僕が死ぬまで……」

には、「秀秋さぁぁぁんッ゜(p´□`゜q)゜o」と更に目頭が熱くなりました。
なんて重くて、なんて言葉通りの……。うぅぅ (T-T)
この儚くも、最後まで華姫を傍に置いてくれた秀秋さんにすっかり傾倒してしまったのです(*´-`*)vv


転じて【通常】は、秀秋さんの性格も石田さんの甘えたような拗ねた口調も、巧みに噛み合っていた内容だなぁ、と思いました。
「うんうん。 THE☆乙女vv って感じのEDだよねぇ」とほのぼのしたものです^^

秀秋さんの【東軍】【西軍】への行動も、誠実な行為に及んだものの一歩届かない結果となったため、御柳城へ戻り、成長した秀秋さんが迎えに来てくれるまで待ち続けるという華姫。
そして、華姫の居城の元へ小次郎との鍛練を理由に、花婿修行に訪れる秀秋さん(笑)
頑張りつつも、厳しい修行にダレてしまう秀秋さんが可愛らしかったですね(o´艸`)キャ
しかも、しかもッッ。【通常】最終話の、

「ねー早くー口付けしてー」

は狡いと思うの(≧ω≦)!!
明るいうちからの痴態(笑)に狼狽える華姫への秀秋さんの小悪魔ぶりも、それを演じる石田さんのめちゃくちゃ可愛い口ぶりも。
全部をくるくるっとまとめて、愛情たっぷり海苔で包んだおにぎりにして、坂から「えいっ////」と転がしたいくらいの破壊力だと思うのッッ8(≧△≦)8))))
って、伝わりますか?(笑)
二人が夫婦となって結びつくまでには、まだまだ時間がかかりそうだけれど、本当。
ほのぼのした乙女テイストが嬉しくなってしまったEDでした(*^-^*)vv


そして、最後の最後に楽しみにしてプレイした【祝言】ED。
ここでは秀秋さんの、三成さんを信じる気持ちが作用して合戦は西軍の勝ち戦となりました。
天下分け目の戦いの功労者として確固たる地位を約束された秀秋さんは、晴れて自分を支え続けてくれた華姫へ求婚します。
無事に居城へ帰還した際、華姫へ、

「僕と出会ってくれてありがとう。そばに居てくれてありがとう。

これから共に歩んでくれることをありがとう」

と言ってくれるんです!!
この秀秋さんの科白が、先に【悲恋】EDを見ていると嬉しくて嬉しくて、もう(T-T)vvvv
「うぅぅ。良かったねぇ。本当に(;´Д`)!!」と感極まっているところに落とされる、三成さん経由の信長印爆弾がまた面白くって(笑)

「すまない、秀秋殿……
柱に縛り付けて屋敷に閉じ込めておこうと思ったのだが、気付いたらしっかり、ついてこられていた」


と、祝言を控えた秀秋さんへ あまりに生真面目に謝罪する三成さんに、

「冗談に聞こえないところが恐ろしいな」

と呟いた小次郎に激しく同感しましたもの(笑)!!
「あ〜。おっかしいなぁ^^」と頬を緩々させてシナリオを読み進めていましたが、この先の祝儀間近での秀秋さんの台詞に またも泣かされそうになったり、外伝シナリオ [ ずっと君の顔を見てた ] では、初夜の翌朝、自分の肌をぺたぺたと触って演技上等で嘆く、

「僕、誘われたいなぁ」

にも、「はぅぅっ(ノωノ)!」と魂を持っていかれ……。そのまま続けられる、

「お口に」

の石田さん口調には完ッッ全に堕とされましたっ(≧ω≦)ノシvvvv
そうかと思えば、最終特典シナリオ [ ありがとう ] で、

「僕を変えてくれて、僕を好きになってくれて、ありがとう」

とまで言ってくれる秀秋さんが優しくて(T-T)
この科白って【悲恋】を見た後だと、またもじんわり感動してしまいますし、何より秀秋さんルートをプレイした者には最高のご褒美だと思うんです(*^-^*)
この科白以前の 「神様って存外〜」場面や、最後には産後の華姫を大切にねぎらってくれるCGも大好きでしたよ〜vvvv


本当^^
今までの歴史的印象を越えて、「小早川秀秋」という武将に好感を持てるようにさせてもらった。
イコール。生きていく上で、好印象なものがまた一つ増えた(*^-^*)! というプラス要項が、とっても有難く幸せに感じた秀秋さんルートとなっております。
『恋戦』という本タイトルにも、ライターさんにも感謝感謝でいっぱいになったキャラクター設定&シナリオでしたvvvv





織田信長 (cv.諏訪部順一)【西軍】 総大将。尾張藩藩主。

その胸元のはだけた装いと言い、諏訪部さんの艶垂れ流しのお声と言い、登場しただけでフェロモン全開な信長さんなのですが(笑)
最初は興味本位でしかなかった華姫の存在が、信長さんの中で愛おしいと思う対象としてどんどん大きくなっていく様を感じられるシナリオ展開が好きでした^^
その契機となった碁を打つシーンや、一度国元へ逃げた姫を連れ戻した夜など。
よくあのような情景が思いつくものだなぁ、と感心させていただきましたもの(*^-^*)v
特に…… 信長さんの心はとっくに華姫へと傾いているのに、姫の中で「信長様」という存在があまりに畏れ多いものなため、俄かには信じがたく その心根に気づけないもどかしさが……実にドキドキしましたvvvv
6話目のラストシーン。
信長さんの夜伽を承知して、枕元に座して静かに待っていた華姫へ掛けた言葉。

「我に抱かれるのが恐いか」
「優しくはせんぞ」

「構いません……罰を受けます」

「我に抱かれるのはお前には罰か」

信長様は何故か辛そうな顔をした。


の一連の流れが大好きで〜〜(T-T)vvvv

もともと性豪であることを隠そうとしない信長さんだけに、ここに至るまで何度も華姫に伽を命じていたのです。
勿論、最初はただ己の好みのおなごを食む、というだけの心持ちだったのでしょうが、姫の機転の利く性格。聡明なだけではなく和やかで、時におきゃんで……という、いろんな様相を見せては自身の気持ちを攫って行ってしまった姫に、好意が籠った目で見つめられてしまったら----。
手離せなくなる日々だったというのに、それなのに姫は何も言わずに逃げ出した。
裏切られた。と感じた信長さんの報復の意味を込めた褥だったのでしょう。

でもですね。さすがはライターさん、と言いますか、全年齢版と言いますか(笑)
次章での行為を伴わない、布団の中での仲直りイベントが優しくて最高なのです(*^-^*)!
信長さんからは溢れる愛情を感じることが出来るし、その心情に応える姫も健気だし〜vvvv

姫の身が清廉なまま(笑)迎えた8話目のキスイベントには眩暈を覚えましたもの(≧ω≦)!
信長さんルートの象徴的な小道具、金平糖を口に含みながらの……////
それがお互いの舌で溶けきる頃には、華姫も蕩けきっている訳で〜〜。もうッ(ノ≧∇)ノシ

ここから先に分岐する【悲恋】ルートでは、光秀さんに人質として捕われてしまった華姫を取り戻すために、山中で対峙する内容に終始していました。
他キャラクターの「悲恋」同様、ここでも信長さんの率いる陣営(西軍)は敗れてしまったため、殿の立ち位置自体が弱いものになってしまうんですよね。
それでも、覇者となるための気概は失わないままで光秀さんと拮抗してくれるのが、実に頼もしい信長さんの魅力でした(´-`)vvvv
が、光秀さんとの剣の応酬。それぞれに手負いとなったため、このまま信長さんと無事、逃げおおせることが出来るのかも、と思った矢先。
信長さんの体に深々と刺さる……新たな追手の放った得物(T-T)
ここで、

「我とお前は、これからも常に共にある」
「……必ず迎えに行くから、死なずに待っていろ。 
これは命令だ」

と、姫の後追いをやんわり封じ込める信長さんのセリフにも勿論、感動したのですが。
すみません。
信長さんシナリオなのに、この後の小次郎の姿に一番感銘を受けてしまいました(T-T)!

信長さんとの逢瀬を夢と見ながら、たゆたい続ける華姫の元に留まり続ける小次郎。

「オレが君の夢を守り続ける……」

という切実な真摯なもの言いに、ごわ〜〜゜(p´□`゜q)゜o と感極まってしまったんです。
うぅぅ。今でも感動しちゃいます(T-T)
この後、華姫はいつか目覚める時が来るのでしょうか。
何時もなら主人公の目覚めを願ってしまうところなのですが、このまま小次郎に護られ、信長さんとの夢に逃げ続けるという本位な状況も、優しいながらに儚く気に入っております(´-`)


同じ、光秀さんに捕われるという不利な立場でも【通常】ルートでは、半蔵さんに手引きされた小次郎が助け出してくれる等、やはり明るい展開でしたね^^
(しかし、いつでも半蔵さんは姫を守ろうとしてくれるのが素敵ですし、小次郎が登場してくれるだけで安心してしまうんですよねぇ(´-`)vv

で、無事に逃げ出すことの出来た姫と対面した信長さんが、実地検分と称して光秀さん&女好きとして悪名高い政宗さんに手籠めにされていないかを、

「隅から隅まで、念入りに調べようぞ」

と言い出した時には、「やっぱりか(≧ω≦)!」 と突っ込み入れてしまいました(笑)
さすが、フェロモン信長様ですわ(o´艸`)キャ

通常最終話の二人の会話もツボでした^^
これは最終話に至るまでに追加シナリオを見ていないと分からない仕掛けなんですけれど、姫の愛嬌ある姿を愛情半分、揶揄半分込めて、鯉や馬、野に咲く花に信長さんが喩えているんです。
それに絡めて、次に華姫が成るものは……花は花でも「花嫁」だと言われた時には////
キャ〜〜〜〜8(≧△≦)8)))) でしたよ!!
随分と萌え転がせていただいたものですvvvv
この論法は素晴らしいなぁ、と嘆息させていただきました(*´-`*)ウットリ

【通常】はコミカルな中に幸せが含まれているのが爽快で、軽い心持ちのまま【祝言】ルートに臨むことが出来たのが幸せです^^


vvvv それはもう信長さんのフェロモンを。諏訪部さんの艶やかボイスを存分に堪能させていただいた【祝言】ルートですが、やはり最高でしたねッッ(≧ω≦)vvvv

合戦の覇者となった信長さんが、人質として光秀さんに急かされるように山中を歩かされている華姫の元へ馳せ参じる場面。
ここでは颯爽として現れる信長さんも勿論、嬉しかったのですが、あぁぁぁ。
自身の理想のために命を投げ出す訳にはいかず、華姫を交換材料として生き延びることを選んだ光秀さんに去り際。

「君にはひどいことをしてしまった。 すまない」

と耳元で、華姫だけに聞こえるように謝られ、しかもこの後、きちんと信長さんに一度は疑惑を持たせてしまった姫の純潔を保証する言葉を残してもらえたことに、えらく感動してしまいました(T-T)!!
非情なだけの悪人になりきれない光秀さんの誠実な部分が垣間見れる場面として、大好きな場面です。

と、他武将の褒め言葉はここまで!
ここから先は、溢れるばかりの愛情を華姫に向けている信長さん語りに終始したいと思います^^

光秀さんより姫を無事 奪還して三成さんの居城へ落ち着いた二人ですが、華姫を待っていたのは一人の女性を愛することなどないであろうと思われていた、己の進む道に貪欲で磊落な武将、信長さんからの求愛でした。

「どうか、ずっとそばにいて欲しい。 ずっと、我を見捨てず愛して欲しい」

と、他者に弱い部分を見せることを良しとしなかった信長さんにここまで愛され、彼をこれから支えていける番になれるのかと思うと……感無量の章となっております(T-T)

しかもですね、感動するばかりではなくて11話目 追加シナリオにて初夜を迎える華姫に、

「今日はぐうぐう寝るなよ」

と小さく笑いながら艶をふんだんに含む台詞を掛けるなど、色香に眩暈を覚えさせることを忘れないのですから信長さんは傑物ですわ(笑)
(個人的には諏訪部さんボイスの魅力爆発でしたし〜(≧ω≦)vvvv

この後の展開もひたすら大人仕様に甘かったですね////
せっかく用意した白無垢ではない婚礼衣装、「うえでぃんぐどれす」を、子供は知らなくてもいい理由で着られなくしたりとか(笑)
(祝言前に「どれす」を華姫が着て見せる場面がこれより前に挿入されているのですが、信長さんがあまりの姫の可愛らしさに耐え切れず「人払い」をして……ごにょにょ。と(笑))

「華、お前だけを愛している---- 」


と、想いを交わした後には……(ノωノ)!

華姫ったら、あまりに啼きすぎて声が出なくなって仕舞うほどの朝を迎えてしまいましたね(≧△≦)b

…………。
信長さんとの契りが当然、初めてとなる華姫の声が枯れる程って。
どれだけ信長さんに愛情を込めて深く執拗に揺さぶられたのかと思うと……。
身悶えせずにはいられない、行間の甘さでした〜〜(ノ≧∇)ノシ キャ〜
しかも、ここで律儀に華姫をねぎらいに来る三成さんがツボで仕方なかったです(笑)

外伝シナリオでは身重となった華姫へ

「出産で命を落としてしまう女は少なくない」
「だから、少し不安だ」


という言葉を掛けた信長さんに、そこまで想われていたのか! と心地よい衝撃を受けましたし、本当に。
【祝言】ルートは楽しくて、甘くて、優しくて^^
ふわふわとした心地でプレイさせていただきました。
殿方に一途に深く愛されるシナリオが好みの方。
何より諏訪部さんファンには堪らない、隅々まで満足させられるシナリオになっていると思います〜(*´-`*)vvvv





明智光秀 (cv.寺島拓篤)【東軍】 総大将。坂本城城主。

理知的なキャラクターが好物の私には、あまりのツボキャラだった光秀さんvvvv
それが大好き寺島さんボイスで動いてくれるのですから、ルートプレイが楽しくて仕方ありませんでしたよ〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

光秀さんには攻略規制があったため(【東軍】政宗、半蔵クリア後OPEN)、ルート解放までに散々他キャラルートで見せられていた華姫への「狼藉」振り(笑)に、「こんな冷徹そうに見える人(←ここ重要(笑))が恋愛感情を持ったら、どうなるんだろう(≧ω≦)vvvv 」とドキドキしてプレイ開始♪
そうしましたら、他キャラルートではあれだけ素っ気ない態度だった光秀さんが、冒頭からあっさり華姫に心を許している風な始まりで……「あれ〜^^;?」 なんて少し肩透かしのように感じたりもしたのですが。
いいんです、それでも!
だって 1話目、光秀さんの登場シーン、

「迷い子が訪れてくるとは珍しい。 おいで」

の破壊力たるや、もうッッ8(≧△≦)8))))
「お」……「おいで」が////
この、イベントCGの静かな微笑と共に聴かされる「おいで」が堪らなく〜〜〜(≧ω≦)vvvv
寺島さんがGJ過ぎて、すっかり腑抜けになってしまったシーンでした(T-T)b

この出会いでは「総大将」の身分を華姫に隠し、雅号「咲庵」(しょうあん)という 一風流人として接していた光秀さんでしたが、2話目でその正体を知られてしまうんですよね。
そこでの華姫との会話。

「ああ。そうだ。 知られたからには……」
どうしてなのか、光秀様は声を詰まらせた。

「……私の目の届く場所にいろ」

には、これまで他キャラルートで光秀さんにされた様々な仕打ちが頭をよぎり……。
早くも2話目にして彼が華姫に「総大将」としてではない、穏やかな時間を望む「咲庵」として心の拠り所を見つけてしまったような描写で溢れていたため、今までとの対応のギャップに。
「愛!? 愛なのよねッッ(≧ω≦)!?」 と一人悶えてしまいました(笑)
だって、これが他ルートならアッサリ消されてそうなところですよ!?
それを言い淀んでしまうのですから、華姫を手離せなくなってしまった光秀さんの愛情以外考えらえれませんでした〜〜(≧ω≦)vvvv

3話目からも光秀さんの「目的のためなら手段は選ばない」といった鬼気迫る計略家としての姿は描写も少なく、ただ華姫と共にいる時間を刹那のものを噛みしめ過ごしているような、穏やかなシナリオばかりが続くのです。
華姫がどんどん光秀さんの人柄に惹かれ、近づこうと歩み寄ると、自身と一緒にいて姫が傷つく結果とならないように遠ざけようとする。
それなのに姫が感冒にかかってしまったら、懸命に自らの手で看病する。
共通パートは総大将としての怜悧な顔が「外」に向けてのものだけで、本当なら華姫と共に在りたい、と願っている光秀さんの心情がそれと見て取れますので……ED分岐したルートに進む勇気がなかなか湧いてきませんでした(T-T)

だって、こんなにも穏やかな人なのに、それが儚い結果となってしまう【悲恋】EDを見るのはあまりに忍びなくて……。
でも【悲恋】をクリアしないとイベCGだって、追加シナリオだって入手できないし!
あぁ、でもでも。先にHappy系のEDを見た後に【悲恋】に進む勇気はもっとない。
えぇい、ままよ(>_<)!
---- と、自分に勢いをつけてからプレイに臨みました。
胆力つけてからじゃないと無理ですもの〜〜(;´Д`)

そして、突き進んだ【悲恋】ルートは……。
二度目です。

石田三成武将の後、二度目の号泣シナリオとなりました(T-T)!!

こんな私の他にも光秀さんルートで涙した方はいらっしゃると思うのですが……。
うぅ。悲しかったですよね。切なすぎましたよねっ゜(p´□`゜q)゜o

やはり、お約束展開の自軍側が破れてしまう結果となる【悲恋】では、東軍総大将としての自身の身が安寧にやり過ごせるはずもなく、西軍総大将からの討伐の対象となってしまうため、逃げはしないけれど籠城するという流れになりました。
少しの間も光秀さんの傍を離れたくない華姫と、華姫だけは無事に逃がそうとする光秀さんの間で、少しの確執が生じるのですが……。
ここで「少し」と述べた理由も合せて記載するとしまして、頑なに帰郷を拒む姫へ向けたセリフにもう(T-T)vv

「ああ、私は身勝手なのだ。自分の身には何があっても構わない。だが、君だけは守りたい。
それに……信長の目に晒したくないのだ……」
「あの男が、君を見て手を出さぬわけがない。そんなことを許せない。

あの男の手が君に触れるかと思うと、気が触れてしまいそうになる」


と、ですね。それこそ物狂おしそうに告げられるのです。
そして……。そうならぬように自害しますから、どうかお傍に。と言い募る華姫へ……眠り薬を盛るのでした(T-T)
弛緩していく身体に抗おうとする姫でしたが、成す術もなくやがて意識は混濁し。
だからこその、少しの確執。
そして、その時 初めて与えられる 光秀さんからの口付け!

「……分かるだろう、私の熱が」
「私は居た。……確かに、君のそばに」


という囁きを、朦朧としながら聴かなければならない場面では涙を止めるのに必死でした(T-T)
あぁ、でも続く【悲恋】最終話のEDグラフィックでは、どうしようもなくなってしまい……。
凄く綺麗な終わり方なんです。
避けられぬ負けを知り、信長に極刑を宣告させるよう煩わせることもなく光秀さんは独り……(;;
ここで静かに横たわる光秀さんをCGとして見た時。
華姫の嘆きを読み続け、彼女のやるせない想いを目にした時。

(最後まで私を……想ってくださっていた……)

〜〜〜〜〜っ゜(p´□`゜q)゜o!!
ごわ〜〜っと押し寄せる涙を止めることは出来ませんでした!
だって、光秀さんの胸には華姫からの----(T-T)!!!!

悲しくて二度とは見返すことは出来ませんけれど、既に死していたはずの歴史を変えてまで光秀さんと添い遂げようとした悲恋EDとしては非常に納得のいく、ただひたすらに綺麗な終焉でありました。
外伝シナリオの[ 眠れない夜は ] も、EDの余韻を増す素敵なお話だったと思います(*´-`*)


そして、今度こそ光秀さんと幸せになるぞ〜! と握りこぶしで開始した【通常】ルート。
ここでも 9話目から波乱に富んだ幕開けでしたが、やっぱり希望が持てる展開に一安心(*^-^*)vv

10話目で やむなく御柳城に戻らなければならなくなった華姫と、出立前、門前でのお別れのシーンで光秀さんたら、

額に口付けが降る。
目尻に、頬に、降り注ぐ。


「続きは次に会う日までとっておこう。
 お行きなさい、華」

なんて情熱的に送り出してくれるので、「えぇっ!? 光秀様ったら、こんな(小次郎の)目の前でアダルト発言ッッ8(≧△≦)8)))) 」なんて、ものすっごく浮かれてしまったのですが……違いました。
大人発言ではなくて、口付けを「唇」にする。ってことでしたから(笑)
「あはは。私ったら腐ってる☆」と気づいた瞬間です。イェー(≧△≦)b

あ。横道に逸れますが、この10話目の追加シナリオ [ お茶へのこだわり ] の光秀さんのセリフも好きです^^
茶葉を自らの手で摘んでみたい という光秀さんに、自国の茶畑を謙遜しながら紹介する華姫へ、

「華、民が作ったものを無闇に卑下してはいけない。誇りを持ちなさい」

と 諫言してくれる姿が格好良くて〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
いいですよね。愛しい人への言葉でも、自国を担うという矜持を持たせることを忘れないなんて素敵すぎます////
ってか、ライターさん凄い! って思いました。
よくこんなエピソードを思いつくものです(*^-^*)vv


さて、【通常】語りに戻りますが、最終話好きでしたよ〜vv
総大将という肩書きはなくしてしまっても、それはもともと自らを鼓舞して名乗っていたもの。
穏やかに子どもたちへ手習いなどを教える二人の暮らしが、本当に似合っていると思いました(*^-^*)
何より、姫としての身分を捨てた華姫への心配性な部分と、抑えてはいるけれど独占欲を感じていることは隠そうとしない光秀さんにダダ惚れでしたから(≧ω≦)vvvv
【通常】は身分のあるなしに関わらず共通パートで見せられた、そのキャラクターの特性を生かして幸せを手にする流れが良いなぁ、と感じています(*´-`*)♪


と。いよいよ光秀さんの【祝言】ですね!
アレですよ。
腐った大人の私は、「ようやく光秀さんと契れる〜〜8(≧△≦)8)))) 」と狂喜乱舞したものですよ(笑)
攻略キャラクターの行動全てに優しく出来ている【祝言】ルートですから、それはもうウキウキとプレイをし、無事、東軍が勝利した光秀さんに求婚された時には胸いっぱい、幸せいっぱいでした〜vvvv
しかも、私の嗜好ど真ん中すぎる、

「君は私のそばにいても平気なのだろうか。私の愛は重すぎないだろうか」
「だから、君はよく考えたほうがいい。私とずっと共にあるかどうか。

今ならまだ逃がしてあげられるから」

なんて科白に、射抜かれすぎてどうしようかとっ(ノ≧∇)ノシ////
だって、「逃がして〜」なんて おためごかして言ってますけれど、絶対!! 無理ですから!
「じゃあ、御免なさい」と、もし華姫が身を翻したら国に帰したものの空洞となってしまう道を選ぶのか。
それとも……「座敷牢」へ繋ぎ、誰の目にも触れさせず愛する道を選ぶのか。
非常に気になるところです。うふふのふ〜(o´艸`)
(因みに私は「後者」がイイな(≧ω≦)vvvv な〜んて(笑))

くぉ〜〜〜ッッ。しかも、【祝言】最終話の甘いことと言ったらッッ8(≧△≦)8))))
最初の選択肢後の、謀ったかのようなな流れ。

「かくなる上は……」
「君直々に、私の冷えた体を温めてもらおうか」

「えっ。直々に、とは……どういう……」
「しー」

「いい子にな」

〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
このですねッ。光秀さんの「いい子」というセリフは、ゲーム中幾度も華姫へ向けて言われているのです。
主に子どもを「よしよし」と褒めるような感覚で。
それと同じセリフを、この艶めいた場面で使われると……言っている言葉は同じなのに、どうしてこうも背徳的に感じてゾクゾクしてしまうのかと////
ハァ〜〜〜。寺島さん、大好きすぎます(*´-`*)vvvv (って、オチはそこ!?(笑))

この甘い流れを汲んだままの外伝シナリオ [ 光秀様の寝顔を ] では、年甲斐もなく。

キターーーーーーー!!

と叫ばせていただきました(笑)
普段、目にはしても自分では使わないPC用語なんですけれど^^;
もう詳しい描写はせずにセリフだけ抜粋します!
どんな状況下での睦言かはご想像にお任せで(≧ω≦)vvvv

「……昨夜、証明したつもりだったが?」
「なんだ。忘れたか?
……それとも物足りないのか」

はい〜〜〜ッッ。それは勿論、物足りないですvvvv!!
是非、このままッッ。いいえ、むしろ宜しければっ(ノωノ)////
とですね。おかしな壊れ方をしてしまったくらいの、満足感溢れるシナリオでありました。
やっぱり、私って腐ってる、としみじみ思った瞬間ですね(笑)


光秀さん語りは、非常に長くなってしまったので他に何を言わなくても、存分にプレイしたのが伝わっているかと思います(笑)
もう(≧ω≦)vv
【悲恋】の切なさも、【祝言】の甘さも何もかもがツボで仕方なかったですvvvv





佐々木小次郎 (cv.高橋広樹)剣豪。

さて、ついに本タイトル不動の人気キャラ・小次郎語りですね!
正直なところ私はですね、ルートがOPENするまで小次郎のいつも傍に控えてくれることに安堵&感謝こそすれ、恋愛対象としてときめいたことはなかったんです(>_<)
だから、最終攻略規制キャラとは言え無心にプレイ開始したのですが……。

何。この冒頭からのドキドキ感(≧ω≦)!!!!

アレです。
他キャラ攻略の際は、小次郎との旅を終えて武将のいる土地へ着いている or 他武将と出会う場面から物語が始まるので、【年頃の男性と一緒に旅をすること】がよく分かっていなかったんですよね。
それが実際 蓋を開けてみたら、一緒に肩を並べて歩くだけでドキドキするし、小次郎側の視点だって最初は護衛として素っ気なかった小次郎なのに、健気に気丈に旅を続ける様を見て気遣いを言動に含ませることが多くなっていくことに充足感でいっぱいになるしでvv
しかも、何よりねぎらいの言葉と共に作ってくれるお味噌汁が美味しそうなんですもん!!
拙攻略ページに個人を象徴するようなアイコンを付けて作成していたのですが、小次郎の象徴アイコンを味噌汁にしようかと本気で思ったくらいです(笑)
2話目追加シナリオで華姫が 「小次郎の味が知りたいです」 と、あどけなく言った件(くだり)も好きでしたから(*^-^*)
少し動揺して、大仰に脱力してしまう小次郎が可愛くて堪りませんでしたもの(o´艸`)キャ

「可愛い」繋がりで言えば、6話目追加シナリオ [ 小次郎 ] も大好きでしたよ〜vv
激流へ流されてしまった後、傷を負ってしまった小次郎の看病疲れで眠りこけている華姫の……。

指で頬を突くと、気持ちのいい弾力感で跳ね返ってくる。

「大福餅……」

今度は両頬を引っ張ってみる。まるで餅のように左右に伸びる。

(かわいい)

という、小次郎の遊び心が可愛くて、思いも寄らず依頼人である「姫君」に仄かな愛着を感じてしまい戸惑ってしまう様も大好物でしたから(*^-^*)vv
そして同じく、8話目追加シナリオ [ 小次郎の狼狽 ] では、用意された一組の布団に小次郎が華姫と一緒に寝付いたのか、ということも非常に気になりますしね(笑)

こんな感じで華姫に対する小次郎の気持ちがどんどんほぐれていき、同様に小次郎の人柄にぐんぐん惹き寄せられる華姫の描写が嬉しくて仕方がないのに、【悲恋】ルートはやっぱり切なくて(;;

驚くことに【悲恋】ルートでは半蔵さんとの一騎打ちになってしまい、両者ともに辛くも一命を取り留める、という流れで進んでいくのですが、小次郎の傷が癒えるまで村里で農民と同じように暮らす二人の姿が つましくて物悲しかったです。
だって、こんな風に手を伸ばせばすぐに触れられる距離で生活を共にするなんてことは、長くは続かないと分かるんですもの(T-T)
案の定、姫は藩主として城へ帰還しなければならなくなりました。
その【悲恋】最終話のオチたるや……(T-T)!!
自身が父親の代わりに城主など務まるのであろうか、と不安におののく華姫へ。

「城主には護衛が必要だろう?」
「ああ。オレの主は、華、君一人だ」

「佐々木小次郎、あなたに生涯、お仕えする」

と、これまで決まった主は持たない。ひとつ処へは留まらない。と決めていたはずの小次郎が、華姫に跪いて忠誠を使うのです。
そう。愛情の対象としてではなく、あくまで臣下として……お互いの恋情を胸に秘めたまま……。
最初、このEDを見た時には、

何これ。『アンジェリーク』女王EDじゃん(;´Д`)!!

と、驚愕し悲嘆に暮れたものです。
だって、養生のために村里で生活していた折、少なくとも一度は肌を重ねた二人なのに(T-T)
でも、このEDで救いなのは華姫と小次郎が二人で過ごせる時間があるということ。
そこで温かくほっこりするものを二人で囲めること。でしょうか。
初見では、誰か他の殿方に嫁がなければいけないのだろうか…、と考え、あまり惨さに暗雲立ち込めたのですが、養子縁組をすればいいんですよね!
華姫が未婚のまま跡継ぎを迎えればいいのだと気づいてからは、悲しいながらも悲恋EDを【悲恋もの】として受け止めることが出来ました。
あぁ、でも確かに。他の武将たちのように生死に関わる内容ではないですけれど、傍にいるのに求められない二人の姿に深い衝撃を覚えた【悲恋】EDとなっております(T-T)


え……【通常】ルートの最大の感想はですね。是非、叫ばせてください(>_<)!

三成さんが可哀そう〜〜〜(;´Д`)!!
私!! 私が代わりに嫁になるから〜〜〜ッッ(≧ω≦)ノシ
vvvv

というもの。
いえ。うん。確かに、信長様相手だからこそ許された行為なのでしょうが、何も三成さんを当て馬にしなくても(T-T)
あの顔合わせの場面で、三成さんの気遣いように ぐらり、とときめいたのは私だけではないはず(>_<)!(だよね^^;?)
あれって絶対、大なり小なり痛手になったり三成さんのトラウマになったりする背信行為だと思うのですが、如何でしょうか。
【通常】最終話も追加シナリオ [ 誓い ] も二人が幸せそうなので良しとは思うんですけれど(*´-`*)
もっとこう。後ろめたく感じなくて済む乙女テイストHappyENDが良かったなぁ、なんてことも同時に感じてしまいました^^;


待ちに待った【祝言】ルートは、まさしく小次郎の言う「誠実で淡白な男」を具現化した、大切にされているよ〜(≧ω≦)vvvv と嬉しくなってしまう内容でしたね^^

まぁ。 いくらなんでも淡白すぎるだろう! と思った節もありますが(笑)、11話目追加シナリオ [ 手を繋いで ] で、

「すまん……意志の弱い男で……」
「最後まではしないから……」

と華姫を組み敷いた小次郎にときめきまくりでした(≧ω≦)vvvv
だって、「最後までしない」って余計に妄想しちゃうじゃないですかぁぁぁッッ(ノ≧∇)ノシ////
(本ッッ当に腐っててごめんなさい(笑))


小次郎がどのような手腕で御柳城を再興したのか気になるところですが、細部に目を瞑り、与えられた有り得ないような幸せを甘受するのも また乙女の醍醐味(*^-^*)
後はただひたすら小次郎の優しくて深い愛情を感じながら、そのまま流れるようにシナリオを読み進めるばかりでした。
【祝言】最終話も、最終話追加シナリオも、最終特典シナリオの昔を偲んでしまう懐かしさに溢れた幸福感も、二人の優しい姿が本当に嬉しかったです!!
そしてやっぱり、外伝シナリオ [ 朝の贈り物 ] の政宗さん&小十郎の小気味良いまでの可笑しさと、その後からじんわり訪れる不器用なのに誠実さで溢れている小次郎の愛情。
そして……////
あの最後に挿入されたCGの小次郎の色香ったら、もうッッ(ノωノ)vvvv

「……小次郎、大好き……」


と、ようやく何の衒いもなく告げることが出来た華姫に「うんうん(T-T)」と深く共感し、小次郎の熱に躊躇いなく身を委ねることが出来る幸せに浸りきることが出来たシナリオとなりました!


小次郎ルートは本当に。プレイしてみると分かる、彼の人柄に惹きつけられてしまい、すっかり虜となってしまう優しさで溢れていましたね(*^-^*)
常に傍に居てくれ、見守り続けていてくれた彼と幸せになり。
また、小次郎を幸せにすることができる唯一の存在となれたことが嬉しくて仕方のなくなるルートプレイでありました(*´-`*)





以上が、相変わらず長短、濃淡偏ったキャラ語りとなります。

EDが3種類あるので、それに即して書こうとしたため全体が本当に長文になってしまいました^^;
でも、史実を踏まえた【悲恋】EDが本タイトルの魅力を引き出しており、【祝言】EDの幸福感を倍増させるものなんだ、ということを切にお伝えしたかったのです。
そしてですね、同じように当タイトルで秀逸だと感じているシステムが、EDルート分岐後の選択肢の在り方!
他乙女タイトルでよく見かけますように、共通選択肢で好感度の下がるもの or 低いものを選んでいって最終的に辿りつくのが悲恋EDという仕組みではないのです。
好感度を上げないようにするのは、悲恋ルートに乗るまで。
ルートに無事乗ってしまってからは、

シナリオ内で その時の最上の選択肢を選んでEDに到達する。

という仕組みなんです!!
ですから、【祝言】【通常】と同じように【悲恋】だって最後の最後まで、殿方を想った優しい選択をし続けないとEDを迎えられない仕掛けなのが、本当に素晴らしいと感じて止みません。
どんなルートでも攻略キャラクターのことを一番に考えてプレイできる、というのが何よりの幸せでしたから(*^-^*)
だからこそ、何とか切ない悲恋ルートも乗り切ることが出来たんですよねぇ。
いや。本当に素晴らしい仕組みだと拍手喝采いたしますよ!!


そして、乙女ゲームでは気になってしまう主人公の性格設定ですが。
これは可もなく不可もなく。といったような仕上がりだと思います。
つまりは『無個性』。

これは私の推測なのですけれど、元が携帯乙女ゲーですから限られた短いシナリオの中では、主人公よりも攻略キャラクターの魅力をプレイヤーに如何に伝えるか、ということの方に比重が傾くと思うんです。
プレイヤーの方々に楽しんで遊んでもらいたいですからね^^
ですから、『恋戦』の主人公・華姫も彼女自身が見せ場を作る、というよりは攻略キャラクターの言動に沿って。もしくは、彼らの行動を引き立てるように動かされた結果、流れされるように行動してしまいがちな姫像が出来上がったのじゃないかな、と思うのです。
なので、主人公の性格に際立った華がない、とは正直感じるのですが、彼女が類まれに見る美貌の持ち主、という設定で ちやほやしてもらえて嬉しかったのが本音かな(*^-^*)vv
(勿論、シナリオの大筋で受け身と感じただけで、地の文章では殿方に対して気配りの出来る優しい、誠実な華姫が好きですよ^^)


更に嬉しいなぁ、と思った仕掛け?が、本命キャラルートでも主に味方の陣営の他の武将が登場する比率が高い。 ところ♪
一度 恋愛EDを迎えている他武将がシナリオに出てくると、「こんなにつれない態度だけど、本当は華姫にとことん惚れちゃうんだよね〜^^」とか、「やっぱり華姫に優しくしてくれるんだvv」とかプラス感情ばかりで見つめられるのが嬉しかったのです(*^-^*)
未攻略の武将の場合は、ひょっこり出てきてくれるだけで嬉しいものですしね^^


と、こんな感じで結構 隅から隅まで楽しんでプレイさせていただきました!
何分、一つひとつのシナリオが短く流れるように進められるため、そこがプレイする時間配分によって長所とも短所とも感じられる部分かもしれませんが、攻略キャラクターの魅力に秀でているのは本当です(≧ω≦)vvvv
システム周りも慣れてしまえば割り切れますし、戦国武将との様々な視点の恋愛EDを楽しんでみたい姫君方には、気軽に手軽に。悲哀の涙も、嬉し恥ずかし祝言も。両方を堪能できる素敵なタイトルだとオススメしたい良作ですvvvv

(2011.07.06 UP)