遙かなる時空の中で3 十六夜記





凄い内容でしたね!!
「遙か3」の紹介ゲーム。ひいては『ファンディスク』なのに、ここまで面白くていいのでしょうか!?

あ、でも、個人的にはやっぱり前作(「遙か3」)をプレイしていたほうが楽しめる内容だったと思っています。
(シナリオの長さもあっさり目でしたし〜)
十六夜EDだけでは、あっさりとしていて解らない、望美ちゃんへの深い想いというものが各キャラあると思うのですが、そこらへんが表現しきれていません
からね。やっぱり『ダイジェスト版』といった内容ですよね。

各キャラの十六夜EDは、前作での関越え恋愛EDが現代のものなら京EDに。
京EDなら現代EDに。というように重ならないようになっていたので、「遙かシリーズ」の醍醐味であった、両方のEDを楽しめる作りになっていてとっても嬉しかったです(*^-^*)

スチルも、十六夜EDのものはどれも全て美しかったですね!!
もちろんイベントスチルも美麗でした////

システムとしては、MIXJOYを一度してしまうと単体ではロードできなくなる、というのがイタイと思っていたのですが……。
知盛EDを見るためなら、その手間すら愛しいですよ(≧▽≦)vvvv
あぁ、本ッッ当に溜息が漏れるほどのEDでした〜(T-T)
あれ以上の、甘々EDにはなかなかお目にかかれないでしょうね…。


ーーと、このまま知盛について語ってしまいそうなので、キャラ語りにいきたいと思います^^

(「遙かなる時空の中で3 十六夜記」のバナー、アイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社コーエーテクモホールディングス様に帰属します)




有川 将臣(三木 眞一郎)… 17歳。「天の青龍」

正直、前作のレビューではいまいちと書かせていただいた将臣くんですが、十六夜ED…すッごい良かったです〜(T-T)
もう、何と云いますか、将臣くんの恋愛EDがこうだったらいいのに…、と管理人が夢想していた全てのものが入っているといった感じでした!!

終章〔壇ノ浦決戦〕にて。夢の中の屋上で語り合う場面です。

「あの時……あの世界へ流された日」
俺の手はお前に届かなかった


くぁぁぁぁ(T^T)!! 白龍に呼ばれた望美ちゃんと離れ離れになってしまう冒頭のシーンを悔いたものです。
将臣くんが唯独りで過ごした3年間を思い、その間、どれだけ望美ちゃんのことを心配して臍を噛む思いをしたんだろう…っっ。
と思うと、凄く突き刺さるセリフでした。
(しかも、三木さまの声の当て方上手いし〜(T-T))

そして、中でも一番嬉しかったのが清盛のセリフです。
前作では最後まで将臣くんのことを顧みることがなかった父・清盛。
それが一転して、封印される直前、将臣くんを鮮やかに思い出すのです。

「「今まで、そなたの思いに気づいてやれず すまなかった」と」
「「……一門への尽力、感謝に耐えぬ 最後の息子」と」


って、言ってくれるんですよ!?
この、『最後の息子』のくだりで、どわ〜っと。どぱ〜っと来ましたよ、管理人。
泣きそうでした(T-T)
将臣くんが辛いだけじゃない、ちゃんと存在に気づいてもらえて、受け容れてもらえたっていうのが、本当に嬉しかったです。

将臣くん自体のセリフとしては、やっぱりEDですね!!
望美ちゃんが一人、現代へ戻ってきてしまい、学校の屋上で将臣くんを偲んでいるとそこに現れるのですよ8(≧▽≦)8))))
「どうして…どうして帰ってこれたの?」と涙ぐんで駆け寄る望美ちゃんに。

「やるべきことはやってきた だから帰ってきた それだけさ」

「傷ついて、後悔して… それでも、守り通せたのはかけがえのないわずかだ」
「その中でも失えなかった、この大事な想いをーー」
「失えないと知った 大切なことを腕の中に感じていたい」
「二度と、想いが離れてしまわないように」


きゃ〜!!きゃ〜〜!!
とのた打ち回りましたよ、管理人8(≧▽≦)8))))

一番最初の『それだけさ』(まるでスナフキンのようなセリフ/笑)で鼻血を吹き、その後の一連のセリフで悶絶しておりました…(T-T)
凄いよ!! 将臣くんたら【漢】だよ!!
ぐわ〜。十六夜ED万歳!!なキャラでしたvv





源九郎 義経(関 智一)… 22歳。「地の青龍」 源氏側の大将。

えと…真っ先に攻略させてもらったキャラです。(つまりは興味薄…)
発売前に公式HPで九郎さんの新衣装を見てからというもの、どうしても真っ当にセリフを聞けなくなりました…。

だって…だって、どう見ても袖口フリルですよねっっ(>△<)!!

九郎さんは以前の衣装のほうが断然好きです。
十六夜ルートで新衣装を着て出てこられると、ぷぷぷ、となってしまふ…。
とまぁ、衣装はキャラ萌えとは関係ないですよね!!
管理人が九郎さんに萌えられなかっただけなのです…ごめんなさい。

そう、各キャラに追加された【蜜月ED】
真っ先に攻略したとは言え、ドキドキしてEDを迎えたわけですよ。
そうしましたらば…あははははははッッ。

チンギス・ハーンになってますよ、九郎さん!!

しかも、望美ちゃんだけではなく、景時さん、ヒノエを除いた八葉をぞろぞろ引き連れて……。
(遠い目)
なんと云いますか、いい歳をしましてこのEDを見たときには脱力させていただきました(T-T)
こんなところで風説EDにしなくってもいいのに、ルビパさん!!
あぁぁぁぁ、九郎さん…最初から最後まで萌えられませんでした…。

一転して、九郎さんの新スチルイベントはどれも好きですvv

まずは四章〔熊野参詣〕の温泉イベント!!
九郎イベントなのに、他のキャラ(八葉、朔、白龍)まで選べるのが楽しかったですvv
キャラ選択の後の各々の反応も好き(*^-^*)
特に、リズ先生…涼しい顔して実は好感度上がってるっていうのに爆笑させてもらいました。
やっぱり、先生ってムッツr…いえいえいえ、なんでもありません(笑)

そして、次のスチルイベントは切なかったですね〜(T-T)
<腰越状>のイベントです。
頼朝に捕らえられ、地下牢にいる九郎さんとの別離シーン…!!
切々と訴える九郎さんには涙が滲みました。
あれはイイ。実に良かったです〜〜(T-T)





ヒノエ(高橋 直純)… 17歳。「天の朱雀」

ヒノエ…彼の十六夜EDは個人的に、八葉の中で一番ネオロマしていたと思ってます(*^-^*)
でも、このED。実はあまり好きではありません。
うぅん、さらっと聞き流してくださいませね。
望美ちゃんを現代に帰し、自分は熊野に残り逆鱗を使って時空を超えて望美ちゃんに逢いにくる…。

それじゃあ、この先はどうするの?

と訊きたくなりました。
両方とも大切なら、両方とも手放せないはず。
個人的に”結ばれた二人は末永く幸せに幸せに暮らしました”、というEDでしか考えられないために、ヒノエがいつか帳尻を合わせなければならなく日を慮ってしまうのです…。
どうするの? 貴方が現代に来るの? それとも、望美ちゃんを呼び戻すの?
だって、ずっとその形のままではいられないでしょう…。

というのが、管理人の感想です。ちょっと納得できないEDでした。
でもでも、蜜月イベントのヒノエには萌えましたよ〜vv

四章〔熊野参詣〕にて。蜜月イベント。
お母さんが心配しているだろうから、いつかは自分の世界へ帰らなくては、と話す望美ちゃんへのセリフです。

「そっか…そうだね」
「…そうだった 月には月の都がある」
「天人が天を恋うのは当然のことだ」
「お前がいつか、天に戻る羽衣を手に入れたときーー」


「帰るなって言ったらどうする?」

ですよ!!
うきゃ〜〜ッッ。ヒノエ、最高8(≧▽≦)8))))
いつもの余裕がなくって、切なそうに言うのが好きでした////

そして、六章〔平家の暗躍〕にて。蜜月イベント。
大好きなスチルイベントです!!
落ち込んでいるようなヒノエを望美ちゃんが心配した、その返事。

「優しくされるのも、悪くない」
「心地よすぎて溶けてしまいそうだよ」


いや〜もうッッ8(≧▽≦)8)))) と、のた打ち回りませんでしたか??
ヒノエの蜜月イベントは甘いだけじゃなくって、憂いが強くなっているのが非常にツボでした////
あぁ、すっごく楽しかったぁvvvv





武蔵坊 弁慶(宮田 幸季)… 25歳。「地の朱雀」

弁慶さんも、前作のレビューではあまり萌えを混じらせることができなかった御仁です。
ところがッッ、ところがですね!!
十六夜EDを見て、すっかり虜になってしまいました////
それまで望美ちゃんの左隣はリズ先生が定位置だったんですけど、弁慶さんに取って代わられました(笑)

でも、十六夜EDに入るまでの蜜月イベントでは、どうしてそこまで望美ちゃんを弁慶さんが遠ざけるのか分からないように思うのですが…。

六章〔鎌倉、平家の暗躍〕にて、蜜月イベントです。
夕飯ができたから、皆の元へ行きましょう、と言う望美ちゃんへのセリフ。

「僕は…行けませんよ」
「君も----僕でなければ、よかったのに」
「僕でなければ、きっと君の望むように穏やかに生きられる」
「けれど、僕の先はきっと……」
「----君が生きていてくれるなら それで…それだけで」


切な〜〜!! と叫びました。
これって、これだけ見てもあまり分からないと思うのですよ。
前作をプレイして弁慶さんのシナリオを見て、それで”うわぁ、深い…”と感じられるセリフだと思うんです。
あぁ、弁慶さ〜〜ん(T-T)

そして、管理人があっさり転んだ弁慶さんの終章イベントです。
望美ちゃんを現代に帰そうと画策してのセリフ。

「望美さん、君は……怒るかな」
「泣かないで怒ってくれるなら そのほうがいい」
「どんな手段を使っても、僕は君を守ると決めているから」


えぇッッ。何で!? どうして弁慶さん!!
と思っていましたらば、その先の展開が凄かったのですよ…(>_<)!!

九郎さんが風説EDだったのならば、確かに弁慶さんにも有名な風説…伝説があったんです。
そう、【弁慶の立ち往生】…!!
うわぁ、貴方ってそう言えば【弁慶】だったんだよね…でも、こんな終わり方嫌だよぅッッ(T-T)
と、プレイ開始してから初めて泣いてしまったシーンでした。

たくさんの矢に射抜かれながら、まさに息絶えようとしている弁慶さん。
そのときのセリフです。

「君を…元の世界に帰してよかった」
それだけは…僕の生涯も捨てたものではなかったかな…


これは本当に、”声優さんて素晴らしい”と思った一瞬です。
これだけ情感込めて言われて涙を流すな、というほうが難しいですよ(T-T)
もう泣いて画面がぼやけて仕方がないときに、来るんです。
現代に帰ったはずの望美ちゃんが駆けつけてくるのですよ!!

「私は、もう神子じゃない」
「ただの春日望美」
「けど、だからこそ この人のためにーー」
戦う!


きゃ〜〜!! 「遙か3」の主人公が貴女で良かった!!
望美ちゃん、凛々しすぎるよッッ(T-T)
と、これまたむせび泣いてしまった管理人でした…。(おバカ)
……あぁ、本当に弁慶さん、素敵でした。お慕いしております〜(*T-T*)





有川 譲(中原 茂)… 16歳。「天の白虎」 将臣の弟。

譲くん、彼は十六夜EDよりも前作のシナリオのほうが好きなキャラです。
やっぱり前作をプレイしてこその譲くんだと思うのですよ。
彼の深い愛情。深い悲哀。そして、絶望を伴う随行…。
それがあってこその十六夜EDでの、あのセリフなのではッッ(>*<)!!

「世界なんてーーっ そんなもの どうなったってかまわない!」

はい〜、世界を混沌から救うために、白龍へ身を捧げた望美ちゃんを救い出す?ときのセリフです(*^-^*)
でも、やっぱりあれかな。管理人が譲くんの中で一番好きなセリフは前作の、
あなたのことをあきらめられれば幸せになれるのだとしても----
俺はあなたを想ったまま、不幸になった方がいい
ですね8(≧▽≦)8)))) きゃ〜〜〜vvvv





梶原 景時(井上 和彦)… 27歳。「地の白虎」

景時さん…(T-T)
既に九郎を攻略しているときから、泣きそうだった管理人です。
頼朝さんの命には逆らえず、八葉の座を剥奪されて……。
(景時さんが何故、あそこまで頼朝さんに逆らえないかは前作をプレイすると分かりますので、ネタバレ防止のため割愛いたしますね^^)

特に、蜜月イベント(満月)のときのセリフが切なかったですね〜。
様子がおかしい景時さんを心配するのは、あなたが好きだから…、と吐露する望美ちゃんを「だめだよ」とかわした後の、心の呟きです。

(明日なんて来なければいい)
(今日で世界が止まってしまえば)
(それなら、オレも言えるのにーー)


ふぇぇぇぇぇ(T-T) 景時さぁぁんッッ。
凄い切ないですよ!! でも、この艱難を乗り越えて、無事にEDを迎えられたときは本当に感激もひとしおでした(*T-T*)

……そして、景時さんで忘れてはならないのが、濡れ髪スチル!!
発売前に公式サイトで公開されていたものですが…。
あれを見て景時さんの新たな魅力に打ちのめされた方も多いのではないでしょうか??
スチル名は【起きたばかりなんだ…】……。
きゃ〜〜!! 
寝起きの景時さんに押し倒された……8(≧▽≦)8))))(以下、自主規制/笑)
と管理人は画面の前で悶絶しておりましたとさ。をほほ。

しかし…無事に景時さん十六夜EDを迎えないと、景時さんが八葉から外れたままっていうのはちょっと……嫌でした。
景時さんにとっては、ある意味真実のBADエンドなのでは…と思います。
ひどいわ、ルビパさん〜(T-T)





平 敦盛(保志 総一朗)… 18歳。「天の玄武」 敵陣、平家の貴族。

敦盛さんは…新スチルが十六夜ルートに入らずともED以外のものが埋まってしまうので、ちょっとイベントへの期待が薄かったのですが…。
敦盛さんの蜜月イベントを越す度に ”うわ〜、やっぱり敦盛さん自身が大好きだぁ(T-T)”、と思い知らされた管理人です。

人ではない身だけに、脆く見えても深いところではその芯を垣間見せる敦盛さん。凄く、好きでした。

終章にて。最後にあなたの手で浄化して欲しい、と言う敦盛さん。

「光る空、海の波も、紅葉の山も、降る雪も、咲く花も」
「あなたの八葉として、過ごす日々がとても……」
「……とても…………好き、だった」


どわどわ〜、と感激する管理人。
そこで、「好きな人を消してしまうなんてできません!」と、これまた管理人が敦盛さんに言いたいセリフを言ってくれる望美ちゃん(T-T)
そのセリフを受けての敦盛さんの言葉が!!

「許されるものなら…消えたく…ない」
「あなたといる今が幸福なんだ」
「幸福で…幸せすぎて、失いたくない」


あぁ!!
【悲しい存在】と常に話していたその身が浄化されるのは、本望なことなのでしょうが、それよりも…本来願わなければならない浄化よりも望美ちゃんの存在自体と離れがたいのだ、と葛藤する敦盛さんに萌え尽きました…////

そして、十六夜ED。
人ならぬ身のまま現代へ来た敦盛さん。

「心優しいあなたを、少しでも満たすことができるなら……」
それが私の、存在する理由だ
「あなたが私に微笑むたびに、この想いは止まらなくなるから」


ですよ8(≧▽≦)8))))
管理人も前作の敦盛さんEDでは悲しくって(ヘタレ創作も書いたりしたのですが)、ルビパさんは凄いなぁ…敵わないなぁ…と思いました。
管理人はなんとか限りある身の敦盛さんを救ってあげたかったんですけど、望美ちゃんはその、そのままの存在の敦盛さんを受け容れるんですから…。
あぁ、非常〜に好きなEDでございました(*^-^*)





リズヴァーン(石田 彰)… 34歳。「地の玄武」 義経の師匠でもある。別名「鞍馬の天狗」

リズ先生ったら、もう…蜜月イベント越すのがこんなに大変だとはッッ(T△T)
あっちこっち彷徨いましたよ!! 白龍のヒントは役に立たないし…。
でも、越して良かった〜(T-T) 満足です〜vv

まずは蜜月イベント(三日月)より。
神子への己の想いは過ちだと苛むリズ先生と、リズ先生への気持ちを強くする望美ちゃんの囁きがかぶったものです。

(両人) 「もし、願いが叶うなら……」
(リズ)  「この痛みが神子に気づかれぬことをーー」
(望美) 「先生にもっと近づきたいーー」

好きですね〜。こう、お互いが好きなのにすれ違ってしまうところが////
そして、蜜月イベント(半月)。
鬼というだけで、謂れのない非難を受けるリズを心配する望美との応答です。

「私は…満たされている 十分に… 十分すぎるほどに幸福だ」
「なぜ…どうして…幸福だんて言えるんですか」
「お前は知ることはない ただ、私は幸福だ」
「今のこの幸福を失うことを恐れるほどにーー」


うきゃ〜〜ッッ。前作のリズルートを思い出してもんどりうっておりました。
そうなんですよね、リズ先生のルートって本当に深いですから…。
あの軌跡を考えると、今のリズ先生の状況はとてもかけがえのない幸福だと思います(T-T)

して、終章。戦いが終わり駆け寄る望美ちゃんの元を離れようとするリズ。

「お前と出会い、お前に剣を教え、お前は生き延びた」
「お前とともに生きた記憶は残る それで私には十分だ」
「この追憶とともに私は生きていける 一人で…」


もしも自分が今ここで望美ちゃんを受け容れてしまったら、最愛の人を【鬼】の世界へと引きずり込むことになてしまう…。
そんな切ないリズ先生の選択でした(T-T)
それでも一転して、EDでは

「お前の選択が、私の運命だ」

と、全てを肯定して受け容れてくれたのが幸せでした(*T-T*)
スチルのリズ先生も格好いいし、もう…////





白龍(置鮎 龍太郎)…?歳。主人公を慕う陽の龍。

今回、大好きキャラながらも蜜月EDがなくて残念だった白龍。
彼の関越えで入手できるスチルは見ていないのですが、四章<勝浦宿>でのイベントスチルは見ることができました(*^-^*)

綺麗でしたね〜//// 声付きではなかったのが惜しまれます。
(せっかく、オッキーボイスなのに!!)
そのイベントでのセリフです。

「人の理を超える力を持ってしまったために、あなたは泣く」
「私があなたを傷つけるなら」
「どうしたらあなたの涙をぬぐえるのだろうか そう思っていた」
「私は人である あなたが好きだよ 忘れないで」
「あなたが迷うときも、あなたが喜ぶときも」
「後悔があなたを傷つける時も、私はあなたとともにいる」
「めぐる無数の光の中で、あなたは私の ただひとつの光」


「忘れないで、神子 大好きだよ」

あぁあぁあ!!どうしてッッ。
どうして声付きではないんでしょうね〜(T-T) 白龍〜〜!!





銀(浜田 賢二)… 24歳。奥州藤原氏の郎党。

凄い…。彼は、銀は凄いですね。【天然優男】ですよね(T-T)
正直、知盛ルートを開くための攻略キャラ、という見方だったのですが…。
管理人、深く反省しました。浜田さん、ごめんなさい〜。

なんですか?? あの滲み出る「艶」は!!

あれぢゃあ、世の方々が「朱雀コンビも形無し」と言われるのも納得です。
でも、痛かった…銀のBADエンド…。
あれを見て心が疼かなかった人はいるのでしょうか??
と思うくらいの凄まじさです。多分、もう二度と見ません。

そのEDに辿りつく直前の、銀のセリフです。

「神子様…一つだけ、どうかお心に留めてくださいますか」
「私はずっと、あなたを愛しておりました」
「あなたのことが、好きだった それだけは私の真実です」
「それが、私の罪なのです」
「神子様……十六夜の君 どうか、あなたを求める私をお許しください」
「あなたに惹かれて、止められなかった私を」
「この想いが穢れたものだと知っていたのに……」


「それでも失えませんでした」

銀〜〜〜!! セリフを書き出しただけで泣きそうです(T-T)
このセリフに関しましては、ネタバレを避けますね。
見た方は”あぁ!!”と思ってくださるはず。

そして…このEDを見て、管理人は政子さんが大ッッ嫌い!!
になりました!!
もう許せない!! 管理人は恋敵キャラは平気で蹴散らすタイプなので、嫌いな女性キャラはとことん嫌いです。
政子〜〜〜ッッ、大ッッ嫌いだぁぁぁぁぁ!!!!

BADエンドの後に、運命を上書きしての終章。大社での戦闘。
【意志】というスチルに連なって、銀が泰衡に詰め寄るときのもの。

「泰衡!」

って叫ぶんです。ただ一言。これまではずっと「泰衡様」だったのに、神子が窮地に陥るやいなや、感情をむき出しにして駆けつけてくれる。
……何と言うことはない場面なのでしょうが、凄く好きでした。

あ〜……銀と言えば、やっぱりその破壊力はEDですよね…。
あれには……管理人、降伏いたしました////
ED直前の終章でのセリフです。

「ーー神子様?」
「花びら 髪についておりました」
そのままでも美しかったのですが…
「あなたの髪に触れるのは、私だけでいたいですから」


ひぃぃぃぃぃッッ。管理人、画面の前でのけぞりました…(*T△T*)
こんなに恥ずかしい科白を白昼堂々と言えるとは!!

そして、さらに終章ラストです。
時が満ちたので現代に帰る望美ちゃんを、「まだ和議も全て済んでいないのに、帰ってしまうのかい?」とヒノエがからかった時の、銀の応酬。

「ヒノエ様、あまり神子様をからかわれませんよう」
「それはあんただけの特権だからかい?」
「はい、私は嫉妬深いものですから」

「神子様の頬を染めるのは 私だけでいいと思っているのです」

うわぁ、うわぁ//// あのヒノエがやり込められていますよ!!
それだけでも、恐るべし銀…。
これだけの言葉をすらすらと、皆の前で臆面もなく言えるってやっぱり才能かと……。

そして、EDのスチルも好きですvv
あれはただ着飾っているだけかもしれませんが、管理人の中では
<結婚式>の予行練習みたいなものなのではっっ8(≧▽≦)8))))
と、盛り上がっております(笑)
だって、望美ちゃんを絶対に手放しそうにないですもん、銀。
そんなところが素敵ですけど〜(*^-^*)





平 知盛(浜田 賢二)… 25歳。敵陣、平家の武将。

もう、満足です!! 
知盛EDを見るために、『十六夜記』を購入して本当に良かった(*T△T*)!!
知盛ルートでは、”ルビパさん、これって…よく【CERO12】で通りましたねぇ”
と何度も思いましたよ////
あぁ、管理人は最後に知盛EDを見たので、本当に幸せでしたvv(煩悩が/笑)

知盛の終章〔邂逅〕は、もう(個人的に)18歳以上推奨のセリフが目白押し8(≧▽≦)8))))

なぜ、そこまで自分にかまうのか?と訊ねる知盛に、「それはあなたを願っているから」と云うようなことを望美ちゃんが返します。
それに対しての知盛のセリフ。

「望む? 願い、願望…? そんなぬるい…ものじゃないさ
「ーーそう…欲望だ」
「「清らかで美しい神子様」の衣を脱ぎ捨てたお前はーー」
「獣のように、純粋で…貪欲で、美しい」


「お前は…俺が欲しいのか? 切り刻む…ほどに」

「欲しい あなたの全部が」
「血も肉も、骨も…魂もーー あなたのすべてを、諦めない」
「どんな思い出も、あなたと引き換えなら 全部なくていい」


きゃ〜〜っっ。きゃ〜〜〜ッッ8(≧▽≦)8))))
知盛のセリフの妖しさにも鼻血を吹きそうでしたが、それ以上に知盛ルートの望美ちゃんが壮絶!!
しかし、「どんな思いでも〜」って望美ちゃん…。
管理人は、”いくら知盛が好きでもこれまでのいろいろなEDを捨てる気はないわよ〜〜(>_<)” と逃げ腰…(笑)
所詮、管理人は知盛の望む【強く、したたかで…獣のような女】にはなれないってことですねぇ。あはは。

そして、雌雄を決した知盛のセリフです。

「来いよ 俺を…手に入れたいんだろう?」
「お前を…見せてみろよ もっと…俺にお前を感じさせてくれ」


「俺の…神子殿」

ひぇぇぇぇぇ!! 知盛にッッ。知盛に「俺の」って言われたッッ8(≧▽≦)8))))
と、おバカな管理人は大興奮。
でも、それまでは【源氏の神子】としか言われていなかったように思うので、いやぁ…萌え尽きました(*T△T*)

さらに、知盛の真骨頂。EDでのセリフです。

「お前の熱が欲しい お前の声が欲しい」
「…お前が欲しい」
「俺を熱くする吐息を もっと感じさせてくれよ……」


ぶふぅ〜〜〜ッッ。
テレビ画面が、管理人の鼻血と吐血で鮮血に染まるかと思いましたよ…。
銀が【紳士的な恋の盲目者】だとすれば。
……知盛って、【本能、煩悩垂れ流し】の御仁ですよね……。
死ぬかと思いましたッッ(*T△T*)
あぁ、知盛ルートは妖艶で、これ以上のルートはなかなかルビパさんでは拝めないだろうなぁ…、と思っております。
(いや…他の乙女ゲーでもなかなかお目にかかれないですよね…)

知盛、最高でした〜〜8(≧▽≦)8))))vvvv




ーー以上、またも偏ったキャラ語りでした(*^-^*)


『十六夜記』…。この価格でここまで楽しめていいのでしょうか…////
プレイ期間中、実に幸せでしたvvvv (乙女心も煩悩も/笑)
『遙か』シリーズもここまで出たことですし、次は『コルダ』の続編が出てくれると嬉しいなぁvv と思います^^

このレビュー打ち込み中、打ち込み速度に間に合わないPC画面にひどくイライラしました(笑)
そこまで持続する萌えでございましたvv ルビパさん、ブッラヴォ〜

(2005.10.04 UP)