遙かなる時空の中で3





メーカー

KOEI(2004年12月22日発売【PS2】)

「遙かなる時空の中で3」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社コーエーテクモホールディングス様に帰属します。



ストーリー

高校2年生の春日望美は、同級生の有川将臣・後輩の有川譲らと共に見知らぬ少年に誘われて、異世界・京へと辿り着きます。
そこは、京都によく似ている場所ですが、時空を隔てて存在する場所でした。
今は源氏と平家の勢力争い
(合戦)が繰り広げられています。
望美は源氏側につき、異世界からの帰還・仲間を救うことを目的として行動します。
望美の運命、そして仲間である八葉との恋の行く末はどうなるのでしょうか。



ゲームの流れ

ここでの内容は1週目のものです。2週目からはキャラによってシナリオが変化するので……。

一章
   戦闘コマンド等の説明章。(仲間になる八葉:譲、朔、白龍)
二章
   源氏の庇護の下、京を目指します。(仲間になる八葉:弁慶)
三章
   主人公の力を義経に認めさせます。(仲間になる八葉:義経、景時、リズヴァーン)
四章
   勢力拡大のために主人公たちは熊野へ向かいます。(仲間になる八葉:将臣、敦盛)
五章
   福原で源氏は奇襲作戦にでますが……。(仲間になる八葉:ヒノエ)
六章
   大将降格になった義経と共に鎌倉へ行きます
七章
   平家の放った火で京は火の海に。そして、八葉たちも……。



システム

1週目は必ずバッドEDになります。
2週目から【運命上書き】システムが発生し、各章をプレイヤーが選んで攻略キャラとの絆を深めていくことになります。
1週目で蓄積したキャラの「五行の力」「習得した力」等も引き継いでプレイできます。
マップ移動して会話・行動選択肢により、好感度が増減します。
怨霊との戦闘もありますが、コマンドを選択するだけなので簡単です。
各章でなすべきことを終了させると、次章に移ります。
攻略キャラには、それぞれ【絆の関】と称される悩みを抱えています。
   それを解決することが恋愛EDの条件です。
恋愛EDは前シリーズとは異なり各キャラ1種類ずつです。
バッドEDもありますが、CG回収なしなので特に見なくても大丈夫です。
攻略キャラ10人(朔含む)をクリアすると、おまけシナリオが発生します。



総評 ★★★★★

面白かったです〜(^-^)!
【運命上書き】システムも1週目を終えると、俄然やる気が出てくるシステムです。
キャラシナリオもだいぶ深くなっているようですので、さくさくとは出来ないゲームだと思いますが、前シリーズファンの方ならぜひオススメしたいです☆
これまでと違って大分キャラ色が変わっていて、萌え度upなので(笑)
戦闘も、シナリオも飽きがこない作りになっていますので、時間に余裕のある方なら本当に楽しめると思います。



登場キャラ(cv.)

有川 将臣(三木 眞一郎)…17歳。
 「天の青龍」。頼りがいのある同級生。時空移動ではぐれてしまう。

源九郎 義経(関 智一)…22歳。
 「地の青龍」。源氏側の大将。責任感が強いが、口が悪いので誤解されがち。

ヒノエ(高橋 直純)…17歳。
 「天の朱雀」。熊野出身の女の子大好き少年。

武蔵坊 弁慶(宮田 幸季)…25歳。
 「地の朱雀」。軍師であるとともに薬師でもある、穏やかで確信犯な(笑)人。

有川 譲(中原 茂)…16歳。
 「天の白虎」。将臣の弟。主人公を慕っている、しっかりとした少年。

梶原 景時(井上 和彦)…27歳。
 「地の白虎」。軽い物腰の陰陽師。

平 敦盛(保志 総一朗)…18歳。
 「天の玄武」。敵陣、平家の貴族。怨霊の存在を憂いているため仲間になる。

リズヴァーン(石田 彰)…34歳。
 「地の玄武」。義経の師匠でもある。別名「鞍馬の天狗」。
 かつての鬼の一族の末裔。冷静沈着な人柄。

白龍(大谷 育江)…?歳。
 主人公を慕う陽の龍。今現在は「神の力」を失っている。

黒龍(置鮎 龍太郎)…?歳。
 白龍の対となる陰の龍。龍脈がなくなり消滅してしまった。
 黒龍は攻略キャラではありません。私が置鮎さんファンのため、名前を載せたくて記載しました(笑)

(2005.01.08 UP)