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乙女【感想】目次 | 『夢のつづき』攻略 | 『夢のつづき』紹介 |
◆ 発売と同時に購入していた作品。 ですが、ですが、当時、偶々私が目にした感想群が、あまり感触のよくないものだったこともあり……。 勝手に積みゲとしていました(>_<) ◆ が! 数年の時を経て、プレイしてみて激しく後悔。 めちゃくちゃ良いシナリオだったんです〜〜(⊃Д⊂)vvvv ヤバイもぉ、本編プレイ当初はまったく好感触ではなかった光晴先輩のことが、めちゃくちゃ好きになりました(*´Д`)!! こういう心情の転換をしてくれるから、FDの存在って有難いものとなるんですね^^ ◆ 本作に収録されているコンテンツは数が多い、とは素直に感動しておりますが、その一つひとつの尺としては短いものばかりですので、結局のところ、本作まるまるプレイを終えるまでに一週間も要らない方が殆どなのでは、と思います(≧△≦)b ◆ でも、それも。 今となっては [ 新作 ] でも、あっという間にシナリオが終わってしまい、内容も「ん? あれ? 起承転結、どこ行った??」という作品も販売されていたりしますし、本作は実に良質なFDだと個人的には大感謝(*^-^*) ◆ つまり。 『華鬼』本編で各キャラクターに魅了された方なら、その後の二人を眺めるためにプレイして損なし! だと強く感じました。 糖度も高いですしね〜(〃ノωノ)vv (但し、[ 糖度 ] と一口で言っても、いわゆる [ 濡れ場 ] という意味ではないです。 神無ちゃんを各鬼が【自分だけの花嫁と認識して行動する言動そのもの】という意味で満足されると思うのです(≧ω≦)♪) ◆ 神無ちゃんを誰よりも幸せな花嫁にしたい方こそ、是非(≧△≦)b★ (って、私のプレイがものっそ遅いだけで、本編好きの皆さんはとっくにプレイされているのですよね〜(笑)) (「華鬼 〜夢のつづき〜」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様および梨沙様、株式会社イースト・プレス様に帰属します。 また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
◆ 本編のシナリオで(個人的に)肩透かしを食らってしまった華鬼だけに、FDのストーリーを楽しみにしていました(≧ω≦)! もぉ。甘さしか感じられない内容になっているんじゃないかな〜、って^^ ◆ その予想は大当たり。 【鬼】の最高峰に位置し、向かうところ敵なしの華鬼だからこそのギャップが可愛らしくって堪りませんでした//// 「明日から夏休みだろ。……どこか行きたいとか、希望はあるか?」 「そうか。お前は本当に欲がないな」 「そんなことないよ。夏休み中はずっと華鬼と一緒にいたいと思ってる。 だから、すごく欲張り」 「お前とずっと一緒にいたいのを我慢して、毎日学校へ送り出しているんだ」 「明日からは、 何があってもお前を放さない」 ……何、この二人。 可愛すぎか(≧ω≦)!! と、身悶えが止まりませんでしたから〜(笑) ◆ 華鬼は寡黙な分、その愛情を行動で伝えてくれるんですよね。 誰かと話し込んでいると嫉妬のこもった熱視線を送ってくれたり(笑)、寂しい時には ぎゅうぅぅぅ と抱きついてきたり。 そんな華鬼の逞しい見た目に似合わず【小動物的な】いじましさに、ただただ庇護欲を掻き立てられるばかりでございましたっ(≧ω≦)! ◆ それと、子を持つ親としては、あそこまで「母親」という存在を大切にしてくれると嬉しくって^^ 決して、マザコンという描写ではないんです。 望まずとも今の地位を与えられてしまった華鬼が、唯一、安息を保てた場所。 それが母親といる空間だったんだな、というのが、温かくも切なく伝わってきました。 今は、その温かさを神無ちゃんが華鬼に与えられているのだ、という充足感も素晴らしかったですしね! 作中で、これまで神無ちゃんを放置してきた仕打ちを悔恨する華鬼。 それを赦してあげられるのは、神無ちゃんだけ。 でも、その優しさに甘えてしまわないでね、華鬼ーー と、私が感じていたところに、光晴先輩からの手紙ですよ! ◆ 確か……。 「神無ちゃんは優しい子や。けれど、そこに甘えたらあかん。 神無ちゃんの優しさに許されると思うたら大間違いや」的な内容だったと思います。 そんなことをガツンと華鬼に言えるのは、光晴先輩だから。 その言葉に胸を穿たれても、華鬼が頷くしかないのは相手が光晴先輩だからーー 嗚呼。 切なくて好きなシーンでございました(T-T) ◆ 同じく [ 五章 ] 。そして、またも光晴先輩の手紙抜粋です。 これからの人生を華鬼と歩むと決めた神無ちゃんへ、温かなエールを送ってくれるものでした。 絶対に神無ちゃんを幸せにしてくれる。 でなきゃ、俺が鬼ヶ里を去るわけがないやろ? あいつの目を見て、確信したんや。 華鬼は、何があっても不幸にせえへんってな。 だから、あいつにずっとついていき。 俺は傍にいられんけど、 どこにいても神無ちゃんの幸せを願っとる ーー号泣(⊃Д⊂)!! もう、ここで涙が止まりませんでした。 素敵すぎるよ、光晴先輩! どんなことがあっても華鬼の手も。 (光晴先輩のルートでは)光晴先輩の手も離さないんだからね〜〜(T-T)!!!! と、固く心に誓いましたからッ。 えぇと……。 思わず光晴先輩の素敵さに比重が傾いてしまった華鬼感想文ですが、エンディングに至るまでも。 結末自体も。 華鬼からの愛情は深くて揺るがないものでしたから、大満足でプレイを終えることが出来ました(*^-^*) 【〆】華鬼語りなのに、華鬼にあまり触れられなかったので雪辱戦(笑) 後日談 [ 蜜月譚 ] でのやり取りです。 「人ごみは好きじゃない」 「好きじゃないがーー お前とならまた来てもいい」 (神無ちゃんの髪を掬い取って口付け) 「続きは帰ってからだ」 ほ……。 ほぅえぇぇぇ〜〜(〃ノωノ)vvvv やっぱり、華鬼ってば私が大好きな属性 なんてことはなく!(笑) 静かで深い愛情にくるまれ、どこまでも心地良かったルートプレイでございました〜(*´Ω`*)
◆ 麗二さんが好きです〜〜(*´Д`)!!!! むっちゃくちゃ、この人……この鬼が好きです。 避けることが出来ないとは言え、画面上にもえぎさんが登場すると、本当申し訳ない気持ちになるのですが(原作では「麗二さんの最後の花嫁」なんですよね)、でもでも。 そこを推して、麗二さんのような素敵な鬼とも番(つがい)としてエンディングを迎えられるのが、【ゲーム化】の素敵なところですよね(≧ω≦)! ◆ 元々、本編でも麗二さんは嫌いではなかったんです。 あの頃は私も今より(もっと(笑))若かったから、神無ちゃんを強固な腕力を以って守ってくれる鬼にふらふら〜っとなっておりましたが、今なら。 苦渋、辛酸を舐めながら、それでも手を離さずにいてくれる そんな強さもまた本物なんだよねぇ。と、嘆息せずにはいられません。 ◆ 短いながらも魅せてくれる [ 花嫁抄 ] 。 選定委員との攻防戦の先、 「神無さん、すみませんでした……!」 「私は神無さんを誰よりも幸せな花嫁にしたい」 「私と一緒になって良かったと、 心の奥底から思えるくらい、あなたを幸せにしたいんです」 とまで言ってくれる麗二さんが素敵すぎました(T-T) 本当……。本編からの軌跡を思いますと、感動しか覚えません!! ◆ [ 五章 ] で明かされた麗二さんの秘密ーー。 いえ、秘密と言いますか、麗二さんがこの先はずっと花嫁を娶らない、と決めていたその理由が明かされました。 これには麗二さんの所謂 [ 地位 ] よりもビックリ(;゚д゚)! そのような理由があったのなら……、と偲んでしまうと、光晴先輩へ向ける同情心のような。結託心のような仲も納得です。 嗚呼、でも、だからこそ。 麗二さんにとって、神無ちゃんは最後で最愛の花嫁になるのでしょうね(*´Ω`*) ◆ 上記、[ 花嫁抄 ] の流れを踏まえて臨んだ [ 蜜月譚 ] でのセリフがまた! 「これがきっと、私にとって最後の恋です」 麗二さんから告げられるこのセリフに、胸が熱くならない女性はいるのでしょうか(*´Д`)!!?? 【〆】「保健室の麗人」などと呼ばれて、綺麗な笑顔で佇んで、いろんなことをその笑顔の下に呑み込んできたに違いない麗二さん。 そのような人(鬼)だからこそ、したたかでもあり、狡くもあり、冷酷でもあり。 でも、その心根はやっぱり一途な男性だから。 麗二さんが偽らずに、酸いも甘いもさらけ出せる。 そんな少女に巡り会えたことが、ただただ嬉しいと感じられたルートプレイでございました(*´Ω`*)vvvv
◆ 光晴先輩が、 めちゃくちゃ、好きです〜(≧ω≦)! 最・愛キャラです(〃ノωノ)!!!! …………(笑) のっけからの宣言をさせていただいた訳なのですが(≧△≦)b★ 多分ですね……。 本編では [ 光晴先輩の人物設定は大好きなのに、ストーリー展開でしょぼんとした ] という理由で、あまり好印象にはならなかったキャラクターだったと思うんです。 (何分、本編とFDプレイの感覚が空きすぎて、自分自身にも感覚しか残っていません) ◆ が、あのストーリー展開も今となっては、" 私自身の咆哮が青かったのだろうな…… " と感じるようになっておりました。 だって、幾多も待ち構える屈強の鬼たちを相手に一人立ち回りをして、神無ちゃんを守れるのだなんて、きっと華鬼くらいしかいませんものね。 逃避行……は、その点、ストーリー上では爽快さが足りなくて歯がゆかったのですけれど、己の身一つで神無ちゃんを守ろうとしてくれた光晴先輩。 まずは自分がいなければ神無ちゃんを守れないのだから、どんなに脆弱に見えても その手を離そうとはしなかった姿に、今はただ……感じ入っております(*´Ω`*) ◆ で^^ 光晴先輩のルートには、とにかく二人のお子ちゃまが登場しまして、その子が挿し込まれるからこそ、私には先輩の【理想的な旦那様像&恋人像】として輝いて映ったのでした//// ◆ 終始、ときめきっ放しで肝心の光晴先輩のセリフを一切抜き出さなかったという軽挙に失望しているのですが(笑)、わたし自身が感動してしまった箇所はやっぱり、 神無ちゃんが発熱してしまった朝 のくだりですね。 ◆ 風邪から来る発熱に呆としながらも、それでも、通常の家事をこなそうとする神無ちゃん。 その心根を汲みながらも、光晴先輩は神無ちゃんを寝室に連れて行ってくれます。 で、ここから先、何が凄いって、寝入った神無ちゃんを 一度も起こさず、眠らせてくれるところ。 そして、 その間の、我が子の世話は自分一人で見るのが当たり前 と思っていた意識の高さ! ◆ いやもぉ〜〜(*´Д`) ここから先は私自身の経験談ですので、個人差がある部分かと存じます。 やっぱりですね、年に一度は風邪で体調を崩してしまう時があるのですが、お子が小さいと(特に新生児)もう、普段当たり前にこなしていたことが全く出来なくなってしまうんですよね。 判断力が全然なくなって、オムツ交換もできず、我が子が洩らしてしまう姿を見てようやく指を動かせる、といった日がございました。 そんな中でも、旦那は何かあるごとに私を呼びますので、全然寝付くとことが出来ず……。 散々でございましたねぇ(;´Д`) しかも、結局は「じゃあ、モモが無理なら俺にも無理だから、実家に預けてくる」ってお義母様に即バトンタッチ。 あの時の心苦しさ、そして、憤りと言ったら……! (しかも、一緒に実家に行っても、本当に我が子の世話をお義母様に任せて、自分はマンガ本を読みふけってたと後から聞いた時の絶望感。はぁぁぁぁぁorz ) まぁ、そんな感じで神無ちゃんは寝かせるのが当たり前って愛情深い光晴先輩。 そして、最終的にはもえぎさんが立候補してくれましたが、でも、主には光晴先輩が幼い子どもの世話をしてくれたいた、という包容力。 もぉ、完璧すぎて惚れてしまったのです〜〜(⊃Д⊂)! ◆ 本当ですね、光晴先輩てば、優しいし、優しいし、優しいし(T-T) あんな風に順序を飛ばさざるを得なかった「ウェディングドレス」を着せてくれると思いませんでした。 あんな風に、麗二さんのことを許してくれる場面を見せてくれるとは思いませんでした。 「あんな風に」「こんな風に」という幸せがあまりにも凝縮され過ぎていて、もぉ(⊃Д⊂)! ◆ 残念ながら光晴先輩に惚れ惚れとしすぎていて、セリフ抜粋が全くできなかったのですが、えぇ、それはもう。 大満足のシナリオでございました。 光晴先輩にとって、きっと神無ちゃんが「子を生して」くれる最初で最後の花嫁になるのだと……思います。 だからこそ、最後の最後まで愛し抜いてくれることを信じて疑いません。 そして、神無ちゃん亡き後、悲嘆にくれるであろう光晴先輩の下には、紛れもなく自分は幸せだったんだ、と噛みしめることが出来る家族がいるーー。 嗚呼、なんて素敵な采配なのでしょう。 神無ちゃんが光晴先輩を選んでくれて良かった。 二人の出逢いがあって本当に良かった。 そう感じ入らずにはいられない光晴先輩ルートでございました。 【〆】あんなに本編では歯牙にもかけなかった光晴先輩ルートが、自分の中でこんなに。 驚くまでに化けるなんて! こんな男性に愛されたら、どこまでも幸せだなぁ、と思う他ない光晴先輩が大好きです(*´Ω`*)!
◆ 本編で最愛キャラの双璧だった水羽くん^^ 本編プレイから数年を経てFDをプレイした今となっては、私自身の変化もあり、最愛キャラは違う二人となってしまいましたが、それでも本作をプレイして良かったです。 ◆ それは、本編で私が感じていた [ 水羽くんの若さ&美点 ] が、ますます良い方向に転じたから^^ 本編で、水羽くんを最愛キャラとしたのは、 神無ちゃんが水羽くんにとって最初の花嫁であるということは、どうしたって後添えする花嫁の前には、神無ちゃんの存在は褪せたものとなってしまうのじゃないか という悲哀が、彼のシナリオに内包されているから、と(勝手に)感じていたからです。 だって、水羽くんて、とにかく情が厚くて、一途な鬼じゃないですか。 そして、もちろん優しい。 そんな彼の前では、神無ちゃんが今後迎えるであろう他の花嫁に対して、最上であることは無理だと……思い込んでいました。 でも、それは違ったのですね。 神無ちゃんは、この先もずっとーー 例え、神無ちゃん亡き後、どんなに水羽くんが他の花嫁を愛したとしても、 他の花嫁では神無ちゃん以上の存在になり得ない 事態になったのですから(*´Д`)!! ◆ いやはや、本作のライター様に脱帽でございます。 そうですか、ここで水羽くんの「父親」を登場させるのですね。 水羽くんが、華鬼の家に預けられていた理由。 隠していた水羽くんの深い傷。 それらから目を背ける訳にはいかなくなった [ 綺杉 総馬 ] という、血肉を伴った鬼の出現があり。 更には、【凝り鬼】【闇鬼】というキーワードも関わってくるという……。 本当に、ショートショートのFDに収めてしまうには惜しい! と思える展開でございました。 ◆ そこで、神無ちゃんは水羽くんに伝えるのです。 精一杯の思いの丈を。 「み、水羽くん。 私が水羽くんの……か、家族になっちゃ駄目ですか?」 「わ、私は水羽くんと家族になりたいです!」 ここで、水羽くんが思わず、 「本当にかわいいな……」 と呟いてしまった姿に、大いに共感してしまいましたもの! こんなに必死になってくれる可愛らしい少女が、自分の。 自分だけの花嫁で、しかもこの先にはーー。 ◆ なんと、思いもかけない 【水羽くんと肉親との和解】! う〜〜(T-T) 水羽くんの人生において、これほどの歩み寄り。そして、最良の出来事があるでしょうか!? いくら最愛の花嫁がいたとしても。 自分自身が踏みしめる足元がぐらついていたのでは、脆い部分がどうしてもあると思うんです。 そのね、水羽くんが独りで立てるように、その地面を [ 絆 ] で固めてくれた神無ちゃんの働き……。 もう、ここで。 神無ちゃん以上の花嫁が、水羽くんの前に現れることは無い! って確信できるじゃないですか(T-T) 「僕と、家族になってくれますか?」 「……っ」 「……はい。 私を、水羽くんの家族にしてください」 こんなに嬉しい宣言を、水羽くん自身が御両親の愛の結晶としてこの世に誕生したんだ、という確かな【物証】を以って誓うことが出来たという演出!! ごぉ〜〜〜ッッ(⊃Д⊂)!! でした(笑) ストーリー展開的には、あんなに危惧されていた [ 凝り鬼 ] もあっさり倒されちゃうし、" え? そんな弱さでいいの(;゚д゚)!?" と驚いたことも確かですけれど、それもまた良し! 綺麗な感動の前には些末な出来事ですから!!(笑) ◆ 本感想文を短文で済ませてしまっていますから、私が受けている感銘もさぞ伝わっていないのだろう、とは思います^^; けれど、実際にプレイされた方には、あの [ 言葉少なな仲直り ] が胸に響いているはず(≧ω≦)! 是非ぜひ。 神無ちゃんの手料理を食べに、会いに来て欲しいですよね(*^-^*)vv 【〆】本当。本FDはなんて全ての鬼に優しい結末を与えてくれるんだろう、って感動してしまいました。 私が水羽くんに感じていた悲哀なんて、ただの杞憂にしか過ぎなく。 もし、この先、神無ちゃんがいなくなったとしても……。 水羽くんが肉親と過ごす、その時間と共に、いつまでも神無ちゃんはその心の中で。 大切な奥深い場所で生き続けられるんだ、と感動に震えてしまったルートプレイでございました(⊃Д⊂)!
◆ 響先輩たら、凄いです! 【愛されてる感】が半端なかったです〜〜〜8(≧△≦)8)))) あ。 すみません、のっけから叫んでしまいました(笑) ◆ いや、うん、確かに気になってはいたんですよね。 本編でその影だけはあった【響先輩の花嫁】。 それが、まさかあのような「四季子さん・その2」な方だったとは(笑) そりゃあ、響先輩のお眼鏡に適うはずもなく、すげなくされる訳ですよね〜(*´艸`)プフ ーーと、優越感に浸ってしまった「元・花嫁」さんの登場だったのですが、その一連のセリフも堪らなかったです(≧ω≦)! 下校中、響先輩の元・花嫁さんに会う神無ちゃん。 彼女は響先輩に未練があるようで、まぁ、粉をかけるような態度を取ります。 それに苛々する先輩(笑) まぁ、そこでひと悶着あるのですが、元・花嫁の激昂から神無ちゃんを守ってくれた響先輩が、 「おい、神無。触りたくないものを触ったんだ。後でお前が消毒しろよ」 「は、はい! でも、消毒って……」 「帰ったらたっぷりと教えてやる」 なんて【路傍】で、のたまってくれちゃった日には昇天するかと思いました(〃ノωノ)!!(笑) しかも、 「あんなに綺麗な人なのに……」 と、冴えない容姿の自分と比べて溜息をつく神無ちゃんに、 「美醜なんてどうでもいい」 って、一言はっきり! 言い切ってくれるんです(≧ω≦)! 本来【鬼】という存在は美醜に重きをおいて生きているものらしく。 だからこそ、元・花嫁のような方や、四季子さんのような方が排出されたりする訳なのですが(笑)、【鬼】にとっての常識は響先輩には関係なく、ただ [ 神無ちゃん ] という存在自体が(素直に認めないでしょうけれど(笑))、先輩にとっては至高なんだな、と思えちゃうところに惚れ惚れしてしまったのでした//// ◆ そして、本編で小さな疑問だった響先輩の「桃子」呼び。 嗚呼、なるほど、そういう訳だったんだ。 随分、長い手間を掛けるくらい神無ちゃんのことを気に入っていたんだなぁ、と深く頷いてしまいました。 以下、情景描写なしのセリフのみ抜粋です。 「俺が桃子を名前で呼ぶのは嫌か?」 「……はい」 「これで俺が名前で呼ぶ女は神無。お前だけだ」 「そんな! 私は……」 「なんだ、まだ足りないのか? ……独占欲の強い奴だな」 「この携帯のアドレス帳にはお前の名前だけ。つまり、俺はお前以外に連絡をとれない」 「……ほら、これで俺はお前だけのものだ」 「いいね、……その表情が見たかった」 「そう、その表情。思ってた通り。……でも、想像以上にいいよ」 「言っただろ、今、 俺はお前以外に興味がないんだよ」 あぁぁぁぁ、なるほどね〜〜〜(≧ω≦)vvvv そっか、そっか。そういう理由だったんだ。 可愛いなぁ、響先輩ってば(*´Д`)!! ◆ ごめんなさいね、感想文が長くなってしまうのですけれど、好きなセリフが [ 五章 ] にあって。 響先輩がいなくなってしまう2月2日は、華鬼の生まれ落ちた日。 つまりは、先輩の父親が……。 ということが発覚してですね、神無ちゃんは響先輩のことを「知りたい」と願い。 先輩からひとつだけ質問に答えてもらうことが出来ました。 その代償としてーー、という以下の流れです。 「神無。俺はお前の願いに応えてやったよな?」 「代償に、俺の言うことをなんでも聞け」 「……はい」 「キスをしろ」 「神無から、キスして」 という、このセリフが大好きなんです〜〜(〃ノωノ)vvvv 一見、いつもの高慢な(笑)響先輩じゃないですか。 命令してますしね。 でも、最後のお願いするような「キス【して】」。 これこそが、神無ちゃんに対する先輩が本当の姿なんだろうな、って感じ入ってしまったんです(*´Д`) 高慢で高飛車で、俺様で、神無ちゃんは先輩にとって最高の玩具。 そんな態度を崩さない響先輩ですが……。 (いえ、それも先輩の素の顔だとは重々承知しておりますが(笑)) 本当は、自分自身を包み込んでくれる優しさ、温かさを持つ神無ちゃんだから、傍にいて欲しいのだろうし、手離せないのですよね。 そして、常に控え目な神無ちゃんを受け入れてはいるけれど、やっぱり、彼女からの愛情だって感じたい瞬間がある。 そんな甘えてしまう響先輩を垣間見れたようで、少しだけ触れてしまったようで。 " うわわわわ(≧ω≦)!" と、悶えてしまったセリフだったのでした//// ◆ そして、同様に [ 五章 ] 。 「あ、でも……、聞きたいことじゃなくて、1つだけお願いがあります」 「あの……」 「来年の2月2日は一緒にいていいですか?」 「勝手にしろ」 〜〜〜〜〜(⊃Д⊂)!!!! こっ。 ここの流れ、とっても素敵じゃありませんでしたか〜〜〜(T-T)vvvv もう独りじゃないんですよ、響先輩!! って、強く思いましたもん。 これは響先輩だけじゃなくて、他の鬼にも言えることなのですけれど……。 貴方の隣に神無ちゃんがいること。 これが一番の幸いなのですね、と嘆息せずにはいられないシナリオでございました(*´Ω`*) 【〆】響先輩の上記シナリオで、すっごく感動していたのに、やってくれましたよ [ 蜜月譚 ] で! 【あんな場所】に連れて行って、心行くまで楽しめるのは響先輩だけです!! 完敗しました〜〜(笑) 以下、後日談のため、セリフのみ抜粋。 「堀川先輩じゃなくご主人様だろ。言葉遣いがなってないな、メイドさん」 意地が悪いのに爽やかという矛盾した笑顔の前に、うっかり言葉を詰まらせてしまう。 「ご、ご主人様。ご注文は何になさいますか」 「お前」 はい、即答! はい、ご馳走様です!(笑) 「俺は 1度遊び始めたら飽きるまで ずっと遊び続けるタイプだからな」 「……そして、 俺がお前に飽きることはない。 いい加減あきらめろ」 ですよね〜(笑) そんな揺るがない響先輩が大好きでございます(≧ω≦)vvvv
◆ あはははは^^ 国一さんルートは、本当にどこまで行っても国一さんらしいし、そんな国一さんを想っている神無ちゃんらしいし。 何度も「うんうん^^」頷きながらのプレイとなりました。 ◆ とは申しましても、それはやっぱり本編プレイから時間が空いたからだよね、と感じております。 だって……。 国一さんルートったら…………。 全く。微塵も。片鱗すらなく、 [ 濡れ場 ] がないんですよ(;゚д゚)!! なんてーー。 大文字で叫ぶことではないのかもしれませんが(笑) いや、でもやっぱり【FD】って、本編以上の糖度で以って楽しめるのが最大の売りじゃないかな、と個人的に思っているのですが、そこら辺を華麗にスルーしてくださった国一さんが、逆に素敵です(*´艸`)ホホ ◆ いえいえ、ですが単純に「そういった」場面が無いというだけで、国一さんはどこまでも深く神無ちゃんを包んでくれます。 あくまでも【二人の】ペースで、ゆっくり&自然に(*´-`*)vv 桃子ちゃんが、神無ちゃんに気楽〜な感じで、「国一とはどんな感じなの^^」と訊いた時、神無ちゃんが頬を染めながら「この間、手を繋ぎました////」と報告した時には、桃子ちゃんと一緒に、 え? 一年で、そこ(;゚д゚)!? と、心地良く驚いてしまったりもしましたが(笑) いや〜。 でも、そこが国一さんの魅力ですよねっ(*^-^*)vv 本編プレイしてすぐ本FDに臨んでいたのだったら、きっと自分的に「そういう場面」も期待して(本編でもゼロでしたから(≧△≦)b★)特攻していったに違いないので、" えぇぇぇぇ(;゚д゚)!? " と、国一さんルートへの感想が辛口なものになっていたんだろうなぁ……。 と、自分の狭量加減を思い、一人苦笑いをしていたのですが、今となってはそれが国一さんの誠実さとしてストン、と受け入れられるのですから、やっぱり【時間】て偉大ですよね。 ◆ 神無ちゃんを二人で行った遊園地。 夕暮れの中での観覧車。 そこで、神無ちゃんにそっと「頬への口付け」をするだけの【221歳】とか(≧ω≦)! あぁぁぁぁ。 この、じれったさが堪らなかったです〜〜〜//// しかも、その後には 「俺は神無のことが好きだ。 できれば、もっと神無に触れたい」 なんて言ってくれるんですよ〜〜〜8(≧△≦)8)))) 【あの】真面目で堅物な国一さんが! まぁ、セリフとしてあるだけで、実際のスキンシップ表現は皆無だという、そんな国一さんが好きなんですけれど(笑) ◆ 一章から五章まではあるものの、とても尺の短い章の構成なんですけれど、でも、その中でも国一さんのみならず、神無ちゃんまでもが、 高校卒業後の進路を確固たるものにした という流れがとても好きでございました(*^-^*) 特に神無ちゃんの進路希望理由が可愛らしくって&いじましくって。 ますます神無ちゃんのことが好きになりましたもん(≧ω≦)! ◆ そして [ 五章 ] 。 「俺は卒業してからもお前と一緒にいたい。 だから、お前さえ良ければ…… 一緒に暮らさないか……?」 そんな素敵な言質をくれる国一さんに惚れ惚れしました^^ まぁ、神無ちゃんに盛大に誤解させた発言あっての、上記セリフなのですが、その軌跡もまた神無ちゃんのことを一途に考えてくれる彼らしかったですから。 まるっと綺麗に納まって良かったです(*^-^*) 【〆】首尾一貫して国一さんの誠実さを感じ取れたシナリオでございました^^ いやもぉ、本当に満足です。 堅実な良き夫になることも間違いないだろう、国一さんの包容力が好き(*^-^*)!
◆ 楽しみに。それはもう楽しみに、最終攻略した「うしさん」(≧ω≦)vv 誰の花嫁にもなっていない神無ちゃんが、力ある花嫁をそのままにしておくわけにはいかない、という選定委員から逃れるために生家暮らしをしている、という流れでしたので、生家におけるうしさんとの密着坎が素晴らしかったです//// ◆ 最初から面映ゆくて最高でしたね♪ 生家に善意で住まわせてもらっているのだから、せめて家事だけでも手伝いたい、と食事当番に進んでなる神無ちゃん。 その腕前について、生家の他の花嫁さんたちとの会話です。 「渡瀬、正直に言っちゃえばいいじゃん。あんた、彼女の作る食事を気に入ってんでしょ」 「あ、わかる! 食べた瞬間、頬が緩んでるものね。普段とのギャップがあるから、すっごい違和感」 「……確かに神無様の作る料理はとても美味しいですし。 そ、その気に入っております……」 「……!」 と、ここで神無ちゃんが真っ赤に頬を染める的な展開(≧ω≦)! 堪りませんでした。 王道展開だからこその、違わない高揚。 いや〜、のっけから素晴らしいですよ、うしさんルート(*´Д`)vvvv ◆ しかも、創作レシピを食べてもらおう、と更に腕を振るった神無ちゃんへの一言。 「あなたは将来、いいお嫁さんになれますよ。わたしが保証します」 「できることなら、これからも毎日あなたの作る料理が食べたいです」 「それに…… もしわたしが花嫁をもらうのなら、 あなたのような人がいいですね」 〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) このセリフで呼吸困難に陥ったのは神無ちゃんだけではありませんよ! 私もです!!(笑) 狙っているのに、狙ってはいないこの乙女ゲならではの絶妙なセリフ……//// 堪りませんよね〜(≧ω≦) ◆ その後も、一緒にバニーランドへ行ってくれたりだとか、博識なうしさんに勉強を教わったりだとか。 (↑ 生家にずっと匿われているので、高校にも行けていないのです) 神無ちゃんは、うしさんの隣で静かに少しずつ、その恋心を育んでいきました(*^-^*) 転機が訪れるのは、麗二さんと水羽くんが生家に来た日。 「復学しない?」と伝えに来てくれるのです。 学友に会えるのは勿論、嬉しいことだけど、それはすなわち。 うしさんと共有できる時間の消失でもあるため、神無ちゃんは思い惑います。 (鬼ヶ里高校は全寮制) ◆ ですが、その解決の糸口となったのが、悪役である選定委員の取った行動でした。 常に神無ちゃんの傍に控えている うしさんの虚を突いて、見事 攫うことに成功した選定委員の前に立ちはだかるうしさん。 神無ちゃんを助けるために、迷うことなく【鬼】としての腕力を振るううしさんは、それはもう格好良かったです(*´Д`) 元から男前なのに、さらに自分を救うために、あんな大立ち回りを目の前でされてしまったら……! 神無ちゃんが、鬼ヶ里高校に復学するか、通信制の講座で高校卒業の資格を取得するかはーー。 推して知るべし、ですね(*^-^*)! ◆ うしさん自身も、根が真面目すぎて、いつまでも神無ちゃんを【大切な鬼頭の花嫁】としてしか接してくれなかったのに。 今回の一件で、見事 「神無様が許してくださるなら、わたしの印を送らせてほしいのです」 「……わたしの花嫁に、なってくださいませんか?」 と、告げてくれた瞬間、胸が躍りました(≧ω≦)!! そうなの、そうなのッ。 本編で、神無ちゃんをそれは大切に扱ってくれたうしさん。 そのうしさんの包容力に、安心して身を任せていた神無ちゃん。 その二人が納まることろに納まってくれたのが、本当に幸せなの〜〜(*´Д`)! 【〆】そして、そのまま うしさんは [ 蜜月譚 ] でも、見えない妨害に遭いながらも(笑)、 神無ちゃんに誓って くれますし(≧ω≦)vv もぉ〜〜! うしさんと添い遂げ隊! としては(笑)、満ち足りてしようがない結末でございました^^ 生真面目で、優しくて、大人で、たまに狡くて。 そんなうしさんの傍にずっといられるのかと思うと……! 本当に、おめでとう。神無ちゃん(≧ω≦)!! という感想しか出てこないルートプレイでございましたvvvv ーー以上で、『華鬼 〜夢のつづき〜』のネタバレ + さっくり短文感想は終わりでございます。 いや〜、何度も言いますが、本編プレイから数年を経て本FDをプレイしましたから、自分でも甘々な内容について行けるか心配なところがあったのですが、全くの杞憂でした! どの鬼も、形は違えど一様に神無ちゃんへの愛を貫いてくれますので、感嘆するしかありませんでしたもの(*´Д`) どこまでも優しくて、そして幸せな時間を過ごせたなぁ、と大満足でプレイを終えられたことに、唯々、感謝する作品となりました(≧ω≦)! |
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(2016.05.15 UP) |
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