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| 5pb. （2013年11月21日発売【PS3】＆【PSP】） |
| ※「花咲くまにまに」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社MAGES.様に帰属します。 |
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学校からの帰宅途中、高校生の望月七緒（なお）は、賑やかな声のする近所のお祭りへと足を向けました。
会場となっている境内を一人で歩いていると、不意に大きな羽音に包まれーー、
気が付いた時には、江戸時代へと来てしまっていたのです！
現代の学生服に身を包んでいる七緒は、町民や十手持ちに異形の者と捕われそうになってしまいますが、通りかかった商人に助けられるのでした。
身寄りのない七緒はそのまま商人が懇意にしている店へ身を寄せることとなります。
辿りついた先は遊郭でしたけれど、お世話になっているお礼にと下働きから始めた七緒は、元からの容姿と慎ましやかな気質を見込まれ、禿（かむろ）として務めることに相成りました。
そこは幸いにも床入りを強要されることのない、幕府公認【特遊郭・万珠屋】。
不慣れながらも次第に面方（つらかた）としての才能を開花させていく七緒は、いつしか万珠屋で共に働く「彼」と懇意になっていくのです。
ーー ひと口に「江戸時代」とは申しましても、時は幕末。志士がひしめく動乱の時代。
そこに降り立った七緒は、無事に現代へと戻ることができるのでしょうか？
それとも……。
志を共にした「彼」の手を取り、古き時代に残るのでしょうか？ |
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 江戸時代に着いてから一年間がシミュレーションパート。
個別ルートへ突入後はアドベンチャーパートとなります。 |
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共通パートで能力値を上げるためにコマンド入力＆行動選択肢によって好感度を上昇させていきます。
好感度＆能力値を共に満たすと個別パートへ入り、各種恋愛エンディングを目指します。 |
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主人公の名前変更可能。
（但し、公式設定でも読んでもらえません。無音か「君」「お前」等に置き換えられます） |
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| 主人公ボイスなし。 |
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| CG鑑賞＆シーン回想機能あり。（シーン回想はCG鑑賞機能に付随しています） |
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【文月〜水無月】までの共通パートは一か月毎に推移。
明確な日付設定はなく、コマンド入力と行動選択肢を繰り返して進行していきます。 |
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| 一年間で築き上げた能力値＆好感度を満たしていると、コマンド入力なし＆選択肢選択のみのノベル形式個別パートに入ります。 |
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| 個別パート突入後、累積好感度によってエンディングが分岐します。 |
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| 好感度目視効果はありますが、累積値を確認する項目はありません。 |
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| 育成：「体力」「知力」「作法」「技芸」「魅力」の能力値をコマンド入力により増減させます。 |
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ミニゲーム：大体、一か月に一度の割合で発生する能力値を大幅に上げるためのゲーム。
【掃除】【貝合わせ】【特訓】【弾奏】【問答】がありますが、全てをクリアしなくてもエンディングに影響はありません。 |
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| 育成＆ミニゲームの結果には「失敗」「成功」「大成功」があり、増減する数値が異なります。 |
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各キャラクターの恋愛エンディングは3種類。
【ベストエンド】【ノーマルエンド】【バッドエンド】に分岐します。（各EDにCGあり） |
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何かしらのEDクリア後、【秘密箱】OPEN。
「画廊」「楽曲」「動画」「クリアリスト」を鑑賞することができます。 |
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| CGコンプ後の「御褒美CG」あり(≧ω≦)vv |
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文句なしです！
文句なしで個人的に「総評★5」を付けさせていただきました(≧ω≦)vvvv
すごくですね、「現実的だなぁ」と思ったのです。
一度、過去へタイムスリップしてしまったヒロイン・七緒ちゃんは江戸時代でまず一年間を暮らします（ ← 共通パート）。
そこから各キャラクターへの個別パートへ入る訳なのですが、過去へ連れて来られたからと言って、また簡単に現代に帰れる訳ではない。という設定に深く共感を覚えてしまい仕方ありませんでした。
もちろん、最初はあまりにも文明に差がありすぎる生活＆祖父への思慕もあり、七緒ちゃんは江戸時代からの帰還を強く望んでいます。
けれどある日、現状維持の日々に「このままでは埒が明かない」と思ったのですよね。
そうして「それならば、これまでお世話になった万珠屋のために働こう」と決め、有言実行するのです。
そこからはトントン、と。
乙女ゲームのヒロインらしく、順風満帆に日々が進んでいきます。
努力をすればしただけ認められ、その分の好意を周囲から得られーー。
万珠屋の一員としてなくなはならない存在になるのですもの！
これがプレイをしていく上で、とても心地の良いものでございました(*´-｀*)
七緒ちゃんが素直で努力家な面を多く見せてくれるため、ストレスを感じなかったのです。
【一年間】という期間を万珠屋で過ごす、という感覚も共通パートのコマンドシステムで体感できるようになっていますのが、更にシナリオに厚みをもたらしているのだとも感じておりました。
コマンド入力（能力値上げ）自体、何ら難しいものではありませんため、シナリオを楽しむことへの妨げになっていないことも素敵////
で！
その一年間の間に意中のキャラクターに狙いを定め……虎視眈々と過ごしてきた後の(笑)、個別パートのシナリオと言ったら！！
本当に素晴らしいのです(*´Д｀)！！！！
外れのキャラクターはいないと思います！
個別シナリオが甘いキャラクターもいれば、切ないキャラクターもいる。
逞しい意思を感じさせてくれるキャラクターもいれば、「しっかりしなさいよ、もう(T-T)！」と背中を叩いて、そして、ぎゅぅぅと抱きしめてあげたいキャラクターもいました。
みんな……皆が素晴らしかったのです。万珠屋の彼らが大好きです(⊃Д⊂)vvvv
…………。（各シナリオを噛みしめ中）
テキスト形式だけではなく、コマンド入力パートもありますため、一朝一夕にはクリアできないタイトルかと思いますが、まずは初周で共通BADEND狙いをし、コマンド入力は悩まずに（ ← 能力値を満たす必要がないため）シナリオ部分だけを一年間ゆっくり堪能。
そして2周目からは、その共通部分をスキップ機能でサクサク飛ばしつつ、個別パートに入った後じっくり楽しむ。
というスタイルを是非！ お勧めしたくなる程、各キャラクターのシナリオが素晴らしかったです(*´Д｀)vvvv
初周で共通パートだけでしたら10時間ほど。
2周目からはスキップ仕様で2〜4時間もあれば、個別パートにまで到達できると思います。
個別パートのシナリオも割合長いですので、クリアまでに3〜5時間くらいは掛かるのではないでしょうか。
「育成＆ミニゲーム」等、コマンド選択画面以外でのセーブはいつでも可能なので、比較的に楽にプレイが出来るはず＾＾
自由時間の少ない方でも少しずつゆっくり楽しんでいただければ、と お薦めしたい逸品でございました
(*＾-＾*)vv |
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谷 和助（cv.鈴村 健一）… 万珠屋番頭。
飄々としてざっくばらんな男性。圧倒的に女性にもてるが、「本気の女」はつくらない主義。
白玖（cv.櫻井 孝宏）… 万珠屋お職。
男性ながら柳眉の整った容姿を見込まれお職を張る。
性格はつっけんどんなきらいがあるが、その反面、人一倍独占欲も強い。
藤重 宝良（cv.岡本 信彦）… 万珠屋裏方。辰義の双子の兄。
大雑把ではあるが気さくで明朗な青年。故に、遊郭内の者たちに親しまれ信頼されている。
藤重 辰義（cv.保志 総一朗）… 万珠屋裏方。宝良の双子の弟。
兄・宝良とは正反対に寡黙で他人を寄せ付けない節が見られる。
しかし、気を許した者に対しては穏やかな面を見せる。
倉間 楓（cv.浪川 大輔）… 万珠屋と取引のある行商人。
七緒を町人から助け出した商人。
出会った瞬間から七緒に心を砕き、殊更に優しく接してくれる男性。 |
（2013.12.18 UP） |
