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| 薄桜鬼 | DS |
| オトメイトさんの作品は、『星の降る刻』 『緋色の欠片』 をプレイしていまして……申し訳ありませんが、自分にとって鬼門にあたるメーカー様だな、というように認識していました(>_<) が、そこかしこで見かける『薄桜鬼』というタイトルと、近しい方が興味を持っておられましたので、背中を押していただく感じでDS版を購入！！ プレイしてみて、生死を賭した内容に最初は及び腰でした。 やっぱり、オトメイトさんは重い内容でくるのか〜(T-T)、と思いましたから。 でも、進めていくと設定＆世界観に惹き込まれていきました！！ なんと言っても、グラフィックが美麗すぎて！！！！ さすが、オトメイトさんが誇る絵師様だなぁ//// と惚れ惚れ見つめさせていただきましたvv だって、美形のはずの土方さんが周囲に押されて、美形かどうか分からなくなっているくらいですから、それはもう美形集団の新選組でしたよ（笑） 攻略キャラの魅力は特に素晴らしかったですね！！ どのキャラクターも説得力があって、彼らの「生きよう。前に進もう」とする気概にただただ胸打たれました。 今回も確かに死と背中合わせのシナリオではあったのですが、「緋色」のときに感じた理不尽なまでの一方的さはなく（緋色は個人的に、何故そこまで(T-T) と思える重さだったんです）、時代性、キャラクターの特異性もあるので必然的だな、と受け取ることができたので一安心です＾＾ 確かに攻略キャラクターはどなたも一様にドキドキして楽しめたのですが……。 ここから先は、本タイトルに感じた少し？の不満を一気に吐き出してしまいますね。 お嫌な方は、ずずいとお読み飛ばし下さい！！ 1、タッチペンの操作領域をもう少し広げて欲しい。 文章送りをする際に、タッチパネルの決められた箇所をタッチしながら読み進めていくのですが、その限定箇所が狭いため、地の文を押す感覚で、選択肢までそのまま押してしまうことが多々ありました！！ あれは……。 うわ！！ また、やっちゃったよッッ(T-T) と、何度 自分に毒づいたことか……。 本当にこれだけは改善の余地有り、だと思います！！ 2、主人公 千鶴ちゃんの陰が薄い。存在の「必然性」を見つけることが難しい。 すみません……。 わたくし、『緋色の欠片』 のときにも似たような感想を持った覚えがあるのですが……。 叫ばせていただきます。 千鶴ちゃん、役に立たなすぎッッ(>_<)！！ また、ネタバレレビューなので書かせていただきますが。 せっかくの稀有な 【女鬼】 という設定なのに、上手く生かしきれていません！！ 父親の行方を捜すためだけに、本当に新選組にいなければいけないのでしょうか？ ただでさえ、新勢力との戦いに追い詰められている日々なのに、そこまでして【鬼】に狙われる彼女を助ける理由が彼らにあるのでしょうか？ 個人的に、なら解りますが、攻略対象外のキャラや『新選組』 としての結論まで、彼女を守り通そうとする必然性が見出せませんでした。 千鶴ちゃんの役割と言えば、ただ、泣いているだけ。隠れているだけ。というイメージしかありません。 後は……「彼」に血を捧げる役目、でしょうか＾＾； 同じ【女鬼】という存在でも千姫ちゃんは、あんなに「自分」を持っているのに、どうして千鶴ちゃんは……、と思わざるを得ません。 「頑張ろう」という気持ちだけでは済まない、と思うんですよね。 隊士さんには命を賭して守ってもらっている訳ですから……。 ひたむきに考えること自体は素晴らしいと思いますが、彼女の「気持ちはあるけれど、結局は何もできない」という事象と、隊士の「命」の均衡があまりにアンバランスで納得できなかったです。 なので、私の中では主人公を「千鶴」に据えること自体がよく解りませんでした。 以上、辛口コメントになります。大変、失礼しました(>_<) 次からは、キャラ語りを楽しくお伝えできれば！！ と思います＾＾ （「薄桜鬼 随想録」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様に帰属します。←「薄桜鬼DS」のバナーがないため、代用させていただきました(´人｀) リンクは「薄桜鬼DS」の公式HPに繋いでおります。 また、cv.は敬称略にて記載させていただいております）
三木さんの「べらんめぇ」口調が堪らない土方さんvv 他のキャラ攻略の際に、いつも彼の気苦労を見ていましたので（笑）、ようやく気の置ける存在の女の子と添わせてあげられる〜(T-T) と思いました。 （何だか、最近は「自分自身」がときめく、というよりも攻略キャラクターを幸せにしてあげたくてプレイしているような気がします＾＾；） 土方さんをプレイして他のキャラと違うなぁ、と感じたのは、「成熟した男性」であるということ。 沖田さんや平助君のような脆さがなく、自分の意志を固めてしまっているんだな、と。 それを感じたのは、【七章】の「血を与える」選択肢にて。 「……おまえは、一体いつまでこんなことを許すつもりなんだ？」 「馬鹿な女だな。……てめぇの進むべき道も見えてねぇ、先のねぇ男なのに」 このセリフ、千鶴ちゃんの気持ちに気づいている内容ですよね。 彼女の気持ちを知ったところで、「応える」という選択肢は到底選べない状況下なんですけれど、でも知った上で千鶴ちゃんを言葉で くるんでくれているのが「大人だな」と思ったんです。 私の中では、限りなく優しい言葉に感じました。 後ですね、この後 負傷した土方さんを看護して、元気になったと思ったらすぐ新選組のために書状をしたためる土方さんに、千鶴ちゃんが羽織を掛けるイベントです。 そんな彼女に、 「感謝する。ありがとう」 って、土方さんが！！ これは、書き出しただけでは伝わらない、声優さんの力量の素晴らしさだと思います(T-T)！！ じわ〜っときて仕方ないところに。 「どうした？ 何か、おかしなこと言ったか？」 って、半笑いの表現がまた！！ この、「どうした？」には本当に参りました〜(T-T) 何だか、『遙か3』の将臣君にクラクラになった当時の自分を思い出したりしましたよぅ（笑） それと、それと！！ 土方さんルートの山南さんッッ。 彼はここ一番の素敵さでしたねッッ8(≧△≦)8)))) うわぁ、土方さんルートって凄い！！ って思いました。 今までのルートでは豹変したままの山南さんしか見ていませんでしたので、初めての『新選組参謀』という名に相応しい凛とした姿に、もう〜〜〜〜(T-T)！！ 勿体ないので、セリフだけ書き出させてください。 「……それに、憎まれ役が似合うのは、[ 局長 ] を補佐する立場の者でしょう？」 「羅刹には未来はありません」 「……私たちは時代の徒花なんですよ」 飛田さんッッ、飛田さんッッ。 リュミエール〜〜〜(T-T)vvvv と、私が壊れてしまっても進み続ける怒涛のシナリオ……（笑） 山南さんと平助君の結末CGも素晴らしかったですし、土方さんルート万歳です！！ この後の展開は、気持ちを残したまま一旦 離れてしまうのですが、土方さんが覚悟を決めてしまってからは甘かったですね〜(*＾-＾*)vvvv 【九章】「決戦」前夜。 「おまえは、これからも俺のそばにいろ。逃げようとしても離さねえから覚悟しとけ」 も。 もちろん！！ そのために土方さん選択肢を選び続けてきたんですから〜〜8(≧△≦)8)))) と、拍手喝采しました（笑） いいなぁ。土方さんに（あ。「薄桜鬼」のですよ）こんな情熱的なセリフを言われるなんて、本当にうっとりです//// 千影と対峙する場面で、当タイトルの由来も判りましたし、土方さんあってのゲームなんだなぁってしみじみ思いました。 あの場面は綺麗でしたね〜(T-T)vv そして、【終章】エンディングにて。 「最近、少しだけ終わりが怖くなった」 「何せ、おまえとの暮らしは飽きないからな。永久に生き続けたいとさえ思うことがある」 「……おまえはすぐに泣くから。尚更、置いて行けない気がするんだよ」 「……おまえは、俺のものだろう？」 願わくば 私たちが決して離れることのありませんように。 「羅刹」の力を随分と使ってしまった土方さんの寿命はいつ尽きるとも知れなくて……。 それでも史実を踏まえて考えると、彼とこうして寄り添って。 そして、彼もこうして寄り添える女（ひと）と出逢えたことが至福に思えます(T-T) 土方さんシナリオは、本当にどこまでも綺麗な余韻でプレイすることが出来ました。
何の気なしに 2番目に攻略した沖田さん。 それが今では、シナリオNo.1キャラクターと認識しております(T-T)！！ 個人的に大好きなキャラクターは千影なのですが、シナリオとセットで考えると迷うまでもなく沖田さんを選びますから！！ 四章からキャラクター専用パートに入りますので、沖田さんの場合は、そこかしこに「友達以上恋人未満」というもどかしい雰囲気が散りばめられていて……//// ” 早く恋愛ENDで彼を幸せにしてあげたい！！” と思っていました。 そして、全キャラ共通で和装から洋装に変わるイベントがあるのですが、その際、一段と素敵になった攻略キャラクターを前に、千鶴ちゃんが照れ照れになってしまうのも好きなんです(*^-^*) 沖田さんの場合は、それに追い討ちをかけるように千鶴ちゃんへ言葉で仕掛けてくれるし。 もぉ〜〜〜。堪りませんでしたよぅッッ8(≧△≦)8)))) 常に飄々としていて、千鶴ちゃんの気持ちに気づいているくせに かわす様に、唇の端に浮かべた笑みと共にひらりと身を翻してしまう沖田さん。 その彼が、【五章】 2回目の 「血を与える」 選択肢にて、 「……僕は君に約束する」 不意に彼は穏やかな声色でささやいた。 「どんなに血が欲しくなったとしても、どんなに発作で苦しんだとしても……」 まるで誓うような言葉。 「僕はもう君の血しか飲まない」 の言葉を言ってくれたときには、本当に宣誓のようで……！！ そして、淫靡すぎる響きに、まともに食らってしまいました(T-T) この雰囲気が、重くて、甘くて堪らない作品なんだろうなぁ、と思います。 沖田さんは特に……「薬」を飲んでしまったきっかけも、彼の病状にありますから、より一層の深い感動があるのだと。 【六章】 二人が土方さんと合流する直前の抱きしめイベントです。 局長を慕うあまりに、土方さんへのやり場のない思いが渦巻いて激昂してしまう彼に、千鶴ちゃんの言葉が清涼剤になった場面。 「自分でもよくわからないんだけど、今は君を抱きしめたくてたまらない」 「妙に切なくて、抑えきれない。 ……溢れて、止まらなくて……」 も大好きでした！！ 他人の気持ちには子どものように聡いところはあっても、自分の気持ちは量れていなくて。 でも、千鶴ちゃんを大切に思い始めた気持ちは止められない、という感情が読み取れて感動したんです（；； その沖田さんから、壮絶に甘い 「殺してあげる」 の言葉をもらって、また感動した後に迎えたエンディングも！！ 素晴らしかったと思います(T-T)！！ なんと、 「「羅刹」になっても彼の労咳は治っていないままなんですから」 そして紡がれる沖田さんの言葉。 「……どうか忘れないで。 僕は、いつだって君の幸せを願ってる」 う〜〜わ〜〜(T-T)！！ 彼との時間はあまりに穏やかに過ぎていくのに、いつか訪れるであろう「その時」。 その気構えをさせてくれる、素敵な、素晴らしい内容でした！！ この後に聴く、END曲がまた気持ちを盛り上げるんですよね〜(T-T) 本当に、一番好きなシナリオ＆エンディングであります！！
私にとって外見が一番好みなのが、斎藤さんvvvv おまけに、ストイックな鳥海さんボイス（笑）という組み合わせも嬉しくて、ドキドキと攻略しました＾＾ が、そのストイックさが個人的に裏目に出てしまいまして〜〜。 彼の千鶴ちゃんに対する気持ちが読めなさ過ぎるんです(T-T)！！ 言葉ではまず与えてくれないですし、かと行って態度に乗せてくれる訳でもない……。 掴みどころがなくて、斎藤さんのシナリオは恋愛面というより、 彼が「羅刹」化してまで選んだ武士の道。 ということに感動を覚えてしまいました＾＾； なので、斎藤さんのシナリオで好きだったところは、 血を与えようとする千鶴ちゃんを止めて、自らがその責任で千鶴ちゃんに傷を付けるところ くらいだったような……(>_<) ENDも穏やかで良かったのですが、普段 不言実行な彼が 感情的になるシーン（特に千鶴ちゃんに対して）がもっと見たかったなぁ、と思います。 斎藤さんは、どこまでも穏やかで自分を律していて、そこが物足りない(>_<)！！ と思いつつ、やはり支えてあげたくなる御仁でした。 「思慕」というより、私には「敬愛」だったかもしれません……。
一番、最初に攻略した平助君。 とってもとってもひた向きで、プレイが本当に楽しかったです(*＾-＾*)vv 理屈で考えるより先に感情で行動してしまう、という性格も嫌味がなく表現されていましたので、返って好ましく見つめておりました＾＾ 【三章】の平助君が羅刹になってしまう原因の事件にて。 「……オレが守ってやるよ。 おまえを狙う全ての敵から、オレがおまえを守ってやる」 のセリフには心臓わし掴まれましたッッ。 その時の振り向きCGも格好良くって〜〜(T-T)！！ 彼の「守ってやる」は、いかに彼女を「女の子」として好いているか、がこれまでに描かれているので不自然でなくて本当に感動してしまったんです。 初めてプレイしたのが平助君でしたので、「羅刹」化した攻略キャラクターを見るのも彼が初めてで……。 最初は切なくて仕方なかったです（；； なので、【六章】で千鶴ちゃんが血を与える場面。 血を舐めるたびに平助君の瞳から、苦痛が和らいでいく。 ……ああ、私は今、この人の役に立っているんだ……。 こんな状況なのに少し嬉しくなっている自分を自覚して、私は小さく目を伏せた。 という心情に、思わず共感してしまいました(T-T) 「自分だけが」彼のためにしてあげられること。 その気持ちの高揚と背徳感。 限りある生の「新選組」を題材としてよく考えられているなぁ、と感心もしました。 同じく【六章】で、仙台に乗り込もうとする自分に随伴しようとする千鶴ちゃんへのセリフ。 「……探しに行こうとしたって、この脚が、今すぐに崩れるかもしれないんだぞ」 「だったら、私が支えるよ……」 「……手が届きそうになったって、この腕は、今すぐに崩れるかもしれないんだぞ……！？」 「だったら、代わりに私が手を伸ばすよ！」 この会話に締め付けられました！！ 羅刹となっても明るさを失わないようにしていた平助君のセリフだったから、余計に深く刺さってしまって…(T-T) この千鶴ちゃんの言葉に胸打たれ、 「おまえのために、もう少し生きてみるよ」 と言ってくれた平助君も大好きです！！ しかも、洋装になって断髪した平助君たら男前度が格段に上がってるし〜(T-T) って、違いますか（笑） どっちの平助君も好きだけど、断髪後は更に素敵になってましたvv 【七章】最後に血を与えるイベントにて。 「オレは羅刹。この身は確かに、さっきまで斬り伏せた敵と同じものなんだ。 あいつらと違うのはたった一つだけ」 首を傾ける私を見つめ、平助君は穏やかに笑ってみせた。 「ーー おまえがいるかいないかだけだ」 う〜〜わ〜〜(T-T)！！ 染みて沁みて仕方なかったです！！！！ この後のキスイベントも好きでした。 二人で一つの存在、というような感じがじんわり来たんです（；； 平助君を最初に攻略してよかったなぁ、と思います。 損得勘定抜きで考えられるキャラクターだから、懊悩したとき、千鶴ちゃんの存在を噛みしめたときの感情がすごく深く感じられて、素直に感動できたので。 初めて見た恋愛ENDも、今までの刹那刹那に生きるのではない、穏やかな二人が本当に嬉しかったです(T-T) 平助君シナリオは全てが初めて尽くしだったので、今でも大好きなシナリオです＾＾
「薄桜鬼」をプレイしていて、攻略するまで気になって仕方のなかった御仁の原田さん。 それはもう、艶のある容貌と、千鶴ちゃんを「女の子」として扱ってくれる柔らかな物腰が堪りませんでしたvvvv 結論的には、私の中で沖田さんを越えることはなかったのですが、それでも原田さんシナリオはドキドキしどうしでしたよ(*＾-＾*)！！ 【五章】。「鬼」に追われる身を厭い、新選組に迷惑がこれ以上蒙らないように夜半、釜屋を出て行こうとする千鶴ちゃん。 「女が一人歩きするような時間じゃねえぞ」 「どこに行くつもりだった」 それまで、「鬼」との接触が原因で彼女を避けていた原田さんだったのに、低く鋭い舌鋒で止めてくれるのが嬉しかったんです〜vvvv 原田さんシナリオは、千鶴ちゃんがどこまでも守るべき対象の「女」ということが甘く織り込まれているのが良いんですよね(T-T) この後に続くキスイベントも、見えない原田さんの気持ちに返ってドキドキしてしまいました。 いつか打ち明けてくれる、という前提でなら不透明な愛情表現も嫌いではないです(*＾-＾*) そんな原田さんの夢。 「俺の夢はだな……、惚れた女と所帯を持って、静かに暮らすことなんだ」 「金は……、まあ、嫁さんを困らせない程度に稼いどきゃいいかなって思ってる」 を、照れくさそうに、でも甘く喋ってくれる遊佐さんに完敗しました(T-T)vvvv 遊佐さんの話す「嫁さん」という言葉が、それはもう優しい言い方で〜〜//// うぉ。 と感激した後にくる、同じ口から語られる 【七章】のあまりに激しい想いの丈…。 「これから先、俺にはきっと何十回でも、おまえと何かを天秤にかける時がくる」 「それでも、選ぶのはおまえだけだ。 ……捕まるってな、そういうことなんだよ」 私を見つめる瞳に一瞬の闇が落ちる。 この瞬間、彼はもうひとつの道を諦めた。 「腹をくくる。だから……」 「千鶴。 おまえも選べ。 放すな。ーーこの俺を」 うわ〜〜(T-T)！！ と感激していたら、まさかの「逢瀬」CGが……！！ 原田さんはこの時点でまだ「人間」のままで。 その彼が「女鬼」である彼女と契るのは……本当に深い 誓いの表現だと思いました。 そして、千鶴の父親、綱道との一騎打ちの場面。 「……親殺しの罪は、俺が背負ってやる。恨み言なら、後で何十回でも聞いてやる」 「だから ーー 目を閉じてろ」 が、また優しくて〜〜(T-T) もちろん、口調は激しいんです。でも、内容があまりに優しくて浸ってしまいました……。 「何十回でも」というのは、この先を千鶴ちゃんと生きて、彼女が恨み言を言うのであれば最後まで離さずに聞き続ける。 ということなんだろうなぁ、と感じたからです(T-T) さらに、このシナリオに入るまで「不知火」のことを、一番身勝手な鬼、というように解していたのですが、それが全く違った面を見せられたことも感動しました。 実は、敵方の鬼で一番情に厚い鬼かもしれません。 原田さんはエンディングまで、ずっと人間のままでしたね＾＾ それが彼のシナリオの【核】なんだろうな、と思います。 たくさんの道の中から彼女を選び、それと同じ数だけ同時に捨てるものもあって。 その中に、彼女が「鬼」であることも入っているのだと。 左之助さんの中で、千鶴ちゃんは唯一の「惚れた女」というだけの存在なのでしょうね＾＾ それが、しみじみと嬉しかったシナリオでした(*＾-＾*)
千景です！！ ついに大本命の千景ですvvvv いやん、もう待ってたわ〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) と、壊れる私（笑） 千景は最初、 ”うぅ〜。随分と低い声だな” と思ったのですが、それはそれは……。 その低音こそがッッ。 千景の真骨頂ですよねッッ//// また引き合いに出して申し訳ありませんが、そこら辺が何だか 『遙か3』 の「知盛」に似ているなぁ、って思いました。 千景は自分に都合の良い女鬼としてしか千鶴ちゃんを見ていないのが、ありありと見えるルート展開ばかりをプレイしていたので、彼がどのように堕ちて（笑）いくのかが楽しみで仕方なかったんですvvvv 三章までは共通パートなので個人パートの四章に入ってから、そのきっかけを見ることが出来て嬉しかったです(*＾-＾*) 新選組の後を追って京から江戸へ向かう、という千影に、同じく彼等からはぐれてしまった千鶴ちゃんが同行を願い出る場面。 「……ねじ曲がった性格だとは思うけど、嘘で物事を偽るのは嫌うんじゃないかな」 と、千景の本質を捉えてしまう千鶴ちゃん。 その彼女を見て、口の端に薄い笑みを浮かべながら……、 「俺の後ろを勝手についてこい」 って！！ きゃ〜〜ッッ。きゃ〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) って思いましたよぅ(T-T)vvvv 素敵すぎますし、艶も垂れ流しすぎです（笑） 【六章】の選択肢から分岐するノーマルENDでは、彼が新選組のことを、 「そうだな……ここは夢にしがみつき、 侍を捨てきれなかった奴らがたどり着いたところだ」 と表してくれた言葉に、じんわりきました(；； あの、背中を追いかけるエンディグも素晴らしい表現でしたね〜(T-T)！！ なかなか忘れられそうにない切なさと、彼らへの愛しさをしみじみ感じました……。 じわっときた後に、楽しみで仕方のなかった恋愛ENDを見たのですが。 来ましたよ！！ 千景の告白がッッ//// 「おまえが気に入った」 「初めは女鬼と言うだけで興味をひいた」 「新選組の奴らと遊ぶための口実だっただけなのにな」 そのまま口付けを交わすのですが〜〜vvvv 伏せられた睫毛が長いとか、 綺麗な顔立ちをしているとか、 口付けが意外なほど優しいとか……。 と、千鶴ちゃんが陶然と頭の片隅で考えている事柄に身悶えしましたッッ(T-T)！！ あの横柄な態度で、気に入ってしまった存在には優しさが沁み出してしまうって。 千影の婀娜っぽさに眩暈を感じましたよ（笑） でも、でも！！ 「心の整理がついたら、俺の所にこい」 「いや、来なければ迎えに来る」 と、まで言ってくれたのに！！ 他の攻略隊士には当然のようにあったのに！！ 後日談がない、ってどういうことなんですか〜〜(>_<)！！！！ いわゆる、「隠し」に相当するキャラだからなのでしょうか……。 思わせぶりな言葉で終わってしまったので、余計に悔しいと思いました。 「総領」の嫁とか、そんな難しい状況は望みませんから、千鶴ちゃんと千景が寄り添っているところ。 出来れば、心を許してしまった千影が彼女だけに見せる「何か」を堪能したかっただけなのに！！ うわ〜〜ん。大好きなキャラクターだから、余計に残念でした(T-T) と、本当に後日談が心残りなだけで、千景は私が当タイトルで一番好きなキャラクターとなっています (*＾-＾*)vvvv 以上、キャラ語りでした。 キャラによって、本当……文章の長さに差が……。 一さんファンの方、ごめんなさいです＾＾； このゲーム。攻略キャラの造詣が素晴らしいな、と思うと同時にエンディングを盛り上げてくれるED曲も大好きでした♪ 『薄桜鬼』は媒体によって、OP曲もED曲も違うのですよね。（PS2、PSP、DS） ですので、私が聴いたことがあるのは「DS」のものだけになるのですが、キャラクターへの愛情が深くなるばかりの仕上がりに感激しながら聴いていました。 攻略キャラクター毎のエンディングを見れるようになっているので、ずっと沖田さんのエンディングばかりを堪能していたこともあります＾＾； 大好きなキャラクターのENDを見た後に、そのままの気持ちで余韻に浸れるっていうのが幸せでした＾＾ まだまだ『薄桜鬼』の世界はメディア展開していきそうですが、私はこのタイトル一本で十分楽しませていただきました(*＾-＾*) 実に綺麗な、完成された世界だったと思っております。 |
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（2010.04.09 UP） |
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