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ついに本作で最終作となった『里見八犬伝』シリーズ。 続編にはあまり興味を抱かない私にしては珍しく発売されたらその都度、あまり間を空けずに楽しんでプレイをさせていただきました^^ それは私自身が時代ものが好き♪ という、趣味嗜好を持っていたせいもある、と感じております。 例えば、本シリーズ内の何でもないゲーム背景なんですけれど、宿屋に泊った際、囲炉裏とその側に立てかけてある大きな真四角の板がありました。 "これって何に使うんだろう?" と思った時に、"あ! もしかして、囲炉裏を使い終わって、いざ布団を敷く時に、その囲炉裏を片付けたスペースに被せる板なんだ! そっかぁ、こういう手間を普通にかけることが、信乃ちゃんたちの日常なんだなぁ" 等と、感嘆することが多かったんです。 そういう小さな発見をシリーズの節々ですることがありましたので、ゲーム自体の他にも楽しみを見つけることが出来たというプラス点ですね^^ しかし、そうではなく。 あまり時代そのものに興味が薄い方であれば……。 信乃ちゃんが村雨丸を得てから、最終作まで彼女の【守る】という強い信念は変わっておりませんから、例えば本シリーズが、従来作品のようにトリプルパックとなってPS Vitaに移植発売。 三部作を立て続けにプレイをする、というのはキツイのじゃないかなぁ、と思ったり……します。 信乃ちゃんの思考に、だんだんと飽和状態になってしまいますので^^; ーーと、自分自身がプレイを終えたからと言って、先の事ばかりを案じても駄目ですね。 肝心の本作紹介をしなければ(≧△≦)b★ まず第一に。 宿敵・玉梓との決着を見ることが出来ます! ブラヴォ〜ッッ\(^0^)/ が、その……。 決着の付け方は、サクッとしたものであると最初から覚えておいた方が良いと思います。 壮大な物語が展開される訳ではありませんでしたので^^; (ですが、古典そのものもどうやらアッサリ終焉のようですので、Rose様の非では無いかと思いました) 後は……、う〜〜ん。これは褒めた部分ではなく、欠点になってしまうのですけれど。 シナリオが判子状態です^^; もうですね、あらかじめ流れが決まっているのです。 以下、ネタバレですよ。 「城主・義成公の子息、義通の誘拐 → その決着」 →「関東公方と関東管領が結託するので、その反撃準備開始」 →(五十子城潜入組と、稲村城後方支援組に分かれる) →「準備を終えての最終決戦描写」 →(ここもまた、三連車戦、水中の鎖戦、船上戦、の三種に分かれます) → そして! 【村雨丸の返還】!! → 最後に、「武士として里見家に仕えるか、女子として里見家に仕えるか」の二択。 と、誰のルートでもなっておりますため、今回は飽きが早いかもしれません。 そう、中身のシナリオが枝分かれしているのはいつも通りなのですけれど、エンディングがね〜。 誰のルートを通っても内容が変わりませんから、正直、自分の関心が少ない八犬士では "また?^^;" と感じてしまうのではないかなぁ、と……思ってしまうのです。 ご、ご、ご、ごめんなさい(;´Д`)! 更には、マイナス点ついでに、私が本作で納得しがたかったことを述べさせていただきますねm(_ _)m いいですか。いきますよ〜。 すぅ。 浜路が生還した意味ってあったのですか(>_<)!? ……と、いうことです。 実はこれが一番の不満でした。 前作『浜路姫』で信乃ちゃんとの強い絆を以ってして、伏姫様からの加護を賜った浜路だったのですが、 本作では活躍の場が全くもってありませんorz あれだけ信乃ちゃんを想うが故に、その命を散らした浜路が……。 今作では【ただその場にいるだけ】。 八犬士としての絆にも入れず、信乃ちゃんからは幼馴染みとしての信を得てはいますけれど、それも【ただそれだけ】。 決して、恋人になれる訳ではなかったのです。 しかも、本作が最終作じゃないですか。 だったら、信乃ちゃんが行き着くエンディングはこれが最終的なものになるのじゃないかな、と考えてしまい……。 そうすると、『浜路姫』で浜路と迎えた恋愛ENDが朧(おぼろ)に感じてしまい……。 だって! と息巻いてしまうのですが、 前作では最上ENDでも浜路と二人きりのエンディングが無かった のですよ(>_<)!! 必ず、荘助くんとセットで仲良し幼馴染みな内容でした。 (それは『浜路姫』での荘助くん自身も必ず三人で迎えるエンディングでしたので、痛み分けなのですけれど、でも、荘助くんは本作でのエンディングが約束されている身じゃないですか(;´Д`)!) 『浜路姫』には『浜路姫』での事件を通して、各八犬士が抱える事象を昇華できましたので、作品自体に無駄はなかったと納得しておりますし、むしろ好きな作品です。 が。 そこで生を得て、信乃ちゃんの傍にいることが赦された浜路に意味はあったのかな、と、どうしても考えてしまうのです。 八犬士のシナリオに齟齬をきたす、という名目。 もしくは、『八珠』『浜路姫』でのサブキャラ攻略としての特別感がなくなる、という理由であれば、最後の最後に開く本作の【私の物語】のように、SSでも構わないので、すべての旅を終えた信乃ちゃんとヽ大法師……までは望みませんけれど、でも。 浜路が寄り添っている様を描いてくれたなら、意味を見出せたのに……。 と思わずにはいられませんでしたorz …………。 ……………………。 以上! 私自身が躓いてしまった、本作品の小さなほころびでございます。 以下からは、八犬士たちのシナリオを愛情を以って綴っていけたら、と思っておりますので、宜しければお進みくださいませ〜(*´Ω`*) (「里見八犬伝 村雨丸之記」のバナーに使用されている画像の著作権は、アートムーヴ様に帰属します。 また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m) そして、さらに「ごめんなさい」! キャラ感想と上記、感想導入部分の打ち込みに日が開いてしまいましたため、内容が重複している部分があります。 何度も何度も同じことを読ませてしまい、申し訳ございません(>_<)!!
幸せでした〜(*´Д`)! 荘助くんを信乃ちゃんと添わせてあげられることが本当に幸せで……! 感無量中でございます〜〜(⊃Д⊂)vvvv が、これは私が "荘助 >浜路" 派であるが故に、とっぷり幸せに浸かれるのであって、 浜路派の方々に荘助ルートはキツイだろうなぁ(>_<) と感じております。……はい。 まず、荘助くん語りを幸福感で終わらせたいので、浜路へのマイナス視点を打ち出してしまいますね^^; *荘助くんルートで発生する [ 小話 ] 対象者が浜路なため、どうしても信乃ちゃんへの想いを抱えた浜路がシナリオに絡んでくる *信乃ちゃんは浜路のことも大切な【幼馴染】として見ているため、もちろん、突き放したりはしないが、その分、浜路にとって残酷な関係性にもなっている *信乃ちゃんは荘助くんのみを想っているので、当然、浜路の想いは報われない *唯一の浜路ENDか? と思われるサブENDも、浜路が恋心を「呑み込む」展開で終了 *今作で報われないのなら……。前作『浜路姫』で浜路だけのエンディングを用意して欲しかった(;´Д`)! ーーというところでしょうか。 これね……。 生き残った後に、本シリーズの終章である今作で浜路との恋物語が成就されないのなら、浜路が前作『浜路姫』で生還したことは信乃ちゃんの寂寥感を埋めるだけの行為であって、乙女ゲ的には何のプラスにもなっていないのでは? と感じてしまいました。 だって、と思ってしまうのですが。 いかな前作『浜路姫』で信乃ちゃんと浜路が寄り添うENDを迎えたにしても、【玉梓との決着を見る】今作で幸せになれないのなら……。 前作で迎えたエンディングって意味があるのかな? とですね、考えてしまうのです。 ヽ大法師のようにある程度の憧憬のみで語られる関係性なら納得はしやすいのですが、今作でも浜路ってばきっちり&しっかり? 信乃ちゃんを想っているのに、それが報われないなんて(;´Д`) うぅぅ。残酷するぎるよ、この展開……orz ーーと、荘助くんファンの私ですら思ってしまったマイナス事項になります(>_<) で、以下からは荘助くん視点でのルート感想なのですが、 荘助くんが緒編『八珠之記』の荘助くんに戻ってる(≧ω≦)!! が、第一印象でした(笑) 『八珠之記』では、本当に命を賭すことさえ厭わない信乃ちゃんへの真心に、滅法中てられてしまった私なのですが(〃ノωノ)vv 続編『浜路姫之記』では、メインヒーローである浜路との格差を出すためか、穏やかであったはずの荘助くんの人物像がすっかり鳴りを潜め、とにかく嫉妬をしてくる展開だったように記憶しています。 それはそれで、荘助くんの人間らしさを垣間見れて私は好きなストーリーでしたけれど、緒編と続編の荘助くんの人となりの違いに戸惑いを感じられた方も多いのじゃないかな? と思っておりました。 が! 今作の荘助くんは、すっかり元の? [ 人が好いため押しが弱く(笑)、女だてらに前線で戦う信乃ちゃんをいつも心配している ] 。 そんな荘助くんに戻っているんです〜〜8(≧△≦)8)))) えぇ、えぇ。 まさしく【そんな荘助くん】に惚れ込んでいた私には、ひたすら彼の恋人となって想いを返せることが嬉しくて!! それはもう、みっしりと幸せを噛みしめてプレイさせていただきました。……うっとり〜(*´Д`)vv まぁ、それでも序盤に一度のみならず続けて [ 荘助くんに気のある女性 ] を登場させるのは、やり過ぎかな、とは思いましたけれど(笑)、 「僕と君は幼馴染で、僕はずっと君を見てきた。誰よりも傍にいた自身があるし、誰よりも君のことを分かりたいと思ってきた」 「それってね。信乃。君の悪いところも、僕が一番よく知っているってことだ」 「……!」 「それでも、僕は君がこの世で一番好き。君は僕の好きって気持ちを甘く見すぎだよ」 「僕が好きなのは、可愛い君じゃない。 君だから、可愛いって思うし好きなんだよ」 というセリフを荘助くんから引き出すためなら構いません(*´Д`)! むしろ、このキャラクターにしてこのセリフ有り、という感じで、そのキャラクターに見合った決め台詞を織り込んで下さるRose様に感謝をせずにはいられませんでしたvv こんな風な荘助くんがシナリオの基盤だからでしょうか^^ わたし的には驚いたんですけれど、玉梓の心中まで掘り下げて進んだのが、何と。 親兵衛ルートではなく荘助くんルートでしたもんね! まぁ、あくまでも [ 玉梓が主人公となっている訳ではなく、荘助くんルートの中で、サブキャラ的な扱いとして ] の展開になりますため 説明不足感は否めませんでしたが、それでも納得することはできました。 そっか、そっか。 永きにわたって続いてきたかのような里見家と玉梓との確執は、そう言えば、ここ十数年のことでしかなかったんだ^^; とも思い至りましたしね(笑) もっと壮大な敵にも思えていた両者の関係が、 [ 村雨丸でバサー。キャー ] みたいな感じで終わっちゃったな、と(笑) でも、原作古典でも玉梓との決着はあっさりだったような気がしますので、そこは実は期待していなかった分、楽しく読み進めることが出来ました^^ とと、「小感想」なのに長くなりすぎちゃった気が満載ですので、このままエンディングの感想に参りますね〜(>_<) 【涙の刃】 これは……。これは〜〜〜(T-T)! あそこでボロボロ泣いてしまう信乃ちゃんと、掠れた声で「君が好き」と絞り出してくれた荘助くんとが……。 何と切なくて、乙女的に良いシチュなのか! と感動してしまいました。(←) 【唯一の秘密】 ああ、これですね。私が上記で述べた [ 浜路寄りのサブEND ] は。 ストーリー的にはあって当然のエンディングかと思いますが、わたし的には不要だったエンディングでございました。 浜路が黄泉返りをしてまで、存在する意味を見出せませんでしたので(;´Д`) 【選んだ答え】 これは、大塚村を出発した二人のまま、信乃ちゃんに見返りを求めず無償の愛を注ぐ荘助くん。という立場でなら納得です。 荘助くんなら「君の傍にいられることが、それだけで幸せ」と笑って過ごしてくれるのでしょうね(*´-`*) 【二人の道】 このENDの荘助くんが可愛かったです〜〜(≧ω≦)! 信乃ちゃんのことを好きで好きで仕方なく、一日でも早く二人だけの時間を過ごしたい、と願っているのが手に取るように分かりましたし(笑)、その切羽詰まった感が実に彼らしかったので(≧ω≦)vv この、「祝言」まで一歩手前のエンディングが一番好きでした(*^-^*)vvvv 【すべてを抱えて】 ごめんなさい! 私、このエンディングが苦手なんです(>_<)!!!! でも、こんな風に感じているのって、私くらいなものだと思います。 けれど……浜路ファンの方々には、どう映っているエンディングなのでしょう。 以下、ネタバレ込みの負な感想。 「荘助くんと夫婦になって10年後の二人。が、メインは信乃ちゃんと荘助くんではありません。 何と、二人の娘(10歳)と浜路がメイン! 要は、浜路に心底惚れちゃっている娘ちゃんが、浜路に猛アタックをしている内容で、浜路はおたおたしているのですが、信乃ちゃんの「あの子が浜路を変えてくれることを願っている」というような一文が苦手で、苦手で(>_<)! 公式様に発表されてしまったら、それが公式展開の浜路の未来図となってしまうと思うのです。 メインの二人ではない、サブキャラクターの恋愛的な未来をベストENDで描写されてしまったら……。 多分、信乃ちゃんと添えなかった浜路への救済策かと思われるのですが、以下は私が「親」であるからこその考え方だと思いますので、いち考察としてのみ流し読みくださいませ。 いくら血が繋がっていようとも、信乃ちゃんと娘ちゃんは別個の、そして一個の人間であります。 別々の人間で、そこに「信乃ちゃん」という要素は含まれません。 それなのに、信乃ちゃんと血が繋がった娘だから、という理由で多分、娘ちゃんと浜路の仲を推奨してくる公式様の考え方には……。本当の本当に悪口を吐きます。 気持ち悪さを覚えました(;´Д`) 乙女ゲ的に、例えば、娘ちゃんがヒロインの作品として、最終ボス的な存在として(笑)浜路が攻略対象になり、振り向かせるというのなら全然OKなのですが。 ヒロイン・信乃ちゃんと添えないから、じゃあ、その近親者である娘ちゃんと。 という考え方は、わたし的にかなりアウトだったのです。 そんな気持ちで荘助くんと結婚したのじゃありませんし、まして、そんな目で娘を見れません(>_<)!」 荘助くんとのベストENDなのだから、(わたし的には)余計な描写を含まず、信乃ちゃんと荘助くんとの仲に終始して欲しかった(;´Д`)! というのが……、申し訳ございません。 荘助くんの最終感想となってしましました。 わたし自身、こんな感情で締め括ってしまったルート感想にショボンでございます。 荘助くんに寄り添ってシナリオを進めてこれた!という沸々と湧き出る幸福感があるだけに、余計に残念でございますよ〜(⊃Д⊂) 本当に申し訳ございませんでした。 が、荘助くん自身ではない横道な部分でケチを付けてしまいましたが、荘助くんとの恋愛描写は大好きでございましたし、本当に幸せです(*^-^*)! やっぱり荘助くんが最愛なんだよねぇ、私……、としみじみ感じた最終作でございました(*´Ω`*)vvvv
相も変わらず…… 道節がひたすら可愛かったです〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) 一体、何なのでしょうね。あの滲み出る "両頬をむに〜っ" と引っ張ってやりたくなる可愛さは!(笑) よくもまぁ、あれだけ口が悪いに関わらず、道節のような魅力を引っ張り出せるものだ、と感心してしまいます。 Rose様ならではの描写なのかなぁ、と、またも感嘆(*´Д`)vv あ。 ではなくてですね^^; (道節、可愛い〜vv しか言っていませんでした(;゚д゚)!) 道節はそれでなくても、シナリオを楽しみにしていたキャラクターだったんです。 だって、 ついに扇谷定正との決着を見る んですもの(≧ω≦)! 時を同じくして、同様の目的を抱えた毛野さんは緒編でその本懐を果たしました。 けれど、道節はずっと虎視眈々と狙い続けていたのですものね。 ですが、まぁ……、 結論としては【あっさり】だったな と感じています。 道節自身としての仇討への執着と、八犬士としての決断。 それらをぐるぐると抱え、それこそ悶絶するほどのシーンはなかった……、と思いましたから(>_<) けれどですね、その後の展開はとても好きです^^ "黄泉返り" として、どこか忌まれていたきらいのある道節がお国の英雄になれたと思える描写が、すごく嬉しかったから! ーーと、それはエンディング語りで述べられればいいな、と思いますので、その前にサクッと道節ルートの感想を打ち込ませていただきますね(*^-^*)♪ 道節ルートは恋人になった後の、それはもう【信乃ちゃんに悋気深い&独占欲の強い姿】を見せてくれます(笑) これはちょっと、見る方によってはうざったいかもなぁ、と感じるほど^^; でも、そんな道節の言動を、「好きな女の子を前に素直になれない【まるで思春期のような】男の子」という視点で見ると……、 ものっそ萌えました(*´Д`)!!!! [ 第三章 ] にて、敢えて詳細は省きますが、 「……っ。おまえは花嫁姿をしているというのに、俺のためじゃないなんて。くそ……」 とか言うセリフやら、その後の褥やら(笑) めちゃくちゃ身悶えしてしまいましたからね〜〜(≧ω≦)vvvv あ。そして、ここからは早くも各エンディング小感想へ参ります。 エンディング分岐が道節は早いのですよ〜^^; 【重ならない道】 多分……。八犬士の中で唯一だったのじゃないかな、と思います。 仇討に巻き込みたくないからこそ、 別れを告げられました(⊃Д⊂)! その後の信乃ちゃんの対応によって、エンディング分岐をするのですが、これはもう二度と道節の隣を歩けなくなる場合の結末。 道節の末路もまた……、暗澹としたものになるのかもしれませんorz 【終わりなき道】 これは〜〜。一応、HappyEnd後、という設定で良いのだと思いますが、要は【因果応報】END。 少し違うかもしれませんが、「人を呪わば穴二つ」という結末でございました(´人`) 【似た者同士】 か……、可愛かった(*´Д`)! 「幸せにしてやる。 おまえが俺に俺に与えてくれた分だけ、生涯をかけてでも」 「祝言……、挙げてやってもいいよ」 「ああ……、そうか。じゃあ、嫁にしてやる」 〜〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ やめて〜! 保志さんに「嫁にしてやる」とか止めて〜〜(〃ノωノ)vvvv と輾転反側が止まらなかったエンディング(笑) 【あるがままに】 これもね〜、好きでしたね〜^^ 「たまには男の姿となったおまえと真剣勝負がしたい」だったかな? "どうしても女の信乃ちゃんを幸せにしたい!" という悲願(笑)でいっぱいだった荘助くんルートの後にプレイをしたからでしょうか。 さらりと、からりとしている道節が素敵だなぁ、と惚れ惚れしたのでした(*^-^*)vv (もちろん。優しさで出来ているような荘助くんも大好きですよ^^!) 【守り抜いたもの】 「俺は、おまえしか必要ない。他の女など構うつもりはないから、余計な心配はするな」 「いいか、だからおまえも俺だけを愛せ。もしも他のやつに目を向けたら……」 「……燃やすぞ! とか?」 「俺は……、 おまえを奪おうとした相手を殺すだろう」 激萌えしました〜〜〜(〃ノωノ)!!!! しかも、私自身、別にDT中という趣味はないと思っていたのですが……。 道節からのいっぱいいっぱいに照れた告解には、身悶えが止まりませんでしたし(*´Д`)! "う〜ん、毛野さん辺りはスマートにこなせちゃうんだろうけど、それも愛あっての行為ではなかったから、信乃ちゃんとの行為がそれは心地良いものになっているんだろうなぁ。 で、その真逆に位置する道節は……。信乃ちゃんとの行為が、それこそ天にも昇る心地なんだろうね〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv" なんて、本当にオバさんめいた妄想をしてしまいましたもので(笑) 信乃ちゃんもストーリー内で話していましたが、緒編での道節との出会いは本当に最悪です。 (まず、立腹しないで序盤を乗り切れる方は少ないと思いますから^^;) けれど……。 『浜路姫』をも経た今作の道節は、八犬士であること。 信乃ちゃんを守ろうとするだけではなく、彼女の自主性を重んじようとしてくれる気概から。 喧嘩っ早い信乃ちゃんには、とっても相性の良い男性に成長したのだろうな、と感嘆してしまいました。 あ。忘れてた(;゚д゚)! 定正との決着を見た後に、両親の墓前に「"紹介" ではなく "報告"」を済ませていた道節が、本当の本当に素敵だったと思います! ああいう風に一途なところを見せてくれるので、道節には私も甘くなってしまいますし、適わないなぁ、と嘆息するばかりなのでございますよね〜(*´Д`) 結論。 道節の一見、分かりにくい。 けれど、とことんまで愛してくれる情の深いところが大好きでございます(≧ω≦)!!!!
現八さん、大好き過ぎます〜〜〜〜〜(〃ノωノ)vvvv 前作『浜路姫』で "おぉぉぉぉ(;゚д゚)!" と感嘆した現八さんルートだっただけに、今回は まぁ……。 そんなにシナリオに奥行きがある訳ではないんだろうな、と思っていました。 現八さんの抱えているものは、前作で出し切った感じが致しましたので(´人`) そうしまたら、やっぱりそんな感じでした(≧△≦)b★ 信乃ちゃんが村雨丸との在り方について煩悶する姿を、現八さんが現八さんの考え方を以って取り成す、というね。 でも、その [ 現八さんとしての考え方 ] が相変わらず、筋道が立っていて惚れ惚れとするものでしたから、私としましては充分に楽しんでプレイをすることが出来ました(*^-^*)! あ。でも。 個人的マイナスな見解を言わせていただけるなら……。 幾らファンサービスの結果とは言え、 現八さんの「女装」は美しくなかった(>_<)! と思います。 作中では、さんざ信乃ちゃんが「美しい。綺麗!」と褒め称えているのですけれどね。 私にはどう見ても骨格のしっかりした男性(イベントCG)にしか見えませんでした^^; プラス点としましては。 序盤の義通様救出事件? をやり越した後は、それぞれ最終決戦へ向けての潜入組になるか。 はたまた、稲村城に残って備えを万全にするか、というチーム編成に応じたシナリオに分岐するのですけれど。 現八さんのシナリオで [ 駢馬三連車 ] への対抗策が掘り下げられていたのが可笑しかったです^^ 「猪」を集めるための餌? となる大角さんの悲しげな表情とか(笑) 大角さんのピンチに颯爽と現れて、獣を軽くいなしてしまう現八さんのスマートさとか(≧ω≦)! いやもぉ、素敵でした。あははははは^^ と、ここまで本編を進めたら後はエンディング分岐となりますので、小感想へ参りますね。 【刀に抱かれて】 「これがあなたのした決断ですよ。ここで僕と共に錆びつき、腐り果てましょう」 「これで最期まで一緒ですよ、信乃」 だなんて言われて、「キャ〜〜〜8(≧△≦)8))))」と喜んでいたんです、私。 あぁぁ、それなのに……。 本作品の最後のエピソード【私の物語】を読んでしまうと、「村雨丸」の独占欲にも感じられて心地良かった上記セリフが、彼にとってはただの足枷にしかなっていなかったと知りーー。 今では申し訳ない気持ちしかありません〜〜(;´Д`) 【まやかしの勝利】 これもね、気になったんですよ。 この後の信乃ちゃんと現八さんの仲って、どうなるんだろうなぁ、って。 あまり良い感触では終われそうにない二人の姿ではあるのですが、サブENDとしては嫌いではないです^^ 【武士の決意】 はい。エンディング名を見たまんまの内容でした(笑) これは夜の鍛練で現八さんに「勝って」しまい、呆然とする信乃ちゃんが印象に残っております。 平和になってもずっと頑張ってきたんだなぁ、としみじみしてしまいましたので(*´-`*) が、その後の「守る」「守られる」の二人の問答は、ほぼ作品内の常套句と化しておりましたけれどね(笑) 【女の幸せ】 ごめんなさい(>_<)! 現八さんファンなんですけれど、ファンだからこそ言わせてください! 「祝言」の日取りを言い忘れるとか、現八さんにはあり得ないでしょう(;´Д`)!! これは……。 私個人の見解ですけれど、エンディングラストの「喧嘩をしても好き」というような流れに持って行くためだけに織り込まれたエピソードだとは思いましたが、それにしたってあり得ない! とorz 現八さんの魅力は、思考を掘り下げて行く姿勢だと感じております。 その際に、いろんな状況。そして、相手方の立場までを考えて、結論を導き出す。 それが、本シリーズの中で大角さんと現八さんに共通している部分かな、とね思うのですよ。 それなのに、人生最良の日取りをですよ、最愛の女性に告げないだなんて、 なんて現八さんらしくないことか(>_<)! わたし的には信乃ちゃんの気持ちに寄り添って、現八さんに憤る気持ちは残念ながら無く。 Rose様が [ キャラ設定を折り曲げた現八さんを【GoodEND】で描写した ] ということが切なくて……。 BAD系ENDなら分かるんですけれどね、うん。 ということで、ごめんなさい。 HappyENDではあるんですけれど、あまり好きな内容ではございませんでしたm(_ _)m 【溢れる強さ】 「おまえが一人だったら、きっとおまえは刀を振るい続けていた。だが、おまえは……俺を選んでくれた」 「俺は、おまえがおまえであってくれたらそれでいい。 おまえが俺のものでいてくれる……、 それ以上のものは何も望まない」 そうそう! これよ。これなのよ〜〜(≧ω≦)! こんな風に信乃ちゃんの意志を汲んでくれる現八さんが好きなんです(*´Д`)vvvv 大塚村に行く途中で、袖をたすき掛けにした信乃ちゃんも溌剌としていて可愛らしかったし、それを認めてくれる現八さんも好きでした^^ さすがに現八さんも人の子。 自身の親である糠助さんには及び腰となり、なかなか会いに行けなかった、というところも共感している部分であります。 (最後には歩み寄れて良かったですしね(*^-^*)!) そして、エンディングのラストも好きでした。 こうして、愛情を繋いでいくんだなぁ。幸せだなぁ(*´Д`) と、惚れ惚れしてしまったので//// 何度も申しますが、最終作でありながら現八さんのストーリーにおいて、現八さん自身が能動的に動いているシナリオではないとは感じております。 が、それでも。 合い間合い間に織り込んでくださる現八さんの魅力がありますので、ファンの方なら楽しんでプレイできるはず♪ かく言う私も、現八さんに涎を垂らしながらのプレイでございました〜(〃ノωノ)vvvv (最後にvv 現八さんもストイックそうに見えて、信乃ちゃんにだけは抑えが利かなくなるという素敵ムッツリ設定が、実に素晴らしかったと! 感じておりまする〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv)
小文吾が好きです(*^-^*)! 八犬士の皆が本当に好きなので、攻略順に悩んでしまいましたけれど。 悩んでしまった結果……まぁ、序盤の方に小文吾を攻略したのですけれど……。 あぁぁぁぁ。 満たされました〜〜(*´Д`)vvvv まず、小文吾ってば 緒編でも続編でも。 目をね、まるでハートマークにする勢いで「毛野さん、毛野さん」言ってたじゃないですか。 "それが小文吾だよね" とは半ば苦笑しながら思いつつも、やっぱり信乃ちゃん目線ではスッキリしない。 けれど、本作ではそれがまるっと無くなって、毛野さんには篤い友情しか抱いていないんです。 その男気が垣間見える、毛野さんへの感情の変化が嬉しかったんですよ〜(*´Д`) 安心して実は篤実な信乃ちゃんへの愛情にとっぷりと身を浸すことが出来ました//// そして、ストーリーも面白かった! と感じております。 序盤の義通様奪還の筋書きも諏訪明神のうろを見つけるくだりにドキドキしてしまいましたし、奪還時そのものも、小文吾の大立ち回りが格好良かったですしねvv その後、妙椿の情報収集のために二人で残ったところも好きでした。 ここで……信乃ちゃんが [ 女 ] として小文吾の傍にいたい、といったことを考え始めるのかな、という契機に思えましたので^^ でも、やっぱりは【人魚の膏油】!! "そんな都合の良い、お伽噺……。って、本当にあった(;゚д゚)!?" と驚きながらも(笑)、これで俄然、ストーリーの中で重要性を増した信乃ちゃんの姿に嬉しくなってしまいました^^ ヒロインにきちんと見せ場があるって、見ていて胸が梳きますものね♪ そして、ついに迎える決戦前に、小文吾が語ってくれた親兵衛へ向けた言葉も好きだったんです。 いえ。 「言葉」というよりは「考え方」でしょうか。 自身の肉親が巻き込まれ、命を落とし……。 そのことを恨まずに、一人の女性として信乃ちゃんを見出してくれる。 笑顔で先に進んでくれる。 どんなに豪快そうに見える彼でも、肉親のことを思うと無念で無念で眠れなかった夜がきっと何度もあったはず。 でも、きっとその感情すら自身で呑み込んで、高いびきで眠ってみせたり(笑) かんらかんらと笑っていてくれたんだなぁ……、って。 もうね、"嗚呼……何て、小文吾ってば格好良いの……(*´Д`)!" という感想しか出て来ませんでした^^ さて、膏油を入手した後から話は佳境を迎え、各エンディングへと分岐していきます。 【遺志を継いで】 これは切なかったですね〜(T-T) 「泣くことは毛野たちの生を否定することだから泣かない」といったような心持ちで、奥歯を噛みしめ……。 そして、決戦に向かって行った信乃ちゃんが姿が悲しかったです。 【罪滅ぼし】 これは、箙御前と対峙して助からなかった場合の結末。 自身の命を散らすことが [ 小文吾への罪滅ぼし ] とか……(T-T) やっぱり、彼との恋路には生前のあの二人が絡んでくるのだなぁ、としみじみ感じました。 【上を目指して】 これは……。小文吾だけにあるエンディングではないですし、信乃ちゃんのこれまでの軌跡を思うと、あって当然のエンディングなのですけれど……。 相手がどのキャラクターにしろ、この決断をくだした信乃ちゃんの傍にい続けるということは、決して楽なことではないだろう、と勝手に切なくなってしまう結末でございます(´人`) (あ。でも^^ 八犬士最強トーナメント? あの結果は気になりますね〜vvvv ) 【幸せの温もり】 「私、武士をやめて女に戻ろうと思うんだ。だから……、その、私とずっと一緒にいてください」 「……私の、旦那になってくれない?」 という [ 十五章 ] の男前な信乃ちゃんの求婚から続くエンディング^^ 男前な信乃ちゃんと、それを鷹揚に笑って受け入れてくれる小文吾。 (ありがとう、小文吾) 「どうかわたしを幸せにしてください」 こんな風に、信乃ちゃんが素直に思える関係が、やっぱりとても好きでした(*^-^*)vv 【広がる幸せ】 これは……ビックリ。 てっきり、「古那屋」に戻るのかなぁ? と思っていたのに、そうではなく。 しかも、小文吾ではなく最初に「荘助」とのCGが表示されたことに、更に驚愕(笑) でも、私の頭の中では信乃ちゃんが八犬士の誰か一人と結ばれたら、他の八犬士は独身を貫きそうだなぁ、と勝手に思っているので納得しやすかったです。 小文吾と手を携えて送る、賑やかながらも穏やかな日々。 この二人の姿を見れたことはとても幸せでした(*^-^*) 小文吾は一見、どうしたってがさつな男性にしか見えないんですけれど(笑) 飛び込んでしまえば、その懐はとても広いし、温かい。 おまけに一本気(*´Д`) (小文吾に限り、"一途" という言葉より "一本気" の方がが似合う気がして^^ ) まぁ、家事とかに細かな気配りが出来ない典型的な「旦那さま」になるかとは思いますが、何せ、その分。 妻に対しての愛情を絶やさない男性ですからね^^ そこに関しては、やっぱりイーヴンで。そして、好き(≧ω≦)! と力強く感じてしまう小文吾でした(*´艸`)
毛野さんったら、甘かった〜〜〜(*´Д`)!!!! 何かもぉ、隙あらば「押し倒されて」いたように思います(笑) それはやっぱり、最終作だから、ということでファンサービス?なのでしょうか^^; 毛野さんは緒編で、まぁその……、最初は信乃ちゃんを裏切ったりもしましたが、毛野さん自身の本懐は遂げた作品でしたし、続編ではその目的を遂げた毛野さんが、毛野さん自身として生きて行く上での「性」を織り込んだテーマがとても素晴らしい! と感じております^^ (あ。イヤラシイ意味の「性」ではありませんよ(笑)) ですので、最終作である今作ではどのような流れになるのかな? と思っていたのですがーー 信乃ちゃんを愛する一人の男性としての姿が描かれていました〜(*´Д`)vvvv そうですか、そうですよね。 「自身」を殺して耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んできた半生に終止符を打ち。 その後の身の振り方を悩み、果てに決め。 そうした上で、今度は信乃ちゃんを必要とする姿を私たちに見せてくださったのか! と、勝手に推量いたしますと感無量で、もぉ〜〜(⊃Д⊂) とは申しましても、上記は毛野さんルートをプレイした上で私が感じたことでございまして、毛野さん自身としましては、非常に彼らしく。 意気揚々と信乃ちゃんを、その艶やかな魅力で翻弄してくださる姿が基本です(笑) どれだけ信乃ちゃんの息が「……っ」と上がってしまう場面に追い込まれたことか。をほほほほ(*´艸`) さすがの手練手管ではございましたが(笑)、これまでの半生でそれはもうモテてきた御仁でございますので、恋愛に関してはドライな目線を持ったままでした。 でもね、それが良いんです^^ 毛野さん自身の根本的恋愛観は変わらないままで、"こんなものだ" と割り切れてしまう根幹を持ちながらも、 信乃ちゃんの存在&愛情だけは、もう手離せないんです! 信乃ちゃんだけが大切な半身で。 他の人間なんてどれだけ毛野さん自身に好意を寄せてくれていても、きっと皆が「へのへのもへじ」に見えているんじゃないかなぁ、って推測できる行間なんですもの!(笑) そんな感じでですね。 私個人としましては、毛野さんルートは村雨丸を基盤にしたストーリー性よりも、毛野さん自身の感情に沿ってプレイを楽しませていただきました(*^-^*)vv ストーリー重視の方も、勿論、ご心配は無用です。 きちんと要所要所で、毛野さんの策士な部分。武士としての胆力を見ることが出来ますので、「ほぅ(*´Д`)」と舌鼓を打てると思いますよ〜^^ では、毛野さんのエンディング小感想へ参りますね。 【流れる未練】 これは切なかったな〜〜(T-T) 出来れば、「刀を抜く」という選択肢を選ばずに進みたかったですもん。 信乃ちゃん自身としましては、「彼」と一体化しますから、そんなにそんなに……絶望感は感じずに終われましたけれど、毛野さんの末路を思うと……。 はぅあぁぁぁ(⊃Д⊂)! 【綺麗なもの】 これは好きです(*´Д`)!! BAD系のエンディングなのでしょうけれど、好きなんです!! 「もう美しい私ではない。……こんな私でも、傍にいてくれますか」 当たり前じゃないですか! 何でしたら、そのひきつれにも口付けをさせてください(≧ω≦)! 毛野さんが生きていてくれたことが、とても幸せな結末でございました(*´Д`)vv 【花の降る下で】 「……ねえ、祝言、挙げようか」 「……結婚してください。私をあなたのものにしてください」 毛野さんルートをプレイしていると、最後のセリフが胸に沁みました(T-T)vvvv 【共に進む道】 これもね^^ 「私はろくでもない男だ。何でも隠したがるし、格好つけだし、器用貧乏だしね」 「それでも私のことを愛してくれるのなら……。祝言を挙げて、子どもをつくって……、 家族になってくれませんか」 か……家族(T-T)! 毛野さんが必ず帰りたいと思う場所。思う女性。そして、その先をも願う存在になれたことが、やっぱりとても幸せでございました(⊃Д⊂)vvvv 【美しい景色】 "あれ? そんなに格好良くない(;゚д゚)!?" って思ったのは、きっと不肖な私だけなんです(笑) けれどですね、このシーンの小文吾が素敵だったなぁ、と思います^^ これまで「毛野さん、毛野さん」と懐いてきた彼だからこその感慨深さと、その懐の大きさに惚れ惚れしてしまいました//// あ。これじゃ小文吾語りで終わっちゃう(笑) 毛野さんが信乃ちゃんと出会えたことで掴むことが出来た【彼自身】に戻れる素敵な決断に、それはもう。 胸が梳く&清涼感に満ちた結末でございました(*´Ω`*)! 三部作を通した毛野さんの変遷を思うと、やはり感慨深くーー(*´Д`) 一見、華やかなようでいて、その実は寄る辺がなく浮草のようだった毛野さんが、もう流されることなく自分だけの幸せを手中にできたことが、ただただ至福に思えた毛野さんルートでございました(*^-^*)
大角さんったら、とにかく優しかったですね〜〜(*´Д`)vvvv そして、良かったです。 【信乃ちゃん以外の女性の影がない】仕上がりで、本当に良かった(T-T) 冒頭部分でまたも鄙木姫が登場して参りましたので、"えぇぇ、こっち路線で行く気!?" と腰が引けてしまったのですけれど、全然そんなことはなく。 "え? 鄙木姫ったら、たったこれだけの出番でいいの??" と、むしろ毒気を抜かれた程でしたから^^; 大角さんの女性の影なんて雛衣さんだけで十分ですものね! まぁ、でも……。 信乃ちゃんには彼女をとても大切にしてくれる異性の幼馴染が荘助くん、浜路と二人もいる訳で。 しかも、紆余曲折あったにせよ、そのどちらともが健在で信乃ちゃんの傍にいるのですから……。 大角さんだけを非難する訳にはいかないのですよね。 それに勿論。 雛衣さんの存在を疎ましがっているのは、プレイヤーである私だけであって、大角さんの恋人である信乃ちゃんはきちんと【大切な幼馴染】としての彼女を受け入れているのですから、えぇ。 私が野暮なだけなんです。 嗚呼、でもでも! 大角さんを渡したくないんだもん〜〜(⊃Д⊂)!! と、つまらない嫉妬をしてしまう気持ちはどうしようも出来なくて……。 狭量でございますね(笑) ーーと、こんなに語ってしまった雛衣さん関連の話ですが、本作ではそんなに引っ張られている訳ではありません。 もちろん、大角さんにとっての大切な幼馴染でございますから、要所要所で彼女を偲ぶセリフは勿論、出て参ります。 が、実はその程度のものであって、本作のメインは 大角さんの知略に長けた部分 が見せ場になっておりますので、安心して読み進めることが出来ました(*^-^*)vv (前作『浜路姫』では、大角さんの才覚があまり活かされる場面がなく、彼の【不運体質】が前面に押し出されていましたから、"あれ? こんなもんだったっけ??" と感じてしまったのですよね^^;) ですので、大角さん……。いえいえ、[ 赤岩 百中 ] さんとの道中はとても楽しかったです! 口調は乱雑でしたけれど(そこもまたツボ(*´Д`)vv )、大角さんならではの洞察力や機転はそのままでしたし、何より、信乃ちゃんと 【夫婦】 という設定が嬉し恥ずかし、こそばゆくて〜〜(〃ノωノ)vvvv 百中さんとしての城下町潜入。 そして、進退窮まりそうになってからの脱出劇。 ドキドキが止まりませんでした(≧ω≦)! そして、無事に [ 百中 ] としての役割を終えた辺りから、各エンディングへと分岐をして参りますので、このまま小感想へ参りますね^^ 【最後の約束】 洲崎での戦いが最悪の結果を導いてしまった結末。 「約束があるから後を追えない」と、散る間際まで生きるしか出来ない信乃ちゃんの姿が哀しかったです(T-T) 【散った命】 これも、また……。 一見、正解に見えそうな選択肢を選んでしまったばっかりに、大角さんがっ(⊃Д⊂) これを告げなければいけない法師様も辛い役目だったろうなぁ、と思ってしまいました。 【明日を夢見て】 あはははは^^ 大角さんへの返事を考えすぎて知恵熱って(笑) まぁでも、それこそ明日に繋がる&希望に満ちた、ほっこりとする内容でございましたね(*^-^*) 【母の教え】 「……幸せにします。もう僕は何も失ったりしません」 里見家に待ち受けていた最大の受難が去ったからこそ、誓える言葉。 ここに至る道程と、気弱そうに見えてしっかりと信乃ちゃんを支え続けてくれた大角さんの姿を思うと、感無量でございました(⊃Д⊂)vvvv 【誓いの風】 ( ↑ すみません。このタイトルなんですけれど、変換しようとしたら「チカイの風邪」になってしまいまして……。他社Vita乙女『Binary Star』の「チカ」ちゃんが苦しんでる(;゚д゚)!? と一瞬、心配をしてしまいました(笑)) 確か、似たようなシチュのエンディングが『浜路姫』にもあったはずです。 でも、何度迎えても「墓前に祝言を報告」という内容は胸が温かくなるなぁ、と感動中(*´Д`) おまけに妻として大角さんを支えられている描写が事前にございましたしね。 やっぱり、夫婦になれる結末は素敵です//// 大角さんルートは、なかなかに払拭できなかった雛衣さんへの感情を、序盤 [ 第五章 ] に、 「でも、僕が恋をしているのは君一人だけ。もしも、とか、あのときこうしていたら、とか考えることは雛衣がいてもいなくても出来ます」 「君が僕に想われている自信が持てないのだとすれば、それは僕の想いがちゃんと伝わっていないからです」 「だから、僕に言ってください。 ちゃんと、たくさん愛してあげます」 という言葉で断ち切ってくれましたので、ゆったりと甘受することが出来るようになりました^^ どこまでも凪いだ心持ちで愛してくれる男性なのだなぁ、とプレイ終了後には、うっとり嘆息//// 戦場(いくさば)での見せ場も十分にございますし、大角さんファンには納得のルートに仕上がっているのでは、と感じております(*´Ω`*)vvvv
八犬士の中でも高徳な [ 仁 ] の珠を持つ親兵衛。 緒編から焦らされて、焦らされて……! の登場でございましたね(笑) が、信乃ちゃんも散々、本編で喋っています通り、幾ら伏姫のお力で身体は大きくなろうとも、 実年齢はそのまま でございますので、その部分をいかにプレイヤーご自身の中で折合いを付けるか。 見て見ぬふりが出来るか。 ーーという、「臭いものには蓋をしよう!」的な思考に没頭できるかに掛かっているルートだと思いました(笑) (あれです。コミック『名探偵●ナン』の新一くんと逆ver.ですよね(≧△≦)b★) で、さんざ「さすが、八犬士の中でも高徳の〜〜」と信乃ちゃんから賞賛されている親兵衛くんなのですが、シナリオの中身は、 至って普通だったなぁ というのが私個人の感想でございます。 あ。親兵衛くんが「個性のない朴念仁」なんてことではありませんよ(;゚д゚)!! そうではなくて。 [ 他の八犬士と同じような恋愛譚 ] だったなぁ、と感じるにとどまった、ということでした^^; ですので、【仁の犬士】だから、とか。 三部作の隠し玉だから! とかいうのではなく(笑) "さぁ、ルートも開いたし、親兵衛くんとの恋愛を楽しもうかな〜^^" くらいの気持ちで丁度良いと思います。 そうと割り切ってプレイを致しますと、序盤からぐいぐい信乃ちゃんに迫ってくる親兵衛くんに身悶えが止まりませんでした(≧ω≦)! "お。おぉぉぉぉ! 何と、[ 一章 ] から「恋人になって」って言われた(〃ノωノ)!!" とか、大はしゃぎしてしまいましたし〜(笑) えぇ。確かに恋愛面におきましては、他の八犬士と愛情表現の個人差はあっても大差はないなぁ、という感じなのですけれど、背景となりますストーリー面に関しましては、"さすが大トリ!" と感嘆致しました。 【守る】という信念を持って村雨丸と共に在った信乃ちゃんでしたが、「それじゃあ、あんたにとって守るってどういうことなの? 守るってことと、誰かを殺すってことは違うんじゃないの?」といったような言葉をぶつけてくるのです。 親兵衛の伏姫様より賜った仁としての至心は【不殺】。 ですが、時代が時代ですので、親兵衛も不殺を貫き通せる訳ではございません。 そういった気概でいるということなのですが、仇討が正当な権利として認められている時代に親兵衛のような心持ちでいるということが素晴らしいのだろうな、と感じました。 というような信乃ちゃんの信念を揺さぶる言動の他にも、やっぱり玉梓関連でございますよね^^ 玉梓の詳細な心情に関しましては荘助くんルートに軍配が上がりますが、過程ではなく、成敗後の玉梓との関係性としましては、素晴らしいものがございました。 「……おまえと一緒だとだけ言っておこうか」 「私と一緒?」 「……自分が堕ちてもいいと思えるほどのやつに出会っちまったのさ」 「…………」 「これで終わりだ、玉梓」 「次の世は、幸せで」 こんな言葉で送る信乃ちゃんが素敵すぎて、「うわぁぁぁぁ(⊃Д⊂)!!!!」と鳥肌が立ちましたし、更には、信乃ちゃんの夢の中(夢枕?)でも和解を致しますものね(T-T)! 個人的に玉梓の恋情シナリオは駆け足すぎて現実味がない、と正直感じてはいるのですけれど、まぁ。 『村雨丸之記』を盛り上げ、三部作を締め括るには良いスパイスだったなと、納得しております(*´Ω`*) ……て、あれ? 親兵衛くん語りなのに、あまり恋愛面での感想になっていませんね?? 次からのエンディング小感想で少しはお話出来ると良いのですけれど^^; 【女の道】 何だかこのエンディングを見まして、男性を船に。女性を港に、と例えた言葉を思い出してしまいました。 「船」であれば自由に動けるけれど、その身に大波も嵐も受けることになります。 「港」であれば安定はしていますが、その場所から動くことは適いません。 どちらが辛いとも、幸福であるとも一概には言えないんだなぁ、としみじみ……( ´Д`) 【守りの呪縛】 これね〜。 初めて見た時には感動したんですよ。 "さすが親兵衛ルート! 似たようなエンディングは他キャラでもあったけれど、求められている感が違う(≧ω≦) !" ってね……。 けれど、真相ルート?【私の物語】を見た後だと、その魅力も半減。 だって、村雨丸は……。 信乃ちゃんに想いを傾けている訳ではないんですものね〜〜(⊃Д⊂)! 【輝く未来】 これはきっと、[ 歳の差カップル。更に、女性の方が年上 ] である以上、避けては通れない感情ですよね。 信乃ちゃんがぐるぐる思い悩んでしまう気持ちを、それ以上に力強い言葉で掬い取ってくれる親兵衛が本当に素敵だと感嘆致しました(*´Д`)! 【もう一つの強さ】 わたし的には親兵衛のエンディングで、これが一番好きです(*^-^*)vv こういう、親兵衛としか迎えられない幸せを感じられるのが、それこそ「至上」でございましたので(*´Ω`*) 【守りたいもの / 至上の愛】 ん〜〜。ん〜〜。んんんんん〜〜(>_<)! これは……。これまた、私個人の考え方ですが、 『里見八犬伝』を「信乃ちゃんとの恋物語」で閉じたいのか。 それとも、「信乃ちゃんの一代記」で締め括るのが相応しいのか。 どちらの考え方に傾くかで、受け取り方が異なると思いました。 まぁ……確かに、「親兵衛との恋愛のその先」という形は取ってはいるのですけれど、このエンディングがそのまま、真相ストーリー【私の物語】に続いていきますので……。 あ"〜〜〜〜。 ごめんなさい! 私はあまり好きではありません! と言いますか、スッキリできませんでした……。 本当に申し訳ございません〜〜〜〜(;´Д`) どうしても【私の物語】の印象が強くなってしまうエンディングだと思うのですけれど、八犬士の背後に [ 青いオーラ ] が見えているのが、まず怖かったです。 しかも、それを纏って最初に現れたのが浜路だったため、「え? ついに伏姫の加護が切れた(;゚д゚)!?」と、慄いてしまいましたし(笑) 浜路姫の結末に関しましても、人それぞれに思うところがあるのだろうな、とーー。 私は、"別に登場人物の中でくっつけなくても良いのに" とは思いましたけれど、それは私の年齢が高いからだと自分でも思っております^^; (柔軟性がなくて〜(;´Д`)) えと。 【私の物語】が「全キャラ攻略後」にOPENしますので、親兵衛を最終にしようと、他キャラを最終にしようと、きっと後味は同じになるのでは、と感じておりました。 それを是とするか、否とするかは……。 皆様のお心のままに(´人`) ーーという、ぼかしにぼかした感想でキャラ語りを閉じさせていただきます!(笑) えぇと……。 何度も申しますが、本作品で『里見八犬伝』シリーズは結末を迎えました。 『八珠』『浜路姫』『村雨丸』の三作を思い返すと、やっぱり感慨深いな〜、と思います(*´Д`) あんなことや、そんなこと。果てには、こんなことがあって(笑)、今に結びついているのだと^^ あ、そうそう。 あるといいなぁ、と思っていたんですよね。 村雨丸の擬人化(≧ω≦)! 私が想像してたのは、個を持った村雨丸とのささやかな恋愛エンディングーー(親兵衛からの派生END的な) でしたけれど、人型になってくれた時には素直に嬉しかったですvv あ。そうですね。 そう考えてみると、本作品において。 私にとって信乃ちゃん自身と結ばれて欲しかった恋愛要素が外されていて、そんなところで信乃ちゃんとの恋情に関係性を持たせなくて良いのに(;゚д゚)! というところで、恋愛感情が発揮されていたかもしれません。 私の感性ってズレてるんですね〜(笑) ですが、それはあくまでも私個人の感覚であって、 一振りの刀と共に在った少女の一代記 としては、綺麗にまとめられたシリーズであったと納得しております^^ え。コホン。 浜路好きの方にしてみれば切ないシリーズかとどうしても思ってしまいますが(← 何度もごめんなさいね ^^;)、八犬士との恋愛を楽しみにプレイする分には「是非に(*´Д`)!」とお勧めしたい、余韻ある三部作でございました〜〜(*´∀`)ノシvvvv |
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(2015.03.05 UP) |
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