Double Reaction! PLUS






メーカー

DATAM POLYSTAR(2004年05月21日発売【Win】18禁(2004年09月22日発売【PS2】)



ストーリー

8月のとある日、母親の墓参りに出かけた高校1年生の双子の姉弟、悠里と海里は大切そうに奉納されている石を見つけます。
その石の名は【願い石】。心からの願いを持っている者が、その石を持ち上げると願いが叶うのです。
悠里は常から美少年で誰からも好かれる海里を羨ましく思っていました。
そこで願ったことは“弟、海里のようになりたい!”ーー。
夏休みも終わり始業式の朝、二人の身体と心が入れ替わってしまいます。
海里の身体でいろいろと行動する悠里は無事、自分の身体に戻ることが出来るのでしょうか。
そして、『後夜祭で好きな人と踊ると一生幸せになれる』という伝説のある文化祭の日、様々な出会いをした悠里の隣にいるのは一体誰なのでしょうか。



ゲームの流れ

9/1(新学期開始)〜9/15(文化祭)までがゲーム期間です。
【休み時間】【昼】【放課後1】【放課後2】【夕方】の5回、移動先を選択して1日が過ぎます。



システム

会話での選択肢で攻略キャラの好感度をアップさせていきます。
マップを移動するADVパートでは、どこに誰がいるかマップ上にキャラ表示されますので、お目当ての人を追いかけ回しましょう(笑)
9/10の朝、校門での会話でお目当てキャラが登場すると、そのキャラのルートが確定になります。
各キャラには、ベストED・グッドEDがあります。
郁美のみノーマルEDだけになります。
イベントスチルを鑑賞できるアルバム機能、イベントのシーン回想付き。
ムービー閲覧・ラフ設定資料・ミニストーリー(4種類)、の『おまけ』があります。
各キャラをベストEDで越すと、【ムービー閲覧】に声優さんご自身が出られてのゲームコメントが追加されます。



総評 ★★☆☆☆

もともとPC版で乙女ルートとBLルート(18禁・別売り)に分岐するゲームとして発売されたもののため、シナリオはBL色が濃いです。
なので、BLが苦手な方にはなかなか苦しいゲームだと思います。
設定上、美少年の双子の弟
(海里)を持つ姉(悠里)が主人公なのですが、序盤は本当に主人公に対する扱いがひどいです。
思いっきりブス扱いされ、いてもいなくてもいいような態度をとられます。
全キャラがそうなわけではないのですが、全般的にそんな感じです。
シナリオも9/10に攻略キャラが決定するまでは、BL色が満遍なく出てきます。
主人公からして、弟の身体を使ってよからぬことをたくらんじゃう傾向があるので、普通の女の子メインの乙女ゲーム感覚ではありません。
ただ、声優陣が豪華で、シナリオもそんなにボリュームはないので、BLが苦手ではなくサクサク進めたい方には楽しめるゲームだと思います。



登場キャラ(cv.)

蛎崎 朗(cv.野島 健児)… 草堂学園2年。
   自治会会長。容姿端麗、学業優秀で学園のカリスマ。

佐久間 悟(cv.石川 英郎)… 草堂学園2年。
   スポーツ万能で快活な性格。朗と学園の人気を二分する。

但馬 功祐(cv.高橋 広樹)… 草堂学園1年。
   双子の幼馴染。運動が得意だが、他にも夢があるらしい。

ジェイク=神崎=3世(cv.諏訪部 順一)… 草堂学園英語教師、男子寮寮監。
   英国紳士。寡黙だが、実は面倒見のいい性格。

アンリ=デュバリエ(cv.緑川 光)… 男子寮のシェフ。フランス人。
  『美しいもの』が大好きな凄腕シェフ。笑顔でキツイことをさらっと言う。

園田 由貴(cv.笹田 貴之)… 草堂学園中等部3年。
   アンリの弟子志願の少年。子犬のような性格。

滝村 一衛(cv.置鮎 龍太郎)… 由貴の世話役。 
   由貴のことを大切に思っているため、様々なことに口出しが多い。
   ※滝村は攻略キャラではありません。管理人の嗜好で載せてます(笑)

(2004.11.11 UP)