Double Reaction! PLUS





正直、買うつもりはありませんでした。
だって思いっきりBL
(ボーイズラブ)な内容ですし……。

………………でも、
声買いしてしまいました。
オッキー出すなんて、ひどいですよ、データムさん(泣)
ってか、正直攻略キャラだと思ってたんです。
PS2オリジナルキャラですし……。
でもとりあえずゲームを立ち上げて、シーン回想をチェックしたときに悟りました。
まったく攻略キャラじゃなくて、
ただのサブキャラでしたのね!
をほほほほ〜(大泣き)
あぁん、置鮎さ〜ん(T-T)

役とはいえ、ショタ萌えしている置鮎さんなんてイヤー!!

ハァ。悲しい出来事はとりあえず置いておいて……。
けっこうツブヤキがたくさんあります、はい。
管理人、BLが苦手なので辛口になってしまうと思います。
それでもよい方のみ、お読みください。






まず、画、なんですが〜。
弟くん、絶世の美少年にまったく見えません!!
まぁ、それは画的にじゃなく、設定上そうなんだろうなぁ、と納得するにしても、
主人公に対する扱いがひどすぎませんか!?

画で見れば主人公はちゃ〜んと女の子していて、可愛らしい外見ですし、なのに
ブス扱い。ただの“海里のお姉ちゃん”扱いですからね〜。
特に、最初のアンリひどすぎですから(怒)
あからさまに
「ウツクシクナイノデ、見タクアリマセ〜ン」とかのたまいますからね、ヤツは!!
“くっそ〜今に見てろ!メロメロにしてやる〜”、と思いながら進めてました。
(それもどうだろう……)

主人公も前半パート(乙女ルート確定前)は、ひたすら弟との絡みで “いや〜ん、いいシチュエーション〜
vv”などのBL発言ばっかりしていて、PC版でBLルートにも分岐する関係なのでしょうし、しょうがないのかもしれないのですが、“もうちょっと自分自身でなんとかしようと思わないのかな〜”、と思いっぱなしでした。
『なんだかんだ言っても、主人公を大切にする』という 乙女ゲームの法則(?)に馴れていたので、主人公がないがしろにされているのは本当にストレスがたまりました。
BL苦手の管理人にはホント辛いパートでした……。




そんな中、友達キャラの
郁美ちゃんは心のオアシスでしたね!!
彼女もいろいろな葛藤を抱えているわけなのですが、郁美ちゃんだけがまっすぐに主人公のことを肯定してくれて、嬉しくて真っ先に攻略させていただきました(笑)
最初に攻略してよかったな〜、と思います。
願い石や朗先輩との絡みもわかりましたし、二重人格の謎が解けたときには不憫に思いました。
これからは逞しく生きてね、郁美ちゃん…!!




「不憫」と言えば、ジェイク先生の過去話。
そんな生い立ちだったとは…、うぅ〜ん。
てっきり、海里をじっと見ているのは、素直になれない恋慕なのかしらん?
と軽く思っていたのですが、まったく違いましたね。

ジェイク先生の 何かするときに友達がいないと寂しい、という主人公に対して

「それは裏を返せば、誰かがそばにいてくれれば、それでいいということだ。
 果たしてそれで、友情と呼べるのか?
「恋人が出来たとたんに、友情が破綻するというのは、女の口から良く聞く話だな。


というセリフにはちょっと納得してしまいました。
この歳でゲームから教わるとは……。




あと、悟先輩の

「将来どんな仕事に就くかわからないし、未来にどんなことがあるかわからないだろ?
「因数分解を使う機会だって、いつ巡ってくるかわからないぜ?
「英語だって、ココできちんと基礎を覚えておけば、将来、
 英会話学校とかに高い金出して通う必要もないわけだし。
「自分が将来、愚かな過ちを繰り返す前に、日本史や世界史を見直してみたり。
「ツライ気持ちの時には、太宰治や阿部公房を読み返してみたり。
「そう考えてみれば----ほら、習ったことがムダになるなんて、絶対ありえないんだよ。
「誰かと付き合うにしても、自分に知識が多ければ、その分会話の幅も広がるだろう。
「相手に何か訊かれたとき、相手が何か悩んでいるとき、
「知識があれば、的確に助言することだってできる。それも、優しさじゃないかって。


という、学校の勉強に関してのセリフは理想論だとしても、とても好きです。
(石川さんの声なので、もっと好きです。わはは。)




そんな悟先輩の親友・朗先輩のグッドED……
あれ、ひどすぎますよね(T-T)

“郁美・願い石の謎がさらに解けるかも!”
と一番最後に攻略したのですが…………。
謎は解けないし、あのEDには笑いさえこみあげました。

海里(弟)とくっつくなんて、なんじゃそりゃ〜!!

そのEDの後にちゃんとベストEDも見ましたが、朗先輩にはいまいちのめり込めなくなっていました……。

「新学期が始まってから、よく会いに来てくれて嬉しかった。

って結局、海里のためかい!?
PC版をプレイしていればまた違う見解も出てくるのでしょうが、PS2版だけでは、ちょっと納得いかないEDでした。




なんだかんだで、
一番好きなキャラはアンリです。
(今回、萌えキャラは正直いないんです〜。やっぱりゲーム(BL色シナリオ)に馴染めなくて…)


他のキャラはPC版のBLルート分岐上の関係だとは思うのですが、一度は海里に気のある素振りを見せているんですよね。
それなのに乙女ルートになると、主人公と急接近って……、と納得いかなかったりするわけなのです。

その点はアンリも同じなのですが、彼は公言しているとおり、
海里くんの外見だけが好みなのであって、性格で惚れたのは主人公なんだ、
という管理人的に納得しやすい展開だったのです。

EDでも、

「海里サンヤ、郁美サンノ美シイ顔ヲ見レナクナルノハ残念デスガ、
 悠里ノパクパクモグモグ、ガッツク姿ヲ見レナクナルノモ寂シイデス〜。

(だったかな)のセリフがらしくて笑ってしまいました。
おかしくって、正直者で、とってもキュートな人だと思います(^-^)
でも、アンリファンの人って少ないんだろうなぁ……。あはは。




“このゲームを買って良かった”って思ったのは、オマケですね!!
声優さんご本人が出てのゲームの感想を聞けるなんて、フェスタになんか全く行けない身としては、本当に嬉しかったです♪

「家庭用機器での撮影」って、ハンディのことなのかな?
オマケは、
 野島氏のが一番面白くて
(「愛してる」って言った後の、照れ方がたまりませんよね/笑)
 石川氏のが一番かっこよくて、
置鮎氏のが最高に萌えましたvv
置鮎氏、痩せてますます素敵になっておりました……(
*^-^*)
って、私見入りまくりなのですが〜(笑)
はぅあ〜、幸せでした
vv

あ、OPの曲も好きです(^-^)
出だしの菅沼氏の声のくぐもり方が堪りません!!
フルキスでも思ったのですが、管理人、くぐもり声に弱いです。をほ。


EDコンプの【おまけ】ミニストーリーを『セリフ集』に載せようかとも
思ったのですが、なにせ推理ドラマがあったりしたので断念しました。
一応、ミニストーリーの題名だけ載せておきます。

・悠里の
v功祐寝顔ルポ一本勝負!
・とある英国紳士と仏国変人の休日 
 
ジェイク先生が手料理→インスタントラーメンを作ってくれます。
 
料理は苦手だそうです(笑)
・推理ドラマ・消えた石像を探せ
・滝村、苦悩の放課後

です。それぞれ、
おまけスチルがあります。 


最後に、
BL好き、もしくは苦手ではない方でないと、このゲームは辛いッス(T-T)
が感想でした! ではでは。

(2004.10.22 UP)