DiABOLiK LOVERS
MORE,BLOOD





さて！
拙「紹介」ページでは散々、後ろ向きなことを書いてしまった『DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD』。
打って変わってレビューページでは、愛情込めて打ち込んで参ろうと思います(≧ω≦)vv
だって、結局 何を言ったところで逆巻家六兄弟が大好きなんですもの〜〜vvvv

いやでも……もし今後、続編 or FD（ファンディスク）が発売されるにしても、もう攻略人数は増やして欲しくない、って切実に思いますけれどね(笑)
これ以上増えたら、本当に『エンジェリーク エトワール』の再来になってしまいますもん＾＾；
（↑ 最多攻略人数19人！ しかも同時攻略し難いシステムなんだ、これが……orz）

ーーという、皮算用の嘆きも置いておきまして……(笑)

いやぁ、今回も鬱々としていましたね(≧△≦)b★

しかも、前作よりもパワーアップしてユイちゃんが罵られていたような気がするのは気のせいでしょうか？
ん……違いますね。
きっと罵詈雑言は同じなんです。
けれど、新たに登場した無神家の面々にまで同じような扱いを受けるので、酷さが増したような感覚になってしまうのですよね。うんうん。
だって、最初は本作品に愛情しか感じずにプレイしていたはずの私も中盤〜最後の方は、

なんで？ 吸血鬼ってこんなに虐げるような種族ばっかりなの？
違うよね。もっと普通だったり優しい吸血鬼だっているはずだよね。
だって……。（と、他社PC大人乙女『Vampire Sweetie』を思い出してみたり、PSP乙女『Glass Heart Princess』を回想中。む〜〜ん）
ーーって、そっか！
違うよッ。こういうS嗜好がコンセプトのゲームなんだから、こんなことを考え込むこと自体がナンセンスなんだよっ(;ﾟдﾟ)！

と、思考の迷路に嵌まってしまったくらいですから＾＾；
本当ね〜。別に鬱々してても良いんですよっ。
でも、今回のカールハインツにだけは一言言いたい！！

アンタのせいで……っ。
アンタのせいで逆巻家六兄弟が捩じれちゃったんじゃん(>_<)！！
それを今更、愛情がどうとか……。
特にスバルくんに投げ掛けた言葉が一番許せなかった。
年端もいかない幼い子どもと精神疾患の母親を城に居させて、自分は偶にしか顔を出さない。
それで、あのセリフ！！

アンタがイブとかアダムを語るな〜〜〜〜ッッ(ﾉ｀Д´#)ﾉ≡┻┻

ゼィハァ……。
えぇ、私が一番不合理を感じてプレイしていたのはカールハインツの言動だったのです。
だってさぁ！ と、またも息巻いてしまうのですが。

イブの愛情を得てこその新しい血族なんでしょ？
それを何故、無神家の面々がユイちゃんへあんな惨（むご）い仕打ちをしても許されるのですか？
カールハインツ。
アンタの情報提供の仕方、間違ってるよ！

えぇ、ただのキャラクターであるカールハインツ氏に、こんなに憤っても仕方がないことは重々承知でございます。
これは正直に言ってしまいますと、「アダムとイブというテーマを織り込み、ヒロインとヴァンパイアたちの背徳感漂うシチュエーション」でシナリオを作成しようとしたことのバランスの悪さを全て、カールハインツ氏に背負わせただけのことなのでございますよね。
アダムはイブに選ばれてこそなのに、血を吸えばそれで良いだとか。
お前はただの家畜だとか。
女性をプレイヤーとする乙女ゲームにおいての このようなシチュそのものが、攻略人数10人という多大なシナリオに耐えきれなかったのだと感じるのです。
女性が楽しむジャンルなのに、その女性を不快にさせまくってどうするのですか、と＾＾；

ですからね〜。
逆巻家六兄弟や無神家四兄弟に、どんなに愛情を感じてプレイをしたところで、途中で息切れをしてしまうのだと思うのですよ。

おまけに今回、HappyEndがあんなに頑張っても1つだけですしね(>_<)！

って、まだこのことを根に持っている訳なのですが(笑)
ただでさえ本作品は鬱々としたシナリオをショートショートとは言え、30話も乗り越えてエンディングに到達するのですから、最後くらいは甘い蜜を吸わせて欲しかったのですよ〜〜(>_<)！！


ーーと、これだけ叫んだら、あとはもう不満は残っていないかな？
さぁ、これで溌剌とキャラクターへの愛情を叫べるというものですvv
以下、行間で悶えに悶えた妄想 （間違えた(笑)）
感想の列挙になるかとは思いますが、それでも宜しければお進みくださいませ(*＾-＾*)
（「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様および株式会社Rejet様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m）
逆巻 アヤト（cv.緑川 光）… 嶺帝学院高校2年。（17歳）三つ子の長兄。

アヤトくんは身悶えしすぎちゃって大変でした〜〜〜(〃ﾉωﾉ)vvvv

もうねっ、この年齢になると分かるアヤトくんが感じている歯がゆさ、もどかしさ。
それらがもぉ堪らなかったのです////

そして、アヤトくんは初手攻略したキャラクターだったのですが、Storyパートでのルキくんの出現率の高さにビックリ(;ﾟдﾟ)！ しました。
しかも、何だかルキくんが格好良さげなことをいちいち話していくので、「これじゃあ、ルキくんに傾いてしまいそうになる気持ちも分かるなぁ」と。
でもですね、個人的にですが、ルキくんの話し方はいちいち癇に障って私なんかは、「いいから、もっとアヤトくんを出してよぅ8(≧△≦)8))))」と騒ぎ立てたかったですよ(笑)

アヤトくんは非常に分かりやすくユイちゃんに噛み付いてくる男の子でした。
多分、逆巻家の中ではスバルくんと同じようにキレていたんじゃないかな、って感じです。
でもその分、アヤトくんはいつだってユイちゃんに自分自身の気持ちごと、ぶつけてきてくれてたんですよね。
ストレートに、それはもうガッツリと(笑)
けれど、ルキくんは確かに表面上はアヤトくんを宥（なだ）めて、ユイちゃんに即したことを言い繕ってくれているようでいて……。
実はアヤトくんよりも数段、格下にユイちゃんのことを見ているのじゃないか、という感じを受けました。

例えば、アヤトくんが「家畜のくせに！ エサのくせに！」と喚いているシーンでルキくん登場。
そこでアヤトくんを窘（たしな）めます。

「お前が家畜だ、エサだと言っている相手【風情】にも、悲しいと思う感情があるんだということを理解しなければならない」

…………。
ん？
と、思ったのです。「え？ 「風情」？？」と。
それって、ユイちゃんのことをかなり見くびっていると言いますか、貶（おとし）めていると言いますか……。
格好良いようなことを言っているようでいて、ユイちゃんを認めたくない一心で否定し続けているアヤトくんより酷くない？？
とですね、言葉の端々に感じることが多かったのです＾＾；
ここら辺は読み取り方の差異かもしれないのですが、私には「あ〜、ルキくんダメだわぁ(;´Д｀)」と感じてしまう一因となっておりました。（← アヤトくんルートの、ですよ＾＾）

そんなこんなで、イブを誘惑する役目の蛇さんにも負けず(笑)、アヤトくんに一途にプレイした訳なのですがvv
いやもぉ、楽しかったですよね〜(≧ω≦)vvvv

【Dark】[ no.06 ] にて雷シチュでのシーンです。
停電になってしまい真っ暗闇の中、怖くて震えるユイちゃんをからかうようにアヤトくんが脅かします。

「傍にいたけりゃ、自分で追いかけてこいよ」
「オレ様をつかまえられたら、傍にいてやるよ」
「なんでもねーよ」
「ホラ、オレ様に傍にいて貰いてえんなら、もっと強くしがみつけよ」

ってッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
アヤトくんはセンターキャラなだけあって、六兄弟の中でも特にユイちゃんの血に執着しているし（← 勿論、コーデリアの存在抜きで）、ちょっかいかけてくるし＾＾
こんな風に威張って見せていても、ユイちゃんを焚き付けているようでいて、本当は頼られることが嬉しいんだよね〜8(≧△≦)8)))) と、妄想しちゃうと止まらなくて////
あぁぁぁ。【Dark】ブロックからご馳走さまでした！

そして、私的にはとっても楽しかった Storyパートvv
【Dark】[ no.09 ] にて、他の人間の血を吸って帰ってきたアヤトくんでしたが、

「こんなくそまじい血、飲めるか」
「んだよ、くそっ……！」
「アイツがオレにとっての特別だ！？ ざけんな……！」
「オレに特別な存在なんて……ねえんだよ！！」

と、一人 自室で叫んでいる姿にまたも惚れ惚れとし……(〃ﾉωﾉ)vv
だって、「言い聞かせているんだなぁ」って。
「ただでさえ格下であるはずの「人間」のユイちゃんに吸血衝動だけではない、愛情を感じてしまうなんて。許せなくて必死に否定しているんだろうなぁ」って感じたんですよ〜(*´Д｀)

そうやってアヤトくんの心情を妄想 慮（おもんばか）りながら流れを見守りますと、同じく [ no.10 ] にて、「お前はただのエサ。代わりはいくらでもいる」と言われて落ち込むユイちゃんに、「違うんだよ！ 違うんだからね(≧ω≦)vv」って擁護してあげたくなったり。
「「エサ」という単語を使わないと、心が揺れてしまうだなぁ」って、きっと誰かに寄りかかる術を知らずに独り立っていなくては不安なアヤトくんを思っては……。

きゅぅぅぅ//// と身震いしてしまったりね！(笑)

嗚呼。本当にアヤトくんプレイは【Dark】から楽しかったですvvvv
そして、続く【Maniac】プロローグで「なるほど」と納得致しました。
「アヤトくんはコーデリアの姿を見てきて、恋情が報われない虚しさを知っているから怖いんだ」
と氷解したのです。
そりゃあ。
他の女子高生の血を飲んで体調ガタ落ちのところを、ユイちゃんに優しく心配されたら ほだされちゃよねぇ、と(笑)
ここら辺のアヤトくんがツッパっている割に、その内実が格好悪くって素敵でした(≧△≦)b★

そのまま【Maniac】ブロックでは、イライラし通しのアヤトくんが描かれている訳なのですが、それを上記の感情に当てはめて考えると私には萌えだらけの展開だったのですvv
超〜〜楽しかったぁ(≧ω≦)vvvv
しかも！
[ no.10 ] のあのセリフ////

ユイちゃんが、まぁ、いろいろありまして無神家に一旦行ってしまった夜のシーンです。

「……チッ。なんでいねぇんだよ」
「つーか、オレもバカじゃねぇの。なんでひとりなのに、こんな端っこで寝てんだよ」

「……クソ、広くて寝にくいんだよ。バカ女……」

ですからね〜〜〜〜ッッ(〃ﾉωﾉ)vvvv
「キャ〜！ キャ〜〜！！ イシュマール〜〜〜(ノ≧∇)ﾉｼvv」と、違う乙女タイトルのキャラを思い出しては（『デザート・キングダム』）余計に身悶えしてしまったりしておりました(笑)
うっとり……(*´Д｀)

そ・し・て！
【Ecstasy】[ no.10 ] で（物語の終盤ゆえ状況説明なし。セリフのみ抜粋(≧ω≦)！）、

「バーカ」
「……死なせるかよ」

の、あのたった二言に、「キャ〜〜〜〜8(≧△≦)8))))」とシタパタしたのは私だけじゃないと思うんです！！
ここに辿りつくまでに、それはもう吸血されてばかりだったけど！
その度にルキくんが登場してきて「キー(｀◇´*)！」ってなったけど！！(笑)
やっぱり、両想いは嬉しいよぉ(≧ω≦)vvvv

で、エンディング感想ですが＾＾
【ブルート】は、本筋での逆をいったパターンでの持って行き方が上手いなぁ、って思いました。
あれなら納得の流血エンド。
【サーヴァント】はユイちゃんが「狂ってしまう」タイプで、まぁ、ありがちで納得しやすかったです。
一番の見せどころ【ヴァンパイア】は、さすがセンターキャラ(≧ω≦)！

一番、綺麗にまとまっていましたね〜〜vvvv

あれこそ文字通りの「血の祝福」なのだと思います。
ほわぁ……目覚めるまでに長く待たされたけれど、ゲームプレイではそんなの一瞬ですし(笑)
良かったねぇ、ユイちゃん。
幸せそうだったなぁ、アヤトくん(*＾-＾*)
「おめでとう！！」と叫んでのプレイ終了と出来たことが僥倖でございました(*´Д｀)vvvv





逆巻 カナト（cv.梶 裕貴）… 嶺帝学院高校2年。（17歳） 三つ子の次兄。

前作で最萌えだったカナトくん。
えぇ、本作品ではライトくんが最愛になる……予定？だったのに、あれ？？

カナトくんが眼鏡〜〜〜〜〜8(≧△≦)8))))

と、叫んでいる私がいました(笑)

おまけにやっぱり！ 本作でも最愛キャラぶっちぎりですよ！！
天使のアズサくんですら、私の前では病んだカナトくんの魅力に適わなかった……。
「もうダメ。もうお腹いっぱい。攻略キャラ10人だなんて大変すぎて。作風だって暗い一辺倒だって分かってるのに！！」と、ぶんぶん頭を振りつつ、きっと『ディアラバ』の続編がもしまた発売されたらカナトくん会いたさに買ってしまうんだろうなぁorz、って諦めてます。
もういいんです。
気に入らないものには容赦なく制裁を加えるけれど、受け入れてしまったら妄執と成り果てるくらい離してくれない。
そんなカナトくんに惚れ込んじゃっているだから、もう白旗振っちゃった方が楽なんだ〜〜！
と、自らエサ志願することに致しました(笑)

そんなパラノイア・カナトくんは【Dark】ブロックではやっぱり独走状態でしたね(≧△≦)b★
すぐにキレるわ、カナトくん自身が失敗したことでもユイちゃんに難癖つけてくるわ……。
土砂降りの雨に降られて帰宅したユイちゃんを「家が汚れる」と言って、体が冷え切っているのに中に入れてくれないことなんて日常茶飯事でしたから。
本当、「理不尽」のオンパレードでございました＾＾；

が、その日常の積み重ねが【Maniac】ブロック [ プロローグ ] のセリフへと繋がっているのですから、きちんと降り積もっているのですよね。

「ねえ、淫乱な君は、そうやっていつも男を誘ってるの？ あいつも、そのひとり……？」
（↑ 血の匂いでアズサを惹きつけること）

「ふふっ。細い首ですね。僕だけのエサにならないのなら……。いっそ、この手で…………」
「……いやっ……！！」
「……っ！」
「黙れっ！」

「これ以上、僕の心を掻き乱すな……」

なんですもの(≧ω≦)！
ユイちゃんが傍にいると。ユイちゃんのことを考えると、思考が揺れ動いてしまうカナトくんを垣間見られて、いよいよ嬉しくなってしまうのでしたvv
嗚呼、この先カナトくんはどんな風にユイちゃんに囚われてくれるのかなぁ(*´Д｀)

そんな風に期待をしていた矢先、[ no.03 ] の保健室内でカナトくんが激昂してくれるのです。
アズサくんが懲りずにユイちゃんの傍にいたので、カナトくんがアズサくんを壁に叩きつけるのですよね。
そのアズサくんを心配したユイちゃんに向かって、

「僕の前で他の男の名前を口にするなっ！！」

ってッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
前作でもカナトくんは保健室シチュで好きなものがあったのですが、今回も同じ保健室////
【カナトくん + 保健室】はなんて美味しいのでしょうかvv
ああもぉ、ヨダレがだらだら出てしまいそうでした(笑)

そして！！
【Ecstasy】ブロック [ no.06 ] では、「も……もしかして、カナトくんとの初×××(≧ω≦)！！？？」という描写まで織り込まれ……。

嬉しすぎて窒息死するかと(笑)

（しかもシチュ的にもバルコニーで星空を見上げて、なんですもん！
前作の「拒めない」シーンも好きでございましたが、あぁ素敵vvvv ）

ですが、この直後 [ no.07 ] のStoryではカナトくんが他の人間の血を吸って来てしまいます。
けれど、

「……血であれば何でもいいと思って、そこら辺の人間から吸ってもみたんです」
「でも……駄目なんです。飲めば飲むほど喉が乾いて余計に餓えていくんです」
「ユイさん……僕は、どうしても君じゃないとだめなんです……」

「気持ち悪い……どうして、君じゃないとだめなんですか？」

と、葛藤している様のカナトくんが嬉しすぎて(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
三つ子に暗く影を落としているコーデリアの呪縛。
それがあるから、カナトくんは潔癖症にもなって、美醜にこだわるようになってしまったのじゃないかな、と思います。
その、カナトくんから見たら忌み嫌い、場合によっては唾棄すべき存在である「人間」のユイちゃんにこそ、自身が執着してしまっている。
もしかして「執着」という言葉には収まりきれない感情まで育ち始めているかもしれない。
「気持ち悪い……」という言葉の中に、そんなカナトくんの心情が現れているようで好きだったんです(〃ﾉωﾉ)

そして、自身の感情を持て余してしまったカナトくんがユイちゃんを手離し……。
再度、迎えにいった後から各種エンディングに分岐するのですがーー少し寄り道させていただきますね。
【Ecstasy】ブロック [ エピローグ ] を見て思いました。

きっと、ユイちゃんの父・セイジは安らかな死を迎えられないだろうと。

必ず三兄弟からの報復があるはずなんです。
アズサくんを目の前にして、難なく笑いながらアズサくんを抱きかかえるユーマくん。
そんなユーマくんと他愛ない態度で会話するコウくん。
普段通りの冷徹さで、ユイちゃん、カナトくんへの白旗を宣言するルキくん。
…………。
あまりに静かすぎて、逆に彼らの慟哭を感じましたから。
地の果てへ逃げても必ず見つけ出し……、という結果が待っているように思えた場面でございました。

さて、カナトくん語りへと戻りますが、各種エンディング。
【ブルート】は「やはり」と前作のカナトくんをプレイしている方々には、ほぼお馴染みの内容だったのではないでしょうか＾＾
かく言う私もこのエンディングは嫌いではありません。

「愛してはもらえなかった？ ライトは、何を言っているんでしょうね」
「僕はこんなに、君のことを愛しているのに」

「……これで、君は本当に僕だけのものです」

だって、このイベントCGが可愛すぎて(≧ω≦)！！
と言います私情は置いておきまして(笑)
結局は「人肌」を信じられない無機質なものにのみ安堵感を見出してしまうカナトくん故の結末なのだろうな、と思っております。
それでももう、きっとユイちゃんことを想うと昂ぶりそうになる感情を持て余すことはなく、同じ深さで大切にし続けてくれるのだろう、とも感じました。
これから先は決して「ユイちゃん」に飽きることはないのでしょうね(*´Д｀)

さらに【サーヴァント】。
これもですね、エンディングの演出上、あそこで場面が終了しているだけであって、

「毎日会いに来てあげます。一番の大切が誰か分かったらまた一緒に暮らしましょうね」

と捨て置いて(笑)いるので、そこまで深刻な内容じゃないのじゃないかな？ と捉えておりました。
あんな環境だったら、ユイちゃんも早々に音を上げるでしょうしね＾＾；
と言いますか、ユイちゃんの正気を心配した方が良いエンディングなのかもしれません。

そして（個人的）念願の【ヴァンパイア】(≧ω≦)！
これはもぅ〜〜〜(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
皆さんはもうご覧になっているのですよね？？
カナトくんからの愛のオンパレードでございましたね！
前作に引き続いて「カナトくんとユイちゃんだけ」で構成されている空間での結末にうっとりでございましたよ〜〜(*´Д｀)vvvv
それに今作は、前作のような鬱々とした内容でもありませんでしたし。
うぅん、満足(*＾-＾*)♪
ではでは、恒例のエンディング故のセリフのみ抜粋仕様でございます。

「いいですよね？ 君は僕のものなんですから」
「君は、僕のことだけを考えて、生きていればいいんです」

「クマ作りもいいけど……僕のことを忘れないでよね」
「……君は僕の傍にいてよ」

「……君だけは、僕を忘れないで」
「ずっと……僕だけを見ていて」

〜〜〜〜〜ッッ////
キャ〜〜〜〜〜〜！！ カ・ナ・ト〜〜〜〜〜〜8(≧△≦)8))))

あのカナトくんがついにテディから卒業をするんだなんて！！
いえ、もちろんあれだけ長い期間一緒にいたのですから、愛玩物としての愛着はもちろん持っているままだと思います。
けれど、それはすでにユイちゃんより上位に据えるべき存在ではなくなっているんですよね！？
テディから温もりをもらうのではなく、テディは部屋に陳列されているだけで満足するものとなり。
より自身を癒して、渇きを潤し、さらに自身を受け入れてくれるもの。存在。大切な全ての証。
それらがユイちゃんのみに結集されているんですもの(≧ω≦)vvvv
カナトくん好きの私には本当に堪らないエンディングでございました////
やっぱり、カナトくんが大好きだよぉぉ(*´Д｀)


カナトくんは顔が好き！ (特に眼鏡！！(笑)）
最初に痛い目に遭うのは勘弁願いたいけれど、拒絶していた時よりももっと深く執着してくれるところが好き！
元がパラノイア的ですから、ユイちゃんを懐に入れてしまった後は、冷酷無慈悲になるのは周囲に対してだけ。
ユイちゃんには厳しいことを言いつつも、もう二度と手離さずに結局は甘くなってしまうカナトくんが好き！！

ーーそんな「好き」だらけを再確認できた幸せルートプレイでございました(〃ﾉωﾉ)vvvv
逆巻 ライト（cv.平川 大輔）… 嶺帝学院高校2年。（17歳） 三つ子の末弟。

前作とは打って変わって変態だけれど、ユイちゃんには優しいライトくん。
他兄弟のルートでも変態だけれど、兄弟に対して思い遣り深いようなことを言ってくれるライトくん。
そう！
変態なんですけれどね(≧△≦)b★
やっぱり、ライトくんルートは他兄弟のルートより柔らかな展開で進んでいったなぁ、という印象です＾＾

それでも、時折見せる

「……っ……いいの？」
「私の……血を……他に人に……あげてしまって……」

「ーー自惚れないで。血は血でしょ？」

「減るわけじゃないんだよ。キミが死にさえしなければさぁ……」

という突き放す価値観に、「こ……これでこそ、ライト(≧ω≦)！！」と身悶えしてしまう訳なのですよ////
前作におけるライトくんの真髄は「「愛情」における見解の相違」だと個人的に思っていたので、優しいだけのライトくんよりも埋められない深淵を覗かせてくれる方が好きだったんです。

でも、今作において何故、ライトくんがあのような悦楽主義者となってしまったのか。
刹那主義となってしまったのか。
それらが各ブロックの [プロローグ ][ エピローグ ] で語られますので、「こ……これはッ。この溝を埋めるのは、やはりユイちゃんしかいないのでは(≧ω≦)！」と熱くこぶしを握って突進してしまったのでした。
私って単純(笑)

結果、優しいライトくんにも見惚れてしまうし、一切を拒絶するライトくんにも身悶えしてしまうしで。
双方の面からライトくんルートを楽しめたことが幸いでございました(*＾-＾*)

とは申しましても、やっぱりはライトくんがユイちゃんを受け入れてこそ、の展開でございますので、
【Maniac】ブロック [ プロローグ ] にて、

「舐めないでよ。リヒターがあの人の心臓を抉って、キミに移植したってなら……」
「ボクはキミに別の人間の心臓を抉って植えてあげる」

「ボクはビッチちゃんの血が欲しい……キミの、ね？」

と言ってくれた瞬間には、「いや〜〜〜〜(ノ≧∇)ﾉｼvvvv」と。
「あんなに前作で（心臓の件に関して）歯がゆい思いもしたライトくんに、ユイちゃん自身を見て貰えた〜〜8(≧△≦)8))))」と。
それはもう狂喜乱舞してしまったのです////

いくらユイちゃんが言葉を重ねても、行動に移しても。
それを受け取るライトくん側が空虚であるならば、何も響かないのですもの。
「嗚呼、嬉しいなぁ。今作ではライトくんに、ユイちゃんを「見よう」とする気概があるんだなんて！」と感動しちゃったのですよ。
うん。嬉しい(*＾-＾*)！

でも、それにしても。
いくらライトくんが【心】を手に入れて、その重さ。渦巻く感情に押し流されてしまいそうになって。
「こんなことなら、いっそ」と心を手離したくなったとは言っても。

まさか、レイジさんに毒を飲まされっぱなしになるとは思いませんでした(笑)

「え？ あれ？ 本当にこのままフェイドアウト？？」と、仰天された方も多かったのではないでしょうか。
まぁ、それでこその悪徳が光るレイジさんなのですけれど、まさか完結するためのエンディング内ではなくて、まだストーリーが続く本編内でやらかしてくれるとは思いませんでした。
凄いなぁ、レイジさんったら(*´Д｀)vvvv ←

そ・し・て！
レイジさんの劇薬のお陰で劇的に愛情に目覚めるライトくんの、あのCG！！
ユイちゃんとの一糸纏わぬ姿の一枚絵に、

「あぁぁ、ヤバイよ。ヤバイってば。今こっちに来ないでね〜〜(;ﾟдﾟ)」

と、オート進行しつつ夕飯後の食器洗いをしていた手を休め、ダダダダダ、と一気に○ボタン連打でシーンを押し進めようとしたワタクシでございます。
だって、子どもに見られちゃうかと思って冷や汗かいたんですもの！！
最後の最後にライトくんにヤられちゃいました(≧△≦)b★(笑)

しかし、この感動の【Ecstasy】ブロック後に分岐する各種エンディングはさすが。
ライトくんの狂気が生かされておりましたねぇ(*´Д｀)
あれらはあれらで好きなBAD集でございます。

【ブルート】は「愛する」ということと「エゴ」の相違。
どこまでが愛情で、どこからがエゴなのか。
最後はライトくんの中の価値観によって判決を下されました。

【サーヴァント】は、他キャラクターの同エンディングの中でも好きな部類でございます＾＾
多分、コウくんはあの後……されてしまったのでしょうし、

「だめだよ、逃さない……キミはボクの蝶になる……ボクだけの……綺麗な蝶々」

と、一生を隔離されて過ごすユイちゃんの姿に、ゾクゾクしてしまいましたから////
きっとこの先のライトくんにはユイちゃんが何を語りかけても、ひとつとしてその耳に届くことはなくなってしまったのでしょう……。

一転して【ヴァンパイア】は驚きました！！
『ディアラバ』じゃなくて違うゲームをしているのかとも、一瞬思いましたし(笑)
や〜〜。
ライトくんが「せぇしゅん」してたんですもの。
頭の中で他社PSP乙女ですが『はつカレっ☆恋愛デビュー宣言！』がオーバーラップして大変でございましたよ〜(*´艸｀)ｦﾎﾎ
でも、きっと、

「ーーユイちゃん、愛してるよ…… キミの心も身体も、そして血も、ぜーんぶ……」

とライトくんがそれは綺麗ににっこり笑ってユイちゃんと一緒にいられること。
そのことだけに帰結するためのシナリオなのですから、ライトくんが変態の汚名？を返上したって全然構わないのですよ(≧ω≦)！
ただでさえ、変態嗜好なだけでユイちゃんには甘かったライトくんが、今度は愛情を以って傍に居続けるのですから二人はず〜〜っと幸せでいるのでしょうね＾＾

肉欲ににしか目を向けられなくなっていたライトくんが、ユイちゃんというひたむきな存在を得て、本来の優しさを発揮できることが私にとっても幸せいっぱいのルートでございました(*＾-＾*)vvvv
逆巻 シュウ（cv.鳥海 浩輔）… 嶺帝学院高校3年。（19歳） 六兄弟の長兄。

「俺に血を吸われたいんならさっさと言えばいい……」
「そうか……じゃあやらしいことでもされたいのか……？」

「して欲しいなら、あんたが動けよ……」

シュウ〜〜〜〜〜〜(≧ω≦)vvvv

…………ハッ(;ﾟдﾟ)

すみません、こんな冒頭で。
いや、でもこれって【Dark】ブロック [ no.01 ] のシチュパートなんですよ。
もうね、「のっけから(*´Д｀)！？」と思ってしまったのです(笑)
次の [ no.02 ] でも、就寝しようとしたユイちゃんが自分のベッドに目を向けると、そこにシュウが寝ているし！
いろいろと最初から飛ばしてくれちゃってましたよ、シュウさんは。
さすがでございます(≧△≦)b★

……と、他にも美味しいシチュに溢れていたシュウさんルートですが、他のキャラクターのような暴力に訴えるシーン。
罵詈雑言を浴びせられるシーンがほとんどございませんので、安心しながら進めさせていただきました(*´-｀*)
特に【Dark】ブロックでは、[ no.09 ] 。
廊下で寝ていたシュウさんを踏んづけてしまった詫びとして、血をよこせ、と言われるトンデモシーンなのでございますが(笑)、

「なんであんたはここにいるんだ。

あんたの血も飽きた。

血だけならあんたの代わりは掃いて捨てるほどいる」

と、言ってくれるんですよね〜(*´Д｀)

どんなに逆巻家の兄弟から人間以下の扱いを受けていても、屋敷を出て行こうとしないユイちゃんに投げ掛けた言葉だったんです。
その彼女に、「血も飽きた」って……。
その血があるからこそ縛られているのに、そこからも解放してくれようとする気遣いが垣間見えたことに、もぉ感動しちゃって(T-T)！！
過去の思い出があるからこそ、人間を嫌いになれずにいるシュウさん自身に思いを馳せてしまったら……。
太刀打ちできない場面でございました////

しかも！
シュウさんは怠惰な中にも、仄かな憐憫を見せてくれるだけではなく、

甘いんです！！

【Maniac】ブロック [ no.02 ] でした。
気だるげなシュウさんを連れて下校し、公園で休ませてあげようとしたら周囲はキスをしているカップルだらけ……。
赤面してしまうユイちゃんに、

「あのカップルと同じことって言ったら？ つまんないキスすんなよ」

「ちゃんと舌出して、絡める。……次、やらなかったらもうここで寝る……」

って、はぅ。はぅあぁぁぁぁぁ(*´Д｀)vvvv
ユイちゃんに出会うまでの歳月を怠惰に過ごしてきたとは言え、その……（やることやってきた）んだろうなぁ、と推測されるシュウさんの過去はきっと凄くて。
いろんな手練手管を妄想するだけで腰砕けになってしまったシーンでございました////

で！ 妄想ついでに [ no.05 ] で考えてしまったことを打ち込んでも良いでしょうか？？
あぁ、どうしましょう。隠し文字で打ち込んだ方が良いのかしら(>_<)
以下、更なる妄想駄文。
↓
↓
↓
「たしかに、これまで女の人に動いてもらって……。ということは、過去に何度もあったのだろうと思います。
けれどもし、先に女性の方が果てたらシュウさんは そのままでも構わなかったんじゃないかな、って。
身の内に熱が燻（くすぶ）るくらい、どうとも思わなかったんじゃないかな、って思うのです。
（そういう行為自体が暇をつぶすための余興くらいの感覚かと……）
でもね！
もしユイちゃん相手にそのようなことになったら、先にユイちゃんが……てしまっても、深追いして追い詰めて、もっともっと求めて欲しい////」
↓
↓
↓
とですね、考えてしまった訳なのですよ！
うわぁ、本当に脳内垂れ流しで申し訳ございません(;´Д｀)！！（猛ダッシュ）

さて！ 【Maniac】で感じた最大の妄想文は打ち込んでしまいましたので、次ブロックに行こうかな(笑)

二人の距離が縮まり、大抵はユイちゃんに甘くなる【Ecstasy】ブロック。
その [ no.03 ] のことでした。
コンコン、とシュウさんの自室をノックするユイちゃん。

「シュウさん……いますか？ お茶、持ってきました」

「……いない」

（いるじゃない……）

と、このブロックにしても弛（たゆ）まぬシュウさんカラーに大笑いしてしまいました(≧ω≦)！
いくら面倒だからって「いない」って答えるのか、と(笑)
ああ、でも。
シュウさんにしてみれば「いない」って応えただけでも凄いことなのかも。
どちらにしても、そんなシュウさんが可愛かった〜〜〜8(≧△≦)8))))

この後のStoryパート展開はユーマくんとの関わりが深くなりますので、過程は割愛させていただきます。
各種エンディングへの感想のみとなりますが、まずは【ブルート】。
……これは……アヤトくんと同系列の内容？
いえ、違いますね。どちらかと言えば、コウくん寄りなのかな？？
何にしても、自身を顧みてもらえないユイちゃんが壊れてしまうものでございました。

【サーヴァント】はレイジさんが鬼畜すぎて、もぉ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
シュウさんが最後に取った行動は推して知るべしなのでしょうけれど、これから先。
また独りになってしまったシュウさんには、もう希望の光が灯ることはないのだろうな、と思います。
そして、その姿を見て更にレイジさんが哄笑すると言うね。うわぁ(*´Д｀)vv ←

【ヴァンパイア】はね、分かってました！
前作でのシュウさんENDをそのまま引き継ぐ形になるんだろうな、って(笑)
でも、

「…………これ以上、お前を他の誰にも奪わせない」

「だから、行こう」

という決意をさせてくれたのが、上記とは真逆に位置におりますレイジさんだということが嬉しかったのです。
最後に兄弟として和解できたんだなぁ、って。
満足げに笑うレイジさんの姿があったからこそ、前作よりもふんわりと柔らかな内容になっているのでは……、と個人的に満足させていただきました(*´-｀*)vv

シュウさんルートは、前作での過去の絡みも解消された上で二人の安寧を手に入れられるので、幸福度倍増のプレイでございました〜(*＾-＾*)vvvv
逆巻 レイジ（cv.小西 克幸）… 嶺帝学院高校3年。（18歳） 六兄弟の次兄。

まさか、まさか、まさか。
私の中の「好きグループ」に入るだなんて思ってもみなかったレイジさん。
確かにですね、レイジさん単体のルートでは上位キャラには入っていませんでした。
けれど、全員分のエンディングを見ました時に……、
（あ。私の場合、まず全キャラの選択肢をクリア。エンディング3種を最後にまとめて見たんです＾＾）

別キャラルートで登場する際は必ず、如何なく悪役っぷりを発揮していて！

そのギャップに身悶えしてしまったのです(〃ﾉωﾉ)vvvv
「え〜！ 個別ルートではあんなに繊細……というか、優しいキャラなのに、それってユイちゃんがレイジさんの唯一の存在になったからこそ見せてくれる表情だったんだぁ(≧ω≦)」
と、勝手に妄想してしまったから////
はぅあぁぁ。そこからはもう、文字通り果てしなくギャップ萌えでございました(*´Д｀)vvvv

それに前作では残酷描写として一番苦手なシーンがレイジさんルートであったのですが、今回はそのようなこともなく。
終始、ユイちゃんを唯一の相手として見ているのがひたすら嬉しかったんです＾＾
（「唯一の相手」の意味合いが各ブロックによって変化していくのが、また//// ）

その根底として、一番印象深かったのがレイジさんの研究は兄弟のために行われていた、ということでした。
兄弟がいつ怪我をしても良いように……、と配合を重ねている配慮。
能力のある自分よりも劣るもの、として蔑んでいるようにも見える兄弟仲なのに、きっと今でも底にある気遣いは変わっていないのでしょうし（意地っ張りだから認めたがらないでしょうけれど(笑)）、その心根があるから最初はエサであれ、段々と深くなっていく執着であれ。
【自分だけのもの】となったユイちゃんに対して、兄弟間では報われなかったいろいろな善意があいまって……。

ほだされて、優しくなっていく

のだろうなぁ、ってレイジさん寄りに都合の良い解釈をしてしまう訳ですよ(*´Д｀)！！

だって、のっけ（【Dark】[ no.03 ]）から、うたた寝していたレイジさんの眼鏡を盗んだ濡れ衣を着せられそうになったのに、その悪巧みに乗らずユイちゃんから眼鏡を受け取ってくれるとか！
（← これには本当に驚いたんです(;ﾟдﾟ)）
同じく [ no.05 ] で風邪を引いたユイちゃんのためにレモネードを作ってくれるとか！！
他にもいろいろ紳士オーラを醸し出してくれているレイジさんが、もぉッッ。
めちゃくちゃ好きだったんです〜〜〜〜8(≧△≦)8))))
本当。
【Dark】ブロックから既に、ユイちゃん自身が自分のことを「レイジさんにとって、私はただのエサでしかないのかな……」って悩んでしまう気持ちが分かりますもん(T-T)vvvv

あ。でも、【Maniac】からの展開は更にビックリ！！
まさか乗り込んでいってしまうとは……。
レイジさん、すごいッッ。
そんなんだから奸計キャラとして際立ってしまうのですよ、まったくもう(笑)
そして他兄弟とは違い、まさに「二人きり」という雰囲気が生かされまくってですね。

【Maniac】[ no.02 ] で、早く休みたいから、と言ってユイちゃんの濡れた髪の毛を乾かす手伝いをしてくれたり！（どんな新婚シチュですか(笑)）
[ no.04 ] で、泥にまみれてしまったユイちゃんの姿を見て、

「まあ、私には貴女が服を着ていようがいまいが、どうでもいいことですが」
「今回は特別です。

私の服に袖を通せるなど光栄に思いなさい」

ってッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

こ……。
これは、もしや乙女王道の「彼氏のシャツがぶかぶかで袖が余っちゃうの////」的な、男性心をくすぐったり、そのことを妄想してプレイヤー（私）が悶えちゃったりする展開と見てしまっても良いのですよね(≧ω≦)！？
もぉぉぉぉ！！
こうことをさり気なく気遣ってくれて、上から目線で実行に移してくれちゃうからレイジさんってば、キュンキュンしちゃうんだってば〜〜〜〜(*´Д｀)vvvv

……と、それはもう一人で輾転反側させていただきました。

それに、それにっっ。
（まだまだ、萌えトークが続いちゃって申し訳ありません＾＾；）
同じく [ no.05 ] にてですねッッ。
レイジさんに何度もダメ出しされながら淹れた紅茶が、ようやく及第点にまでなるまで付き合ってくれて。
あまつさえ、

「美味しい紅茶です。……よく頑張りましたね」

って、頭を撫でてくれるんですよ〜〜〜〜8(≧△≦)8))))！！
まぁ、レイジさんの【貴重な】時間を無駄にした分は、部屋に戻ってからきっちりお仕置きされるようですが(笑)
それでも、嬉しかった(〃ﾉωﾉ)vv
そして、慣れない環境下で過ごすユイちゃんがすっかり痩せてしまった時も、手ずから料理をしてくれて。
（カルボナーラが美味しそう＾＾）

「本当に……手のかかるエサだ」

って、優しく言ってくれるし〜〜〜〜ッッ(≧ω≦)vvvv
嗚呼、ヤバかったです。
身体中のいろんなところからハシタナイ汁を出して、悶絶死してしまいそうでした(笑)

しかも、「Maniac」でこれだけ甘いんですから【Ecstasy】ブロックになると、更に……ふあぁぁぁ(≧ω≦)！
[ no.01 ] のシチュでしたが、レイジさんが留守をしていた際に止める間もなくコウくんに頬を舐められてしまったユイちゃん。
そのことを知ったレイジさんに、しっかり消毒をされた後ーー

（消毒したところに、キス……された……）
「ふ……貴女など、ただのヴァンパイアのエサのくせに」
「モノ扱いが嫌だなどと……つくづく見の程知らずですね」
（……レイジさんのキス、なんでこんなに優しんだろう）
「貴女は特別な血の器……。それ以上でも、それ以下でもない」
「ただひとつの不幸は、人の形をして生まれてきたということ」

「貴女にとっても、私にとっても……ね」

って、吐露してくれるんです〜〜〜(*´Д｀)vvvv
切なくて、すっごく好きでした！！
寄り添ってしまいたいのに、それを許さない矜持とか価値観とか。
「まるで、ロミジュリみたいだよ……」とうっとりさせていただいたシーンでございました。

あ！ そしてですね！！
レイジさんファンにはきっと堪らなかったであろう、[ no.04 ] のシチュ(≧ω≦)vv
ここは敢えて情景描写を省かせていただきますが（気になる方は是非、本編プレイでお楽しみください＾＾）、

「次もうさぎにしてもいいです」

って、めちゃくちゃ可愛くなかったですか〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
あのレイジさんにうさぎ型を出すユイちゃんも猛者だと思いましたけれど(笑)、結果的には「ユイちゃんグッジョブ(≧△≦)b★」って思いましたもん。
このシチュを思いついたライター様には、きっとそのとき天啓が降りてきたのですね！
うぅ。本当に素晴らしいシチュでございました////

そして、[ no.07 ] からのStoryパートでは、レイジさんの過去に犯した最大の罪に焦点が当てられていきます。
その解決策は各エンディングによって異なるのですが、【ブルート】。
あれは救いがない、文字通りのBADでございました。
更に、上記のロミジュリ展開としての末路が【サーヴァント】。
あの後の生涯をレイジさんがどのように過ごしたのか……と、暗い愉悦にゾクゾクしてしまったり。正直致します。
で、私が最後に堪能しました【ヴァンパイア】ENDは、流れ的にはアヤトくんに似ているのでしょうか。
正直、カールハインツから貰った時計の話だって、綺麗に演出され過ぎているとは思います。
けれど、

「あれほど首を切るようにと言ったのに、まったく……貴女と言う人は……」
「私の言うことをひとつも聞かないダメなエサですね」
「罰として……

私を抱きしめ返しなさい。さあ、早く」

なんて言われた日には、それだけで十分でございました(T-T)！！！！
レイジさんの高飛車な口調で、あくまでも「らしく」。
でも、この先をずっと優しく包んでくれるのなら、なんて幸せなことなのでしょうか(⊃Д⊂)vvvv

この後の後日談も好きでございました＾＾
やっぱり、レイジさんにはトップよりも参謀役が似合いますものね。
「本当にうだつの上がらない、仕方のない人です」とかブツブツ言いながらも、結局は見捨てておけなくていろいろ手を焼いてしまう兄弟仲を想像すると、もう、にやける頬が止められなくて(≧ω≦)！
でも、きっと要領の良いレイジさんのことだから、肝心要の場面では決断をくだす手間を総領に任せて、自分は自室に戻ってユイちゃんと甘い時間を過ごすのだろうなぁ、と思うと更に倍率ドン！（←あ＾＾；）
でレイジさんに身悶えしてしまう訳ですよ〜〜〜〜(ノ≧∇)ﾉｼvvvv


ああ、すっごく楽しかったです、レイジさんルート！！
でも、こんなにガツガツ悶えられたのはやっぱり。
冒頭で述べました、他キャラルートでの容赦のない冷徹っぷりを知っているからこそ、でございます。
レイジさんの甘い表情はユイちゃんの前でしか存在しえないものなんだ、という乙女心がくすぐられてしようがないですもん(≧ω≦)！
本人どころか他キャラをクリアして尚、その魅力を如何なく発揮してくれるレイジさんに完敗なのでございました////
逆巻 スバル（cv.近藤 隆）… 嶺帝学院高校1年。（16歳） 六兄弟の末弟。

来ましたね(≧ω≦)！
逆巻家六兄弟の中の良心。そして、吸血鬼界の中での暴君紳士が////
（って、日本語ヘン……(笑)）

ん〜〜。
ですが、今回の【アダムとイブ】という設定自体が、スバルくんの個性には合わなかったんじゃないかなぁ、と感じながらプレイをさせていただきました。

兼ねてより暴力タイプの彼が、アダムの血の覚醒により更に増して暴力的になってしまうのですからね。
それは、「んっ……っはぁ……」というような甘い吸血スタイルではなく、まさに暴飲するような吸血音になってしまうのも道理で仕方ないのだろうな、と納得しつつ。
近藤さん、お疲れ様です(≧ω≦)！ と思ってしまったり。

まぁ、最後の感想は私個人の寄り道感想なのですけれど(笑)、スバルくんのシナリオから前作の甘さを格段に少なくさせてしまった要因となっているのだろうな、と考えておりました。

そして、さらにもう一点。
今回のスバルくんシナリオは、彼自身の美点という焦点からピントがずれて、ぼやけてしまっているんじゃないかな、と。
個人的にはこちらの方に寂寥感を感じてしまったのです(;´Д｀)
だってね、【コウくんにはコウくんの。勿論、スバルくんにはスバルくんの】美点がある！
と、声を大にして言いたかったんですもの。

それなのに、コウくんの過去を知り、自身の悩んでいたことがまだまだ浅はかだったと恥じるスバルくんが歯がゆくて(>_<)！！
人が悩んできたことに優劣なんか無いなんだってば！
コウくんはコウくんの状況下で苦痛を受けていたのだし、それが如何に深刻だったからと言って、スバルくんが幼少期から受けてきたダメージがゼロになる訳じゃない。
スバルくんの苦痛だって誰も肩代わり出来ない程、スバルくんが置かれていた環境下では相当のものだったんだから〜〜(T-T)！！

それをこんな風に尻込みして、それどころかコウくんにユイちゃんを譲ろうとする気概のない存在としてスバルくんが描かれていたことに、「なんで〜〜(;´Д｀)？？」と思わざるを得なかったのです。
そんなんだから。

前作に比べて暴力過多なきらいがある上に、増して、ライバルキャラに遠慮してのユイちゃん進呈。

これじゃあ、スバルくんのエンディングに辿りつくまでに「あれ？」って。「ん？」って。
「スバルくんって、こんな感じだったっけ？？」って霞んじゃっても仕方ないよ〜。
勿体ないぃぃぃぃ(>_<)！！

と、ひらすらに叫んでいるような心境で、ずっとプレイをすることになったのでした。

ーー以上！！
スバルくんシナリオへの「もったいない」は吐き出してしまいましたので、以下からはスバルくん身悶え語りを開始致しますねvv

まずは【Dark】ブロック [ no.10 ] 。
ここに至るまで、ず〜〜っと怒ってるんですよ。ず〜〜〜〜っと。
ガンガン怒りまくって、ガツガツ物を破壊しまくっているスバルくん(笑)
でもね〜、それを「コウくんと仲が良いように見えるユイちゃんに苛立ってるんだぁ(*´Д｀)」と眺めると、自分の感情を上手く処理しきれなくて手当たり次第に……。
というスバルくんの姿に激萌えをしてしまったのです。
スバルくん、可愛い〜〜(≧ω≦)vvvv
その上、

「あいつとしゃべってて楽しかったんだろう！？」
（えっ……悲しそうな顔……）

「本当はアイツに吸ってほしかったんじゃねえの？ そうなんだろ！？ あぁ？」

だなんて〜〜〜〜////
ヤメテーー。嫉妬心剥き出しとか、本当に可愛いからヤメテーー(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
と、ますます輾転反側してしまう私がいるのでした〜vv

更に【Maniac】に参りますと、プロローグから垣間見えますスバルくんの過去に、「嗚呼(T-T)」と。
「ユイちゃんだけが自分に与えられた唯一の拠り所なんだなぁ」としみじみ感じてしまうのです。
その感情がありますから、Storyパートだけではなくてシチュパートでも引き寄せられてしまうんですよねぇ。
[ no.01 ] のシチュで、「昔はここの生活よりも幸せだったのか？」と問うスバルくん。
ヴァンパイアのエサとして生きる他ない自分にユイちゃんが黄昏れていた時だったのです。
そこでですね、

「……シケた面してんじゃねえよ」
「余計なことを考えるな。血がまずくなる」

「お前はオレのキバを感じて、狂うだけでいい」

「能天気な顔して、オレのために血を出せばいいんだよ……」

と、高慢な態を装って慰めてくれるんですよ〜〜(*´Д｀)
ここのシーン。甘酸っぱくって大好きでございましたvvvv
まぁ、でもスバルくんのシチュパートは他にもいろいろと甘酸っぱいなぁ、って思いましたけどね。
末弟という若さが成せる技なのでしょうか(笑)
（ [ no.06 ] の図書室での膝枕とかね！　「キャ〜〜8(≧△≦)8))))」って思いましたからね(≧ω≦)！）

このまま【Maniac】ブロックはアダムの血が覚醒しそうなスバルくんがますます暴れ、前述致しましたコウくんへの後ろめたさが核となって進んで参ります。
【Ecstasy】に入りましてからも、お風呂場で吸血とか美味しいシーンを織り交ぜてくれちゃったりとか、他の兄弟に嫉妬してくれたりとか。
いろいろと美味しいシチュを用意してくれたスバルくんだったのですが……。
長かった！
[ no.10 ] に辿りつくまでが精神的に長く感じましたよ！！
だって、ようやく

「そいつは、お前のものになんかならねえよ！ それに、最初からオレのもんだ」

って言ってくれてコウくんへと譲ることなく、自分の中でユイちゃんへの思慕を認めてくれたんです！！
もうっ。
本当に随分と回り道をしながら待ち続けたんだからねっ。
これからは、ず〜っとず〜〜っとユイちゃんと幸せになってよね(T-T)vvvv

と、ようやく安堵することができました。
そして、この先のエピローグが素晴らしいのです！
血に飢え、渇望するような衝動から解き放たれたスバルくん。

「自分で抑えられないほどの欲求は失せたが…… お前は欲しい」
「お前は……オレが欲しいか？」

って、所在なさげに。どこか不安そうに訊いてくれるのですから堪りませんでしたよ(≧ω≦)！！
ヤメテーー。
ほんと、ヤメテーーーー////
こういう脆さを孕んでいるシチュに滅法 弱いんだってば〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

と、狂喜乱舞させていただきましたからね(笑)
しかも、これだけで終わらないんだ(*´Д｀)
最終章のエピローグですので、ネタバレ状況描写なしのセリフのみ抜粋で参ります。

「ーー殺されるなら、お前がいい」

って(T-T)！！
「もしまた自我がなくなったときのために」って、×の×××を渡してくれるんですよ〜〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv
もぉ、ごわ〜〜っと感動してしまう衝動から逃れられませんでした！！

このユイちゃんに手渡した物が、各種エンディングへのキーアイテムになるというのもまた。
個人的に美味しかったのです(*´-｀*)

【ブルート】ではあんなになったユイちゃんと、変わらずに添い遂げようとしてくれるスバルくんの一途な愛情に感動してしまいましたし、ユイちゃんが……。
という末路にも納得致しました。

【サーヴァント】では、ユイちゃんとコウくん。
更には自分までもを巻き込んだ一連の流れの先にーー

「ユイはオレの全てだ」
「これでお前は永遠に俺のもの……」

というセリフももの悲しく(⊃Д⊂)ﾊｩｱｧｧ
それでも、スバルくんの愛は揺るがないものでございましたね。

【ヴァンパイア】はもぉ(≧ω≦)！！
これまでの下位エンディングでも不変だったスバルくんの真情を、これでもか！ というくらい感じることが出来て幸せでしたぁぁぁ(*´Д｀)vvvv

えぇ。ユイちゃんに申し込んだ後のセリフを抜粋させていただきますが、

「なぁ、ユイ」
「お前に……頼みがあるんだ」

「ーーオレをひとりにするな」

「お前なしじゃ、生きていけない。それくらい……愛してる」

ってね！ ってね(≧ω≦)！！
もぉ、スバルーーーーー(ノ≧∇)ﾉｼvvvv って、叫ばせていただきましたよ〜(〃ﾉωﾉ)

スバるんルートは過程の描写が歯がゆかったり、カールハインツを軽く殴り殺したくなったり(笑)
いろいろいろいろ。
感情の寄り道もしてしまいましたが（いやでも、カールハインツに感じた憤りは正当なものだったと今でも思います）、やっぱりスバルくんの愛情は深かった(≧ω≦)！！

手を差し伸べることの無意味さを知っている彼だから、どこまでもユイちゃんを追い求めてくれるという。
その姿が心地好くて大好きなのでございました〜〜〜(〃ﾉωﾉ)vvvv
（もちろん。スバルくん自身が幸せになれる存在がユイちゃんのみ、という大前提があってこそです＾＾）
無神 ルキ（cv.櫻井 孝宏）… 嶺帝学院高校3年。（18歳） 四兄弟の長兄的立場。

ルキくんはね〜〜(笑)
本人は至って傷心を抱えて人間不信になっているのだと思っているのでしょうけれど……。
コウくんやアズサくんなんかと比べると、説得力がありませんでしたよね。
無神家のリーダーなのに(≧△≦)b★
（や、だって……ルキくんの落ちぶれてしまった理由は確かに外因的なものでしたが、それ以降、誰にも手を差し伸べられず、むしろ唾棄されるがごとく状況に追い込まれたのは自身の行動が招いた結果でしたから。
ユイちゃんに「優しくするな。おもねるな」ということを言ったところで、「えぇぇ」と＾＾；）

ーーと、ルキくんに関しましては心の中でいろいろ思ってしまうのですけれど(笑)、プレイする際にはルキくんの孤高な部分にのみ目を向け堪能するようにしていました。
本作品は「シチュゲー」ですからね。
綺麗な上澄みだけを掬って楽しめれば上々なのだと思っております。
雰囲気、雰囲気(*´艸｀)vv

で！
ルキくん語りなのですが、まず【声がいい】(*´Д｀)！！

低いの〜〜////
ひとつひとつをですね、噛んで含めるように。時には吐息交じりで言われたりするの〜〜(〃ﾉωﾉ)vv
ライトくんみたいにネチネチ責められるのも好きだけど ←
ルキのように紳士然として高見の状態から、一見 酷いようなことを言われるのも好き！
深読みして、根底にあるかないかの愛情を探すのが好きだから(*´Д｀)

【Dark】ブロック [ no.05 ] にて、無神家の庭園でコウに迫られたユイちゃんが逃れようとした時、薔薇の棘で傷を作ってしまうのですが、その傷を見て

「……俺の知らないところで身体に傷を作るな」
「無駄にその血を流すこともだ。

その身体のなにひとつ、自由になるものはないと思え……」

と言うルキくんに身震いが！

なんて官能的なの〜〜〜〜(ノ≧∇)ﾉｼvvvv と。
どうということはない普通の会話なんですよね。
「お前は下等な人間なんだから隷属するのが当たり前」的な流れなんですよ、本当は。
嗚呼、でもでも！

ル〜〜キ〜〜く〜〜ん〜〜〜〜8(≧△≦)8))))

良いよ、良いッッ。
もうどんどん（ユイちゃんを）拘束しちゃって、雁字搦めにしちゃってOKだよっ(≧△≦)b★
と、力強く思いました。
低音美声の威力……半端なかったです(T-T)vv

そうそう。
ルキくんは口ではユイちゃんのことを「エサだ」「家畜だ」と言いながら、もう十分に執着してるんじゃないの？ と嬉しく窺える部分も大好きでございました＾＾
それはまぁ、捩じれた過去を背負っている逆巻家、無神家の全員に言えることなのですけれど、ウン百年と生きて来て自分なりの自由や価値観を謳歌してきてはいても。
自身のつまらない見栄やプライド、エゴなんかを前に出しても逃げずに、見上げてくれる異性に出会ったのは初めてなのじゃないかしら。
と思えるんです。
ですから初めて手中にした【自分だけの存在】というもの（＝ユイちゃん）に、どんどん溺れていく彼らを見るのが好ましくて堪りませんでした////

…………で！ ルキくん語りに戻りますけれど＾＾

今は自分の所有物となっているユイちゃんではありますが、その身には逆巻家で暮らしてきた過去を消せない「噛み痕」が無数に残されていたのです。
そのことが面白くなく、彼女の脇腹にまで彼らの痕を見つけてしまったルキくんが苛つきながら、

「俺から、目をそらすな。俺だけを見ていろ……」
「その目で見て……焼きつけておけ。お前の記憶に」

と、新しい噛み痕を付けられた時には、「キャ〜〜〜〜8(≧△≦)8))))」と狂喜乱舞しました！

きっといつもなら、吸血をされるときにはぎゅぅと目を瞑りやる過ごしているはずのユイちゃんに、その行為の最中をまざまざと見せつけるだなんて！
なんて婀娜っぽいシチュなんですか〜〜〜〜(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

ルキくんの自室に大きな姿見がなくて、少し安心しましたもん。
だってねぇ……。
ルキくんたら、散々いたぶりながら鏡の前でユイちゃんにあれこれ仕掛けそうな気がするんだもん(〃ﾉωﾉ)！
そんなアダルティな妄想をしてしまった私は悪くないものっ。
全部ルキくんが悪いんだから〜〜〜！！！！

ーーと、捨て置いて走り去る私(笑)

あ＾＾ それにしても【Ecstasy】ブロック [ no.02 ] も美味しかったですね〜vv
ヒロインの格を上げるためにとか。
攻略キャラクターがヒロインへの愛情をより確信するためなど。
「彼」の愛情を二分する訳ではない、逆に蹴散らすための他の女性の影を見るのは大好きです(≧ω≦)！
あそこで嫉妬するユイちゃんが可愛かった(*´Д｀)vv

（例えば……ですよ。古典『源氏物語』の紫の上と明石の君。
あれはさぁ、二人に対する恋心も。
位階ある男性としての自尊心も満足できているのは光さんだけなんですよね。
お互いが素晴らしい女性だから反目しあうことはなかったけれど、自分が愛している男性の愛情をそれぞれが二分している存在だなんて。
しかも、お互いを無視できない目と鼻の先に居を構える他ないんだなんて……。
二人の女性にしてみれば生き地獄だったろうなぁ、としみじみ思ってしまいますから）

で、話は元に戻りますが、ルキくんがユイちゃんと出会う以前に手駒とするため、ほぼ無作為に選んだのじゃないかと思われる女の子を見て、心中ぐるぐるしてしまうユイちゃんに、

「ふっ……お前がそんな表情をするとは思わなかった」
「……お前だけだ。ユイ」
「俺を愉しませることができるのはお前だけ……」

「誰にも渡さない……お前は……俺だけの……」

と、言い募ってくれるのですから感無量でございました(〃ﾉωﾉ)！！
あの（自業自得だけれど）孤高なルキくんに！
あの（自業自得だけれど）人間不信なルキくんに！！
ここまで愛情を以って執着してもらえるのが本当に幸せで〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv
ーーって、「自業自得」言い過ぎですけれど(笑)

そうそう＾＾
上記の「ルキくんが愛情を以って」ということも、きちんとシナリオ上で示されているんですよ。
[ no.03 ] のシチュでも、もうユイちゃんの魅力に絡め取られていることを暗喩してくれているのですが、やっぱり直接的なのは、[ no.08 ]！
ユイちゃんの稀少な血を求めて無神家に乗り込んできたアヤトくん。
そのアヤトくんに向かってルキくんが言ってくれるのです！

「だが……ひとつだけ聞かせろ」
「お前は……ユイのことをどう思ってる」
「…………」
「……そうか、わかった」
「やはりそいつは渡せない。……置いて行け」

「血ではない！ 俺は……！」

ってね〜〜〜〜〜(*´Д｀)vvvv

あぁもう、あぁもう、ようやく(≧ω≦)！！ って思いましたよぅ。
本当に逆巻家の六兄弟だけじゃなくって、無神家の兄弟までも手が掛かるんだから(*´Д｀)！

ここから先はルキくんがユイちゃんを解放してあげるため、手離す形としてエンディング分岐をしていきます。
【ブルート】も【サーヴァント】は、どうしてもカールハインツを殴り倒したくなったし(｀◇´*)！
いや〜「何様！？」としか言いようがなかったですね。
まぁ、魔王様なんですけれど(笑)

そしてやっぱり【ヴァンパイア】は甘くて好きでしたvv
屋上に姿を現してくれたときは予定調和の幸福感に満たされたのですが、それだけじゃ終わらなくて(≧ω≦)！
最上ENDなので情景描写をせずにセリフのみの抜粋でお送りしますが、

「……俺と来い、ユイ」
「共に来るなら、こうして

永遠に誘惑の言葉を囁いて、死ぬまでこの唇に甘い毒を与え続けてやる」

「……俺を解放したいのだろう？」
「だったらそばにいろ。そうすれば俺はきっともう苦しまない」

さ……っ。

櫻井さぁぁぁぁんッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

じゃなかった(笑)

ルキくぅぅぅぅんッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

って、心底叫ばせていただきましたよ〜〜〜(≧ω≦)！！！！

今回のテーマが「「人間」と吸血鬼との恋物語」であるだけに、誰のエンディングでも、この先ユイちゃんは彼らを置いて逝ってしまうのだろうか、とも考えたりするのですが……。
そこには敢えて蓋をして考えません！
もしかしてヴァンパイア化する手段を選んでくれるかもしれないですしね。
うんうん。あくまでも、予定は未定なので全キャラクター。
引いてはルキくんとユイちゃんも、ず〜〜〜っと二人寄り添って幸せに過ごしてくれたら良いなぁ、って思いました(*＾-＾*)vvvv
無神 コウ（cv.木村 良平）… 嶺帝学院高校3年。（18歳） 四兄弟の次兄的立場。

コウくんは、とにかく暴力的！ との評判でしたので戦々恐々と序盤プレイをしたのですが……。

今じゃ、すっかり好きキャラです(≧ω≦)！！
最初はめちゃくちゃ冷酷なのに、そんなキャラがどんどん近づいてきてくれるシナリオが堪らない〜////
確かに最初は何をしてもすぐにキレられてましたけどね(笑)
位置的には無神家のカナトくん……いや、スバルくん似なのかな？
でも、スバルくんと違って直接 身体を痛めつけるられるので、やっぱりカナトくん要素もありますか。
まぁ、そんな感じで【Dark】ブロックは、とにかく痛いし辛い(>_<)
それでも何故か嫌いになれない私がいました。
それは……。

【Dark】[ no.09 ] にて、ユイちゃんが学校でスバルくんに話しかけられたことに苛ついたコウくんのセリフです。

「なあ……おまえ、あいつのこと好きなの？」
「好きってさ、どういう感じ？ 気持ちいいの？ 愛してるとは違う？」

というように、コウくん自身が幼少期の環境から好意的な感情を知らずに過ごしてきたことが、透けて見えるから。
すっごく酷いこととかも平気でするんですけどね、何だかそんな彼を ぎゅぅぅぅって抱きしめてあげたくなっちゃうんです。
ですから【Maniac】[ no.02 ] のシーンが、きっかけになったのかな？ と窺い知れたときにはすっごく嬉しくなっちゃって(*´Д｀)

それは何と言うことはない、コウくんの取れそうな制服のボタンをユイちゃんが付け直してあげるという場面でした。

「待ってね、もうすぐ終わるところだから すぐにできるよ」
「……最後に糸を切って、と……。はい、つけたよ」

「ん……。へぇ、ホントにつけられんだ…… ふうん…………」

このですね、「ボタンが取れちゃったから新しいものを買わないと」という感覚でいたものを、しげしげと眺めている感じ。
ボタンひとつのことなんですけれど、そこから自分自身に向けられた温かさを感じているんじゃないかな。
って推測できる行間が好きで好きで(≧ω≦)vvvv
（余談ですが、私が幼少期の頃に大流行りしました少女コミック、『ONE-愛になりたい-』の同じようなシーンを思い出して更にキュゥゥ、としておりました//// ）

更に、同ブロック [ no.05 ] にて、ユイちゃんにプレゼントしたチョーカーを用いた、

「革紐ってさぁ、濡らしてから乾かすと、縮むんだよ。知ってたぁ？」
「ねぇ、もっと苦しそうに鳴いて。潤んだ目でおれを見て……？ ふふっ……」

「きみを生かすも殺すも……すべておれの匙加減ひとつ……」

と、立場的優位に立ったコウくんが恍惚としているような場面なんですけれど、「これってもう……ユイちゃんという存在に捕まってしまっているのはコウくんの方だよね？？」と感じずにはいられなくって(*´Д｀)

また、この先の [ no.07 ] のシナリオで、学校の屋上でスバルくんに吸血されてしまうユイちゃんを見つめながら、

「渡したくない……だって。このおれが、きみを！」
「初めてだよ、こんなの。そっかぁ、これが……執着……。へえ……ふふっ……」
「んっ……あぁ……そうだよなぁ。おまえはおれを選んだんだもん。おれのものだよな……」

「これは、この血は、おれのもの……。おれだけの……初めての……」

と、自分も吸血衝動を抑えられないコウくんの姿に痺れちゃったのです〜〜(〃ﾉωﾉ)vvvv

いつもコウくん自身に与えられていたのは苦痛のみ。
仲間が出来てから与えられた自由の中でも、同性間の気安さしか味わえなかったのに……。
今は、異性からのみ受け取ることの出来る高揚感を感じているのじゃないのかな。

例え矮小な生き物だと蔑んでいた人間でも、ユイちゃんは女の子で。
自分が嬲ることも、気が向いたらいたずらに優しい言葉を投げかけることだって、その柔らかい身体一つで受け止めざるを得なくって。
そんな「自分のためだけの」様々な欲求とか本能とかを満たしてくれる存在なんだって！
それはもぉ、執着心だって独占欲だって湧いてきちゃうってなものだよね〜〜ッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

ーーと、私が興奮状態になってしまいましたから(笑)
あぁ、そんな距離を縮めて来てくれるコウくんが好きだ〜〜(≧ω≦)vvvv

で、極めつけが [ no.10 ] のシナリオでしたね！
ユイちゃんに自身の境遇を話して聞かせたコウくん。
「もう泣き方も忘れたよ」って言うコウくんを、ユイちゃんがぎゅっと抱きしめるんです。

「……何してんの？ きみからおれを抱きしめるなんて、明日は雪か槍が降るの？」

って、もう(T-T)！！
セリフだけでは伝わらないのでしょうけれど、ここのシーンは大好きでございました。
しっとりと、しんみりとしているコウくんが寄る辺なくて、寂しくて、でも大好きで(⊃Д⊂)！

あ。でもでも。
もしかしてこの先にプレイする方によっては地雷になるかもしれないシーンがやって来るのですよね。
【Ecstasy】[ no.05 ] でのシーンです。
ユイちゃんの血を更に甘く濃密なものに仕上げるために、ユイちゃんの目の前で「他の女子生徒の服を乱し吸血を始める」コウくん。
またその「女の子も嬉しそうに喘いで」いるものですから、「こ、これは……(;ﾟдﾟ)！」と思いました(笑)

私なんかは全然平気で、むしろショートショートの中のスパイスとして「キャ〜(〃ﾉωﾉ)！」と 楽しんでしまいましたが。
このゲーム自体、そのシナリオはユイちゃんとコウくん（ヒロインと攻略キャラクター）のものであって、もしそこにプレイヤーが自分自身を投影してしまったら……。
辛いかもしれないなぁ(T-T)
とも感じてしまった流れでございます。
苦手な方は苦手なシチュエーションかと思いますので、ご注意くださいませね(´人｀)
でも、その後の [ no.06 ] の状況設定は甘くて美味しいvv と思いますので、口直しも出来ます(*＾-＾*)

で！
どんどん加速していくコウくんの Storyパートなのですがッッ。
[ no.07 ] からの流れが大好きでございます(≧ω≦)vvvv

ユイちゃんに執着するようになり、彼女の「愛情」というものを信じてみても良いかもしれない、と思うようになったコウくんは様々な手段を用いて その愛情を試そうとしました。
ここで、ユイちゃんのことばかりを試し、自身のユイちゃんに向かう情愛に関しては思い至らない、そのベクトルの向きが素晴らしいな、と思ったのです。

これまではいつだって被虐の立場だった彼だからこそ、「自分も想いを返そう」という考えには到達できないんだな、って。
それにその手段だって……。
以下、[ no.08 ] のセリフです。
ユイちゃんを連れて帰ろうとしたスバルくんを止めてからのシーン。

「おまえ、俺のこと好きなんだろ！？ 俺のこと愛してるくせに、勝手にあいつと話すなよ！！」
「ああ……わかった。まだ吸われたりないんだな？ だからあいつに吸ってもらおうと思ったんだろ？」

「それなら俺がもっともっと吸ってやるよ。

他の奴が吸ったりしないように……さ？」

このセリフは……コウくんならでは、と言いますか……。
吸血にこだわってしか、愛情表現を考えられないのが寂しいなぁ、と思いました。
でも、その切なさが愛しいな、とも。
この後、二人が一線を越えたような描写が挿し込まれるのですが、流れ的に納得しながら読ませていただきました。
むしろ、コウくんがユイちゃんの体温を感じているのかと思うと嬉しかったですもの(*´Д｀)

そして、どんどんエスカレートするコウくんの暴走の果てーー。
その結末が各種エンディングに分岐します。

コウくんのエンディングでは【ブルート】が好き！ すっごく好きでした////
彼が見せてくれた慟哭と、その後の深い透明感が忘れられません。
嗚呼。
コウくんの本質とはこの姿なんだ、と感じ入ったからこそ、私の中でコウくんが大好きキャラになっているのだと思います(*＾-＾*)

逆に【サーヴァント】は違う意味で「透明」になってしまったユイちゃん(笑)
恋情をキラキラ綺麗なものだと信じていたコウくんだからこその結末かもしれませんね。

【ヴァンパイア】は……。
初めて無神家での最上エンディングを見ましたもので、まさか「逃亡」ENDになるのだとは予測していませんでした。
もっと素直に祝福されても良いんじゃない？ とも思ってしまいましたが、逆巻家との差別化を図るためのものだとしたら仕方ないのかな。
これからの二人はどこまでも続く青空の下、笑い合って過ごせていると良いな、と願うばかりでございます……(*´Ω｀*)
無神 ユーマ（cv.鈴木 達央）… 嶺帝学院高校3年。（18歳） 四兄弟の三男的立場。

ユーマくんは、ついつい期待しながらプレイをしてしまったキャラクターでした。
分かってたはずだったのに……。

逆巻家ルートでどんなに無神家の兄弟が優しそうに見えても、自ルートに入ったら冷酷な吸血鬼でしかない

そう分かっていたつもりでもユーマくんには「家庭菜園」がある分、大丈夫なんじゃないかな〜って期待を掛けてしまったのですよね。
でも……うん。
やっぱり、その認識は甘かったのです＾＾；
罵詈雑言は当たり前だったしね(≧△≦)b★

いやしかし。
ユイちゃんが就寝しようと自室のベッドを見たとき、そこにユーマくんが寝ているのを見つけたときには、「お前もか〜〜〜(≧ω≦)！！」と叫んでしまいました(笑)
本当。
シュウさんと言い、ユーマくんと言い。
やっぱりどこかしらリンクしているのかしら？
あ、でも。
ユイちゃんが作ったエビフライをコウくん、ユーマくん、アズサくんで取り合いしながら、がっつき食べているのは微笑ましかったなぁ＾＾
本当はそこにルキくんも参加したかったんじゃないかと思いましたもん。
彼の自尊心がそれを許さないだけで。をほふ〜(*´艸｀)vv

後は……そうですねぇ、とりあえず。

収穫したものを口に突っ込んでくるのは止めてもらおうかな＾＾★

ユイちゃんの口に水蜜桃を入れてくるからさ〜、てっきり、その垂れた雫を……。
というノリかと思ったのに、そんなアダルティな雰囲気でもなかったしーー。
何か悔しいので敢えてただの「桃」とは書かず、「水蜜桃」なんて厭らしい？表記にしてみましたよ！(笑)

でも、その分 [ no.03]（【Maniac】ブロック）のシナリオが艶を含んでいたかなぁ、という感じですね＾＾
「人間にのみ催淫効果のある」花の栽培だなんて、一体誰が使ってるんだろう？
やっぱり、ルキくんかコウくんあたりなんだろうな。
ルキくんだったら専ら何かの目的遂行のために使ってそうだけど、コウくんの場合、興味本位ででも使っていそうな気がする……、のは私の妄想です＾＾；
（個人的にはそんなコウくんも好きなんですけどッ(≧ω≦)vv ）

そして【Maniac】ブロックで、「やっぱりユーマくんは、どこか人間寄りの思考の持ち主でユイちゃんに対しても、ユーマくんなりの基準で優しく接してくれてるんだよねぇ」と感じておりました（ [ no.07 ] での将来の夢への後押しとか ）、その私の感覚をへし折ってくれたのが【Ecstasy】ブロックでございました(>_<)

あ、そうです。
少し寄り道感想を打ち込ませていただきますね(´人｀)

ユーマくんのシナリオは、どちらかと言うと言動は粗野だけれど、それでも優しめと言いますか、甘い方だと思います。
（個人的にアヤトくん、カナトくん、スバルくん、コウくん辺りと比べて）
けれどですね……

雌豚

という呼称だけは何とかならなかったのかなぁ(>_<)、と思ってしまうんです！

内容は同じことですので、実はライトくんの「ビッチちゃん」も前作で抵抗があったのですよね。
でもですね、同じ単語でも「ちゃん」が付いていたり、ライトくん自身の口調だったり。
救われる要素がまだありましたので、「しょうがないか……」と聞き流している感じだったのです。
それが今回はッ。
そのまんま直接的な言葉を使用し、揚句、言い方も優しくない(;´Д｀)

それが「ユーマ」というキャラクターと言われればそれまでなのですが、乙女ゲ市場の大半は女性プレイヤーが占めていると思うんです。
その年齢層はまちまちでしょうから、私のように「嫌だな……」と過剰反応する方々ばかりでもないでしょうけれどーー。
それでも、プレイヤーである女性が不快になったり、女性を貶（おとし）めたりする言い方以外に。
最も普遍的な機器である【PSP】内で使用する言葉として、もっと他に個性を出す表現はなかったのかしら(>_<) と考えてしまいます。
うん、やっぱり。
ユーマくんは好きになれても、「雌豚」は……嫌だな……orz
（ユーマくん担当声優さまである鈴木さんも心中 複雑だったんじゃないかなぁ、と思ってしまったりします）


で！
問題の？【Ecstasy】語りに戻りますが。
いやもぉ、[ no.06 ] からの流れが本当、辛くって〜〜(T-T)
意味もなく拘束され（ネタバレ → 「雌豚らしく、と首輪と鎖を使用」。「雌豚らしく」って……orz ）、ユーマくんに思いきり蔑まれて、罵られて。
けれど、そこにゲーム上では不可欠要素だからか、突然、喘ぎ声とリップ音が挿し込まれ 誤魔化されて……。
なんだろう、この流れ。
ここまで虐げられるんだったら、もう『ディアラバ』卒業した方がいいのかも、と真剣に思いました。

ですから、[ no.08 ] から蒔き直しを図られたときには ホッとしましたよ〜(;´Д｀)

[ no.08 ] で初めてユイちゃんの名前を呼んでくれて。
[ no.09 ] でシュウくんに歩み寄って。
[ no.10 ] では菜園を元通りにしてくれたユーマくん。

「もしかして……ユーマくんが直したの？」
「他にいねえだろ」
「野菜に罪はねえからな。……それと、

オマエにも悪いことしちまった」

という会話の流れに、「良かった〜(T-T) まだ頑張れる！！」って心底思いましたからッ。
更に上記の会話に続いて、優しくユーマくんに抱きかかえられながらの、

「オマエは……イブである前に、オレのオモチャだ」
「だからアダムになれなくても……オレはオマエを離さないぜ」

というセリフも嬉しくて(⊃Д⊂)vvvv
「オモチャ」云々はユーマくんなりの愛情表現ですからスルーをし(笑)
個人的にユーマくんルートに期待を掛けてプレイしておりましたので、ようやく「そうそう！ こんなユーマくんを見たかったの〜〜(≧ω≦)vv」と満足したのです。
うぅん。現金な私(≧△≦)b★

もちろん、続いての [ エピローグ ] も幸せでしたねぇ(*´Д｀)
例によってセリフのみの抜粋とさせていただきますが、

「諦めるなっつったのはオマエだ。アダムになれる可能性が少しでも残ってんのなら、オレはまだ足掻くぜ」
「オマエの全部を奪ってよ……。オレ以外の野郎のことなんか、考えられねえようにしてやる」
「……オレはあの方を裏切れない」

「だが……オマエも渡せねえんだ。他の誰にも……」

って言ってくれるんですよ〜(T-T)！
人間のときの過去があるから、恩義を感じた人へはすこぶる義理堅いユーマくん。
その彼が恩とユイちゃんを秤にかけて、どちらも選べないくらいの重さにしてしまっている。ということが、一番雄弁なのじゃなかな、と。
ひしひしとユーマくんからの愛情を感じられて感極まってしまったのでした(〃ﾉωﾉ)vv

以下、分岐するエンディングですが、【ブルート】は過去に囚われ静かに狂ってしまったユーマくんの犠牲となった、と見るべきなのでしょうか。
物言わぬ存在となってしまったユイちゃんでしたが、それでもユーマくんの傍にいられている、ということがありましたのでそこまでの絶望感はございませんでした。

【サーヴァント】はこれまたvv 私の愛するレイジさんの冷酷な仕打ちが待っておりましたね(≧ω≦)！
本当にレイジさんてば、自ルート以外では鬼畜ですvv
こんな汚れ役をできるキャラクターがレイジさんしかいないのでしょうね(*´Д｀)
（あれ？ ユーマくん語りは？？(笑)）

一転して【ヴァンパイア】は(≧ω≦)！！
あまりの衝撃に身悶えしてしまいましたよ〜〜〜〜(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
だって、あそこであんな一言！！！！
キャ〜〜〜〜(〃ﾉωﾉ)vvvv

肝心のセリフは敢えてネタバレせずに、その後のセリフのみ載せますね＾＾

「これで完全にシスターへの道は閉ざされたな。いい気味だ」
「おいコラ。オマエ、この先心変わりしやがったら許さねえぞ」

「さっきの誓い通り、一生オマエだけを愛してやるよ」

おめでとう、ユイちゃん！！
そして、頑張ったね！＆ 良かったね、私っっ(≧ω≦)vvvv (笑)


ユーマくんは期待してプレイしただけに【Ecstasy】でめげそうになりましたけれど、でも、最後までプレイして良かった！
これから先は、口では乱暴なことを言っても、心根は一本気なユーマくんに愛され続けるんだろうなぁ、と安心できますから＾＾
うぅぅ、本当に良かったね、ユイちゃん(T-T)vv
そして勿論。
ユーマくんがもううなされずに済む日々を得たということが、何よりの幸せなのでございました(*＾-＾*)
無神 アズサ（cv.岸尾 だいすけ）… 嶺帝学院高校3年。（18歳） 四兄弟の末弟的立場。

アズサく〜〜〜〜ん(≧ω≦)vvvv

アズサくんが大好きです！！
アズサくんは感じ方が【少し】特殊なだけで、自分がしてみて気持ちの良いことだからユイちゃんに勧めるとか、してあげたいとか。
その行為に痛覚が伴うだけで(笑)、後は一貫してユイちゃんに一途だったと思いますから(*´Д｀)
うん。【Dark】から【Ecstasy】まで、ず〜〜っと優しかった////

中でもアズサくんが群を抜いて輝いて見えたのは【Maniac】ブロック。
二人が対のシナリオとなっているからか、[ no.08 ] の展開はカナトくんのそれととても良く似ているのですが、アズサくんが幸せになれるのは本人のルートだけでした。
ユイちゃんの育ての父親・セイジさんの銃弾でアズサくんの身体は確実に蝕まれていってしまうのですけれど、

「ユイさん、帰ろう」

って、文字通りその身を盾にしてユイちゃんを迎えにきてくれた場面では鳥肌が立ってしまいましたもの！

ユイちゃんのことを大切にしてくれていることは分かっても、アズサくんの自傷癖が目立つ【Dark】ブロックの流れは鳴りを潜め、ここから先はず〜〜っと。
いたわって慈しんでくれる内容となるのですから、私の目にはアズサくんが天使に見えましたよ(*´Д｀)
中でも [ no.10 ] のセリフが好きでございました。

「あの時……俺も、涙、出たんだ」
「だから……いいよ。ユイさんも泣いてもいい」
「でも……ひとつだけ、お願い」

「その時はこうして俺を傍にいさせて？」

ユイちゃんが父・セイジからの暴言を思い出し、涙している場面でのものでございます。
これをですね、アズサくんが優しく抱きしめながら話してくれるのですよ。
元からが、とつとつと喋るキャラクターなのですけれど、その話し方が相乗効果となり トントンと背中を叩いて、あやしながら包んでくれているようで……。
「あ……アズサくん(T-T)！」と感動してしまったのでした。
うぅぅ。アズサくんが大好きだ〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv

そして、アズサくんはその身に銃弾を受けたまま【Ecstasy】ブロックへと進んでいきます。
アズサくんが過去の思い出よりも、ユイちゃんの傍にいることを選んでくれるのか。
彼の一挙手一投足がもどかしくて、痛覚に頼るだけではない、ユイちゃんが与えられる穏やかな愛情に身を委ねて欲しいのに！
ーーそう祈りながらエンディングまでをプレイ致しました。

ですから、[ no.09 ] にて

「誰かを大切に思う気持ちって、言葉にできないものなのかもしれない」
「でも、それでも、伝えたくて、こうやって抱きしめるの」
「伝わってほしい。アズサくんの心がどれだけ大切か」

「私にはアズサくんが必要だよ」

と、ユイちゃんが訴えかける言葉。
更に、[ no.10 ] でも、

「アズサくんに信じてもらえるまで、ううん、信じてもらってからもずっとずっと側にいる」

と、ユイちゃんがアズサくんに近づこうとしてくれる程、アズサくんの内側がだんだんほぐされて、柔らかくなっていく様を感じることが出来て幸せだったのです。
情が深い二人のことですから、お互いをお互いの大切なものだと許容してしまったのなら、それはもう結びついて離れられない仲になるのでしょうね(T-T)vv

そして、その絆の深さが各種エンディングへと影響していくのでした。
【ブルート】では、結果的にカールハインツに見放されてしまいますが、片時もアズサくんなしでは生きていけなくなったユイちゃんの姿が描かれています。

【サーヴァント】もまた、ユイちゃんの愛情表現が負の方向へ傾いており、お互いがパラノイアめいた末。
やはり偏執的な結末に辿りつきました。

ですが、アズサくんの【ヴァンパイア】END！
実は本作品の中で一番、好きなものかもしれません。
コウくんやアズサくんのシナリオを読んでいると、彼らにかけがえのない宝物であると分かる「青空」。
その青空の下、ユイちゃんとアズサくんは穏やかに微笑んで、

「やっと……幸せになれたね、ユイ」

これからも続いていく二人の未来と、それを繋いでいく生命にも恵まれーー。
うわぁぁぁ！
なんだ、良いんじゃない！
カールハインツが強調した揚句、無神家の面々が「純血種でなければ届かない」と諦めてしまった「人間とヴァンパイア」の法則を乗り越える形がここにあるんじゃない！
皆も、もっとユイちゃん＆アズサくんのように幸せになろうよ〜〜(T-T)

と、幸福への道を模索する可能性を知ることが出来たのですから、えぇ。
最強なラストでございました(*＾-＾*)


「アズサくんはヴァンパイア界の天使」。
そう強く感じられたアズサくんルートは、私にとって本作のオアシスとなっております(*´Д｀)





ーー以上でキャラクター語りを終了させていただきます。

な……長かったですね〜〜〜(;´Д｀)！！
10人分の感想文って長すぎる！
個人的にも、一日1人分を打ち込むのが精一杯なのに深夜打ち込みのため寝過ごすことがあったりで、さらにもっと本作品の感想文と向き合っていたような気がします＾＾；

まぁ、けれど総じて評するならばやはり、

攻略人数10人は多い！
10人分もあるから各30話ずつの構成が、プレイするごとに疲れてくる。
けれど、キャラ萌えは半端ない(≧ω≦)vvvv

という三点に落ち着くのではないでしょうか。
えぇ、愛情で乗り切ればきっと、暗いけれど明るい未来が開けるはず！ (どっちだ(笑)）

そして、最後にキャラを見る度に感じてしまうことをポツリと……。

ヴァンパイアって学生服を必ず着崩さなくちゃダメなの？？

で、ございます(笑)
退廃的なシナリオを視覚からも捉えられるように、という演出上の問題であることは承知しておりますよ〜＾＾
けれど、それでもやっぱりツッコミを入れたくなる事象なのでございました(≧△≦)b★

（レビューの最後がこんな感想で終わってしまい申し訳ございません！(笑)）


（2013.12.07 UP）