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乙女【感想】目次 | 『0時の鐘』攻略 | 『0時の鐘』紹介 |
0時の鐘とシンデレラ |
シンデレラシリーズ トリプル全巻パック |
◆ さすが、3部作のトリ!! 明かされる【真相シナリオ】の感動が桁違いでした(T-T)!!!! ◆『24時』の拙感想文にも打ち込んだことなのですが、【個人的に】、 古典童話『シンデレラ』を模したキャラクターの魅力に秀でているのは『12時』。 ヒロインとして好ましく眺められたのは『24時』。 【シンデレラ】という言葉の含蓄に感動できるストーリーは『0時』。 だというように感じています^^ 『12時 / 0時』は客観的な感想かな、と思いますが、『24時』に関しましては思いっきり主観が入っている感じ(笑) ◆ ヒロインとして好ましく感じた、つまり、恋物語をより応援できたのは、[ ロザリア >オデット > エリーゼ ] の順となりました。 ですが、逆にシナリオとして満足できたのは [ 0時 >12時 >24時 ] と感じています。 私には……なんですけど、あまり【ヒロインとしての魅力】がエリーゼには感じられなかったので^^; あ、でも、これは本当に個人の好みに関するところですから、そんなもんか、と軽く流してくださいね! ◆ スカーレット家が納まるべきところに納まった本作。 その、最後の感想を言うのであれば、 ファティマ〜〜〜(⊃Д⊂)!!!! という、滂沱の咆哮でございます。 いやもぉ、【脇役あるいは主役視点END】。 本当に、その言葉通りの素晴らしい物語でございました(T-T)vvvv (「12時の鐘とシンデレラ シンデレラシリーズ トリプル全巻パック」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アートムーヴ様に帰属します。 また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
◆ アスティン〜〜(≧ω≦)vvvv まずは、外見からして。 更には、物事を淡白に流してしまうその性格も! 【超・好み】 だったんです〜〜〜vvvv おまけにお声が関俊彦さんですからね //// すっかり「昔は乙女」だった私(笑)には、ど真ん中でどうしようもない配役でございました! 耳福ここに極まれり! だったのですよぅ(〃ノωノ)キャ ◆ [ 4章 ] 。 エリーゼとアスティンが「恋人同士」になる、という流れになるには、あの形が無難なのかな、と納得しました。 長年、友愛を育んでしまいますと、恋愛ストーリーに持ち込むのも、起爆剤が必要ですもんね〜^^ で、いわゆる「恋人」になってからの二人のデート中、屋台の持ち主に言われたセリフから、 「だから、奥様なんて呼ばれて……。どうして平然としているんだ」 「だって一応恋人同士だし、ここでムキになって否定するほどのことではないな、って思ったの。 ……ごめんなさい、嫌だったかしら」 「嫌なわけが……。 むしろ、中途半端に期待をしてしまうだろうが……。 俺と夫婦扱いされても、嫌ではない、ということか……?」 という、面映ゆい会話を繰り広げてくれる二人の姿に、キュンキュンしっ放しでした(≧ω≦)! 可愛いよ、アスティン!! ◆ [ 7章 ] 。 これ以前の [ 6章 ] で、草原デートで「キス未遂」(≧ω≦)! という美味しい展開も大好物だったのですが、やっぱりは アスティンが何のモンスターなのか という正体が知れたことに、スッキリしました(≧△≦)b★ なるほど〜〜。 だから、アスティンが人間とモンスターの和平の象徴としてピッタリな訳ですね。 そして、そんな高位なモンスターの最愛となれるエリーゼ//// やっぱり。むちゃくちゃ美味しい設定だよぅッ(〃ノωノ)vvvv ← ◆ 同じく [ 7章 ] 。 モンスター街のお祭りに出掛けてきた二人。 バッタリとエリーゼの婚約者であるスペンサーに会ってしまったのですが、何故か、彼と別れた後から不機嫌になるどころか。 上機嫌で堪らないアスティンの理由にも納得してしまいました。 「スペンサーと会って、俺相手に不安げな目を向けただろう。いや、申し訳なさそうというのか」 「婚約者に対してではなく、 俺のことを気にしていたのが……、 楽しいのさ」 と、今にも鼻歌交じりで話し出しそうなアスティンに笑いがこぼれたり(笑) この後の、マジックアイテムの「水珠の中でのキス」も良かったですね(≧ω≦)vv ◆ [ 10章 ] 。 アスティンとエリーゼが「恋人」となるきっかけを作った女性の真意。 やっぱりか(;゚д゚)!! と、叫んだのは私だけではないと思います(笑) ◆ [ 13章 ] 。 「過激派」を刺激しないためにも、エリーゼに会わずにきたアスティンと。 連絡のつかない彼とどうしても会いたかったエリーゼの会話。ご馳走さまでした(≧ω≦)vv 「どうして、俺を助けに来たんだ?」 「あなたが危ない目に遭っていそうだったし、元々、この舞踏会にはあなたに会いに来たし……」 「俺に会いに? どうして」 「ちゃんと教えてくれないと、誤解してしまう。おまえの行動を、 俺にとって都合のいいほうに」 「誤解」上等〜〜〜〜8(≧△≦)8)))) 本当、アスティンの外見も大好きなんですけど、声が! 声の破壊力が半端ない(*´Д`)!!!! Rose様プレイの区切りとなる作品で『0時』に会えた、この奇跡(≧ω≦)vvvv ← ーーあれ? 本編最後の感想が声ネタとか^^; 申し訳ありません。が、このまま各END小感想へ入ってしまいます! ★【親友END】 「どうも何も……、元に戻るだけだろう。以前のような。友人関係だ」 「おまえのことは、大事な友達だと思っている」 モンスター街でアスティンを追いかけず、見送ってしまうと辿りつくENDです。 お互いに「好き」という気持ちを燻らせているのが分かるので……。 切ないENDでございました(T-T) ★【酒場で相談END】 このENDは、ラルフ最愛の私にはとっても美味しかったです〜〜(≧ω≦)vvvv アスティンに避けられるようになって、今までのようには会えなくなったエリーゼが通い詰めるのは、ラルフの酒場。 人間嫌いの彼が、黙って話を聞いてくれるので、つい足を運んでしまうようです。 「はあ……、なんで俺、この人のことを放り出せないんだ……」 「人間だし、他に相手もいるってのに。 放っておけないなんて、最悪だ……」 キャ〜〜〜(〃ノωノ)vvvv (笑) エリーゼは、アスティンと会いたい、と願っているENDなのですが、私の脳内では、もう。 ラルフとくっつくこと確定なENDです(≧△≦)b!! ★【屋根の上END】 いろいろと深みを持たせる応酬でございましたね^^ 「これからも、ずっと抱きしめてくれ。 ずっと……、傍にいてくれ」 「……もちろん、そのつもりよ」 思いを伝えるように、ぐっと腕に力を込めた。 はぅあぁぁ(*´Д`) 一体、どれだけの永きを生きてきたモンスターなのか……。 アスティンにとっては、まばたきの間とも思えるエリーゼの生涯かもしれませんが、彼女が尽きるまで、是非。 温かく、彩り豊かな生を謳歌できるよう、祈らずにはいられません(T-T)vvvv ★【BEST END】 自身の生が永すぎて、多くのことに頓着がなくなっていたアスティン。 その彼がエリーゼという存在と巡り会えたことが、ただ幸いだと感じました。 そして、レイナルドのENDを見た後に、思い返しますと……。 アスティンルートでも、いえいえ。 オデット、ロザリア、そして、エリーゼが結ばれる全てのモンスター恋愛ENDにおいては、「寿命を近づかせる」方法も選び取れる未来があるといいな、と願ってしまいます。 どちらを選ぶかは、それぞれの二人次第、というのがハッピーだなぁ、と(*^-^*) さて、アスティン自体のBEST END は、彼の屋敷の稽古場を見せられるところから。 稽古場を見、そして、意外にコツが要る浴室の使用方法も教わり……。 その理由を考えると、そこにはひとつの答えしかなくて(*´Д`) 「エリーゼ、結婚してくれ。 俺の妻になってほしい」 「……返事は?」 「喜んでお受けします」 「エリーゼ……。俺は、おまえほど執着できるものを他に見つけられないかもしれない」 「いや、たぶん一生見つけられそうにない。 俺の気持ちは重いか……?」 (重いけれど……、それでいい) (私だって同じくらいの重い気持ちを、アスティンに与えたい) と、二人が想い合う結末が大好きでございました(*^-^*)! 【〆】寿命が異なる恋人。さらには、孤独に生きてきた人物。 それらの人々が最愛の伴侶に巡り会えるという奇跡、そして、お互いに想い合う姿というのは、本当に幸せそのもので、胸がいっぱいになってしまいます(*´Д`)vvvv
◆ 驚いてしまいました! 何と言っても、 エルマーの素性が素晴らしい(≧ω≦)!! え、この場合の「素性」というのは、彼の家名のこと。 それはつまり、1作目『12時』の冒頭でオデットが【養女になることを打診した相手先】という出自で、 " エルマーって、一見、ただの貴族だけど、どうして3作目に彼のような人物が必要だったんだろう? " と疑問に感じていた私には、まさに青天の霹靂!! 『12時』では手紙のやり取りだけで済んでいた相手先が、まさか。 「名前もなく、その存在の説明」だけでは終わらず、【血肉を持って】現れるんですもの! " うは〜。Rose様、すごい〜〜(*´Д`) " と、ものっそ感動させていただきました(≧ω≦)!! ◆ エルマー自身もね。 本当、噛めば噛むほど味わい深くなっていく青年だったなぁ、と^^ 最初は、エルマーの性格が掴めなくて、「ふ〜ん」ってな具合に読み流している部分もあったのですが、章が進めば進むほど、「それで! この先の彼は何を思って、どう行動するの(≧ω≦)!?」と、ドキドキが占めるようになっていったんです。 先に行ってしまおうかな。 エルマーが、彼だけの【ノブレス・オブリーズ】を見つけられたこと が、本当に幸いなストーリーだと感動してしまいましたから(*´Д`)! ぐわぐわと胸に迫る展開でございました。 ◆ [ 7章 ] 。二人でやって来たモンスター街のお祭り。 そこで、副作用もある【かもしれない】モンスター街ならではのカボチャジュースに挑戦してみるエルマーでしたが、やっぱり、副作用に見舞われます(笑) 普段、考えていることを言葉にせずにはいられなくなった彼から、 「ねえ、エリーゼ……、僕が、あなたのことを好きだって言ったら、どうする? 困る、かな、やっぱり」 「好き……、って。それは、友人として?」 「……ううん、違うよ。僕はあなたが、好きみたいなんだ」 「もっと一緒にいたいとか、いろんな表情が見たいとか……。 触れてみたい、とかも思う『好き』で、 僕はあなたが好きみたいなんだ」 と、言われたときには、「はぁ〜〜(*´Д`)vv」と(≧ω≦)! エルマーのこの感情は、末娘・オデットが相手では育たなかったものですよね。 養女縁組を断った・断られた、という直接的な相手では、なかなか素直にものごとを見られなかったでしょうし、何より、オデットが没落するまでの階級差がなさ過ぎて、彼女からでは学び取る部分が少なすぎる。 あまり貴族的な思考に嵌まり切れない生活をしてきたエリーゼだからこそ、エルマーと一緒にものごとを感じ取り、そして、教えてあげられる感情幅が増えたのだと思いますから^^ (いわゆる、「おきゃん」なロザリアでも、エルマーの長考型な気質に合わないでしょうしね) 嗚呼。 本当に、登場人物を無駄にしない。 そして、三姉妹いる中でも、各作品の攻略キャラクターが【ヒロインだからこそ】惹かれる、という妙。 素晴らしいなぁ、と、ただただ感動しておりました(*´Д`) ◆ ぎゃあぁぁぁぁ! じゅ、[ 13章 ] が、めちゃくちゃ格好良かったです(≧ω≦)!! 舞踏会を台無しにしようと乗り込んできた「過激派」。 スペンサーと話し合っていた時に彼らと居合わせてしまい、阻止しようとするエリーゼと、そこに駆けつけてくれたエルマー。 「僕も……、好きな女性の一人くらい守れるってところを見せたいんだ。 特に、ここにはスペンサーもいるし……、僕でもあなたを守れるってところを見せつけたい」 「エリーゼ、 スペンサーじゃなくて、僕に守られて。 ……僕に、あなたを守らせてほしい」 ほ、ほわわわわわ〜〜〜(〃ノωノ)vvvv そして、思いの他、流麗に立ち回るエルマーとーー。 過激派を鎮静化させてからの【超展開】(;゚д゚)!! まさか、「彼」が黒幕だったなんて! と、エルマーが初手プレイだったため、めちゃくちゃ驚きました。 そして、この時のイベントCGが格好良いこと//// もちろん、黒幕の正体はどのルートでも明らかになるのですが、CG表示があって、尚且つ、【攻略キャラクターが暴いてくれる】というのはエルマールートだけなので、本当に「得した(≧ω≦)!」と感動。 いや〜、ホクホクの展開でございました〜vvvv ◆ 最終章 [ 14章 ] の、エルマーの「婚約への決着の付け方」も大好きです(*^-^*) 是非、シルヴィアも含め、皆に幸せになって欲しいですね! ーー 最終章まで参りましたので、以下よりは各END小感想に入ります。 ★【オズウェルEND / 24時のキャラ】 なんだかな〜〜。うぅぅぅぅぅぅん……。 いや、あの。 のっけから唸ってしまって申し訳ありません^^; オズウェル自体は大好きなんです。 もちろん、ロイだってめちゃくちゃ好きvv 嗚呼、けれどけれど、だからこそ、本作のサブキャラENDにおいて、 エリーゼ側からの好意が多いような気がして あまり好ましくありませんでしたorz (わたし的には、ですよ) 「もぉ! オズウェルはロザリアのなんだから、あんまり近寄らないで(>_<)!!」って思っちゃいましたからね。末期状態かも(笑) 「あんたが知り合いに似ているからかもしれないがな。なんだか、放っておけないところもある」 「だから……。 互いにブレスレットを外した状態で、酒場以外で会うのはどうだろう」 オズウェルも却下です!! なんて(笑) でも、思い返してみれば、『12時』も『24時』もサブキャラENDはこんな感じだったかなぁ。 でも……ですね。 家族仲が良いことは結構ですが、自分の旦那と、自分の姉妹が仲の良い友人で、 【自分では立ち入れない部分が、どうしてもある】 というのは、私だったらすごく嫌だなぁ、と、つい思ってしまいました(;´Д`) (「愛しているのは、お前だけだ」って例え言われているとしても、異性相手なだけに納得&消化できない) ★【ロイEND / 12時のキャラ】 あの壺、誰が用意したものなでしょうね? と、つい考えました(笑) このENDのロイは、「オデットのために」という思考が透けて見えるので、わたし的に満足^^ エリーゼが失恋風味な時だからこそ余計に、変に情深く慰める内容ではなくて良かったです。 ★【家族のティータイムEND / NORMAL】 基本、エルマールートで見れる [ ファティマEND ] と内容は変わりません。 家族の有り難味を感じるEND。 現実世界では、家族がここまでの距離感で和気あいあいとするのって難しいと思うのですが、ゲーム内で見る分には、心温まるファンタジーとして受け入れやすいですね(*^-^*) ★【土産話END】 エルマールートで最初に迎えたEND。 特に彼からの距離がある訳でもなく、ただお祭りへ一緒に行くことが出来なかった、というだけのENDでしたので、これから先の二人の関係が変わらず良好であること。 深い仲になっていくのも、また、努力次第、と感じ取れる部分が好きでございました(*^-^*) ★【ファティマEND】 これは、これまでのシリーズにもあった、いわゆる [ 失恋END ] 。 家族の温かさに救いを見出していますから、暗くはない内容なんですけど、でも、やっぱり。 「無償の愛」と「互恵関係の愛」では自己肯定感が違いますよね〜(;´Д`) ★【0時の鐘END】 ふ。ふふふふふふふふ^^ 位置付けとしては「BEST END確定だけれど、END前の二人の様子を激写★」な、直前GOOD END(笑) 両親を説き伏せる前に、あなたに触れていたいんだ、と口付けをするエルマーに、「いつまで?」と尋ねるエリーゼと、 「この0時の鐘が鳴り終わるまで」 と答えるエルマーに、めちゃくちゃ萌え咆哮してしまったENDでございます(〃ノωノ)!! ★【BEST END】 エルマーが、ロイに願った内容には「なるほど(;゚д゚)!」と感嘆してしまいました。 そして、もちろん……、 エルマーが合唱団の講師 のようなもの(笑)、になっている内容が本当に素晴らしいです!! 「僕は出来のいい教師じゃないからね。 子供達の前であっても、神様の前だって、あなたへの想いを我慢するなんて無理みたいだ」 「神に誓って……、いや。 ……この愛は、あなただけに誓う」 きゃあぁぁぁぁ、エルマー〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv 何て言いますか。 エルマーが「施し」に止まらない、彼だけの最善策を実行できたこと。 その合唱団の中に、もしかして「あの子」もいるかもしれない、という期待感。 その中での宣誓だったもので、すっかり感極まってしまいました(*´Д`)! そして、更に。 細かな描写は致しませんが、 「いつも、あなたは僕を許してくれる……。 貴族らしくあろうとした僕も、貴族らしくない本当の僕も……」 「僕を許せるのは、あなただけだ」 というラストのセリフに、これまでの二人の軌跡が凝縮されていて……(T-T)! あぁぁぁぁ。 本当に良い出逢いに恵まれた二人だったのだな、と深く頷いてしまったハピエンでございます(*´Ω`*) 【〆】結論! 本作『0時』の初手お勧めキャラは、是非、エルマーでっ(≧△≦)b★
◆ どうしましょう……。あの……、 めちゃくちゃラルフが好きなんですけど(〃ノωノ)!!!! いや〜、シナリオ背景とか難しいことを加味しなくて良いんだったら、多分。 純粋にラルフが一番好きです! (拙「紹介」ページの応援バナーもね、別格・ファティマ以外、全員モンスターだしね(笑) 【人外】大好き(≧△≦)b★) ◆ ヤバイな、って思ったんですよ。 人外、尚且つ、本質は優しいのに、最初はぶっきらぼう。 そのお声が【森久保さん】! ーーと、いう時点で、「あ。私の心は盗まれたな」と(笑) 本当、かの『カリオストロの城』のセリフは名言だと、唸らずにはいられなかった!← ◆ どの章だったかなぁ。ラルフが【丸い飴】が好き、とウットリ語るシーンが大好き(笑) おまけに、何だかんだと、時間をかけて、ゆっくり。 でも、確実にエリーゼへの恋心を [ 外見だけではなく ] 育てていくラルフが、面映ゆくて大好物すぎました(*´Д`) (でも、「見た目が好き」って大きいポイントですよね〜。 自分好みの異性が自分の恋人 / 伴侶だなんて堪らないんだろうなぁ。 おはようから、おやすみまでーー。な、なんて羨ましい(≧ω≦)!) ◆ [ 7章 ] 。あのですね、「さすが【狼】」って思ったんですよ。 「急でごめん……。でも、あんたとのキスでスイッチ入っちゃったみたいだ」 「どうしても駄目なら、蹴りでもなんでも入れて抵抗してくれる? ……今、俺、自力じゃ冷静になれない」 「でも、優しくするから。……うまくは出来ないかもしれないけど」 「うまくできないかわりに、誰よりも優しくしてあげる。 だから、許してよ……」 " まだ「7章」だよ、ラルフ〜〜(≧ω≦)! " って、つい喜んじゃった(笑) でも、そんな手の早くならざるを得ない、Beastラルフが大好きです(〃ノωノ)vvvv ◆ [ 11章 ] !! この章は私にとって、垂涎すぎましたッッ8(≧△≦)8)))) 以前、贈って喜ばれたカクテル用のジュースを再度、ラルフの店に届けに来たエリーゼ。 ですが、いつもならカウンターにいるはずの姿が見えません。 代わりにそこにいたのが、 まんま【狼】の姿のラルフ だったのですよ〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv 偶然、店に立ち寄ってそのことをエリーゼに教えてくれたアスティン。 狼の姿では人語を話せないので、意思疎通が出来なかったのですよね^^ で、アスティンが立ち去った後、心細そうにエリーゼを見上げるラルフの傍に寄り添って明かした翌朝! 無事、いつもの姿に戻ったラルフと、 「何? そんなに見つめてくれちゃって」 「私……、ラルフはどんなラルフでも好きだなあって、思ったのよ」 (狼の姿でも人間の姿でも、モンスターだって、私はラルフが好き) 「あんた、分かってる? 俺が今、どれだけ我慢してるか」 「あんたと一晩中、寄り添って眠って、だけど何も出来なくて……、おかしくなりそうだったんだよ? やっと人間の姿に戻れたと思ったら、そんな可愛いこと言ってくれちゃって……」 「俺が我慢出来ると思うの?」 なんて会話を繰り広げてくれちゃった日には(≧ω≦)!! もぉ、動悸息切れ、輾転反側しまくって、生還できないかと思いました(笑) 狼の姿では、「そういう欲求」もちゃんと我慢してくれるんだなぁ、と、ますますラルフ愛に目覚めてしまいましたよ〜(〃ノωノ)vvvv ◆ 最終章 [ 14章 ] 。 ラルフの本作品における「一派との関係性」と決別する章でした。 嗚呼、良かった、良かった(*´Д`) そして、首謀者であるジャックとの話に絡めて、 「ふふ。私がいなくなったときには、もっとたくさん泣いてちょうだいね」 「だから、今は泣きやんで。嫉妬してしまいそうよ」 「……うん、でも」 「俺はあんたを離さないよ。 もう、自分から誰かを手放すなんて、そんなヘマはしない」 と、涙ながらに誓ってくれた時には……! 私まで感動してしまいました(T-T)vvvv そうだよね。モンスターと人間の恋だものね。 どうしても……、「寿命」を考えずにはいられません。 けれど、そんなもの悲しい気持ちになった時には、同じRose様作品『ロミオ&ジュリエット』で、ロミオが言ってくれたセリフが私の標となるのです(*´Ω`*) ーーと、少し寄り道してしまった本編感想でしたが、以下よりは各END小感想へ参りますね。 ★【秘密の恋END】 これは……。 いつか解決するような環境なのかな? ほとぼりが冷める、というようなことはない一派だと思うので、やっぱりは、舞踏会の一連の騒ぎが無いと根本的解決は難しそうだなぁ、と感じております(;´Д`) ★【ほろ苦いジュースEND】 まさしく、[ 別離END ] でございましたね。 隣にエルマーがいてくれるから、まだ、空虚一歩手前で踏みとどまっているエリーゼでしたが……。 このENDの先は寂しくて、これ以上想像したくないです(T-T) ★【満月END】 あはははは^^ これも、実に「狼らしい」END。 それでも、昂ぶった気持ちに、「0時まで」と折り合いをつけてくれるラルフにキュンキュンでした//// ★【BEST END】 これはーー。 素直に、「集会から人間に興味を持って、これまで人間を快く思っていなかったモンスターが数人」ラルフの店に立ち寄ってくれたことが、とても嬉しかったです(*^-^*)! 例え、草の根運動でも、ラルフとエリーゼの周囲が優しく穏やかなものになっていってくれれば、それが一番ですもの。 きっと、それは二人の子どもにも受け継がれていくはずですから……(*´Д`) そして、 「取り乱すことも、泣き喚くことも……、させないで。 俺はずっと離さないから、あんたも俺を離さないで」 「あんたは最高の女だ」 と、[ 14章 ] で語った内容を、改めて誓ってくれる姿に感動しまくりでした(T-T)! 【〆】とにかく、声から姿から種別から、もちろん性格から。 私の好みど真ん中だったラルフvv ラルフにとってエリーゼがそうだったように、私も最初から最後まで彼にときめきっ放しだったので、大満足以外のなにものでもないルートプレイでございました(*´Д`)vvvv
◆『12時』でサブキャラクターとして登場した時から、一目惚れだったんです(≧ω≦)! もぉ絶対! 『0時』をプレイするんだったら、トリはレイナルドにしよう、って決めてたくらいvvvv 実際には、素直な最愛キャラはラルフに落ち着いてしまったのですけれど、全体を俯瞰すればレイナルドが幸福になる姿は、本当に嬉しくて//// ◆ レイナルドの立場だったら……ひょっとして……。 ひょっとしてですが、「寡婦のファティマ」に恋する未来もあったかもしれないなぁ、と思ってしまいました。 けれど、彼はすでにエリーゼと出会ってしまっている。 その僅差がまた、本作の妙だよねぇ、と、ひとり舌鼓でございました(*´Д`) ◆ [ 4章 ] 。 「聞いてみたくなった。 あんたにとって……、俺は対象外か?」 このレイナルドのセリフが大好きだったんです(*^-^*)! 精霊系モンスターにとって人の寿命とは刹那なものでも、それは過ぎてしまえばのこと。 実際は、1日は24時間あって、その24時間は60分の積み重ねですよね。 ひとりの少女の成長を見守るには、決して短くない時間だと思うのです。 そうして、見守ってきた少女と、時が満ち言葉を交わせるようになる。 更には、友愛だとしても好意的な眼差しを向けれられる。 「魔王」と畏怖される力を持つレイナルドが、悔恨の情から一歩を踏み出せる、なんて温かな軌跡なんだろう! と胸を震わせてしまいました。 正直に申せば、ひたすら胸キュンでございましたよぉぉぉ(≧ω≦)vvvv ← ◆ [ 6章 ] 。 ここは、「ぎゃ〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv」です。 【色艶】な意味で萌え咆哮が止まらない展開でございました! 「あんた、俺にキス以上のことをさせてえのか。……ここまで聞きゃあ、分かるよな?」 「許すまでされて、相手にもその気があるって分かって……。 ……可愛らしいキスだけですむわけねえだろ?」 「別に……、無理して外に出ることはないわ」 「……っ」 ぐ……。ぐはぁ! あの籠球アニメ『スラムダンク』の「花道」(最愛)にこんなことを(〃ノωノ)!!!! 「レイナルド」というキャラ自体からも、「声」からも、いろいろと生還できないかと思った章でございました(T-T)vvvv ◆ [ 9章 ] 。 すみません、むちゃくちゃ長くなるんですけれど、セリフをぐわぁっと抜き出します。 エリーゼがレイナルドとモンスター街のお祭りに出掛け、過激派のアジトに潜入した結果の、翌朝の会話。 エリーゼの縛られた手首の傷を見て。 「……ここの奴ら、皆殺しにしてやる」 「縛った人が無茶をしたわけじゃないの。誤解しないで」 「殴られたわけでもないし……、女として酷いめに遭わされたわけでもないわ」 「……そうか。それでも……」 「……俺の女を傷つけたんだ、万死に値する。 あんたは、どこもかしこも美しい生き物なのに」 「私は……、お姫様じゃないのよ。そんな、美しい手じゃないわ」 「いいや……、あんたは美しいぜ? どこもかしこも……、俺の理想の女だ」 「馬鹿だな……、惚れた女が理想なんだよ。俺を、 世界のすべてを手にしたような気分にさせてくれる女だ」 って、壮絶じゃあ、ないですか(≧ω≦)!!?? どれだけ、レイナルドに愛されて、心を許されて。 そして、それだけの(許してしまうだけの)、絆をこの人に与えられているんだろう、と思ったら、もぉ! 感極まっちゃって、「くぁ〜〜〜8(≧△≦)8))))」と輾転反側しまくった流れでございました//// ◆ [ 10章 ] 。 そう言えば……。『24時』でフェザーがダミアンに言われる、レイナルド絡みの意味深なセリフ。 あの意味は結局、答えを見つけられなかったなぁ。 でも、こうやって3部作をプレイし終えてから考えると、きっと、悪い意味じゃないんだ、って信じられます。 エリーゼがいるスカーレット家の面々を、不幸にするはずがありませんものね^^ ◆ [ 11章 ] 。 ここで、アスティンから【ファティマ側の家系の謎】が明かされます。 備忘録として長々と抜き出しますが、ネタバレ必至なので隠し文字にて。 「魔王も惹かれるほどの魔性のせいかもしれない」 「大体、魔王様が、人間の子供なんかの相手をしてやるはずもない。 それを幼女の頃から惹きつけるとは……、とんでもない女だ」 「そう、優しいところもあれば、残酷で冷たいところもある。 魔王とはそういう人だ、必要なく興味もなければ、どんなものでも踏みにじる」 「スペンサーだって、そういう人種だ。奴も、魔の力を借りられる男だした」 「そいつらを骨抜きにする……、おまえが魔性じゃなくてなんなんだ? おまけに、他の魔法使いの家系まで引き寄せて……」 「特別な情がわくのは血縁にだけっていう魔法使い達が背負う呪いさえ、魔性の性質は捻じ曲げちまうんだ」 「……まあ、ともかく、おまえの母や妹も同じ血筋だから、魔を引き寄せたとしても同じだけ魅了する強みも持っている。自身に危険はないさ」 「むしろ、自分達で引き寄せて、さばいているから……。心配するだけ無駄だというか……」 らしいですよ(;゚д゚)! 「良かった! レイナルドやスペンサーは【ロリ】じゃなかったんだ(≧ω≦)!」と違った方向で安心してしまった免罪符でした(笑) ◆ [ 13章 ] 。 ここもまた核心に触れる場面のため、状況描写は致しません。 ただ、【魔王】としてのレイナルドに痺れました! 「強さの結果とはいえ、王たるからには慈悲はある。……命令を聞くならな」 「きく! ききます! なんでも!」 「我が君! 我が王! なんなりと!」 「……死ね」 お〜〜〜〜(≧ω≦)!!!! と、萌え咆哮しまくった場面//// ◆ 最終章 [ 14章 ] 。 すみません〜〜(T-T) ここも非常〜! に長いのですけれど、好き会話を抜粋致します。 ここでもう、シリーズ通しての最愛キャラ『12時』のロイのセリフがフラッシュバックして止まらなかったんです! 「……解消するにしたって、それは私からでしょう」 「つまり、自分から俺を振りたいっていうんだな……。……残酷な女だぜ」 「だが……、もっともだ。……いいぜ、ずばっとやってくれ」 「だから……、なんで別れる前提なの」 「私は、あなたの……、もういちいち挙げるのも面倒なくらい色々ある事情を知っても、あなたと恋人同士でいたいのに」 「……は?」 「私は、あなたが好きなの。レイナルド」 「あなたが魔王でもなんでも。 子供の頃は王子様と思うほどに……、惹かれていた」 「いいのか? 俺は……」 「俺が……、どんな立場で、どんな奴か知ったんだろ?」 抱きしめる力とは反対に、弱い声だ。 こんなふうに、彼が弱さを曝け出すのが私だけだと思うと、恋人という地位を捨てようとは絶対に思えない。 あれですよ! 「続かないと分かっていると言ったのと同じ口で、知った上で愛してると言い続けてほしい」 キャ〜〜! もぉ、このセリフ大好きだったので、まさしくこの状態の二人。 いえいえ、実際にはロイなんか目じゃないくらいに困難なことが多いと想像に難くない二人。 嗚呼、でも。 きっと、真情は同じだから、それぞれがそれぞれの最愛なのですよね(*´Д`) って、すみません。本当、感動しまくっちゃって意味が分からない感想文に^^; とにかく! 「魔王だろうが、何だろうが、【あなた】が好きなの!」と応えるエリーゼが幸せで堪りませんでしたvvvv ーーと、本編最後の感情をぶちまけたところで(笑)、各END小感想へ参りますね〜。 ★【オデットEND】 レイナルドが『12時』のサブキャラだったからこその、オデットが家族のメインとして登場する [ 失恋END ] 。 エリーゼは、ロザリアと違って「オデット、オデット」とのぼせる(笑)場面が少ないので、仲良しな二人が嬉しいな、とも感じたENDでございます^^ ★【嘘END】 う〜〜ん。このENDの、レイモンド……。 いつか、「エリーゼから、二人が出会ったこれまでの記憶を奪ったり」しないよね?? と、危惧してしまう危うさがありました。 薄氷の上を行く感じなので、個人的に落ち着かなかったENDです(;´Д`) ★【家族大団円END】 すごく綺麗な大団円でした(*^-^*)! この感動は是非、実際のプレイで味わって欲しいので、情景描写なし+モノローグのみの抜粋です。 誰より、グレーゾンを歩いてきた。 灰も被ってきたのではないだろうか。 本当の意味での「シンデレラ」は、ひょっとして……。 そして、上記を踏まえての、 土いじりをしたせいか、空気に塵が混ざっている。 灰のようにも、砂金のようにも見えた、輝けるそれらは誰の頭上にも均等に。 はぁ〜〜〜〜〜(*´Д`) すっごく、胸が温かくなったノーマルENDでございました^^! ★【月明かりEND】 純愛 [ 風味 ] END(笑) でも、ただエリーゼの温もりを感じていたい、というレイナルドの姿に、じんわり感動したENDです(*´Ω`*) ★【BEST END】 このENDを見て、モンスターと人間の恋愛も天寿を全うするだけが結末ではないんだ! と嬉しく思いました^^ 以下、その部分を抜粋。 「エリーゼ。おまえのことを……、いつか人間じゃなくしてしまいそうで怖い」 「さすがに種族を変えることは出来ねえ。だが……、 似たような存在にすることは出来る」 (暇つぶしじゃ嫌だって、思ってくれるようになったのね) おぉぉ、これは嬉しい(*^-^*)! アスティンルートでも打ち込みましたけれど、恋する二人に選択肢が多ければ多いほど、掴み取れる未来も増しますものね。 もちろん、天寿を選んでもいいとも思います。 そこは、各キャラクターの個性や思考、信条が反映されるでしょうから^^ そして。 最後のエリーゼの独白も幸せな気持ちにさせてくれました。 レイナルドとエリーゼの出会いがあって。 でも、もはや、その時いっ時の感情では済まなくなっているという対比が、もぉね(≧ω≦)! 【〆】個人的に。『12時』から続く [ 三姉妹の ] ハッピーエンドとして捉えれば、スペンサーが最良の相手だと思っております。 けれど。【対モンスター】との今後の幸せを考えるのであればーー。 レイナルドと迎える愛情ENDが、最良の組合せ(いえ、【最強の】組合せかも(笑))と、つい頬を緩ませてしまうのでした(*´Ω`*)vvvv
◆ まず、スペンサーについて一言。 ずっと、【実はモンスター】だと思っていました(>_<)!! や〜、だって〜〜。 いつかRose様の公式サイトでスペンサーの紹介文を読んだ時に、「壮年にも青年にもなれる」的なことが書いてあったように記憶していたので、深く考えずに「モンスターなんだろうな」と^^; まぁ、実際は違っておりまして、スペンサーは【生粋な人間】。 「高性能なマジックアイテムを使用して」青年の姿もとれる、ということなのでした。 ◆ 婚約者として、ずっと不透明な態度を取り続けてきたスペンサーでしたが、彼のルートでは、エリーゼに対する彼の溺愛っぷりを堪能することが出来ます^^ うん。 本当はずっとこうして、エリーゼをただ一途に想っていたかっただけなんだろうなぁ、スペンサーは……。 嗚呼。なんて損な役回り(T-T) ◆ [ 4章 ] 。 対外的には装って誤魔化しているけれど、本当は「甘い物好き?」という嗜好が透けて見えるスペンサー(笑) 彼のために、エリーゼが自宅に招いてパンケーキをふるまいます。 そこで、 「ちょっと、考えてしまってな。早く食べたいが……、 食べたらなくなってしまう」 と、真顔で悩んでいるスペンサーが、めちゃくちゃ可愛かったです(≧ω≦)! そうだよね〜。食べたらなくなっちゃうんだもん(笑) ◆ 衝撃の [ 10章 ] !! ここでは、何故、スペンサーが煮え切らない距離でずっといたのか、ということへの真相が明かされます。 ネタバレ必至ですので、隠し文字。 (亡きグラハムが、スペンサーに出した婚約の条件とはーー、) 「出された条件というのは……。 君が、私との結婚を自発的に望むこと、だ……」 「ちなみに、私から君に迫るのは駄目とのことだった。 あくまで君が、自分から私に興味を持ち、婚約話を進めたいと言い出さなければ認められない、と」 えぇぇぇぇ〜〜〜〜〜(;゚д゚)!!?? と、本当に驚きました。 いや……、これでは確かに手も足も出ません。 しかも、確率がめちゃくちゃ低い……(;´Д`) まるで、同Rose様作品『マーメイド・ゴシック』の「彼」のようorz しかし、これでスペンサーが何故、【夢見】に走ったのか……。 もちろん、勝算あってのことだったのでしょうし、少しは免罪符になったような気がしました(´人`) ◆ [ 13章 ] 。 ここで、何故、スペンサーが上記の条件を以ってしても、エリーゼとの結婚を欲したのか。 その理由が明かされました。 それはーー、 「エリーゼを単なる見合い相手の一人として、品定めに赴いたスペンサーに、 「いいえ。相手が若くて、絶世の美男子だろうと、不満は出ます」 「相手に最初から理想を押し付けるのはフェアじゃありませんもの」 「出会った瞬間には、真実の愛なんて目覚めないものです。 好いて好かれるよう、互いに努力しなければ」 という、目から鱗の言葉を紡いだから」でした。 それまでは、独り身が長くなり、いつしか自分の理想の型に女性を当てはめては、ふるいから振り落としてばかりだったスペンサー。 恐らく、背筋を伸ばし上記のごとく語ったエリーゼには、稲妻が走ったような衝撃を受けたことでしょう。 「ただ、君の『若さ』が美しかったから」というようなことを、彼自身も言っていますしね^^ 嗚呼。 実に納得のいく、それこそ美しい馴れ初めでございました(*´Д`) ◆ 同じく [ 13章 ] ! ここで、【前作『24時』のロザリアが突き止めたことは無駄ではなかった(≧ω≦)!】ということが知れます。 これが本当に嬉しかった〜(*´Д`) 実は、ロザリアがしてきたことは、スペンサーの章以外では活用されることは無いのですが、本作『0時』のヒロインである【エリーゼの婚約者】のルートで日の目を見る、という塩梅が非常に心地良かったです。 Rose様の采配に感動せずにはいられませんでした(*´Ω`*)vvvv ーーと、最終章はほぼ各END直結なので、以下よりはEND小感想へ参りますね。 ★【ロザリアEND】 うんうん。やっぱり、離れてしまったスペンサーとの仲を後押しするのは、ロザリアの役目ですよね^^ 従来通り考えると、このENDは [ 別離END ] なのですけど、上手くいくように私も祈ってます(*^-^*)! ★【貴族の結婚END】 ENDタイトルがタイトルでしたから、「意に沿わない身分だけの結婚になってしまうの(;´Д`)?」と心配していたのですが、そんなことも無く^^ 「くどいようだが、これが貴族の結婚だよ。未来の妻を援助することに、何の問題もない」 と、スペンサー【からは】愛情を感じられる内容でした。 反対に、好意を受け取る側のエリーゼの胸中は複雑なようでしたけれど……。 ★【仮面舞踏会END】 このENDは、きっと。[ BEST END ] の側面を描いたENDなのじゃないかな、と思います。 だって、エリーゼの心情がよく分かりましたから(T-T) そして、その彼女の思いを汲んで、 「私と……、結婚を視野にいれて付き合ってくれませんか。……まずは、友人関係から」 と、一歩引いて、それでも求愛せずにはいられないスペンサーが好きです! スペンサーからの愛情を、ひしと感じた結末でございました(*´Ω`*)vv ★【同じ歳の恋人END】 同じ [ BEST END ] でありながら、【青年姿のスペンサー】と迎えられる恋愛END。 とは言っても、わたし個人は「そのままの」。 つまりは、壮年のスペンサーが好きなので、アナザーENDとしてライトに捉えさせていただきました。 それでも、エリーゼと青年姿のスペンサーが [ 同じ歳 ] でいられるのは【今だけ】、というモノローグは、さすが!、と舌を巻かずにはいられませんでしたよ(≧ω≦)vv ★【BEST END】 「結婚を祝福するガーデンパーティー」といったような説明文だった気がするので、最初、身内だけのごく小規模なパーティーだと思い込んでいたのですけれどーー 普通に【結婚式】そのまんま でしたよね(≧ω≦)! 表現が持って回った言い方すぎるよ、Rose様〜〜(笑) でも……。 古典童話『シンデレラ』をモチーフにしていつつも、 ヒロインが「ウェディング・ドレス」を身に纏ったのは、このENDだけ だと記憶しています。 それくらい、イベントCGを見て嬉しい衝撃が走ったんですよね。 えぇ、鳥肌が立ちました(*´Д`) そして、パーティー直前に見せてくれる、スペンサーの狡猾な面。 「その……。抱きしめられていたのが離れて、少し寂しいような気分になってしまって」 「寂しいと言うのなら、もう少しだけ」 「…………」 「……夜になれば、 寂しいなどと口に出来ないくらい、もっと抱きしめてあげよう。 パーティーの間だけ、我慢してくれ」 このセリフには、「ひぃえぇぇぇぇ〜〜〜(〃ノωノ)!!」と、もんどり打ってしまいました(笑) 更には、スペンサーに掛けられた魔法での契約。 あれを霞ませる、 「スペンサー。私も、あなたに言っておくわ」 「あなだって、私のものよ。 他の誰にも、渡さないわ」 という、エリーゼからの揺らがない一途な愛情(*^-^*)! ですが、これは「さすが、【エリーゼ】!」と言うより、「さすが、【3部作トリのヒロイン】!」といった言葉で褒め称えたいです。 最後の最後で、彼女ら三姉妹に願った「彼女」の信条を遙かに凌いでくれたのですから! 「命の短さ」で涙したのは、あくまでも「彼女」であって、三姉妹には三姉妹の価値観・人生がある。 「彼女」がスペンサーを見て、婚約者として撥ね退けたいと思ってしまった【歳の差】をエリーゼはものともしなかったのです。 嗚呼。 本当に三部作のトリとして相応しい【恋人たちの姿】でございました(*´Д`) ですが……。 これまでの作品、『12時』『24時』で見せてくれた、オデット&ロザリアの恋愛ENDだって、彼女たちには真摯で唯一無二のもの。 ですから、「エリーゼ」だけを褒め称えるのではなく、物語を終盤へ導く「担い手」として、賞賛したいな、と思ったのでした(*^-^*) 【〆】この3部作を通してまして、それぞれのヒロインが結ばれる相手キャラクターとしては、個々の好みが優先されるのが当然かと思いますけれど、[ ハロウィン・ワールドのスカーレット家 ] が迎えるハッピーエンドとしましては、やはり。 「王子と、彼の政策を厚く支持することが出来る有力な大貴族と、そして、王位に就いた後も、決して裏切ることのない直属の臣下」 という姿が至上なのではないか(≧ω≦)!? ーーと、古典童話を思い返しては ウットリせずにはいられませんでした〜〜(*´Д`)vvvv ーー 以上が、本作『0時の鐘とシンデレラ』に於ける、サクッと?+ネタバレ感想でございます^^ ついつい、冗長になりがちな感想文にお目を通していただきまして、どうもありがとうございました(*´Ω`*) さて。 最後には、やっぱり【真相ストーリー】に触れてから、筆を置こうかと思います。 ビックリしました(;゚д゚)! 最初は、ただ綺麗な余韻で読み進めていたのですけれど、時間を置いて思い返してみますと…… 【魔女】かーー(>_<)! とまで、つい……感じてしまう、私には「妄執」にも思えた「彼女」の [ 思い遣り ] でした。 うん。 ごめんなさい。ちょっと、寒気を感じてしまった程です^^; でも、やっぱり。「彼女」が「命の短さ」を嘆いてしまうに至った「夫」の素晴らしさ。 あんな男性に巡り会ってしまったら……。 正直、三部作の攻略キャラクターたちでさえ、その魅力を薄く感じてしまった程の威力が私にはありました! だからこその説得力ですよね。 「嗚呼。こんなにもシリーズ作品の中で言われ続けた【シンデレラ】という言葉。 これは、「彼女」のために在った言葉なのか(T-T)!」 と、涙ながらに思いましたもの……。 最後の最後で、エリーゼではなく「彼女」に掻っ攫われてしまった!というのが私の『0時』への印象です。 でも、この部分は【ヒロイン像の好み】の問題があるかと思いますので、話半分で流してくださいませね^^ いや、でも、本当……。 ご主人がイイ男すぎて、涙が止まらなかったです。 (「もし、離縁を言い渡されたら〜」と言った時の、あの切り返し! まさか、あんな愛情深い言葉を貰えるなんて想像もしませんでした(T-T)vvvv ) そして、オデットを深く愛していた父親・グラハムの姿も、もちろん好きです。 「嗚呼。だから、この再婚をお互いに望んだのか」と氷解致しましたのでーー。 本当。 内からも、外からも! 巧く伏線を張り巡らせ、そして、優しく回収してくれた良作 だと、感じて止みません(*´Д`) 作品自体、サクサクっと手軽にプレイできてしまう尺でございますし、攻略キャラクターも粒ぞろいですしvv 良い作品に巡り会えた、と思えた三部作でございます(*´Ω`*)vvvv |
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(2016.09.21 UP) |
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