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乙女【感想】目次 | 『12時の鐘』攻略 | 『12時の鐘』紹介 |
12時の鐘とシンデレラ |
シンデレラシリーズ トリプル全巻パック |
◆ 固定ストーリーの中に 個別シナリオが挿し込まれるタイプの作品でしたので、2周目以降は飛ばせる共通シナリオが多く、サクサク進みました^^ ◆ 古典童話『シンデレラ』を題材にしているため、画面を彩る背景がキラキラしているのも乙女心をくすぐります♪ 宝石モチーフがお好きな方には、ゲームプレイだけで目の保養になるかとvv (私もウットリでした(*´Д`)) ◆『12時 / 24時 / 0時』と続く3作品の緒編なため、ヒロイン・オデットの巻き込まれた生活にも確かに事件性はありますが、本作だけでも完結している内容となっています。 つまり、【真相ルート】と呼べるルートはなく、次回作への大きな伏線もありません。 ◆ ヒロインの性格は、定番のRose様風味^^ 言動はツッコミ気質ですが、素直な感情表現が出来ないだけで、[ 大切な人を信じたい ] と根底では思っている一途な少女でした(*´-`*) ◆ 攻略キャラクターも、シナリオが深くないため、深い造形ではありませんが、特徴づけられた性質をそのまま楽しめますので、好きキャラにはとっぷり嵌まれます(≧ω≦)! ◆ それぞれのヒロインで攻略できるキャラクターも本作『12時』に登場していますが、【オデットの恋愛対象にはならない】という仕様のため、安心してプレイすることが出来ました。 やっぱり、どんなにヒロインを変えても、その都度 同じ攻略キャラと恋愛ENDを迎えられる、というのは、シリーズ内と言えど、恋愛END詐欺(笑)に遭っているようで、スッキリしませんから(≧△≦)b★ ◆ 個人的にも大好きな童話『シンデレラ』。 (数ある童話の中で、一番好き!と感じていた My幼少期でした(*^-^*)) それを題材にした恋愛ゲームとして、ヒロインがキラキラしすぎていなく、甘いだけの展開でもなく。 軽めではあっても事件性というスパイスがあり、ソフトに流せるエロス描写もあって//// 美味しく味付けされた作品をプレイ出来たなぁ、と感嘆できた作品です^^ (「12時の鐘とシンデレラ トリプル全巻パック」のアイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社アートムーヴ様に帰属します。 また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
◆ ロイが好きです(≧ω≦)!! 正直、シリウスのルート制限が無ければ、最終プレイにしたかったくらい好みのキャラ設定だったんですよね〜(*´Д`)vv ◆ さて、下町で出会えるお忍び貴族?のロイは、名前も「Roy」ですし、そもそも本作品は古典童話『シンデレラ』を題材にしているため……、 【正体】なんてすぐ分かりますよね(≧△≦)b★ と、いうことで(笑) 本ページは【ネタバレ】感想文でもありますし、ロイの身分に関しましても、セリフ抜粋等で触れてしまうと思います。 それでも宜しい方のみ、以下よりお読みくださいませ m(_ _)m ◆ 他キャラルートではロイから舞踏会の招待状が届くかどうか、ということもEND分岐の条件になっておりますから、もしかして本人ルートでは好感度を気にしながらプレイしていかないといけないのかなぁ(;´Д`) と、恐る恐るプレイしたのですが、全然大丈夫でしたね!(笑) 好感度の上限を気にせず、サブキャラとの友情度?を気にしていればいいので、ある意味、気楽な作品だなぁ、と感じております(*´人`*) ◆ まずは、ロイとの出会いですが、キュンキュンしちゃいますよね〜〜(≧ω≦)vvvv 身分が身分ですから、常識外れなのは仕方ないです。 逆に、私たちは貴族の常識を知りませんしね(*´Д`) でも、その「あ。今、自分は恥ずかしいことをしてしまったんだ」とロイ自身が気づく流れが好きだったんです。 あんな出会い方をしてしまったら、それはもう、ロイがオデットのことを、所謂【下町においての師匠】的な目で見るのも、もっともだと思いますもん(笑) 二人で【毒リンゴ】を頬張るシーン。好きです(*^-^*) ◆ 下町探索をある程度済ませてしまって、じゃあ、と「オデットの家に招待」するシナリオにも、ドキドキしちゃいましたね(≧ω≦)! あれで、ますますロイの中でオデットが気の置けない&特別な存在になっていったんだろうなぁ(*´Д`) ◆ 父親の死後の事件性を教えられ、元住んでいた屋敷にロイと偵察に行った折。 元・顔見知りだった貴族の、それはそれは嫌味なお嬢さんにバッタリ出くわします。 あからさまに落ちぶれたオデットを見下す令嬢と、それでも背筋を伸ばして対応したオデット。 令嬢が立ち去ってから言ってくれたロイのセリフが好きでした(*^-^*) 「勲章と言っただろう? 堂々と誇らしく思うべきだ」 そう言うと、ロイは私の手の甲に軽くキスをする。 「この手に、敬意を表す。 ……素敵な手だ」 お……。岡本さ〜〜ん(T-T)vvvv と、上記のセリフで声のトーンを落として仰ってくださった岡本さんボイスに痺れていたら、 「なんていったって……。 この僕を得たのは大きい」 という、「確かに(;゚д゚)!!」と深く頷かずにはいられないセリフが降って来ました(笑) いや〜^^ 感動と可笑しさが込み上げてきて、実に好きなシーンでございますvv おっと、ここまで来たらEND分岐点でしたね。では、以下よりはEND小感想を交えて参ります^^ ★【決別END】 これは、ロイに事件解決を [ 頼ってしまった ] 場合のEND。 他キャラの場合は、「何故、助けるまでしたのに、その後の連絡を一切取らないのか?」という思いが渦巻いてしまうのですけれど、ロイの立場だったら納得です。 自分の足で立たずに、想い人に寄りかかってしまった故の距離感なのかもしれません。 ◆ さて、[ 決別END ] を無事に乗り越えますと、恒例の【舞踏会へ Let's GO! 王子様を誑かしちゃうぞ★】 展開が始まります(笑) ロイの場合は、案の定ーー。 身分が身分でしたから、もぉ、辛抱堪りませんでした(≧ω≦)! 以下、長いんですけれど、ロイが好きすぎて仕方ないので抜粋させていただきますvv (下町で買い物をしながら、舞踏会での作戦をブツブツ呟いていたオデット) 「それで……? 君が、誰をたらしこむんだって?」 「……いきなり、何を言い出すのよ」 「それは、こっちの台詞だ。君が妙なことを言っているから、気になったんだよ」 「……王子をたらしこむ、とかなんとか」 (笑)! もぉ、ロイにこんな呟きを拾われてしまったら、笑うしかありませんよね^^ そして、オデットはロイに頼らない代わりに、他の有権者に陳情しようと思っていることを打ち明けます。 「つまり、君は……、僕が嫌いじゃない」 「君は……、僕が嫌いで拒否したわけじゃないんだろう?」 そう言った唇がゆっくりと近付いて……、そして、そのまま触れた。 「そうだと……、言ってくれ」 〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv その後。 「……せっかくなら王子を誑かして、そそのかして、君の目的を遂げてしまえ」 「……君なら、王子もたらしこめるよ」 「僕なんか……、ひとたまりもない」 口説くように、私に触れるだけのキスを繰り返す。 そうして、同じ口で、他の男を口説いて利用しろとそそのかすのだ。 「本当に……、酷い人ね」 ぐ……。ぐはぁッッ//// ヤバかったです、もぉ。 ロイの【立場】なんていう美味しいシチュを加味したら、生きて帰ってはこれない破壊力でした! ロイ……。 あなたのことが大好きすぎる(≧ω≦)vvvv ★【毒リンゴEND】 はい。こちらは、[ 舞踏会に着て行くドレスを入手できなかった ] 場合のENDでございます。 未プレイでEND名を見たら、" あれ?『シンデレラ』モチーフなのに、『白雪姫』??" と疑問に思われるかもしれませんが、これは。 下町で親睦を深めた二人を見ていると納得できるもの^^ まぁ、言ってしまえば「ぬるま湯END」なのかもしれませんが、ロイが相手では、オデットが現状維持を願ってしまうのも理解できます(*´Ω`*) ★【BEST END】 もぉ、 完ッッ璧でした(≧ω≦)!! 私の中で、" ロイ以上のルートなんてあるの!?" と悶えてしまったくらいの威力//// 無事、舞踏会へ参列できたオデットと、彼女にダンスを申し込む王子様。 初めて会うはずの相手なのに、何故か、驚くほど息が合うダンス。 ーーそんな楽しい時間はあっという間に過ぎて、深夜12時の鐘が城内に響き渡りました。 「ここから」ですね。 ここからなんです。 もう、怒涛の流れ(*´Д`)! 本当に、Rose様のお書(描)きになるシナリオが大好きだ! と唸らずにはいられませんでしたから。 [ 14章 ] で、ロイの立場を思い、お互いに好意を寄せていることを感じつつ、それでも別れを切り出したオデットの姿があるから余計に感動してしまったんです。 嗚呼、本当に大好きな一言(*´Д`) 「だから、王子として求婚しにきた」 はぅあぁぁぁぁぁぁ(〃ノωノ)vvvvv あのですね、ロイ自身も大好きなんです。 でも、その好感にプラスして、 ロイは完璧で煌びやかな夢の王子様でもないし、かといって女性を弄ぶようなプレイボーイでもない。 「王子」ということを除けば、世間知らずな同年代の青年だ。 (その一つが、とてつもなく大きいけど……。でも、ごく普通の……、欠点もあるけどいいところもある人) ずれたところもあって……、 そのすべてに好意を持った。 というオデットのモノローグには深く頷かずにはいられませんでした(*´Д`)!! ですが、ここから先は【私自身】のロイルートへの付加価値をお伝えします。 敢えて、町人たちの衆人環視の中で求婚をし、彼らすべてを「王子の求愛」の証人にしてしまったロイ。 その目論見は、「これで他の有権者たちが、オデットとの婚約をもみ消しにくくなった」というものでした。 町人たちが喜びそうな、[ 舞踏会で町娘に一目惚れした王子様 ] という偶像を考慮に入れ。 オデット自身の「町人から見たら、【元・貴族】という王子に相応しい身分。けれど、王族から見たら、低すぎる貴族階級」という、微妙な立ち位置を補強したのです。 いや、凄い。本当、ライター様って素晴らしい(*´Д`)!! そうして、自身の目的を果たし、無事に自室へオデットを引き入れた後、 「そうだな……。とりあえず、自室につれこんだんだから……、 イチャイチャしたい」 「しごく、まっとうな感情だろう。僕は君とべたべたしたい」 と、それこそ至極真面目に、吹きそうなことを言ってくるロイにも……。 幸せを感じたんですよねぇ(*´Д`) 何故ってーー、 「もう身分を隠したときのようには隠さないから……、知っていてほしいんだ」 「続かないと分かっていると言ったのと同じ口で、 知った上で愛してると言い続けてほしい」 「……あなたが、私にも同じように言い続けてくれるのなら」 「言うとも……、嫌というほど、何度でも。愛しているよ、オデット、 僕の妃」 という、嗚呼、このセリフがあるからなんです! ごめんなさいね。ここから先、Rose様の他作品の感想とごちゃ混ぜになります(´人`) 思い出さずにはいられなかったんです。 『クリムゾン・エンパイア』のエドワルド王子とシエラちゃんを。 一方は同じ【王子】でありながら、片方は【護衛】と、階級は低いとは言え【貴族の娘】。 この相手役となるヒロインの、身分の差が大きかったんだなぁ、と感じ入らずにはいられませんでした。 本作品は『クリムゾン』のように王宮内のドロドロを描いている訳ではありませんので、エドワルド王子に比べたら、ロイ王子は本当にライトな感触だと思います。 けれど、この二人の感性って似ているんですよ。根底はきっと一緒。 「王子なんて善玉のように扱われるけど、結局のところは権力者なんだ」 だったかな? 上記のようなセリフで伝えてくれるロイ王子の思考や、立場。 けれど、この似た二人が迎えるのは、明度の全く異なる恋愛ENDで……。 だからこそ、ロイ王子が念願叶って、自身の本心から愛する女性を妃と出来る結末が、何倍も得難く。 そして、幸福に思えたんです(T-T)vv 『クリムゾン』の二人の分まで、周囲に認められながら、とことんまで幸せになって欲しい! いえ。 「そして、二人はいつまでも幸せに暮らしました」、という言葉が本当に似合う本作ですので、心配は不要ですよね(*^-^*) ↑ こんな感じで^^ 私の中でロイ王子対する愛情が何倍にも膨れ上がってしまったENDだったのでございます。 【〆】いろいろ自分自身の思考を語ってしまいましたので、最後にロイ王子の好きセリフを投下vv 「隠し事はしないし、させない。 浮気は許さないぞ?」 という、BEST ENDでの、幸福真っ只中なのに、どこか背筋が寒くなる権力者の顔を垣間見せた瞬間です(≧ω≦) やっぱりね。 下町ではなく、住み慣れた【王宮】にいるのならば、幾らでも立場を踏まえた本領を発揮することが出来る。 そんな、温かくもあって、冷酷にもなれるロイ王子が大好きでございました〜〜(〃ノωノ)vvvv
◆「出会いは最悪だった」と後(のち)にオデットが回顧する、凄腕の剣士で護衛なギルバート。 が、そうでしょうか? 私には……、 めちゃめちゃ可愛いツンデレさんに映りました(〃ノωノ)!! まぁ、確かに出会いとしては「剣を向けられる」といったものでしたけれど……。 そんなの、ねえ。 乙女ゲプレイヤーにかかれば、ただの【美味しい出逢い】ですから(≧ω≦)vvvv ← ◆【強さ】を至高とするギルバートが、オデットに好意を持つきっかけとなったのも、実に分かりやすい(乙女ゲ的に気持ちの良い)ものでした^^ 女性ですから、絡んできたならず者に腕力では勝てないとしても、それでも気丈に居ずまいを正して後ろに引かない。 向こう見ず、と言われればそれまでですが、恐らく日和見を良しとはしないギルバートには、きっと。 清々しく見えたのだろうな、と思います(*^-^*) ◆ オデットに興味を抱きだしたギルバートが、一緒に「クッキーを食べて」くれるシーンには顔が緩みました//// 何だかんだ言っても、自分の許容範囲にオデットを収めてしまっているんだなぁ、というのが伝わってきましたので、嬉しくて〜(*´Д`) ◆ ここから先は、 [ フェザーの父に関する噂の提供 → 元の屋敷を探りに行く → レイナルドとの夜の会話 → 思い出の場所に花を供える → 攻略キャラからの協力を受け入れるかどうか ] という固定の流れとなりますため、特に目立った(ギルバートへの)感想はありません。 どのキャラクターとも一様にーー。 事件性への緊迫感を持ちつつ。 恋愛シナリオとしては相手の言動に一喜一憂しつつ、距離を縮めて参りますので^^ と、いうことで、この先はEND感想に交えて、シナリオ語りを続行します。 ★【レイナルドEND / 0時キャラ】 初手攻略がギルバートだったので、ここで入手。 ギルバートとの絡みはなくなり、レイナルドと夜に交わす他愛ない会話を日々の楽しみにする、というENDでした。 ですが、レイナルドに「不幸だ」と答えての結末ですから、感触としては後ろ向きな内容(´人`) ★【人形END】 「オデット、私の力を付かないなさい。あなたは……、 私に守られればいい」 というギルバートからの申し出を受けてしまうと、【何故か】到達する、何と言いますか……。 あまり実のない、いわゆる「返り咲きEND」で「女主人END」。 でも、ギルバートのそれは他のキャラクターよりも甘かったですね(*^-^) 「無力な人形なんかにならず……。 もっと私を楽しませなさい」 という、(子安さんの低音!)甘い囁きを聴くことが出来ますから〜〜(〃ノωノ)vvvv まぁ、わだかまりの残るENDであることに間違いはないのですが、こんな形の甘さも良いのではないでしょうか^^ ★【決別END】 舞踏会への招待状を入手出来なかった場合のEND。 オデットの意気込みがあるので、「ギルバートに会えなく」なっても悲壮感はありませんでした(*^-^*) ★【フェザーEND / 24時キャラ】 初手攻略がギルバートだったので、(以下、レイナルドENDと同文(笑)) きっと、『24時』の存在が無ければ、「えぇぇぇ! こんなに美味しいキャラと、恋仲に発展せずに終了〜〜 (;´Д`)??」とガッカリしたに違いないのですが(笑) フェザーが次回作での攻略キャラということを知っていますからね(≧ω≦)! 義姉・ロザリアの想い人になるキャラクターであれば、この内容のENDで充分、幸せです^^ 【恋愛】は、きっちりロザリアでしたいですもんvv と、いうことで素敵な [ 篤い友情END ] でした。 私も、フェザーから、 「ふふ。あなたみたいな人と友達になれて、私は本当に幸せだな」 と言って貰えて嬉しかったよ〜〜(〃ノωノ)vvvv ★【賭けに負けて恋に勝つEND】 これね……、なかなか辿りつけなくて(T-T) 先達の方々の苦労が偲ばれます。本当にお疲れ様でした(´人`)! 閑話休題。 ここから先は、無事に舞踏会への招待状を手にしているので、その後の展開が各キャラとも美味しかったですね(≧ω≦)vvvv 個人的には、「たった一夜の出会いで、そこまでの要求を呑んでくれる男性がいるのか?」とは【すっごく】思ったのですけれどね。 舞踏会の一夜をきっかけにして、その後も会う仲になると考えれば……。 いや、それは無理ですよね。 だって、貴族、もしくは末席の王族を「たぶらかそう」としているのに、翌日からはただの町娘に戻ってしまう訳ですから、やっぱり事件を調べてもらうには、【たった一夜】で懐柔しなければいけなくーー。 そうなると、やっぱり……、う〜〜ん(>_<) ま、いっか(笑) そんな訳で、姉のロザリア発・担い手はオデットの [ ウッフンvv お色気作戦 ] が施行されることとなります。 (隠し文字不要??(笑)) この流れで、どのキャラも一様に【悋気】を見せてくれますから、そこが美味しいんですよね〜(〃ノωノ)vvvv ギルバートからも漏れなく……、うふふふふふ。 「頑張るわ。王子狙いでね」 私の言葉に彼は口箸をあげてくすりと笑うと、立ち止まって私の肩を引き寄せた。 先刻に比べると、短くて軽い口づけ。 一応 周囲を気にしてくれたのかもしれない。 「……この先も」 「……?」 「この先も、あなたが王子を誘惑する前に 奪っておきましょうか」 くぁ〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv あのですね! ギルバート役の子安氏のお声なのですが、通常より低音で響かせてくれるのですvv その上での上記のセリフですからね〜。 もぉ、悶死するかと……思いました(〃ノωノ)! ーーですが。 このEND的には、作戦は成功しません。 舞踏会へ着て行くドレスを手に入れられなかった場合だからです。 それでも、 「……せめて一人くらい、引っかかってくれてもいいじゃない」 「……一人なら、すでに引っかかっているでしょう」 「あなたが王子を誑かせるかどうか、見物だと思っていましたが……。 ……私だけがあなたのよさを知っている、というのも悪くない」 と言ってくれるギルバートの巧みさに、もぉ(≧ω≦)! いや。 計算づくではなくて、本心からの睦言だと思うのですが……。 それにしても上手いですよねぇ(*´Д`)vv オデット同様。 これはこれで、幸せな日々かな、と思ってしまいました^^ ★【BEST END】 あぁぁぁぁ! 成る程、だからだったんですね(≧ω≦)! 「どうして邪魔なんかしたの? せっかく王子に誘われて、私の家のことを訴える、絶好のチャンスだったのに」 「作戦を話したときには、あなただって乗ってくれたじゃない。 うまくいくかどうか、楽しみにしていたんじゃないの?」 「ええ、楽しみにしていました。あなたが王子を誘惑し……」 「……うまくいきそうになったところで、 横から全部かっ攫ってやるのを」 ほぅあぁぁぁぁ〜〜〜(〃ノωノ)vvvv しかも、この後の、 「分からないのですか? ……鈍い女だ」 という口調も好き(≧ω≦)! 子安さんを通してギルバートに言われてると思うと幸せすぎます//// (だって、ギルバートって絶対【ムッツリ】だもん!(笑) ↑ [ ムッツリ ] 。それは私の至高とするキャラの属性vvvv ←) で、無事に納まるところに納まって^^ 王城からの大した罰もなく、結ばれる二人。 最後の演出も好きでしたよ(*^-^*) ギルバートが刺客から奪った「花の溢れる」マジックアイテム。 その花弁がオデットの身体中に付着するので、 「……こんな花は、斬れない」 「こういうのも、花を愛でる気持ちの一つではないですか?」 (キス) 「……ねぇ。これからは××のことだけじゃなく、私のことも、ずっと守ってくれるの?」 「それもいいですけど……。前にも言ったとおり、どちらかといえば、 守るより奪うほうが得意です」 という愛情たっぷりの強奪宣言(≧ω≦)! うはぁ。堪りませんな〜〜〜//// そして、Rose様お約束の「守られるより、隣で歩いていきたい」ENDでした(*^-^*) 【〆】まぁ、正直なところ。 本作は、舞踏会に辿りつくまでサブキャラとの絡みが多いため、逆に本命の影が薄くなっている、と感じています。 ですから、ギルバートの個性だってもっと掘り下げられたはずなのに、惜しいなぁ(;´Д`) というのが、私の結論。 さらっとした [ 酷薄な男性 ] との恋愛ストーリーを楽しむことが出来ました(*^-^*)vv
◆ び…………。ビックリした〜〜〜(;゚д゚)!!!! " えぇぇ。グラスってば、そうなの!!?? " と、良い意味で裏切られたキャラクターでした(≧△≦)b★ ◆ 一見して【クーデレ】であると分かる(笑) グラスが、徐々に、徐々に。 オデットに心を寄せていく様子には、ときめかずにはいられなかったです(〃ノωノ)キャー ◆ 知り合うようになったきっかけは些細なことであれ、「貴族嫌い」を公言して憚らないグラスが。 どんなに、来店する貴族の女性には剣もほろろに対応したところで、オデットに向ける視線は実直なもの&温かみのあるものーー。 と、くれば、グラスが想いを打ち明けてくれる章を心待ちにする他はなく(≧ω≦)! 章を進めていくことが、本当に楽しかった〜〜(*´Д`)vvvv ◆ 職人気質であるグラスだから、一度、心を傾けてしまえば、脇目はふらないであろうことも想像に難くなく……。 また、実際にその通りでしたので、元からグラスのようなキャラクターがお好きな方には、辛抱堪らない [ グラスとオデットだけが分かち合える小さな幸せ ] という描写が随所に織り込まれることに、輾転反側されることと思うのです(*^-^*) やだ、もぉ。ストーリーを思い出すと面映ゆい内容ばっかり//// ★【貴族の靴END】 [ グラスが申し出る協力を受け入れた ] 場合のEND。 オデットの幸せを願ったとは言え、それはイコール、彼女が身分を取り戻すことでもあり……。 一介の下町靴職人のグラスとは、全く会えなくなってしまうという内容でした。 でしたが、それで終わりにしようとするオデットではなかったので、爽快感があります(*^-^*) ★【決別END】 [ 舞踏会への招待状を入手できなかった ] 場合の、アナザーEND。 これはですね、 グラスが可愛かったです(≧ω≦)!! このタイミングで「隣国まで赴いて牛革の確保」をするとか(笑) 作中でオデットが推察した通り、寂寥感を埋めようとした揚句の行動だとしたら……。 嗚呼! グラスが可愛すぎる(ノ≧∇)ノシvvvv 最後のオデットの呟いたセリフも好きでしたよ^^ ◆ さて、ストーリー上、無事にロイから舞踏会への招待状を入手していると、恒例の 【攻略キャラクターからの嫉妬】 という、美味しいシーンが展開されますvvvv ご他聞に洩れず、グラスも可愛かった〜(*´Д`) ーーって、グラスの感想には「可愛い」しか書いていないような気がしますが(笑)、あれです。 普段はムスッとしている感じの職人気質な彼が、オデットの前で【だけは】砕けた態度をとってくれると、それだけで私も「ふにゃんvv」となってしまうんです//// で、肝心のシーンですが、 「……ああくそ。 あんたを他の男のもとにやる靴なんて、絶対作りたくねえと思ってが……」 「あんたが俺以外の誰かが適当に作った靴を履くっつーのも、 死ぬほど腹がたつ……!!」 という、明後日の方向から萌え攻めしてきたグラスに完敗しました(笑) " あ〜。そうよね〜。貴方って靴職人だものね。そりゃ、そうなるわ〜〜 " と、オデットの画策に脱帽。 本当。 ここら辺の、つっけんどんにも見えるヒロインの緩急の付け方が好きです。Rose様作品♪ ★【店番END】 このENDを発生させるのって、難しくなかったですか(;゚д゚)!? 一体、何度ぐるぐるしたのか分かりません……。 まさか、「シリウスと面識がない」ことが条件だなんて、本作『12時』のイベント発生の流れに慣れてしまうと、逆に盲点(;´Д`) まぁ、でも。 シリウスのオデットへの愛情深さを知ってしまうと大いに納得できます(笑) 「ほら。俺以外があんたのよさを分かりすぎても、後々面倒になりそうだろう」 「だから……、これでいいんだよ」 「……口説いてる?」 「町娘のままなら、手伝いを他で探さなくていいってことだ。 ……さて、俺は工房にしばらくこもるぜ」 あはははは^^ 最後の照れ隠しで、早々にオデットの前から立ち去ってしまうグラスが可愛かったです! プリンセスにはなれなくても。 令嬢にも戻れなくても、好きな人の傍にいられるなら、それが幸せ(*^-^*) と感じられる、ほのぼのENDvv ◆ さてさて。これまた無事に、舞踏会への参列を果たしていると、見ることができる [ 14章 ] 。 もちろんですね、Rose様作品ですから、 「オデット。暖炉くらい、俺がやる」 「え? 別にいいわよ、あなたはお客様なんだから、座っていて」 「客ってことはないだろ。お、俺だってその……、いつかは家族になるかもしれねえんだし」 「ていうか、あんたこそ座ってろよ……。 昨日は、結構無理をさせちまったんだし……」 というセリフにも、「きゃあ(〃ノωノ)!!」と美味しく咆哮したのですが(笑)、それだけではなく。 舞踏会が終わってから数日後、オデットの暮らすアパートに何故か憲兵が訪ねてくるというシーンが好きでした。 舞踏会で、「グラスが大立ち回り」をした件で訪ねてきたのかと思い、慌てるオデットは彼に隠れるように言います。 「なんだ……? 俺が見つかったらマズイような相手か?」 「まずいもまずい、超がつくほどマズイ相手よ! お城の憲兵が訪ねてきているのっ!」 「……そいつは、確かにまずいな。とりあえず、隠れることにするが……」 「いざとなったら暴れるのはアリか?」 いやいやいやいや。無しだよ、グラス!!(笑) なんかですね。 " 嗚呼。クールなようでいて、本質の部分はやっぱりグラスも、「…………」なんだなぁ " と、妙に納得してしまって^^ それで、そのギャップに笑ってしまったシーンだったんです。 やっぱり、「可愛い」なぁ。グラス(*´Д`)vv ★【BEST END】 好きでした〜〜〜(≧ω≦)!!!! どうなるのかな、って思ったのですよ。 だって、オデットは [ BEST END] の場合、貴族に返り咲くからこそ、[ BEST ] なのであって。 その場合、下町の靴職人であるグラスとはどうやって折合いを付けていくんだろう、って。 そうしましたらばーー。 ※ 以下、グラスルートのネタバレ大な描写を抜き出します!【閲覧注意】(>_<)!! ぱあっと部屋の隅にある「姿見が光を放った」。 私は椅子から立ち上がり、そちらへと向かう。 「にゅっと、鏡の表面から男の腕が突き出てくる。 「……腕だけじゃなくて、ちゃんと迎えに来なさいよ」 未だ鏡の中に全身は留めたまま、腕だけで私を探すグラスを見て、ぼやく。 うろうろと鏡から突き出た腕が、動いて音を立てる。 私を探しているのだろう。」 「……はあ」 「こちらへ出てくる気配はなく、諦める様子もないあたり、店が忙しいのだろうか。」 いろいろと思うところはあるものの、「その忙しくぱたぱた動いている手へと自らの手を伸ばした。 指先が触れると同時に、ぎゅっと握られる」 ね〜! なんか良くないですか(≧ω≦)!!?? 付き合いが長くなると、初めの頃のような初々しい行動は取れなくなるのが普通です。 でも、とっても【グラスに必要とされている感】が、ぎゅう、と詰まっている感じが大好きで〜(*´Д`) はぅあぁぁ。 堪らないわ、グラス//// 更に(感想が長くなりますが(>_<))、上記の場面から続く二人のやり取りも好き^^! 「こら。晩飯はどうするんだって聞いてんだろうが」 「……んー」 「……どこにも行きたくないわ。こうしているのが一番」 ↑ 閉店した店の中で、仕事が終わった充足感をグラスの背中に抱きついて堪能しているオデット。 「…………」 「……俺は腹がすいてる」 「…………」 「……我慢できねえよ。俺だってどこにも行きたくねえし、外になんか出たくもねえ」 「……綺麗なお城のベッドじゃなくてもいいだろ? 王子なんかと違って、ずっと一足(いっそく)を大事にするし……」 「……根に持っているのね」 「……っせえな。てめえの女が目の前で連れ込まれそうになったんだぞ、一生根に持つに決まってんだろ……」 「どこにも行くなよ。 こうしているのが一番だって……、これから先も言ってくれ」 グラス〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv!! いやもぉ、鼻血を盛大に噴いて、店内に置かれている靴全てを駄目にしてしまう勢いで、身悶えしてしまいました!!!! 胸キュンが止まりませんでしたから〜〜〜8(≧△≦)8)))) 二人が付ける決着の行方(笑)も、靴になぞらえたもので好きでした。 確かにあんな言われ方をしてしまっては、グラスも腹を括らない訳にはいかなくなりますよね^^ うん。本当にお上手です、Rose様(*^-^*)! 【〆】グラスルートは、その意外性に驚きました。 見たままのグラスであっても、勿論好きだったと思いますけれど、その「設定」があるからもっと好きになれる。 本当に美味しいなぁ、と感じたルートでございます(≧ω≦)vvvv
◆ チャンスが好きです(≧ω≦)! あんなに人間から奇異の目、畏怖の目で見られているのに、それでも人間を好きでいてくれる度量の大きさ。 堪りません//// Rose様作品では定番の異種族恋愛ですが、本作では重くなく、さらりと描かれていましたね^^ それもまた本作の煌びやかなイメージには合っていると、感じております。 ◆ チャンスとは、いろいろ下町の素敵な場所を巡れたので、私自身もワクワクしました(≧ω≦)♪ あんなに人懐こくて、分け隔てのない(なさそうに見える)男性なのに、人間側が心を開かないなんて勿体なさすぎます! ですが、そのお陰で、オデットに会えると嬉しくて尻尾を振る様が見える大型ワンコのような、小さなトカゲのモンスターと距離を縮めることが出来ましたvv 本当。 頭を撫でなでしてあげたいくらいの可愛さだったんですよぉ(*´Д`) ◆ 作中でもですね、 「私は……、納得できないわ。あなたが、あんな理不尽な嫌われ方をするのは」 「ふふっ、ありがと、オデット。あんたがそう言ってくれるだけで、すごく嬉しいよ」 彼のほうを向くと、 上機嫌な横顔。 こういった描写が散りばめられていて、チャンスルートをプレイすることに胸が温かくなりました(*^-^*) いえ。 人間側の言動だって、そこまでドロドロしたものではなく、「腹は立つけれど読み流せる程度」といった塩梅でしたので、読み進めても苦痛ではなかったんです。 でもね、と、ここで少し。 オデットと下町で会うチャンスは、いつも上機嫌で彼女を迎えてくれました。 オデットと会えるのが嬉しくて堪らないんだろうな、とすぐに分かる感じ^^ でも、もしも。 もしも、オデットがその笑顔を他に向けた時ーー この好青年は一体、どんな顔を見せてくれるんだろう と考えてしまったのです! うわぁぁぁぁ。 さて、ここから先は定番のシナリオ展開となりますので、END小感想へ^^ ★【決別END】 「何故、オデットを助けたい、と思って行動した彼らが彼女に協力した途端、その接点をゼロにしてしまうのか?」 という疑問は尽きません。 まぁ、[ BADに辿りつくための選択肢を選んだから ] と言われればそれまでなのですが^^; …………。 オデットを幸せにして、そのことで「彼」が自身の愛情も全て呑み込んでしまうからこそ。 BADになるのかもしれないですよね(´人`) ★【喧嘩別れEND】 これは [ 舞踏会の招待状を入手出来なかった ] 場合のEND。 他キャラ同様、日が少し経てばまた元通りの仲になれるような、そんな期待の出来る内容でした。 ★【BAD END】 無事、招待状を手に入れ、参加の意思をチャンスに伝えたルートです。 いくら何でも、王子の花嫁探しと言われている舞踏会なのだから、オデットにもその気があるのじゃないか? というチャンスの疑問を否定したシーン^^ 「そっか……。それなら、よかった」 「もし、あんたが王子に見初められたりしたら……。 俺はモンスターだから……」 ぽつりと呟くチャンスが大好きでした(≧ω≦)! あぁぁぁぁ。それなのに、BAD END……。 それは、[ 舞踏会のためのドレスを入手出来なかったから ] です(≧△≦)b★ この作品、本当にENDの型まできっちり決まっていますねぇ。 先が見えて安心と言えば、安心ですが。 あ。 「BAD」とは言っても、事件性を解決に導くことが出来なかった、という意味合いで、チャンスとの仲はこれまで通りです^^ チャンスにとっては、現状維持な幸せENDですよね(*^-^*)vv ★【BEST END】 チャンスルートのですね、何が素敵か、って、 オデットの部屋の窓辺で出会えるトカゲとのやり取り だと思います!! 言葉を話せないトカゲが、オデットの言う内容に、ぐるぐると体を回し「まる」を描いて交流する。 その一連の流れが素晴らしくて……(*´Д`)! その積み重ねがあるため、 「俺は、あんたとは違う種族だ。 そのことで、もしかしたらあんたに嫌な思いをさせちゃうこともあるかもしれないけど……」 「でも、何があったとしても、あんたのことは俺が守るよ。一生大切にする」 「いや、一生どころか、 来世も再来世も守りたいくらいだ。 愛してる、ずっと傍にいてくれ、オデット!」 という言葉が、嬉しくて幸せで! でも、やっぱり「再来世」まで愛を誓ってしまうチャンスが可笑しくて(笑) にっこりしながら迎えられるハッピーENDでございました(*^-^*) ですが、えぇ。忘れてはおりません。 まさしく舞踏会の夜、王子の手中からオデットを攫ったチャンスの姿を……! 攫った先で迎えるチャンスの貸し馬車の中での逢瀬。 あそこで垣間見れたチャンスの狂気が好きでした(*´Д`) (個人的にですね、Rose様作『クローバーの国のアリス』の「ピアス」みたい、って思ったんです) 後から後からじわり、と侵されるようなチャンスの一面。 うわぁぁぁ! ゾクゾクして堪りません〜〜〜(〃ノωノ)vvvv 「オデット。あんたが嫌がっても、もう離してあげないよ」 「俺だけのものにしてあげる。 他の誰にも渡さない……」 「モンスターだから、なんて理由で諦めるのはやめだ。 ……他のどんな人間より、俺が一番あんたを好きなんだから」 嗚呼。 もう逃げられません。逃してはくれません(*´Д`) い〜〜な〜〜。こういう展開、大好きです! 【〆】私は……、上記のような酷薄とした男性の一面って、すごく好きなんですけれど(2次元限定★)、苦手な方もいらっしゃいますよね(>_<) ということで、最後にBEST ENDの素敵なオデットのモノローグを披露致します。 「……俺は一生あんたのものだよ、お姫様」 (↑ このセリフも好き〜////) (トカゲって、たしか卵生だっけ……? ……私、卵を生むの?) でした^^! いや〜。 【トカゲ】と結ばれて、そして結婚vv …………。 ほのぼのする素敵なルートでございましたね(≧△≦)b★!!(笑)
◆ " まさかの伏兵(;゚д゚)!!?? " というのが、シリウスルートでの正直な感想です。 だって……。 まさか、あんなに深くて一途な想いを見せれることになるとは思わなかったんですもん(〃ノωノ)!! ◆ オープニングの選択肢で【尻に敷けるような人】と評されている彼ですから、まぁ、その……。 ぶっちゃけ、侮った姿勢でプレイに臨んだんですよね。 そうしまたらば、何、この、 「ルシアンナ=バーンズ」を間に挟んだ美味しい展開(≧ω≦)!! 本当、素敵ですから! 垂涎ですから〜〜〜8(≧△≦)8)))) ◆「ルシアンナ」。そう、それはオデットの【母親】です。 よくある展開ですが、知己であるルシアンナの面影があるため、オデットに心を砕いてくれるシリウス、という流れでストーリーは進みます。 それこそ、出会いの最初から奥深いところへと自分を許容してくれる風のシリウスに、どんどん。 オデットも好意を抱き始めるのですが……。 「いつだって、大事にしたいと思っていた」 (……いつだって? それは、誰に対して思っていたの?) 彼の優しい眼差しは、本当は誰に向けれられているのだろう。 という描写が織り込まれていくますので、これが美味しいの、美味しくないのって(≧ω≦)! ◆ そして、こんなにひた向きな愛情を向けてくれるシリウスの傍にいては、抱いた【好意】の質が変わってしまっても、何らおかしくはありませんでした^^ 「……なんで、母さんはあなたを好きにならなかったのかしら」 (私なら、きっと……) ーーそう、オデットが思ったところで、シリウスからの【盛大なネタばらし】があります! これは、本当、「えぇぇぇぇぇ(;゚д゚)!!??」と思いました。 まさか、そんな関係だったとは……。 さすが、Rose様。 『大陸シリーズ』の波紋を本作でも感じずにはいられなかったです(*´Д`) ★【親戚END】 これは、恒例の [ 攻略キャラの申し出る協力を受け入れた ] 場合のEND。 …………。 他ルートでも何も思わず、シリウスからの恩恵を受けていたので、まさか……! 「……ありがとう」 「俺こそ、ありがとう。ずっと、助けたかったんだ」 「助けることで、俺も助かる。 大切な人を助けられないなんて……、 魔法使いになった意味がない」 魔法に「見合うだけの【代償】をシリウスがオデットの代わりに払って」いたなんて〜〜(T-T)! このENDを見てしまうと……。 他キャラプレイ中も、シリウスの愛情に感じ入るばかりでございました(⊃Д⊂)vvvv ですが、最後のオデットのモノローグは、アナザーENDならではでしたね。 シリウスからの愛情を信じきることが出来ないENDでございました(´人`) ◆ さて。アナザーENDの罠(笑)を通り過ぎると、 (私は……。母さんの、代わりなの?) 結婚してしまってから、恋だと気付いた想い人。 子供が出来てからは、吹っ切るだめ国を離れなければならないほど。 (シリウスは私にこだわるけど、それは母さんにこだわっているだけじゃない?) 彼が見せる私への優しさは、私本人に向けられたものだけではない。 そう思えば、 ますます自力でなんとかしなくてはと思う。 と、気合を込める勇ましいオデット嬢の姿が見られます。 これは、母親への対抗意識からとは言え、メソメソするだけではないヒロイン像が好ましく映りました^^ ★【決別END】 ですが! [ 舞踏会への招待状を入手できない ] と、またもアナザーENDへ。 意外なことに、「うわぁ、素敵なEND(*´Д`)」と感嘆しました〜〜(≧ω≦)vvvv しばらく顔を合わせていなかったシリウスの元へ、意を決して向かってみると、そこは「空き地に」。 嗚呼、でも! そこからの展開が素敵なんですよね〜〜//// 「空から降ってくる手紙。そして、シリウスからのメッセージ」 それに対して、苦笑と共に「これから」を思うオデットの姿! うわぁ、素敵!! グッジョブです、Rose様(ノ≧∇)ノシvvvv " 良いよ〜〜vv " と、しばらく呆けてしまったENDでございました(*´Д`) ◆ さてさて。 これまでのシリウスルートへの感想で、母親絡みのセリフを多く抜き出して参りましたが……。 さすがはRose様です!! そうは問屋がおろしませんでしたよ(≧ω≦)!!!! もうですね、凄いです。衝撃です。 まさか、まさか。 そんな胸中でシリウスが国を後にしたとは(;゚д゚)!! しかも、ルシアンナ(オデットの母親)が絡んでいる過去が、シリウスの【真実をそれと察したから】だったとは(>_<)!! 本当に素晴らしいです、Rose様〜〜〜〜8(≧△≦)8)))) 嗚呼。この場面(10章)のシリウスの台詞を抜き出したいです! でも、それはあまりにネタバレが強すぎて、私が受けた「真っ新(まっさら)な状態での心地良い衝撃」を損なう恐れが多分にありますためーー。 一連の流れの結果的な部分を少しだけ(*´Ω`*) 「……それこそ、君のためなら、なんだってしてやりたい。叶えてやりたいんだ」 (シリウスは今……、私が好きなんだ) 顔が緩む。 はい。 シリウスがこれまで、オデットへ告げてきた熱情には他者が入り込む余地はなく、 純粋に、【オデットにのみ】向けられたものだった。 という [ 事の真相 ] でございます。 うわぁ……。素敵だったなぁぁぁぁ(*´Д`) あれかな。 もしかして。本当にもしかして……。 『魔法使いとご主人様』『クリムゾン・エンパイア』に登場する「オランヌ」も、誰かにこのような想いを抱いていたのかもしれないですよね(*´Ω`*) ◆ 舞踏会への参列を果たしたものの、当初の目的は遂行できなかったオデットが、邪魔をした張本人のシリウスに喰ってかかるシーン。 「どうして邪魔したのよ……! せっかく、うまくいいかけていたのに!」 「うまくいきかけていたからに、決まっているだろう」 「好きな女性が別の男に別室に連れ込まれそうになるのを、黙って見守るなんて出来るわけがない」 「……協力しておいて、うまくいきそうになったら、邪魔をするなんて」 「うまくいかないと思ったから、協力したんだ」 " あ。ですよね〜 " と納得しました(笑) 道理でヘタレなシリウスが頑張ってくれていると思ったよ(≧△≦)b★! そんなところが愛しいのですよね^^ ものっそ、年上なんですけれど(*´艸`)プフ ★【BEST END】 シリウスへの感想を述べる前に、他キャラとの好きなシーンを是非(≧ω≦)vv 沸き立つ夕暮れの商店街で、シリウスと夕飯の買い物をしているオデットの前に、ロイが現れます。 そして、[ かの物 ] を託しながら、 「それじゃあ、僕はここで。ああ、オデット」 「……なに?」 「ここで遊ぶというのは約束だぞ。 ……君が、何に気付いたとしても」 キャ〜〜〜!! ロイ〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) やば。 もぉ、本ッ当に。 ロイが好きで堪らないのです//// 「うぎゃあ!」と悶えた、好きシーンでした^^ はい。そして、シリウス自身の素敵な見せ場は、やっぱりラスト(*^-^*)! めでたくシリウスとの恋を実らせたオデットでしたが、二人の間には目に見える大きな障害もありました。 「年をとることが悪いことだなんてふうに思ったことはないわ。でも……、私だけ変わっていく」 「俺だけが取り残される、の間違いだろう。変わるのは、俺以外のすべてだ」 「……なあ、オデット。俺はいい年しているが未婚の男で、結婚に夢だってある」 「再婚なんか考えられないし、うんざりするほど長い人生でも結婚は一度でいいと思っている」 「……ロマンチストなのね」 「大泣きするのは一度でいいっていうだけさ。……俺を泣かせてくれ」 「これから先、ずっと。君を想って泣く人生がほしい」 〜〜〜〜〜(T-T)!!!! 何て素敵な愛の言葉(⊃Д⊂)vvvv しかもですね、この感動だけでは終わらなかったんです。 オデットが、もっと深い提案をしたからーー。 確かに、確かに。 シリウスが生きていく。その膨大な時間への意味付けは、愛情で溢れていて欲しいですもの。 ですが、2人が交わした誓いは綺麗ごとで終わるかもしれません。 この先、永い時間の後には、シリウスはまた新たな想いを実らせるかもしれません。 けれど、今、彼が捧げているのは疑いようもない【真情】(*^-^*) そして、オデットがその想いに応えたからこそ、手にすることの出来る未来なのですから! 【〆】はぅあぁぁぁぁぁ///// と、感動してばかりのシリウスルートでございましたよ〜〜(*´Д`)vvvv ーー以上で、『12時の鐘とシンデレラ』Vita版のネタバレ + サクッと短文?感想は終わりでございます。 何度も申し上げますが、作品自体は本当、サクサク進められる仕様なんですけれど、内容があっさりだからと言って、キャラクターへの愛情まで置き去りになることはないんだ(≧ω≦)! と、強く感じた作品。 また、3部作のまだ緒編でございますから、(もし、今作があっさりでも)この先の展開を楽しみに出来る♪ という打算めいた気持ちもあります^^; いや、でも別にそれは悪いことじゃありませんよね(≧ω≦)?? と、いうことで、次回作の内容にも期待しつつ(笑) 今作だけでも十分に楽しめた♪ と舌鼓を打てる作品でございました(*´∀`)ノシvvvv |
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(2016.07.09 UP) |
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