クロノスタシア

















メーカー

(2014年04月24日発売【PSP】)
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ストーリー

時を司る大砂時計を抱いた世界樹・ユグドラシルを中心に据えた大国・アルビオン。
そこは文明が進み、人々が営む "時間" を "時砂" という結晶に換える技術を持っていました。
人々は大企業 "BANK" へ赴き、自身の時間を担保に金銭を得ていたのです。

そこで暮らしている少女・ルシアは10年前の記憶がないながらも、心優しい叔父や幼馴染みに見守られ、時を交換することなく穏やかな日々を過ごしていました。
しかし、人々の時間を潤沢に蓄えていると思われていた "BANK" が、まさかの時間消失に遭ってしまい国内は大パニックに陥ってしまいます。
その上、【世界に残された時間は残り99日】という、にわかには信じがたいニュースまで流れ……。

そんな折、時の大砂時計と同じ時砂を有する "光砂の時計" を見つけたルシアは、その力を借りてこの世界を救えるかもしれないと聞かされるのでした。
ルシアが "光砂の時計" を使いこなせるまでに与えられた時間は、【大砂時計の最後の一粒が落ち切るまで】。

少女・ルシアは滅びゆく世界を。
そして、いつしか大切に想い始めていた「あの人」を。
終焉から救うことが出来るのでしょうか?



ゲームの流れ

ユグドラシルの大砂時計の最後の一粒が落ちるまでがゲーム期間。
* キャラクターによってまちまちですが【109day】【99day】というように残り日数で推移していきます。
会話選択肢にて好感度を上昇させ、その累積値で各種恋愛エンディングを目指すアドベンチャー形式。



システム

主人公の名前変更可能。(但し、公式ネームだと名前を呼んでもらえます!)
主人公ボイスなし。
CG鑑賞&シーン回想あり。
好感度上昇確認システム(愛キャッチ)は有り。 好感度累計値(ステータス画面)は無し。

キャラクターによってまちまちですが【109day】【99day】というように残り日数で推移していきます。
(ユグドラシルの大砂時計の最後の一粒が落ち切るまでがゲーム期間)
【プロローグ】の後は「キャラクター選択画面」となり、個別シナリオのままエンディングまで進みます。
股掛けエンディングは存在しませんので一途プレイのみ。
会話選択肢からの好感度上昇、または、光砂の時計が光る【クロノシタシス】システムからの好感度上昇もあります。
【クロノスタシス】… 画面右側にある「光砂の時計」が光ると攻略キャラクターの心の呟きを垣間見れるシステム。
* もし見逃してしまっても [ 履歴画面 ] からシーンバックも出来ますし、プレイ後、【Special】[ Scenario ] からの確認も可能^^

恋愛エンディングは3種類。
*【GoodEND】【NormalEND】【BadEND】に好感度累積値で分岐します。
(全エンディングのシーン登録あり)
おまけコンテンツとして【Special】あり。
* CG鑑賞やシーン回想、BGMを楽しむことが出来ます。
CGコンプ後の「御褒美CG」はありなような、無しなような……?



総評 ★★★

面白かったです〜〜(≧ω≦)vvvv

これはまさしく
【THE・乙女】な内容の真正乙女だと思います!!
「時」題材にしたファンタジーとしましても、乙女風味がほど良く混ざり合いまして、「この先、一体どうなるんだろう!?」というドキドキ感と、「HappyENDにたどり着ける幸福感」が、もぉ(ノ≧∇)ノシ!

あ……でも、この説明では文句なしに「天下一品!」みたいな印象を受けてしまいますね^^;
えぇとですね、上記で申しました【THE・乙女】という言葉は、

具合が悪いような部分は恋愛描写で乗り切る。
ヒロイン・ルシアと攻略キャラクターの想いの結びつきで、上手くまとめられたような印象を受ける。


といったような、その……
ご都合主義展開も含まれているという意味合いで使わせていただきました。
いいえ、別段それが悪いと言っている訳ではないのです。
むしろ、重くなり過ぎず、けれど軽く流されもしない、こうーー "いい感じに【乙女】だな〜^^" 、って思うのですよ!
(意味不明の説明で申し訳ありません^^;)

ヒロインのルシアちゃんも前向き過ぎず、後ろ向き過ぎず、思いやりを持って接することの出来る善い子でございましたし^^、攻略キャラクターの造形に関しましては文句なしでございます
vvvv
もうね、どのルートを通りましてもキュンキュンしてしまうと思いますから(
ノωノ)


システム周りも「バックログからシーンバック出来る」等、快適に進めることが出来ますのでストレスなく遊べるはず^^
プレイ時間としましては初周で……。
いやいや、オープニングを終えましたら即・個別シナリオへ移行しますので、どの周も押しなべて7〜8時間は掛かるかと思います。
けれど、純乙女な展開に舌鼓を打てるはず(
*´-`*)

ファンタジー要素に抵抗がなく、素直なヒロインと素敵な男の子たちとの恋物語をゆっくり味わいたい♪
とお思いの方に、ずずいとお勧めしたい一品でございました(
*^-^*)!



登場キャラ(cv.)

キョウゴ・ナギ(cv.逢坂 良太)ルシアの幼馴染。
   口調は素っ気ないが困っている人を放っては置けない実直な青年。
   幼い頃よりルシアのことを大切に思っている。【守護愛】


ティオ(cv.松岡 禎丞)喫茶「ココノココノ」同居人。
   類希な才能を持つ、いと若き芸術家。ふんわりとした空気を纏う。【忘却愛】

クライヴ・ニール(cv.緑川 光)王立警察ヴァナルガンドの高級官僚。

   "歩く王立図書館" と呼ばれるほどの博識家。合理性と秩序を重んじる気質。【復讐愛】

ホリック・ソル(cv.藤原 啓治)喫茶「ココノココノ」マスター。
   "天才" か "奇才" か不明な科学者(笑)
   飄々とした態度を崩さないが、ルシアを心より大切にしている。【犠牲愛】

エヴァ(cv.阿部 敦)サーカス団「ルナ・キルクス」花形スター。
   アルビオン随一の有名人。甘いマスクと柔らかい物腰のため女性ファンが多い。【略奪愛】

(2014.05.10 UP)