|
|
|
|
爽海バッカニアーズ!
う〜〜〜〜ん。 作品自体は嫌いじゃありません! むしろ、世界観はとても好き(*^-^*)! 「海賊」というテーマに即し、ここまで忠実に扱った乙女作品は初めてなのではないでしょうか^^? その点は実に素晴らしかったと思います。 まずは、システムからになりますが、【CHART】機能。 これは他社PSP乙女『Princess Arthur』でも使用されていたような、"全体のうち、今現在のシナリオの位置はどこなのか。エンディングの位置は何処になるのか。分岐点はどう進んでいくのか" を俯瞰(ふかん)できる、とても便利なシステムでした^^ これが、タイトルの項目からでも、プレイ中のメニュー画面からでもいつでも呼び出すことが出来て、お目当てのシナリオから即座にやり直せるという優れもの♪ その上、そのデザインもひとつひとつのトピックを鎖がつないでいき、選びたいカーソルとしては操舵があしらわれーー。 つまりは、海賊らしいテーマに沿っているため、見た目からしても楽しめたのです^^ True、Normal のエンディングのうち、どちらかでも一方をクリアすると、その【CHART】部分の分岐点となるトピックの色が変化している、という仕様も大助かりでございましたvv まぁ、私の場合は先にBAD系を見てしまいたい性分なもので、手探りで分岐点を探したのですが、それは個人の嗜好による選択部分でございますから、やはりプレイヤーにとても親切な作りだったと感嘆しております。 素晴らしい〜〜(*^-^*)! さらには、シナリオ部分。 これまた楽しい仕掛けだったと思います^^! 敵キャラの造形が秀でておりましたため、いわゆる太鼓持ちや、腕っぷしを買われてはいるが、いつ切り捨てられるか分からない三下扱いの手下。 そして、カリスマ性のある敵ボス。 うんうん^^ とっても素晴らしいです! 見事な三段構成?になっていましたため、実は展開するストーリーは攻略キャラクターによって異なるのですが、例えば、Aのシナリオでは敵ボスが如何なくその悪才を発揮するものの、Bのシナリオでは出番もなく命を落としてしまったり。 Cのシナリオでは三下な配下にスポットが当てられていたりとか。 力関係は変わらないものの、与えられる見せ場が異なりましたので、「今度は誰がメインの悪役になって、どんな末路を辿るんだろう。どんなあがきを見せてくれるんだろう(≧ω≦)」と楽しみにしている部分でございましたvv このようにキャラクター構成からもワクワク出来ましたし、冒頭で述べました通り、【海賊】というテーマに沿った展開も素晴らしかったと思います(*^-^*)! 日本人にはお馴染みの、「ねずみ小僧」のような義賊として登場する我らがレッドホーク海賊団。 民衆を相手に富を巻き上げるのではなく、あくどい方法で財を成した豪商のみを標的にするという立ち位置でございましたため、【彼らの目的は冒険にこそあり、その手段として海賊行為をしている】と割り切って眺めることが出来たことが僥倖でございました^^ その上、すっごく【海賊らしい冒険】をしてくれるんですよ(≧ω≦)! お宝目的ではない、いわゆる「世界の七不思議」的な綺麗な景色を堪能するイベント有り。 逆に、この世のどこかにあると言う「大海賊の残した宝」を探しに行くメインイベントも有りで、敵ボスの仕掛ける奸計だとか。 リアンちゃんだけが行える特殊才能により、拓けていく活路だとか! 乙女ゲームとしてだけではなく、冒険譚としても、すっごく! 楽しめたのでございます(*^-^*)vvvv ーーと、ここまでが本作品におけます私視点のプラスポイント♪ ですが、これより以降はマイナス点を打ち込みさせていただきますね(´人`) 拙「紹介」ページでも述べさせていただいたのですが、本当に、本当に……。 ごめんなさい! ヒロイン・リアンちゃんが無理でした(T-T)!! これはですね、私がまだ学生だったりして感性が柔らかい時分にプレイをしていたのならば、異なる感想を持ったのだと思います。 けれど、私もいい歳になってしまいまして、社会人として働きながら賃金を得る、というような生活を送っておりますとーー。 何故、リアンちゃんが下にも置かない勢いで特別扱いをされるのか理解できなかったのです(>_<) だって、だって! と言い訳させていただきたいのですが。 本作品の構成と致しまして、共通パートの後はそれぞれのキャラクターが所属する海賊なり、海軍なりに入隊をし、まずは【下っ端】として冒険者になるための経験を積んでいこう、とリアンちゃんが志すパートへと入ることになります。 その場合、彼女の「特殊才能」はまだ知られておりませんし、本当に「女性が海賊 or 海軍に入隊する」といったことが珍しいのかな、くらいの立場でしかないはずなのですが。 これがもう〜〜^^; 一例としまして、海賊に入ったリアンちゃんの場合。 海賊として過ごす毎日は、彼女が思い描いていたような冒険に満ちたものではなく、豪商からの略奪行為ばかりだったことから、理想と現実のズレを感じるようになります。 それを「冒険がしたかったのに」とこぼし、「冒険こそが目的という気持ちも分かります。けれど、秘宝が記された海図を頼りに冒険することは、目的地にうまく辿りつけるか。そして、財宝が海図どおりに存在しているのかが保障されてはいません。その間の、団員の食糧、飲み水の確保はどうするのですか? すべては、金銭という蓄えがあってのことなのではないですか?」というようなことを、副船長のクレイヴさんから諭されるのですが……。 私的に問題はここからでした。 「それはっ。その通りなんだろうけど! でも、冒険がしたい! 海賊行為はよくないよ! こんな風に思う私は甘いのかな?」と、彼女は自問自答します。 ここでまず、「は?」と思いました。 「何を今さら」と^^; レッドホーク海賊団には「義賊」という、プレイヤーが良心の呵責をあまり感じずに済むような免罪符を与えられているではありませんか。 これは私だけなのかもしれないのですが、海賊を謳っているからには、ヒロインが生き生きと楽しんで冒険に向かって欲しかったなぁ、と感じたのです。 それを……。 「海賊で得たお金を施(ほどこ)しに使うなんて、間違っています!」というようなことを攻略キャラクターに言ってみたり。 それを「偽善でしかありませんけれど」と釈明した「彼」に対しても、「偽善という言葉で逃げてほしくない。だって、悪いことをしているんだから」というような思考をし……。 それじゃあ、貴女は何故、海賊団に入っているの? と訊きたくなってしまいました。 自分は正義の側にいるような目線で「彼」に対して言葉を放っていますけれど、では、リアンちゃんは略奪行為に参加はしていないのでしょうか? それを「寄付」というような形で、いわば汚れたお金を他人に分け与えるようなことはしていませんけれど、海賊行為で得た富を自分の生活費に当てているのであればーー。 リアンちゃんだって綺麗なままでは、もうありませんよね? と、何故に、自ら志願した海賊で為されることに正論を振りかざすのか? 海賊に入ったからには、綺麗なだけでは済まない覚悟があったのではないのでしょうか? うん……。もっとね、「麦わら」の一味のように、それはそれとして割り切って冒険に臨んで欲しかったんだよなぁ、と感じてしまったところが大きかったです(;´Д`) さらに、第2点! 上記で、リアンちゃんが「甘いのかな?」と思った翌日のことでした。 結局は、冒険に繰り出さずにいることが許せなくて、 ふて寝を決め込みます(;´Д`)! 誰が扉を叩いて起こしに来ても知らん顔。 「だって、私は怒っているんだから!」と布団にくるまったままです。 そんな彼女の姿に、私こそが「えぇぇ」でございました^^; リアンちゃんは下っ端なんですよね? そりゃあ、船長には可愛がられている立場かもしれませんけれど、そのことと水夫としての仕事は別なはずです。 覚悟もなく海賊の船に乗り、揚句、「冒険に行かないから!」とふて寝ですか、そうですか。 しかも、それを誰一人として咎めることはなく、「そうだよな。リアンは冒険がしたいんだもんな」と。 次の目標は宝探しに行くことに決め、彼女の機嫌を結果的に取り結ぶという……orz これをですね、海賊パートだけではなく、海軍パートでもやられた日には悄然としてしまいました(;´Д`) 海軍のくだりにつきましては後述しますキャラ語りで述べておりますので、ここでは語りませんが、もう溜め息しか出なくってですね^^; 海賊なら、海賊に入ってしまったのだから。 海軍なら、規律ある軍隊に入隊してしまったのだから。 その中の流儀に乗っ取って、その中で冒険者として活躍できるように、高みを目指して欲しかったのです。 口を開けば、「こんなはずじゃなかった」 そんなの当たり前です。冒険者を目的としている場所ではないのですから。 ーーと、ヒロイン像が描かれていたところが大きなマイナスポイントでしたでしょうか! こんなにぐだぐだ言ってしまって、申し訳ありません(>_<) けれど、ここが私の中で大きなポイントであるというだけで、小さな描写の「おいおい^^;」と憔悴してしまうような言動をたゆまず取ってくれる(笑)リアンちゃんでしたので……。 結局は、「攻略キャラクターが何故、リアンちゃんに惹かれるのか分からない(T-T)」と、乙女ゲームにはあるまじき感想を持つようにまでなってしまいましたorz 本当にごめんなさい(>_<)!! ですが、攻略キャラクター自身は大好きなので、そこは長所をお伝え出来るように頑張りたいです^^ ではでは、上記で言いすぎました故、説得力はないかもしれませんが(笑)、キャラクター語りに参りますね。 宜しければ、このままお進みくださいませ〜(*´Ω`*) (「爽海バッカニアーズ!」のアイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社Future Tech Lab様に帰属します。また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
さすが、センターキャラ・ジェイク! 一番、『爽海バッカニアーズ!』の世界観に符合した内容だったんじゃないかな(≧ω≦)!? と感じております♪ ですがまぁ……ジェイクとの恋の始まりは、その……。 不意に見上げた横顔が端整で格好良い、とか。 (船の揺れから)護るために抱き寄せられてドキッとした、とか。 言ってしまえば「単純」と言いますか、「これ!」といった大きな契機がなく、恋心を育んでいったようなイメージです。 あ。これはリアンちゃん側からの考察でありまして、ジェイクとしましては、きちんとリアンちゃんに好意を寄せる端緒はございましたよ^^ それは、明快ながらも決しておろそかには出来ない、 同じ夢を見て、共に駆けていける歓び! これに尽きるのじゃないかな、と思います(*^-^*) だってねぇ。 ジェイクの気性からして、どんな美女であろうと着飾るだけの女性には関心を抱かないでしょうし。 楚々として慎ましやかな女性も、「感情を推しはかる」という芸当が不得手な彼のことですから(笑)、気を遣うばかりで疲れてしまうでしょうしね。 やっぱり、リアンちゃんのようにさっぱりしていて、裏表がなくて(なさすぎかも^^;)、その時の喜怒哀楽を思いっきり伝えてくれる少女が断然、好みなのだと思います。 その上、ジェイクの抱いている夢物語を夢と終わらせず、「素敵だね!」と満面の笑みで肯定してくれるのだなんてーー。 これは惚れずにはいられませんものね(≧ω≦)! ーーと、いう感じでジェイクシナリオの恋愛描写に関しましては、「大海原の中心で愛を叫んでいる」というような大雑把な、と言いますか。 とにかく「好き、好き」言っているイメージなのですが(笑) 【ドレイクを追い求め、ゼロ番目の海を航海する!】といった冒険譚としましては、大いに胸を梳く内容だったかと(≧ω≦)vvvv うんうん。そうだよね〜、そういう過去バナがあって、そういう出航の展開になるんだよね〜^^ と、やはり日本人としましては、有名すぎる海賊を謳いましたコミックがございますため、ジェイクのストーリーをかのコミックスを彷彿としながらお読みになられた方も少なくないのでは……、と思ったりもします。 けれど、それでもやっぱり王道は楽しかった(*^-^*)!! "爽やかだったよ〜〜(*´Д`)vvvv" と、プレイ後の清涼感が素晴らしかったですから^^ まぁ、それにしても物語終盤ではあんなに大量の血を流し続けている、ジェイクの身を心配し。 それでも最終ボスに打ち勝ってしまう彼の底力に恐れおののきーー。 というのは冗談ですけれど(笑)、最終決戦後、思いっきり海水にその身を浸すことになったジェイクへの心配はしてしまいました。 だって、すっごい激痛ですよねぇ(;´Д`)!! リアンちゃんも、そこ心配してあげようよッッ(;゚д゚)!? と一人やきもき(笑) ーーと、どちらかと言いますと、彼との恋愛の機微よりは【海賊としてのストーリー】が素敵だと感じたジェイクルート^^ それは [ ノーマルエンド ] にも表れていましたね。 あれだけのアモーレの応酬をしつつ、その後は……、という^^; まぁ、それも有りです! [ トゥルーエンド ] では、女海賊としての技量も買われ、同時にジェイクの最愛の女性としてその隣で軽やかに笑うリアンちゃん。 そして、海風をいっぱいに受け自分だけの航路を切り拓くジェイクの姿が、本当に格好良かったですから〜〜 (*´Д`)vv 以上(≧ω≦)! 本作品の、帆に風を受けてぐんぐん進んでいくような魅力を、存分に楽しんでしまったルートプレイでございました(*^-^*)vvvv
クレイヴ! 大好きです(≧ω≦)! 本作品で最愛キャラでございます〜〜〜〜(〃ノωノ)vvvv 冷静沈着、頭脳明晰。口を開けばピリリと辛口。くいっと押し上げ、キランと光る眼鏡(笑) や〜もぉ。外見から性格から、私の好み過ぎて一目見たときから心拍数がやばかったですもん//// が、ですね……。 後述します他キャラ語りでも、もちろん冒頭文でも叫ばせていただいているのですが、どうにも……。 本ルートのリアンちゃんも受け入れがたかったです(;´Д`)! クレイヴさんへの愛を語る前に悲鳴を上げさせてください(>_<)! あれは、敵ボスの策略によりクレイヴさんが船内で疑われてしまった初めてのシーンでございました。 猜疑心ばかりの視線を向けられる彼のことを心配したリアンちゃんが、受け持ちの甲板掃除を投げ打って、クレイブさんの船室へ駆けて行くのです。 それだけではもちろん、乙女的描写のシナリオでございますので、読み進めていけたのですが^^ 問題はシーン終了間近のセリフ! リアンちゃんに心配されるものの、生来の性格が邪魔をして素直に「ありがとう」とは言えないでいるクレイヴさんへ、 「……リアン。貴方もいつまでここにいるつもりなんですか? 掃除の途中でしたよね?」 こちらに視線も寄こさずに吐かれた言葉に、私は少しムッとする。 「なんですか、それ。 心配されて嬉しくないんですか?」 う〜〜わ〜〜。押しつけヤダ〜〜〜(;´Д`)!! いくらクレイヴさんを心配していたところで、船室に駆けつけたことも。 励ましたくて、言葉を重ねたことも。 それはリアンちゃんが自発的に行ったことであり、また、善意の行動のはずです。 それを「こちらの好意なんだから受け取れ」と相手に強要するのでは、正直、 有難迷惑です(`◇´*)! よく言われることですが、「自分がされて嬉しいことを相手に施す」というものと、「自分がされて嫌なことは相手にしない」という行動の差に近いのではないかな、と感じました。 前者は相手の趣味嗜好を考慮に入れない、自己満足にも繋がりやすいですから……。 ーーというですね、何でしょう。 何度も申しますが、リアンちゃんは「古代文字」を読めるという非凡な才能は持ち合わせていますが、位階的にはどこの部署に行っても、最下層な存在じゃないですか。 それが一事が万事……。 「やればできるじゃない」的な上から目線の感情が織り込まれるため、本当。 私には文章を読み進めていくことが辛くてorz リアンちゃんが来る前から、海賊には海賊の。 海軍には海軍の。 それぞれに培ってきた厚い信頼関係があるはずなんです。 そこにずかずかと土足で踏み込むような、「物怖じしない」といえば聞こえはいいですが、高飛車な態度には「何様?」と感じてしまうのでした。 嗚呼……、なんでこういう心理描写になってしまうのかなぁ、と。 例えば、ですよ。 次のシーンも私的には納得しがたい場面だったのですが。 クレイヴさんシナリオでも全体を通して、本当の終幕付近でございました。 腕の立つ敵ボスとの最終決戦にて、クレイヴさんが命を賭けた行動で、リアンちゃんが攻撃できるように一瞬の隙を作ってくれるのです。 そのお陰で二人は命をながらえたのですが、その時に使用したのが、まぁ、二人にとっては思い出の品でございましてね。 そこで、彼女が言い放ちました。 「……でも、ひどいですよ。 せっかく私があげた××を盾にするんだなんて」 「すみません。ただ、あの時はああする以外に思いつかなかったもので。 何としても貴方と二人、生きて帰りたかったですから」 「〜〜〜〜っ! うう、ずるい……。またそういう私が喜びそうなことを言うんだから」 …………。 ……………………あ。 阿呆か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ノ`Д´#)ノ≡┻┻!!!!! 二人が生きるか死ぬかの大事な局面でですよ。 思い出の品をクレイヴさんが活用し、確かに壊れてしまいましたけれど、それが一体なんだというのですか!? 生きてこその物種であって。 生きていなければ二人の夢も何もかも、そこで途切れてしまって潰(つい)えてしまうのですよね?? 「あの品がクレイヴさんの役に立てて良かった^^!」 くらいは言えないのですか!!?? ーーとですね、息巻いてしまいたくなったのですorz ヒロインであるはずのリアンちゃんが口を開けば、上から目線。もしくは、憎まれ口。 これでは……。 どんなに幾多のシナリオでクレイヴさんがその知略を。 海賊行為をする罪悪感を。 その中でも、親友であるジェイク船長を厚く思い、レッドホーク海賊団を守りたいと思っている熱情を。 プレイヤーである私に見せてくれ、私自身が魅了されたところで、肝心の彼の恋心を受け入れるヒロインによって粉砕されまくる結果となってしまうとーー。 本来であれば、逆境を乗り越えて再び、レッドホーク海賊団が結束を新たにする素晴らしい展開であるにも関わらず。 "恋愛描写いらないよ。クレイヴさんとジェイクさんの友情物語でも全然良いよ……orz" と、うな垂れてしまうばかりとなってしまったのでした〜〜(;´Д`) クレイヴさんは悪くない! 悪くないんです!! ただね、"もっとクレイヴさんを真摯に支えてくれる女の子は他にもいると思うよ!" と思えてしまうことが、私には大問題だったのです。 うぅぅぅ。ヒロインとの仲を祝福できないまま終わってしまうんだなんて……orz ご……ごめんなさい! クレイヴさんへの愛情を語るよりも、ヒロインへの愚痴で終了させてしまうことに(;´Д`) ただ、【ノーマル】で見せてくれた海賊団の結束力。 そして、【トゥルー】で見せられた、公私ともに彼と過ごせる幸せが何よりでございました(*^-^*)vv 私的には、受け皿となるヒロイン像が「あれ」で「なに」だったのですが^^; やっぱり! クールで知的で。 自分の居場所をレッドホーク海賊団と見つけている揺るぎない情愛を、ことあるごとに感じさせてくれるクレイヴさんが大好きなのでございます(≧ω≦)vvvv
そっかぁぁぁ! エミリオってば、そうだったんだね〜〜〜〜(T-T)!!!! と、意外な過去の重さに泣きたくなってしまったルートでございました。 あ! とは申しましても、そんなに深刻に、もしくは鬱々と描かれている訳ではございませんので、その点に関しましては心配ご無用でございます^^ エミリオはですね、いわゆる【顔で笑って心で泣いている】。そんなキャラクターでございました。 最初は、レッドホーク海賊団のマスコットよろしく、ちょこまかと動き回っている印象が強いのですけれど、やはり最初は新月の夜の邂逅シーンでございますよね。 あそこで、「あれ? エミリオってば、何だか違うなぁ……」と思い始め。 やがては、エミリオの肉親から手紙が届く、というところで「そ……。そんなことが(T-T)!」と打ち明けられるのです。 エミリオルートでも、ヒロイン・リアンちゃんのお転婆っぷりは健在でございましたが^^; エミリオの歳相応な天真爛漫さには、よく似合っていたなぁ、とも感じておりました^^ うんうん。そうなんです! ルート内で、"嗚呼。エミリオの明るさがあるから、海賊団の皆に彼は愛されて。そして、信頼も厚くされているんだなぁ" と感じ取れることが、とても嬉しくなってしまうんですよね(*^-^*) エミリオの海賊団内での立ち位置は「見張り番」ということらしいですが、その器用さ。 立ち回りの巧さから、斬り込み隊長的な立場にあるんじゃないかな、と勝手に推測してみたり。 だから、皆にも可愛がられつつ一目置かれているのかも、と思うのが幸せで〜^^ まぁ、それにしても団長ジェイクの「エミリオ不在時」の落ち込みっぷりは、どうかと思いましたけど(笑) あれは一個の海賊団を率いる長として、どうなのか、と^^; でも、そんな感情豊かなキャラクターたちが生き生き動いてこその『バッカニアーズ!』ですものね。 やっぱり、あれはあれで。 ジェイクが大袈裟にショボンとして、クレイヴがピリリと窘めているくらいがちょうど良いのですっ(≧△≦)b 私個人としましても、ストーリーが進むにつれて「え? 実は裏切られていた(;゚д゚)!?」 「嗚呼、違った。裏切ってなんかいないで、本当に心に懸けていてくれたんだ(*´Д`)!」 「それなら、尚のこと早く助けにいかなくちゃ!!」 と、ドキドキしてプレイできたことも、とても楽しかったのでした^^ 良かった。 エミリオがあのまま暗く深い洞窟のような闇に吸い込まれてしまわなくて、本当に良かったです(T-T)! もちろん。 「もう駄目だ!」とエミリオが諦めそうになったとき、彼の心に差したひと筋の光がリアンちゃんだった。 というところも王道展開で堪りませんでしたし(≧ω≦)vvvv 幸福に育ったが故のあけすけさで、どんどんエミリオに踏み込んでいったところが逆に良かったのですものね ^^ 人好きはするけれど、他人を信じることにどこか怯えているエミリオと。 言いたいことをバンバン言って、からからと笑う明るいリオンちゃんは、本当にお似合いなのだと思いましたから(*^-^*) ですから、【ノーマルエンド】での二人の姿も、これまでの延長線にいて等身大の恋心を育てている二人が、良いなぁ、と思いましたし。 何より、【トゥルーエンド】では「嗚呼、そうだった(≧ω≦)!!」と感動してしまったんです。 エミリオを初周攻略キャラとしましたため、初めて見る【キャラクターの伏線を回収したエンディング】に「うわぁぁぁ(*´Д`)vvvv」と参ってしまった訳でして……。 「伏線」とは言いましても、そんなに大袈裟なものでもなく。 「あ、そう言えば。あの時、エミリオったら確かにそんなことを言ってた(;゚д゚)!」というくらいの、簡単に推測できるものなのですけれど。 まさか、エンディングで本当に叶えてくれるとは思っていませんでしたので、「うわぁぁぁ////」と(笑) 順調なばかりの航海とはもちろんならないのでしょうけれど。 それでも、きっと楽しく。和気あいあいと乗り越えていくんだろうな、エミリオだったら(*^-^*)! と、予測できる優しさも好きだったのですよね。 うんうん。 シナリオは、よくよく考えなくても簡単に推測がつく、穴のある展開かもしれなくても。 それと知った上で、キャラクターたちの行動を楽しんで、最後には「皆が皆、幸せになりました」と、にっこり笑える。 そんな結末って、素敵だと思います(*^-^*)!! エミリオの普段から見せてくれる人懐っこさも。 実は翳りを帯びていた孤独な部分も。 全部、「これからはず〜〜っと大丈夫だよ^^」と包んであげられるシナリオがとても好きでしたvvvv
可愛かったですよね〜〜、フレデリック隊長(≧ω≦)!!!! (この手のお声で柿原さんボイスを堪能できるのも久しぶりでしたので、それもまた嬉しかったです^^ 私、他社PC乙女『放課後は白銀の調べ』の悠斗くんが大好きなんですよ〜vvvv ) ーーという横道感想は置いておきまして(笑) いやもぉ、ツボです! 可愛さを狙っている、そのあざといような 159cm という低身長が、ひたすらにツボでございました!! や〜、だってもぉ。162cmのヒロインより、更に低いってどういうことなんですか(*´Д`)!! 身長が低いことを気にして、更に17歳という若さで一個師団を率いていることから【子供隊長】とからかわれて、ムキーー(`◇´*)! と喰ってかかるだなんて……。 嗚呼もう、本当にあざとい(〃ノωノ)!!!! (でも、そこが好き!(笑)) いや〜、「だがしかし」と苦言を呈させていただけるのであれば、やっぱり「子供隊長」とよりによってヒロインにまで揶揄されて、落ち込んでしまったフレデリックくんを見るのは辛かったです〜^^; いかな、元気のない彼に発破をかけるつもりだったとは言え。 「さぁ、言ってやった! 反撃カモン!」と言ったようなギャグテイストで誤魔化しているとは言え。 やはり、目に見える部分での「当人が気にしている部分」をあげつらうのは、心地の良いものではありませんでした。 まるで、眼鏡をかけている少女に対して、「メガネザル〜!」と言ってけらけら笑うような。 「小学生か(;´Д`)!」とツッコミをしたくなりーー。 (ちなみに上記の経験談は私のこと。結構、地味に蓄積されていくダメージですよね^^;) あ! あと、フレデリックくんルートでは、更にヒロイン・リアンちゃんたらやってくれましたよね! 解読不可能な古代語を、唯一と言っていいくらい読み解ける彼女の才能に目を付けた悪漢の手に落ちてはいけない、ということで「あなたはこれ以上、街を出歩かないでくださいね」と忠告されているにも関わらず。 (しかも、クレイヴ副船長の親切心だったのに) 「だって、他にも捕らえられているみんなが心配なんだもん!」 と、文字だけ追えばそれなりに見えますけれど、実際の地の文では「テヘペロ☆」くらいの反省しかせずに、街を徘徊するリアンちゃん。 結果、数日後ではありますが、まんまと敵の手に落ち攫われてしまう、と^^; いやいやいやいや。 これから先の冒険アクションシーンに繋げるためのアクシデント?だとは言え、やはり、暴挙は暴挙。 そして、軽率。反省の色が少ないのが、更に致命的。 例えば「お転婆」というような少女像をヒロインに仕立てる、というのは難しいところなのでしょうか。 ヒロインが動いてこそ、シーンが起承転結と成り立つ、ということを頭では理解しようとしつつ、軽いノリのリアンちゃんにはどうも……。 もう少し反省の出来る女の子だったら、また違ったのかもしれないのですけれど^^; ーーって、さっきから横道感想ばっかりですね(;゚д゚)!! 肝心要のフレデリック隊長語りと言えば^^ 分かりやすくも、ツンでデレな男の子でした(笑) しかも、貴族であるながらフレデリックくんはもちろん、彼の家族に至るまで平民のリアンちゃんに好意的に接してくれるという、高邁な精神の貴族という設定がとても良かったですね^^ 双子の幼い弟たちにメロメロに溶けているフレデリックくんも、やっぱり可愛かったですしvv お約束の設定が散りばめられているとは言え、やっぱり「可愛いな〜」と和んでしまいました(*´Д`) エンディングまでの過程も、あれ! あれには驚きました! 「敵ボスの最期」(;゚д゚)!! すごく驚くぐらいにあっさりで、でもだからこそ、印象に深く残って……。 飄々としているレナードがきらきら眩しく見えたシーンでありました//// (って、この感想、間違ってるかも(笑)) そして、気になるフレデリックくんのエンディングは^^ 【ノーマル】の2人の姿が本来あるべき姿なのですよね。 どんなに忙しくしていても、リアンちゃんの夢を忘れずに気遣ってくれて。 そして、彼女に甘えてもくれるフレデリックくんが素敵で可愛い! と思いました(〃ノωノ)vv 【トゥルー】はね、あのグラフィックはやはり「釣り」なのでしょうか(笑) それくらい狙っている構図だったかと(≧△≦)b★ でも、何くれとなく世話を焼くのが自然になりすぎているディーンさんが素晴らしかったです! 結局は、どんな地位になったところで、三人一緒にキャッキャと冒険に出かける方が本作らしく。 良いエンディングだったと思います(*^-^*) 第七艦隊の皆さんが、仲良しなのが本当に嬉しかったし^^ あの輪のままで、どんどん楽しく。そして、下街も上街も含めて徐々にでも改善していってくれるに違いないフレデリックくんの手腕に期待しております! フレデリックくんルートは「可愛い(*´Д`)!」。そして偶に「それって言い過ぎなんじゃない?」とリアンちゃんに突っ込む。 みたいな感じで(笑)、愉快に?照れ照れとしながら楽しませていただきました〜(≧ω≦)vvvv
うわぁぁぁぁぁぁん!! 違うの! ディーン副長に望んでいたのは、こんなシナリオ展開じゃないのッッ(p´□‘゜q)!! ーーと、むせび泣きたくなってしまったディーンさんルート。 …………。 ごめんなさい。 ここから先は辛口となってしまうことと存じますので、副長ファンの方は回避なさってくださいませ! ◆◇◆ いやもうですね、ディーン副長ったら登場キャラの中では最年長者で寡黙で隊長を立ててくれる忠義者で、頼れる男性で。 それはもう私の好みに合致しておりましたため、喜び勇んで突撃した訳なのでございます(*´Д`)vv が! その期待を(個人的にですよ)見事に裏切ってくれるシナリオの数々!! うぅぅ、何度も申しますが泣きたくなりました(T-T) 海軍内で舞踏会が催されることになり、プレイ済の方はご存知の通りなのですが、MAPで5回連続会話しに行ったため、自動的にリアンちゃんの相手はディーンさんとなっておりました。 ここでいきなり高鳴ってしまうリアンちゃんの鼓動! そして、こちらもいきなり彼女を意識し出してしまうディーンさんの挙動不審さ(>_<)! あはははは^^; 「機微」としての描写はゼロでございまして、まるっきり舞踏会が二人の契機となったかのような恋の始まりでございました。 ここでまず、ポカーン [ その1 ] (笑) [ その2 ] はですね、ディーンさん自身よりも「あ……あり得ない」と思った【海軍】としての描写です。 上記の舞踏会がきっかけとなりまして、意識をするようになった二人は目も合わせられず、顔を背けて口も利けない、といったような思春期(笑)行動に出てしまいます。 それをですね……。 えぇ、フレデリック隊長自らがですね、ディーン副長を隊長室に呼び付けまして、 「ふん。それくらいはわかるようだな。 ああ、ボクは怒っているとも! なぜ、リアンを遠ざける? かわいそうじゃないか!」 「ここ数日、ろくに会話していないだろう? あれじゃリアンがさびしくてかわいそうだ!」 …………。 と、のたまってくださいます。 …………。 ぽ……ポカーーン(;゚д゚) 思わずですが、 【海軍】ッテヒマナンデスネー。 とカタカナ表記のまま頭を抱えてしまいました。 拙感想文冒頭でも申しておりますが、リアンちゃんはフレデリック隊長から入隊を勧められはしたものの、単なるいち海兵にしかすぎないわけですよ。 ここまで彼女が登場人物の中で特別視され、持ち上げられ続ける要因が「ヒロインである」ということ以外分かりませんでしたので、「わ……わざわざ、副長を執務室に呼び出して叱責するほどの案件なんだ(;゚д゚)??」と驚いてしまったのです。 さらに、上記の会話に続いて、態度を軟化させる兆しが見えなかったディーン副長に対し、 「ディーン! お前! ……わかった、もういい」 「お前の顔は当分見たくない。 明日から謹慎して頭を冷やして来い」 え…………。 えぇぇぇぇぇぇぇぇ(;゚д゚)!!?? 何、この超展開!? と思いました。 【海軍】って部下の恋愛感情にまで口をだして(まぁ、ここまでは乙女ゲですから良いとしましても)、異性の部下に懇切丁寧に接することができないと自宅謹慎OKなんだ! 第七部隊において貴重な戦力となる副長をあっさり謹慎。 その間の民衆への治安保証はあっさり放棄しても許されるんですね!? うわぁ、うわぁ〜〜〜〜(;´Д`) し・か・も! ポカーン描写 [ その3 ] は、またしてもリアンちゃんの態度でした。 上記の隊長と副長のやり取りを「気になるんだもん、仕方ないよね」(←)と盗み聞きしていた彼女は、「お前を傷つけたんだから、当然の報いだ」と言う隊長の采配に消沈し、ディーンさんに会えない寂しさから 海軍を一日、ズル休み するのです(>_<)! で、翌日、出勤?したのは良いけれど、彼女を叱りもせず、むしろ心配する隊長は「今日も休め」と海軍からポイッと放り出します。 隊長に追い出されちゃった。 昨日は気まぐれでサボってしまったけど、今日はリフレッシュして昨日の分まで頑張ろうと思ったのに。 …………。 と、ここで描写される彼女の内心に。 ぽ…………。ぽかーーんorz 何度も言いますが、【海軍】ってこんな甘い場所で良いんでしょうか? 機能はきちんとしているのでしょうか? と言いますか、上記までの一連の流れは "まぁ、恋愛ゲームだから" と流せる個所ではありますが、それでも。 ヒロインにこんな堕落した感想を、悪びれもせずに言わせるのが苦手だったのでございますよぅ(;´Д`) で! ですね、このまま [ ポカーンその4 ] に参らせていただきますが。 上記の文章から、また一人で考え、「こんなウジウジしてても仕方ない! ディーン副長に告白しよう!」という流れになったリアンちゃんの思考。 翌朝、握りこぶしで出勤するのですが、海軍内部は何か緊急事態があったようで慌しい気配がしていました。 そこにリアンちゃんの姿を見つけて、走り寄ってくるフレデリック隊長。 (くどいようですが、この時もまだディーンさんは自宅謹慎中です^^;) 「リアン、緊急任務だ」 「え? 緊急? でも私、本部に用があるん……」(← ディーンさんに告白することorz) 「非常かつ緊急かつ大事な任務だ。キミに拒否権ははいぞ」 『拒否権はない』と言われ、私は渋々従うことにした。 (隊長の命令に逆らうのはよくないもんね……。とりあえず今は任務に集中しよう。 告白はその後でもできるし……) あ…………。 当たり前だーーーー(;゚д゚)!!!! と、叫んでしまいました。 リアンちゃんは一体、何をもって【海軍】にいるのですか? 保安警備ってそんなに軽いものなのでしょうか? 「自分がなりたかったのは冒険者で、海軍で過ごす毎日は何かが違う」って、そんな感想ひとつでこんな気構えでいることが当たり前になってしまうのですか? 「海賊」ならまだ目を瞑れる描写かもしれませんが、海軍にいてのこの連なる描写に私の気持ちは引いていく一方でございましたorz はい! 申し訳ございません。 長くなってしまいましたが、ここまでが【海軍】の所属するキャラクターへの悄然としてしまった部分でございまして、ここから先がディーンさんへの愚痴になってしまいます。 本当、長くなってしまってごめんなさい(T-T) 繰り返しますが、私が副長を好ましく眺めておりましたのは、外見が好みということもありますが(笑)、やっぱりはフレデリック隊長を尊敬し、彼のために忠義を尽くしている姿だったのです。 それを〜〜、あっさり放棄してしまうシナリオの数々に、うな垂れずにはいられませんでした(⊃Д⊂)! ディーンさんにガッカリ・その1。 凶人海賊として名高い「彼」が自分の知る人物であり、自分が彼らにしてしまった過去に悔恨し、海軍から逃げ出してしまうディーンさん。 これはね〜〜(;´Д`) 普段の凛とした姿勢を感じさせず、一人暗雲を立ち込めたような姿でよろよろと幾日も下街の裏通りに座り込んでいる彼の姿を見たときには、「この数日、何してたんですか〜(>_<)!?」とは思いましが、それでも乙女的スパイスとしては許容範囲だとも思っておりました。 が、そこでリアンちゃんが彼を探し出したというのに、「もうしばらく独りにしてくれ」って海軍へ戻ることを頑なに固辞。 (↑ イラッとしたので日本語を重複させてしまいました!) この時の海軍は本当に大変な時期だったんです。 重要ネタバレしますが、「海軍提督オーガスタスが暗殺」された後なので、それだけでも内部は混乱していましたし、第七部隊隊長としてフレデリックくんもものすごい激務に追われていたのです(;´Д`) それをね、分からない副長ではないと思うのですよ。 あれだけの慧眼を持っているのですから。 それなのに、そんな状態のフレデリックくんを支えずに何が忠誠か! と感じてしまいました。 結局は、自分が立ち続けるためにフレデリックくんが必要だっただけで、ディーンさん自身が打ちひしがれてしまったら、自分の殻に閉じこもることを優先させるなんて、忠誠ではなく都合が良いようにフレデリックくんに依存していただけなのですよね? しかも、そんなディーンさんを決して責めないフレデリック隊長(>_<)! 「今は、ディーンのことを諦めるしかない。それほど、心の傷が大きいんだ……」 「いや! ボクはもう決めた。行かなければ、また別の犠牲者が出る。 そうなる前にボクが××を止める!」 ってね〜、孤軍奮闘しようと決意するのですよ。 もぉ、ここでフレデリックくんの株が急上昇してしまいました(T-T)vv 確かに、上司としては民衆の危機の前に部下の心情を優先させるなんて、甘い采配だな、とは思うのですが、片や全てのことに耳を塞いで逃げを決め込んでいる男性と。 片や、部下を慮りつつ、自分の激務を当然の責務としてこなした上、力量では敵に適わないと知りつつも出航しようとする男性とでは……。 やはり隊長に軍配が上がるなぁ、と私には感じられたのです。 まぁ、ここから先リアンちゃんに諭され(実は特に何も言っていません。ディーン副長に告白しただけ^^;)「目が覚めた。君のお陰だ」と言って海軍復帰を果たすディーンさんに「えぇぇorz」と思いつつも、頑張って読み進めたのですが……。 (この時点で、すでに苦行と化していたことは否定できません(;´Д`)) 自分が気分高揚している時には、周囲を顧みずにリアンちゃんへキスの嵐をするディーンさん! この描写もどうかと思ったのですよorz(↑ 公衆の面前で、なんです) 嗚呼もう、本当にダメダメな文章で申し訳ございません(>_<) でもですね、ディーンさんのシナリオって「好きだ! → 熱いキス → 落ち込む → 逃避 → 好きだ! → 熱いキス」の繰り返しという印象があって、何だろうな〜、この構成^^; と思わざるを得なかったのです。 あくまで個人的に、ではございますがーー。 でね! でねっ! ディーンさんのエンディングも酷いと思ったのですよ!! 【ノーマル】は全然普通の内容で、「いや〜、うん、有りだよね。「彼ら」に目を向けた内容として全然良いよね(*^-^*)」と、うんうん頷けたのに……。 【トゥルー】が! よりによって【トゥルー】が(T-T)!! フレデリックくんへの忠誠より、自分自身の我を取るのか〜〜〜〜!!!! ムキーー(`◇´*)!! と唸ってしまった瞬間でございました。 散々、「忠誠」「忠誠」と言っておきながらあの仕打ち。あの展開……。 ディーンさんファンの方には、本当に申し訳なく思いますが、私には「なんだろう、この展開」「なんでだろう、この急変(T-T)」と感じるばかりのシーンの連続で。 副長プレイ開始に感じていた、期待感とときめきはすっかり……。 打ちのめされてしまったのでございますorz ◆◇◆ とは申しましても、上記のことは私が勝手にディーンさんのイメージを創り上げ、その中でシナリオ展開していくことを願ってしまったばかりの「これじゃない感」でございますので。 きっときっと、ディーンさんのあるがままの姿に胸打たれた方も多いのだと思っております^^ えぇと……私自身は意気消沈してしまいましたルートプレイではございましたが、やっぱりそれは私がプレイした上での感想でございますので、拙感想文に囚われずーー 気負わずにプレイなさるのが一番だと思います(*^-^*)vv
レナードさんルートは甘かった〜〜(*´Д`)vvvv 【ドレイクの秘宝】というモチーフを海賊風に味付けしたのがジェイクルートなら、レナードさんルートでは恋情への後押しとして使用されていたように感じております^^ レナードさんには他キャラルートでも判明します通り、教会劇俳優としてだけではない【裏の顔】が存在します。 その顔がもっとも酷薄に表現されていたのがフレデリックくんルート……かな。 私としましては、レナードさん自身のパートでもあの残酷な一面を見たかったように思うのですけれど、そこは彼に仕える執事・ヘンリーさんが伝えてくれました通り、「素直になれない感情」に焦点が当てられていました部分ですものね^^ これはこれで乙女風味が増して、良いシナリオ展開だと思いましたvv うんうん。そうですよね。 薄利多売のフェミニストを気取るレナードさんだったけれど、リアンちゃんの裏表のない天真爛漫な魅力には太刀打ちできず、知らず惹かれ。 気が付けば、リアンちゃんのくるくると変わる表情。 その一挙手一投足に身を投げ出したいと思うほどの愛情を抱えるまでになったーー。 良いんじゃないですか〜〜(≧ω≦)vvvv 実に乙女らしい素晴らしい展開です! 例え、プレイヤーが 「え? こんな女の子、本当にレナードさんの周りにはいなかったの? 百戦錬磨そうなのに」とか。 「レナードさんが惚れ込んでしまう程、リアンちゃんて魅力的??」 なんて、ちらりとでも考えてしまっても! レナードさんにはリアンちゃんこそが真実の愛なのですから、もうそれで良いのですよね〜//// って、あまり褒めていないような^^;? まぁ、正直、リアンちゃんが付き人を申し出る件くだりには、押しつけがましさを感じてしまいましたが、それでもそのことをレナードさん自身が内心では歓喜していたのならプレイヤーの私がケチをつけるところではありませんしねっ(≧△≦)b★ (実際、つけてますけど!(笑)) でもでも^^ 乙女的にも、 執事さんの控え目ながらも、レナードさんを熱く思っている描写が多くあって。 リアンちゃんを巻き込んだ陰謀の中で、レナードさんが改心をして大立ち回りをしてくれて。 敵ボスには小気味良いくらいの見限られる瞬間があって。 そして、最後には【ドレイクの秘宝】がレナード家再興の鍵となる。 王道ではありましたけれど、やはり白いドレスを身にまとった [ トゥルーエンド ] には幸福感を感じました (*^-^*)vv [ ノーマルエンド ] の堅実な感じも、つましい幸せに浸れるので悪くはありませんでしたが、ヘンリーさんも含めて幸せを感じられる「めでたし、めでたし」な結末がとても好きvv 正義の側には身を置けない男性が、ヒロインのためだけに葛藤をし、一度は手を離してしまうものの。 やはり心に誓える女性は彼女一人だけ、と急ぎ救出に向かう! そんなシナリオを好ましく眺められる方。 そして。 要領よく生きているかのように見える男性が、実は内心では悩み苦しみ、救われたいと手を伸ばしている 脆い男性像がお好きな方にも「ぜひに〜vv」とお勧めしたいレナードさんパートでありました(≧ω≦)! 以上が、キャラクター語りとなります。 うぅぅ、ごめんなさい! やっぱり、リアンちゃんへの愚痴が大半となってしまいましたよねぇ(;´Д`) 何度も申しますが、プチレーヴさんが今回、たまたま描写されたヒロイン像が私には合わないだけでございまして、【海賊】を織り込んだシナリオとしましては、とても楽しんでプレイをさせていただきました(*^-^*)! ですので、本作品を購入検討しようかな〜^^、とお思いの方がいらっしゃいましたら、その……コホン。 私的に、 ヒロイン以外の部分では、とってもお勧めです(≧ω≦)b★!! と、言わせてくださいませ。 あはは^^; この部分は本当にブレませんよね。申し訳ございません(>_<) でもでも、ヒロイン像に関しましては本作品が処女作のメーカー様として、次回作を楽しみに待とう! と思える部分でございますし^^ 攻略キャラクターはもちろん。 敵キャラ&サブキャラに至るまで、生き生きと動き回ってくれるストーリー面から見れば、本作品が大好きでございます(≧ω≦)vvvv |
||||||||||||||||||
(2014.08.01 UP) |
|
|
|
|