BROTHERS CONFLICT
BRILLIANT BLUE




メーカー

オトメイト(2013年09月12日発売【PSP】)
オトメイト様。「BROTHERS CONFLICT BRILLIANT BLUE」右京(cv.平川大輔) オトメイト様。「BROTHERS CONFLICT BRILLIANT BLUE」ジュリ(cv.神谷浩史)

「BROTHERS CONFLICT BRILLIANT BLUE」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様 及び ウダジョ様、有限会社 エム・ツー様、株式会社KADOKAWA様に帰属します。



ストーリー

自分のためにずっと独り身でいてくれたパパがようやく再婚を果たし、ほっと安心をした絵麻(16歳。高校2年生)ですが、新しくママとなる女性にはなんと!

13人の子どもがいたのです!!

しかも、彼らは皆、男兄弟でイケメンばかり

仕事で不在がちな母親の元を離れ、彼ら兄弟がワンフロア貸切で暮らすマンションへ、仕事が忙しくなるパパと暮らしていた家から絵麻も引っ越すこととなりました。

年齢も職業もばらばらな男性ばかりの巣窟に放り込まれ、ドキドキしていた絵麻でしたが、迎えてくれた彼らは皆、「妹」の登場を優しく。
そして、大喜びで迎えてくれたのです。
そんな兄弟たちと過ごすうちに、「彼」との距離だけがどんどん縮まっていくことに気づいた絵麻は……。

ーー再び桜が芽吹く季節となった頃。
高校最終学年へ進級した絵麻の隣りを歩いてくれる「彼」は一体、誰なのでしょうか?



ゲームの流れ

5月〜翌4月30日までがゲーム期間。
1週間単位でスケジュールが進んでいきます。
コマンド入力にて兄弟共通の【家族愛】と、個別の【好感度】をUPさせて恋愛EDを目指します。



システム

主人公の名前変更可能。但し呼び名は、無声か「君」「お前」などに置き換えられます。
主人公ボイスはありません。
選択肢画面でのQ.セーブは不可です!! ←『BB』では Q.SAVE 可能になりました(≧△≦)b
イベントCG鑑賞&シーン回想有です。

1週間単位でスケジュールが進行。
イベントの進行の区切りとしては1週間単位ですが、実際のコマンド入力は一日ごとに決定する必要有り。
([ Select ]ボタンを押すと前週実行したコマンドがそのまま入力される機能付き)
コマンドには兄弟共通の【家族愛】を上昇させるものと、個別の【好感度】を増減させる2種が有ります。
同じコマンドでもキャラクターによって好みが有りますので、そこで【好感度】の増減が発生。
(【家族愛】は上昇するのみで下げることはできません)
休日には【デート】コマンドを入力することが出来ます。
8月中旬から攻略対象であるキャラクターの部屋に【お泊り】することも出来ます。
【お泊り】は「●、×、▲、■」ボタンでキャラクターとの会話を成功させると入室可能にvv
【ROUTE】機能があり、今現在発生しているイベントが誰のものなのか等、確認できます。
キャラクタープロフィール内、[ memo ]に攻略ヒントが表示されるので次の行動が分かります。

恋愛ENDは一人1種類のみ。キャラクター毎にノーマルENDもありますが、CG&シーン登録なし。
一部、股掛けENDも有ります。
何かしらEDをクリアすると【Extra】がOPEN。
恋愛EDをクリアすると【Extra】内に後日談OPEN。
攻略キャラクターの登録シーンを全て入手すると【Extra】にご褒美ミニシナリオOPEN。
CGフルコンプ等によるご褒美CGはありません。



総評 ★★★★

迷った〜〜。評価に迷ってしまいましたが、やっぱり個人的には「★4」で(*´Д`)vv

ご存知の方も多いかとは思いますが、本作は『BROTHERS CONFLICT PASSION PINK』の続編です。
いや、「続編」と言いますか、「姉妹編」と言いますか。
いやいや、それを言うなら「兄弟編」と言えばいいのか(笑)
あ。ややこしくなっちゃったので、
【朝日奈兄弟13人を半分に分けて攻略できる作品のうちの、もう一つ】です、という説明で逃げさせていただきますね(笑)

続編でも、姉妹編でも、呼び方は、まぁ……どうでも^^;
そもそも、同じ作品を兄弟の人数で二つに分けたからでしょうか。

『PINK』も『BLUE』もプレイする内容は変わりません。

いや、本当に。
一年間を通してがゲーム期間になるのですが、『PINK』だろうが『BLUE』だろうが、合い間に発生する家族イベントは【同一】なため、目新しさはありませんでした^^;

おまけに……。
とは言いましても、これは本当に個人的見解なのですが。
あれだけ悶えに悶えた『PINK』での【お泊り】イベントが、『BLUE』ではそこまで熱狂できなくなっちゃって^^;
私の場合、プレイに着手するまでの冷却期間が長すぎたこともありますし、原作コミックを未読で、どうしてもコミックを読んでいる方々よりはキャラクターへの愛情が薄い状態でプレイしたからだと思います。
【お泊り】イベントで悶えるより、純粋に恋愛イベントが楽しかったり^^、逆にその恋愛イベントが発生しなくて再々々々々プレイくらいに、何度も繰り返しプレイをすることに躍起になっていました(笑)
あ。ですが、恋愛END後に発生する
【後日談】は、これでもか!?、というくらいに甘くて甘くて……////

やっぱり『PINK』同様、
【家族度】と【好感度】の兼ね合いがエンディング到達に影響するという、ゲーム性には秀でている作品です!
コマンドシミュレーションではあるのですが、豊富なコマンド数の割に、そこまで難しくない内容だとも思いますし、
【ノベルゲーよりは手応えがあって、本格的恋愛コマンドSLGよりは ゆるく遊べる^^】
そんな感じの立ち位置作品かな、と思ったりします、はい(
*´Д`)

ーーと、長くなってしまいましたが、それでも「★3.5」と評価させていただいた『PINK』より、本作の方が評価を高くさせていただいた訳は……。

何と言っても「???ルート」の秀逸さ!!

これに限ります!
『ブラコン』プレイをするのでしたら、もう是非! 『BLUE』の「???」を堪能していただけたら!!
本作が発売されましてから、結構な期間がありますので「???ルート」がどのような内容か、容易に情報収集できるとは思うのですが、傍で見ているだけの知識と、実際のプレイでは本当、

感動の幅が全然違いますから(T-T)!!

もぉ、ごわ〜〜っと、ぐわ〜〜っと心がわし掴まれるばかりでございましたもの……っ(⊃Д⊂)
vvvv


ーーという感じでございますので(笑)
システム的にはまだまだ改善の余地がある本作だとは感じましたが、Vita移植に伴い、多分そこら辺は払拭されるのでは、と思いますし。
ぜひぜひ、たくさんの乙女子
(おとめご)に13人の兄弟を心行くまで幸せにして欲しい!
そして、願わくば+α の彼までを大切に想ってあげて欲しい!!
と祈らずにはいられない、深く余韻の残る作品でございました(*´Ω`*)
vvvv



攻略キャラ(cv.)

朝日奈 右京(cv.平川 大輔)弁護士。28歳。(次男)
   絵麻が来るまで朝日奈家の家事を取り仕切っていた、合理的思考の持ち主。

梓(cv.鳥海 浩輔)声優。24歳。(6男 / 三つ子次男)
   穏やかな三つ子の兄・椿のお目付け役。が、三つ子末弟・棗への対応は容赦なし(笑)

琉生(cv.武内 健)美容師。21歳。(8男)
   春の陽だまりのように温かく、ぽわわんとした男性。家族と過ごす時間を大切に感じています。

祈織(cv.浪川 大輔)高校3年生。18歳。(10男)
   偏差値の高い高校へ難なく通い、眉目秀麗でもある、品行方正な青年。

弥(cv.梶 裕貴)小学5年生。10歳。(13男)
   小5にしては甘えたな性格が目立つ少年。まだまだ、遊びたい盛り^^

棗(cv.前野 智昭)サラリーマン。24歳。(7男 / 三つ子末弟)
   同じマンションには住んでおらず、一人暮らしをしている。サバサバしている大人の男性。

ジュリ(cv.神谷 浩史)リス。?歳。
   絵麻を幼い頃から見守ってきた、絵麻の大切なペット。甘いものが大好きで、横柄な態度も取ります(笑)

(2015.11.21 UP)