すっごく! すっごく楽しませていただきました〜〜〜〜8(≧△≦)8))))
もうですねっ、陰陽師関連とか調伏関連とか、そういった題材の小説やコミックを読むにつけて、
「人間×人間」カプよりも【人間×妖】カプ萌えなんだってば(*´Д`)!!
という悶え方をする私のような嗜好(笑)の方には堪らない逸品でしたから////
本作品自体もテキストオンリーですから、基本、MAPでキャラクターを追いかけて、会話選択肢で好感度を上げていけば良いだけの作りなんです。
ですが、ストーリーとしては重い要素だってかっちり入っているのに、何気ない日常を描いてくださる時には気の抜けるようなBGMだったり、キャラクター同士の掛け合いが楽しい軽妙な会話だったりがふんだんに盛り込まれていて^^
だからこそ、こんなに楽しい日常があることを知っているからこそ。
最後に立ち向かわなければならない、妖との決戦が重くて切なくて。
また、私には含蓄がございませんので、ただ感心するばかりだったのですが、ライター様の造詣の深さには惚れ惚れするばかりでございました(*´Д`)
根本が「退魔師」を主人公にして進んでいくタイトルでございますので、日本古来の考え方とか、漢字を用いた掛け言葉とか。(一例:「穢れ」と「気枯れ」)
そういった知識が無ければ、キャラクターが口にする言の葉に乗せたり、地の文にさらりと置いて下さったりとかが出来ないじゃないですか。
それをですね、あくまで雰囲気を硬くはせずに、【和風】というシチュエーションを高めるため、プレイヤーが読み流せる程度に織り込むという……。
いやもぉ、本当に素晴らしいと思いました(*´Д`)!!
おまけにメインとなりますキャラクターには、それぞれの見せ場がきちんと用意されておりまして、決着をつけなければならない妖もまた、キャラクターによっては異なるのですけれど。
全員分のエンディングを見終えて、「嗚呼! 点と線がつながった(*´Д`)! 誰も彼もが救われたよ〜////」と感動してしまうのです。
(その際の救われ方もキャラクターによって異なるので、最後の周回にはそれぞれのベストな祓われ方を思い出し、深く納得する。といったような感じでした(*´-`*))
で!
メインにはメインの「おぉぉぉぉ(*´Д`)!」というシナリオがもちろん用意されておりましたが、サブキャラだって(≧ω≦)vv
むしろ、妖好きな私にはサブキャラENDこそ美味しくてvvvv
"こんなにもたくさんの妖とのエンディングをご用意くださって、本当にありがとうございます〜〜〜(⊃Д⊂)
vvvv" と、ひれ伏してすがりたい気分でございました。
だって!
本作品に登場する主だった妖全員とエンディングを迎えられるんですよ(≧ω≦)!
……あ。虚空は……。虚空は対象ではございませんでしたけれど、でもでも、祇王がいるしっ。
と、少し横道に逸れてしまいましたが(笑)、メインではなくて、あくまでもメインキャラルートの中で分岐する、とか、一途に追いかけてもメインには及ばない長さのシナリオが展開する、とかなのですけれど。
だからと言って、決して手を抜いている訳ではないんです!!
短いながらにも、距離が縮まっていくキュン要素がきちんとあったり。
最後の最後に、ドロリとした濃厚な愛情を見せてくれたりとか(≧ω≦)!
「た……。堪ら〜〜〜んッッ(ノ≧∇)ノシvvvv」と、何度咆哮したことか(笑)
嗚呼。本当に私には夢のようなタイトルでございました(*´Д`)vvvv
そして、キャラクターとの機微、妖の修祓といったシナリオ面だけではなく、
ゲーム性としてもバランスの取れた難しさが、また(≧ω≦)!!
例えば、一人のキャラクターを攻略するのに、彼だけが点在するMAPを追いかけるのだけでは不十分、とか。
「何これ。この【称号】入手するのって手間が掛かる(;´Д`)!」と言ったような、ある程度の時間をかけなければフルコン出来ない仕様とか。
いやいやいやいや、素晴らしかったですね〜〜////
特に、称号がね。好きでした^^
別に、キャラクターを攻略する際には全然フルコンしなくて良い部分なのです。
(そこもまた好きvv)
ですけれど、【称号】というコンテンツがあって、そこに空欄がずらりと並んでいるのであれば、なるべく埋めてしまいたい(≧ω≦)! と思ってしまうのもまた人情ではないでしょうか^^
それが。
簡単に入手できるものから、MAPを徘徊しなければならないランダム要素を含んだものまで。
飽きない数だけの種類があって、手間が掛かるものでも投げ出したくなるほどの難しさではないし、かと言って小手先の技術だけじゃどうにもならないし……。
といった、「ここまでなら頑張れる(;´Д`)! ガンバレ、ワタシー」と奮起できるくらいの難易度なのが、本当。
ちょうど良かったんですよね〜^^
【称号】入手もあったから、最後まで気を抜かずにウキウキとプレイできたところがあるかな〜、と思います。
澪様、本当にグッジョブです(≧△≦)b★!
ーーと、作品に関しまして感じたところは以上でしょうか。
以後、思い出したことがあれば、末文にて追記致します^^
さて、キャラクター語りに入ります前に。
ヒロイン・沙耶ちゃんも実にバランスの取れた設定でございました(*^-^*)vv
各キャラへの適度なツッコミ役(笑)
そして、退魔師として秀でた手腕。
最後の最後には、沙耶ちゃんがいるからこそ伊那砂郷のみならず、関連する全ての人、妖までを幸せに導くことが出来るという存在感!
いやもぉ、胸を梳く思いでしたもん(*´Д`)
なかなかに、こんな外連味が無くて、健気で、誰かを信じられる子で。
でも、何かがあった時には独りで生きていく覚悟を決めているというーー。
そんな切ない因果を抱えている子でもあって(⊃Д⊂)!
攻略キャラクターには、もちろん、沙耶ちゃんでなければいけませんでしたし。
彼女自身が想い人と結ばれて、幸せな人生を歩んでいけることがとても嬉しく思いました(*´-`*)
と、シナリオ的にも、乙女ゲには重要なヒロイン像に関しましても褒め殺しましたし(笑)
以下より、攻略キャラクター語りに参りますね〜^^
簡素な文ではございますが、宜しい方はこのままお進みくださいませ(*´Ω`*)
(「あさき、ゆめみし」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社アートムーヴ様および株式会社ランバ・アミューズ様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
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八重垣 薙羽哉(cv.小野 大輔)… 伊那砂郷の郷長。18歳。 |
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薙羽哉くんルート、本当に素敵でした(*´Д`)vvvv
本作品には気になるキャラクターが多すぎて、悩みに悩んで薙羽哉くんを(キャラクターとしては)初手攻略させていただいたのですが、これがもぉ(≧ω≦)!!
確かにプレイ中、初見ではよく分からないキャラクターも出て参りました。
でもそれは他キャラルートで明かされる素性を持っているのだろうな、と納得済みでプレイをし、その「彼女」が沙耶ちゃんと薙羽哉くんに祓われたシーンは、やはり後から思い返しますと深く胸に響くものだったのでございます。
うわ〜、すごく好きなシーンなんです〜〜(⊃Д⊂)vv
ーーと、横道感想から始まってしまいましたね^^;
私は大分、遅れての本作品プレイでございましたので、作品における人気キャラクターが確定しており、PCソフトで破格の扱いを受けているFD(ファンディスク)が発売されていることも存じている中でのプレイだったのですが……。
どうして!? 薙羽哉くんだって、全然引けを取ってなんかいないよ(;゚д゚)!!
と驚いてしまいました。
だって、すっごく!
すっごく綺麗にまとまっているシナリオでセンターキャラとしての魅力が如何なく、これでもか! と凝縮された内容だったのですから(〃ノωノ)!!
「前世的な記憶がフラッシュバックして」というのは乙女的には、まま見受けられがちな設定ではございますが、そのまま運命論で片づけてしまうような想いではなく。
沙耶ちゃんのみならず、薙羽哉くんがきちんと「沙耶だから好きになったんだ」という強い姿勢を崩さなかったところに、本当に惚れ惚れしてしまいました。
そして、個別パートに入った [ 8月11日 ] に挿し込まれる、【前世の記憶】の何とおどろおどろしい駆け引きと、また。
胸が熱くなる恋情が織り込まれている、明暗の妙たる素晴らしさ(T-T)!
「人柱」となってしまった母体への悲しさがあり。
勧善懲悪という言葉には収まりきれない、一族を支える首座としての血生臭さがあり。
最終的に裏切られてしまった恋人たちの末路があって!
それらが全て沙耶ちゃんと薙羽哉くんに帰結するのです。
「ここまで来たら、とことんまで諦めないで!」とシナリオを追いかけながら熱く祈ってしまいました。
心なき鋼の身でありながら、「彼」が身を翻(ひるがえ)して二人の元に駆けつけてくれた時には鳥肌が立ってしまいましたし(⊃Д⊂)!
本当にとってもとっても、素敵なシナリオだと感嘆せずにはいられなかったのです。
うわ〜〜んっ、薙羽哉く〜〜〜ん(T-T)vvvv
HAPPY ENDとなる【ユメノツヅキ】。
これだけでも、"よかったね(⊃Д⊂)!" と祝福できる、身の丈の幸福が詰まったエンディングだったのですが、おそらくPSP版で追加された
いわゆるTRUE END【欠けた月が思い出す】がこれまた本当に良くて////
きっともう郷は大丈夫なのだろう、とか。
迫害され続けた化生の人たちが、果てに掴んだ在り方に胸を打たれるばかりでした。
その中で沙耶ちゃんと薙羽哉くんが幸せを築いていけることが本当に幸せで(T-T)!
"何て惹き込まれてしまう、優しいシナリオなんだろう!!" と思わずにはいられない薙羽哉くんルートでありました。
ですので、もしも今後 本作品をプレイされる方がいらっしゃるのであれば、
「人気投票に惑わされることなく、ご自身の好きだと思われる殿方を堪能してください!」
とお伝えさせていただきたいです〜(*^-^*)vvvv
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祇王(cv.代永 翼)… 沙耶を慕っている妖。?歳。 |
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祇王、めちゃくちゃ好みでした(≧ω≦)!!
だって、本作の最愛キャラクターですから〜〜〜vvvv
元から、人間×人間の恋模様もさることながら、【人間×妖】との愛情譚が大好物な私vv
例えば、契約主と式神との恋物語なんて垂涎もので、人間と幽霊とか〜(エンディングでは出来れば実体化して欲しいけど♪)、とにかく! 人間×異種が堪らなく好みなんです(〃ノωノ)!!
ですから、祇王くんのシナリオは本当にパーフェクトでっ(*´Д`)vvvv
愁ちゃんが離れて行ってしまった2年間。
その時間をずっと支えてくれたのは祇王くんだったのですよね。
それは、沙耶ちゃんに厚い信頼と安心感を与えてくれ、伊那砂郷で過ごす日々の中では……。
ついに恋心となって花開いたのです(≧ω≦)!
や〜もぉ、本当に楽しかったぁぁぁvv
祇王くんのMAPを追いかけるのが本当に楽しくて&幸せで////
おまけに祇王くんたら、沙耶ちゃんのためにすっごく悩んでくれるんですもん。
沙耶ちゃんからの想いは変わらないと感じつつも、"自分のような不浄の者が傍にいてもよいのか"。
また、この想いを伝えて実らせてしまうことは、彼女に負の影響しか与えないのではないか。
ぐるぐるぐるぐる。
悩んで悩んで、揚句、ちょうど良い頃合いに敵方に寝返らないか、との誘いも受けてしまって(笑)
ますます思案に暮れる祇王くんが本当に大好きでした!
だって、沙耶ちゃんのことが大好きで、何を置いてもーー。
それこそ、カガチくんが祇王くんに言った、「お前、沙耶以外の人間は心底どうでもいいって思ってるだろ? あいつだけが特別なんだろう?」というようなこと。
人間とは別の理で生きる妖にとって、好き嫌いという感情は私たちのそれよりも酷薄なもの、と言いますか。
より鮮明で非情なものだと勝手に思っております。
好きな者はいつまで経っても不変で好き。
けれど、その逆もまた然り、というような感じで。
ですから、祇王くんが沙耶ちゃんのために悩んでくれていること。それはつまり、イコールで「沙耶ちゃんが彼の太乙」ということなんだろうな、と、これまた勝手に妄想してしまったからです(≧ω≦)vv
あぁぁぁぁ。
いつでも一歩引いて沙耶ちゃんの傍らに在ってくれた祇王くん。
他に好ましい人間は居ても、誰も彼も沙耶ちゃんの代わりには決してなり得ない篤い想いで、沙耶ちゃんを見つめてくれている祇王くん。
おまけに彼の正体は、私が妖の中で最も大好きな【白澤】だなんて、もぉぉぉぉ(ノ≧∇)ノシ!!!!
と、こんな感じでエンディングに至るまでのストーリーは、私には本当に心地よくて眺めているだけで幸せな恋物語が描かれておりました(*´Д`)vv
が!
エンディングにも! ご褒美的SS・夢七夜にも物申したい(>_<)!
私は「祇王くん」が好きなんです!
愛くるしいからと言って、「ぎおたん」を愛玩したかった訳じゃない〜〜〜〜(T-T)!!
ってね……orz
何となく……何となくですが。
祇王くんが私にとってまさにドンピシャの存在でありながら、公式人気投票では人気が低いのが分かったような気が致しました。
エンディングがね、二人の恋心とは別のところにある日常を描いているのだなんて、それは肩透かしですよね。
泣きたくもなりますよね(T-T)!
というのは私の勝手な個人的感想なのですけれど(笑)
でもでも。もっと! あのエンディング内容だけじゃなくて、沙耶ちゃんと祇王くんの甘々な生活や、過ごしている時間の一コマだけでも見られたらなぁ、と甚だ残念に感じてしまいました。
と、エンディングで「ここまできて(T-T)!」と愛情の描写不足に泣いてしまった祇王くんだったのですが(笑)
沙耶ちゃんだけのために在るという、彼の在り方。
そして、それと悟られないようにずっと偲んでいる恋心。
その、あどけなくも深慮な気質。
それらが私の中で、最高にど真ん中! やっぱり大好きな最愛キャラクターであります(≧ω≦)vvvv
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伊織 愁一郎(cv.竹本 英史)… 紫紋所属退魔師。29歳。 |
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な……。
なんて素敵なダメ大人(≧ω≦)! 20代崖っぷち最高〜〜〜(≧△≦)b★!!
と、萌え咆哮しながらのプレイでございました(笑)
沙耶ちゃんがいなければ、真っ直ぐに立ち続けられるか危ういというのに……。
彼女の廉潔を守るためと、その手を離してしまった愚直な人。
本当に、本当に。
どこまで沙耶ちゃんのことを愛しんでくれるんだろう、この男性は(*´Д`)!
と思わずにはいられませんでした。
それだけの深淵な愛情を感じさせてくれるのに、普段の態度では「ダメ大人」として煙に巻いてしまうんです。
なんて巧妙な狡さ////
子供じみた態度や、そうかと思えば目を細めて頭を撫でたりして年長者ぶった態度で接してくれるのに、沙耶ちゃんがいざ近づかん、とした時には……。
諦観を含んだ沈黙で身を翻してしまうんですから、本当に狡い。酷い。
嫌いにさせてくれないところが、さらに狡いです。
結果、「好き」ばかりが募ってしまう愛情を感じさせることが酷いんです。
ぶすぶすぶすぶす、燻って。
ちくちくと身を刺す小さな痛みを忘れさせない。
そんな低温火傷のような男の人でしたよ!
んもぉっ、性質が悪いんですから!!
そんな愁ちゃんが大好きなんですけどねッッ(≧ω≦)vvvv (笑)
え……、そんな感じで。(どんな感じで^^;)
一進一退どころか、後退してばかりの愁ちゃんからの慕情でございましたが、最後には覚悟を決めた彼に強く抱きしめられたことがとても幸せでございました////
護法童子・虚空の言うようにですね、半ば本能で生きてる愁ちゃんは
絶対、手が早いですから(≧ω≦)!!
あの素敵な和装のエピローグを見まして、受けまして。
それはもうあらん限りの妄想を果たしましたワタクシでございます★ をほほほほ〜(*´艸`)
いつでも「あちら側」に行けてしまうという脆さを含んだ愁ちゃんが、ようやっとたどり着くことが出来た沙耶ちゃんの温もりに、ずっとずっと包まれ続けますように。
素敵な親馬鹿ともなって、彼自身の家族を幸せの内に増やしていけますように。
そう願える結末を迎えられたことが、本当に嬉しい愁ちゃんルートでありました(*^-^*)vvvv
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利光 高虎(cv.谷山 紀章)… 沙耶の後輩で退魔師。15歳。 |
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うんうんうんうん! 高虎くんが人気の高いキャラクターであることは、本当に納得致しました^^
だって、ヒロインの後輩であるにも関わらず。
郷の中でだって最年少であるにも関わらず。
年長者を手玉に取る、あの舌鋒!
そして、立ち回りの巧さ(≧ω≦)!!
その上、美少年&美声(笑) と来ましたら、それはねぇvv
私もですね、きっと祇王くんが沙耶ちゃんの常に傍に控えてくれている存在として、一番最初に出会ってさえいなければ、それはもう易々と高虎くんに心を奪われていたことと思います。
それくらい、何と言いますか、良い意味で衝撃的に心を穿たれた少年でしたので////
その高虎くんは、とても芯の強い男の子だな、と感嘆しております。
軽い態度に紛らわせておりますが、彼が渇望しているものは唯一つでした。
それを飄々とした口調で、けれど怜悧な眼差しは決して緩めずに追求するのですから、「はぁぁぁぁ(*´Д`)
vvvv」と嘆息が漏れるばかり。
しかも、読み手にそれと知らせるような明確な文章が織り込まれていない妙も素晴らしく!
「高虎くんは決して軟弱な態度で見せているだけの男の子じゃない」ということを行間から感じさせる手腕も素敵だと感じたのですよ〜(〃ノωノ)vv
そして、それらを感じ取らせた上で、
高虎くんに、それはもう甘〜い睦言を沙耶ちゃんに言わせたりするのですから!
プレイヤーとして高虎くんに腰砕けになるのは必至でございましたよぉぉぉ(*´Д`)vvvv
しかも、しかも!
高虎くんルートってば、本人だけの魅力ではなくて、何と。
【三鬼】との「そう! これなの、これ(≧ω≦)vvvv」と求めていた、【主と式】としての姿があったじゃないですか!!
金鬼は無邪気に慕ってくれるし、水鬼の傾倒すさまじい忠誠ぶりも、とても嬉しいものでした(*^-^*)
何より、[ 供物の娘 ] を見た後に迎えられる風鬼との交情がッ。
や〜もぉ、幸せすぎます〜〜〜〜(〃ノωノ)vvvv
そして、シナリオの終盤。
「千方」さんを祓った後に、深い穴に堕ちてしまった時の、
高虎くんが話してくれるパンドラの話(≧ω≦)!!
「きゃ〜〜〜〜8(≧△≦)8))))」で、「ぎゃ〜〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv」でした!
何て素敵な瞬間だったのでしょうね。
あれで身体中にボツボツと鳥肌が立ったのは私だけでしょうか!?
もちろん、その後に見られるエピローグもとても甘いものでしたしvv
高虎くんルートは、彼から受け取れる眩しい魅力と共に、「妖を友として従えたい」という主人公の在り方がお好きな人にも滅法堪らない素敵ルートだと感じております(≧ω≦)vvvv
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東雲 霖(cv.小西 克幸)
… 沙耶に仕事の斡旋をしてくれる古物商。?歳。 |
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霖さん、良かった〜〜〜(T-T)vvvv
なんて、なんて「霖たんたらっ、てへぺろ★」な第一印象(笑)を裏切る素敵な展開(*´Д`)!!
「千方」さんの存在を知らずとも、彼女に優しい結末となるのは薙羽哉さんルートでした。
薙羽哉さんルートは初周プレイでしたので、何も分からないままにも「よかったねぇ」とほっこりし、今でも記憶に残っている綺麗な祓われ方。
その後、まぁ、高虎くんなり壱人なり。彼女が絡んでくるシナリオがございましたため、彼らのシナリオでこそ生きているキャラクターなのだろう、と思っておりましたのに!
そうでしたか。まさかの霖さんルートでございましたか〜。(感嘆)
でも、思えば思い当る節はあったのになぁ、という感じです。
山中で三鬼と話していたり、彼らに一目置かれていたり。
そして、悲しくも妄執の鬼と化した彼女を絡めてのシナリオに、「な……何て美味しい沙耶ちゃんへの当て馬的構造(≧ω≦)!!」と喜んでしまいましたが(笑)
彼女が絡んでくる以前だって、霖さんシナリオは【沙耶ちゃんが彼の中に踏み込もうと一歩踏み出すと、やんわりと拒絶し半歩引く】といったような、拒絶しながらも沙耶ちゃんの傍に居つづけてくれるという、何とも乙女的に嬉しく鳥肌が立ってしまう素敵塩梅で進んでいくのです(≧ω≦)vv
拒絶自体は他のキャラクタールートでも一緒だとしても、霖さんは同じところにずっと在り続けて、でも、肝心な【心】は君にあげられない、と言うあたりが絶妙だったのですよね〜////
そして、その部分をいとも簡単に? ひっくり返してしまった沙耶ちゃんの言葉が本当に素敵だと思いました
(≧ω≦)!!
「……それって、愁ちゃんとの子どもじゃなきゃダメですか?」
「いや、別に愁ちゃんじゃなくてもいいよ。選ぶのは姫さんだしね」
「そうですか……じゃあ、東雲さんがいいです」
「は、い?」
「わたしの子どもや孫のお父さんやおじいちゃんになってくれるのは東雲さんがいいです」
なんて男前なの! と思いましたもん^^
こんなに衒いなく真っ直ぐな感情をぶつけられるのは、沙耶ちゃんが頑張って生きてきたにしても高校生だったからかもしれないなぁ、とは思いました。
なかなかに。大人になってしまうと、いろんな世間体が頭に沁みついてしまいますので、こんな綺麗な言葉は紡げません。
と、沙耶ちゃんの言葉に衝撃を受けたのは勿論、私だけではなく言われた当の本人。
霖さんも、ぐるぐると思考が渦巻いてしまって、表情にしてみればにやけてみたり、「いやいや!」と思い返してみたり。
それこそ「赤くなったり、青くなったり」を地で行く描写が続くので、見ていて本当に優しい気持ちになれました(*^-^*)
神代から続く長い長い生を、ここに来てこんなに僥倖なことがあっていいのか。と、手離しには飛び込めない霖さんの姿にこそ、これからの幸福を感じたのです。
ここから先の展開はですから、「千方」さんへ向けた「幸い給え」という内容になっておりまして。
決別を振起する霖さんが、とにかく素敵でした(*´Д`)!
そうして、彼と迎えられる一度では終わらない幸せな結末////
やはり、印象に残っているのは【あさき、ゆめみし】でしょうか。
ここに霖さんの家族として廻った彼女の姿に、「おぉぉぉぉ(T-T)」と感動してしまいましたので。
さらには、彼女がこれから先に出会う運命の恋も偲べるといったところが、また心憎い演出でございましたし!
霖さんルートは、彼との初対面の吹けば飛んでしまうような軽薄な印象はすぐに鳴りを潜め、それはもう誠実な姿を見ることが出来ますので(*^-^*)
期待を懸けて臨まれても全然OKだと、大推奨でございます(≧ω≦)vvvv
|
安綱(cv.浜田 賢二)… 八重垣家使用人。?歳。 |
|
あぁぁぁぁ(*´Д`)!!
と思いました。
安綱さんの姿を追いかけることがただただ嬉しくて、それ以上は望まずに臨んだシナリオだったのですけれど、
沙耶ちゃんは。イコール【鞘】なんだ(⊃Д⊂)!!
って……!
本作がPCで発売された当初は安綱さんは攻略対象ではありませんでしたため、沙耶ちゃんの名前は攻略キャラクター全般に合うように。
もしくはストーリー性から練られた名前かと思うのですが。
それでも、安綱さんを攻略するにあたり。
"嗚呼! あんなにも抜き身のままで。己には感情がないのだと内に芽生えた想いを押し殺し、その怜悧な身のままで生きるしか術がなかった安綱さんが、ついに"
ついに、身を休めるべく。収めるべく。沙耶ちゃんに出会えたのですね(T-T)!!
と、妄想してしまったら、もぉ感無量で〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv
沙耶ちゃんが、体温のない安綱さんの掌を両の手で温めてくれる子で良かった。
千のために一を捧げようと決意しつつも、その千の中に安綱さんの幸せこそを願ってくれる子で良かった!
うわぁぁぁぁん(T-T)!!
と、これまたキュンキュンしっぱなしでしたから////
が、それにしても安綱さんの攻略は難しかったです^^;
皆さんは一発で辿り着くことが出来たのでしょうか??
私なんか、霖さんルート同様。
何度、安綱さんルートに乗り損ねて、8月4日に赤い結末を迎えたことか(>_<)!
ですから無事にその夜を越えて、8月5日の朝食を安綱さんの顔を見ながら食べられたときには、それだけで感動しちゃいましたよ〜(笑)
まぁでも♪ 最後の局面で、
「ええ、もう沙耶を離したり諦めたりは致しません」
と、言ってくれた安綱さんに免じて許しましょう(≧ω≦)!
だって、感激しちゃったからvvvv (← 安い?(笑))
きっと安綱さんも、私が大好きな祇王や霖さん、カガチと同じように「置いていかれる」のだと思います。
けれど、どちらにしても、切なくも無窮の時を生きなければならないのであれば。
いつかは通り過ぎてしまうものだとしても、その手に幸せを抱けることの方が何倍も良いですものね(*^-^*)
あぁぁ。嬉しいな。幸せだなぁ(*´Д`)vv と思い、追いかけることのできた安綱さんルートでございました!
|
壱人(cv.細谷 佳正)… 屍鬼。 |
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壱人〜〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv
嗚呼もぉ、全てがめちゃくちゃツボでした////
(個人的にお声が細谷さんボイスというだけで最愛候補になるのですが(笑))
それを差し引いても、やっぱり美味しいサブキャラENDだと納得せずにはいられませんもの(≧ω≦)!
壱人の攻略自体はあっという間なんです。
MAPを2日ほど追いかけ回せば、すぐにエンディングでございますからね^^
それでも、壱人が沙耶ちゃんの中に強烈な印象を残したという発端がきちんと描かれていまして、彼女のような血を生まれ持ってしまった女性には、「成る程、そうだよね(T-T)」という人生しか用意されておらず。
【血を残す】ということは、結局は異性との「まぐわい」によって為されるものであって、それが心ない行為として要求されるのであれば、どれだけ沙耶ちゃんは虚ろになってしまうのかと、壱人ルートで初めて思い至りました。
ですから、たった一夜の邂逅でその旨を看破し言い当て、沙耶ちゃんの心を奪ってしまったという壱人の立ち位置に深く頷いてしまったのです。
そして、彼の攻略条件が「高虎くんクリア後」ということにも大きく納得。
確かに壱人との交情は裏切り以外の何ものでもなく、人道を大きく外れた恋となってしまいますから致し方ないのだと……。
それでも、沙耶ちゃんと壱人の生が受け入れられていることに感謝をし。
周囲には誰も残らず、例え二人だけの人生となってしまっても沙耶ちゃんと壱人が結ばれることだけを祝福したい! と思ってしまいました(*´Ω`*)
敵方として登場をしたサブキャラクターと迎えるエンディングとして、とてもとても楽しんで堪能させていただきましたよ〜〜(≧ω≦)vvvv
(非常に彼らしく、素直に好きなら好きと伝えられない。
捻くれたもの言いでしか、愛情を伝えられず、結果、沙耶ちゃんの表情に自分でもそれを少し後悔してしまうという。
絶妙な匙加減からの両想いというエンディングも最高でした(*´Д`)!)
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カガチ(cv.斎賀 みつき)… 沙耶に敵対する蛇の妖。 |
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カガチくんったら、まさかの伏兵でした(≧ω≦)!
祇王くんルートの時から、"あれ? この子(=カガチくん)、人間と交情している祇王くんが羨ましいんだよね、きっと!" と思えるシーンが織り込まれておりましたので、私にとってはあくまでも、祇王くん
> カガチくんなのですけれど、それでもカガチくんの心を癒せるかもしれない、と楽しみに突撃したのです^^
それがまさかの、ともすると祇王くんよりも
乙女的にキュン要素が詰まった、幸せ展開(*´Д`)!!
たしかに、カガチくんルートは急激に沙耶ちゃんの恋心が育ち過ぎて。
いや、Likeな感情なら分かるのですが、命を賭するほどのLoveにいつ成長していたのか、と……。
でもでも、サブキャラルートでございますから^^
そこら辺の機微はすっ飛ばしてしまっても、実は私自身も、「さぁ! 次はカガチくんと恋愛するぞ〜(≧ω≦)vv
」と思いながらのプレイでしたので、余裕で有りかな、とも納得しております。
と言いますか、やっぱり恋心が急激でも何でも。
カガチくんに寄り添ってあげられることが、とても嬉しかったですもん(≧ω≦)!
それにカガチくん自身が沙耶ちゃんに盲愛を捧げるのは、決して不自然なことではありませんでしたから。
カガチくんルートに乗って、一言二言ではあっても。
敵同士ではない言葉を交わすようになった沙耶ちゃんとカガチくんの会話でした。
「早く帰りな。もう夜の帳が落ちる。壱人みたいなヤツに捕まりたくないのなら人の世界に戻れ」
「あ……うん……」
「じゃあな」
「うん、またね」
「またって、お前……」
「?」
「ん……ん……また、な……」
この、何気ない一言が(≧ω≦)!
沙耶ちゃんには何気なくとも、カガチくんには掛けがえのない深い一言が!!
もぉ、彼のために幸せで〜〜〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv
禍の者に身を落とした自分に向けられる笑顔や親愛の情。
そこから、大きくなることを止められない募る想い!
うわぁぁぁぁ。素敵に無敵な恋物語がここにはございました。
ストーリーは短いながらも、お互いがお互いを。
特にカガチくんからは断つに断てない慕情を向ける切実さを感じたのです(T-T)!
カガチくんのエンディングも、とても満足のいくものでした(*^-^*)
祇王くんファンとしましては、このくらいの繋がりを見せて欲しかったのに(⊃Д⊂)! と羨まずにはいられませんでしたけれど(笑)
綺麗で幸せな結末にうっとりでございます(*´Д`)
それにねっ。正直なところ、ほらカガチくんの本質は蛇でございますので……。
もぉず〜〜っと、沙耶ちゃんのことだけを一途に脇目もふらずに、飽くことなく想ってくれるのだろうな////
というところもポイントが高かった男の子でございました(〃ノωノ)キャ~vvvv
以上が、キャラクター語りでございます^^
いやもぉ、思う存分に【人外】に萌え咆哮をさせていただきました〜(*´Д`)マンゾク!
でも本当に祇王のエンディングだけが心残り……orz
って、そこから離れましょうか(笑)
本作品は本当に、和風テイストに秀でた作品だったと澪様に大感謝を致しました。
作品内の季節と致しましては8月のものですので、盛夏にプレイをするのが臨場感を増すのかもしれませんけれど、個人的には月の綺麗な初秋にプレイをするのも、またオツなものでは……、と感じております(*^-^*)
また、本作品にはPC製品として続編やファンディスクも発売されておりますが、私自身はこの一作だけで満足しておこうかな、とも。
まぁ、一番はPCゲームをプレイする時間を捻出できない、という理由からなのですが、ファンディスクに関しましては「だって、愁ちゃんと高虎くんしか出演していないし(⊃Д⊂)!」と泣きたくなってしまった理由もございます。
ですが、そのお二人のFDシナリオもクォリティが高く、とても感動するものらしいので、お二人のファンでPCゲームをプレイできる環境にありますなら臨んでみても良いのではないでしょうか^^
私は妖's(笑)との愛情物語を胸に、これからもたくさん反芻しようと思います(≧ω≦)!
やぁもぉ、私にとって本当に垂涎の作品でございましたから〜〜(〃ノωノ)vvvv
(あ! 何度も申しますが、人間サマのシナリオもキャラ設定も本当に素晴らしいですよ(≧ω≦)!)
……あ。
そういえば、一つだけ「んんん?」と思った部分がございました。
それは、
初登場の人物に関して何の説明もされないこと。
まぁ、それらは主にヒロインたちの会話に登場するだけで、実際の登場人物ではないのですが、例えば、愁ちゃんが「そういえば、××とはまだ仲良くしているのか?」とか。
「これをやったら、××。あいつに怒られるからな」とか。
"それは誰? どういった関係で、どういった(性格の)人物?? ってか、もしかして、これって知ってなくちゃおかしい人??" と首をかしげることが多かったのですーー。
多彩な交流があることで、人間関係もしくはシナリオの奥行を出すための演出なのかな? と思いつつ、個人的に置いてけぼり感がございました^^;
と、このような部分だけでしょうか。
私にとって、少しのつまずいてしまった部分は(*´-`*)
でも! そこ以外は本当に楽しんでプレイをさせていただきました(≧ω≦)!!
是非是非。
「退魔師」というような世界観がお好きな方。
それが恋愛シナリオとして発展することを許容できる方。(← これは乙女ゲ作品なので当たり前ですか(笑))
時間がある程度かかっても、少しの手間なら楽しめる(≧△≦)b★
と、ゲーム性に関してものんびり構えられる方に!
とってもお勧めしたい作品でございます(≧ω≦)vvvv
私もすっかり嵌まり込んで、キャ〜キャ〜言いながら堪能させていただきました(*^-^*)! |