Neo Angelique





メーカー

KOEI(2006年3月4日発売【PS2】)



ストーリー

メルローズ学院に通い将来医者となることを志すアンジェリーク(17歳)は、知らず身につけていた浄化能力を見込まれ世界(アルカディア)にはびこるタナトス(悪霊)を消滅させることを目的としたオーブハンター・ニクスの元へ身を寄せることになりました。
次々と現れる仲間、レイン、ジェイド、ヒュウガと共にタナトス退治に明け暮れ、アルカディアの平和を取り戻す日々のうち、アンジェリークは徐々に【女王の卵】としての素質を開花させ始めます。
タナトスを率いてアルカディアの滅亡を目論む思念体・エレボスとの最終決戦後、アンジェリークが手にするものは新女王の座か、地上での生活か----
そして、常に行動を共にしていたあの人とのロマンスはどのような結末を迎えるのでしょうか?



ゲームの流れ

オーブハンターの4人の仲間を見つける→タナトスとの最終決戦までがゲーム期間です。
メインストーリー→タナトス退治の依頼解決→メインストーリー…の繰り返し。
アルカディアの幸福度を上げつつ、恋愛イベント(4段階まで)をクリアしていきます。
不適切な選択肢を選択したり、重要な依頼を未解決のままでいるとBadエンドになります。



システム

主人公の名前は変更可能。
イベントスチルを一覧できるアルバム機能、シーン回想付き。

【メインストーリー】→会話選択肢により行動を選択するADV形式。
【幸福度】→タナトスを退治するごとにアルカディアの幸福度が上がります。
【戦闘(依頼解決)】→アルカディアMAP上、19箇所ある地点にてタナトス退治をします。
  これによりパートナーの戦闘Lvも上がっていきます。
【夕食会】(全5回)→友好度、やる気度(戦闘意欲)を変動させます。
【ビンゴトーク】→取得した会話タイトルで概ね9マスのビンゴカードを埋めていきます。
【恋愛段階】(全4段階)→ビンゴトークにてビンゴを達成すると1段階ずつ進みます。

恋愛EDは各キャラ2種類。(同時攻略不可)ルネ、ベルナールは1種類のみ。
キャラとの恋愛EDを達成していく毎に、【スペシャル】(後日談)が追加されていきます。(全10種)
2周目からMAP地点追加、恋愛EDの種類が増えます。(データの引継ぎなし)



総評 ★★★

元祖乙女ゲームの最新作ですvv アンジェリーカーの管理人にはそれだけでウキウキ♪
今回は「シリーズ」とは言ってもキャラ、システム共に一新。
正直、ある程度の依頼をこなさないとメインストーリーが進まない。その依頼の数が多い、等の歯がゆさはあるのですが、でも面白いです!!
さすがKOEIさんだけあってキャラ作りはしっかりしてしますし(*^-^*)
ん…でも…今回は依頼解決(戦闘)、護り石集め等こなさなければならないことが多くて、恋愛に真っ直ぐのめり込めない…と思いました。
スキップが高速なので、戦闘の合間にあれよあれよと恋愛していると言いますか…^^;
個人的に恋愛糖度は低いと感じましたが、丁寧に作りこまれたゲーム&従来とは違ってキャラシナリオがきちんとあるので(笑)、アンジェリークファンの方にはぜひオススメしたいですvv
いつでもセーブできるので、シナリオもそんなに長くないですし忙しい方でも大丈夫かと♪



登場キャラ(cv.)

レイン(cv.高橋 広樹)…18歳。
   元財団の天才研究員。本人は等身大の青年。

ニクス(cv.大川 透)…26歳。
   陽だまり邸を管理する篤志家。常に温厚な微笑をたたえる紳士。

ジェイド(cv.小野坂 昌也)…20歳。
   人の笑顔を見ることが大好きで旅をしている心優しい青年。

ヒュウガ(cv.小野 大輔)…22歳。
   元銀樹騎士団。冷静な態度を崩さない寡黙な青年。

ルネ(cv.山口 勝平)…15歳。
   聖都で見かける謎めいた少年。最初からアンジェリークを知っているようです。

ベルナール(cv.平川 大輔)…30歳。
   首都の敏腕記者。包容力のある大人の男性。

(2006.05.09 UP)