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ジョーカーの国のアリス |
〜Wonderful Wonder World〜 |
◆「え? ターン制ってこんなにサクサク進められるものなの? めちゃくちゃ、すいすいプレイ出来るんですけど(;゚д゚)!?」と驚いた【ターン制】。 多分、携帯ゲーム機器という手軽さと、季節を変えるのみで時間帯までは考慮しなくて良い、という『ジョーカー』ならではの長所かと思いますが、このくらいの手間なら『ハート』『クローバー』を【新装版】でプレイした後に、本作に臨むのも全然ありだと思います(≧ω≦)! ◆ しかしながら、システムはRose様の快適仕様【以前】のものとなっておりますため、【既読スキップは輪ゴムでボタン固定】が必須(≧△≦)b ◆ ジョーカー関連イベント&サブキャラENDはある程度【固定】となっているため、周回を重ねるうちに展開が読めてはきます。 が! キャラ個別イベント発生が、ただただ嬉しいと感じてしまう作品(T-T)vv お好きなキャラクターには、ますます&どんどん嵌まってしまうのではないでしょうか(*´Д`) ◆ つまりは、本作のストーリーは全キャラ【共通】。 ENDに至る過程はどれも一緒。途中で発生する恋愛イベントが【個別】となっていて、それが恋愛ENDに反映されるパターンが多い、といった感じです。 ※「ジョーカーの国のアリス」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アートムーヴ様に帰属します。 ※また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m
ブラッドルートにおいては、本作で初めて アリスが素直になった(;゚д゚)!!?? と思ってしまいました。 それくらい【恋愛イベント 04】のアリスが可愛かったんですよぉ(≧ω≦)vvvv 屋敷のメイドさんや使用人男性と仕事をしながらですね、 「このところ、ボスの姿を見てない」「やっぱりトップの姿が見えないと張り合いがなくて寂しい」 といった会話をしたアリスがですよ。 "そうよ、そうよね。ボスに会えなくて寂しいのは屋敷中で同じなんだわ" と、自身を納得させてブラッドの私室をメイドとして訪問。 徹夜続きで昏々と眠っている寝室のカーテンをしゃっと開けて、ブラッドの目を容赦なく覚まします。 そして、「お嬢さんでなければ許さないところだった」と小さい殺気をしまいながらも、まだ起き切れないブラッドにーー 「わ、私……」 「……なんだ? 何かあったのか?」 「相談したいことでも……」 (自然に) (自然に言うのよ) 「しばらく、あなたと会えなかったでしょう?」 「?」 「……寂しかったの」 「は……?」 「だ、だから……、会いたいと……」 「会いたかったの。顔だけでも見たいと思って……」 「だ、だって、最近、本当にすれ違いばかりで……」 「…………」 「…………」 「……寂しかったから、押しかけちゃった」 (↑ ここでブラッドはベッドの上で足を踏み外し、盛大に捻ります(笑)) 「……ごほん。そ、それでだ、お嬢さん……」 「……君は、何が欲しいんだ?」 「……何か、欲しいんだろう?」 「……言ってみなさい。手に入れてあげよう」 「なんでも?」 「……なんでも」 「君が私にリップサービスをしてくれるほどのことだ。さぞや……」 「じゃあ、どこかへ出掛けない?」 「……は?」 「なんでもって言うのなら、私と、出掛けてよ」 (↑ 今度こそベッドから墜落してしまうブラッド(笑)) もうね〜、このやり取りの間の照れまくってしどろもどろに釈明するアリスと、憎からず思っているアリスにこんな可愛いことを言われるなんて天変地異の前触れか? くらいに茫然自失としているブラッドの二人が。 本当に可愛くってね〜〜〜(≧ω≦)vvvv 銃弾飛び交うワンダーワールドのはずなのに、思いっきり普通の恋愛ゲームをしているような感覚に陥ってしまいました(笑) とにもかくにも、このイベントから急接近する二人。 アリスとブラッドが二人で歩くことが、屋敷の中ではより自然に思われていたのじゃないかな、って感じです^^ その上で、【恋愛 08】。 サーカス鑑賞の後、迷子になってしまったアリスを探し出してくれた時のセリフが……vv 「……ああ。分かっていただろう、私が迎えに来ることは」 「君はすぐにふらつくが……。利口な子だから、ちゃんと私を待っていられるだろう?」 「さて、気まぐれを起こさない限り、迎えにきてあげよう」 「あなたはいつも気まぐれじゃない」 「そうとも。だから、私を退屈させないよう、気をつけてもらわねば」 「……君がいないと、退屈なんだ」 ですからね〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv ブラッドからしてみたら最高の賛辞ではないですか! 捻くれていて、素直ではなくて、愛くるしさの欠片もない(笑) そんな不安定でぐらぐらしているアリスを愛しい、と思ってくれているのですから、嗚呼もう。 本シリーズのブラッドはやっぱりキラキラ格好良い役回りなんだなぁ、って惚れ惚れしてしまいます^^ そして、そんなブラッドに更なるダメ押しをしてくれるナイトメアも素敵でした(*´Д`)vv 【恋愛 11】です。 冬の教会にてかち合う面々。 そこで、ナイトメアが、 「マフィアの上層部というのは、組織の決まりやしがらみで、正式に結婚できない場合も多い」 「もちろん、トップとなれば、日陰の身では置いておかないだろうが……」 「教会に連れて行くような愛人というのは内縁の妻と同義なんだよ。 ただの遊び相手なら、教会に行ったりしない」 「教会というのは、マフィアにとって地域の象徴である場合が多く、連れて行くのは家族と認めた相手に限って……」 と教えてくれたところで、ブラッドからのセリフが挟まれるのですが、いやぁ、もうね〜〜(≧ω≦)vvvv 日本は仏教が主流ですからあまり【教会】と聞いてもピンときませんでしたが、キリスト教圏なんかはそうだよね! と得心致しました^^ そっかぁ。【内縁の妻】ですかぁ。ふ。うふふふふふふふ(*´艸`) そして、そして! 上記のナイトメアからの素敵な知識を汲んでのエンディングだったのも、また素敵で〜〜//// 【ブラッド恋愛END】 ファミリーをあげての祝賀会? でしたっけ。 そこでアリスをすぐ身近に引き寄せるブラッドに、 「アリス」 「おいで」 「……酔っているの?」 「いいや? これから酔わせてもらう予定だ」 「……付き合ってくれ。ここでは、酔えない」 「へ、部屋で飲むつもり? こんな集まりなのに……」 「ここで酔えというのか? ……部下達の前で ?」 「ふふ。君になら振り回されるのも悪くないと言っているんだ」 「自分の女に振り回されるというのは悪くない。 苛立つ以上に、いいことがある」 「私の相手をしてくれないか、アリス」 と言われるのですから感無量(T-T)!! 実はこのEND以前、【ジョーカー10・帽子屋】において、アリスを監獄から救い出してくれていたブラッド。 それはブラッドが恋愛対象ではなくても、帽子屋屋敷を滞在地に選んでいると必ず挿入されるイベントなのですけれど、これがまた。 ブラッドが恋愛対象となると、その重みがぐん、と増すんですよね(≧ω≦)! ビバルディも言っていました。 「アリスを男にくれてやるのは惜しいが、中でも帽子屋はましな方だ」というようなことを。 ブラッドだけが過去に二度、【ジョーカーを殺しているから】というのが、その理由。 だから、アリスにとってもそれが可能になるくらいの強い存在になれる的な、ね^^ 本当の、本当に。 ワンダーワールドにおいて、ブラッドってそれは素敵な男前さんなんですよ! その彼に愛着を持ってもらって、執着までしてもらえて、揚句。 一生の誓いまでをしてもらえるなんて(*´Д`)!! めちゃくちゃ幸せなことだよ〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) と身悶えせずにはいられません(笑) 願わくば、アリスの心が沁み出す小瓶。 あの小瓶ごと綺麗さっぱり雲散霧消してくれたらいいのに! と思ってしまいます。 アリスがそれを望めば、いつだって。いくらだって。望んだ以上の愛情を返してくれるに違いないブラッドルートが最高でございました〜〜(≧ω≦)vvvv
えぇと……。 エリオットはアリスシリーズの中で、私の最愛キャラでございます^^ で、その全2作に仄めかしながら、全く隠すところなく言われてきたことが、 エリオットは大罪人。何故なら、彼は脱獄囚だから。 ということでございました。 ですから、ですから、ですからですね! 今作をそれはもう楽しみにしておりまして、" ジョーカーが絡んできて、エリオットが弾かれていないのならば、当然、何かしらの解明が……(*´艸`)フフフ " なんて期待を懸けていたのですけれど、えぇ、全く。えぇ、これっぽっちも。 エリオットの過去は解明されませんでしたね(≧△≦)b★ 分かったことと言えば、 【監獄】というのは外にあるものではなく、内にあるもの? 監獄所長は全体から見て「一人」なのではなく、囚われている罪人、一人ひとりに対する【ジョーカー】が存在する。 脱獄するための【鍵】もまた、罪人によって異なる。 ということでしょうか。 そうですね、エリオットが囚われていた【監獄】の外観? が判明した、というだけで、肝心のエリオット自身については不明のままでした。 つまりは、『ハート』『クローバー』で語られてきたシーンに [ グラフィックが付いた ] という程度のものだったかなぁ、と感じております^^; まあ、でも、少しそんな気もしていたのですよね。 監獄が登場した、とは言っても本作はまだ3作目。 アリスシリーズは最終的に『スペード』まで続く作品だったようですから、いくら何でも、こんな早いうちに種明かしはしないよねぇ、と懐疑的な部分もございましたので^^; ーーと、いう感じで、期待半分、諦め半分でプレイをしたエリオットルートは、彼自身の真相(もしくは深層)に辿りつくことはなく、私の愛情を深めるためのルートプレイと相成ったのでした(笑) エリオットは本当にね〜^^ 私の好みそのもので出来上がっているキャラクターなので、上記の通り、彼の過去がつまびらかにされないのであれば、全然、興味のない方には素通り出来てしまうルートだろうなぁ、と思いはするのですが……。 私にとっては、とことん楽しかったのです(*´Д`)! エリオットとエンディングで対になるゴーランドの存在も素敵でした。 あんな [ ワンダーワールドの良心 ] 的立ち位置の彼に、「あいつはイイ奴だ」と評されてしまったら、" え、そう? そういうもの? いや、やっぱり、そうだよね〜(≧ω≦)vv " と嬉しくなってしまいましたし(笑) そのついでと言っては何ですが、遊園地にて【スイカの汁を舐め取る】エリオットがヤバかったですね(≧ω≦)! アリスは固辞していましたが、 そのままアリスの汁も舐めてくれちゃえばいいのに(*´Д`)!! と、どれだけ強く念じたことか(笑) あ。でも。 ありましたね! まさしく【秋】の領地。ハロウィンイベントにて、オレンジ、青、ピンクの魔女のドレスを選ばなくてはいけないシーンから。 「……これじゃ、美味しそうに見えない?」 裾の端を持ち、くるりと回って見せると、エリオットは目を細めた。 「……すっげぇ、美味しそう」 「……美味そうだ。アリス……」 た、食べられちゃいそう。 と、いうシーンなんか「〜〜〜〜8(≧△≦)8))))」でございましたもん! あ。時は前後しますが、ファミリーの面々でサーカスを見に行っているシーンも好きでした^^ ブラッドが秀逸で(笑) サーカスを鑑賞しながら、感想をエリオットに求めると、その全てにブラッドを引き合いに出してダメ出しをするのでーー、というシーンです。 「全部同じじゃないの」 「他の基準はないわけ!?」 「そうだな。もっと他のものを見ろっつっても……」 「そうやって何でもかんでも同じものを引き合いに出していたら、視野が狭くなるっていうか……」 「そうとも。 おまえは少々ウザ……、いや、ウサ……」 「……いやいや、ともかく、もっと広く視野を持て」 っていうね! おっかしくって、お腹の皮が捩れました〜(笑) そんなエリオットルートは、結構、中盤まで友達感覚でシナリオが過ぎてしまいます。 もちろん、アリスの存在が彼の中では特別なんだろうな、と感じることは出来ますが、いまいち踏み込んではこないので、「あれ〜?」と思っていた矢先……。 来ましたよ! 【恋愛 11】でした(≧ω≦)vv 雪山へスキーをしに来た二人は、お約束ですね。 吹雪に見舞われ、山小屋でやり過ごすこととなります。 ウサギさんであるエリオットには、どうやらこの吹雪は一晩続くものではなく、一過性のものであると感じ取れたようで、 「……本当は、あんたとここで一晩過ごすってのもいいかと思ったんだけどな」 「ひ、一晩って……」 「……意味、分かんねえか?」 「……俺とあんたが、同じファミリーでよかったな」 「じゃなきゃ、もう、とっくに……」 「……なんてな」 ってね、突然の爆弾発言ですよ(〃ノωノ)!! " え? やだ! こんな風に落とし込んでくれるからエリオットファンは止められないのよ〜(ノ≧∇)ノシvvvv " と、一人舞い上がってしまったシーンでございました。 うぅぅ。ご馳走様でございます//// あ。そしてですね、" こういうところが好きなんだよねぇ" と感じ入ったところもございまして。 【恋愛 13】でございます。 えぇ、定番の「アリスの夢の中にジョーカー登場。メア様が格好良く撃退」という美味しいイベントですね^^ そこで、夢から覚めたアリスに、 「……あいつだけか?」 「会ったのは、ナイトメアだけだったか?」 「……他にも、出てきたんだろ?」 「……どうして分かるの?」 「予想がつくからな。ナイトメアがどうにかしてくれたみたいだが……」 「……次会ったときに礼でも言わねえと」 と、言うんです! 多分ですね、私の記憶違いでなければ。 アリスを救出したナイトメアに対抗意識を燃やすのではなく、ナイトメアのしてくれた行動に感謝を表してくれたのって、エリオットだけだと思うんですよ(≧ω≦)!! そこがもぉ、私にはとにかく格好良く感じられて//// 人には出来ること、出来ないこと。得手なこと、不得手なことがあって当然ですから、自分の手に負えない部分を負えないものとして、他人の行動に感謝する、って素敵なことですよね!? そこに、もぉ、痺れてしまって〜〜〜(*´Д`)vvvv そんなエリオットが大好きです!! あ。でも、その直後の色艶なんかは、さすがのNo.2! でございましたね//// 「俺、あんたのこと、信用してねえのかも」 大きなウサギにのしかかられ、ずるずるとベッドに逆戻りする。 「……慎ましい女かどうかんて、俺は知らない」 「俺に対しては、慎ましくなんかなくていいしな……」 「俺だけになら、いいんだけどよ……。 ……なあ?」 キャ〜〜〜〜8(≧△≦)8)))) エリオットの見せてくれる、こういう粗野な部分が大好きなんです(≧ω≦)!!!! ヤバイ、もぉ、ヤバイ、もぉ。魂持って行かれる〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv と、昇天しかけた私でした(笑) あ。そんなウサギさんを内包してくれるブラッドの度量が光ったシーンも好きでございましたよ^^ あれは【恋愛 16】の、アリスが嫌だと思うならサーカスに参加しなくてもいい、とエリオットが言ってくれる場面。 普通ならここで、攻略キャラクター自身も参加しない意を表明し、それに対して、領地のトップが「そうすることでペナルティが課される」という話をして窘(たしな)める、というのが通常なのですけれど、ブラッドは違ったんです! 一切、ペナルティのことを言わないんですよ!! 果てには、「おまえの好きにするといい」って(T-T)! エリオットだけでは済まなく、ファミリー全体に降りかかるであろうペナルティをも呑み込んでくれるんですから、本当に格好良くって、本シリーズの王子様的な人なんだなぁ、と惚れ惚れさせていただきました(〃ノωノ) で、何やかんやで、【エリオット恋愛END】^^ これはもぉ! アリスを氷のホテルに連れ込む手練(笑)に、ヤられてしまいました(≧ω≦)vv ああいうことをしてくれるから、エリオットから離れられないんだよな〜(*´Д`)vvvv そしてね、最後の采配。 遊園地にブラッドと共に訪れるシーンも好きでございました^^ 大人な配慮が出来るゴーランドと、それを受け止め、返すことが出来るブラッド。 その下には、性質は悪くないと思えるのに、一途な配慮しか出来ないから依怙地な反応になってしまうエリオット。 何か、銃弾飛び交うワンダーワールドの中でも、まだまだ青っぽさが残るエリオットを生温かく(笑)見守ってあげられる二人の構図が好ましかったのです^^ で、最後には、アリスがエリオットへの一途な愛を再認識して終了! という、まぁ、安定した終わり方だったので後味も良かったと感じました(*^-^*) 「監獄!? エリオットの過去が、ついに(≧ω≦)!!??」と臨むと肩透かしを食らうルートではございますが(笑)、そうではなく。 純粋にエリオットとの恋愛譚を楽しむために特攻するのなら、ガンガン甘さで返してもらえる、とっても幸せなルートプレイでございました(≧ω≦)vvvv
"そう! これなの! 私が『クローバー』の設定で求めていたものは、これだったの〜〜8(≧△≦)8)))) " と、一人シタパタしてしまった双子ルートです//// 前作『クローバー』では、せっかくの【双子が大人にも変化できる】という美味しい設定だったのに、肝心のアリス嬢が、そこをスルーして(笑) 違うところで悩んでいたものですから、 "せ、せっかく! Pinkに美味しい設定なのに(*´Д`)!" と思っていたのですが、えぇ。 『ジョーカー』では、 ものの見事に払拭されてしました(≧△≦)b! 双子が双子であることを受け入れたアリスは、それはもうディーとダムが魅せてくれる恋愛模様の真っ只中に身を投じるのですから、その意味では「ご愁傷様」とも(笑) だってですね! 【恋愛 01】から、 (ハロウィンの仮装について。 お姉さんは可愛いから魔女。元が可愛いから、怖いイメージなんかにはならないよ、という流れで) 「どっちにしても僕らは狼だから、お姉さんを食べちゃえるね」 「そうだね、兄弟。お姉さんを襲っちゃってもいいんだよ」 でございますもの! 「ひぇ〜〜。ご、ご馳走様です(〃ノωノ)!」と、のっけから赤面させていただきました//// また、アリスからの感情の揺れも、ゆっくりなのが好ましく。 【恋愛 03】で、"スポーツの秋" と称した双子が、大人を怒らせて銃に撃たれながら走り、二人の斧でアリスを守りつつ。 そして逃げ切った最後に、「3歩先に歩いて」と言うのです。 「一番先に領地に着いたからお姉さんの勝ち」と両頬にキスをされるのですが……。 そこで、"景品はキス? それともこの子たち?" と、ぐるぐる惑ってくれる姿が好きだったんです^^ シリーズも3作目で、それなりに距離が近づいているところからのスタートですから。 こんな感じの緩さがちょうど良いなぁ、と(*^-^*) 続いての【恋愛 05】の「暑さで3つのアイスがどろどろに溶けあう」といった描写も、なかなかに直接的な暗喩で、"もう、このまま双子のものになっちゃえばいいのに(≧ω≦)!" と思ったり、思わなかったり(笑) この流れでいけば【恋愛 08】の双子くんも凄かったですね! ファミリー総出でサーカスを堪能している間、何故か、【手錠とさるわぐつ】を楽しそうに見ている二人。 「あれなら痕が残らないから良さそうだ」 「道具を使わなくても楽しめるよ」 「でも、道具を使った方がもっともっと楽しいよ」 とかね! 「な、何の話ですか(≧ω≦)!?」って、ツッコミ入れちゃうじゃないですか(笑) 更に、この会話をもっともっと具体的に話してくれた【恋愛イベント 10】が凄く好き〜(*´Д`) セリフのみの抜粋です。 「そっか……、今、小さいもんね、お姉さん。僕らよりも子供なんだ……」 「ふうん? 子供のほうが体温が高いって、本当なんだね。お姉さんのほうがあったかい」 「僕らをあっためてよ。お姉さん」 「そういうこと、簡単に言わないで」 「大人になったら、そういうことは簡単に言っちゃいけないのよ」 「? なんで?」 「……深読みできちゃうからよ」 「してよ。深読み」 「だから、そういうことばっかり言っていると……。誤解されて、いつか刺されるわよ」 「へえ? お姉さん、僕らを刺すの? すごい! 情熱的だね!」 「暴力的なことが嫌いなお姉さんに刺されるだなんて、よっぽどだよね。 いいよ、お姉さんになら刺されても」 「そうしたら、お姉さん、ずうっと負い目に感じそうだから。充分に元は取れるよ」 「ちょっと刺されるぐらいで、お姉さんに一生ものの傷を負わせられるなら安いものだよね」 「お姉さん弱いし、物理的な傷は死んじゃうからつけられないけど……、そういう傷なら大歓迎」 「僕達を刺して、僕達のものになってよ。簡単に言ってないし、僕らは簡単に死なないから平気だよ」 って、この流れ!! 凄くないですか〜〜〜(≧ω≦)vvvv 捩じれたこの世界だからこその、歪んでいるのに真っ直ぐに聞こえるセリフ! うわぁ、本当すごいなぁ、と感動させていただきました。 おまけにこの後の、【恋愛 11】も "ほわぁぁぁ(*´Д`)" ですから! 何て言いますか。 【10】よりも「そのものズバリ」でございますからっっ//// 一部、抜粋。もちろん?、情景描写は無し(笑) 「うん。冗談じゃないよ」 「……本気、だよ?」 「温まってきたみたいだけど……、溶けちゃうのが恥ずかしいの?」 「じゃあ、恥ずかしくないように……、 溶けきっちゃう前に食べてあげないとね」 なんですから、「ぎゃ〜〜〜〜(〃ノωノ)!!!!」(笑) いやもぉ、いやもぉ、いやもぉ///// 本当にご馳走様でございました(*´Д`) そして、最後の引用でございますが【恋愛イベント 15】。 これは恋愛ENDにも影響する素敵イベントでございましたね^^ 春の領地にて。 「僕らにとっては、お姉さんが花だよ」 「そう、綺麗なお花……。……お花見したいな」 「し、してるじゃない……」 「でも、もっと綺麗に咲かせてあげる」 「子供でも大人でもっていうだけじゃないよ。いい子でも悪い子でも……、好き?」 「何をしても、許してくれる?」 ほ……、ほ……、ほぇ〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv な応酬がなされ(笑) そうして、この内容がエンディングに反映されるのです。 【双子恋愛END】 これは……言ってしまえば、アリスの深層心理が描写されているのかな、と思いました。 けれど、それがまた幻想的でとても綺麗! 花が咲き乱れる両岸に視界を遮られながら進む舳(へさき)。 つまりは、むせ返る程の花の香りと、艶やかな色に閉ざされたせせらぎという情景。 双子のためだけに在りたい、と願っているアリスが素敵!、と感動でございます(*^-^*) 彼らとの恋模様はこの先、ダイヤの世界でどのように彩られるのか。 本当に興味は尽きません(≧ω≦)!
あ。 私、ちゃんとビバ様の感想スペースも確保してたんだ(笑) ーーという出だしで申し訳ございません^^; 今作ではビバ様はサブキャラENDとして絡んでくるのみでございましたね〜^^ と言いますか、ビバルディルートがきちんとあるのって、緒編『ハートの国』だけなのかも? そのビバ様は本作もで美しく、そして傲慢で暴君でございました(*´Д`) キングとの絡みも恋愛主体としては全くなく、終始、アリスとのイベントに一貫していた感じです。 キャッキャウフフと「ひな祭り」の準備をしている女性陣はメイドさんも含め、可愛らしかったですねぇ^^ しかも雛の見た目がスプラッタ仕様ではなく、きちんと可愛らしいものであることに感動してしまいました。 ビバ様ったら、いつの間に平凡な感性まで身にお付けになったのか(*´Д`) なんて(笑) 相変わらず、他人にはどんなに辛辣でもアリスだけは甘やかしてくれますので、気分が良かったですvv そんなビバ様のEND語りをば。 【ビバルディEND】 内容としては、[ ビバ&ブラッドEND ] とほぼ同一。 最後のサーカスをビバ様とだけ堪能するという、贅沢な時間を過ごすことが出来ました^^ 【薔薇園END】 相変わらず、シリーズには必ずある【薔薇園】END。 今回もやってくれましたね〜(*´Д`) 「……ブラッド」 「なんだね? お嬢さん」 「これは……、現実のことなの?」 「どうだと思う?」 「……ふ」 「いずれにせよ……」 「……現実だとは思えないような思いをさせてあげよう」 という激甘空間でございました(〃ノωノ)!! ふは〜〜vv 毎度、毎度。どうもご馳走様でございます//// (笑) 【ビバルディ&ブラッドEND】 どんどん&どんどん、アリスとビバルディだけでシナリオが進んでしまうので、「あれ? ビバブラEND、取り逃がした(;゚д゚)!?」とビクビクしてしまったエンディングです。 無事にブラッドが着席してくれた時には、あの間延びした口調がたまらなく愛しかった!(笑) 「とっても……、いい時間だと思って」 「……ふ。そうか」 「いい時間、か。それはよかった」 という、3人のやり取りがとても好き^^ あっさり流してしまいそうな会話なんですけれど、これってこの世界の住人総てが願っている至高の瞬間だよね、と感じましたので(*´Ω`*)vv やっぱり、『ハートの国』の【真相END】があるからこそ、奥行きがあるシリーズなんだなぁ、と改めて感嘆致しました。 綺麗な女性・ビバ様に呆となってしまうアリスも、自身の美しさを十二分に武器にしているビバルディの手管も、ほくほくと嬉しく眺めながらプレイが出来て本当に良かったです(*´Д`)vv
春! それは恋の季節(≧ω≦)!! ーーまるで冒頭で、アリスの部屋に飛び込んできたウサギさんのようなセリフですが(笑) 本当にそう思ったんです。 だって、 アリスがどんどん、ペーターに心ほどかれていく んですもの(〃ノωノ)vvvv 『新装版 ハトアリ』の【真相ルート】で、すっかりペーターに心奪われてしまった私には、彼が報われることが幸せで仕方ありませんでした。 ペーターのシナリオは、相も変わらず噛み合わない二人の会話から発展していきます。 ーー 強迫観念のように、アリスにのみ愛情を傾けるペーター。 その永遠性を信じそうにもなるが、自分には誰かを永遠に惹きつけておく魅力なんてない。 ペーターだって、もっと綺麗な女性との出会いがあるはず。 そこで、「出かけてきたら?」と、ペーターに提案するアリス。 「僕とデートをしてくれるんですか!?」と、破顔しながらはしゃぐペーター。 と、まぁ。ざっと述べますと、こんな感じの始まり(笑) そしてですね、この約束の結果が、 「僕は、幸せなウサギです」 と、嬉しそうにふわふわ笑うペーターへと繋がるのですが……。 これはちょっと凄いな、と思いました。 何故かと言いますと、実はアリスは【ペーターとの約束のことをすっかり忘れていたのです】。 何時間帯も一人で待ち続けたペーター。 忘れていたことに気が付き、顔面蒼白になって駆けてくるアリスの、その懸命さがとても嬉しい、って。 あなたに会えて嬉しい、って笑ってくれるんですから、「凄い」としか言いようがございませんでした。 そして、ますますペーターに惚れちゃいましたわ(*´艸`)vv あ。その後も展開は面白かったですね〜(≧ω≦)! 経緯は詳しく書きませんけれど、アリスのお願いで街中でウサギ姿になったペーター。 もこもこ、アリスに抱きかかえられて移動します。 で、その姿を、偶然居合わせた グレイが見て、とにかく抱きしめたがる(笑) というですね(笑) グレイは、ウサギの正体が普段、殺し合っている宰相だということも気付いているんです。 でも、彼の可愛いもの好きは止められなかったという、グレイの口から「ハァハァ」という荒い息がこぼれそうになるくらいの姿に大笑いしてしまいました^^ で、次の恋愛イベントもそのまま【冬】でのものになるのですが。 性格はともかく、見た目はとても綺麗な男性のペーター。 そんな彼を街中の他の女性に見せたくない、という嫉妬心を感じてしまったアリスは、「ウサギの姿になって」とお願いします。 怪訝そうな顔になりながらも承諾してくれたペーターは、アリスに抱きかかえられながら、 「僕は、あなたのものですよ、アリス。どんな姿でも」 「僕は、あなただけのものです」 ってね。言ってくれるんですよ〜〜(≧ω≦)vvvv 表面的にもさらりと受け取れる言葉ですし、きっともっと深い意味が込められているんだよね(*´Д`) と満足させてくれる言葉でもあって。 いやもぉ、お腹がいっぱいになりました(*^-^*)! これだから、アリスを至上主義としてくれるペーター好きを止められないんですよね〜//// その他にも、夏の遊園地で「初めてのキス」をする甘酸っぱい応酬がありました^^ あの時の二人の会話も好きvv あ。ということは季節めぐり2回目にして、アリスったら恋心を認めてくれたのですね! 今回は早くて嬉しいな〜(笑) そして……、私ったらペーター好きなもので……。 もうひとつ、好きイベントを打ち込んでも良いですかね〜。をほほ(*´艸`) 季節は【秋】。 二人でまたデートをしている時の会話です。 「こんなに素敵な場所に連れ出してくれた、お礼をしようと思ったのに」 「あなたの興味のある場所に連れて行くか……、何かあげたかったの。興味を持ってくれるものを」 「!!!」 「あなたをくれるんですか!?」 「だって、僕が興味があるのはあなただけです! 興味があるものをくれるというなら、あなたが欲しいです!」 「……無理強いはしませんけどね」 戸惑った様子が伝わったのか、ペーターはそう言って苦笑した。 「欲しい……って、どういう意味で……」 深読みするような意味などないはず。 でも、もしかしたら、深読みしてよかったのでないだろうか。 私の言葉に、白ウサギは答えずに微笑んだ。 ギャ〜〜〜(≧ω≦)!!!! じゃないですか!? 最初のオーバーヒートなペーターも、笑いを醸し出しながらめちゃくちゃ身悶えしてしまいましたし(笑) 極めつけは、言質をくれない綺麗な笑顔ですよ(*´Д`)! 本当。シリーズのどの作品も。 あんなに神経質で世の中の細菌を毛嫌いしているペーターが、アリスにだけは雄の表情を見せてくれる、というところが堪りません(〃ノωノ)vvvv 白ウサギも、オレンジウサギも。ウサギ 's が大好きだ〜〜〜8(≧△≦)8)))) と、悶えたところで、最後の抜粋へ(笑) ジョーカーとの最後の決着、【シーン 17】です。 看守二人と対峙しながら、アリスを迎えにきてくれたペーター。 「優先権は僕にある。僕の時間です」 「……時は限られているんだよ? 白ウサギ」 「ええ。限られているでしょうとも。だけど、この世界なら伸ばせる」 「期限切れになるたびに、延長すればいいんです」 「僕は、彼女のためならいくらでも引き伸ばします」 「……でも、いつもタイミングよく迎えに来てくれるかな。 彼は白馬の王子様じゃなくて、白ウサギだよ?」 「……白馬の王子様なんて、求めていないわ」 ペーターは、私を助けに来てくれた。 だが、私は私の足で駆け出すべきだ。 助けてもらわなくてもいいようになりたい。 だが、駆け寄る先が欲しい。 その先、向かうところに、ペーターがいてほしい。 〜〜〜〜(T-T)vv 冒頭の、「優先権は僕にある」っていう凛としたセリフが格好良くって、格好良くって!! そこから続く、アリスの為に正気で見境をなくすことが当然すぎる姿に痺れてしまったのです(*´Д`) もぉ、本当に一途なんだなぁ。 アリスの幸せだけを願っているんだなぁ。 歪んでるけど(笑) (でも、そこが良い!) ペーターのセリフの後の、アリス自身の考え方もめちゃくちゃ嬉しかったんです! 『ジョーカー』のアリスは恋心がひた向きで幸せだぁ(*´Д`)vv アリスの心情が色濃い、というだけでキャラクターのファン冥利に尽きますよね。 ペーターのシナリオは、『ハート』も『クローバー』もどれも嬉しい内容ばかり♪ あ……。でも、その分、『ダイヤ』にはペーター自身が登場しないんでした(T-T) いやいや、未来のことを話しても仕方ないですね。 このままEND感想へ参りましょう^^ 【ペーター恋愛END】 「アリス、行きましょう。僕と一緒に来てください」 「ええ。行きましょう」 あのときは、問答無用だった。 いつのまにか抱き上げられ、彼と穴の中に飛び込んでいた。 今は私が、彼を抱き上げる。 ベストENDだけに、詳細な説明は致しません。 けれど、端緒となった『ハートの国』との対比が、まざまざと(T-T)! お互いに「ほだされてしまった」二人。 けれど、どちらが先なんてことはもはや関係なく。 ほだされてしまえば、離れることは考えられないくらい、二人でいることが自然でーー。 あぁぁぁぁ。 ひたすらに、満たされているペーターと、もちろん、アリスも。 彼女もまだ恋愛に対して臆病なところはありますが、ペーターとこの先もずっと傍にいたい、と願ってくれるようになった、そのことが何よりも幸せなENDでございました(*^-^*) 【お迎えEND】 タイトルからして、暗澹とした内容を疑っていたENDだったのですが、なんと嬉しい 「迷子状態になったアリスを【ペーターが】」迎えに来てくれる という内容でした(*^-^*) ここでペーターを案内人として寄こしてくれるRose様に拍手喝采でございます。 いえ、シリーズの発端を考えると当たり前すぎる帰結なのですけれど、飛び込ませてくれたペーターこそを好きでいる身としましては、彼がやっぱり特別な役割を担っているのだな、と感じられること自体が嬉しくて (*^-^*)! 道しるべがなく、思いあぐねていたアリスが感じてくれる安堵感。 これを共感できたことが幸せなサブENDでございました〜^^
前作『クローバー』のエースがあまりにも、所在なさげで。 且つ、あまりにも自分自身を持て余していて、疎んじていて……。 彼の中でどれだけユリウスが核となっているのかを感じずにはいられませんでした。 『ハートの国』でエースの底の見えなさを、朧にでも感じ。 『クローバー』では、更に不安定な彼のそれでも居たい、と望んだアリスが『シーズン』の訪れと共に見たものは…… ユリウスが戻ってきたことで、真っ直ぐ迷えるようになったエース でした(笑) そう。常に迷っているエースですが、やっぱり迷い方もサッパリしたように感じられたんです^^ 前作よりも、衒いなく好意を伝えてきてくれたとも思いましたしね。 【恋愛 02】から。 迷子中に発見した「野いちご畑」へ、アリスを連れて行ってくれるエース。 珍しく道案内をアリスに頼んだエースへ、「いつも誰かにお願いすればいいのに」と言うと、 「だって可哀そうだよ」 「生きて返れない確率の方が高いんだぜ」 「……俺が生きて帰さない」 と、さり気ない口調に紛らわせて返すエース。 それは裏を返せば、道案内を依頼した時点でアリスへのある程度の好意を伝えていることでもあり。 それでも、うすら寒さを消すには適わない、というエース節を如何なく発揮してくれました^^ 一転して【恋愛 03】から、"うわぁ、甘い(*´Д`)!" という展開が多くなっていきます。 エースのために「野いちごのパイを焼いて」いたアリスを「押し倒して、付着したクリームを舐め取ら」れる、とかね(≧ω≦)! 【恋愛 04】で、男同士の友情は分からない。お互いに再会をもう少し喜んでもいいのに、と呟くアリスに、 「私とエースがはしゃいでいる姿を想像してみろ」 と憮然として言い返すユリウスとかね! (って、これは「甘さ」とは違いますが、爆笑してしまったシーンでした(笑)) あ。ほぼ固定イベントとなっている【恋愛 08】。 城の面々とサーカスを楽しんだアリスが、その後、迷子になってしまう時。 見つけ出したエースが、 「……一緒に迷子になろうか」 と言ってくれるのが好きだったんです〜vv どのキャラクターも一様にアリスを探して、見つけ出してくれるのですが、このような切り返しはエースならではですよね^^ そこからエースの昏い魅力まで伝わってきて、もぉ〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv 続く【恋愛 09】も素敵でしたね! イースターパレードのドレスを着たアリスを見ての会話。 「傲慢よね」 「甘やかしてもらっているから……」 「だって、私……」 「俺に誉めてほしいんだろう?」 (……う) 「……エースって意地が悪いわよね」 「ははは、そうかもね。でも……、君は、 そんな意地悪な俺に誉めてほしいんだろう?」 って、ひぃ〜〜〜〜(〃ノωノ)vvvv 更にはこの後、「……何も着ないほうがいいって言っただけ」と言って「脱がされて」しまうんですけどね。 そ、それがまた……。ひぃ〜〜〜//// いやもぉ、本当。 こんな風にポンポンポンポン。 エースが自身の内情をそのまま言葉に出来るのって、やっぱり彼が安定しているからなんだよね(*´Д`) と嬉しく思わずにはいられず……。 続く怒涛の恋愛イベントのセリフには舞い上がってばかりでした^^! 【恋愛 11】。「夏」のパレードを楽しみながら。 「夏には慣れた?」 「いや、夏だけじゃなく……、エイプリル・シーズンに。季節のある環境には慣れた?」 「万一ってときには、俺が君と一緒にいるから。俺の経験でも……、君の役に立てることはあるはずだ」 「あるいは……、俺の立場や役割が君を追い込むことになるかもしれないけど……」 「……?」 「……巻き込むつもり?」 「はは。違うよ」 「……俺が、巻き込まれてあげる」 きょわぁぁぁぁぁぁ(ノ≧∇)ノシvvvv 続いて【恋愛13】! サーカスの後、アリスがはぐれてしまった時のものです。 「……冗談ばかりでしょう、エースは。あなただって……、ピエロみたい」 「本気じゃないくせに」 「……本気になっていいの?」 「なあ、アリス。俺はピエロなんかじゃないぜ?」 「ピエロみたいに……、君だけを楽しませるつもりはないんだ」 (往来でキス(≧ω≦)!) 「どこだっていいだろ? 俺は、楽しみたいんだ」 「その過程で、君のことも楽しませてあげる」 ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁ8(≧△≦)8)))) 等々! その他にもセリフは書き出していなくても、シチュにとにかく悶えてしまったものとか、"こ、こんな言質までくれていいの、エース(;゚д゚)!?" と驚いてしまったものもーー。 って、それだけは書き出しますか。 同じく【恋愛13】でした。 アリスの夢の中にジョーカーが出てきたのち、ナイトメアが撃退してくれたイベントから。 「好きだよ」 「!!!」 「君が好きだ」 「だから、俺にも守らせてくれよ」 これがエースの真情だったのなら、本当に嬉しいです(*^-^*) いえいえ。 真情に決まっていますよね。 けれど、だからこそ。 こんなセリフを言ってくれるまでになったエースの立ち位置をもっともっと知りたい! と貪欲になってしまって、次回作『ダイヤの国』に懸ける期待が膨らんでしまったのでした(≧△≦)b★ ーーと、エース以上にアリス自身もあやふやに迷ってしまう『ジョーカーの国』。 迷い込みながらも今作での決着を見せてくれるエンディング小感想に参りたいと思います^^ 【処刑人END】 これは〜〜、驚きました〜〜。 まさかのブラック系END(;゚д゚)! 嗚呼。 でも、それでも好きなENDだったりします^^ 「狩られる側にまわりたいか?」 「……壊してほしいの? 直せないほど、踏みつけてほしい?」 耳元に顔を寄せられる。 「それとも……、 俺の玩具になりたいの?」 「……アリス。君が、こんなところにまで迷い込むから悪いんだよ?」 「俺に、酷いことをさせるのは君……」 「君は……」 「俺が裁いてあげる」 暗転!! みたいな(≧ω≦)vvvv "ひ、ひぇ〜〜。エースってば、本当、すごいよ〜〜!!" と身震いしてしまった結末でした。 暗転した後に、蛇足であれば「ぐさり。」とかいう言葉が続きそうな内容で。 "うぉ〜!" "きゃ〜〜!!" "エース〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv" と脳内ふぃーばーだったのです(笑) 【騎士END】 これはこれは^^ 上記の【処刑人】とは180度違う、いわゆる「白い」END。 上記と全く同じ状況ながら、助けに来たエースの立ち位置が明白に違いました。 「お迎えにあがりましたよ……、お姫様」 「本当に……、ありがとう」 「……認める。たしかにあなたは、まごうことなき騎士だわ」 「そう? 君に認められて光栄だ」 というね(*´Д`)vv 私はこのENDをユリウスルートで見ましたため、余計に "安定しているエースは違うよぉぉ(≧ω≦)vvvv” と感動してしまいました。 【エース恋愛END】 「監獄」で遭遇したエースから。 「なあ、アリス。変わらないことだってあるって証明して」 「アリス」 「進歩の出来ない、君を見せてくれ」 そして一転して「プール」でユリウスと三人で過ごす、賑やかで楽しい時間。 エースと二人きりのENDではありませんでしたが、本作のENDはこれで良いんだ、と胸がほっこり温かくなりました(*´Д`) エースもそう。 アリスだって、そうだと思います。 多分、二人に共通しているのは【不変】を求めている心、なんじゃないかなって否が応にも感じ取ってしまいました。 でも、エースは単純明快に「一途な愛」なんていうものを求めている訳でもなさそうな……。 いえいえ。 複雑そうであっても、やっぱり。 自分を裏切らない相手。 自身も裏切れない相手。 を、アリスに求めているのだといいな、と願ってしまいます^^ 本当。 底が見えないほど、ぐらついている男性だから格好良い!! と萌え咆哮が止まらないエースルートでございました(≧ω≦)vvvv
ゴーランドはエンディングのみ回収可能で、個別ルートがないキャラクターとなっておりましたので、『ハート』の時のような大きなときめき要素は少なくなってしまいましたが……それでも! ジョーカーに囚われそうになったアリスを助けに来てくれる、 【ジョーカー 10・遊園地】のゴーランドが、めちゃくちゃ格好良かったですっ(*´Д`)vvvv 「俺達はこの子の目を覆いたいんじゃない。 瞼を下ろしたときだけ見えるものもあるってことを教えたいだけだ」 って、言ってくれるんですよ〜〜〜(⊃Д⊂)!!!! 作中で、それぞれの季節からそれぞれのキャラクターが代表して救出に来てくれましたが、私は上記の彼のセリフが凄く好きだったんです(*^-^*) "さすが、ゴーランド! やっぱり、ゴーランド(≧ω≦)! これはもう『ツイン』で、きっちり恋愛するしかないわ〜〜(〃ノωノ)vvvv " と(笑) 銃弾飛び交うことが当たり前の世界だから、ゴーランドのような存在が温かくて大きい。 もちろん、彼だってマシンガンをぶっ放したりします。 けれど、やっぱりゴーランドのそれは、他キャラクターよりも必要最低限な気がして、アリスに対して優しく感じてしまうんです^^ ーーと、いうところでゴーランドの各END小感想へ参りますね〜♪ 【ゴーランド滞在END】 これは良かった(*´Д`)! さすがのメインENDでございました。 サブEND扱いになりますので、結末までの流れはビバルディと一緒なんですけれど、 「俺の方も盗まれそうだったんだ」 「危なかったが……、よかったよ」 ゴーランドは、私の頭に手を置いた。 わしゃわしゃと、頭をなでる。大きな手。 「……うん。私も……、よかった」 という、何て言うんでしょう。 【ゴーランドならではの大きな安心感】 が伝わってくるのが、本当に好きで^^ やっぱりね、[ 森 ] じゃなくて [ 遊園地 ] がいいよ。ゴーランドが大好きだよ(≧ω≦)! と、思いを新たにしたエンディングでございました。 そんな彼との本格的な恋を育めるのは、もはや『ハートの国のアリス』のFDのみでございますもんね。 いつか嬉々として突進したい! と強く思っております〜〜vvvv 【ゴーランド非滞在END】 "あ、あれ??" と思ってしまうくらい、 滞在ENDと同一の内容 でした(;゚д゚)! ただ、違うのはゴーランドとの直接的なCGイベントがなかったくらい。 なので、ふむふむ、と流して見てしまったエンディングでございます^^; サブキャラクター扱いなので、ゴーランドを一筋に追いかけられるルートは用意されてはいませんでしたが、やっぱり彼のルートは安心するので好き(*´Д`) 次に会えるのは『おもちゃ箱』ですね! それもまた楽しみに突撃しますよ〜(*^-^*)vvvv
ボ・リ・スvv もぉ〜〜。 めちゃくちゃ楽しかったです(〃ノωノ)!!!! 本作の初手攻略で臨んだのですよ。 ですから、不慣れながらもいろんなEDを取るようにチャレンジしました。 ジョーカーの好感度を上げるのが、途中で何が何だか分からなくなってしまったり。 (↑ 訪問しても時間経過なしなので、何回目の訪問かを忘れる(笑)) ゴーランドのENDを入手するために、不必要なくらいの好感度を上げまくってしまったり。 (「35」回で済むところを「102」回訪問してました(;´Д`)) 中でも一番大変だったのは【ジョーカー圧勝イベント】ですね! ミニゲームに3連勝すると入手できるCGイベントなのですが、これが全部で5種。 ミニゲーム自体も2勝なら全然 余裕で行けますが、3連勝となると、もぉ〜〜〜(;´Д`) 一体、何回リセットしたのでしょう!! 多すぎて覚えてないです(笑) ジョーカーボイスが石田さんじゃなかったら、もっとテンション下がってたかもしれない……。 ブラックジャックをやる際に、最初から「21」になるのが多すぎですよ、ジョーカーさん(T-T) ーーと、こんな感じで、個人的にはボリス以外にもいろいろ寄り道しながら楽しんでしまった初周プレイ^^ きちんと10ターン毎に管理していけば、本当サクサク進められるので、"ジョ……ジョカアリ楽しい! ボリスの甘い態度で、もっともっと楽しい(*´Д`)vvvv " と、めちゃくちゃ舌鼓でした♪ ピアスと一緒にアリスを取りっこしてくれた、遊園地のカーニバルフロートも楽しかったですね〜^^ 魚のお姫様ってどんな!? と、ツッコミを入れずにはいられませんでした(笑) 【春】の訪問イベントで、ペーターとアリスを取り合うイベントも目から鱗でしたもん。 って、取り合ってばかりのような気もしますが、城下町をデート中、ペーターに遭遇するのですよ。 そこで大岡裁き宜しく、アリスの両腕の引っ張り合いが始まってしまうのですが、 「好きなら離せないだろ」 って(*´Д`)!! 「好きだから、離せない」って〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv (2回言った!(笑)) 更には、【秋】イベントですよ! 帽子屋ファミリー領での運動会! 楽しかったですね〜^^ まさか借り物競走で「甘くて、美味しいもの」なんていうベタなお題が出て(笑)、それでアリスを連れて走るボリスが堪りませんでした(≧ω≦)vvvv 「……私、甘くなんかないかもしれないわよ?」 「いいよ、それでも。 どんな味がしたって……、俺の好物になる」 唇を塞がれる。 体重をかけられ、押し負けて倒れこんだ。 ですからね〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv ボリスったら、ボリスったらっっ。もぉ〜〜〜〜〜8(≧△≦)8)))) (笑) そして、やって来ました。 私が大好きなイベント【13】vv これはアリスの夢の中にナイトメアとジョーカーとが出てきて、攻防戦を繰り広げつつ、目覚めると攻略対象としているキャラクターに嫉妬交じりの態度を取られる! という垂涎ものです。 ボリスもご多分に漏れず甘かったですよ〜〜(*´Д`) 「俺だって、あんたを守りたい。……今度は、俺に守らせてよ」 「夢魔さんより深く、夢の世界へ落としてあげる」 って、もちろん!【ピンク色】のお誘いな訳なのです〜〜〜(〃ノωノ)vvvv いやもぉ、ボリスの艶が半端なくて、私の方が溶けてしまいそうでした。 ほわぁぁぁぁ//// この後に続く、ジョーカーに囚われそうなアリスを助け出してくれるボリスも格好良かったんですよ! あの救出シーンは全キャラ共通なんですけれど、個人的にボリスのCGが一番好き^^ 振り向き様の横顔に惚れましたからvv で、ここまで来たら、後はエンディングでございますね。 【ボリス恋愛END】 これね^^ ピアスのパレードフロートと対になっているので、ボリスver. のアリスも見てみたかったな、とは思うのですけれど、「魚」のお姫様というのもね。オツかもしれません(笑) その賑やかなパレードを眺め下ろしながら、 「あんたにとって俺は何なの?」 「ボロスは……私はここに(クローバーの国)いる理由よ」 「 "ここにいる理由" じゃなくて、これからも "ずっとここにいる理由" がいい」 という会話に撃ち抜かれました(*´Д`)! 『ハートの国』での【チェシャ猫】らしい、アリスへの愛情の示し方には凄く感動したんです。 その想いを引き継いでいる『クローバーの国』の結末も大好きでございましたvv ですから、アリスがここまでの言質をボリスにくれたことが本当に嬉しくて(T-T)! 最後の最後。 「エイプリル・シーズンが終わってからも、ずっと一緒にいてくれるの?」といったような、相変わらずの後ろ向きな発言をしたアリスへも、 「嘘でもいいんだ。嘘を本当にしてしまえばいいんだから」 といったように切り返してくれる、ボリスの愛情がとても好き(*´Д`)vv ピンクのファーが印象的なチェシャ猫・ボリス。 見た目は本当に余裕があると思える彼なんですけれど、アリスへはいつだって切羽詰まってて、余裕がなくて。 そんな眩しい恋を教えてくれるボリスが大・大・大好きです〜〜(≧ω≦)vvvv
ピアス(≧ω≦)!! ピアスが大好きだよ〜〜vv ピアスとまともに恋愛が出来るのは本作が最後か(T-T)! と、しみじみプレイさせていただきました。 (次回作の『おもちゃ箱』は正真正銘のFD内容ですもんね^^) あ。でも。 『クローバー』ですっかりピアスファンになったのですけれど、"こんなにまでピアスって、おバカちゃんだったっけ??" と感じてしまいました^^; 正直……。 こ、これでは新規キャラのグレイと比較するとファンが少ないのでは(;´Д`)? と危惧してしまうくらいに。 まぁ、でも、私は大好きなので! すっかり楽しんでプレイさせていただきました〜(*^-^*)vv 【恋愛 03】では、ピアスの無邪気な言葉とはうらはらに。 している行動はどうしようもなくブラックなものだったため、ピアスの内面を心配してしまうアリスにいたく共感しました。 "いつかピアスが壊れてしまうんじゃないか" と胸を痛めるアリスでしたが、いえいえ。 大丈夫なんですよね^^ そんなアリスが傍にいてくれるから大丈夫なんです。 【恋愛06】にて、「鯉のぼりがはためく」丘に寝転がりながら、 「誰もが皆、ネズミを嫌いなわけじゃないわよ」 「……アリス、俺のこと好き?」 「! え!?」 「好き?」 「え、ええ。……好きよ」 「じゃあ、いいや」 「いいや、もう。君が俺のことを好きでいてくれるなら、他の誰かに嫌われていても」 「皆に嫌われて悲しくても、 君に好かれて嬉しいほうが勝っちゃうよ」 「……俺、君が好き」 「……嫌いにならないでよ。アリス」 ってね〜^^ ピアスの心も温かくなったから。 けれど、まぁ……。 それでも「愛情の箍が外れたとき」を想像すると怖い子ではあるんですけどね。 それは(一応(笑))健全乙女作品なので考えないようにします(≧△≦)b★ ですが、その「怖さ」をそこかしこで微小に感じ取れるところがピアスルートの魅力だとも思ってしまうんです//// 【恋愛 13】なんかも、そう(≧ω≦)! サーカスを見ながら金魚を使った曲芸に、いたく感心していたピアス。 それは、殺さないようにするのって力の加減が難しいから、あの曲芸みたいに丸呑みにできたらいいのに、というような理由でした。 その流れを踏まえての、あの固定イベント! 「アリスの夢の中にジョーカーが出てきて、ナイトメアが薙ぎ払ってくれる」というアレですvv で、目覚める瞬間にアリスがナイトメアの名前を口にしたものだから、いろんな感情が渦巻いてしまったピアス。 「ね、寝ようとしていたのに……、ぁ……っ」 「もう充分に眠ったでしょう? ……俺と一緒に、不眠症になっちゃえばいい」 「……殺さないように、丸呑みにしてあげる」 ってね〜〜、「覆い被さる」シーンに繋がる訳ですよ(〃ノωノ)vvvv もぉ。こんな風に。 単純思考だからこそ、ピアス自身が配慮してくれるその心遣いもどこかピントがズレていて。 尚且つ、仄暗さをどうしても纏ってしまう、という匙加減が本当、堪らないのです〜〜//// (これね、ピアス口調ですから、そこまで破壊力を感じないかもしれませんが。 保志さんの決めボイスでやられちゃった日には、イチコロだよねぇ(*´Д`)!! と信じて疑いませんvv ) 上記イベントに続いて、"これこれ、こういうピアスの魅力が堪らないの(≧ω≦)vv" シリーズ・その2(笑) 【恋愛 15】でございました。 二人で冬のデートに、スケートを楽しんでいるシーン。 「……あなた、そんなにスケートが好きだったの?」 「? ううん? 違うよ?」 「だって、離れられないでしょう? アリス」 「どんなに怖がっていても、一緒にいてくれる。 逃げられなくて……、俺にちゅうまでしてくれるんだもの」 「どんなに寒くても……、やっぱり、冬って最高だよ」 ひまわりみたいに笑うのに、寒々しい。 う〜〜〜〜(≧ω≦)vvvv こういう描写があるからピアスファンは堪らない!! はい。さらに、その3(≧△≦)b★ 【恋愛 16】から。 パレード用に「特別演奏」(笑)を始めてしまったゴーランドから、一心不乱に逃げるシーン。 「でも、よかったよ、君も足が速くて」 「足が速ければ、怖い物から逃げられるでしょう?」 「あ、でも、駄目だよ。俺からは逃げちゃ駄目」 「俺は足がうんと速いから、君、逃げてもすぐに捕まっちゃうよ?」 「それは怖いわね」 くすくす笑う私に、ピアスはやけに真剣に頷く。 「うん、怖いよ。君に逃げられたら、俺、きっと必死で捕まえて、逃げられないようにしちゃう」 「そんなには怖いよ。君だって、怖いでしょう? 俺も怖いんだ」 「だから……、俺から逃げないでね、アリス」 へ……。偏執狂(*´Д`)!!!! と、私が嬉しくて痺れまくったシーンです//// や〜。怖い。本当に怖い。 でも、アリスなら大丈夫(*^-^*)!! アリス嬢は、きっと、普及されている恋愛ゲームのBAD ENDに陥ってしまうヒロインのように、ピアスに嫌気がさして、その挙句、壊されたりなんかしないお嬢さんだと強く思いますから。 捻くれているようでいて、きちんとピアスの美点や魅力を感じ取ることのできる彼女なら、いつまでも大丈夫。 彼女の願っている【うつろわない恋心】を、その身を以って証明してくれると信じて疑いません^^ そして、恒例の「監獄に囚われてしまいそうになるアリスを救出する」場面が挿し込まれーー。 そこでピアスの【囚人にさえなれない】という性質を知ってしまうことになります。 が、これもまた素晴らしかったですねぇ(*´Д`) その設定で、ますますピアスが好きになってしまいました。 「嫌われネズミ。牢獄にも入れない……」 「でも、私はあなたが好きよ」 「ふふっ」 「君みたいないい子が、ネズミを好きだなんて変なの」 と、嬉しそうに。不思議そうに。そして、きっと寂しそうに笑うのが印象的だった【ピアス恋愛END】。 これがピアスの真情なんだと思います。 でもね、どんなにアリスを眩しく感じたところで、もう手離してあげることは出来ないんですよね(*´Д`)! 離したくないピアスと、彼を好きな少女・アリスと。 一線を引いているようでいて、やっぱりファミリーなんだな、と思わせてくれたラストがとても好きでした^^ ENDからの抜粋なため、情景描写はなしで進めさせていただきますね。 「どうして、誰も声を掛けてこないのよ」 「あなた達のために、頑張ったんでしょうに」 「……おいおい。勘違いすんなって」 「ピアスの奴、かなり疲れてたんだよ。気を張る仕事だったからな」 「……でも、一言くらいあってもいいじゃないの、上司から」 「近付くなって、殺気出してまで威嚇してんのに、わざわざそれを無視して近付けって?」 「……え?」 「……おまえは、今回の功労者だ。邪魔したりしねえよ、安心しな」 って、エリオット〜〜(≧ω≦)vvvv ではなく(笑) やっぱりピアス好きとしましては、どんなにアリスからの愛情で満たされる、と本人が言ってはいても。 周囲からも認められて欲しい、と願ってしまいます。 ですから、最後の最後で、皆の輪の中で。 皆に仲間として受け入れられ、賛辞も送られながらの愛情ENDが本当に嬉しかったです(*^-^*)! もこもこで、単純思考で、すぐに「ぴ!」と泣いて。 コーヒー依存症のブラックネズミさんだけど^^ ピアスならではの魅力がふんだんにあって、固定イベントだらけの本作でもそれらを損なわずに楽しめたことが、とても素晴らしいと思いました! 弱虫・泣き虫ピアスが大好きです(≧ω≦)vvvv
メア様、メア様、メア様さま(≧ω≦)!! めちゃくちゃ良かったです! 個人的に消化不良でしかなかった前作『クローバー』のメア様ルートの 名誉挽回!! とでも謳いたいくらい、メア様がアリスに想われているルートでございましたっっ。 いやもぉ、すっご〜〜〜く満足です! やっぱり、攻略キャラクターに想われているだけではなくて、ヒロインからのベクトルがしっかりしていると、こんなにも満ち足りるものなんだなぁ……(*´Д`)vvvv と、再認識させていただきましたから。 塔の住人で言ったら、グレイの渋みがかった大人の色香が大好きです(≧ω≦)vv が、同時にメア様の奔放さにもめちゃくちゃ惹かれてしまうのですよね! 格好良く振る舞えるのは【夢の中】だけ。 現実世界の中の彼は、本当に子どもっぽい言動で部下たちを振り回しますし、そう! 「駄々っ子」という言葉が、とにかくしっくりきます(笑) でも、そんな風に「疲れたよ〜」「寒いよ〜」と、くったり甘えてきてくれると嬉しいんですよねぇ(*^-^*) クローバーの国の管理者で確かに偉いはずなのに、 役持ちの誰からも敬ってもらえない そんなメア様が大好きですっ(≧△≦)b★ とにかく。 領土が【冬】となり、それならば「雪祭りだ!」とうるさく騒ぎ出すので、 「おまえは、補佐というか、妻のようだな。 ……早く、そいつを上手に操縦できるようになってくれ」 と、アリスがユリウスから言い置かれたときには、「キャ〜! もぉ、「妻」だなんて、何てことを言いだすのよ、ユリウスったらッッ8(≧△≦)8))))」と、私が狂喜乱舞してしまいました(笑) とにかく情けない印象が強いメア様ルートなんですけれど、その中で、やっぱり【猫】の存在が良いスパイスになっていたと思います。 猫が自室のベッドに潜り込むから、ぬくぬくしていて離れられないメア様の姿。 そうかと思えば、余所の領土の猫には突き放した態度を取る。 塔の中の猫の世話を頼んでいくのはグレイ。 グレイは、一度懐に入れたら手放さないナイトメアの気質を知っているから、頼んでいくことが出来る。 ーーみたいな感じで、猫の存在を介して、メア様の酷薄な面。 反して、情に厚い面、をやんわりと知ることが出来ましたから、ゾクゾク感が止まりませんでした(≧ω≦)! 秋の領土にて、メア様にぶつかってしまった女性を、礼儀正しく支える姿に嫉妬を覚えてしまったアリスの姿も好きでしたねぇ^^ だって、どんなにスマートそうに見える(笑)、ナイトメアの対応に件の女性が頬を染めたところで、メア様からしてみたら十把一絡げの……。 いえいえ、それどころか到底、心を預けられない、どうでもよい対象でしかないのですもの。 それは【春】の領地からして明らかになりました。 「夢魔がいる」と蔑みはじめる顔なしたち。 そのことに動じず冷たい表情を見せるナイトメア。 ここは春なのに、よそよそしく寒々しい。 塔のほうがここより暖かい。 塔へ戻れば、ナイトメアはいつもの彼に戻り、温かみを取り戻す。 グレイや部下に優しく、格好よくはないかもしれないが、情けなくも愛おしい人。 確か、このようなことをアリスが感じていたはずですから。 そうなんですよね。 ナイトメアは【胸の内が読めてしまう】能力を持っているのですから、そのことが随分と重い枷になっていることでしょう。 そのことを "嗚呼" と思える、メア様の【恋愛 07】が好きでございました。 ナイトメアの肌は陶器のように白くて綺麗だ、と羨むアリスへ、 「……第一、羨ましがるようなことでもないだろう。君の肌の方が綺麗だ」 「血色もよくて健康的で……。それこそ、本当の美しさというものだ」 「……君は綺麗だよ、アリス。生きているものの美しさを持っている」 「別に……、何も答えてくれなくていいさ」 「君は、私と違って心が読めないから。 ……たまに、私の心を読ませたくなる」 って、言うんですよ(*´Д`)!! "やだもぉ、こんな爆弾を落としてくれるから、メア様好きが止められないんじゃない//// " と輾転反側してしまった、キュンとくる切なさでございました。 そして、勿論、もちろん、勿論! あのブラッドの領地での、 怒り心頭なメア様 も、めちゃくちゃ格好良かったですよね(〃ノωノ)!!!! メア様の能力の真髄(*´Д`)!? とも言うべきな、冷酷な表情。 そして、鉄槌。 その後に招かれたブラッドのお茶会でも、ブラッドでさえ夢魔を恐れていることをアリスに告げました。 " 嗚呼、この人ってば本当に孤独を背負っているんだなぁ(T-T) " としんみりしたところへ、アリスとグレイとの会話ですよ!! あれは本当にお見事でした。秀逸でした。 メア様とグレイの関係性が、ますます分厚いものに思えました(⊃Д⊂)!! 「人に読まれてしまう怖さと、人を読めてしまう恐ろしさ。読まなくてはいけない役割」 「夢魔とは、その恐怖に耐えうる者だ。……怖いよ」 「あの人を、怖くないわけがない」 「だが、上司は少しくらい怖いほうがいい」 「……ええ。思うわ」 「怖いって……」 「……でも、好きだと思う」 「ああ、そうだと思った」 「君は、そう言ってくれると思ったよ」 ーーこれがね、きっとグレイを筆頭にした塔の部下みんなの気持ちなんだろうな、と思うと、もぉ! 感動が止まらなくてッッ(T-T)vvvv そして、そしての【ナイトメア恋愛END】。 懐に入れたものには甘い夢魔。 「……あのね」 「怖いんだけど……、怖くないわ」 「……ふ。なんだ、それは」 「それは……、安心するな」 「……信じられるから、ちっとも不安にならない」 「……好きよ」 (このキスが好き) たどたどしく、確かめ合うような。 ……はいっ。 抜粋はここまででございます(≧ω≦)vv もうね、何度も何度も言わせてください! 『クローバー』ではあんなにメア様のことを見てくれなかったアリスが、こんなにも〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv と、喜び震えるばかりでございました(*´Д`)! 本作のメア様ルートは、安定の駄々っ子感あり(笑) でも、それだけでは終わらない本来の魅力もふんだんに織り込まれ。 本当に満足のいくものでございました。 このようなシナリオを贈ってくださいましたRose様へ、感謝の気持ちしかないルートとなっております〜〜 (*´Ω`*)vvvv
グ〜〜レ〜〜イ〜〜(≧ω≦)vvvv 正直ですね、前作『クローバーの国のアリス』では、それほどのめり込むことが出来なかったグレイさん。 ですが、ですが、今回は! めちゃくちゃ面映ゆくて堪りませんでしたっっ(〃ノωノ)vvvv 「面映ゆい」と言えば、個人的に本シリーズではボリスが正統派な、ときめきをくれるキャラクターだよねぇ、と感じているのですが、年相応の二人が恋をする、といった視点からはまた違うーー。 大人で、常識を持った男性との恋愛、という観点ではグレイさんが最上だよ〜、しみじみ感じました(*´Д`) そう。 本シリーズの中では珍しくも貴重な、「良識ある年上男性なのに、ところどころ可愛らしい面を垣間見せてくれて、ますます好きになっちゃうってば(≧ω≦)!!」という真っ当な位置にいるのがグレイでは、と。 釈明長いですが(笑) 何にしても、低音美声の魅力爆発でございました//// 仕事が出来て、真面目で生真面目で(笑)、でも、創造にかけては壊滅的な才能の持ち主で(≧△≦)b★ 塔の住人の中でも、いえいえ、役持ちの顔をずらりと思い出しても、こんな出来た男性(ひと)はいない、と、うんうん頷いてしまう人=グレイから! なんと! アリスがユリウスに見せる信頼感への 嫉妬心 をちらりと、でも、根が深いであろうという余韻を残して垣間見せてくれたりッ。 アリスが自身に感じている【大人】という良識の範囲を、不意に越えてしまう 手練手管 を、肌に感じさせたり! 果てには、 トカゲ ですよ、「トカゲ」っっ(ノ≧∇)ノシvvvv あれ? 「イモリ」でしたっけ?? とにかくもぉ、【ギャップ萌え】半端なかった(*´Д`)!! 【秋】の美術館デートでは、 「俺も君が好きだ、アリス。俺の……、いや、俺たちの領土のものにしてしまえたら、と思っている」 と、さらりと伝えてくれたのに。 は……【春】のデートでは……っ(〃ノωノ)vvvv 襲ってきた刺客を返り討ちにした後、 「アリス」 「気が昂ぶっているんだ。俺は今、君を滅茶苦茶にしてやりたくて堪らない」 「俺は……、ろくなものじゃないよ。……多分、君に相応しくない」 「だが……、俺はろくでなしだから、 相応しくないとことが分かっていても、君を手に入れる」 ギャ〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) ですよ(笑) しかも、しかもッ。アリスの応酬だって、 「……あなたなら」 先に手を掴んだのは彼かもしれないが、 とどめは私がさしたのだ。 という、自身の望みでもあったことを伝えてくれる心情がね、もう最高で(*´Д`)! 「ギャ〜〜ッ。キャ〜〜////」と萌え咆哮が止まりませんでした。 (いや、だって。このときのイベントCGが「路地裏で」なんですもん。 "え、いや。ここでなの、グレイ!?" なんて、ときめかずにはいられないじゃないですか(≧ω≦)!(笑)) グレイは普段……、常識人めいたイベントが多い中に、こんな描写が不意に挟まれるとーー。 わたくし、生還できませんでしたわ〜〜(*´Д`) その上、滞在地【冬】での恋愛イベントにて。雪祭りの雪像にちなんでの会話。 「……俺は不器用だからな。君の望むことも、叶えてあげられているか自信がないんだ」 「私が何もねだらないのは、グレイが先に全部くれるからだもの」 到底 対等に見てもらえないだろうと諦めていた人。 そんな人に大切にされている。 これ以上のことはない。 (↑ これ! このアリスの感想がとても好き(≧ω≦)!) 「グレイだって器用だわ」 「たまに……、器用すぎて困る」(← 何も言わなくても意を汲んでくれるところ) 「アリス」 「……そういうことを言うと、俺はつけあがるぞ?」 「……俺の手は、器用に動くんだろう?」 「そういう意味じゃ……っ」 「寒いから、暖をとらなくてはいけないな。特に君は、体を冷やすのはよくない」 「……器用なところを見せてやるよ」 〜〜〜〜〜〜〜ッッ(〃ノωノ)vvvv こ……。 これで吐血せずにいつ吐血するのか!? という勢いで輾転反側してしまいました//// 堪らないですから(≧ω≦)!! しかもですね! 監獄にまで来てくれた後の恋愛ENDがまたッッ(*´Д`)vvvv 詳しくは言いませんとも、ええ。 あんなに美味しい思いをするのは、一人でほくそ笑みながらが一番ですからvv ですが、一言ズバリ。 ネタバレ覚悟で言わせていただけるなら、 【感覚を共有】 こんなに美味しい爆弾が、最後の最後で落とされて良いものなのか〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv と、狂喜乱舞してしまいました。 いやもぉ、ご馳走様です。本当に(*´Д`)ウヒー 何度も言ってしまいますが、前作ではそれほど思い入れのなかったグレイさん。 今作で見事に貫かれてしまいましたッ。 グレイさん懐疑派の私が、こんなにキャーキャー言ってしまったのですから、さぞかし生粋のファンの方には堪らない展開だったろうなぁ、と至極納得。 艶まで含めてご満悦のルートでございました(〃ノωノ)vvvv (あれ……。グレイの感想、「キャ〜!」しか言ってない(笑))
「お帰りなさい、ユリウス!!」 こんな風に叫んだのは、私で一体、何人目になるのでしょうか^^ それくらい、ユリウスがワンダーワールドに帰ってきてくれたことが、しゃにむに嬉しかったです(≧ω≦)! ユリウスルートは、彼が見せてくれる穏やかな愛情表現に骨抜きにされることは勿論なのですが、何て言いますか、ただもぉ。 ユリウスが時計を修理する音。 満ちるコーヒーの香り。 昼夜を問わず仕事をしてばかりの彼を心配しながらも、その背中を見つめながら眠れる安堵感。 これらの静寂さをこそ、愛してる(*´Д`)!! って、感じだと思うんですよぉぉぉぉぉ(≧ω≦) それに、これは私自身のプラス点だったのですが。 これまでRose様が手間をかけてくださった『新装版』のみをプレイして、ターン制の作品には手を付けていなかったのですよね。 だからこその、 1回、1回、好きなキャラクターを訪問すると、徐々に積み重なっていく好感度を体感できる幸福感! わたくし、元は『アンジェリーカー』でございましたから、いちいちMAP訪問を繰り返すという手間&作業感にはある程度の慣れがございます。 が、上記、乙女の始祖鳥作品と違うことは、攻略キャラクターに通い詰めることに複数の目的を持たせるのではなく、一途に。 ただひたすら一途に、 恋愛ENDに向けて、ひた走って行けば良いという特化訪問 だということが大きくて、幸せなのだと思うのです(≧ω≦)! しかもさ〜、ユリウスったらさ〜。 訪問を重ねるごとに、(元々、ハートの国での同居人という気安さがあるから)もぉ、ふんわり。 これでもか、ってくらいに優しく、けれど、狂喜乱舞するような大きなものではなく。 小さな、小さな幸せをキュンキュン積み重ねて、愛情を伝えてくれるんですよ〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) だって、本当に最初の恋愛イベントですよ。 そこで、「ナイトメアが雪像、雪像とうるさいが、お前の望む雪像なら手間なく作ってやれる」というようなことを、 ほんの一瞬、アリスを見て微笑んで 伝えてくれるんです! で、そのすぐ後にはまた背を向けて作業に戻ってしまうユリウスに、もぉ……、 ズキューーンですよ(〃ノωノ)!! え? 用語が古いですか?? そんなのは気にしていられません(笑) とにかく、その微笑を見て凍りついたかのように、幸せで動けなくなってしまうアリス同様。 私も、とにかく、「お帰りなさい! 本当にお帰りなさい(T-T)!!」としか思うことができませんでした。 うぅぅぅぅ。ユリウス〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv で、その次の恋愛イベント(≧△≦)b★ 「天然の温泉」で、ほっこり&しっとりな二人。 ここでのアリスのモノローグも共感しまくりでした。 (だって、そんなのどうでもいいの。仕事漬けでも、無愛想でも構わない) そういう人だと分かった上で、傍にいる。 (ずっと、上機嫌でいさせてね) 今以上を求めたりはしないから。 〜〜〜〜ッッ(⊃Д⊂)! 「本当だよ! まさしく、その通り(≧ω≦)! ユリウスと同じ時間帯を過ごせることが、それだけで幸せなの〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv」と、滂沱&机を殴打したのも私で何人目なのでしょうか(笑) その少し後の秋のイベント。 二人で落ち葉をカサカサ、カサカサ、と踏みつけるだけの時間。 そのことも、【無意味だが、無駄ではない時間】と表現してくれるRose様が好きでございました(*´Д`) (でも、続く秋のイベント・その2 では、ユリウスったら、ず〜〜っと「アリスの肩を抱いたまま」紅葉狩りなんかしてくれちゃって、嬉しくて心臓が飛びでそうでしたよ(〃ノωノ)!) そして、ユリウスと言えば、飄々と彼を慕う騎士・エースの存在も大きい訳でして。 エースの言葉は、いちいちユリウスへの想いを深くしてくれるものばかりなので、感動してばかりでした。 あ。でも、笑ったものも勿論ありますよ^^ [ 恋愛 10 ]。 ユリウスの「パジャマ」を買う目的で、街に来ていた二人とエースが遭遇する場面です。 「よしよし、安心したぜ。 見てて鬱陶し……、いや、もどかしかったんだけど、ユリウスも男だもんな。 余計なお節介だったか、はははは」 「ははは、そうだよなあ。こんなにべったりで手を出してないなんて有り得ないっていうか……」 「……悪かったな」 「まだ、そんなところまでいっていない」 って、ユリウス(;゚д゚)!!?? 「まだ」って、何!? 「まだ」って、今後を期待しちゃっても良いの〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv と、笑いながら狂喜乱舞してしまいました(笑) と、いうところで、忘れてはいけない【エースが絡むイベント集】。 これがまた秀逸なんですよね〜(*´Д`) 私にとっては、本作品でエースがワンダーワールドの「処刑人」を務めてもいる、ということをハッキリ認識致しましたので、騎士のエース。 ユリウスの仕事の暗い部分も請け負っているエース。 そして、ユリウスが居てもいなくても、それは【公的なルール上の役目】なんだ、と思うにつけ。 一体、何が彼をこんなに雁字搦めにしてしまったのか。 どうして、エースはそんなにまで「負」を望むのか。囚われるのか。 やっぱり、知りたいなぁ、と嘆息するに至ったのですが……。 と。ここはユリウスを語る場なので、そろそろ戻しますね^^ 監獄にて、アリスと出遭ってしまったエース。 "嗚呼。やっぱり、エースはブラックさんと気が合うんだなぁ" なんて感心していたのも束の間、 「今も、迷ってる」 「騎士たるもの、監獄に入らない罪人は処刑しなくちゃ。それは、騎士だろうと役人だろうと、俺の役割だ」 「でもさ」 「君が迷わなくなっても、ユリウスの傍にいれば、俺は君を斬らないよ」 「迷いながらも、処刑できない」 「だから、 君はユリウスから離れるな」 なんて切願ともとれるようなエースのセリフとか! でも、そこにはユリウスへの思いがあるからなんだ、と感じずにはいられない【ユリウス恋愛END】の言葉も、また(T-T) 以下は、工具を買いに行ったユリウスを街中で待っているアリスがエースと会った場面です。 「……アリス。君にはもう、ドアの声は聞こえない?」 「ドアの?」 「さあ……、そうかしら。最近はちっとも見に行かなくなったから……」 「……そっか」 「はは……」 「なあ、アリス。君は変わっちゃっていいよ」 「……お。来た、来た」 「さあ、迷わず、行っておいで」 〜〜〜〜(T-T)!! 何と言ってもユリウスとの【恋愛END】で、このセリフを見せられるのですから、胸に響いた方も多かったのではないでしょうか。 エースに「変わってもいい」と言われること。 この世界で、ユリウスだけを至上として、標として生きて欲しいとの願いが伝わる言葉。 何かもぉ、胸に刺さりました(⊃Д⊂)! 本当に、エースの存在って深まっていくばかりなんですよね〜(*´Д`)vvvv で、ユリウス談は^^ いつから? 【恋愛 11】くらいから? ユリウスの口から出る言葉の数々が甘いのなんのって(≧ω≦)! それなりに書き出してはいるのですが、感想文が長くなりそうなので、ひとつだけ。 情景描写はしないので、各自、想像してみてください(笑) 「……さもないと、こういうめにあう」 「アリス。私は、おまえが好きだ」 「……だから、他の奴にはこんなことを許すな。いいな」 「……そんなに怖がるな。これ以上のことはしない」 「そ、そう……」 虚勢すら張れずに、呟く。 一気に踏み出すには大きすぎる前進。 顔が熱すぎて死んでしまいそうだ。 何をされてもいいだなんて、大嘘だ。 思う以上に、おおごと。 これ以上なんて、とんでもない。 「まだ、な」 「え」 いずれ、この先があるらしい。 (い、今でも心臓が飛び出ちゃいそうなのに?) ユリウスの新たな一面に、アリスがたじろいでますよぅ(〃ノωノ)!! こういう艶を含んだ場面って、オープンなものがお好きな方。 持って回った言い回し等がお好きな方。 それぞれの好みがあるかと思うのですが……。 私はもちろん! 静かなユリウスの艶に中てられてしまいました〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv だって、この状態で寸止め?とか//// 一気に穿たれてしまった方が、気が楽かもしれない、って身震いしちゃいましたもの(≧ω≦)! そして、話は一気に飛んで、ジョーカとの決着場面。 ジョーカとの闘いで出来た自分の傷を、アリスが泣きながら手当てするのを見て、 「だが……、離れることがあっても、 死なないようにすると約束しよう」 と、言ってくれる言葉にまた(T-T)! どうしてもよぎってしまった『クローバーの国』。 弾かれてしまったユリウスと離れ離れになってしまった時間は、とても深いものでした。 でも、それだって生きてこその物種。 存在自体が消滅してしまえば、会いたい、と願うこと自体が叶わなくなってしまうのですから、ユリウスの言葉が「おぉ(⊃Д⊂)」と響いたのです。 自身の存在を軽く見ているワンダーワールドにおいて、これ以上の誓いはないのだろうな、と感じました。 さすがだわ、ユリウス〜〜(T-T)vvvv はい^^! ぐだぐだ書いてしまいましたが、いよいよ【ユリウス恋愛END】の明るい描写でお終いです。 内容は、ハートの国にいた当時、アリスが来ていた「寝間着」についての応酬。 言ってしまえば、「あんな姿は破廉恥だ」というようなことをユリウスが言ったのですよね(笑) そこでの会話。 「……ユリウスのムッツリ」 「!? せっ、正常な反応だ!!」 「気にならないわよ。……意識してないと」 「……っ」 「……そうとも。意識していたから、気になったんだ」 「……い、今は?」 「今は、していないの?」 「……私は、しているけど」 「……はあ。おまえは、とろくさい」 「……ムカついていたのは、私のほうだぞ?」 「おまえときたら、ちっとも意識せず、平然と……。 ……苛立ちというものを理解できるようになったようで何よりだ」 ね!? ユリウスが可愛くありませんか(≧ω≦)!? 私なんか、最後の一言で輾転反側しちゃって、もぉ〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv 小さな意趣返しを込めたような口調で言ってくれるのが、ひたすらツボでした。 (子安さん、グッジョブです(≧△≦)b★) まぁ、場所が何と言ってもワンダーワールドですし、順風満帆、という風にはいかない世界だとは思いますが。 それでも、比較的、穏やかに。 二人で過ごす時間が流れていってくれるといいなぁ、と願ってしまう結末でございました(*^-^*) 『ジョーカーの国』でユリウスに再会できて、本当に嬉しかったです! ゆっくり、ゆっくり、ユリウスと育んでいける恋物語を堪能出来ました//// これといって特に大きな主題のなかったユリウスルートだとは思いましたが、「彼がここにいてくれる」ということが一番のご褒美なので、無問題です(≧△≦)b★ 次回作の『おもちゃ箱』ではユリウスの学生服? が見れるのかしら? やっぱり教師役なのかな? どちらにしても、ユリウスと過ごせる学園生活なんて♪ そこもまた楽しみにしております〜〜(≧ω≦)vvvv ーー以上が、本作『ジョーカーの国のアリス』のネタバレ感想でございます。 今回は [ 短文 ] とは言えないような、やっぱり言えるような? 微妙な塩梅でございました^^; 泣いても笑っても。 彼ら【そのもの】を攻略対象にした本編作品としては最後の作品となった『ジョーカーの国』。 もっともっと、彼らの歪んだ魅力を世界観と織り交ぜて楽しみたかったなぁ、と新参者ながら感じております。 が、次回作は肩の力を抜ける『おもちゃ箱の国』ですし、気楽〜に愛情込めて楽しむつもり♪ というところで、相変わらずな拙文の筆を置かせていただきます。 ご一読くださいまして、どうもありがとうございました(*´∀`)ノシvvvv |
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(2016.02.11 UP) |
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