乙女【感想】目次 『もし神』攻略 『もし神』紹介



もし、この世界に神様がいるとするならば。






まず、本作に関して思うこと。それは、

重い(>_<)! ヒロイン含め、各攻略キャラが背負っている【過去】が重すぎる!!

と、いうことが一番でした。

良いんです。わたし的に [ 攻略キャラが背負っていた長年の十字架 ] が払拭されることは大歓迎ですので、全てが丸く収まる【真相END】は嫌いではありません。むしろ、好き(*^-^*)
けれど、どうしても初周で攻略しなければいけない【帰還 / 混沌END】が辛かった……orz

初周【帰還 / 混沌】→ 2周目から【真相 / 滅亡】という成り立ちを見まして、ネタバレ感想なのでぶっちゃけさせていただきますが、

基本、他社作品『遙かなる時空の中で3』の【運命の上書き】システムなんだな〜

と思いました。
上記作品のように、1周目でBAD END を入手してしまえるのであれば、2周目からは [ 上書き ] していけば良いので臨みやすかったのですが、本作品は全攻略キャラに対して、BAD END を上書きしていかなければいけないので、その手間を思うと正直、挫けそうになったり……。
" 嗚呼。また最初は、強制的にBADを見せられるんだな " と思うと、どうしても気持ちが下降気味に^^;

更に、本作品が描いている各攻略キャラの背景が重すぎますので、個人的に、

プレイする年齢層によって受ける印象が違いそうな作品だ

と感じました。
私くらいの母的な年齢になってしまいますと、ヒロイン含め、背負っている【過去】があまりにも重すぎて!
だからこそ、【神の依り代】に選ばれたとしても、またそこから求められる代償も重すぎて!!
彼らの過去は酷いんです。
真剣に考えだすと世間に顔向けできません。
けれどその、じくじくと胸が痛むような感覚に蓋をして、

[ まだ高校生でしかない ] 彼らが、【世界】に立ち向かっている姿

を見ているとーー。
もう、可哀想で健気で、「頑張れ〜(T-T)!」という応援の気持ちしか出て来ませんでした。
ですから、きっと本作品は彼らに近い年齢の方がプレイされても、あまり響かないのでは、と思ったのです。
いろいろと行間を推察するには、彼らに近すぎて、逆に陳腐に映ってしまうのじゃないかな、って。
(上記は、わたし個人の感想なので、流してお読みくださいね(´人`))

そんな訳で、本作品。決して、嫌いではありません!
むしろ、購入していた自分を「グッジョブ(≧△≦)b
」と褒めたい気持ちもあります。
まずは、
イザナミ、イザナギ等という日本の神々を下敷きにしている部分が読んでいて面白かったですし、やっぱりは、過酷な運命の下にある彼らをとにかく幸せにしてあげたくて、頑張ってしまいましたから(*´Д`)
とても、印象深い作品でございました。

とは申しましても、何と言ってもヒロインが受けている過去の傷が重すぎて、それだけでもう、プレイ出来ない方もいらっしゃると思います。
私も、軽く想像しただけで吐きそうになりました……。
その部分は、拙「紹介」ページに隠し文字で打ち込んでありますので、今後、プレイを想定されている方の目安になればいいな、と思います(´人`)

最後に。本作品、

個別パートに入っても、仲間の面々が空気にならないのが好きです(≧ω≦)!

共通パートの時と変わらずに、叱咤激励してくれる仲なんですよね〜^^
それが、とても好き(*^-^*)
vv
正直、ヒロインと攻略キャラだけで進んでいくシナリオでは、行き詰った部分が多かっただろうと思うのですが、彼らが一人ひとりの言葉で、いろんな言葉を掛けてくれたから、プレイヤーの私も「よしっ、まだ頑張ろう(≧ω≦)」と、奮起できた部分がありました。

そんな訳で、個人的には嫌いになれない。
むしろ、プレイ出来て彼らを幸せにすることが出来て、本当に良かった!
と感じた作品でございす(*^-^*)


(「もし、この世界に神様がいるとするならば。」のアイコンに使用されている画像の著作権は、Rejet株式会社様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)





細波 エース(cv.鳥海 浩輔) 七科高校3年。テニス部。

キャラクター一言イメージ …【冷静】

何をどう進めていけばいいか分からなかったので(好感度と覚醒値の関係性が特に)、公式様のお勧め通り初手攻略したネジくん^^
「さすが、安定の鳥海さん」と言いますか、シナリオに対する手探り感は自分の中でありましたが、キャラクターには安心して突撃していくことが出来ました
vv

飄々としている態のエースくんですが(笑)、高校生であそこまで達観?出来ると言うか、必要な部分だけをズバッと切り取って考え、行動できるって凄いなぁ(*´Д`) と惚れ惚れですvv

上記内容を示す例として、共通パートでのセリフを抜粋。
修旅委員を通して仲良くなったキョウくんのバイクのブレーキが利かなくなり、走行中に大破。
キョウ自身も大けがを負ったことから、「自分がみんなと仲良くしてちゃいけないんだ。寂しくても離れなくちゃ」的なことを思ってハルカちゃんが、修旅メンバーから距離を取った際、

「離れられるのが怖いってことは、離れて欲しくないってことだろ。

だったらそばにいてやればいいだけだ」

と、言ってくれるのがめちゃくちゃ格好良かった(≧ω≦)!
本当に高校生なのかしら〜〜
////

しかし、初周ではもちろん、共通パートを選択肢ジャンプで飛ばす訳にはいかないので、全文読むしかないのですが……。
ハルカちゃんに対する「いじめ」主犯の行動が凄まじかったですね^^;
いえ、叩いたり殴ったり、とかいう身体的に「痛い」ことはしてこないのですが、精神的攻撃や、ハルカちゃんと親しくなろうとする修旅メンバーへの嫌がらせが行き過ぎていました。
ブレーキ細工や、カッターの刃を忍ばせるとか……。う〜〜ん(;´Д`)
あ。ハルカちゃん自身も、教育実習生に性的な意味で襲われそうになりましたね。
(未遂です)
いじめ主犯の手引きで。

エースくんルートは、その教育実習生が深く関わってくる展開だったので、やっぱり初周向きキャラでした。
【イザナミ、イザナギ、アマテラス、ツクヨミ、スサノオ】
【金剛界、胎蔵界、本宮、花の巌、ダイハナ】

という本作品に於ける主要な流れを [ オニ化 ] を通して、読み進めることが出来たので、納得しやすかったです。
つまりは、臨場感がありました(*^-^*)

しかし、エース帰還ルートのシズカくんは酷い奴で^^;
何故、九鬼三兄弟
(よく見かける名前はシズカとアキラ)の人気が高いのか、個人的に不明だったくらい。
実は、シズカくんの人気に関しては、ある程度キャラ攻略を済ませた今でも、分からない……のですが、アキラくんなら分かります。
あの立ち位置は狡いですよね!
きっと、もし神様が本作品のFDを出してくれるのなら(笑)、確実にアキラくんは攻略対象キャラになるだろうなぁ、って想像に難くありません(≧△≦)b

私自身は四雷派なので、このままでも十分なんですけど〜(≧ω≦)
vv

[ 帰還ルート ] 。
ハルカちゃんが、エースくんの傷が広がるのを懸念して、ひとり、我が身を犠牲にした行動に出ます。
それを自分のためとは気づけないエースくんが、

(それならそうと、言えば良かったんだ。ひとりで浮き足立って…… バカみたいだ、俺)
(だからあいつは……、俺の告白に応えなかったんだ…… ただ、それだけのことで……)


と、傷心してしまう場面が好きでした!
「違うんだよ。そうじゃないんだよ〜(T-T)」と、伝えたくて堪らない切なさが良かったです。

そして! すぐ翌日、ネジくんがインハイ優勝した日。

(そんなことよりも、もっと聞きたい言葉があった……

俺を好きだって言わせたかった)

(でも、あいつの心にはもう別の奴がいて、俺の入る隙なんてない)


とね、傷口からどんどん力が入らなくなってきているエースくんの想いや、描写がもの悲しくて、これまた大好きでした(T-T)!
うぅぅ、青春群像(⊃Д⊂)
vvvv

あ。でも、そのすぐ後の、「ネジ優勝おめでとう NINJA YASHIKI 祝勝会!」(笑)で、修旅メンバーが、今、ハルカちゃんが置かれている状況に気付くシーン、

「でもさ。困ったことを持ちかけられたなら、僕らに相談すればいいのに……なんで黙ってるんだろ?」
「ああ、それもそーだよな……。みんなでまた、別の手を考えたらいいわけで」
「……彼女、僕たちには知られたくないことがある、とか?」
「オレらに詳しいことは知られたくねえが、どうしてもシズカから引き出したい情報って、一体なんだ?」
「まさか、もしかして……」

これも、すごく好きでした!
もぉ本当、肌が粟立ちましたもん!!
皆、ハルカちゃんの気質をよく分かってくれた上で、核心に近づいてくれるドキドキ感。
うわ〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv

[ 帰還ルート ] 。いろいろな靄が晴れて、ようやく両想いになれた二人^^
エースくんのために手料理を振る舞うハルカちゃんとの会話です。

「うん、美味い」
「これ、毎日食いたい」

「……お前と結婚したら、こういうの、毎日食べられるのかな」

(結婚……?)


か、可愛すぎか〜〜〜(≧ω≦)!!!!
可愛すぎるよ、この二人! そして、甘酸っぱいよ、高校生!!
嗚呼でも、本当、お似合いだと思います。この二人^^

そして、突然ですが、

【羽々砕斬若剣】!

思わず、ぶはっ、と吹いてしまったエースくんの黄泉での勇姿でした(笑)
(はばさいぎりのわかつるぎ)

[ 真相ルート ] 。
まず最初に、帰還END後、本ルートに入った途端。
「嗚呼、これって【
運命の上書き】システムなんだな」と、古参乙女ゲーマーの私は思いました^^;
お陰で、ようやく本作品の流れも分かりましたし、やっぱり1周目っていろいろと手探りですよね〜。
そして!

【誰も死なずに中つ国に帰れる】

これが本当に嬉しいのです(T-T)
vvvv

そして、冒頭文でも述べておりますが本作品の良いところは、

個別パートに入っても、【他メンバーが空気にならない!】

これに尽きるかと(≧ω≦)
vvvv
最後まで仲良し5人組のまま読み進めていけますので、誰のルートでも好きキャラに触れていられるんですよね〜^^
そして、その時々で見せ場……と言いますか、場を引き締めるセリフを言ってくれるんです。
なかなか、全キャラを身近に感じながらEND到達できる乙女作品は多くないように感じているので、幸せ至極でございました(*^-^*)♪


さて、以下よりは各END小感想へ参りますね。


★【混沌END】
海に潜った後、エースくんとはぐれてしまう、という展開がいかにもBADらしかったです。
初めにBAD系を見てしまいたい性分なので、エースくんとはぐれ、独り黄泉で「
腐り落ち、溶けていく」というハルカちゃんの姿に、さもありなん、と納得してしまいました。


★【帰還END】
いろいろと初見で分かったことが多かったので、衝撃だらけでしたね〜!
まず、帰還ENDはGOOD系ENDとは言っても、「
他の修旅メンバーは全員、死んで」しまうんだ(;゚д゚)!!
とか
(つまりは、攻略対象キャラしか生き残らない設定)
【中つ国】に帰還すると「
7年経って」るんだ!
とか、いうことです。
そういう、「周囲から祝福されるような、順風満帆【ではない】」中でのハッピーENDとなりますので、やっぱり、胸にしこりは残りますよね(>_<)
だからこそ、このENDが [ 真相ルート ] へ繋がるのだな、と得心もしたENDです。


★【滅亡END】
エースくん、ハルカちゃんにしても。
イザナミ、九鬼兄弟にしても。
大願果たせずに終わるENDでした。

綺麗ごとかもしれませんが、

「なり振り構わずに……強い思いを貫く、その、理由が!」
「本当に……分からないのか? お前は、なんのために……黄泉から出ようとしたんだ……!」
「イザナギのこと、好きだったんだろ……!? なのに、どうして……!」

「俺だったら、たとえ百万年でも忘れない……!」

と、イザナミに吼えたエースくんは、本当に格好良かったと思います(T-T)
vv
更には、

もし、この世界に神様がいるとするならばーー。
「最期の時まで……ずっと、ずっと、一緒に……」
「……ふたりで……いような」


と「
目を閉じる」エースくんにも感涙でございました〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv


★【真相END】

" えっ!? イザナミったら、そんなに
あっさり祝詞なんかで帰ってくれちゃうの(;゚д゚)!!?? "

と驚いた [ 真相END ] (笑)
" な〜んだ。そんなにあっさり帰ってくれるなら、他のENDでも苦労しなかったのに…… " とも、思ってしまったのは しょうがないですよね(≧△≦)b


それにしても初見だったので、驚きました。
(再び)
あれから「
7年」も経っていたなんて!
でも、その間、根の国できちんと学校に通っていた訳ですし、知識的には不自由しなさそうで良かったな、と思いました。
(ネジくんとキョウくんの【頭の出来】は、もう仕方ないとして(笑))

そして、さすがエースくん(≧ω≦)!! というエンディングでしたよね
vvvv
乙女ゲ作品の中では割合、見かけることの多い、【
世界ランク入り】。
納まるべきところに納まった感じで、良いのではないでしょうか^^
とても王道的ハッピーエンドだと思いました
vv


【〆】
まぁ、正直なところ……。
" あんなに頑張って中つ国に辿りついて、ENDは普通のハピエン(;´Д`)!? " とも、少し思ってしまったのですが(笑)
でも、現実規模の幸福譚では、描ける姿もほぼ決まってしまいますものね。
その中でも、最上の幸せを感じている二人なのだと思います^^

エースくんだったら、どんなにランキングとか、それこそハンサムな顔目当てに他の女性が集まって来たとしても、まさしく【意に介さず】ハルカちゃんのことしか想わなそうですし、うん。
他の女性なんてきっと

「へのへのもへじ」にしか見えていないんだろうなぁ(笑)

そんな天性の一途な男性・エースくんが大好きでございます〜〜(≧ω≦)
vvvv





弓倉 ネジ(cv.浪川 大輔) 七科高校3年。陸上部。

キャラクター一言イメージ …【元気】

まずは一言。

ネジくんが好きです(≧ω≦)!!

今現在、義兄・マサトさんをプレイしていないので暫定なのですが、最愛キャラがキョウくんで、次点サマとしてネジくんが大好きなんです〜〜〜
vvvv

でもなぁ、ネジくんルートは本当、「オニ化」に特化したルートなので、苦手な方が多そう^^;
私自身も、ネジくんが「
オニ化」して、アキラくんが用意した「死体をばりばり、むしゃむしゃ食べてる」姿では、さすがに凹みました(;´Д`)
しかも……、ごめんなさい。
その後はまぁ、正気になり、ハルカちゃんと「
キスする」のですが……、それが自分的には無理だなぁ、と、彼女の愛情深さに感心するばかだったんです。
だって、それ……、果てしなく
【この世のものではない味】がしますよね^^;
うぅ。上記の場面だけは擁護できませんorz

はい! 私にとって、一番のネックを打ち込んでしまいましたので、本編萌え場面へvv
[ 共通:13日目 ] 。
あれ? どんな場面だったかな?
とにかく、「素直じゃない子にはお仕置きだ」ってネジくんに言われるんです。
そして、

(お仕置きってくらいだし、まさか痛いこと……!?)

と、ぎゅ、と目を閉じたハルカちゃんの様子に、

「っ……!」
「……なんだよ、目なんか瞑って。オレになら何されてもいいってわけ?」

「……マジでその気になるじゃん」

と、呟いたネジくんに激萌えしました(≧ω≦)!!
ただでさえ、ネジくんの顔が私好みなので、それだけでも有頂天なんですけれど
////

[ 共通:24日目 ] 。
いつも好きなことに全力投球のネジを見て、「ネジくんに追いつけるように私も頑張らないとね」的なことを話すハルカちゃんに、

「んー、その必要なないかな」

「オレがこうしてオマエの手を引いて、ゆっくり歩くから」

と返してくれるネジくんが好きだったんです(T-T)!
突っ走るだけの男の子じゃなくて、相手のペースも考えてくれるんだなぁ、という点に痺れました。

これはネジくんだけじゃなくて、【全キャラ共通】なんですけど。
ハルカちゃんが、自身の [ 願いが叶う力 ] を打ち明けると、一様に、

「……大変だったな、ハルカ」
「こんな秘密をひとりで抱えて、つらくなかったか? 怖くなかった?」


って言ってくれるんです。
(上記セリフはネジくんのもの)
ある程度の辛酸を舐めている大人ならまだしも、【高校生】にしてこの洞察力!
そして、相手に添う気持ち!!
いやぁ、四雷ってば本当、イイ男ばっかりだわ〜〜(*´Д`)

[ ネジ共通:インハイ開会式 ] 。
優勝候補であるネジくんが受けたTV取材のひと幕。

「……色々 ごめん。でもオレ、

オマエのために走るから」

って、言ってくれるんですよ〜〜〜(⊃Д⊂)!!!!
オニ化」しそうなネジくんは、自分の凶暴性を恐れ、心配してくれるハルカちゃんを判っていつつも、遠ざけていたのです。
だから、自分の想いだけは伝えたくて TV画面に託した、という場面でした!
普段なら、公衆の面前での愛の応酬は好みではなんですけれど、この場面は涙腺が緩みましたよぉ(T-T)

[ 帰還 / 混沌ルート ] 。
いろいろあって、【天羽々斬】という剣を無事入手後、生死の境にいるはずのハルカちゃんのために「黄泉」に赴くのですが……。
ネジくんが行ってから目を覚ましたハルカちゃんが、「
血だらけ」という以外は、すごく元気よく他メンバーと会話しているという事実(笑)
うんうん。乙女ゲのヒロインは、このくらいの根性がないとね(≧△≦)b


私の攻略順では初めて出てきた単語アンドロゲン不応症】。
このことを知って尚、

「いいか、よく聞けよ。オレはそういうの、全然構わない。気にしない」

「オマエだから、好きになったんだよ、ハルカ」

「ーーなあ、ハルカ。……オレンち、来るか」
「ーー出来れば、泊まってって欲しい。……朝まで、一緒にいたい」


と言い募ってくれるのは、若さなのか、愛情なのか……。
後悔はしなくても、寂しくは思う瞬間がきっとこの先の人生にはあるんだろうな、と思ってしまったくだりです(´人`)

来ました! ネジくん本来の剣は【地之魁鳴剣】というらしいですよ(≧ω≦)!
(ちのさきなりのつるぎ)
しっかし……、

ネジくんの幼少期の過去たるや、実に壮絶(>_<)!!

抵抗力を持たない子どもだったから、ということを免罪符にするしかないですよね……。
そうでなければ、守れなかったのでしょうから…………。

暗めになったところで、上記「朝まで一緒にいたい」の続き場面をば^^
[ 始業式 ] 。朝練をしていたネジとの会話。

「……あのさ、ハルカ。あの晩のことーー ほら、花火大会の」
「あの夜……オレ、すごく幸せだった」
「なんつーか……幸せすぎて

一生忘れねえだろうな、って」

〜〜〜〜
////
ね、ネジくん(≧ω≦)!!
嬉しいけど、でも、ここ
【校庭】〜〜(ノωノ)vvvv

と、妙な壊れ方をしてしまうくらい(笑)、純真ネジくんに夢中となった一因です!!

[ 真相 / 滅亡ルート ] 。
自分の「
オニ化」を防ぐために、きっぱりと「インハイ出場を断念」したネジくん。
凄いよ、なかなか出来ることじゃないよ!
一本気な性格で、猪突猛進な面が押し出されてる感のネジくんなんですけれど、こうして、竹を割ったように誠実でいてくれるところにめちゃくちゃ惚れてます(*´Д`)!!

更には、男子高校生らしく、

「……オマエさぁ…… ほんと、すげえ女だよな……」
「オレが、こんな状態でも、ひるまない上に……、にこにこしながらオレのために、料理してさ……」
「……。……ほんとは、キスだけじゃ足りねえんだけど……」
「それは、また今度な……。全部、うまくいったら……」
「そん時になったら、オレは……、

オマエを…… 一晩中、放さない……」

って言ってくれるところも好き〜〜(≧ω≦)
vvvv
これ。
周りに修旅メンバーがいる中で言ってるんですから、本当、ネジくんは剛の者です(笑)
(あ。一応、それなりの距離はありましたけど^^)


ーー 以下、黄泉のくだりを割愛し(笑)、各ENDの小感想へ。


★【混沌END】

「そしてお前は、ずっと俺のそばにいるんだ。このままずうっと……ね」


ダイハナ目前で、ネジと引き剥がされ「
岩戸に閉じ込められた」END。
そこから出るには「彼」のことだけを想うことが条件というーー。
アナザーENDとしては嫌いではない結末です。


★【帰還END】
これは本当に良かったと思いました! だって、

ハルカちゃんが「普通の女の子」になってる(*^-^*)!!

ハルカちゃんがネジくんを愛し、伴侶として生きていきたい、と願ったのであればこれ以上はない突然変異だと思います。
まぁ、このENDのネジくんは仲間の喪失に気鬱となっているのですが、上記のこともあって、不幸だけを感じずに済んだグッドENDでした。


★【滅亡END】
うぅん。救われないENDでしたね(≧△≦)b


ハルカちゃんは「
イザナミに吸収されちゃう」し、ネジくんは「二度とハルカちゃんに会えないことを悟り、正気を失くして」しまうし。
【混沌】の上をいくBADとして納得です。


★【真相END】

ネジくんの真相END、凄いんですけど(;゚д゚)!!


これ、本当に公式様的には、【エース → ネジ → キョウ → シュリ】のお勧め順で良いのでしょうか、と真剣に思いました。
確かに、キョウくんの真相ENDの方が、より穏やかで平和なんですけど、ネタバレ度はネジくんより低めだと感じています。
う〜〜ん。ハルカちゃんの明かされた過去は……。
もうそろそろ「
同じ年頃となる娘を持つ身」としては、最高に気持ちが悪かったですorz
よくこんな題材をPC作品ではなく、携帯ゲーム機器に持ち込んできたな、とーー。

とまぁ、気持ち悪くもなってしまったのですが!
ネジくんからの愛情で、ハルカちゃんが前だけを向いていることが幸せなのです(*^-^*)

「ハルカ。

……ありがとう。愛してる」

このセリフを、いくら「
根の国」とは言え「インハイ決勝戦を逃し」、ようやく念願&大願を果たしたネジくんに言われたことは、大きな喜びでした!
あぁぁぁぁ。
だから、大好きなんだよ、ネジくん〜〜〜(
ノωノ)vvvv


【〆】はい。未プレイの方には、多分、マイナス要素しか感じ取れないネジくん感想文になっているかと思います^^;
特に、冒頭の伏せ字部分をご覧になった方で、「あ。ネジくんルート無理!」と思われた方も多そうですもん(笑)
私もね〜、そこは激しく生理的嫌悪が生じるのですが、どうしたってネジくんの性格そのものが、ど真ん中で仕方ない(≧ω≦)!
ネジくんの魅力にのた打ち回ったルートプレイでございました
vvvv





神里 キョウ(cv.諏訪部 順一)七科高校3年。アメリカ人とのハーフ。

キャラクター一言イメージ …【主夫】(笑)

ヤバイな、って思ったのですよ。
元々がハンサム好きな私は、「アメリカ人とのハーフで容姿端麗。女子生徒にファンが多い」という外見上の設定だけで、キョウくんにぐらぐら傾いていました。
嗚呼、それなのに!
更に上を行く、

スーパーのタイムセール常連でもある」苦学生

という、所帯じみた設定に、「あぁぁぁぁぁ(*´Д`)」と魂を吸い取られてしまったのです〜(笑)

や。やめて……。
見目麗しい青年が、「
冷凍食品つかみ取り」とか激萌えしてしまうじゃないですか(≧ω≦)!

ーーと、いうわけで、序盤からキョウくんへの動悸息切れが止まらず、真相ENDを迎えるまで、ず〜〜っと最愛キャラぶっちぎりでございました^^

キョウくんの個別パート(END分岐前共通部分)では、近親者が「オニ化」か(>_<)!
と驚きました。
確かに、本人が変身してしまうのと、身内がなってしまうのでは……。
生じる葛藤も違いますよね。
上手いこと、差を付けてるなぁ、と脱帽でございます(*´Д`)

(そして、「オニ化」前。
悲嘆に暮れるキョウくんに、

「俺を今、一人にさせるな」

と押し倒されたときには、ついハルカちゃんの身上を忘れて、「キャ〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv」と喜んでしまいました(笑) ← )

[ 帰還 / 混沌ルート ] 。
上記の「
オニ化」が鎮静してからの会話です。
ようやく口に出してお互いの想いを確認し合った二人、

「ひとつ、考えて欲しいことがあるんだ。もちろん答えは今すぐじゃなくていい」
「ハルカ、オレと結婚しないか?」
「……もちろん今すぐとは言わねえ」
「けど、お互い高校卒業して、オレが社会人になったら…… そん時は、

家族になって欲しい」

はぅあぁぁぁぁぁぁ(*´Д`)
ここまでの道のりを思うと、ひたすら感動してしまいました!
そして、家族を熱望しているキョウくんに、自分の疾患を打ち明けたハルカちゃんの覚悟にも涙……(T-T)
(もちろん、間髪入れずにハルカちゃんを受け入れたキョウくんでした////

そうですか、キョウくんの剣は【黄泉火炎麁正】なのですね。
(よみのかえんあらまさ)
う〜ん、こうして何気に読み流してしまえる部分にも、制作スタッフ様の「世界観に血肉を与える努力」を感じさせていただけて、有難いなぁ、と思います。
お陰さまで、時に【過去】が苦しいですが、楽しくプレイできております(*´Ω`*)

上記の剣を手に入れた際、キョウくんの【過去】が明かされました。
これまた重い……orz
でも、あれはネジくんよりも正当防衛が認められると思います。
」を願ってしまうのは子の当たり前の感情だと思いますし、そこに付け込んだあの輩が悪いに決まっているのですから。
許すまじ、色情魔(`◇´*)!

[ 真相 / 滅亡ルート ] vvvv
前回の記憶があるので「
アズミちゃん」が訪ねて来ても、同じ轍を踏まなかったハルカちゃん。
状況を呑み込めていないキョウくんも、「こんなに優しいキョウくんを、二度と傷つけたくないの。前よりずっと好きだから」的なことを言われ、揚句に彼女から抱きつかれてしまうので、

「……は、アンタにそこまで言わせるとか。前のオレ、何したんだよ?」
「いや、やっぱ言わなくていい。なんか嫉妬しそうな気がする」
「……覚えてなくてもいい。

何度でも惚れさせればいいだけの話だし」

と、言い切るキョウくんにメロメロでした(
ノωノ)!
嗚呼もぉ、何て格好良いんだキョウくん
vvvv

[ 真相 / 滅亡ルート] 。
中つ国に何としても、全員無事で帰るため、アキラくんに「
神降し」の丸薬を飲ませようとするキョウくんでしたが、彼のいる本拠地に乗り込む直前、

「大丈夫だ、必ず戻る。だから…… 信じて待ってろ」
「忘れられねえように…… 少しでも、

オレのことを刻みつけておきたい」

と、ハルカちゃんに口付けるシーンでは、

え、ちょ。それ
【死亡フラグ】じゃない、キョウくん(;゚д゚)!!??

と、余計な心配をしてしまいました(笑)
実際の結果は、大丈夫でしたけれどね^^


ーー以下、各END小感想へ参ります。


★【混沌END】
せっかく、ここまで生き残ったネジくん……。
生きたまま亡者に食われる」とか痛すぎます(T-T)
(って、このゲームはどれもこれも、そんなBADばかりなのですけれど)

キョウくん自身も、ハルカちゃんを「
亡く」し、そのまま彼女を抱えて「入水」。
BAD ENDをシーン登録させるためとは言え、見るのは胆力が要ります(T-T)


★【帰還END】
これはこれで、エースくん、ネジくんと見てきた中で、一番「グッドENDっぽい(≧ω≦)!」と感じた内容でした。
きっと仲間が揃っていたのなら、それで二人は満足していたのではないでしょうか(*´Ω`*)
(満足できないのは、神々の面子のみ(笑))


★【滅亡END】
これは、キョウくん&ハルカちゃん以外のメンバーはダイハナへと帰れたので、その点は良かったです^^
キョウくんは、イザナミに引導を渡そうとしたイザナギの凶刃に倒れーー、

「……ただでさえ刹那の命。死に急ぐとは愚の骨頂」
「どうでも、いいんだよ……」
「神だろうと、なんだろうと……。なんでもいい」
「オレにとっては…… ハルカがすべてだ」
(………………ハルカ)
(アンタは……

オレにとって、世界そのものだった)

という想いを以って、無に帰しました……。
ハルカちゃんも、イザナミに精神を乗っ取られてしまします。
嗚呼。
BADでも、キョウくんの格好良さは変わらないなぁ(*´Д`)


★【真相END】
えと、ネジくんルートでも記述しましたが、このENDのハルカちゃんは兄・マサトとの記憶を一切、思い出していません。
その点、平和と言えば平和。
けれど、薄氷の上を行くようで、心許なくも感じました。
まぁ、私の危惧に関わらず、キョウくん&ハルカちゃんの二人は幸せいっぱいなんですけどね(≧△≦)b


「オレと結婚してくれ、ハルカ」
「オレにアンタを守らせてくれ。これから死ぬまで」


という誓いと共に、「
薬指に指輪を嵌めて」くれたキョウくん。
これだけでも、ふるふると感動していたのに、まさかの

ハルカちゃん「6週目」(≧ω≦)!!!!

" え〜〜!" と驚愕しました!!
でも、これ以前にネジくんのENDを見ていたので、何故なのかは納得^^
本当に素敵なサプライズです。
(このことを思えば、やっぱり公式様の推奨順は合ってるんだなぁ)

多分、このことは諦めていたに違いないキョウくんが、

「オレの家族になってくれて……

オレに家族を作ってくれて、ありがとう」

と言えること。
ハルカちゃんだって、言ってもらえるような状態になっていること。
本当に幸せだ(T-T)!! と思えた、キョウくん最上ENDでございましたvvvv


【〆】
最後に。キョウくんは個人的に、ハルカちゃんと「挙式 → 旅行 → 所帯を持つ」といった先の未来まで、細かく現実的に考えて不言実行していた、という点が非常にポイント高かったです。
あのノートの存在を知ってしまったら……。
キョウくん愛が不動のものとならざるをえませんでした(
ノωノ)キャ





指乃 シュリ(cv.梶 裕貴)七科高校3年。無線部。

キャラクター一言イメージ …【頭脳明晰】

シュリくんルートを最後までプレイしたけど、分からなかったです。

シュリくんの【過去】って、どうなってるんでしょう(;´Д`)!?

確かに、思わせぶりなキャラが黄泉から登場して、「お前のせいで。お前のせいで。お前のせいで」というようなことを散々言われました。
けれど……。
具体的には一体、何をしたというの??
う〜〜〜ん。そこだけ、プレイ後も不透明です。
(あれ。もしかして【ブラックポスト】に書いてあるのかな? 確認してなかった^^;)

さて、巷で評判の良いシュリくんルート。
私もさぞや、「目からウロコ(;゚д゚)!」な衝撃を味わえるのかと、ドキドキしていたのですが……。
ごめんなさい!
私の最愛は、キョウくん&ネジくんで不動のままでした^^;
あ。でも。
シュリくんは確かに、その能力のせいもあるのか、頭の回転が他メンバーよりすこぶる早いので、まさしく「一を聞いて十を知る」そのままに。
いろいろな不可思議な現象にも、当たりを付けてくるのがさすがだなぁ! と感心しきりです(
*^-^*)
聡い子のシナリオはスムーズに進んで良いですね〜
vv

[ 真相ルート] 。
シュリくんルートは、確かに四雷の中では最後の攻略が通りが良いかも、と納得しております。
だって、まず、主要メンバーの「
オニ化が無い」ですし、何より

朋子ちゃんと分かり合える(T-T)!!

これがもぉ、最高でした!
彼女がネジくんにしたことは許せることではありませんが、その時のネジくんの対応が格好良かったから良しとします(笑)

ここはシュリくん語りのスペースなので、今、ネジくんの会話を抜き出してしまいますね。
流れとしては、以下な感じ。

  
朋子ちゃんがネジくんに酷いことをする
  
ネジくんは、それをハルカちゃんのせいだと思い込み、ハルカちゃんとも距離を置く
  
結局、誤解と分かり、ネジくんはハルカちゃんと和解。
      ハルカちゃんも、自分が朋子ちゃんに心を開いていなかったことが事件を起こしてしまった、と思い当り、      本当の友だちになりたいと願うようになる。
  
朋子ちゃんもその気持ちを受け入れ、ネジくんにきちんと謝罪し、自分が出来ることは可能な限りする、と      言う。
  
ネジくんは、その申し出を受け入れ、自分が求めることを朋子ちゃんへ伝えようと待合せしている場面。

「早坂のこと、どんだけ責めたところで、今年のインハイはもう帰ってこねえんだからさ」
「だったら、そんなこと考えてる間に…… 何か次のこと考えようかな、って」
「あ! でも! さすがに何んもナシってわけにはいかねえからな!」
「ハルカがされたたこととかも考えると、やっぱさ……。ってわけでー、オレは考えた!」
「早坂には、責任を取って

ハルカの友達になってもらう。

それで、許してやることにするよ」


って、イイ男だと思いません!? ネジくん(≧ω≦)!!
こんな風に、プラスの方向に持っていける強さがネジくんの裏表のない美点だな、とつくづく感じたシーンでございました(*´Д`)
(だから好きなんだよぉ(ノωノ)! ← )

[ 真相ルート ] 。
ところがッ。嗚呼、それなのに……。
アキラくんの手に掛かってしまう朋子ちゃん(T-T)

「初めて、言ってくれたね……。私の…… こと…… 友達だって、嬉し……い……」
「ハルカ……。やっぱり……。力、使っちゃ……だめ、だよ……」
「私は…… あんたが、九鬼なんかの言いなりになる姿、見たく、ない……。
……あんたの…… 親友と…… して……」


この言葉が、本当に嬉しかったのに、もうこれから先を紡げないなんて(⊃Д⊂)!
朋子ちゃんも、他キャラと同様に「家に帰りたくない子」でありました……。
朋子ちゃんだって幸せになる権利は、いっぱい持ってるのに〜〜〜(p´□‘゜q)!!

シュリくんルートは、上記の流れにいたく心を揺さぶられてしまいましたが、彼自身は、公式様推奨攻略順のトリを務めるだけありまして(別格・マサトを除いて)、本当にサクサクと。
スムーズに障害を克服して帰結できるよう、動いている描写に爽快感がありました^^
とは言いましても、上記で述べた【過去の体験】だけが不透明。
何かしら重いものを背負っているであろうことは判ったのですが、う〜〜ん^^;

ま。そんなことは些末なことですよね!
シュリくんの才能に裏打ちされた、揺るがずに在ろう、という胆力が格好良かったです(*´Д`)


ーー 以下、各END小感想へ。


★【混沌END】
キョウくんが凶刃に倒れ、ネジくんが下敷きとなり、エースくんがその身を盾にするーー。
彼らの屍を乗り越えてまで辿りついた、BAD END。
亡者に囲まれた何もない黄泉の国で出会えたシュリは、もはや彼自身では無いなんて(T-T)!
本当に……。
果てが無く、絶望するだけの日々を送るハルカちゃんのことは、深く考えられませんorz


★【帰還END】
良かった〜〜(⊃Д⊂)
vvvv
例え、滅びが近づいている世界ではあっても、

「……みんなのためにも、一緒に生きていこう」

こんな言葉を贈ってくれるシュリくんと邂逅することが出来た!
そのことに胸が熱くなったENDでございます(*´Д`)


★【滅亡END】
これはまさしく【文字通り】の「滅亡END」。
せっかく、ここまで来たのに(>_<)!! と唸ってしまった結末でございました。
(このENDの5人の絶望っぷりを思うと、もぉ(;´Д`)!)


★【真相END】
あわやの瞬間。

「あなたと指乃くんの様子を見ていたら…… 思い出したんだ。
在りし日の父上と母上の姿を……」
「ーーさあ、早く行って。時間がない」
「さあ、ハルカさん、元の世界へと還れ。そして……

あなたはあなたの幸せを掴むんだ」

と、颯爽と現れ、散っていくアキラくん。
「ぎゃ〜〜〜(⊃Д⊂)!!」と、ときめきながら絶叫したのは私だけじゃないと思います!
でも、良かった。
皆が無事に還れた世界で過ごせるシュリくんとの生活。
お互いに「
身寄りがいない」という状況なのが、リアルに感じました。

あ。ここで現れた「
朋子ちゃん」との縁にも、目頭が熱くなりましたね(T-T)
是非とも、温かく、そして柔らかな関係を再構築していって欲しいと願わずには……
(感嘆)

そして、シュリくんが自分の進みたい道に進めているのも喜ばしかったです(*^-^*)
その上での、

「……ハルカちゃん、僕と結婚して」

という幸せの結晶を感じた瞬間には、「はぅあぁぁぁ(*´Д`)」と嘆息せずにはいわれませんでした!
やっぱり、在るべき姿での「中つ国」で過ごす幸せが至高ですよね(≧ω≦)!!
あぁぁぁぁ。本当に満足した結末でございます〜〜
vvvv


【〆】
個人的にその……。
[ 四雷 ] のトリとして過度に期待を懸けてしまった部分が大きかったシュリくんでしたので、その反動として、キョウくん、ネジくんを越えることは無かったのですが(>_<)
それでも、随分と納まりの良い場所に辿りつける、安定感のあるルートだったなぁ(*^-^*) と得心しております!





来実 マサト(cv.緑川 光) … 大学4年生。ハルカの義兄。

キャラクター一言イメージ …【病み / お兄ちゃん(笑)】

" こ……、これが噂の「Rejet兄」(≧ω≦)!?" と悶えてしまったマサトさん(笑)
いや、「Rejet兄」なる存在には以前『月華繚乱ROMANCE』でもお会いしているのですが、その侘助くんの記憶が薄れてしまっていて……^^;
しかし、あれもなかなかに濃ゆい作品でしたが、本作も負けず劣らずーー。
いやいや。ヒロインだけで考えれば、むしろ勝っているかも。
って、何が(笑)

マサトさんは登場時から気になっていたキャラでしたし、公式様推奨攻略順でもラストを飾っておりましたし、これは重畳(≧ω≦)♪ と、最終プレイへの意欲満々でした。
が!
周回を重ねる毎に、明らかになっていく事実に「驚愕」どころではありませんでしたよ(>_<)
だって、まさか「
生存(← 重要ネタバレです)そのものが定かではないなんて、想像だにしませんでしたもの〜〜(;´Д`)!
" うぅ。最終プレイを楽しみにしたい! けれど、マサトさんとは幸せになれるの(T-T)!? "
と、半信半疑。
むしろ最後のオチが怖くて、積みゲーとして放置したいような気にもなったりしました。

…………。

けど、大丈夫なんです! 大丈夫でした^^!!
ハルカちゃんとマサトさんが迎える
HAPPY ENDは折り紙つきですから、どうぞ気後れせずに猛進して行ってください〜〜(≧ω≦)vvvv

あ。それと。
マサトお兄ちゃんは、【覚醒度】が全く関係なく、好感度だけで推移していくのが楽でしたねぇ♪
こんな感じのシステムで通してくれたらプレイも楽だったんでしょうけど、【覚醒度】があるからこそのEND分岐も面白い仕組みでしたし。
やっぱり
(私には)『もし神』楽しかったな〜〜(*´Д`)vv

序盤も序盤。まだ、[ 選択肢2問目 ] でのセリフなのですが、ついに [ 兄 ] としてではなく、男としてハルカが好きだよ、と告げるマサトさん^^
そのことで動揺する彼女の姿を優しく いなした後で、

「たまらなく幸せだよ……。

俺の言葉でお前の心が揺れ動くなんて」

と、『黒』が言うセリフが好きでした(*^-^*)!
" ね。ね。だよね、本当だよ〜(≧ω≦)
vvvv " と私も嬉しくなってしまったので(笑)
『根の国』のマサトさんだけを考えたら、めっちゃ好きだわ〜(*´Д`)
vvvv
(もちろん、清濁併せて(≧ω≦)!)

[ 選択肢7問目 ] 。
マサトの奸計通り、四雷のことすら信じられなくなっている状態のハルカちゃん。

「よかった、相談して。私、お兄ちゃんの言葉だけは信じられるよ」
「……そうやって、お前は」
小さい呟きのあと、お兄ちゃんが私の肩をゆっくり押してーー 背中がソファに押しつけられた。

「俺のこと煽るの、上手だな。ハルカ」


ぎゃ〜〜(≧ω≦)! み・ど・り・か・わ・さ〜〜〜〜ん(ノ≧∇)ノシ
vvvv

(笑)

この後、マサトお兄ちゃんからキスをされて、(温かくて…… 優しい)と感じていたハルカちゃんを見て、" 本当に報われて欲しいなぁ(T-T) " と願っておりました。

さらにこの後、『白』が現れて「お母さんと逃げろ」と注進してくれるのですが……。
私は『黒』にじわじわと浸食されていく感が大好きでしたので、「え〜〜?」と返答したかったデス(笑)

[ 選択肢9問目 ] 以降。相も変わらず、ネジくんが不憫な役回り(T-T)
四雷の性格を考えたら、一番、ネジくんが真っ直ぐで、その分、操りやすそうですもんね。
(シュリくんルート然り)
ネジくん大好き人間としては寂しかったですけど、シナリオ進行のためだと涙を飲みました。

[ 選択肢11問目 ] 後。

お兄ちゃんに足の爪を切られるって、どんな羞恥プレイ(〃ノωノ)!!

と、狂喜乱舞(笑)
更に、イベントCG付きだったもので、嬉しすぎてテーブル殴打(≧△≦)b


[ 選択肢17問目 ] 。ここで衝撃の事実が発覚!(激しくネタバレ)
まさか……
義父にまでだったなんて……(;´Д`)
それは【私は私でいたくない】と強く願うはずです。
ここで、
「深く考えない、考えない。フィクション、フィクション。虚構、虚構」と呪文のように唱えておりましたorz

[ 選択肢18問目 ] 直前。『白』とのデートを満喫した夜。

「何かやり残した我儘はないかい?」

と訊いてくれるマサトお兄ちゃんに激萌えしました(≧ω≦)!
いっぱいあるよぉッ。まだまだ一緒にいたいよ〜〜(*´Д`) と呻いたのは私だけ……?(笑)

[ 選択肢18問目 ] 後。
いやぁ、すごい展開でしたね!
まさか、【血塗れ】で主要人物が食卓を囲んでいるなんて……!
「ぎゃあ(;゚д゚)!」と思いつつ、サスペンス好きとしてはゾクゾクッともしました
////

最終選択肢 [ 20問目 ] 。
言うことを聞かないハルカちゃんを縛り上げた後、

「ひとつだけなんだよ。俺が頼んでいるのはひとつだけなんだ。たったひとつだけじゃないか」

「そのために俺は全部差し出してるじゃないか。

他に何も望んでいないじゃないか。それもこうして丁寧に頼んでるじゃないか」
「黙って俺のそばにいろッ!!」


最後は激昂のあまり叫んでしまったマサトさんでしたが、" そうだよねぇ " としみじみ呟いてしまった私です。

[ 2次元のキャラクターであること ]
[ 最初から【恋愛対象】のキャラクターとして、プレイヤーが認識していること ]
つまりは、

[【両想い】になるためのキャラクターであること ]

を大前提としてだったら、マサトさんが好み過ぎて堪りません〜(*´Д`)ウットリ


ーー 以下、各END小感想へ。


★【滅亡END】
" うえぇぇぇぇ!
『家族再生計画』ってこういうこと(;゚д゚)!!?? "
と、素直に驚愕しました。
いや、その驚きが心地良かったです(*´-`*)

「これからも、大事に、大事に育んでいこうな」
「ふたりだけの時間を……」


これはこれで『BAD』という括りなんでしょうけれど、好き(*´Д`)


★【混沌END】

「これからお前にとって楽しいことが たくさん起こるように願っているから……」
「めいいっぱい遊んで、笑って生きていくんだ。時々は、悲しいことも、あるだろうけど……」
「でも…… 最後には、また、笑って……」


『白』に救われたハルカちゃんが邂逅を望んだ「彼」の姿は……。
』(≧ω≦)!
というBADな塩梅が大好きでございます〜
vvvv


★【帰還END】
せっかく『中つ国』に還って来れたのに、

「もう狂ってるんだよ、お前も……」
「永遠に狂い続けるんだ……」

「俺の腕の中で…… ね」

と、マサトさんの存在に呑み込まれてしまうハルカちゃん。
彼女はそのまま静かに狂っていきます。
" 嗚呼。他ルートの [ 帰還END ] とは違って、本当に『帰還しただけ』だったのだなぁ " と、しんみりしてしまったENDでした(´-`)


★【真相END】
ぎゃ〜〜〜(≧ω≦)!!
キャ〜〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv

めっちゃ幸せでした(*´Д`)!!

そう! これなの「これ」!!
このハピエンを見たくて、ここまで頑張ってきたの〜〜〜8(≧△≦)8))))
と、狂喜乱舞したくらいです(笑)

だって、このEND。
最後には『黒』も ほどけてくれるんですよ(T-T)

「私を愛してくれて…… ありがとう。こんな私を愛してくれて…… ありがとう」
「……ああ、ハルカ……」
「やっと…… やっと笑ってくれたね」
「俺は……」
「俺はその笑顔が欲しかっーー」


【黒鯱】〜〜〜〜(⊃Д⊂)!!!!

もう、ここら辺で感動と幸せが、ごっちゃに押し寄せてきて大変なことになっていました。
しかも、どう考えたって現世での幸せを望めない存在なのに、救済策が有るんだなんて(T-T)!!

(ワラワの力を使うのじゃ)
(ーー願え。もしこの世界に神がいるなら、ソナタは何を願う?)

「もし……」
この世界に神様がいるとするならば。

(ーー私は彼とーー)

すみません! 最後のセリフはネタバレ必至なので割愛させていただきましたけれど、もぉぉぉぉ(⊃Д⊂)
vvvv
そして、『根の国』を乗り越えて、ようやっと『中つ国』でーー

「ただいま……!」

と言われた時には、「おかえりなさい!」も言えずに、ただ抱きつきたかったです(T-T)!
嗚呼。
本当に素敵なエンディングでした……。
もぉ、感無量すぎて言葉が出ないくらい。

でもね、幸福だけに酔ってしまわずに、きちんとマサトさんの言葉で、

「たとえ神がお前の傍にいることを許してくれたとしても、俺は自分を許せない」
「苦しみ抜いて、その先でどんな希望も見いだせずに、

この世の誰よりも惨めに死ぬべきだ」

「そのために…… 俺は命を与えられたんだと思う」


と言わせてくれたライター様に脱帽しました!
悔恨の言葉があるのと無いのでは雲泥の差です。
この言葉があるからこそ、「ううん。それでもマサトさんが好きなんです。おかえりなさい!」って私…… おぉっと、間違えた(笑)、ハルカちゃんも言えるじゃないですか。

しかも、その先で待っていた「
白無垢」には、もぉ(⊃Д⊂)vvvv

「俺を選んで、ついてきてくれてありがとう」

「愛してるよ、ハルカ」

〜〜〜〜〜〜(T-T)!!!!
この最後の言葉を伝えるまで。
そして、ハルカちゃんに受け入れてもらえるまで、どれだけ多くの時間を掛けたんだろう。
なんて長くて、残酷で、でも、
(私には)深い愛情で満ちた軌跡だったんだろう。

と思ったら、しばらく身動きできませんでした。
うぅぅ。
めっちゃ好きです、マサトさん&マサトさんルート(≧ω≦)
vvvv


【〆】
え……。冒頭でも述べましたが、『Rejet兄』を語るなら本作のマサトさんは今後、外せなくなるだろうな、としみじみ感じました。
本当に主題が重くて、" なんでそこまで(T-T) " と思わずにはいられない家庭環境の子どもばかりが出てくる作品なのですが、それでも購入して良かったです。
「終わり良ければすべて良し」。
と、この言葉もまた噛みしめた作品になりました(*´Ω`*)





ーー 以上が、『もし、この世界に神様がいるとするならば。』のネタバレ感想でございます。

この作品に感じたことはマサトさんの【〆】欄で言ってしまいましたので、もう何も残っていません(笑)
あ、でも、最後に。
巷では【九鬼兄弟】のキャラ人気が高いようなイメージを受けているのですが、私のように

寄り道せずに(笑) 攻略キャラがめっちゃ好き(≧ω≦)!

という感覚で終始した者もおりますので、攻略キャラの魅力も劣っていないと思います^^
(例え、ネジくんがバリバリ、もしゃもしゃ「死肉」を食べていても、大好きですよ!(笑))


最初は及び腰でプレイを始めたのですが、予想以上にのめり込んでしまった作品でございました(*^-^*)
vvvv

(2016.12.14 UP)



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