乙女【紹介】目次 『ワンド2』攻略 『ワンド2』感想



Wand of Fortune R2
〜時空に沈む黙示録〜






















メーカー

(2017年03月09日発売【PS Vita】)(2011年09月29日発売【PSP】)
「ワンド オブ フォーチュン R2 〜時空に沈む黙示録〜」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様 および デザインファクトリー株式会社様に帰属します。



ストーリー

[ 魔法 ] が、ごく当たり前に存在する魔法都市【ラティウム】
そこは世界一の魔法学校
【ミルス・クレア魔法院】を擁する場所でもありました。
かつて、誰もが持つ魔法属性を持たない [ 無属性 ] の少女として入学を果たした
ルル(16歳)は、与えられた課題を見事クリアし、世界で唯一の【全属性】を持つ少女となったのです。

才能を開花させたルルは、能力に身体が追いつくまで休養を余儀なくされましたが、ようやく魔法院への通学が叶うようになったある日。
時空の歪みに巻き込まれ、魔法院の空高く吸い込まれてしまいました。
意識を取り戻すと、周囲にはこれまで自分を励まし続けてくれた「彼ら」も皆、同じように倒れています。

戸惑いながらも見知ったようで知らない場所で過ごすうち、そこが魔法都市ラティウムの
過去の時代であることが判明するのですがーー。
そこで、これまで当たり前と受け止めていた「魔法」が孤立し、問題視されていることを知るのでした。

過去の時代がルルに知らしめた「魔法」の特異性。
そして、そこに絡む、ルルを誰よりも支えてくれた「彼」の抱える深刻な問題。

大きなうねりを見せる時代の中で、魔法を愛するルルは希望を見つけた後、現代へと還ることが出来るのでしょうか。
そして、全ての糸が繋がる時、「彼」の問題性は。
その「彼」をより近くに感じたい、と願うようになったルルの想いは「彼」に届くのでしょうか。



ゲームの流れ

プロローグ&【ターン 0〜56】までがゲーム期間です。
【プロローグ】→ 完全共通パート。
*【ターン 0】→ チュートリアル / 攻略キャラ決定。
*【ターン 1〜56】→ ペアパート / MAP探索がメイン / 一日1回の行動で進行。
*【ターン 56以降】→ 個別パート / 選択肢のみで進行。
選択肢選択による好感度や魔法結精石の精製数により、各種恋愛ENDを目指します。
股掛けイベント等は発生しませんので、一途プレイが基本。



システム

主人公の名前変更可能。(但し、公式ネームだとそのまま呼んでもらえます(≧ω≦)!)
主人公ボイスあり。(CGイベント等、フルボイス仕様ではなくパートボイス)
CG鑑賞&シーン回想ありです。(シーン回想は充実^^)
【Edgar's Report】→ 前作までのあらすじ。(見ることでトロフィーGET)

【結精石】→ 同じ属性の「原石」×5個でひとつ精製
*「原石」→ [ 風・土・水・火・光・闇 ] の6属性。
* 最終ターン(ターン56)までに「50個」以上、結精石を精製していないと【恋愛なしEND】(共通 Tragic)
[ 一日一回 ] の行動で、56ターン目まで推移。
*【Search】→ MAPでの「原石」探索(同じMAPを「5回」探索するとアイテム入手)
*【Item】→ 入手した原石やアイテムを新たなアイテム等に精製する
*【Holiday】→ 登場キャラとの会話(自分が終了したい時まで何人に話しかけてもOK)

恋愛ENDは「2」種類。
*【Happy End】(恋愛END)【Tragic End】(恋愛未満END)があります。
* その他、【Bad End】もありますが、CG & シーン&トロフィー登録はなし。
*【共通 Happy End】【共通 Tragic End】も有り。
→「共通 Tragic End」は何時でも見れますが、「共通 Happy End」は全キャラ攻略後にOPEN。
CGコンプ後の「御褒美CG」はありです(≧ω≦)♪



総評 ★★★★★

文句なしです!
文句なしに、『Wand of Fortune』の続編として
「★5」です(≧ω≦)!!

選択肢だけで進むアドベンチャー形式とは違い、MAP探索ターンもありますので、最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れてくると結局、どのキャラでも最終的な手順は変わりませんから、「如何に効率よく、キャラのシナリオに合せてMAPを開放していくか」。
このことに燃えてしまう作りだと思いました(笑)

いや、それにしても本当……。

『Wand』はスタッフ様に愛されている作品なんだなぁ(*´Д`)

と、惚れ惚れせずにはいられません。
だって、『無印』『無印FD』を経ての本作。
前作で彼らが抱えている事情を見事に掬い取る内容になっているのですから!

元々、キャラ自身が大きな事案を抱えている彼らには、その解決を。
主だった懸念を抱えていなかった彼らには、今後、より良く魔法と向き合っていくための試練をーー。
本作は与えてくれるのです。
その采配が、本当に素晴らしかった(≧ω≦)!
前作で「好きだ」と思っていたキャラクターのことを、もっともっと好きになれる内容だと感嘆せずにはいられませんッ(
*´Д`)!!


システム周りは、PSP版の名残があって、
[ MAP画面でのタップ不可 = 方向ボタンと決定ボタンで指示 ] という少しの不便はございますが、そのようなことは些末なこと。
その他は難なく進めますので、周回プレイも快適でございまいました^^
MAP探索形式ではありますが、前述した通り、一度手順を覚えてしまえば、後はキャラのシナリオに合せて開放していくだけなので、周回を重ねていく毎に簡単に感じていくはず。
ですから、初周でまぁ……8〜10時間程度。
2周目からは既読スキップも使えますので、4〜6時間もあれば各ENDを迎えられると思います^^

プレイ終了した暁には、"何故!? どうして『FD』と同梱じゃないの(;´Д`)!? " と、すぐにでも後日談を楽しみたくて仕方のなくなる作品。
(褒めすぎかな(笑))
PS2時代から始まったシリーズ作品ではあるのですが、いまだ色褪せないファンタジーに絡めた素敵な恋愛模様に興味を惹かれましたら是非(≧ω≦)! とお勧めしたい逸品でございました(*´Ω`*)
vvvv



登場キャラ(cv.)

ユリウス(cv.櫻井 孝宏) 17歳。魔法属性【風】
   好奇心旺盛で一度熱中すると周りのことが見えなくなってしまう性格。
   いつか新しい方式の魔法を創り出すことが夢。


ノエル(cv.鈴木 千尋) 17歳。魔法属性【土】
   夢は世界一の大魔法使い。けれど、いつも努力虚しく一人空回りしてしまう青年(笑)

ビラール(cv.高橋 広樹) 21歳。魔法属性【水】/ ファランバルド王国第二王子。
   水資源の足りない祖国に豊かな水をもたらすため、魔法を学びに来ている王子。
   上品な物腰で穏やかな笑顔を絶やさないが、その実、人一倍情熱家でもある。

ラギ(cv.柿原 徹也) 16歳。魔法属性【火】/ ハーフドラゴン。
   女の子に触れられるとチビドラゴン化してしまう少年。
   魔法は使えないが、自分の体質を治すために魔法院に通っている。

アルバロ(cv.鈴村 健一)19歳。魔法属性【光】
   気さくな態度で周囲と接する社交家だが、自身が楽しむことを一番に欲する享楽家でもある。

エスト(cv.入野 自由)14歳。魔法属性【闇】
   寡黙で常に独りでいることを好む少年。
   いくら素っ気なくしても懲りずに話しかけてくるルルのお陰で変わり始めている。


ソロ(cv.立花 慎之介)???歳。魔法属性【全属性】/ 古代種。
   複雑な時間魔法が使えるほどの能力の持ち主。魔法院創立者であるモルガナの親友。
   人の話を聞かない独自のテンポで生きている(笑)

(2017.04.15 UP)



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