VAMPIRE SWEETIE



制作発表から発売までかなりの歳月を要した本作品。
個人的には他PC乙女 『Love☆Drops』 のような可愛らしい絵柄でしたので、同じようにPopな内容を期待していました^^
実際にプレイしてみての感想は……。
う。
う〜ん……。
可もなし不可もなし?
な感じかと^^;


惜しいかな。
大人向け乙女ですからね、当然「そのような」シーンもそれなりに散りばめられている訳なので、テキストだけを読みますと攻略キャラクターの面々は結構婀娜っぽいことをしてくださっているのですよ(
ノωノ)vv
……なんですけれど、

イラストのPopさが返って逆効果だったかもしれません(;´Д`)!

どんなにテキストを色っぽく仕上げてくださっていても、表示されている大人行為CGがキャラクターの立ち絵表情と何ら変わらないような「満面の笑み」だったりすると、嗚呼。
可愛いんですよ。
確かに可愛らしいイラストなんです。
でもでもッ。
「今、ここでアロンがこんなに色っぽいセリフを言ってくれてたのに、ユーリ
(ヒロイン)と朝食を食べている時と変わらないような元気笑顔とは……! あぁぁ(;´Д`)」
と悄然としてしまったり^^;


う〜〜。
更に、本作は吸血鬼キャラクターによる
【吸血行為】が売りのはずなのに、グラフィックが使い回しだったのが一番の残念どころ。
吸血行為はそれなりの回数があるのですけれど、
7月中のものと8月に入ってからの吸血方法には格差があるのです。
7月中は慣れないヒロインをいたわりながら、思い遣りながらの吸血で、8月になると……もう
////
「うわっ、うわわッッ。このシチュ、【大人】だよ〜〜ッ8(≧△≦)8))))」と身悶えしちゃうような内容ばかりなのに、

グラフィックのテンプレ仕様(;´Д`)!!

うわ〜〜ん、盛り上がらないし〜〜(T-T) とさめざめ泣いておりました(笑)


と、拙「紹介」コンテンツでも述べさせていただきましたが、本作は 
視覚から得る官能美 は薄いかと……個人的には感じております。

でもですね^^!
シナリオは、うん。
まぁ、深くはないのですけれど、正当ファンタジー&ダークファンタジーをバランスよく織り交ぜた安定感のあるものでした
vv
正直、ユーリちゃんの顛末を知り驚いてしまったのですが、「あぁ、そうか」と。
絵柄は変わっていても、そう言えばシュガーさんは「Under The」とか「いじわる」とかを制作していたのですものね。それらを踏まえれば、確かに当然の帰結でございました。
(さかなさんのイラストだったら、きっと最初から構えていたんでしょうけどね^^)

だから最初は「えぇッ(;゚д゚)!?」と思ったものの、ユーリちゃんの変貌のお陰でリバーシブルなエンディングを迎えられたりと、そこは実に楽しかったです(
*´艸`)vvvv
や、勿論。攻略キャラクターには愛情込めて突進していきますので、彼らに優しい結末が一番好きです^^
でも、Anotherとして少し残酷な大人風味のエンディングも垣間見たいという……難しいですね オトメゴコロな訳なのですよ!(笑)
そこを一心に満たしてくれたのが、初手攻略をしたファウストでしたので、実に満足
vv
お腹いっぱい♪ ファウストありがと〜〜(≧ω≦)
vvvv なんて思ったりもしました^^


そう! そうなんですよ!!
上で述べましたように、グラフィック上の艶は稀少なタイトルだと思います。
けれどですねッッ、やっぱり
vv と言いますか、さすが//// と言いますか……。

声優さまの演技は素晴らしいです(≧ω≦)!!

お目当ての方の攻略をしていた際には、大人シーンがあまりにも恥ずかしくてまともに聴けないくらいでした。くぁ〜〜(
ノωノ)vvvv
「やっ。ダメ。 そんな声出しちゃダメ〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv」 と一人で悶えまくりでしたから。
あぁ、なんて変態な私(笑)
しかもですね。
これって私が大好きな仕様だったのですけれど……
////
うわぁ、書き出すの恥ずかしい! でも、書いちゃうッ(≧ω≦)
vv


キャラクターが律動する際、ゲーム画面もガクガクッと揺れるのですよぅッッ8(≧△≦)8))))


こ……これは……何て言う……。
錯覚しちゃうじゃない。
中の人
(こら) 攻略キャラクターに揺さぶられてるって錯覚しちゃうじゃない〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv
あぁぁ。本当、深夜プレイをこっそりしていて大変でした。
大人シーンになったら、振動と鼓膜がぷるぷる震えちゃってもじもじしちゃいましたもの(笑)

この仕掛けって大人乙女にはよくあるものなのでしょうか?
私にしてみれば斬新で「うぉぉぉ(≧ω≦)
vvvv」と身悶えしちゃったのですけれど、是非是非。
今後のシュガー様は勿論。
他メーカー様が大人乙女タイトルを制作される際にも、
画面ブルブル効果(笑)を付けていただきたいなぁ(≧ω≦)! と強く思いましたvvvv
えぇ、そこは握りこぶしで心から!!


おぉ〜。この感想も冒頭の辛口評価から随分と滑らかな内容になってきたように思います^^
さすが、私の妄想体質というところでしょうか(笑)
ではでは、このまま愛情込めてキャラクター語りに参りますね(*^-^*)
vv
(cv. への敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)





ファウスト (cv.先割れスプーン)魔界四貴族ヴァレンテ家長男。

「ダメ大人、万歳(≧ω≦)!」ということで初手攻略をしたファウスト
vv
「こんなね〜、飄々としているキャラって大概、過去に深い傷を負っていたりするんだよねぇ(*´艸`)
vv」と喜び勇んで突進したのですが、どうやら痛手を負っていたのは他の兄弟らしく……。
ファウストにはファウストなりの葛藤を抱えていたのですが、ヒロイン・ユーリちゃんが「覚醒」するまでは厭世的態度が半端なかったです。

あぁ、そうそう。
初手攻略したのがファウストだったもので、最初本当に驚いたのです。
何が、って、

四兄弟のあまりの日常生活における関わり合いのなさに(;´Д`)!!

え〜。
「魔界の貴公子4人がバカンスにやって来る」なんて謳われたら、4人とキャッキャできるシナリオが練り込まれているものと期待していたのに、そうですか。
初日から個別攻略に進んでしまうのですか……。
寂しいじゃないですか〜〜(T-T)!!

ファウスト攻略の際、
他兄弟はほとんど空気なんですもの。
もっとさぁ、掛け合ってくれても全然構わないのよ。
むしろヒロイン含めて5人でワイワイしようよっ(;´Д`) と思ってしまいました。
4人がそれぞれの個性を持って、楽しく過ごしながらもお互いを思いやるシナリオが見れたなら、更にキャラクターの魅力も増したでしょうし、もっと私も惚れ込んだのにな、って残念至極。
そうしたら、ファウストの手慣れた=巧みな手練手管にもずっと悶えたのに〜(>_<) と(笑)

だって、ファウストの
8月に入ってからの吸血方法ったら、もうっっ(ノ≧∇)ノシvvvv

ふとした些細な仕草にも男性特有の色香を発しているファウスト。
そんな人が初恋の相手になってしまったユーリちゃんの戸惑いたるや、きっともの凄い心拍数を刻みながら一緒にいたのでしょうね^^
普段は飄々としていて掴みどころがなくて、部屋の中でぐだぐだしているだけなのに、吸血衝動が抑えらえなくなった彼は、さすが
////

先割れさんの腕の見せどころ(≧ω≦)!


だと、賞賛してしまいました(笑)

ん……。でも、せっかく盛り上がった吸血or大人シーンがあっても、
シーンぶつ切り。
すぐ他の日にシナリオ移行してしまうのは余韻がなくて寂しかったです(;´Д`)
もう少し……行間が欲しいなぁ、って。

更に個人的にはマイナスで衝撃的だったのが、
ユーリちゃんの正体!!
最初、知った時には「えぇ〜(;゚д゚) ソッチに行っちゃうの〜!?」とずっこけてしまいました^^;
予備知識がなかったし、絵師さんも変わっていましたので気を抜いていたのですよね。
でも、魔界繋がりだと分かった今でも、人間の少女としてのまま攻略キャラたちと恋愛できるエンディングもあれば良かったのに、って思います。
その場合、彼側が人間になれば良いのですからね〜(*^-^*)
vv
……今では、魔界貴族の彼らと添い遂げるためには、ああいう形が一番なのかな、って思わないでもないです。
(が、如何せん。唐突すぎて……。
「いじわる」みたいに攻略キャラクターのシナリオを丁寧に追って行った後で、ヒロインが最終的に人外になる選択をする、とか言うなら納得しやすいのですが。
本タイトルは良くも悪くも、手軽に楽しめる作品なため説得力が……と^^;)


----と、初見ではぐだぐだ感じてしまった設定でしたが、
凌辱感の強いBadを拝めたのは幸いでしたvv
特に最初にBad系エンディングを見たのがファウストでしたので、百戦錬磨の彼だからこそ闇姫となったユーリちゃんと渡りあえているところとか、純真な彼女を懐かしむ本心を隠して、「今」のヒロインとの情交を楽しめる……詰まるところの彼女への愛の深さとか諦観とか。
ファウストだからこそ、内容を残酷に感じずにBad集を堪能できたのだと思っております(*´-`*)
vv

真逆にやっぱり!
Happyは幸せ一色で嬉しかったなぁ(*^-^*)vvvv
正直なところ。
「え? 試練?? え? 「ガーディアン」で「フレームハート」?? なんだろう、このネーミングセンス!(笑)」
と思わないでもなかったですが、良いんです。
生きること、長兄であることに何ら意味を見出せずにいたファウストがユーリちゃんと出逢い、


「俺は一人の女性として君を好きになったんだ。元気で明るくて……。
まがったことが嫌いな君を好きになった」
「……いいんだ。吸血姫であってもなくても。

君が、俺にとってかけがえのない存在だとわかった



と伝えられるまでの幸福を掴み得た。
そのことが一番嬉しいのですから(*^-^*)!!

正直、安直なシナリオ展開だなぁ、とは思いましたけれど、それこそ願ったり叶ったりでプレイを楽しんだので結果オーライ
vv
以前の彼からは想像もできなかった、「
父親」という存在にもなれたことですしね^^
一生をかけてユーリちゃんに満たされて、そして、満たし続けて欲しいな、と思います(*^-^*)
勿論----ユーリちゃんの尻に敷かれながらなのは、ファウストのデフォですよね
vvvv(笑)





ミハイル (cv.桜ひろし)魔界四貴族ヴァレンテ家二男。

意外や意外。
実はあまり興味のなかったキャラクターだったのですが、実際にプレイしてみると……やっぱり!

ヒロインに冷たかったキャラクターがどんどん心をほどいていってくれる

シナリオって、堪らなかったです〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv

あんなにさ、初日なんて「ヒロインは興味の範疇外」みたいな態度を取っていたのに、そこを無視してずんずんミハイルに近づいていくユーリちゃん(笑)
そんな彼女から申し出た【吸血行動】に、


「後悔することになる」

「----君は今から、私の餌だ」



と押し殺した声で囁かれちゃった日には、
もう〜〜〜〜8(≧△≦)8))))
「キャアァァァ
vvvv」とハートを乱れ飛ばして喜んでしましました!!

……でもですね。
ここから先に続けられるミハイルの核となるシナリオが……嗚呼(;´Д`)
ヤバい。ダメ。
この流れって私には鬼門シナリオじゃない?
ヒロインが実は、攻略キャラクターの

過去の恋人の転生した姿

とかって、すっごく受け付けないんですけど〜〜〜(>_<)!!!!

とシタパタすることに……。

こういう設定って何も本作に限ったことではないのですが、ヒロインの攻略キャラクターへ向けている愛情が実は前世からの因縁があるもので。とか言うような
【運命論】で片づけられてしまう流れって、かなり苦手なんです(;´Д`)
だって、そんなことプレイヤー側の私には関係ないし、むしろ、ヒロインを通してゲームを楽しんでいるのだから、過去の女性がヒロイン以上の深い存在になってしまうのは嫌。
仮想現実のゲーム内では常に「主人公至上主義」を貫いて欲しい。……と、切に願っておりますので。

でもまぁ、結局のところミハイルが心を縛られている女性「
ジュリア」は、確かに大切な存在ではあるものの、恋人未満の関係だった(「言葉で約束した」だけの関係)と分かってホッとしましたけれど(*´-`*)
うん。
ミハイルの心が動くきっかけは確かに彼女だったかもしれないけれど、

その心を満たしたのはヒロイン。愛情を感じるのはユーリちゃん以外には在り得ない。

という流れは実に好ましかったです(*^-^*)!!

ですから、ミハイルがユーリちゃんにこれまでずっと冷たく接していた理由が、
(以下、大きくネタバレです!)




「それは違う。不愉快だとは思うが
(君の存在は)嫌ではない」

「君の声も姿も、私にとっては非常に好ましい。

好ましすぎて心が乱れる。

だから不愉快だ、とそう言っている」





ということだったと知り、「キャ〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv」と心置きなく身悶えることができました(≧ω≦)vv
あぁ、幸せ
vvvv

他にも。
やっぱり過去の彼女のことを気にしてしまうヒロインに、

「君の方がよほど明るくて、無意味に前向きだ」

とサクッと言ってくれたりとか、くあぁぁ
////
初エチの際にも、


ミハイルはわたしを見下ろしている。
どんな表情も、声も、吐息すらも逃さないよう、腕の中に閉じ込めて喰べつくそうとしている。

綺麗なミハイルは、綺麗なままわたしに欲情していた。



なんて表現も盛り込まれたりで、「〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))」と声にならない叫び声を上げてしまいましたもの!!
あぁぁ、実に楽しゅうございましたぁ(
ノωノ)vvvv


ここから先のエンディング分岐等、多岐に渡るシナリオ構成は……多分、本作品の中で一番力を入れているのじゃないかな、って気がしています。
長兄を差し置いて、次兄がメインシナリオのような(笑)
冒頭で心配した転生のくだりも……うん、まぁ。
ぼやかして書いてくださっているので、それほど深刻なダメージは受けませんでした。
最後にユーリちゃんが彼女に対して取った行いも、有りだよね、と納得できましたから^^
でも、でもね!!
確かに綺麗にまとまっている一番のシナリオだとは思いますけれど(>_<)!!
ミハイルでも

ダークver. の暗澹エンディグが見たかったのに(;´Д`)!!

と思ったのは私だけなのかな!?

攻略キャラが幸せなのが大好きですから、ハッピーエンディングが最良とはしておりますが、その……。
ユーリちゃんの豹変した姿を見て、

仄暗い情事にふけりつつ、その心は底知れぬ深さまで堕ち込んでいく

ミハイルを堪能したかったなぁ、って現在進行形で思ってしまうのですよ。
そんな大人エンディングがあったなら、もっともっと楽しめたシナリオだったのになぁ。
なんて
vv
どこまでも腐ったオトナの一意見なので軽くスルーなさってくださいね。をほほ(*´艸`)

以上^^
エンディグへの主観を外し、客観的に捉えてみても実に綺麗にまとまっていたと思うミハイルルートでした(≧△≦)b





アロン (cv.木島宇太)魔界四貴族ヴァレンテ家三男。

アロンはですね〜(T-T)

せっかくの木島さんボイスなのに(;´Д`)!!

という残念感でいっぱいなキャラルートに仕上がっておりました。
や、だって。
美味しいところを全〜部、

アンリエッタに持って行かれちゃってますよね!?(笑)


うん。
アンリエッタは嫌いなキャラクターじゃないし、むしろ微笑ましいからアンリエッタENDのグラフィックなんて大好きだけれど!
アンリエッタルートがアロンHappyEND後に開くんですもの。
あんなにキラキラ素敵だったアロンとの大人シーンが霞んじゃうなんて残念すぎる(>_<)!!


初対面からヒロインに優しくて、裏表がない。
いつもにこにこ笑って接してくれる。
機転も利いて空気の流れにも聡い。


こんな設定がお好きな方には堪らないキャラクター^^
私もアロンが最初から優しいし、気怠げな雰囲気も醸し出していないし、ヒロインとの会話がほぼ【料理に関することだけ】っていうことすら!(笑)
好きでしたよ。とても好ましく思って眺めておりました。
(特に、ベストカップルコンテンストの話なんか大好きでしたねぇ(*^-^*)vv

でもな……それもアンリエッタ対決シナリオで雲散霧消してしまうという……。
アンリエッタも好き^^
アロンだって大好き
vv
それなのに、シナリオ運びは不運なキャラクターだよね(T-T) と不憫に感じてしまうルートプレイでございました……(合掌)


それ以外は^^!
アロンのBadENDが好き〜〜(≧ω≦)
vvvv
あんなに快活だったアロンを苦痛の表情に歪ませる情交ENDとか、実にツボでしたもの
////

嗚呼。あの時のアロンの痛がりようったら……可愛いなぁ、もう
vvvv
あそこでね、気絶しそうになっているその瞬間にアロンに口づけて、ぎゅっと抱きしめて苦痛から解放してあげて。
それから今度は発狂しそうなくらいの快感を与えてあげたい!
(あ、ユーリちゃんがね(笑))
と切実に思ったのです(≧ω≦)
vvvv
あんなに痛そうな内容ばっかりじゃなくて、そんな妖艶さも盛り込んでくれたら最高だったのにな、と妄想しちゃう美味しいシチュでありました(
*^-^*)

後はやっぱり!! アロンルートと言えば
vv

アルジャーノンGoodENDですよね〜〜〜8(≧△≦)8))))


…………。
あぁぁぁ。どうして、何故!?
あのGoodENDから先の内容がないのですか!?
そこから先が大人向け乙女として大切な部分なんじゃないの!?
アルジャーノン〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv

と悶えに悶えましたからね(笑)
あの、私が本作品で最も苦手とするBadENDのアルジャーノン編をさ。
アルのユーリちゃんへの好意からくる艶めいた開発に当ててくれたら、もう本当っ。
無敵だったのになぁ(;´Д`)!!
と残念で仕方ありません……。ハァ
(嘆息)

と、アロンルートに関しましては、サブキャラへの熱い思いとか印象とかが残りやすいのですけれど、その実は明るく一途な想いを気負いなく堪能できる素敵ルートだと思いました(*^-^*)vv





ジョシュア (cv.悠輝タクト)魔界四貴族ヴァレンテ家四男。

ジョシュア〜〜〜〜(≧ω≦)
vvvv

ジョシュアのために本作品を購入しましたので、ルートプレイを照れ照れとしながら楽しませていただきましたぁぁ(
ノωノ)vvvv
もうねぇ……今時、貴重ですよね。
こんな、
【目いっぱいショタ】な男の子。
私が若かりし頃、小鳥さんと「あはは。チュピったら〜☆」なんて戯れて過ごすショートパンツの守護聖には、イラッとした感情しか抱かなかったのに、こんな。
ジョシュアにはどこか郷愁を覚えながらプレイしているんですから、歳を取ったものですわ(笑)

公式サイトのSSを読んだ時にも片鱗を感じていたのですが、本当にジョシュアってばユーリちゃんよりも永い悠久の時を生きているとは思えないくらいの幼児性が強いキャラクターで驚きました。
「お姉ちゃ〜ん」と呼んでは、何の衒いもなくしっぽを振ってついて歩くような……。
んん。でも基本、ジョシュアは犬というより気ままな猫タイプなのかな?
そして一見、猫タイプのように見えるアルジャーノンが実は犬のような忠実な気質なのでは、と思ったり。
……と、こんな考察はどうでも良いですね^^;


ジョシュアルートはですね、実際にプレイしてみると。
無邪気さの中に隠し持った艶がちらりと垣間見えるシナリオが大好きでした////
でも、イベントCGが表示されちゃうとシナリオや悠輝さんの口調から感じ取れる甘さが、ぐんと低くなりやっぱり無邪気だなぁ、と感じてしまうイベントに落ち着いてしまったり……するのが個人的に本当に残念(>_<)
あんなニパッと笑って情事に及ばれると、元が吸血行為だったりBADルートだったりで背徳感のある行為をしているはずなのに、大人向け表現のある少女小説
(挿し絵付き)を読んでいるような、ほんわかした気持ちになってしまうんですよね^^;

惜しい! 惜しすぎる(;´Д`)!!
だってさ、Anotherルート「
闇吸血姫」ルートのこれまたBadルートなんて、美味しい濃ゆいシーンがあったというのにッッ。うわ〜〜ん、悠輝さんの艶ボイスなのに〜〜!!

なんて。結局はどんな感想より、そこですか(笑)

ジョシュアにはAnotherルートがあるように、ユーリちゃんとの「宿命的な繋がり」があった訳なのですが、それもねぇ……。
末子には他の兄弟よりもより強固な能力が潜在的に眠っているケースってよく見受けられますが、ここにそれを持ってこられるとジョシュアのユーリちゃんに向ける愛情は個人的なものなのか、脈々と血に受け継がれてきた本能的なものなのか---- よく分からないのも寂しかったかな、と^^;
うん。結局は両方ともなんでしょうけれど、アロンルートでも感じましたが転生システムとか運命論とか、乙女にこれ程使われ易く、且つ、これほど歓迎されないシナリオ設定はないと思うんです。
もう少し、現代でのシナリオが流れるようなものではなく色濃いものであったなら、ジョシュアの運命論or宿命論にも違った感想を持ったかもしれないのですけれどね(>_<)

彼がユーリちゃんに最初から強く惹き寄せられているのは、本当に嬉しくてプレイが進みましたので、ユーリちゃんがユーリちゃんだから彼女に惹かれて止まない、といった内容にしてくれたならもっともっと拍手喝采だったのに^^
vv と思っております。


後ね!!
何度も言いますが、ジョシュアは大好きなんです!!
もうどんな理由からも彼の眼にはユーリちゃんしか映っていないから(≧ω≦)
vv
だからAnotherルートも頑張ってプレイしました!
(あのアルBadENDが辛くって……(T-T))
それなのに、楽しみに迎えた
HappyENDのユーリちゃんの捨て台詞が納得いか〜〜ん!!!!

両想いでラブラブで二人の眼にはお互いしか映っていないのに、それぞれの過去の恋人関係に嫉妬してしまう、というのは美味しいシチュですよね
vv
私もシナリオとして大好物な流れです(
*^-^*)vvvv
が!!

ジョシュアだけで迎えられる「
人間界での」恋愛END。
ジョシュアだけなんですよ。ユーリちゃんと同じ種に身をやつしてくれるのは!!
それなのに、自分の才能を生かした素敵な職を見つけてユーリちゃんの生活まで担ってくれているというのにッッ。
ユーリちゃんを嫉妬させてみたくて、うにゃうにゃ煽るようなセリフを言ってみただけのジョシュアに、


「早く仕事に行っちゃえ、バカーー」って言うなバカーー(ノ`Д´#)ノ≡┻┻!!


って。
思ってしまいました。
---- ジョシュア寄りでプレイをし過ぎて本当にすみません^^;

私の好みなんですけれど、恋愛ゲームの主人公となる女の子は優しくて相手を思いやれる性格の子が好きなんです。

楽しい時には一緒に笑って、泣きたいような気分の時にはそっと寄り添って。
そして、相手の言動に感謝の気持ちを忘れない女の子。

現実世界ではそんなの無理だって分かってます。
だって、男の子には勿論、女の子だって生きているんですからいろんな感情の揺れがありますもん。
気に入らないことだって、分かり合えないことだって、譲れないことだって。いっぱい。
だからこそ、仮想現実では優しいシナリオだけを楽しみたいって思うんですよね。
ほら、わたくし年寄りですから、癒しを求めてしまうんですの。ヲホホ〜(笑)
だから、

嫉妬しているからってどんな捨て台詞を吐いても許されると思うなよーー(`◇´*)

……と、思ってしまう自分がいる訳でして……。
以上!

ジョシュアったら可愛くて一途でエロエロで(笑)最高なんだから、ないがしろにしちゃダメーー!!

な最終感想でした(≧△≦)b





以上が、キャラ語りとなります。
いつも以上に偏りがある内容で申し訳ありません^^;
気もそぞろ、という感じが思いきり出てしまっていますもんね……。
(ちょうど他の更新準備と並行しながらの打ち込みだったのです)

しかも、愛情込めて打ち込むはずが、結構時間を置いてしまったせいか勢いで消すことが適わずに、「残念だったな(;´Д`)」という感想ばかりが表面に出てきてしまったような……あぁぁ orz
そこで!
マイナスの波に乗ってしまったのなら、このまま。
何度も「紹介」やら拙レビューやらで触れているアルジャーノンENDについても、こそっと話したいと思います。



アルジャーノン (cv.夕凪孝) … ヴァレンテ家の従兄弟。生物の合成を得意とする。

夕凪さんですよ!? 夕凪さん(≧ω≦)
vvvv

「悠輝さんと夕凪さんの夢の競演
//// それじゃあ、夕凪さんは隠し的存在!?」

と……本作品に期待された方も多いのじゃないかな、って思うのですが、どうでしょう(*´艸`)ホホ

実際のところ、アルジャーノンは
恋愛対象キャラクターではありません!
大人表現どころか、甘い睦言すらありませんからねッッ、残念すぎます(;´Д`)
それでも、ほんの少しのEDだけは用意されていまして、メインキャラクターのアロンルートではGoodENDを。
ジョシュアルートではBadENDを入手することが可能。
Goodはですね、上記でも触れましたが、「あぁぁ! むしろその先を(≧ω≦)
vvvv」と身悶えしちゃうような、にやりと頬が緩んでしまうシーンで終わるんです。
それなのに一転して
ジョシュア経由のBadENDは本当にBadEND!!
いちキャラクターの派生EDという感じではなく、本作品の中で一番の陰惨なEDじゃないか、と個人的に感じているくらいです。
あのEDを見た後……しばらく立ち直れませんでしたから……(;´Д`)

ネタバレしてしまいますとね。以下、隠し文字にて打ち込み。

ジョシュアに深く傾倒しているアルジャーノンは、ただの下等な人間でしかないユーリが彼の心を染めてしまったことが許せなくて仕方ありませんでした。
そこでアルはユーリを魔界へと連れ去ります。
四肢を縛られた彼女の前に連れ出されたのは、生物の融合を得意とするアルジャーノンが掛け合わせた醜悪な生き物---- それは、ぬめぬめとした粘液を持ち、息が苦しくなる程の腐臭を撒き散らす化け物でした。
その化け物にですね、ユーリちゃんは蹂躙されてしまうのです。
何度も何度も。
足を組みつつ座しながら哄笑するアルジャーノンの目の前で(>_<)!


そのことが重い足枷となり、ジョシュアへの恋心を封印したユーリちゃんは独り生きていく……という内容。

あぁぁぁ。
ムリ! 本当にムリ!! このEDだけは耐えられませんでした(;´Д`)!!!!
この後にね、ジョシュアのHappyENDを見なければ到底立ち直れませんでしたもの(>_<)
アロン経由で見ていたアルジャーノンの可愛らしい姿が霞んでしまうくらいの破壊力でございました……。
うぅぅ、こうやって打ち込みするだけでも辛い(T-T)

このEDの文章は、それでもあっさりと描いてくださっていると思います。
が、女性としての性をあまりにも無視された内容に虫唾が……と言いますか、何と言えばいいのか。
吐き気を催してしまったんですよね(T-T)
脆い精神構造でごめんなさい(>_<)
でも、本当にダメなEDでした……。



あわわ(>_<)
最後の最後にこんな感想を置いてしまって申し訳ありません!!
このEDに対してここまで落ち込んでしまったのって私くらいなものだと思います。
大よその方は何ということはないBadENDのひとつとして読み流していると思いますから(*´-`*


えぇと。
以上のことから、本作品は


*
シナリオに深みを求めちゃダメ(≧△≦)b
*
声買いで購入するのが一番ストレスが少ない気がします^^
*
サクッとHappy&Darkの側面を楽しめるのでお得vv (個人的にひとつのEDを例外とする)


という視点で楽しむのが一番なのではないでしょうか(≧ω≦)!!
あはは。
「紹介」の終わり方と被っているのは百も承知です(笑)
だって、
シナリオ萌えじゃないもん。キャラ萌えで楽しむゲームだったんだも〜〜ん☆
と言い逃げをして筆を置くことにします!
アロンとジョシュア。特にジョシュア最萌えな管理人の感想でございました(≧ω≦)
vvvv

(2012.05.23 UP)