スト★マニ　レビュー感想

一言で言うなら【作業ゲー】だったかも(≧△≦)b★

という感想をのっけから言ってみたりするのですが(笑)
いやいや、でもですね。
決して繁雑な「作業」ではないんですよ＾＾

このタイトルが「作業ゲー」になってしまうのは、各章で集めなければならない【キーアイテム】を周回持ち越し出来ないからなんです。
（しかも一つでも取り逃してしまうと、好感度がどれだけ高かろうと恋愛ENDには辿りつけないという鬼仕様(>_<)！）
でも。
誰でも初周は新鮮な気持ちでMAP探索に臨みますよね＾＾

まずは、そこできっちりメモを取っておけば良いのです。
「各章の」「どこで」「何を」入手できたか。
そうすれば次の周回からはアッサリ楽々～にプレイすることが可能！

むしろ、キーアイテムを周回ごとにリセットしてもらわないと、後はやることがなさすぎて逆にダレちゃうんじゃないかなぁ、って感じました。

だって、他の売り要素でもある【カメラパート】は一目で、それと分かるような仰々しいヒントが付いていますし、会話選択肢だってQ.SAVEを使えば簡単に好感度を上げられる方のものを選べます。
あ。
但し、【連鎖会話パート】はちょっと厄介だったかなぁ(>_<)
けれど、それもバックログ機能からあっさりと開始直前のシーンに戻れますので、気構えなくても正解をゆっくり探すことが出来ますから、「どうしよう(;ﾟдﾟ)！」と焦ったのは、それに気付けなかった序盤だけでした＾＾；

そうそう。
その素敵な【バックログ機能】を使うと、既読スキップを使用中に誤って【カメラパート】を逃してしまってもサクッとその場面に戻れることが出来るのは非常に有難かったですねぇ(≧ω≦)vv

えぇと……コホン。

「さすが、D3Pさん！
シナリオの出来はいつも「ホニャララ★」でも、それを補う快適システムが最高(≧△≦)b」

と絶賛致しましたから～vvvv （って、酷いですか(笑)）

と、つまりは毎回、MAP探索を必ずしなければいけなかったので、

「セリちゃんがスクープを逃さないように怪盗シルバーシークを追いかけ続けているんだ」

という緊張感の元、プレイすることが出来たのだと思っております(*＾-＾*)

そして、肝心のシナリオですが。

例えば、同じ【学園モノ】で地に足を付けた手堅いシナリオのものももちろん大好きですが、本作のようにパラレル要素も織り交ぜたものも大好き！
「怪盗シルバーシーク」を取り巻く、各キャラクターのシナリオが実に良かったのです～～(≧ω≦)vv

シルバーシークを追いつめる側の彼らにも、よんどころない事情があるからこそ必死に追いかけ続けているのだと分かりましたし。
シルバーシーク側にだって、怪盗もどきのことをしなければならない「事情」が背景にあるんです。

そんな攻略対象6人全員のシナリオが本当に楽しかった＾＾！
正直、最初は「あんまり好みじゃないんだよなぁ」と思って始めたキャラクターのルートでも、どんどん惹き込まれていきましたからね～～(*´艸｀)

あ、そうですね。
確かに攻略キャラクターの男性陣はブレがなく、全員素敵だと思うのですが……。
ヒロインである天野セリちゃんの性格設定は、う～ん。どうかなぁ＾＾；と思う個所もありました。

いえ、良い子なんですよ。
個別パートで見せてくれる「彼」への愛情は篤いものでしたし、彼をずっと支えていこうとする心情も実に健気なものでした(T-T)vv
けれど……。
周囲の事情よりもスクープ記事。つまりは、インタビューを優先させようとする場面。
クラスメイトに頼まれたことよりも部活動を優先させてしまう、「だって私には部活があるから」という、私には何の免罪符にも見えない言い分があまり好きではなかったのです～(>_<)

まぁ、チャキチャキした女の子でなければ進まないストーリーなのを承知しているので、「こんなものかな」と思い、読み進めておりましたが……。
新聞部の女の子をヒロインに据えるということは、「他人の感情を慮れる女の子」という。
客観的に見ても恋愛を応援したくなるような優しい女の子像からは、少し離れざるを得ないのかなぁ、と感じました。

はい！
以上でございます！！
本作に感じた、少しの不満は「ヒロインが時によって優しくない。融通が利かない。優先事項が人としてどうなの？」と思ってしまうだけのことで、後は十分楽しませていただきました(≧ω≦)vvvv
（その割には、散々言っているような気もしますが、ヲホホホ～(*´艸｀)）

えぇ、毒も吐き出しましたので、後はたっぷり愛情込めてキャラ語りが出来れば良いなと思います＾＾
宜しければ、このままずずいとお進みになってくださいませ(*´Ω｀*)
（cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m）

神楽尽（cv.細谷佳正）… 普通科3年。新聞部部長。

部長～～～～～ッッ8(≧△≦)8))))

いや、まさか。
まさか、こんなに嵌まってしまうとは(≧ω≦)！！

だって最初はですね、「セリちゃんに対してぶっきらぼうで怖いし、必要最低限のことしか喋ってくれないし、寂しいよ～～(;´Д｀)！」と思っていたキャラクターだったんです。
嗚呼、それなのにvvvv
尽くんよりも先にプレイしていた敬吾先輩ルートで、「様」付けをして彼の傍に控えている姿を見てしまったら！
ときめかずにはいられませんでした～～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

なぜなら♪
自分自身が決めた「仕えるべき主」という相手には盲従しているのにも関わらず。
（この場合の「盲従」はお追従などではなく、付き従うべき相手と定めた人物に例え何があっても宗旨替えをしたりしない、と固い意志を持って傍に居るという意味合いで使わせていただきました(´人｀)）
学園の後輩でもあって、新聞部の部下でもあるセリちゃんには、[ 先輩 ]という上下関係からくる命令口調を崩さないだなんて堪りません(〃ﾉωﾉ)！

自身を押し殺して傅（かしず）いている姿。
言うべきことはきちんと言って、むしろ傲慢にさえ振る舞っている姿。

そのどちらも尽くんの本当の姿なのでしょうけれど、「素」の状態でいるのはやっぱり、セリちゃんと一緒にいるときのものなのですよね＾＾
主には丁寧な物腰で接しているのに、彼女の前でだけは尽くん「らしさ」を見せてくれて。
口数が少ないから分かりにくいけれど、甘えてきてもくれて(≧ω≦)！！

キャ～～～////
うわ～～～～(〃ﾉωﾉ)！
何、このシチュ！！
「本質を見せるのは、好きな女性（ひと）と認めてくれた自分にだけ」という美味しい設定に悶えずにして、どうしろと言うんですか～～～～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

とですね、一人で興奮しちゃって大変でしたよぅ(*´Д｀)

こんな風に話すと、「あれ？敬吾先輩でもそれは同じなんじゃ？？」とお思いになるかもしれませんが、だって敬吾先輩は「地」が意地悪なんですもん。
尽くんは「地」が優しいんですもん(≧ω≦)vvvv
それはもう、私的に尽くんの方へ夢中になっちゃう訳でーー(*´艸｀)ｦﾎﾎ

オリエンテーリングでの彼にも悶えちゃったのですけれど、やっぱりは文化祭かな＾＾
自分になんか興味がないだろうと思っていた部長から、ダンスパートナーの申込みあったことを不思議に思ったセリちゃんに、

「お前は『誰かに誘われたら出場したい』と言った」
「もし、俺が誘わなかったら……」
「いや、何でもない。今のは忘れてくれ」

って言った時には、もぉぉぉぉぉぉぉぉ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
「ブチョーったら、心の声が漏れちゃってますよぅ！！
もうずっとしっかりセリちゃんのことが好きなんじゃないですかぁ(≧ω≦)vvvv」
と、輾転反側しちゃって大変でございました。
（しかも、尽くんの実家の立場が立場なだけあって、エスコートが丁寧で優しいんです。
ますます惚れてしまいましたよぅ//// ）

あ、でも(笑)
後夜祭が始まるまでの文化祭を一緒に過ごそうと、尽くんがセリちゃんを誘いに来たセリフには笑ってしまいましたね＾＾

「どうしたんですか、部長？」
「何か事件でも！？」
「……そうだな。ある意味、大事件だ」
「聞こえなかったのか」

「……どこに行こうかと誘っている」

「え！」
（それは……大事件です！）

と、いう流れが可笑しくって～～～(笑)
二人の上下関係がコミカルに描かれていて、とても楽しかったです＾＾

そして更に！
この後、7章で発覚する最後の【カメラモード】が素敵だったんですよ～(≧ω≦)！
咄嗟にあんな行動に出ることの出来る人なんだ、って気が付いてしまったら……。
後はもうぞっこん惚れてしまうだけでした(≧ω≦)vvvv

全てが終了した時に、手を離してくれる敬吾先輩も素晴らしかったですね！
尽くんの判断に迷いが生じるようでは、温情をかけたとしても取り返しのつかない事態になってしまうことは明白です。
でも、尽先輩との絆はそれだけじゃないから、他の職種で傍に控えさせることにした。
曖昧にさせないからこそお互いへの信頼を篤く保ったままでいられるんだよね！と私が感じ入ってしまった采配でございました(*´Д｀)

もちろん、尽くん自身とのエピローグも大好きです～～vvvv
あれだけ、きりきりと俊敏に働ける部長が、

「少し……休みたい」

って、ポスンと肩にもたれかかってきちゃったりしたら、キャアァァァァ8(≧△≦)8))))

きっとこの一か月、この時間を作るためにも。
セリちゃんと一日会うための時間を捻出するためにも、尽くんは頑張ってきたんだろうなぁ、と思ったら、ぎゅぅぅとしがみついて離れたくありませんでしたもの(≧ω≦)！

本来ならば双眸に込める情熱を、愛情を。
一つところに深く秘めて。
そうして逸らさず一途に見つめてくれるのだろう尽部長が大好きです！！
最後まで結局、名前では呼んでくれなかったのが心残りだったけれど(笑)、それでも一生ついていきますからねvv
セリちゃんと二人、いつまでもず～～っと幸せに過ごしてくださいね(≧ω≦)！

ーーと、心からの祝福を送ったルートプレイでございました(*＾-＾*)vvvv

如月敬吾（cv.宮田幸季）… 特別科3年。茶道部部長。

セリちゃんが初対面で見惚れてしまう品格漂う物腰とは異なり、敬吾先輩の本質は従来の乙女作品としては珍しい、本当に[ 当主 ]な風格を漂わせているのだな、と思いました。
上に立つ者として、能ある者を上手に使役することも不可欠な手腕でしょうからね。
…………。
う～ん、要は「あまり下の者（仕える者、もしくは協力者）に対して優しくないなぁ」と感じたのです。

けれど、その少し歯がゆくも感じられる部分が、敬吾先輩のシナリオにおいての要となるのですから、個別パートに入って最終章のタイトルを目にした時には、

ぅおっしゃぁぁぁ(≧ω≦)！！！！

と咆哮してしまいました(≧△≦)b★
だって、

あの捻くれている先輩を！
次期「当主」の割には、すぐに子供じみた意地悪をしてくる先輩を！！
メロメロにさせることが出来るんですね～～～8(≧△≦)8))))

と、ぎゅぎゅっと握りこぶしを作ってしまいましたもん！(笑)

もう本当に！！
敬吾先輩ってば優しくないんですよ～～(≧ω≦)vvvv ←
黒髪長髪で、常に微笑をたたえ貴公子然としているのにも関わらず！
めちゃくちゃ[ S気質 ](*´Д｀)！！！！
でも、やることは精神年齢の低い悪戯がほとんどという(笑)

転んでしまったセリちゃんを助け起こそうと手を差し伸べたのに、起きあがろうとした瞬間、パッと手を離してしまうとか。
茶道部の賞味期限の切れたお茶請けを食べさせるとか。
シナリオを読んでいるこちらの肩の力がガク～っと抜けてしまうような内容ばかりなんですもの＾＾；
先輩がよく仰られる「簡単に他人に助けてもらおうなんて甘いんですよ」という態度は、また違うことだと思いますよ、敬吾さん～(笑)

あぁでもvv
部室内でお茶を立ててもらっている際、不用意にもセリちゃんが尽部長のことを褒めちゃうものだから、「お仕置きです」と、艶（あで）やかな笑顔付きで濃茶を淹れた先輩には悶えました(≧ω≦)！！
あれは～vvvv
あそこの「お仕置き」は素敵です！あんな感じなのが良いのです(*´Д｀)vvvv

他にも、敬吾先輩ってば斜め上を行くなぁvv と感じたのが、オリエンテーリングイベント。
あのCGイベントは吐血ものでしたものね////
普段は高慢で上から目線の先輩に、跪（ひざまず）かれ、傅（かしず）かれ傷口を舐め取られるなんて！
ほ、ほわわわわわ～～(〃ﾉωﾉ)
ああもう！
捩じれた高揚感とか征服欲とかが押し寄せてきちゃって、大変なイベントでございましたよぅ(≧ω≦)vvvv

文化祭での、さも当然のようにセリちゃんをエスコートする先輩も大好きだったなぁ＾＾
セリちゃんの負けん気の強い性格って、一長一短だな、とは思うんですけれど、敬吾先輩、弥生くん、尽部長を相手にするには、あのくらいの気概で生きていないと太刀打ちできませんものね。
彼ら自身のパートナーたらんとするためにももちろん。
二人を取り巻く環境自体が易しいものではありませんから。
その中でも敬吾先輩の特異な環境は筆頭で、これから先苦労するんだろうな、と容易に想像がつきます。
けれど、そこら辺は敬吾先輩が上手く御してくれそうだよね、と思っているんです＾＾

セリちゃんのために立ち向かうところは、思いきり迎撃してくれるでしょうし。
ここは辛いだろうけれど、立ち入らない方が良いでしょう、と判断して放置することもあるはず。
でも、その匙加減には全幅の信頼を置いています。
伊達に如月家の家名を背負って、これまで生きてきた訳ではないでしょうから＾＾

と、思わずまとめるような内容に早くもなってしまいましたが(笑)
最終章でセリちゃんが取った行動で、彼女が敬吾先輩の唯一無二の存在になれたことがとても嬉しかったです(*＾-＾*)！
あんなに期待させるような言葉をたくさん吐かれても、自分との別れを覚悟した上で傍にいてくれて。
あまつさえ無鉄砲にも、その身を挺して自分を守ろうとしてくれたーー！

セリちゃんにあのような真摯な姿を見せられては、敬吾先輩に堕ちるな、と言う方が無理ですよね。
でも、そのような展開こそを待ち望んでいたので本当に幸せでした(≧ω≦)vvvv
先輩のために一歩引こうと思っているセリちゃんだったのに。
先輩にとっても彼女からの、その好意を受けることこそが最善の道筋であるはずなのに。
敬吾さん自身にとっても既に、セリちゃんからの愛情が必要不可欠なものになってしまっていて、

「好きだと言いなさい！」

と、必死に言質を取ろうと激昂までしてくれた最終章の場面が大好きでございました。
はぁぁ(*´Д｀)
実に良かったです～////

エピローグも思いのほか甘くて驚きましたしね(≧ω≦)！！
相変わらず、有無を言わせずに強引なのが先輩らしかったけれど【乙女のシナリオ】ということで考えれば許容範囲ですvv
すぐ傍にいる敬吾さんのお父さんは温厚な方なので、これから先たくさんの困難なことがあっても、優しい後ろ盾もあると信じて。
敬吾先輩の何だかんだ言って一途な愛情は疑うところはない部分でも、ず～っと愛され続けるに違いないセリちゃんに幸多からんことを祈るばかりのーー。
幸せプレイでございました(*＾-＾*)vv

西城弥生（cv.島崎信長）… 特別科1年。軽音部。

弥生く～～ん(≧ω≦)vv
あのねッ、あのねッッ、オバさんは弥生くんのために本作品を買ったのよ～～(〃ﾉωﾉ)vvvv

と、鼻息も荒く突進させていただきました。
気持ち悪いオバさんにハァハァ言われちゃってごめんね、弥生くん(笑)

が、楽しみにとっておいた弥生くんプレイの前に敬吾先輩をプレイしちゃっていたものですから……ごめんなさい。
最終的には先輩に心をわし掴まれたままでした(>_<)
でもですね、やっぱり弥生くんからの真っ直ぐな愛情も大好きなんです(*＾-＾*)

真っ直ぐで衒（てら）いがない分。
弥生くんが歩んできた人生の中で初めて出逢えた、愛すべき女の子のセリちゃんに雁字搦めになっちゃって、身動きが取れなくなるくらい溺れてしまった弱さも愛してる(*´Д｀)vvvv

うんうん＾＾
セリちゃんがいたからこそ、弥生くんは前を向くことができたんだよね。
セリちゃんがスクープを撮ろうと必死に駆け回る姿を見て、自身のしがらみも乗り越えたいと思ったんだものね。

これまでの弥生くんの人生は誰かのために盾となることを強要された、傀儡のような日々で……。

脇目もふらず一心不乱に真っ直ぐに歩くことで自我を保っている敬吾先輩。
己で決めた忠義に従い、仕えることを命題としている尽部長。

先の二人とはまた違う場所に立っていたんだと思います。
肉親としての愛情はもちろんあるけれど、そこまでの服従心は持ち合わせていない。

それはそうですよね。
だって、弥生くんだって一族の末席を汚す者なんですから同列でありたい気持ちは当然あるでしょうし、高校生になりたての男の子に「そこを抑えてへりくだれ」と言ったところで出来るはずもありません。

それらの窮屈に縛られていた部分を抜け出して【関わりのない者】として、過ごした学園生活はきっともの凄く楽しかったのでしょうね＾＾
その中で、弥生くんがセリちゃんに出会えたことで、彼の起爆剤になれたこと。
弥生くんが今出来る全ての方法を使ってセリちゃんに喜んでもらおうとしたこと。
好きになって欲しいと切望したこと。
そして、セリちゃんがそのことに気づき、受け入れて、

「部長たちを助けられるの、弥生くんしかいないんだもん」
「一緒に行けば、きっと助けられるよ。だって……」

「愛の力は……無限大でしょ？」

と、迷走してしまった弥生くんの手をぎゅっと握りしめ、引き上げることができたことがとても幸せでした
(≧ω≦)！！

続く弥生くんのEDだって、Happyは勿論。
Normalでさえセリちゃんを一途に想っていてくれることに感極まってしまいましたしねぇvvvv
えぇ、ですからーー

「お前一人だけの問題なら、いっこうに構わないんですがね……」

「彼女と、共に歩むのでしょう？」

「将来を見越して選択することは逃げ道を作るのとは別ですよ、弥生」

と、Happyルートでのまたってくださった敬吾先輩に、私一人くらいが萌え転がってしまっても許されるのではないでしょうか(≧ω≦)！？
（いやぁ、あそこの場面の先輩が実に素敵で、我が家のセリちゃんは一瞬、もの凄い勢いで敬吾さん目がけて抱きつきそうになっておりましたよ(笑)）

おぉっと、最後の最後で違う殿方萌えな感想になってしまいました(;ﾟдﾟ)！
が。
弥生くんは純情一途なままで行くのかと思いきや、意外なところで【病み】要員だったことに、さらに撃ち抜かれてしまった男の子でもあります////

如月家縁の男性陣を幸せにしてあげられるのはセリちゃんしかいないのでしょうから。
弥生くんのためにも、他の「彼」のためにも。
セリちゃんが誰か一人を選ばなければいけないことが、酷く辛いことに思えてしまう、それぞれが大好きで仕方ないルートプレイになりました。
弥生くんを含め、三者三様に皆が素敵で、大切で選べないよ～～(⊃Д⊂)！！！！

夏目隼人（cv.小西克幸）… 普通科教諭（国語）。新聞部顧問。

一番興味がなかったので、真っ先に攻略した隼人先生。
が！
うわ～、ごめんなさい！！
隼人先生ルートは小さなときめき＆きゅんきゅんが随所に散りばめられていて、頬を緩めっ放しでプレイさせていただきましたぁぁ(*´Д｀)vvvv

や、ほら。
隼人先生ってば登場シーンからして、教師のくせに現役女子高生が好きで学園内でちゃらちゃらナンパしているイメージが強いじゃないですか。
ん～、まぁ結構そのスタンスはゲーム終盤まで崩れなかったのですけれど、それでもセリちゃんだけをちゃんと特別扱いしてくれたり、一人の女の人をずっと想い続けていられるような情に篤い部分を見せてくれたりするので……。
逆に隼人先生の内面を知ってしまった今となっては、彼が薄利多売な関係性を謳歌している姿を見ても、そちらの方を嘘めいて感じるようになってしまいました＾＾；
「そんなことしてても表面上でしか楽しめてないんだよね。隼人先生はいつだって唯一人の女性（ひと）を愛したいだけなのに……」って。

あ！！
それって、違いますね！　違いますよ(;ﾟдﾟ)！！
今、打込んでいて気が付きました。
[ ナンパ好きな ]隼人先生は、あれはあれでその時の真実の姿なのですよね？
一人の女性に対して深くを求めないから、その分多くの女性に優しさを振りまいて、見返りとして生暖かいちやほやされるだけの怠惰な関係性を欲して、そのことに満足もしている。
けれど。
そんな時に隼人先生はセリちゃんに出会ってしまったということなんですね～～8(≧△≦)8))))

うわぁ、そっかぁ。そうだったんだ！！
隼人先生を変えたのは。
ううん！
隼人先生も諦めていたに違いない、誰か一人の女性に真剣に向き合う姿勢を取り戻さなくてはいられない程、

「彼女」だけが欲しい。

そう思わせたのはセリちゃんだったのですね(≧ω≦)！！

うわ～。うわ～～////
そう考えて隼人先生のシナリオを思い返すと、うん！すっごく、しっくり来ますよ～～(〃ﾉωﾉ)

オリエンテーリングでの人工呼吸イベントで、「先生とキスしたなんて////」と内心、羞恥に悶えているセリちゃんの姿に不安を感じて、「（今、お前がそんなにオロオロしてるのは、キスの相手が）俺とだからじゃないよな？」と思わず確認をしてしまったこととか。

後夜祭のダンスパーティーを二人で踊るとき、セリちゃんを迷わずパートナーに選んでくれたこと。
その際、彼女が部長（尽先輩）の動向をどうしても気に掛けてしまうと、「気にくわない」という感情を素直に吐き出してくれたこととか。
（実際は、文化祭中にちゃんとスクープが撮れるかどうか。つまりは、部長に怒られるかもしれないよ～、って気にしてただけだったんですけどね＾＾）

後夜祭までの文化祭イベントを二人で楽しく回ろうとする矢先、律くんに声を掛けられたセリちゃんに、

「それに我が新聞部は、生徒同士の恋愛禁止だ」
「今、決めた」

って、憮然としてしまうこととか！！

文化祭の時に気になっている相手に渡すと恋が実ると言われているキーホルダーをさり気なくプレゼントまでしてくれた時の、

「……先生、これの噂知ってるんですか？」
「……さあ、どうだろうな」

と、薄い笑みを浮かべたまま煙に巻いてしまう狡さとか～～～(≧ω≦)！！！！

もうねっっ、気付けば先生からの独占欲フラグがバリバリ立っているんですよvvvv

何気なくプレイしていた当初だって、これらの隼人先生の動向に悶えていたのですが、今こうして【セリちゃんと出会えたからこそ】、今さらこんな甘酸っぱいデートを先生がしていたのかと思うと……////
うわぁぁぁ、堪りません～～～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

そして、あの和解に向けたEDへ辿りつくのもセリちゃんが隣にいたからこそなんですよねぇ(*´Д｀)
事件首謀者との言葉を交わせなかったことから招いた、お互いへの誤解とか。
肉親から愛情を懸けられていたからこそ、距離を置かれていた事情とか。
うわ～～～～ん(⊃Д⊂)！！！！
本当に隼人先生が新聞部の顧問で良かったです！
先生がセリちゃんと出会えたことが、こんなに嬉しいなんて～～～(T-T)vvvv

二人がシルバーシークとの事件を乗り越えた先に交わした、

「先生は私が卒業したら、寂しいですか？」
「……そうだな」
「けど、俺はそれよりもきっと喜ぶんだろうな。ようやく我慢しなくてすむってさ」

「お前の卒業は俺にとっては始まりなんだ。だから、待ち遠しくて仕方ない」

という会話にも、きゅぅぅ、と胸が切なくなりましたが、やっぱりはあのHappyEndですよね！！

あのシーンをCG付きで見た時には、もうすっごく感動しちゃって、「先生のこと大好き～～～(⊃Д⊂)vvvv」って私が抱きつきたかったですから(笑)
あのEDが本当にとても好きで、そこに辿り着くまでの先生はいつだって優しくて。
初手攻略したキャラクターなんですけど、やっぱり大好きだなぁ、ってしみじみ思い返してしまう人なんです(*＾-＾*)

隼人先生はね、見た目チャラいけど実際はそんなことないですから！
きっとず～～っとセリちゃんのことを、いつまでも大切にしてくれる人ですから！
もちろん、口ではいろいろからかいながらね(笑)
元から隠し持っていた分別に情熱を加味した先生は無敵なのです！最高なのです(≧ω≦)！！
キャ～～～～ッッ8(≧△≦)8))))

と、すっかり先生の魅力の虜となってしまったルートプレイでございましたぁぁぁ(〃ﾉωﾉ)

桐生正宗（cv.近藤隆）… 特別科3年。生徒会長。

苦しくて苦しくて常にもがいている人だったと思います。
でも……正宗くんのシナリオを読んで感じたのが、「彼は決して両親に疎まれて[ 独り ]になった訳ではないんだよね」ということ。
様々な事情が重なって先輩自身も、両親からも、お互いがお互いに距離を作ってしまっていた。
差し伸べたい手を素直に伸ばせなくなっていたんだろうなぁ、と思います。

そんな正宗くんをずっと支えていたのが律くんの存在でしたね。
……けれど、うん、やっぱり。
同性の信頼の篤さというものと、異性を好きになることで得られる気持ちの高揚感。
つまりは、それぞれの【愛情】の質って全く違うものなのですから、律くんだけで先輩の乾いている心を全て潤すことは出来ないままだったのでしょう。

そんな時に現れた、

先輩自身の優れた家柄にではなく。
先輩自身の恵まれた容姿にでもなく。
最初の最悪な印象の出会いから、それでも離れずに自分へと歩み寄って来てくれたセリちゃんはーー。

それはそれは眩しく映ったのだろう、と思いました。
正宗くんが、もう手離せない、と感じるくらいにね(〃ﾉωﾉ)vvvv

まぁでも、正宗くんは元々が意地っ張り気質ですから、なかなか甘～い言質を与えてはくれないのですよ！
頬を赤らめては、こちらが「くぉぉぉ～～ッ、あともう一歩～～～8(≧△≦)8))))」と地団駄踏んでしまうところで踏み止まってしまうのですもの！
何ともイケズな御仁でありました(笑)

そんな正宗先輩のシナリオではやっぱり、オリエンテーリング＆文化祭の二大イベントの恋愛要素を眺めるのが楽しかったです＾＾
もちろん、先輩自身のシナリオだって、ん～～。
律くん在りき、というのは仕方ないんだろうなぁ、と少し寂しく思ってしまう部分もあるのですけれど、でも、彼の存在を足掛かりにして将来の夢や家族との関係性をより良いものへ変えていったところは、素直に嬉しいなぁ、って思いました。
そうですよね。
これまでの先輩の人生は律くんによって形成され、守られてきたのですものね(*＾-＾*)

うん！
ですから、個人的にはそこから先の。
無事に律くんの手を離せたという未来に。
エピローグで先輩がくれた言葉、

「……いえ。俺一人じゃ、大学と＊の復旧の両立は出来ませんでした……」
「叔父さん、この会社の方々。兄さんたち……そして……」

「何よりセリが、ずっとそばにいてくれたから……」

というセリちゃんへの愛情と感謝がたくさん詰まった、二人だけの物語をきっと紡いでいって欲しいな。
出来れば、律くんへの親愛とは別に彼女だけを愛する時間も、たくさんたくさん過ごしてね。
そう先輩の一人立ちを願ってしまうシナリオでございました(*´Ω｀*)vv

六鹿律（cv.鈴木千尋）… 普通科2年。生徒会会計。

律くん大好き！　全てを愛してる～～～～8(≧△≦)8))))

と、大声で叫びたくなった律くんルートvvvv

反則だと思うんですよ。
だって、声が千尋さんなんですよ(≧ω≦)！！ ←
そして、律くんの顔だって私好みで堪らなくて、中庭で頭を撫でてあげたときのイベントCGとか、文化祭でのカフェCGとか！！！！
格好良すぎて、鼻血を噴き上げちゃいそうだったんですからッッ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
その上、【そういう設定】で来るんですかーーーー！！！！

いやもう有り得ないです。
律くんが好きすぎて有り得ない(*´Д｀)！！
そんな自分が気持ち悪いくらいだわ～(笑)
私の心拍数が上がり過ぎちゃって、律くんの規則正しいに違いない鼓動と、ピタリと胸を重ねあわせて心音チェックをしなくちゃいけないくらいときめいちゃいましたよぉぉぉ(〃ﾉωﾉ)vvvv
（＠他社PSP乙女『Glass Heart Princess』）

ですが、律くんの重要ネタバレ部分はですね、私が初回でノーマルENDを回収しようとしていた際に、いろいろとMAP上をうろついていたため、朧ではありますが見えていたのです。
「嗚呼、これはきっと……」とですね、うん、思っていた訳です。
でも！
それでも律くん狙いで、律くんだけを一途に追いかけて、律くんのルート上でしか見られないイベントを回収しながら最終章を迎えると感動の幅は大きく違いのですよね～(T-T)！

……と、話は少し前に戻りますが、セリちゃんが貧血になって文化祭準備中に倒れそうになったイベントは楽しかったです(≧ω≦)vv
もうもう////
セリちゃんに対して無関心そうに見える攻略キャラクターでも、全員が彼女のことを心配してあれこれ口を挟んでくるんですもの！
ヒロイン至上主義の私には美味しくって幸せで、周回ごとに緩む頬が止められない強制イベントでありました＾＾

そして、律くんと迎える文化祭当日もvv
幸せでした～(*´艸｀)！！
だって、二人一緒に出店を回っている時に出会った隼人先生が、余計で素敵な一言を捨て置いてくれちゃうんですよ(≧ω≦)！
「お前ら、キスまでにしておけなー」って。
それを受けた律くんがもう////

「天野サン、あのさ……」

「……キスと焼きそば、どっちがいい？」

って、そんなの決まってるよ、律くん～～～～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
とですね！
鼻血をボタボタ垂れ流しながら叫びたかったですよ！！
いや実際、叫んでましたけど(笑)
しかも、これだけで終わらず、会話は後夜祭にまで続くのですよね。
ようやく二人きりになれた屋上で、

「……今なら抱きしめて、キスしてもいい？」

～～～～～～8(≧△≦)8))))
これって、返事しなきゃダメ～～～～(≧ω≦)！！？？　と、逆に訊きたかったわ(〃ﾉωﾉ)！！

もう、【恋心】を初めて知った律くんが眩しくて、嬉しくて＾＾
[ Normal End ]でセリちゃんの健気さに涙を抑えた人間としては、その後迎えた[ Happy End ]で隼人先生の胸ぐらを掴んで振り回そうかと思いましたよ！

いらん、悪知恵つけんなや～～！素で驚いたよッ、このぉ(;ﾟдﾟ)！！

ってね(≧△≦)b★(笑)

うんうん＾＾
エンディングで再び現れてくれた律くんは更に向上していて、何と[ 有機材質 ]に(≧ω≦)♪
これで、一緒にきゃっきゃうふふ出来て、キス以上だって問題ないのねッッ(〃ﾉωﾉ)
と、大いに喜ばせていただきました(笑)
えぇ、いろいろな細かい設定は無視です。
律くんが「好き」という感情でセリちゃんだけを想ってくれて、セリちゃんもそれに応えるという、幸せな恋人同士であるならば些末な事ばかりなのですよ！
いつまでも褪せない愛情を持つ律くんに包まれる未来は薔薇色なのですから(*＾-＾*)vv

他PSP乙女『恋は校則に縛られない！』『Glass Heart Princess』『いっしょにごはん。PORTABLE』。
これらでも【共通項】な彼らが大好きでした(*´艸｀)
きっと私ってこういう性癖なんです。
彼らが大好きなんです(≧ω≦)！

と、大いに開き直って律くんへの愛を叫びに叫んだ、熱狂ルートでございましたぁぁ(≧△≦)bvvvv

ハイ。以上がキャラクター語りでございます＾＾
相も変わらずな出来上がりでございますが、それぞれのプレイで感じたことは打ち込めたかな、と少し満足してたりして(笑)

ゲーム終了後の感想とは言えば。
フルコンプをしても、ご褒美CGが出現しないことが寂しかったりもしたのですけれど、私の場合【初回生産版】を購入しておりましたので、セリちゃんとのキスを賭けた[ if ]ストーリーを鑑賞することが出来たのが幸いでした＾＾
そこで、それぞれのルートプレイを終えた後の寂寥感を甘々な糖分で埋めていましたから♪

あ！そうそう、それに付随して好きなキャラクターとのお気に入りのシーンを眺めたいな、と思っても収録されているのはCG画像だけ。
シーン回想機能は付いていない、という仕様が恨めしかったですね～(>_<)
セリちゃんの「新聞部」という特性を生かした【紹介インタビュー】というコンテンツも嬉しいは嬉しいですけれど、それとは別に回想機能も付けて欲しかったです！
そう言えば、同社PSP乙女『Custom Drive』にも回想機能が有りませんでしたね。
ひょっとしてD3Pさん自体があまり、回想を付けてくださらないメーカー様なのかな？？
（ん～、でも『STORM LOVER』には付いているし……。ぜひぜひ、今後は付けてくださる方向でお願いしたいです！！）

と、少し心残りな部分はこのくらいでしょうか＾＾

私的には、

オーソドックスな会話選択肢による好感度UPあり。
連鎖会話モードの成功できるか(≧ω≦)！？というドキドキ感あり。
カメラモードを全て撮影する達成感あり。

で、多角的に楽しめた【ドキドキハラハラ★学園ハートフルシークエンス】（勝手に命名(笑)）でございました(≧△≦)b★

（2013.04.15 UP）