STORM LOVER 2nd



















メーカー

D3PUBLISHER (2013年06月20日発売【PSP】)



ストーリー

両親の仕事の都合で新しく引っ越してきた、嵐山 真理(16歳)は街に慣れるためにと春休みの間、街中を探索することに。
そこで出逢う同じ学園の先生や男の子たち。
ですが何気ないこの出会いが、運命の出逢いになっていたなんて気づきもしなかったのです。

やがて始まる学園生活で再会した「彼」との他愛ない会話、初めてのデート。そして、告白。
恋人になった「彼」と真理は、どのようにして一年間の学園生活を過ごすのでしょうか。
そして、再び春の風を感じる頃、二人の仲はどのような結末を迎えているのでしょう?



ゲームの流れ

2年生・春から進級するまでの1年間がゲーム期間。
選択肢やヒロインからのアクションによって好感度を上昇させ、各種恋愛エンディングを目指します。
* が、エンディングまでの道すじは人それぞれ。
一途に追いかけバカップルとなるか、恋多き女性となり修羅の道を突き進むのか(笑)
プレイヤーの数だけのプレイ方法でエンディングまでを目指すことができます。



システム

主人公の名前変更可能。(ボイス呼びはなし。無音か「君」「お前」等に置き換えられます)
主人公ボイスなし。
CG鑑賞&シーン回想あり。(シーン回想は充実しています〜^^)
好感度上昇確認システム(いわゆる "愛キャッチ")& 好感度累計値(ステータス画面)あり♪

選択肢で好感度を増減させつつ、恋愛エンディングを目指すシミュレーションタイプ。
MAP移動先での会話選択肢、夜、自室でのメール返信、新規メール作成、彼氏への電話等。
恋愛関連のコマンドはたくさん有ります。
日付は【4月3週目・平日】【4月3週目・週末】というように平日、週末に分かれております。
* 平日:午前、昼、午後。週末:午前、午後。と行動回数も分かれます。
「国語」「理数」「外国語」「社会」「芸術」「運動」の各パラを規定値まで上げて定期試験に臨みます。
* 規定ラインに達していないと【補習】有り。デートはすっぽかしになります。
「体育大会」「文化祭」「修学旅行」「スキー旅行」などの学園行事有り。
ある一定の行動をし続けると、それに見合った勲章を入手できる【勲章】システム有り。
本作からヒロインを【肉食】【草食】のタイプ別に設定することができます。
* 別段、それほど凝ったシステムではなく、時折り挟まれるキスシーンに対して、ヒロインが積極的になるのが「肉食」。受け身となって攻略キャタクターに翻弄される?のが「草食」となるくらいです^^
彼氏と一途に付き合いバカップルとなるか、倦怠期となった彼氏と別れてしまうか。
彼氏と親友(他男の子)との三角関係=修羅場を味わうか。
自由度は高いですので、お好きな形で学園生活一年間をプレイできます。

12月までは共通シナリオにて恋愛イベントが発生。翌 1月からキャラクター専用シナリオが展開されます。
各キャラクターにエンディングは2種類有り。(【HappyEND】【GoodEND】。悲恋ENDはありません)
* パラメーターによる分岐ではなく、1月に発生する選択肢での分岐なのでエンディングは集めやすいです。
恋愛エンディングクリア後、【EXTRA】にて「プロフィール」「CG集」「シーン回想」「勲章」がOPEN。
「ノーマルEND」「ハーレムEND」なども有りますが、CGなし。シーン登録なし。
(ハーレムENDで勲章は入手できます)
本作から女の子との友情ENDも迎えられるようになりました。
* 九野乃木まどかのみ勲章入手あり。他はCG&シーン入手なし。
CGコンプ後の「御褒美CG」ありです(≧ω≦)!



総評 ★★★

前作の総評より「★0.5」UPした本作品の評価♪
それはやっぱり、大まかなシステムは前作と同じながらも、

プレイヤーが楽しめるようなコンテンツを増やしてくれたことが嬉しかったから(*^-^*)!

うんうん。基本はですね、同じなんです。
付き合ってしまったら、後はデートやイベントをこなすだけの単純作業。
1月から個別パートが挿し込まれるようになりますけれど、それだって全体の中では微々たるもので、正直、男の子への肉付けは浅いタイプの乙女ゲだな、って思いますから。
でも^^

* ヒロインを
【タイプ別】にしてくれて、ごく限られたシーンではありますが、プレイヤーが楽しみたいシチュでのキスシーンを堪能できるようになった。
* 本作品内に
【勲章】システムがありますので、その入手の為、という目的を持った周回プレイをすることが出来る。(その際、「勲章」自体は男の子たちとのエンディングに影響しない=不得手な人は勲章に拘らなくても良い、という仕様も素敵だと思いました^^)
* 男の子たちの割り込み度も前回よりは、確実性が増したので
【三角関係】を楽しんでみたい、と思える方にも熱中できるやり込み要素となっている。
* 何より。数多く設定しなければならない
【バカップルモード】に手を抜いていない!!

と、感服できる点が嬉しいのだよなぁ、と感じたのです(*^-^*)

上記でも述べましたが、作品の形態としましては
MAP移動が主になりますので【シナリオはあってないようなもの】ですし、肝心の個別シナリオも尺が短いですから男の子に深く傾倒する、というよりは、やっぱり【ノリを楽しんで男の子に接する】といったコメディタッチの作風は変わっておりません。

でもね、2作目ともなりますと慣れますから(≧ω≦)!
逆に、「ああ、うん。これよ、これ♪」と思うようになりますから!!(笑)


プレイ期間は1年間となっておりますので、個人で何も参考にしない状態でプレイするのは、それなりの時間を要すると思います。
けれど、「次にはMAPのどこに出現して、どんな選択肢が出るのか」を分かった状態でプレイするならば、それほど時間を取られるゲームではありません。
基本、好感度を上げ続ければ良いだけの作品ですから^^

ですので、イラストはもう本当に美麗ですし、お声を当ててくださっている声優様方の表現力にも何ら不満点はございません。
「気軽に。カッコイイ男の子たちとスカッと楽しめる恋愛がしたいよ〜〜(≧ω≦)!」とお思いの方には、充分に楽しめる作品だとお勧めしたいです(*^-^*)
vvvv



登場キャラ(cv.)

一本松 ヤマト(cv.島ア 信長)セントルイス・ハイ3年生。生徒会会長。17歳。
 明るく賑やかな裏表のない男の子。清貧な暮らしをしているので、いつでも空腹状態(;´Д`)


二宮 真琴(cv.江口 拓也)セントルイス・ハイ3年生。生徒会副会長。17歳。
 文武両道、眉目秀麗、おうちはお金持ち(笑)な三拍子の揃った青年。少し堅物かな?

朝参 孝太郎(cv.日野 聡)セントルイス・ハイ2年生。剣道部。16歳。

 湿ったところのないからっとした級友。勉強は苦手だがスポーツは好き^^

四谷 陽斗(cv.高橋 広樹)セントルイス・ハイ2年生。バスケ部。16歳。
 お洒落でスマートで、とにかく女子の人気の的。バスケ部でも大活躍です。

五十鈴 一久(cv.下野 紘)セントルイス・ハイ1年生。アイドル。15歳。
 人気沸騰中のバンドのヴォーカル。性格は一にも二にも【御主人様気質】。

陸・フェルナンド・ハビエル(cv.小野 友樹)セントルイス・ハイ1年生。留学生。15歳。
 スペインからの留学生。日本のオタク文化をこよなく愛す、憎めない男の子(≧ω≦)!

七尾 椎名(cv.岡本 信彦)セントルイス大学1年生。18歳。
 お金大好き、守銭奴な先輩。がめついけれど、万人の平和を願うほどの正義感の持ち主。
(多分(笑))

八戸 圭吾(cv.松原 大典)セントルイス・ハイ2年生。水泳部。
 朗らかで、空回りすることが多い青年。気苦労が絶えなく、何故か とばっちりを受けてばかり。

十文字 麻季(cv.小西 克幸)セントルイス・ハイ クラス担任。担当:日本史。24歳。
 見た目はそのままヤンキーな不良教師。でも、それ故の開放的な指導が素敵
vv

犬塚 千尋(cv.小野坂 昌也)セントルイス・ハイ 保健医。34歳。
 女の子大好き。生徒だろうが構わず口説く、容姿端麗で妖艶な雰囲気の男性。

(2014.04.29 UP)