STORM LOVER


キャラクターには愛情を注いでいますが、システムには難有りを掲げておりますレビューです。
  それでも宜しい方のみお読み下さい。


う〜〜ん、自由度が高いゲームでしたね〜^^;
発売前からD3Pさんの公式サイトを見て一目惚れしてしまった作品でした。

学園もののSLGとしては、やはりかのビッグタイトル『ときメモ』シリーズが頭をよぎる方が多いかと思うのですが、前者は卒業式にようやく両思いになれるところが醍醐味であるのに対して当タイトルは、


両想いになってからを楽しめる!!


という画期的なシステムが売りだったんですよね〜^^
それはそれは楽しみにしておりました。
両想いになった後の【バカップルモード】を
vv

「バカップル」以外にも「倦怠期」や「略奪愛」「三角関係」なんかもあったりして、そこは正直苦手意識があって〜(>_<)
「リアルな恋愛が楽しめるのは結構だけど、私はとにかく癒されたい!!」という観点で乙女タイトルをプレイしているので、主人公が愛されていればいるほど嬉しいし、両想いが長く楽しめるというのなら拍手喝采だったんです^^
何より、声優さんも豪華だったのもありますが、


すっごくグラフィックが美麗!!


普段の立ち絵に留まらず、一枚絵が見応えあるタイトルというのがなかなか稀少なため嬉しくて仕方なかったですね〜
vvvv

……が、蓋を開けてみると……。

皆さんは、PS乙女タイトル 『夢☆色いろ』 という作品をご存知でしょうか?
これまた、学園SLGで男主人公、女主人公から好きな性別を選択。
それぞれ攻略対象のクラスメイト6人 + 担任の先生と学園3年間の恋愛を楽しめる内容でした。
驚くことに、一昔前の作品でありながら「略奪愛」こそないものの、「彼氏」となった後でもカップルモードが楽しめますし、「別れること」「他の男の子と付き合うこと」だって可能なんです。


でもですね、それがまた非常にアッサリ(;´Д`)!!


「ごめん、別れて」 「そうか……。嫌だけど……分かった」 みたいな感じです^^;
付き合ってからも付き合う前と大差ないって言いますか、シナリオに違いが見受けられないですし。
う〜〜〜ん。
すっごく似てるんですよね。「ストラバ」に。
個人的に「なんか似てる。なんか似てるよ〜〜(>_<)」って思いながらプレイしていました(笑)

「ストラバ」は、メールだってできるし、「彼氏」となったキャラクターには日曜の夜に電話も出来る。
でも、自分からデートには誘えないし、誘ってもらえるのもイベントが発生する時のみなんです。
だからMAPを追いかけて通常選択肢ではなくデート会話になると、「あ〜。何かイベントがあるんだな。今は…ゲーム時間で 7月だから…海?」のように思いながら進めている自分が寂しくなったり^^;

自由度は高いように見えるけれど出来ることって少ないし、
決められている範囲は狭くて内容が浅い。
本当。
グラフィックを特化した現代風 『夢☆色いろ』 だなぁ、って感じました。
もちろん、好きな男の子にメール返信できたりするのは、それだけで嬉しくてMAP移動も楽しく追いかけましたが、「目的」が薄い気がするんです(>_<)
専用シナリオに突入するのは1月からで、4月〜12月まではひたすらMAPを追いかけるしかない。
(その専用シナリオだって駆け足ですしね!!)
でも、目玉の学園行事は共通シナリオで各キャラの特色がないからメリハリがないし、デート内容も……パンチに欠ける?
あんまり印象に残っていません^^;
私のように、「好きなキャラクターを選択し続けることだけでも嬉しい(≧ω≦)
vv」と感じられなければ、全キャラを攻略する情熱を持ち続けるのは難しいかな〜、ってちらりと思ってしまいました。
(いや、楽しい。楽しいんですけれど、キャラクターへの愛情だけで1年間を乗り切るには、ちと長いかなぁ、と感じるのですよ。せめて「バカップルモード」がもう少し安定したものであったのなら〜(>_<))

後、難色を示すとすれば……。「主人公設定」(>_<)
女の子キャラは3人いるのに友情ENDが存在しないため、自分の「彼氏」となったキャラクターを虎視眈々と狙っている気の抜けない存在ですし、関係がまさに「弱肉強食」「先手必勝」というのが…。
疲れました^^;
やっぱり男の子との関係だけを突出するのではなくて、学園生活を笑って過ごせる女の子の友達が欲しいなぁって思います。

そして、これは司先生のMAP会話であったのですけど。


「もう付き合って結構経つから、指輪か何か欲しいなぁ」って催促するような主人公は嫌〜〜(>_<)!!


まぁ、D3Pさんとしては司先生の返答、「
それは将来のために〜」 (みたいな内容でした)を演出するための流れだったのでしょうが、嫌でしたね(;´Д`)
催促じゃなくって、「こういう指輪可愛いですね」 → 「それは確かにあなたの薬指に似合いそうです。いつか私が……」 なんていう会話でも十分だと思うのです。
まぁ、ここの部分だけじゃなくても、この主人公は無個性が強い感じがして……。
ここまで主人公が彼らに愛される理由が分かりませんでした^^;
(『ソラユメ』の主人公みたいな存在だな、と)

同じようにこのゲームの「プレゼント」システムも、実はあまり好きじゃありません(>_<)
なんか……。物で釣ってる、みたいな色合いが濃いように見えて……。
う〜ん、そう感じてたのって私だけかな(;´Д`)?
もっと、奥ユカシク秘メタ感謝ノ気持チヲ込メテ。 贈りたかったな、と思いました。

更には上出しましたが、売り要素の【バカップルモード】も事前にその内容を知っていなければ、きっと愕然としていたと思います。
きっとですね、世のプレイヤーの皆さまは「バカップルモード」という単語で、非常に
甘々〜vvな恋人空間が繰り広げられると想像したと思うんです。
私がそうでしたから!!
例えて言うなら、『ときメモGS』シリーズでは、同じ場所に3回デートに行くと3回目の選択肢でのリアクションが「ときめき状態」だと各キャラ甘〜い内容に変わるんです!!
(「GS」初代、葉月君の水族館、植物園、遊園地のメリーゴーランドなんか大好きでした////
その、「ときめき状態」を期待してプレイしたんじゃないかな、って考えるのですよ。
それが、実際にプレイしてみると……。
あれ??
キミたちの頭の中は、サラッサラの粉砂糖が詰まってるんでしょ〜!?
と、感じるほどの「おバカ」っぷり(T-T)
つまり、甘々なんじゃなくて、


恋の熱に浮かされている二人が陶酔しながらおバカな会話を楽しんでいるだけ。


のように見えたんです(;´Д`)
バカップル状態のBGMもなぁ。もう少し考えてくれたら良かったのに、と思います。
あんなギャグテイストな曲調では、それだけで「なんか違うような……」って一歩引いちゃいますから(T-T)

それにせっかくの恋人状態になっても、その恋人展開になるのは、自動で発生する訪問イベントやデートイベントのみ。
と言っても過言ではないと思うのです。
普段のMAP会話では選択肢の関係上か通常の会話がなされますし、月初めの登校ルート決定の会話も通常
(付き合う前。知り合い程度)のものですしね〜(;´Д`)
付き合ってる感&バカップル感が少なくて非常に残念でした!!
……プリーズ。
プリーズ、甘々〜〜〜〜8(≧△≦)8)))) (笑)

あぁ、こうして書き出してみると、私の中ではキャラクターの魅力に引っ張られてプレイしていた感じがします。
一人ひとりのキャラクターは本当に愛すべき存在ばかりなのですから、勿体ないですよ!!

という訳でキャラクター語りに参りたいと思います^^
ゲーム期間が一年と長いのに、キャラレビューはあっさりになるような気が……。
ではでは、楽しく打ち込めたら良いです♪♪
(cv.は敬称略で記載しております)




卯都木悠人 (cv.羽多野 渉)セントルイス・ハイ 3年生 (17歳)


王道シナリオが逆に特色がないように感じて真っ先に攻略してしまった悠人先輩。
ところが意外や意外。
そのセレブっぷりが、ケタ外れでプレイが楽しかったですッッ(≧△≦)b
バカップルモードでもあんなに四角四面だった先輩が、いろいろハメを外してくれるし^^
「こういうものなんだ」と分かって眺めている分には、実に楽しかったですよ〜
vv

悠人先輩は実に出来た方で、高校生のうちから自分が周囲のために存在しているという考え方を受け入れられるのは素晴らしいな、と思いました。
だからこそ…?
先輩が由奈ちゃんに、あそこまで傾倒する理由が判らなかったり^^;
周りを見れば、もっと良い女の子はいると思うのですよ。
(【乙女】の存在理由がなくなる「主人公ないがしろ発言」(笑))
うん、でもまぁ。軽い感じの言葉に見えても、卯都木財閥が双肩に乗っている先輩に「大変ですね」って言葉をかけたのは由奈ちゃんだけだったようですし……仕方ないのでしょうね(;´Д`)?

専用シナリオに入ってからは、いやはや。駆け足でしたけれど!!
AルートとBルートでは、Aルートのが好きなんです(
*^-^*)vv
今までの経験を生かしてスーツに身を固めている先輩も素敵なのですが、自身を解放したAルートが嬉しくなってしまったから^^
確かに、今までのケタ外れの生活から離れて、いきなり平民レベルの自炊なんて出来るのかな? とかも思ってしまいますが、そこは敢えて目を瞑りましょう(笑)

好きな恋愛イベントもAルートのものでした
vv
夜の突然訪問で、由奈ちゃんの部屋で一緒にDVD鑑賞をするもの。
後ろからの抱きしめ&キスCGッッ
////
「キャアァァァ〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))」ってジタバタしてしまいましたよぅ
vvvv


「これでいい。お前は黙って俺に抱かれていろ



というセリフも先輩らしくって、悶えまくり〜〜(T-T)
vvvv
悠人先輩の艶に眩々してしまった瞬間です!!

そして多分ですね、Aルートでも先輩があのままの生活をずっと送ることはないと思うんです。
きっと財閥に帰りたくなる。
だって、いつだって自分のことだけじゃなくて、周囲の安寧を考えている人だったから、きっと自身の傘下に入る人たちの命運を支えていきたくなるはず。
そうなった時に、ずっと周囲のためにひた走ってきただけの先輩と、自分の好きな時間を過ごして自分の大切なものが判っている先輩とでは、懐も器も違うと思うんです。
一人暮らしの快適さと不自由さ。
親の愛情と束縛される煩わしさ。
それを身をもって知るだけも全然違いますから^^!!

先輩は唯一、由奈ちゃんに惚れ込んでしまったことだけシナリオに謎が残りましたが(笑)、それ以外の先輩自身はスケールが違って、でも愛らしくて大好きです(
*^-^*)vv




御子柴恭介 (cv.寺島拓篤)セントルイス・ハイ 2年生 (16歳)

恭介君のために当タイトルを購入したんですよ〜(≧△≦)b
性格設定が苦労人っぽくて、素直じゃなさそうな分キュンキュンしそうだな、って楽しみにしていたんです
vvvv
結論としましては----、


シナリオ萌えじゃなくて、性格萌え!!


というキャラクターに落ち着いてしまいました^^;
えぇと、専用シナリオのネタバレをしてしまいますと、恭介くんが途中で挫折していた「
ボクシング」に向かって歩き出す。といったものだったのですが……。

ごめんなさい。
苦手設定なんです〜〜(>_<)!!

確かに格好良いですし、ストイック尚且つ一途な情熱を求められるスポーツですよね。
でもその分、個人で行う努力たるや凄まじいと思うのです。
恋愛ゲームをしているだけなのですから仮想現実として楽しめばいいのでしょうが、自分自身の中に、「こんなに困難が伴う職種の彼を、支えていく自信がない(;´Д`)」という苦手意識がどうしてもあるため、恭介くんシナリオにのめり込むことが出来ませんでした……。

うん。
恭介くんとは学園MAPで夕飯の献立で一緒に悩んだり、ぶっきらぼうなのに、その実すごく照れ屋な彼を眺めているのが幸せに感じています(
*^-^*)
だって、恭介くんの「バカップルモード」!!
素晴らしいですよねッッ。
攻略キャラクターの中で一番甘〜くイチャイチャできたんじゃないかって思ってます(≧ω≦)
vvvv

恋愛イベントも共通MAPでの遊園地が最高でした
vv


ムリムリムリムリ。マジでムリだって! 早く終われよ カンベンしろってぇ!



という絶叫が寺島さんたら素敵すぎ(笑)
後、衝撃だったのが夜の訪問イベントCG。
あの手を繋いで寝るシーンのものです。
あれはですね、ずっとタクミくんイベントだと思っていたので、思いがけず恭介くんの色っぽさに中てられて驚きました!!
あの髪型のままでいてくれても全然OKなのに(笑)

後は、恭介くん誕生日イベントも好きでしたよ^^
CGはないのですが、純情な恭介くんの男の子らしさを見せられてドキッとしてしまいましたし、何よりお姉ちゃんの邪魔っぷりがいいとこ取りしてましたよね。
あそこで邪魔が入らなかったら全年齢タイトルにはならいないものねぇ、と思いつつ----。
って、「シーン暗転」っていう手もありますよね!?
いやいや。でも、あそこで押し倒しちゃったら恭介くんじゃないような気もするし……。
恭介くんには、やっぱり。
卒業までずっと由奈ちゃんの反応に悶々とうろたえていて欲しいかな(笑)
(バカップル会話の「フランス語の発音」なんかも好きでしたよ〜(≧△≦)b)

とまぁ、専用シナリオに入ってしまうと一線を引いて眺めてしまいましたので、どうしても共通MAPでの恭介くんのイメージが強いです。
シナリオ関係なくキャラ勝負だけで言ったら大好きですもん、恭介くん
vvvv
恭介くんは「おまけ」のスペシャルボイスでも奔走させられましたし
(2番目が開かなかったんですよ!!)、なかなかに手間取るところも、「手がかかる子ほど可愛い」って感じでゾッコンですわ(笑)

恭介くんはバカップルモードも共通MAPも楽しいですし、恋愛気分を楽しみたい当タイトルでは主力キャラクターだと信じて疑いません〜〜(≧ω≦)
vvvv




寅谷立夏 (cv.梶裕貴)セントルイス・ハイ 1年生 (15歳)

立夏くん……。
立夏くんは、もう〜〜〜(T-T)
立夏くんはですねッッ。
先に絶対、Bルートを見てしまった方が良いです!!
私は何も考えずにAルート → Bルートの順番でプレイしてしまったのですが、うぅ。
しばらく立ち直れませんでしたよ(T-T)!!

立夏くんをMAPで追いかけていると、仄かに垣間見えてくる「不安要素」。
まさかね。うん、まさか。
だって、立夏くんはこんなに毎日のライフワーク(笑)を楽しんでいるもの^^ そんな訳ないよッ。
と恐る恐るシナリオを進めていきましたが……。12月。


やっぱりなの〜〜〜(;´Д`)!!!!


という衝撃の事実が発覚します。はい……。
でもですね、正直、「またか」と思ってしまいました。
「もう、いいよ」とも……。
乙女ジャンルにですね、
こんなシナリオは要りませんから!!
私が最近プレイしたタイトルでも、こういう流れを見受けるんですよね。
(成人乙女『memories』を始め、健全乙女『うたの☆プリンスさまっ♪』『夏空のモノローグ』)
過去作でもやっぱりこういうシナリオ内容
身体のどこかに疾患を患っているは確かにありますけれど、メーカーの皆さんに安易に使用して欲しくないです。
そういうシナリオでなければ生かせないキャラなんでしょうか?
そこだけをキャラの特徴にしてしまう必要性はあるのでしょうか?
まして、最後のEDに「
死亡」EDなんて以ての外です!!

立夏くんが共通MAPでどんなに楽しそうに笑っていても。
どんなにハチャメチャなイタズラをしてきても。
主人公と結ばれない場合の行きつく先を考えると……。


後味悪すぎじゃないですか〜(T-T)!!!!


ですから、そこのところは蓋をして考えないようにしていました。
立夏くんのAルートのみを思い出して、「うん、大丈夫。立夏くんはイタズラが大好きな普通の男の子なんだ」って考えながらのプレイですよ^^;

そんな立夏くんですが、あの冬季の噴水イベントは大好きです!!
ああいう流れでのキスシーンって、見ているこちらもドキドキしてしまって……
////
非常に楽しませていただきました(
*^-^*)vvvv
同じく、ホワイトデーのキスイベントもですよね!!
あれは〜〜〜。うん。
好きな人にされたら嬉しくて、鼓動が早くなって仕方ないだろうな、って思います^^
本当は純真な立夏くんが、主人公にだけは大胆になれる、っていうのが垣間見えるところも大好きでした
vv


最終的感想としましては----。
最初にBルートをプレイしてしまった方なら大丈夫なのかもしれないんですけれど、私は最後にBルートを見てしまったので、もうその内容が払拭できなくなってしまったのが辛かったです(T-T)
楽しいだけじゃなくても、それでも最後には大好きな恋人と一緒にいつまでも笑っていたいよ〜(>_<)
と感じてしまった立夏くんシナリオでしたので、学園での立夏くんとの出逢い。
Aルートで迎えに来てくれた立夏くんの温かさだけを大切に覚えていよう。と思いました(
*^-^*)




巳城タクミ (cv.三浦祥朗)セントルイス・ハイ 2年生 (17歳)

タクミくんは当タイトルの中で
最愛キャラです(≧ω≦)vvvv
初回でノーマルENDを回収するためにプレイしていたのですが、そのとき共通MAPで垣間見せられるタクミくんの弱々しさ。
近づこうとするとひらりと身を返してしまうのに、その実。
自分に手を伸ばして欲しくて仕方ないところ。
自分だけを見つめて欲しくて堪らないと窺えるところに、すっかり夢中になってしまったのです!!

恭介くんや司先生なんかは、見た目にも分かりやすく誠実に愛を誓ってくれると思うんです。
でも、タクミくんは相手を信じ切れない臆病さがあるから、距離を置こうとするけれどもう手放せない。
だから、ゆっくりとからめ手で掬い取っていく。
その、じわりじわりと覆い尽くされて雁字搦めにされてしまう感じが堪らなく好き〜(≧ω≦)
vvvv

最初にタクミくんに嵌ったのは告白時のセリフと、「彼氏」になってから初めて送られてくるメール内容。


「由奈はもうオレの女だから。由奈は、オレだけ見ててよ。オレも、由奈しか見ないから

「キミは今日からオレのものだから…他の男との浮気は厳禁だよ?
ちなみに、オレはキミのものだから



という2つ!!
もちろんメールには「浮気なんかしないよ!」と返信しました(笑)

タクミくんのことが大好きだからか、共通MAPでの恋愛イベントも楽しいものばかり♪♪
由奈ちゃんにマヨネーズをかけちゃうものとか、ウォータースライダー。膝枕イベも、更衣室でのロッカーイベ、
温泉でのスネイクショット(笑)、ビリヤード、そして実験授業での白衣姿!!
全部、大好きです〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

ただ……大好きな分、専用シナリオが残念でした。
タクミくんとミカちゃんがどんなに足掻いていても、「本当の兄妹じゃないのに、いつの間にか呼称がすっかり「お兄ちゃん」「妹」になってるし……。ん〜〜??」と冷めている自分がいて、深刻な内容に思えなかったんです。
個人的に「ミカちゃんは将来、絶対ライバルになりそう!!」って感じてしまったところも大きかったのかもしれません^^;
結局、そのミカちゃんだってAルート、Bルート共に離れてしまいますし、タクミくんが「家族」という温もりを手に入れられないのなら、ミカちゃんというキャラクターを創り出すのではなくて、タクミくん自身が「
里親」と距離を縮めるシナリオを描いて欲しかったと思います。
私は、タクミくん自身に幸せになって欲しかった(T-T)

タクミくんには確かに由奈ちゃんという最愛の存在が出来ましたけど、生涯の伴侶と、自分自身を信じる糧となる家族の愛情というのは全く異質なものだと思いますので、ぐらぐらしているタクミくんの芯を確かなものにして欲しかったんです。
私が子どもの親だからなのでしょうか。
子どもは親から無償の愛を注いでもらって、安心して。
そして、自分が共に生きたいと思う人と巣立っていって欲しいと思うのです。

まぁ、最終的には固い愛情で結ばれるタクミくんと由奈ちゃんなので良しとしましょう^^
タクミくんは断然Bルートが好きでしたから!!
あのEDは全攻略キャラクターの中でも一番好きかもしれません。
それくらい満たされた内容でした
////

と、タクミくんが評される「口調」には敢えて触れずに愛情だけで書き出した感想です。
タクミくんと付き合えた一年は幸せだったけど、もっともっと「よしよし」って頭を撫でてあげたかったし、抱きしめてあげたかった。
物足りないよ〜、D3Pさんッッ(≧ω≦)!!
と、感じてしまうくらいタクミくんが大好きです(
*^-^*)vvvv




辰原奏矢 (cv.宮野真守)セントルイス・ハイ 2年生 (16歳)

辰原くん。たっつんは……。
正直、
宮野さんだったから乗り切れたキャラクターだったかなぁ、って思います^^;

一つ一つのセリフの言い回しに抑揚があって、いろんな表情を楽しめる。
そうじゃなければ、えぇと……。
専用シナリオに入るまでや、あのMAP会話での軽薄な印象がすごく強くて(>_<)

たっつんは出逢った瞬間から一貫して、ずっと愛を囁いてくれますが、「本気になった瞬間」というものが明確に分からなかったんです。
通常時での挨拶のような愛の囁きから、恋人になってからの深い一途な愛情はどうやって培われたんだろうな、って今でも不思議。
う〜〜。
いつの間にか、ライブで「大切な存在がいるんだ」って公言されて、それが主人公のことで。
「えぇッッ。何、何。なんで!! いつの間にッッ煤i@△@;!?」って、なってましたから(笑)

たっつんの恋愛イベントはだから、内容を楽しむというより、宮野さんが創り出されるたっつんの魅力を楽しむ、というような見方になっていたと思います。
たっつんファンの方、ごめんなさい^^;

分岐ルートでは、断然!!
Aルートが良かったですね〜(
*^-^*)vvvv
あの、タクトを振るたっつんが格好良いの何のって
////
まぁ、個人的にはああいう大舞台のときには、せめてヒゲや学生服をきっちり着こなして欲しかったな、とは思いますけれど、良いんですよね。
だって、
羽根が舞ってますから!!(笑)

EDでは……。
もっと夢を追って欲しかった、とも考えてしまったんですけれど
(だって、あのような留学で1年のスパンって破格だと思うんですよ!! ですからその期間だけは、じっくり夢と向き合ってくれた方が素敵かな、と感じたのです)、あそこで由奈ちゃんのために戻ってくるところがたっつんの魅力なのでしょうね^^
キラキラ輝いている二人の抱擁シーンが微笑ましかったです。
うん。
たっつんは由奈ちゃんをからかって、「俺って格好良い!?」ってヤニ下がっているところが、実は一番好きかもしれません(笑)
そして、せっかくのキャラ設定なんだから宮野さんの歌声も是非、堪能したかったな。と、乙女プレイとは離れた感想をもってしまったり^^;

最終的に、たっつんは恭介くんと同じでシナリオ萌えではなく、キャラ色で楽しんだプレイとなりました^^




猪狩 澪 (cv.浪川大輔)セントルイス・ハイ 3年生 (17歳)

澪くんは、
彼の持っている独特の世界が大好きです^^!!
カレーライスがめちゃくちゃ好きだったりする反面、ビタミン剤だけで生きてるような感じとか、ケセランパセラン追いかけちゃうところとか(笑)

そして、専用シナリオは司先生同様、無理がないキャラクターだなぁ、って思っています。
澪くんが追い求める夢として、すごく合っているのではないでしょうか。
ああいう作業は一瞬一瞬を見つめる集中力と、繊細さがないといけないのでしょうから正にぴったりだと^^

本当に付き合うとしたら、マイペース過ぎて駄目なのかな?
でも、やっぱりあのふんわり空間が大好きなんですよね〜(≧ω≦)
vvvv
『VitaminX』の瑞希くん以来、こういうキャラクターに滅法弱くなってしまったような気がします。

恋愛イベントはクリスマスのものが好きでしたし、専用シナリオは、
澪くんの幸せを考えるならAルート。
恋愛面だけを考えるなら、断然Bルートが好きです!!

あの
夕焼けを背景とした両手を広げた告白シーン……。
素晴らしかったです(T-T)
vvvv


「好きです……」
「あ、間違えた!」
「由奈さん、大好きです



なんて、優しく微笑んでくれているんですか〜〜〜8(≧△≦)8))))
あんな表情ができる高校生は凄いと思います。
あ。Aルートの、


由奈さんの姿を写真に残せるのは、僕だけであってほしい


というセリフも良かったですね〜〜
vvvv

澪くんと過ごした一年間は終始ほんわかできて幸せでした(
*^-^*)vv
癒されるために恋愛ゲームをしているところが多分にありますので、満たされまくりでしたね^^

でも……。あの……。
実はすごく修学旅行での澪くんの「大きさ」が気になっていたりします(笑)




酉水 司 (cv.安元洋貴)セントルイス・ハイ 担任教師

何という気はなく、ルートがOPENしたから2周目に攻略した司先生ですが、個人的に澪くんと同列2位の好きキャラになっています!!

プレイ当初はですね、『ときメモGS』のヒムロッチとどうしても比較してしまって、「教師がこんな簡単に愛を囁いていいの!?」とか、「クラスメイトと同じように、こんな軽々しくアタックができてしまっていいのかな〜^^;」とか及び腰だったんですけれど、EDを終えて始めて判りました。


司先生の癒し空間に(T-T)!!!!


常に優しい。常に気遣ってくれる。
そして、常に主人公だけを深く静かに思ってくれる。

イイ!! 良いですよ、司先生〜〜〜
vvvv

司先生の魅力が惜しげもなく演出されていたのが、夏季、夜の校舎での満月イベントだったと思います。
夏目漱石の翻訳話を披露してくれる司先生が、そのまま月を仰いで。
主人公を見つめて。


今日は月が綺麗ですね


…………。
う〜〜〜わ〜〜〜〜。素晴らし過ぎますって(T-T)
vvvv
実は今まで安元さんのお声はスルーしていたのですけれど、このイベントで「なんて深い余韻を出せる方なんだろう!!」ってすっかり感動してしまいました。
ブラヴォ〜!! です
vvvv


学園生活をず〜っと大切にしてもらいながら過ごして、1月からのルート分岐では、やっぱりBルートのが好きかな^^
Aルートの桜舞い散る中でのEDも綺麗だなぁ、って思ったんですけれど。
司先生の夢を支えて、そのまま人生の彩りも添えてしまうBルートのEDが大好きだったんです!!
いいなぁ。いいなぁ(
*^-^*)
あの、寒いはずなのに、ほっこりと癒されて温められる内容が堪りませんでした
vvvv

はい。実際に男性が司先生のような髪型をしていたら、あそこまで格好良く見えるのかしら?? と小さな疑問を抱きつつのプレイだったりもしましたが(笑)、先生!!
私もそう感じて止みません。
「今日も月が綺麗ですよね(*^-^*)!!」




以上が、キャラ語りとなります。
プレイ期間は一年もあるのに、やっぱり駆け足な感想になってしまいましたね^^;




こうして振り返ってみると、ガクンと途中で寝そうになりながらも(笑)、キャラクターへの愛情で突き進んできたんだなぁ、って改めて思います。
もしFDが発売されるのであれば、
とことん甘さにこだわった「バカップル」展開を希望!!
だって、キャラクターはみんな大好きですし造詣だって良いのですから、このままで終わってしまうのは勿体ないですもん。
そして、その際には是非ッッ。


犬塚先生と相馬君を攻略対象にしてください〜〜〜8(≧△≦)8))))


相馬君も絶対、彼氏にしたら幸せにしてくれると思いますし、何より犬塚先生には----。
立夏くんBルートで心底凹んでいるときに、
OPタイトルコールでめちゃくちゃ浮上させてもらったんです。
あのタイムリーなセリフには鳥肌が立ちました。
それに、あのプロフィールだって狡いですよ!!
過去の女で手ひどい傷を負った、みたいな書かれ方をされたら、「そんなの私がもっともっとそれ以上に想うから!!」って思っちゃうじゃないですかッッ
vvvv

と、まぁ、まんまと製作サイドに踊らされている訳なのですが(笑)、このタイトル、
病み付きになってしまうOP曲のアップテンポさ。
ED曲のもの悲しいような優しさも大好きでした(
*^-^*)

「宣伝の割りに……」とは正直思ってしまうものの、それでもガツガツと進みながら楽しくプレイさせていただきましたので、個人的に「萌え」要素が薄いように感じた分。
そこを補ったFDを切望!! ということで終わりにしたいと思います♪♪

(2010.09.21 UP)