|
|
|
|
星の王女 2
巷では評判のいい「王女2」ですが……、正直、管理人は無印のほうが好きでした。 ストーリーに惹かれていたのではなく(パラレルより現実味あるストーリーのほうが好きなので)、 声買いしたゲームです。 あの方の声が18禁で聞けるなんて!! と意気込んで購入しましたが、恥ずかしくてエッチシーンはスキップで飛ばしまくりなので、ちゃんと聞けてません(笑) 多分、辛口レビューになると思います。 それでも良い方のみご覧ください。 なんと言いますか、シナリオにガッカリです。 管理人の好みとして、現実世界に根ざしたストーリーのほうが好きというのもありますが、 過去世・戦国時代のストーリーと現世のストーリーが上手くかみあっていないように思えるのです。 唯一、康平のシナリオだけが現在の主人公・未来ちゃんとの関係を深めるものに思えました。 相馬先生は1から2になって、「主人公が孤児院時代から知っている、大切な人」という衝撃の設定になっていましたし、期待大だった里見教授(個人的に里見ん(さとみん)と呼んでいますので、以下統一します。)も過去世の光希に負けてしまっているように思えます。 相馬先生は、無印のときの「影る人生」というものがすごく気になっていたのですが、……う〜ん。 アッサリ職転換していて、美容整形の医師になっていたのには驚きでした。 もう少し、「美人になった女性と付き合ってしまう」というシナリオを深めてほしいように感じましたし、Hがあれだけって残念でした。 八上家城主・秀春のシナリオは健気で感動させていただきましたが(病弱なため、“肌を重ねるだけ”というのも切なくてよかったです(T-T))、現世に戻ってからの未来に生まれる主人公との娘の絡みは、ちょっと無理があるのでは……、と思いました。 (修正パッチが出る前にプレイしたので、「少女」「さくら」のスクリプト変換が上手くいっていず、分かりにくかった、というせいもありますが……) コウ君は霜月さんボイスですし、プレイしていて幸せでしたvv (←ホント、げんきんですね^^;) コウ君のシナリオの前に堂本君、篠原君をプレイしていて、告白を断ってばかりだったので、“ようやくコウ君のラブラブモードが見れる〜vv”と、ウキウキでしたし(*^-^*) コウ君は無印ならず、今回もレイプまがい……無理やり主人公を襲ってしまうのですが(これも批判が多かったですね)、まぁ、今作は未遂でよかったな、と。 過去世で実の姉(=主人公)を慕ってしまったばかりに、現世でもその想いに繋がれている……、とういうのがわかりやすくて良かったです。 「主人公の命を救えるから」と独り、織田城に行くあの後ろ姿……、切なかったです〜〜(T_T) そして、「ごめん、姉貴、約束守れそうにもない……」(=切腹)って!! 管理人、泣きそうでした。うるるる(;; それから現世に戻って、幸せになれたときには本当に嬉しかったですよ! あと個人的に、主人公が「もし堂本君を好きになったら」と言った後の、 もしそうなったら、俺はおまえに会わせたことを一生後悔する。 というセリフに胸が熱くなりました!! なんというか、愛情がとっぷりじっくり感じられて好きなんです(*T_T*) 里見んは、里見んは……。 ………………今回一番期待していたキャラだったんです。 無印の夕闇の中でのあの行為の後ですから、 “どうやってあの鉄面皮をメロメロにできるのか〜vv” と楽しみにしていたのですが……。 ですが、里見ん、過去世の光希に食われちゃってますよね? 確かに光希のほうが、紳士で優しくて母性本能くすぐりますが〜〜。 でも、現世のシナリオがあまりにも おざなりな気がして……。 結局はユカリの言いなりですからね。 それじゃあ、前作では『1本どこかしら筋のある人』というイメージだったのに、ただの「色ボケ(失礼)」じゃないのくわぁ!! と、思ったわけなのですよ。とほほ(;´Д`) ああ、とっても期待していたキャラだけに本当に残念でした……。 ですが、今回はサブキャラがよかったですね!! 中でも堂本君は一番人気ではないでしょうか(^-^) 堂本君は例の「コウ君レイプ未遂事件」の後から、急に頼れる存在になりますからねvv しかも、エッチシーンはめちゃくちゃ色っぽいですし〜〜(*>_<*) この後、管理人の中で沖野さんの株が急上昇しました。 えっと、最初に聞いたのがコンシューマーゲームの某あやつり人形の声だったもので、何か変な先見を持っちゃってたんですよね(汗) EDもずっと幸せにしてくれそうなものだったので、大好きです(^-^) 篠原君は……、非常に管理人の萌え設定なキャラなのですが、なにせEDがEDなだけに残念でした。 というか、美蕾さんはこれまでサブキャラを次回作のメインキャラに 持ってきていたので、出た時点でのサブキャラの扱いはヒドイのですが、それにしても……、という感じです。 篠原君も主人公のことは憎からず想っているはずなのに、ホストの仕事はそれまでどおりで、初エッチ後、連絡をよこさなくなりますからね。 心配した主人公がホストの篠原君に会いに行くと、取り巻きの面前で「この唇は彼女ためだけのもの」とか言ってキスしてくれますが、主人公の 私は幸せだった というセリフで「はい、ED」ですから。 甘い余韻、予感というものはまったくありませんでした。 残念(>_<)!! それと比べると予想外に良かったです。木村君のシナリオ。 相変わらず子犬のように主人公を慕ってくれているわけなのですが、健気で可愛かったです(^-^) 何より、エッチシーンでの主人公の女豹っぷりが素敵でした(笑) おおぅ、今回は翔馬もいないのに、 何故そんなに手馴れているんだ未来ちゃん!! なんて思いましたが。あはは。 木村君のシナリオは、里見んが優しいので嬉しいのもあります。 と、今回はセーブ箇所もたくさん(100箇所)もありますし、嬉しいシーン回想機能もついていますが、管理人的にはイマイチでした。 もっと現世と過去世の繋がりを強化してほしかったのと、 “冷酷な里見んをメロメロにさせたかったよ〜!!” が心の叫びで、心残りでした(笑) |
(2004.11.16 UP) |
|
|
|
|