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Siesta 〜すすき野原の夢物語〜
これを購入したのは一体いつになるのか……。 そう自分で思ってしまうくらい昔(笑)に購入しました。 その頃は(多分、一昨年くらいですね)まだ乙女ゲームも今現在のように間隔を詰めて発売されていた訳ではないので、手元にある乙女をやりつくして評判の高いこのタイトルを何気なく買っただけでした。 そうしたら……。 今でも大好きなくらいに、シナリオがめちゃくちゃ良かったんですよ〜vv 主人公が親しく接する男の子によく似た人物が出てくる白昼夢。 夢と現実を行き来していくうちに、彼との距離が縮まってーー。 こんな紹介文にすると、何を今更……な、ありふれたゲーム内容に思えるでしょうが(管理人も実はあまり期待していなかったですし)、シナリオがすごく練られていて素晴らしかったです!! 攻略キャラを一人に絞らないと恋愛なしEDにたどり着いてしまうこともあって、お目当ての人物を狙い定めてプレイしていくと、ゲーム期間が2週間という短期間にも関わらず、とても自然に二人の想いが交差していく様が描かれています。 これは、もうひたすら感動してましたね〜(*^-^*) 各キャラには必ずグッドEDとバッドEDがあるのですが、バッドEDのシナリオが実はすごく好きです!! 個人によっては悲劇色の濃い薄いがありますが、皆秀逸なんですよね〜(≧▽≦)b!! バッドEDを見てうるる〜、となっているところにリロードしてグッドEDを見ると本当に幸福感倍増でしたvv バッドEDが単なる【主人公の想いを否定する】【主人公と別れる】という安直なシナリオではないのです。 【主人公を想っていながらも】別れなければならないという流れなのです。 根底に愛があるので、バッドEDでも感動ひとしおでした〜(T-T) そんなこんなで各キャラ語りに参りたいと思います。 ……が、何分長い時間が空いていますので、管理人の記憶のみでの感想になります。 でも、愛はたくさん詰まってますvv (「Siesta 〜すすき野原の夢物語〜」のアイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社ビジュアルアーツ様に帰属します。 また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m) (管理人の攻略順のキャラ語りです)
彼は「女の子にモテモテ・ナンパ君」という触れ込みでしたが、それはどうなんでしょうねぇ(笑) 個人的にどんなに顔がよくても、かなり勘違いしている部類のナンパ君なので何故、そこまで彼がモテるのかが分かりませんでした。 やっぱり、家がお金持ちだからなのかなぁ?(暴言) 現実世界のアラン君は、滅法ヘタレなのですが(でも、その分、懐に入れてしまった後の愛情はもの凄く濃いですvv)、夢世界のステュはめちゃくちゃイイ男です!! 基本的にチャラ男に見えるステュですが、ステュルートに入るとそこかしこに一本筋の通った男気が散りばめられるようになりますvv それがもうカッコイイのカッコよくないのって(≧▽≦)!! (ハァ……とってもカッコイイです////) 主人公が夢世界で「勉強についていけない」と相談したときの返答や、主人公を巡ってチャドと勝負するところがもうッッvvvv 非常〜〜に大好きでした(*^-^*) バッドEDでも、これからの主人公のためを思って身を引くステュ。 そして、一転してグッドEDではラブラブでしたしvv 多分、メインキャラ一平に続く甘さ加減のEDだと思ってます。(夢世界では) 現実世界のEDは…ああ、やはりバッドEDとグッドEDではかなりの落差があります。バッドの内容なんて“さすが金持ち”っていうものです。 (「婚約者が既にいるので、主人公は二号さんとして大切にするよ」) ううん、凄い(笑) 個人的にグッドED、バッドEDともに夢世界の方が好みなアランルートでしたvv
真之介くんのシナリオはAMADEOさん曰く、「優しすぎて辛い」がテーマだそうです。 現実世界の真之介くんは孤児院出身で、アランの父親に見出され引き取られました。だから、アランとは友情を育みながらも、決して逆らうことはできない間柄です。 (そんなに重くは描かれていませんが) 本当にね〜、AMEDEOさんのテーマ通りと言いますか、 「なんでそんなに笑っていられるの!? 他人を許せるの!?」 と叫びたくなることしばしでした(^-^; 言われもなく、とある老婆に無体を強いられる真之介くん。 後半の方でその理由が語られたりはするのですが、それにしたって笑って許してもいいような理由じゃないよ、真之介くん!! いくら、自分(老婆)が辛い境遇だからって、そこまで他人(真之介くん)を痛めつけていいはずないじゃない!! もっと自分を大切にしてよ!! と泣きたくなりました(T-T) まぁ、グッドEDで真之介くんが雪辱戦の?優しいキスをしてくれたので良しとしますか…(^-^; さて、夢世界の真之介くん=チャドですが、これまた断然夢シナリオの方が好きでしたvvvv (関係ないですが、「チャド」って名前が今非常にツボvv だって、大好きコミック『BLEACH』の萌えキャラと同じだから(笑) ) 夢世界でも穏やかな性格で描かれているチャドですが、主人公を巡ってステュと争うときだけは熾烈な感情を隠そうとしません!! それが非常にググッときました(≧▽≦)b EDだけはどう転んでも(グッドでもバッドでも)「チャド」とのハッピーEDはあり得ないのだけが切なかったですね〜(T-T) まぁ、理由が理由だけに仕方ないのかもしれませんが、あれがグッドEDってすごく切ないですよッッ(号泣) いくら、チャドのマスターとは言え、それは主人公が愛したチャドではあり得ませんから……。 それに出逢った二人が愛を育めるのかというのも微妙な問題で。 【乙女ゲーム】としてのEDなのですから、希望のある終結として考えてもいいのでしょうが、やっぱり切なかったです(T-T)
最初から美味しい設定の一平くん。 だって、準主要キャラですものね〜(^-^) ……でも、管理人は爽やか過ぎてまたもスルーしたキャラでした。 (私の嗜好って捻くれてますからね(-_-)…) 現実世界での設定凄すぎです、一平くん。 思い切り庶民的な性格をしているのに、「大富豪の跡取り息子」!! しかも、それに主人公が全く気がついていないということに“あり得ないでしょう、里緒ちゃん!!”と絶叫(笑) キャラ的には素通りしてしまった一平くんですが、涼兄と同様に3種類あるEDの トュルーEDで萌え絶叫させていただきましたよ(≧▽≦)!! 欧州のサッカーチームに所属している一平くん。 とっくに主人公との結婚は済ませて、な、なんと…… シーツにくるまれた二人の、朝のシーンでした!! ヒィィィィィ〜〜〜〜ッッ。ブラヴォー、AMEDEOさん!! と心の中で拍手喝采(≧▽≦)vvvv イラスト&シチュエーションのみで、具体的な描写がないというところも管理人的には返って萌えでした//// いいですわぁ〜。少女漫画にエロがない時代を生きてきた管理人にはすごくツボ(笑) 大好きEDでしたvv 反対に夢世界で一番好きなEDはバッドEDです。 これが切なくて切なくて、管理人、画面の前で号泣しました。 敢えて詳しい内容は書きませんが、自分の父親が……と知ったら、主人公の嘆きはもっと深くなるのでしょうね…。 あぁあああ、切なくて大好き〜〜(T-T)
「Siesta」は彼のために購入したゲームなので(顔に一目惚れvv)、草薙先輩は出てきただけで管理人、メロメロです(*^-^*) そして、唯一恋愛対象キャラの中で声を許容できた御仁でした(笑) 低くて落ち着いた声が好きでしたよ〜。 最初の主人公の石を拾ってくれるところから、もう大好きでしたvv 無口ながらも主人公を必ず無下にはしないシナリオ。 でも、他のキャラとは違ってEDまで【好き】という感情を表に出さない草薙先輩ルートが好き〜〜〜〜(≧▽≦)vvvv EDで主人公が心の中で思うんですよね。 「私が先輩の心の支えにされればいいのに…」って。 それに対して、 「もう、なってるけどな」 と呟く草薙先輩にノックダウンさッッ//// その後、主人公が、「え?」と聞き返すお約束の展開にも「ブラヴォ〜!!」と叫びましたよ(笑) ああ、ほのぼのしてて大好きなシーンでした(*^-^*) (シーンリストに載っていないので、直前でセーブデータを残しておいている程) 反対に巷では「涙なしには見れません!!」と評判だった草薙先輩のバッドED……管理人は、そんなに……。 なんとなく展開が読めていまして、同じようなシナリオにお目にかかったこともあるので、気構えができていたと言いますか(^-^; グッドEDでも、二人は幸せになっても国は?? 大丈夫なの?? という疑問が残ってしまいましたし。 なので、珍しく夢世界のシナリオよりも現実世界のシナリオのほうが好きなルートでした。 (【草薙先輩】自体が好き〜vv)
涼兄はひたすら美味しい存在でしたね。 (「星の王女」で言うところの和希お兄ちゃん) この作品の中でダントツに人気が高いのも非常に納得です。 管理人もキッチンで寝てしまった主人公を抱きかかえて部屋に運んでくれるシーンには腰砕けになりましたよ(≧▽≦)vvvv お互いに好きなのに、歯止めをかけて遠ざけて悶々としているところなんて、ツボに嵌りまくりでしたし//// でも、うぅ〜〜ん、夢世界でのシナリオにいまいち幸福感が足りないように思ってます。 もちろん、サーシャと両想いになれたことはとても嬉しいんですけど、個人的にはご都合主義でも何でも、王様から恩赦をいただいてサーシャを自由の身にして欲しかったんですよ。 そして、主人公とずっと一緒に過ごして欲しかった……。 そこが少し残念でした。 しか〜〜しッッ、世界は反転。 現実世界になると、これがもうベタ甘(≧▽≦)vvvv 「父さんに言いに行こう」って結婚申し込みにいきますよッッ!! しかも、一平に引き続いてトュルーED第二弾ーー 「裸にシーツ」ワンショット(≧▽≦)vvvv ぐは〜〜〜ッッ、ひたすら涼兄の色気にクラクラ//// カッコイイよぅ。涼兄ぃぃ(*T-T*)
これは……何と言いますか……最初から最後まで切ないシナリオでした。 ぶっちゃけ陸くんは「幽霊」でたまたま波長の合った主人公に見えている、という内容です。 今までずっと独りで長い時間を過ごしてきた陸くんも次第に主人公に心を開いて、惹かれていって 「女の人の手って柔らかいんだね…」 と言って、最後に残されたキスの感触……。 うえぇぇぇ〜〜〜んッッ(T△T) 陸く〜〜〜んッッ。切なかったですよ〜〜。 キャラの声優さまがこのゲームでは珍しく、キャラに合ったお声だったので更に悲哀倍増(T-T) 全キャラのEDを見て開く隠しルートがこのシナリオって……。 悲しすぎて、一度見たあともう見れませんでした(T-T) 以上、キャラ語り?でした〜(^-^) 本当にキャラルートのシナリオは秀逸!!の一言に尽きると思います。 パラレルもので、ここまできちんとした世界観を維持できているゲームは珍しいですし。 ただ、残念だったのが【声】でした。 管理人は初めて名前を知った方々ばかりだったのですが、……別にそれが悪いと言っている訳ではありません。 ゲームを通して新しい声優さまと出会えるのが醍醐味でもありますから(^-^) キャラに合った声ではないように思えるのです。 キャラと声のギャップを埋めていくまでにかなりの時間がかかりました(^-^; それと、キャラルート分岐のシビアさですね!! 攻略サイト様の助けを借りずに全EDに到達するのは難しいのではないでしょうか? 気になったのはそこくらいですかね? (プレイ当時はもっと考えていたかもしれませんが、もう摩滅しました/笑) イラストはめちゃくちゃ好みでした!! キャラの顔がとっても好きですvvvv (この際、腰の細さはあえて無視/笑) 元祖・コーエーゲーム以外の乙女ゲームでは、一番好みな絵でした(*^-^*) 次回作『ペット探偵Y's』で原画家さんが変わったことがショックでしたから(笑) 最後に余談。 9月18日の合同野外キャンプ?での肝試しで主人公が引くクジの数字が可笑しくて好きでした。 ・アランルート→110番(オオカミさんにご用心ってこと?) ・真之介ルート→49番(よりによって縁起でもない数字が「らしい」) ・一平ルート→7番(実はうろ覚えなこの数字。確か7だったと…。正統派な数字) 細かい部分ですが、よく考えられていて笑いました。 と、こんなメモまで残している「Siesta」。 それだけ、当時ものめり込んでプレイしていたんですよね〜(^-^) 今でも大好きゲームですvv パラレルでもしっかりしたシナリオを楽しみたいのなら、ぜひぜひオススメですよ〜〜(*^-^*) |
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(2005.07.12 UP) |
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