び、うつつ





ん〜〜〜〜〜!
私にとっては難しい作品でしたぁ(>_<)!!
それは……

楽しいはずなのに!
ときめけるはずなのに、あともう一歩踏み込めない〜〜ッ(;´Д`)


という感想に落ち着いてしまったからです^^;
まずはですね、

*忍者という設定が好き♪(和風もの大好き!)
*
メロメロの術を抑制するための【会話鍛練】が面白い!(好感度上昇の幅を調べるのが楽しかった^^)
*
グラフィックが何と言っても美麗で、立ち絵も一枚絵もどちらも好き(≧ω≦)!!
*
男の子が全員、格好良い〜〜(ノωノ)vvvv

と、私も「メロメロ」になってしまったのですが(笑)
駄菓子菓子……。
(あ、ごめんなさい。「だが、しかし」の駄洒落でございました^^;)

*ヒロイン・かえでちゃんのさ〜、性格ってさ〜〜。
良いよ、良い。「健気」とか「控え目」とかすっごく好きなヒロイン設定だよ。
けれど……。

そこから度を越して卑屈すぎやしないかい? 後ろ向きすぎじゃないのかい(>_<)!?

と叫んでしまいたくなること多数……orz
私がかえでちゃんを好ましく眺めることが出来たのは、実はぎりぎり鎌清くんルートと、大手を振っては幸影先生ルートのみでございました。
…………。
のちに述べようかと思ったのですが、ここでかえでちゃんの受けるいじめなどについて私の感想を打ち込んでしまった方が通りが良いですよね。
ではーー

庶民出身のかえでちゃんは、副理事長の強い薦めでいきなり名門校に編入したため、クラスメイトどころか学園全体の女子生徒を敵に回してしまい、無視は当たり前。
祖母が遺してくれたお金で買った教科書を捨てられる、濡らされる、破られる、隠される……。
学園から離れた小屋に呼ばれて総イチャモンをつけられる等々。
いやもう、本当に散々ないじめを受けていました!

世の中には様々な個性がありますので、女子生徒の中には咲助くん、蔵人くん、鎌清くん、大介先輩にさほど関心のない女の子だっているはずなんですよ。
それでもそんな例外は一切なく、女子生徒は必ず上記4人の誰かのファンであり、彼らと親しく話すことの出来るかえでちゃんが気に入らない。許せない。
だからいじめる。
という分かりやすくも、苛立つばかりの構図が見事に形成されていました。

【ヒロインがいじめを受ける】

この設定だけでも平気で眺められるプレイヤーの方は少ないと思います。
けれど、我らが『忍恋』のヒロイン・かえでちゃんはそれを甘受してしまうのですよ〜(>_<)!

私みたいな庶民が編入してしまったのだから仕方ない。
私みたいな忍術の劣っている子が入って来たのだから、皆の気分
(=機嫌)が悪くなるのも仕方ない。

私みたいな。
私みたいな。
私みたいな!

「え〜(;´Д`)」と思いました。

出自が違えばいじめられるのは当たり前なのかな?
能力が劣っていればいじめられても仕方のないことなのかな?
でも、それっていじめられる本人に非があることじゃないよね。
ううん、そうじゃなくて。
いじめられる側が責め苦を一方的に耐え忍ぶなんてこと自体あってはならないことです。
どんな理由があるにしろ、手を出す方が悪いに決まっています。
(では、被害者がもともと性格の悪い人だったら……、という点に関しましては既に論点がずれておりますが、もしそのことをお考えでしたら、それは被害者がもともと加害者であったということになり。
つまりは一人ひとりが【他人を貶める言動をすること自体】慎むべき&忌むべきことだと思っております)


ですから私には、
かえでちゃんが耐え忍ぶことを美点のように描かれているシナリオが納得できませんでした。
でも……この感想に関しましては、後々お話するキャラ語りにて多少の変遷がありますので、それはその際にお話しさせていただきますね(
*´Ω`*)


ん……何だかんだ言って、結局はこのことが一番の難点だったのだと思います。
私がかえでちゃんを好意的に眺められないから、男の子たちに甘いことを言われてもすんなり受け取ることが出来なくて……。
それで、

*
シナリオが浅い。(ストーリー自体に内容をあまり感じない)
*
術に掛かっただけの甘い言葉を羅列されても気持ちがついて行けない。

という、本作品に対して気持ちが上滑りしたままのプレイに繋がったしまったのだと思うのですorz

ですから「難しい」なぁ、と感じてしまいました。
私の年齢が高いことも多分にあると思います。
きっとですね、楽しい&甘い作品に仕上がっているはずなんです。
それを素直に眺めることが出来ないのですから、気持ちの持ち方ひとつでここまで作品に対する目線が変わってしまうことに驚くばかりで&自分の狭量加減にガッカリするばかりで……(;´Д`)


ですから、「きっと楽しく仕上がっているのだろう」とシステム的&客観的感想として思えはしても、本音部分では深く傾倒できないまま終わってしまった本作品。
更に続くキャラクター語りでは愛情のみを込めて打ち込みをしたいと、いつも願っていることなのですが、本作では難しいキャラクターもいる……のです(>_<)
それでも不平ばかりでは打ち込まないつもりでございますけれど、ご一読いただきまして不快にさせてしまいますのも本懐ではございません。
ですので、続きますキャラ語りへは「こういう考え方でプレイしちゃったんだね〜」と、私のいち感想として読み流せる方のみお進みくだされば、と思います。
ではでは。
それでも宜しい方はこちらより先へお進みくださいませ(*´Ω`*)
(「忍び、恋うつつ」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様に帰属します。また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)





猿飛 咲助(cv.寺島拓篤)真田高等修練院二年生。炎術を得意とする。

さっすっけく〜〜〜ん(*^-^*)
vv
実は、

本作品内で一番苦手なシナリオ設定でございました(≧△≦)b

ーーと、いうことで好意ばかりの感想文とはなりませんことお断りさせていただきます。
咲助くんファンの方は気分を害してしまうこと必至ですので、是非ともスルーなさってくださいm(_ _)m






いやもぉ。
咲助くんルートはまさしく「いじめ」のオンパレードでございましたね〜^^;
何度も何度も思いました。

自分が上位に立っているからと言って、劣っている人を貶めてよいものなのか。
自分の気持ちが伝わらないからと言って、想い人の近くにいる女性を罵ってよいものなのか。


また、逆の立場でも、

自分の技術が劣っているからと言って、大切な持ち物を破棄されてしまうのは当然なのか。
自分が庶民出だからと言って、罵詈雑言を浴びせられるのは当然なのか。
そこは受け入れてしまって良い部分なのかな?
「私なんかが」「私なんかが」と言うけれど、何ひとつとして貶められて良い理由を持っている訳ではないよね?
どうしてそんなに「当然なの」と受け入れてしまうの??


と歯がゆく感じてばかりでございましたから(;´Д`)
えぇ、もちろん。この「いじめる側」と「いじめられる側」の描写に苛々していたことも本当でございます。
けれどですね、私はこの場合の
咲助くんも受け入れられませんでした(>_<)

最初はですね、ヒロイン・かえでちゃんをあそこまで極端に遠ざけるのは、自分自身のファンをこれ以上殺気立たせないためなのかな?
と好意的に眺めていたのですが、全くそんなことはなかったのですよね。

本当に自分がメロメロの術に掛かりたくないだけで遠ざけ、突き放していたんだ(;゚д゚)!

と知った時の落胆と言いましたら……。
まぁ、勝手に私が咲助くんの行動に対して期待をしていただけなので、この部分をマイナス要素として挙げるのは違うのでしょうけれど……。
でも、それにしても周囲を気にしていなさすぎだと感じてしまったのです。

かえでちゃんがいじめを受けていることを全く知らず、ここまでは仕方がないとしても。
その後、鎌清くんから自分自身のファンから執拗ないじめを受けていることを告げられた後も、

何もしないなんて(>_<)!

しかもね、しかも。
この後、追いうちをかけるように私的には更に「うわぁぁぁorz」と落ち込んでしまった会話が成されるのでした。

自分の忍術が大成せずにいることに落ち込んでいるかえでちゃんを見て、咲助くんは言うのです。
(会話を書き留めていた訳ではありませんので、うろ覚え)

「お前はこれまで多少のいじめを受けていても、めげなかっただろ?
前向きなやつだったじゃんか。そんなやつがここで挫けるなよ」


的なことをですね、言った瞬間ーー。
私のこめかみに青筋が入りました……。

連日受ける執拗ないじめの、何が【多少】なの?
かえでちゃんは、一体どこまで我慢すれば良いの?
加害者がいじめを止めることなく平行線のままでは、一体この先どこまで……!!

ってか、「そんな風に頑張ってるお前を尊敬する」と言った後、

また、いじめを放置か〜〜〜(;゚д゚)!!??

何それ、何それ。
それってセンターキャラとしてどうなの……orz

しかも、「そんな風に健気に思ってるお前を見ると俺……」と頬を赤らめ、かえでちゃんをいじましく感じている咲助くんの姿も、私的には減点対象だったのです。
本当にごめんなさい(;´Д`)

今ここでいじめを耐え忍んでいるかえでちゃん。
咲助くんのために、と八つ当たりをも受け入れて謝るかえでちゃん。

その姿に美点を見出すのであれば、
きっとこの先の人生でも同じようなことをかえでちゃんに求めると、私が勝手に妄想してしまったから。
自分や他人に追従する姿を可愛らしいと思う咲助くんの嗜好
(もしくは思考)をね、「嗚呼、駄目だなぁ」って受け入れがたく感じてしまったのです。






以上!
上記が私が咲助くんを苦手と感じてしまうに至った経緯でございますm(_ _)m
これらは、もともとの私の考え方や、ここまで生きてきた上で自分が「嫌だな……」と感じるようになったことに触れてしまった部分というだけでございますので、もちろん、「咲助くんの本懐はそこじゃない」とお思いの方もたくさんいらっしゃるかと存じます。
ですから、私個人のいち感想として読み流してくださるようお願い申し上げます(´人`)


と、ここまで私が咲助くんをあげつらいました後では、そんなに深く傾倒した訳ではないことがバレバレなのですが……。
それでも、ございましたよ^^
咲助くんで悶えてしまった嬉し恥ずかし名言集が(
ノωノ)vv

ではでは、以下、私の二心がこれ以上晒されないうちにサックリと紹介致しますね〜(笑)

ひとつ目は [ 六章 ]。
実技試験において徳川残党も倒すことを視野に入れることから、裏山修業をする二人。
その練習中にかえでちゃんの風術と咲助くんの火術がぶつかって、大きな火柱が出来てしまったところを、咲助くんが抱きしめながらやり過ごした場面でございます^^

「…………お前って、さ」

「……お前って、なんで俺のもんじゃねーの?」

「なぁ」
「こうして俺の腕の中におさまってるお前見ると、ほんと俺のものみたいな気になる」


きゃ〜〜〜〜!!
この、「相思相愛なのにまだ告げてはいないから、お互いに距離を感じている」という王道のシチュ(≧ω≦)!
なんて美味しいのでしょうか〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

し・か・も
vv

低音! 耳元! 囁き声(〃ノωノ)!!


の、三つ巴なんですもの
////
いやもぉ、「三つ巴」表記が比喩としてダメなら「三種の乙女神器」でもイイデス(笑)
日本語を崩壊させてしまうくらい、シチュに酔いしれてしまった場面でございました〜
vvvv

さらに、ふたつ目^^
[ 七章 ] の実技試験、もとい最終決戦中でのセリフでございます。
幻術使いはその血のみにしか価値がない、というようなことを言う徳川残党に。

「こいつの血だけが大事だと? 幻術使いは誰にも愛されず利用されるだけだと?
馬鹿なこと言ってんじゃねぇ!」
「お前なんかの思い通りにさせるかよ! こいつは俺が、守りきる」

「……幻術にかかりすぎてその女に惑わされたか。そんな想いは幻術使いの血によるものだ」


ここからが好きです(≧ω≦)!

「俺は禁術に操られたりしない。幻術に惑わされたりもしない」
「俺はな、こいつ自身に惚れてんだよ!」
「幻術使いの女は誰にも愛されない宿命? そんなの知るか。

俺はこいつを愛して、そんな宿命破ってやる!」

きゃ〜〜〜っ。咲助くん格好良い〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
破ってー! どんどん破ってーー(≧ω≦)
vvvv

と、大はしゃぎしてしまった場面でございました(笑)

この後に分岐しますエンディングは、【ノーマル】は、「嗚呼、やっぱりそっち方面での別離になってしまうよねぇ(T-T)」と、咲助くんの生業をもってすれば容易に推測できる……恐らく今生での別れであり。
【ハッピー】は、[ ノーマル ] のようにどちらか片方だけを選ぼうとした姿ではなく。
かえでちゃんと自分自身のために、大切なもの両方を手に入れる、というものでございましたね(*^-^*)
それは非常に乙女ゲ的発想であり、現実的に考えると咲助くん自身への酷使が容赦ない内容かと思いますが、でも、その大変さを難なく乗り越えていけることこそが乙女ゲの美点であり、醍醐味でございますから!
充分に甘さを堪能させていただきました
vvvv

個人的には「いまいち」でも「いまに」でもあった咲助くんなのですが(笑)
彼のルートで伝えようとされていた甘酸っぱさも分かるつもりでございますし。
感覚的にはキラキラと綺麗な部分をも掬ってプレイさせていただいたと思っております(*^-^*)





霧隠 蔵人(cv.櫻井 孝宏)真田高等修練院二年生。分身の術を得意とする。

蔵人くんは!
正直に言ってしまえば、シナリオがどうとか、ヒロインがどうとかケチをつける前に(笑)

蔵人くん自身が私の好みど真ん中な男の子でした(≧ω≦)vvvv

や〜、だって。
クーデレ系でしょう?
そつなく何でもこなしてしまう器用なタイプでしょう?
それなのに、一人で何もかも背負いすぎて余計に雁字搦めになってしまっているという
薄幸属性でしょう
(*´Д`)!?

嗚呼……もう、ここら辺の設定だけでヨダレが大変なことになっておりましたよ〜
////

蔵人くんは、まずかえでちゃんのいじめに気が付いているところが好きでございました^^
そこで教科書を貸してくれるとか。
……一体、どれだけの睡眠時間を削って己の忍術を高め、確かなものにしているのか。
と、偲ばれる教科書の丸暗記とかーー。
凄いなぁ、と思いました。
乙女的にも、一晩で教科書の写本を終えた行動に対して、一目置いてくれるように「……」と間を置いてから、返却される教科書を受け取った場面も好ましかったですしね(*^-^*)

私が歳を取ったからだと思うのでけれど、

一人黙々と努力をする姿。
身の丈にあった采配でつましい暮らしを維持しようと努める姿。
けれど、その分身近な者に対しては、自分のような苦労をかけたくなくて「お前は何もしなくていい」と手伝わせることを固辞してしまう姿。

嗚呼、なんて不器用な男の子なんだろう、と思いつつも、やっぱりそんなひたむきな姿に魅力を感じてしまうのでした(*´Д`)
ですから、最初は胡乱げにかえでちゃんを眺めていた蔵人くんが、「苦労人なのだな」と仲間意識を持つようになり。
やがては、多くの時間を共にするうちに、自分だけが彼女との時間や隣に在ることを独り占めしたいと願うようになってしまう、その変遷が個人的にとても好きで、「うわぁ、うわぁ(ノ≧∇)ノシ
vvvv」と身悶えながらシナリオを追いかけておりました!

更に、これはおまけ要素なんですけれど、蔵人くんがかえでちゃんの言葉尻を一蹴した場面がございまして、そのことにも胸が梳いたのでございます(*´-`*)

えぇと……何章のシーンだったかな?
かえでちゃんが蔵人くんと、もっと親しくなりたいと思いつつ相変わらず自己卑下する傾向にあるものですから、「そうだよね。霧隠くんだったら私なんかと一緒にいる必要はないんだもんね」的な発言をするのですよ。
そこでね、蔵人くんが、

「はぁ? 何を言っているんだ、お前は」

といったようなことをボソリと言ってくれるのですよ!!
その瞬間!
「そうそう! そうだよね!? そういう反応を待ってたんだよ〜〜〜(≧ω≦)
vv」と拍手喝采してしまいました!(笑)

相手の立場を顧みての謙虚な発言をするヒロインは大好きです。
見ていて好ましいですし、私にはあり得ない性格の綺麗さにうっとりしてしまいますから^^
けれど、相手を上位に据えているようでいて、結局、会話の主題は自分に戻って来ているという「私なんか」「私なんか」。
それって、詰まるところ自分のことしか訴えていないと思うのです。
(自分の弱さを主張しているように感じます)
そんな発言を見せられてもスカッと出来ないんですよね^^;
だから、「何だ。結局はシナリオを考案されているライターさんだって、そういう感覚を持っていらっしゃるから蔵人くんにこの発言をさせたんだよね。過剰な発言だと感じていらっしゃるんだよね」と安堵してしまった場面となったのでございました。
う〜ん、きっとこのヒロインちゃん像は過度な演出が「玉に瑕
(きず)」だったのかも……? と、感じております。

後は、う〜ん。
上記でそのような
(「私なんかの相手をしなくても」云々)という発言をしているのにも関わらず、放課後に弟を待ち合わせをして下校する蔵人くんの姿を見掛けて、「何も知らされていなかった」と勝手に裏切られたような気持になっているかえでちゃんにも付いていけなかった……かな^^;
謙虚風に見せて相手から身を引いてみたり、それなのに、相手からの内情オープンを期待していたり。

………………。
あ! でも、あれですよ!!
蔵人くんルートをプレイして、「ああ、そういうことだったんだ」と思い返すようにしたこともございます^^

咲助くんルートでは散々煮え湯を飲まされたきた、かえでちゃんへのいじめ描写なのですけれど。
あのことに関して、
(またメモを取っておりませんのでうろ覚えですが)

「いじめに関して思い悩む暇があるのなら、修練院で勉強できる時間にあてたい、って思ったの。
だって、私がここにいられる時間は限られているかもしれないから」


というようなことを言うのです。
それを聞いて、「そっか! 今のところ、かえでちゃんに保障されている期間は半年間だけだもんね!
それだったら、その期間だけを念頭に置いて過ごすのなら耐えられる仕打ちなのかもしれない」と、納得致しました。
卒業までの先の見えない期間でしたら、いくらかえでちゃんでも独りでいじめをやり過ごす気力は続かなかったかもしれません。
けれど、半年間なんですものね。

ーーと、頷ける理由付けを知ることができたのが収穫でございました(*^-^*)

って、あれですね。
蔵人くん語りなのに、肝心の甘い感想にはちっともなっておりませんね(笑)

気持ちを切り換えまして(≧ω≦)♪
蔵人くんが [ 五章 ] で呟きます、

「…………特別は家族だけじゃない、か」
「あいつが……それを教えてくれた。胸を締め付けて、息苦しいほどに熱くさせる感情の意味を……」
「……復讐の為だけじゃない」
「俺は、あいつの為にも強くならないとな」

「……こんな風に思うのは、あいつにだけだ……」


という、非常に分かりやすい心酔へのきっかけも「うんうん^^」と頷いて眺めさせていただきました。

脇目もふらずに努力をしてきた蔵人くんが、選民思想に支配された級友へは心を動かされなくて、蹴落とされても陰口を叩かれても必死に這い上がろうとするヒロインにこそ異性としての魅力を感じ。
そして、ぞっこん参ってしまうなんて素敵ですから(≧ω≦)!!


蔵人くんルートはプレイしていて、かえでちゃんが彼の拠り所になれることが嬉しかったですし、唯一彼の弱点?でもある【繕い物】を請け負ってあげられるという、小さいけれど暮らしていく中では必要不可欠な側面を「愛情を以って」補える部分が最高だと感じております(*´Д`)
vv
だって、苦手な部分を代わりに頼める。
と言いますか、甘えられるようになることって何て言いますか、こう。
じんわりじんわり「幸せだなぁ」って実感できるじゃないですか
////

あ……違うんです。
こんなささやかな個人的見解じゃなくって(笑)
蔵人くんルートと言えば、
忠人くんがとても美味しいポジションにいる気が存分に致します^^
でもなぁ、と。
それは勿論、ゲーム的には彼とも恋愛できたら嬉しいと思いますけれど、私的には蔵人くんとがっつり幸せになれたので、それで満足できました(*^-^*)
vv

無口だったけれど。
必要以上に会話を繋いでくれない男の子だったから、最初は寂しかったけれど。
(でもね、そこも好き(笑))
言葉が少なくても、態度や視線で。
きっと一生を懸けてずっと愛してくれるに違いない蔵人くんが大好きでございます(≧ω≦)!!





由利 鎌清(cv.小野 友樹)真田高等修練院二年生。雷術を得意とする。

好きです!
鎌清くんが大好きです〜〜〜〜(〃ノωノ)!!!!

それでも、実は真っ先に攻略したんですよ。
最初にプレイヤーが選べるキャラクターが咲助くんと蔵人くん・鎌清くんの三人だったため、
「う〜ん、咲助くんはセンターだけあってシナリオの甘さに期待できそうだし、蔵人くんは好みすぎるから絶対、後半で堪能したいし
(好きなキャラは最後派)。う〜ん、う〜ん。
でも、鎌清くんだって優等生キャラで好き設定なのに、嗚呼どうしよう〜〜〜(;´Д`)!!」
と、さんざ唸って悩んで、「ごめん、鎌清くんっ」と初手攻略となったのでした(笑)

ですが最初はですね、本作品の最愛キャラには到底なり得なかったのです。
【ムッツリ】属性がど真ん中嗜好な私にとって鎌清くんの「ムッツリ」と称されているそれは、「どちらかと言えば可愛らしい
【初心】に分類されるのでは??」と思いましたし、『忍恋』のシナリオそのものにも慣れておりませんでしたので、「あれ? 随分、あっさり目の展開なんだなぁ」と感じていて……。
正直に言えば、
『忍恋』ワールドに自分自身を慣れさせる方が先決、といった感覚だったと^^;

ですから、本当に初手攻略として流してプレイをしている……状態だったのです。
うぅぅ、ごめんね鎌清くん(T-T)!
でもでも!
いざ、鎌清くんをプレイし終えて、「おぉ、鎌清くんたら可愛い青年だったぞ〜^^」とほくほく上機嫌となった軽い感覚のままではいられませんでした!!
だって、他のキャラクター攻略を終える度、

鎌清くんルートがどんどん私の中で輝いてくるんですもの(*´Д`)vvvv

鎌清くんがどれだけの勤勉家だったのか。
どれだけかえでちゃんを大切にしてくれていたのか。
どれだけかえでちゃんを守り抜いてくれるルートだったのか。

うわぁ、本当に凄いよ、鎌清くん(≧ω≦)!
けれど、初手攻略が鎌清くんではそのことがさも当たり前のことのように感じられて、ありがた味が全然なかったんだなぁ。
バカだなぁ、私(;´Д`)

うぅぅ、残念ながら連々とプレイし過ぎていて、鎌清くんのセリフ抜粋を一切しなかったという愚行を犯してしまったのですが……orz
以下、鎌清くんに惚れてしまったところを投下致します(≧ω≦)
vvvv

その1!
*
努力家なところ!!

いやいや。これは見ていて本当に清々しかったです^^
この時のかえでちゃんは卑屈にならずに鎌清くんと一緒に精進するという姿勢だったので、多少「ん?」と思う描写はあったかもしれませんが、そんなにマイナス思考であることを意識せずにプレイ出来ました。
鎌清くん自身も挫折をしている過程があるからこそ、奢らずにいたり。
同じように努力する人に向けての賞賛を惜しまなかったり。
実際にはあり得ないような、つましい態度こそが輝いて見えました(*^-^*)

その2。
*
甘味が美味しい(≧ω≦)vv

これはですね(笑)
かえでちゃんが毎放課後、鎌清くんの指導の元、まずは忍法の理念から理解できるよう勉強に励んでいたのですが、必ず休憩を取る際に甘味を用意してくれていたんです。
この気遣いが嬉しくって〜(*´Д`)
最初は脳の回転をよくするためという理由からだったかもしれませんが、嬉しそうに幸せそうに甘味を頬張るかえでちゃんの姿を見て。
勉強の合間にひと息つける、かえでちゃんとくつろげる時間こそを愛しく感じるようになってしまった鎌清くんの心の変遷とか。
後は単純に、二人がにっこり笑い合って距離を縮めていく様を見ていられるのが、私自身嬉しかったんです^^
我来也くんがかえでちゃんのために淹れてくれる紅茶もそうでしたけれど、好いた二人が穏やかな時間を過ごせている様を見守れるのは幸せでございますねぇ(*´-`*)

その3。
*
いつも、かえでちゃんを守ってくれる!

個人的にキュンキュンきたところはあの場面(≧ω≦)
vv
鎌清くんが招待されている豊臣家末姫の誕生パーティーにおいて、
背中でかばってくれたところ!
そして、もちろん。
かえでちゃんが日々、受けているいじめを知っており、
先手を打とうとしてくれたところvvvv
このどちらもが好きでございました〜
////

「戦国時代って誕生パーティーって、あったっけ?」などと些末なことも考えてしまいつつ(笑)、
(数え年進行なので皆さんお正月にいっぺんに歳を取るのですよね、確か^^)
あの不逞の輩に詰め寄られてしまった時に、颯爽と現れてくれた鎌清くんの格好良さと言ったら、もぉ!!

しかも、かえでちゃんが後々、誤解してしまうことにも繋がる女子生徒への訓告(≧ω≦)
vv
「ヒロインが誤解してしまう」という設定だけでも美味しいのに、「やっぱり守ってくれていたんだ〜
////」と安心感につながる瞬間までもが優しくて^^
ますます鎌清くんが好きになってしまいました(
ノωノ)vvvv

後は……小さな部分かも知れませんが、やっぱり

*
頭が切れる

というキャラ設定も大好きでございます^^

放課後、鎌清くんのいる委員会室を訪ねたかえでちゃんが遭遇した、各部活動が道場を使用したい旨をあれこれ注文つけているシーン。
あそこで最初はただ黙って皆の注文に耳を傾けている鎌清くんが、やがて
すらすらと解決策を告げる姿が格好良くってですね(≧ω≦)!
私の嗜好ど真ん中だったのでございますよぉぉぉぉッッ8(≧△≦)8))))

あぁもう。
本当に思い返してみると、鎌清くんは好きシーンがたくさんあったのに、どうしてセリフを抜き出していなかったんだろう、私ったら(>_<)

…………。
まぁ、気分を入れ換えて^^!
最終章で迎えた【ハッピーEND】も実に美味しゅうございました
vv

朝の時間割が変更になったはずなのに、と和気あいあいと真田先生を含めたメンバーが会話をしている様も見ていて和みましたし(笑)、エピローグでの「
押し倒し」CGが最高でございます(≧ω≦)!!

だって、「キャ〜〜〜! 鎌清くんたら大・胆(
ノωノ)vvvv」と身悶えしてしまうものの、

絶対、そういうシーンではない

んですものね、きっと(笑)
あれは、本当に純粋に鎌清くんが昂ぶってしまった想いを伝えているだけのことなのだと思いますし、あの後、我に返った鎌清くんが慌ててかえでちゃんを抱き起して、お互い真っ赤になったまま勉強会に入るのだろうな、と(≧△≦)b

そんな初心ゴコロ満載の鎌清くんが愛おしかったです!

大好きです(≧ω≦)!!


以上。
セリフ抜粋なしの感想語りになってしまいましたけれど、最愛鎌清くんルートプレイは本当に幸せだったなぁ、と ひしと感じております〜〜(*^-^*)
vvvv





我来也(cv.下野 紘)真田高等修練院二年生。呪術を得意とする。

我来也くんは、ひたすら可愛らしかったです(≧ω≦)
vv

えと……きっと、タイムリーだったのだろうな、と思います。
この年明けに待ち望んでいた某・戦国武将爽快メッタ斬りゲーム『4』が発売されてですね、その中にいらっしゃるのですよ。
我来也くん縁の御方が。
それで割合、早い段階から「あれ……もしかして……?」と眺めていたのですが、キャラクターへの味付けが巧みだなぁ、と感心させていただきました。

だって、眼帯があまりに自然すぎる!(笑)

ーーと、ツッコミを入れつつ^^
関ヶ原の戦いを西軍と東軍で分けて考えて、そこに件
(くだん)の武将を絡めると「嗚呼」と納得も致しました。

我来也くんが孤独を嫌うのに、いつも一人でいる理由。
そして、そこを推してでもかえでちゃんの傍にはいなければいけない理由。

西軍が天下を取ってしまったからなのですよね。

暗黒天使(笑)を操るはずの我来也くん自身も、きっと傀儡となっているのだろうと推察をし。
けれど、嗚呼でもでも!
我来也くんに会いに書物庫に行く日々がとても楽しかったのです。

かえでちゃんが足を運ぶと、ぱぁぁぁ、と顔をほころばせて迎え入れてくれる様が大好きでした。
我来也くんだけしかない小部屋の中で、彼が手ずから淹れてくれた紅茶を飲むのが幸せでした。
かえでちゃんが勉強をしている傍らで、さらさらと我来也くんがペンを走らせる音を聞くことが。
我来也くんと過ごせる時間そのものが大切だったんです〜〜〜(⊃Д⊂)!!

そりゃあね、あまりかえでちゃんを好きではない私は最初、思いました。
いくら「二人きりで過ごせる」とは言っても、それは執拗ないじめをかえでちゃんが避けているだけのことで、この小部屋から一歩を踏み出せば油断できない状況であることは何も変わっていないんだよね。
嗚呼。

なんて「いじめる側」が本位に立っている作品なんだろう……orz

ってね(≧△≦)b

今でも、この感想はそう大して変わってはいません。
けれど目を瞑ってしまおうかな、と思ったのです。
我来也くんがあんなに一途にかえでちゃんだけを待ち遠しく慕って、彼女が訪れるまでの時間をやり過ごしているのなら、もうそこだけを見つめていればいいんじゃない?? って^^

そう決めてから、いざ、我来也くんシナリオを見つめ直しましたらば、もぉ
////

切なくて、切なくて、キュンキュンくるシチュが盛りだくさんでございました(*´Д`)!!

まずね、「うぉぉぉぉ(ノ≧∇)ノシ!!」と身悶えしてしまったのが [ 四章 ] 鍛練後のセリフ。
今回も無事に甘い言葉を伝え終わった我来也くんが、

「伝えたい言葉も、伝えたい想いも数えきれないほどあるのにな」
「僕にはどれも、

鍛練としてしか口にできない」

って!!
呟くんですよ〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

逆じゃないですか!
「この想いを軽々しく伝えたくはないから、君との鍛練は出来ない」と、かえでちゃんに宣告をした大介先輩と真逆の立場じゃないですか(*´Д`)!!??

真情だからこそ口をつぐむ。
真情なのに嘘に溶かしてしか伝えられない。


ぎゃ〜〜〜!!
やめて〜〜〜〜ッッ。
どっちもが胸を締め付けられるシチュで、酸素不足になっちゃうじゃないですか!
もう目の前にある我来也くんしか目に入らなくなっちゃうよぅ〜〜(⊃Д⊂)
vvvv

と泣いて縋りついてしまいたい場面でございました。

続いて [ 五章 ] でございます^^
夏祭りをかえでちゃんと二人で堪能した後、人々がしていた "ひざまくら" を自分もしてみたい、とお願いをした時のセリフ。

「こんな風にしてると誤解しそうになる。まるでお前が僕だけを見てるみたいだ。
……本当にそうならいいのにな」
「だとしたら、僕は堂々とお前に蜜みたいな甘い言葉をかけられるのに」
「いつもは照れてなかなか言えないけど…… 僕にはお前が眩しい、とか」
「お前が世界の誰よりも可愛く思える、とか」
「……今ここで、こうしてお前と一緒に過ごせて幸せだな、とか」

「もっとずっと、できるなら一生、こんな風に過ごしたい、とか……」


う…………。
うえ〜〜〜ん、我来也く〜〜〜〜ん(T-T)!!

きっと、ここだけ抜き出しても伝わらないとは思うんです。
でも我来也くんのシナリオを語ろうとすると、どうしても彼の立ち位置に被ってしまいますので、私には詳しく伝えられません。
でもね。
孤独の中で出会えた異性と言うのは、それだけで特別な存在になる気がするのです。
同性間では感じられない想いを抱くことに繋がるのじゃないかな、と。
だから、我来也くんが今どれだけの愛情を噛みしめて、このひと時を過ごしているのか。
どれだけ、自分を縛るしがらみから逃れたいと願っているのか。

ほろほろ、ほろほろ。
胸がさざめきました。
でもね、これだけでは終わらなかったのです。
我来也くんは、ついにかえでちゃんの前から姿を消してしまいますが、彼女に気付かれぬうちに思いの丈を綴ってていたのです。
以下、その抜粋文。

「だから僕は友達が欲しかった。味方が欲しかった。本当は修練院での生活を楽しみにしていた」
「友達で恋人で家族で味方で、けして裏切られず裏切らずに済む存在が欲しかった」
「全身全霊で、守れる存在が欲しかった」

「伝わるかな。……これ、お前のことなんだ」

〜〜〜〜〜〜(T-T)!!!!

もうダメでございました。
淡々と耳から伝わる我来也くんの愛情が、慕情が!

本当にね、この後の最終決戦を経て。
我来也くんがまた元通りに修練院に通えるようになった顛末に胸が熱くなりました。
最終局面は ほぼどのキャラクターでも変わりませんし、我来也くんに限りましては前述しましたようにネタバレ要素に絡んできますため、[ 最終章 ] までの流れは割愛させていただきますけれども。

あの切なくてどうしようもなかった【ノーマルEND】を見た後に、
(あれもまた壮絶な覚悟でございました。以前、他社PS2乙女でも堪能したことがございます。「カエルとなって環境汚染」をどうにかする作品でございましたが、【貴方が幸せになるのなら名も命さえも捨てよう】というエンディングがございまして……。
同じような感想を抱きました。どうか、どうか。心の安寧が彼にありますように、とーー)

迎えた【ハッピーEND】と言ったら(*´Д`)
vvvv


明るい光の下、衒
(てら)いなくかえでちゃんと同じ時間を過ごせるようになったことに感謝しました。
笑ったら、笑い返すことが出来て。
もしも泣いていたのなら、その身を抱きしめ慰めることが出来て。
想いを伝えられたら、想いを返すことが出来て!

かえでちゃんからだけではなく、我来也くんからも。
我来也くんからしてもらったのなら、かえでちゃんからも。
「二人」がお互いのために過ごせる日々というのは素晴らしいことですものねっ(⊃Д⊂)
vvvv
これからは幸せを噛みしめるしかない人生を送れるに違いないことが、我来也くんのために本当に嬉しく感じたルートプレイでございました^^!





穴山 大介(cv.鈴木 達央)真田高等修練院三年生。医療忍術を得意とする。

序章で発動させたかえでちゃんの【メロメロの術】により、「あれ? もしかして……。もしかしなくても大介先輩って、見た目と違う人?」という印象を持った先輩^^
そうしましたらば、やっぱり&やっぱりでしたね〜!

[ 一章 ] から優しいんですもん(≧ω≦)vv

個人的には、咲助くんファンの娘たちがしでかした未必の故意に気付いて、人知れず毒づいてくれたことに溜飲が下がりました。
このくらいのね、観察眼を持っている男性キャラの方が好きでございますの^^
そして、分かりやすく大介先輩がハートを撃ち抜かれた瞬間も掌握できましたこと。
それもきっと良かったのですね(*´-`*)

きっかけが分かりやすいことは、良いことだと思いますから。
どんなに「え? そんなことで?」と思えることでも。
「そんなの他の女の子でも同じことなのじゃない?」と感じてしまうようなことでも(笑)
攻略キャラクターにとっては運命の出会いの始まりであって、きっかけがあるからこそ、「0」が「1」になって、そこから先の想いを紡いでいくことが出来るのですものね^^

ですから雨の降る中、あの場面で隣に立つかえでちゃんの心意気に惚れ。
「なんて素敵な女の子なんだろう」と琴線を揺さぶられてしまった先輩にこそ、ときめかせていただきました(≧ω≦)
vvvv
これまでの軽薄な言動に反して、なんて純真で素敵な男性なんだろう。と思いましたもの
/////

ですが、その真摯な部分を賞味しつつ。
甘言を弄してくれる大介先輩を堪能するというのも、またオツでございまして(*´艸`)ホホ
[ 二章 ] にて、またもかえでちゃんに掛けられてしまったメロメロの術の後。
隠し通したい姿を指摘されてしまい苛立った先輩が、

「俺に、力で抑えつけられて、いいようにされてる君の姿を、皆に見られてもいいのかな?」
「嫌だよね。忍者としても、女の子としても」
「……どうして、こんなことを……」
「嫌がって怒る君の目が、余計に男を煽るんだって分からない?」

「君の唇も、他の部分も……全部、塞ぎたくなる」

なんて、のたまってくれた時には、「ぴ……。ぴぎゃ〜〜〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv」と輾転反側させていただきましたから!!
分かってるんです。
分かってます。
どうせ「他の部分」と言ったところで、目とか耳とかなんでしょう?
でもね、いろいろと妄想しちゃうじゃないですか! 腐女子として!!(笑)

いやもぉ、こんな比喩&暗喩が多い本作品でございますので、そこの部分が最愛キャラ、もしくはお好きな声優様にがっちり嵌まり込むと……。
きっとえらく桃色に破壊力のある内容へと様変わりするのだろうなぁと、眺めさせていただきました(
ノωノ)キャ

この先もですね、大介先輩はメロメロの術に掛かる度、本意ではないのでしょうけれど本音を漏らしてくれるようになります。
[ 三章 ] では、

「……そんなに見つめられると、俺の中の欲望が疼いちゃうよ」
「男の前ではもう少し気を付けたほうがいい。俺だって君に触れたくなる想いをいつも耐えているんだ」
「だから……ね。

結婚を前提に、俺と付き合ってほしい」


のセリフに、「な……。なんですと〜〜〜(;゚д゚)!!」と叫んだり(笑)
(いきなり「結婚」に到達してしまうのが先輩らしくてね、おかしかったです^^)

更には [ 五章 ] にて、かえでちゃんへ一歩間違うととんでもない意地悪をしでかした女生徒たちへ、意趣返しをした後の会話から。

「無理に悪ぶったりしないでほしいんです。そんなの本当の穴山先輩じゃないって知ってますから……!」
「!! 君は、本当に……」
「……どこまで俺を本気にさせればいいんだ……!」
「俺があの術にかかれば、その隙にキミは逃げられると思ったからこそ無理に迫ったのに、俺のことなんかを考えるなんてね……」
「こんな感情、俺には初めてなんだよ。本当に」

「初めてすぎて、どうしていいのか分からない。

……君にどう接していいのか分からない。
他の女ならいくらでも適当にあしらえたのにね」


とまで言って下さいますからね(≧ω≦)!!
「嗚呼」と思いました。
こんなに見目が麗しくて、物腰が柔らかくて。
誰しもが憧れてしまうような王子然としている人なのに、これまでの半生の中で彼の胸がさざめくことはなかったのか……。
それは一体、どれだけの無味乾燥とした日々だったのかしら(T-T) と。
ですから何でもスマートにそつなく、けれど意味もなく淡々とこなせていた大介先輩が初めて。
かえでちゃんを前に、どうしたらよいのか分からなくて瞑目してしまう様がとても初々しくて、そして、実に好ましく映りました(*´-`*)
そんな純粋培養の先輩こそが素敵です〜
////

あぁぁぁぁ。
でもでも、ごめんなさい!!
次章 [ 六章 ] にて、
私がかえでちゃんに対して怒りの咆哮をしてしまった場面があるのです(>_<)!
それは多分、何ということはない対話だったのだと思います。
けれど私には許せなくて、「ふざけないで!」と叫んでしまいました……。

以下、その場面を投下致します。
かえでちゃんへの批判をお読みになりたくない方は、この先を飛ばしてお進みになってくださいませ(´人`)






少し、細かな情景描写となります。
かえでちゃんの【メロメロの術】に掛かってしまうと、本意ではなくとも真情を吐露させられてしまうため、
「そんなに軽々しく君への想いを伝えたくない」→「もう君との鍛練は行えない」
と、かえでちゃんに伝えた大介先輩。
それをですね、「もう大介先輩に嫌われてしまったんだ……」とかえでちゃんがマイナスに捉え、ずどーーんと落ち込んでしまうのです。
ここもね〜、「一体、何を落ち込む要素があるのか(;´Д`) ちゃんと大介先輩があなたに伝えた言葉の意味を捉えているの?」と訊きたくなりました。

でもまぁ、「うじうじと無用の心配をして進むのもまた乙女ゲのセオリーだよね」と思い返し、その先まで読み進めていたのですが……。
その次の場面転換からでございますよ(>_<)!

徳川残党が修練院に仕掛けた禁術のお陰で、それまでは大介先輩と気まずく過ごしていたかえでちゃんも、院内の不穏な空気を打破するために普段通りに接することが出来るようになりました。
そこでですね、大介先輩が自分に見せてくれる気遣いが嬉しくて、「私は穴山先輩に嫌われているかもしれないけれど……」と離れがたく思い、その袖口を、きゅ、と握りしめるのです。

…………。
こんな可愛らしい仕草を好いた女性にしてしまわれては、それは心臓もわし掴まれるというものではありませんか(≧ω≦)!
私はこの先の大介先輩の昂ぶってしまった気持ちは、もっともだと感じております。
嗚呼、それなのに、それなのに(>_<)!

「どうして君は……!」
「あ、穴山先輩? 一体、何を……」
「……後悔していたんだ」
「君への想いを自覚して、君にかける言葉が分からなくて、ただ勝手に諦めて君から離れたことを」


ここで先輩がかえでちゃんを押し倒します。

「穴山先輩、待っ……」
「だから君を助けられて、ほっとした。君のそばで、君を守れて……それだけで十分だと思ったのに」
「君があまりに可愛いから、俺は自分が抑えられない!」

(こんな、こんなの……)
「君がもっと欲しくなる。君の信頼も、君の安心も、君の喜びも。なにもかも俺があげたくなる」
「俺で、君の全てを満たしたくなる」

「やめ……!」
「君のことばかり考えていて、君の可愛さばかり見つめていて、……自分でも気が狂いそうなんだ」
「君が欲しすぎて、苦しくなる」

「ど、して……」

「私のことが嫌いなんですか?

だから……こんなこと、するんですか?」
「違う!」

…………。

……………………。

あ…………。

阿呆か〜〜〜〜〜ッッ(ノ`Д´#)ノ≡┻┻

と叫んでしました。

ねぇ!?
ちゃんと聞いてたの!?
大介先輩があなたに伝えてた言葉を、ちゃんと聞いてたの!?
今だけじゃなくて、これまでもずっと言葉でも、言葉じゃなくても態度でも!
ずっと、ずっと、かえでちゃんのこと
だけを好きなんだ、って伝えてきてたじゃない!
それをさ、どうしてこんなに簡単に先輩の気持ちを否定してしまえるの!?
だって、決して一方通行なだけじゃなかったよね。
かえでちゃん自身だって、彼が真摯に医療忍術に励む姿を見て。
大介先輩本来の心情に触れて、「素敵な人なんだ」と慕うようになったんだよね?
それじゃあさ、大介先輩はあなたにとって抱きすくめられて恐怖しか感じないような、ただの色魔なんかじゃなくて。
話せないと寂しくて胸が苦しくなってしまうくらいの男性なんだよね?
それをさ、それを……。

「嫌いなんですか?」って、どうして一刀両断してしまえるの!?
一体、どこまで我が身が可愛いの!?
…………。
ヒロインが攻略キャラクターの真情を否定してしまって、どうするのですか。
苦しんですがりついてくる姿を見ようとしないで、何が「先輩を好き」と思えるのか。言えるのか。

一人、被害者ぶって傷ついたように振る舞うのも大概になさいッッ(`◇´*)!!!!

ーーと、叫んでしまったのでございます……。
この先もですね、上記のあらぶった行動に出た先輩が怖くて近づけなくなってしまったかえでちゃん。
彼女が大介先輩をようやく受け入れられるようになるのは、先輩の過去の家庭事情を知ってからでした。
この設定も……orz
まぁ、乙女ゲのシナリオだから、そう創ってあるというだけのことなんですけれど。
それにしたってーー。

何度も言いますが、かえでちゃんだって大介先輩のことを「好き」と感じている描写が、ここに至るまでに織り込まれているのです。
それなのに、先輩の過去のトラウマを聞くまでは、彼自身に踏み込んでいけないのか! と思いましたし、自身の傷となっている過去を話すというまでのことを先輩に求めて、「じゃあ、かえでちゃんは一体これまでに、先輩に何かを働きかけていたの?」とも思いました。
相手が内情をさらけ出すまでは受け入れられない、って「本当に好きなのかなぁ? それって、凄く傲慢な考え方じゃない??」と、頭に浮かんでくるのは疑問符ばかり……orz






そんなこんなで。
大介先輩がかえでちゃんに対して、真っ新
(まっさら)な気持ちを伝えてくれたシナリオは、とても嬉しかったし素敵な男性だと思いました(*^-^*)
けれど、その受け皿となるべきヒロインの描写&造形としてはどうなのかな??
と、最後まで、対大介先輩のかえでちゃんに対して身構えてしまうようになったのでございますorz

私の心情的には、大介先輩シナリオは【ノーマルEND】の方がしっくりきてしまったということも……。
えぇ。
由々しき事態でございました。
だって、
ヒロインと攻略キャラクターとの幸せを心から祝福できていない、ということですから(>_<)
それはもちろん、【ハッピーEND】だって「良かったねぇ、大介先輩^^!」とほっこりしましたけれども、どこかしら。
う〜〜ん。
納得できない部分も残ってしまって……orz


以上!
大介先輩は大好きです(*^-^*)!!
見事に最初の印象を塗り替えてくれた素敵な男性でした。
ですから、大介先輩のために。
先輩がかえでちゃんを必要としているからこそ、エンディングまでを見守るんだ、と偏った比重のままプレイを終えてしまったルートとなっておりますm(_ _)m
(狭量で本当に申し訳ございません……(>_<)!)





真田 幸影(cv.鳥海 浩輔)真田高等修練院師範。

幸影先生……。
ルートOPENが
[ メイン5人のハッピーENDクリア ] という厳しい条件ながら、楽しみにプレイさせていただきました(≧ω≦)vv

や、だってメイン5人のシナリオで散々、ヒロインを特別視したくても立場上出来なくて、「俺は君をずっと見守ってるから」的なことを囁く他ない先生が素敵で、切なくて(
ノωノ)!
それに幸影先生のいわゆる [ 公的立場 ] は、プレイ開始直後くらいに「ははぁ^^」と検討がついちゃうくらい王道的なものなので、そこら辺の設定を全く気にかける必要もなく(笑)
ただただ、先生自身を幸せを願ってプレイしたくて仕方なかったのです(*^-^*)

そうしましたらば、幸影先生ったら [ 一章 ] からやってくれましたね
vv
なんと、編入開始から三か月間に及ぶ

かえでちゃんとの個人授業(≧ω≦)!!

うわぁ、なんて美味しいのでしょうか
////

事の発端は同じクラスの女子生徒からの嫌がらせでしたけれど、結果的には乙女的にとても美味しい
vv
しかも、かえでちゃんを心配して訪れたメイン攻略キャラ5人をことごとく排除の方向で働きかけるとかね(笑)
いっそ清々しいまでに大人気なくて、蔵人くんが立ち去り際
「大人気ない……」と呟いた時には「だよね〜!」と大笑いしてしまいました。
自ルートに乗ったことから、もう脇目もふらずにかえでちゃんを追いかけられるようになった先生の
容赦のなさには惚れ惚れと致しましたよぅ(*´Д`)
良い歳の取り方をされておいででしたね(笑)

あ、でもですね。
これは幸影先生のセリフではないのですが、またも本作品における「ヒロインちゃんの格下げ発言」が見られましたので、そこでは「えぇぇ(;´Д`)」と思ってしまいました。

以下、私の最愛キャラ・鎌清くんとかえでちゃんが行った会話でございます。

「私っていう編入生の存在が、この修練院やこの組にとって異質なのは確かだもの」
「私がいなかったら、こんな風に授業が中断される騒ぎになることもなかった。責任は、ちゃんと受けとめるよ」
(← 3ヵ月間の授業参加禁止。幸影先生との個人授業のこと)
「なるほど……。あなたは意外に周りのことを見ているのですね。

調和を乱したことを自覚している点は評価できます」

それって違うよね〜〜(*^-^*)キラン!

と、思ってしまいました。
実際にかえでちゃんは修練院の中で異分子かもしれません。
けれど、そのことで授業を乱したのは彼女ではなくて、不用意に騒ぎ立てた女子生徒たちのはず。
そのことを棚に上げて、何故、かえでちゃんをマイナス要素の起点としてしまうのでしょうか。
例えば、手裏剣が教室に置いてあったとして、人を切りつけたら悪いのはそこに置かれていた手裏剣なのでしょうか?
違いますよね。
どう考えても切りつけた「本人」が悪いのです。
私からしてみれば、どうしてそこまでかえでちゃん自身を貶める見方で本作品が進行していくのか判りませんでした。
【他女子生徒からの嫉妬】を着火剤にしてシナリオを展開させていくにしても……。
もう少し、喧嘩両成敗的な筋書きでも良かったように感じます。
いくら何でもかえでちゃんが防戦一方というのは、乙女ゲ的にキツイものがありました(T-T)


ーーという、私の些末事項なんてどうでも良かったですね!
ついつい打ち込みに熱が入ってしまいました(>_<)
では、以下からは「8(≧△≦)8))))」← こんな顔文字的な感じでお伝えしていこうと思います
vv(笑)


はい!
『忍恋』開始早々
(つまりは序章の冒頭から)

「俺は教師である前に一人の男だよ。君に直接教えてあげようか」
「欲しいって言わせてあげるよ。

俺だけが欲しいって、声が枯れるくらいにね」

と、のたまってくれた幸影先生ですが(≧ω≦)
vv
(メロメロの術に掛かっているとは言え、他のメインキャラ5人より群を抜いて色香が違いました(笑))

当然、自ルートに入りますと、ますます。と言いますか、箍
(たが)がまるで無用かと言いますように……。
以下は、[ 三章 ] 。
教師だけではない、真田勇士隊を指揮している姿をかえでちゃんが目にした時の会話でございます。
「俺は怖い先生だよね?」と問いかける先生に、「怖い真田先生が好き」と選択肢で応えた後、

「いろんな顔を使い分けできる真田先生は忍者として尊敬します」
「!!」
「なら……君は俺が怖い先生でもいいの?

君に、甘くて優しい以外のことをしても。怖い男になっても?」

なんて言って下さるのですから、「甘くて優しい以外って!? 怖い男って……どんなこと〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv」と思いっきり輾転反側してしまいました(≧△≦)b
まぁね、オトメイトさんの「こうすればプレイヤーの方々は喜ぶだろう【甘言作戦】」に見事踊らされている感は否めませんが、幸影先生は最終プレイでございますから!
もういろいろと割り切って、掌の上で転がされること万歳(≧ω≦)! という感覚になっていたのです!(笑)

そして、同じく [ 三章 ] にて、かえでちゃんが徳川残党の奸計に嵌まってしまい、禁術使いとしての血を抜かれてしまった場面。
その際、徳川残党が幸影先生に変装して近づき、見事、抜血に成功してしまったため、かえでちゃんの元に駆けつけた幸影先生本人は心中穏やかではありませんでした。
残党の変装が完璧で、まだまだ忍びとしての腕は半人前のかえでちゃんが見破れないことは、重々
(頭では)承知していながらも、何故、と。
何故、これだけ一緒の時間を過ごした俺を見間違えてしまったのか、と詮なき感情が渦巻いてしまい、

「……ああもう、なんて俺は君に俺の偽物を見破ってもらえなかったことがこんなに悔しいのかな」
「ねぇ。君……」

「俺のこと、間違えないでよ」

と、何と!!
私的には好きシチュすぎて堪らない
【壁サンド】(ここでは「樹木サンド」でしたが)で、苛立つように。
けれど、どこか乞うように囁いてくれるのですよ〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
嗚呼もう堪りません!!
ここは本当に鳥海氏の本領発揮場面でございまして、心行くまで身悶えさせていただきました〜〜(*´Д`)
vv
(本当……「こういう」場面での鳥海さんの色艶ったら半端ありません
//// )

他にも、[ 四章 ] の夏祭りイベントも好きでしたねぇ^^
もちろん、メインキャラ5人とも夏祭りイベントがあるのですが、幸影先生は「教師」ですからどうなるのかな? と思っていたのです。
そうしましたらば、

「今日が夏祭りだって聞いてたでしょ?」
「あれに顔を出さないといけないんだけど、一人だと挨拶ばっかりになっちゃうんだよ」
「だから君と一緒に行けば、周りが気を遣って挨拶も控えてくれると思うんだ。俺と、来てくれる?」


という誘い方で、「な……成る程(;゚д゚)!」と感心してしまいました。
こういう口説
(くぜつ)でしたら、幸影先生を慕っていつつ教師と生徒という立場上、控えなければ……と一歩引いてしまうかえでちゃんでも承諾しやすいですものね^^
さすが、普段から文章を考えていらっしゃる方は違うなぁ、と感じたくだりでございます。

そして、夏祭りに赴いてからも二人の流れが実に素晴らしくて
vv
幸影先生が用意した貸切りの屋形船で祭りを堪能する二人。
そこで、

「よく考えてみれば、別に生徒の私じゃなくても他に同伴者の心当たりとかあったんじゃないですか?
……もっと、大人の女性とか」
(あ、また、胸が痛い)
(しばらく治まってたのに、まただ。……真田先生のとなりに綺麗な衣装を着た大人の女性を想像しただけで、胸が……)


と逡巡してしまうかえでちゃんも最高でしたし、それに応え

「……君が、良かったんだよ。ほかの誰でもなく、君が」

と告げる幸影先生も素敵でした(≧ω≦)!!

ここから先の流れは、幸影先生シナリオの分岐点と言いますか、二人にとっての要になりますので敢えて割愛させていただきますが。
このふんだんな甘酸っぱさを詰め込んだ王道会話が堪らなく心地よかったです〜(*´Д`)
vvvv

うんうん^^
このシーンを境に、努めて距離を置こうとする幸影先生も。
そんな先生の背中を見つめて、「生徒でしかないんだ」とほぞを噛んでしまうかえでちゃんも。
とっても、とっても美味しゅうございました(≧ω≦)
vv
全体を見通せるプレイヤーとしましては、二人の距離のもどかしさが何とも言えませんものね
////

そのもどかしさを越えて、徳川残党との最終決戦を終えたのち、二つに分岐するエンディングでございますが、やっぱり【ノーマルEND】は切なかったです(T-T)

「最後の瞬間まで、俺は君を守る。一生、君を守ると誓う」
「永遠の誓いを君に捧げる。

……それ以外の何ひとつ、君と分かち合えないかわりに」

なんですから(⊃Д⊂)!!
どのキャラクターでも [ ノーマルEND ] は、
各々がかえでちゃんと出会う以前から位置していた立場での別離になってしまいますので、先生の結末だって予想は出来ていたのに……。
それでも、このセリフを実際に目にした時には目が潤みました。

だからこそ、「うぅぅ(T-T)」と騒ぐ胸を抑えて臨んだ【ハッピーEND】は良かったです!!
エピローグ部分からですので、情景描写なしのセリフのみ抜粋でお伝え致しますね^^

「君を全部手に入れようって決めていた。
……俺はね、欲しいと思ったものは何があっても手に入れる主義なんだ」
「どんな手を使っても、どれだけ時間がかかっても、必ず」
「嫌なら待つよ。それとも欲しいって言わせてあげようか?」
「俺はどちらでもいい。

……どちらにせよ、君は手に入るから」

このねっ。
優しい先生っていうだけじゃなくて、勇士隊を率いている統率力もある。
自身への自負だってある男性像が透けて見えている傲慢さがすごく素敵で!!
私にはめちゃくちゃ嬉しくって、心に響いてしまったシーンだったのでございます〜(⊃Д⊂)
vvvv


幸影先生は、他キャラルートでの「見守っている」というスタンスから、自ルートでの「雁字搦めにしてしまいたい」という欲求へ突き動かされてしまう姿へ変遷する様が好きでございました(*^-^*)
ずっとずっと、幼い頃から見守ってきた少女にいつしか惹かれてしまい。
夢中で手を伸ばし、それが受け入れられた瞬間はとてつもない幸福感をもたらしたことでしょう^^
ですから。

優しくありたいと願っている先生も。
想いの丈に加減が利かなくなって大人気なくなってしまう先生も。
どちらも大好きで、先生の恋心が成就したことが何よりも嬉しく思えるルートプレイでございました!!





以上が、キャラクター語りとなります。
本作に関しましては、萌え以上にいろいろ考えてしまった部分がございましたので、賞賛するばかりの内容とはなれませんでしたことお詫び申し上げますm(_ _)m


作品に関しましては、やはり辛口になってしまいますし、拙『紹介』ページで申しましたように、

特に内容がない乙女だった……よね?

と感じていることも変わってはおりません。
けれど深追いするのではなく、キラキラとした表面だけを浚って「うふふふ〜^^」と楽しむのには最良の作品だと思っていることもまた確かでございます。

本作品は

"プレイする年齢層によって大きく捉え方が変わってくる内容ではないかしら……"

と、いうところが最終的感想になりますでしょうか(*´-`*)

システム周りも実に快適でプレイに関しての不満はございませんでしたし、ほぼ全てが個別パートながらも冗長にはならない短さにまとめられているところも勝手が良いと思います^^
ですから、

*
美麗なグラフィックに舌鼓を打ちつつ
*
メロメロ〜に甘い言葉を囁かれつつ
*
二枚目ばかりが揃っている乙女を堪能したい(≧ω≦)!

とお思いの方には、「是非、ご賞味あれ〜
vv」とお勧めしたい作品であり。
私自身も何だかんだ言いまして傾倒はせずとも、楽しめた娯楽作品となりました(*^-^*)
vvvv


(2014.03.01 UP)