|
プチレーヴ (2016年05月26日発売【PS Vita】) |
※「SA7 -SILENT ABILITY SEVEN-」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社Future Tech Lab様に帰属します。 |
|
ーー2025年。IT産業が目覚ましい成長を遂げている時代。
研究者として世界的に高名な両親を持つ 結城 あやか(高校2年生)は、両親の研究発表に伴い、快く思っていない犯罪組織【unknown】に、人質として狙われるようになってしまいました。
しかし、拉致されそうになった彼女を救ったのが、私的組織ではあるものの、正義を為す組織として名立たる【ARK】のエージェントたち!
日々、彼らに守られているうちに、あやかは次第に「彼」に親近感を感じるようになっていきます。
そんな中、[ unknown ] に襲撃されたひとつの事件から、あやか自身にもあえかではありますが、エージェントたるに相応しい能力が備わっていることが発覚するのでした。
[ 守られる側 ] から、「彼」を支えるためにも [ 守る側 ] になりたいと願うようになったあやかは、【ARK】のエージェントとなることを決意。
「女子高生」と「エージェント」という二つの顔を持ち、多忙な日々を送ることとなります。
最初は覚束なさからミッション中に失敗をしてしまっていたあやかも、「彼」の励ましを得て、次第に能力を強固なものにしていくのでした。
しかしーー。
「彼」との距離も近づき、良きパートナーとなった頃、感じる「彼」の違和感。
あやかが目にする「彼」の真意とは?
そして、「彼」を信じ続けたあやかが手にする未来は、どのようなものとなるのでしょうか? |
|
明確な日付設定はなく、【プロローグ】【第1話】〜 通算【第9話】までがゲーム期間。 |
|
|
選択肢選択によって好感度を累積させ、各種恋愛ENDに到達するアドベンチャー形式作品。 |
|
|
[ プロローグ ][ 共通 / 第1話 ] 〜 [ 第4話 ] → 共通パート。
* [ 個別 / 第1話 ] 〜 [ 第5話 ] → 個別パート。 |
|
|
股掛けイベント等は存在しませんので一途プレイのみ。 |
|
|
主人公の名前変更あり。(但し、公式名だとボイス有りで名前を呼んでもらえます!) |
|
|
主人公ボイス有り。(ON / OFF可能) |
|
|
CG鑑賞&シーン回想あり。(シーン回想は充実しています(≧ω≦)!) |
|
|
好感度上昇確認システム(いわゆる、愛キャッチ)有り& 好感度累計値(ステータス画面)無し。 |
|
|
選択肢ジャンプ + バックログからの巻き戻し機能は、共に有りません。 |
|
|
【Chart】
* ストーリーを区切りとなる部分まで読み進めるとそれまでの分が登録され、全体を把握できる地図のようなものが出来上がっていくシステム。
* [ Chart ] から戻りたいストーリー部分を選んで、ゲーム中でもタイトルからでも、いつでもやり直しが可能。(すごく便利^^) |
|
|
【ディヴァイドフリック】
* ひとつの選択肢を、二人いる会話相手に割振りするシステム。
* [ ルート分岐 ] の役割のみで、好感度には関係ありません。 |
|
|
【タイムイベント】
* 時間制限ありの選択肢。
* [ ルート分岐 ] の役割のみで、好感度には関係ありません。 |
|
|
恋愛エンディングは2種類。
* 好感度累積値によって【トゥルーエンド / ノーマルエンド】へ分岐します。
* 上記以外にも、選択肢から直接分岐する【バッドエンド】が多数有り。
(全てのエンディングにシーン登録あり) |
|
|
おまけコンテンツとして【ALBUM】有り。
* [ charactar / scene / still / movie / music ] 収録。 |
|
|
CGフルコンプ後の [ ご褒美CG ] は、ありません。 |
|
|
面白かった〜〜(*´Д`)!!!!
巷ではあまり評価の芳しくない本作なのですが、私は滅法楽しみましたよ(≧ω≦)!
総評は、
敵であるアーサーとの恋愛模様に傾倒しまくった
ので「★0.5」をプラスして、「★3.5」とさせていただきました^^
更に、エージェントである攻略対象キャラの肉づけも王道で、ハズレのキャラがいなかったのもマル♪
その [ 王道 ] の中にも、きちんと彼らなりの [ 個性 ] がありますので、各ルートに安心して萌え転がることが出来たんです〜(*´Д`)
そして、本作のヒロイン・あやかちゃん。
この子も割合、不評なようなのですが……。
" え! ダメかい(;゚д゚)!? " と、驚いている側だったり(笑)
(つまり、私はあやかちゃん好き派vv )
エージェントとしての能力も申し分なく、きちんと要所要所でメンバーを助けられる美味しい役どころでした^^
尚且つ、エージェント活動を基盤にしているとは言え、本作は【乙女ゲーム】として発売されておりますから、活動を懸命にこなした上で好きな人のことで頭を悩ませるのは、高校生をヒロインとして据えている以上、不自然なことではないと感じております。
あ、でも。確かに、ミッション中に意中の彼のことで思い悩んでいたりすることも当たり前でしたので、
* オン・オフの区別をハッキリつけたい方
* エージェント活動【外】で恋愛して欲しい。活動中は真摯に取り組んでこそ。
と、思う方には合わないかもしれません(>_<)
私にとっては、能力も頼れるし、思い遣りはあるしで、善い子でした(*^-^*)
そして、本作の評価を探していると、これまた割合多く目にする単語が、
「裏切り多いし(;´Д`)!」
というものかな、と思ったりするのですが……。
これは本当にその通り(笑)
あ、でもですね。違うんですよ。
いや、これって言っちゃったらネタバレになる……? では、隠し文字で(´人`)
裏切っても、「裏切りっ放し、という展開には一切なりません」!
そこには何かしらの【理由】があるのです。
そこを紐解くのが、我らがヒロイン・あやかちゃんの役目だったり、エージェント同士の友情だったりで、相手キャラによって変化しますが、押し並べて、
次は、こう来たか(≧ω≦)!?
という感動&衝撃の方が大きかったです(*^-^*)♪
これは『バッカニアーズ』の時にも思いましたが、各ルートによってサブキャラクターのピックアップされる側面が異なるのがお見事!!、と唸ってばかりでした。
誰のルートでも、結末はいつでも優しいですし、構える必要もございません^^
システム周りは快適で、[ chart を埋めて行く達成感 ] が何とも心地好かったですvvvv
プレイ時間は初周で、7〜8時間程度。2周目からはサクッと「既読スキップ」で共通ルートは進められますので、4〜5時間もあれば、個別ルートで各ENDを回収できるのではないでしょうか。
* 使い捨てのキャラはいなく、サブキャラに至るまで全員に見せ場がある
* 敵エージェントとだって幸せな未来が待ってるよvv
という点が私のお勧めポイント^^
且つ、
* エージェント活動は深刻じゃなくて良い。
疎かにされている訳ではないのなら、物語のスパイスとして、適度なドキドキを味わえればそれで上々♪
と、作品の [ エージェント定義 ] を鷹揚に思える方には「是非(*´Д`)!」と推奨したい。
登場人物の魅力を各ルートで拾っていくのが、とても楽しい作品でございました(*´∀`)ノシ! |
|
成瀬 伶(cv.寺島 拓篤)… Code Name:ゼロ。能力【五感強化】。17歳。
あやかの幼馴染。クラスメイトでもあるが、今現在は距離を置いている、ぶっきらぼうな青年。
日向 翔太(cv.君嶋 哲)… Code Name:エイジ。能力【心揺さぶる声】。21歳。
女性と見れば即座に声を掛ける、分かりやすく軟派な男性。
橘 理人(cv.水島 大宙)… Code Name:リード。能力【超論理的思考】。23歳。
合理主義者のため協調性は度外視し、我が道を行く男性。
近衛 累(cv.弓原 健史)… Code Name:エル。能力【触覚による感知】。25歳。
正義を重んじ、ルールに外れた者を許してはおけない、生真面目な男性。
有働 巽(cv.黒田 崇矢)… Code Name:キール。能力【超動体視力】。37歳。
ARKチームの良心。一番古参のエージェントのため、メンバーからの信頼も篤い。
アーサー(cv.工藤 雅久)… nuknownエージェント。能力【痛覚遮断】。20歳。
「感情」というものを一切感じさせず、指令を遂行するためだけに生きているような敵対者。 |
(2017.02.24 UP) |