シノバズセブン06.




大 宅 澤





【ゲーム編】感想

「シノバズセブン」メンバーとの恋愛模様を楽しんできたシリーズも、本作でいよいよ終了。
寂しいけれど。恋愛譚も気になるけれど。
結局は、ヒロイン・菜々子ちゃんが負ってしまった「事件の爪痕」はどう解決されるの!?
ということも含めて、ドキドキとプレイさせていただきました^^

結論としましてはーー

事件は
菜々子ちゃんの心情面のみを浮上させるに止まり。
「なぜ」両親が巻き込まれなければならなかったのか。
「どうして」彼らを「
殺害」、および拉致することが必要だったのか。
は、
依然として謎のままでした。

まぁ、それも確かに「シノバズ」カラー。「シノバズ」クォリティなんですけれど(笑)
それなら、あそこまでの陰湿で凄惨な過去を菜々子ちゃんに背負わせる必要があったのかな?
と、どうしても考えてしまいます。

だって、正直に言ってしまえば。
私が本シリーズに興味を持ったのは、先行して発売されている語り掛けCD「雨枕」で、シノバズセブンの彼らに恋してしまったからなのです(
ノωノ)
(全巻所持している訳ではないのですけどね^^;)
ですから、「雨枕」のあの訥々
(とつとつ)とした。けれど、ふんわり優しく包んでくれる雰囲気が瞬く間に壊されてしまう、ゲーム本編の「事件」という設定に驚きましたし……。
ドラマCDで好きになった彼らの日常が実は歪んでいた、ということに寂寥感を覚えてしまったのです。
いわゆる、「これじゃない感」を感じてしまったと言いますか(>_<)

ーーとは言いましても、結局は菜々子ちゃんが「あの人」の存在をきちんと知るようになれたのは良いことだと思います(
*´-`*)
私だったら、探し求めていたたった一人の存在を遠くに眺めているだけで満足できるかな(;´Д`)?
とも感じましたが、ゲームとしては綺麗にまとまった感情でしたしね^^

結論!

やたらめったら重い過去を背負わせて、でも、その必然性に悩んでしまう設定はいかがなものか。
それだったら、メンバー全員で和気あいあいとしている学園恋愛もので良かったのではないか。
ピリリとしたスパイスがなくても、メンバー一人ひとりとの恋愛模様を
(価格設定からして)気負わない程度に、でも出来る範囲で丁寧に追ってくれるだけでも、全作品を集めようと思えるのですから、是非。
恋愛方面に、もっと力を入れて欲しかった(*´Д`)!

と、個人的に思いま〜す^^

でもでも。
もちろん、そうは言いましても。

メンバー全員と恋愛できる本シリーズを楽しんでプレイさせていただきましたし、ドラマCDのみではなく、選択肢を自分で選びながら彼らに近づいていけるゲームとして発売してくださったことに深く感謝しております(*^-^*)!!


以上が、シリーズ全体における感想でした^^
ではでは、以下より澤くんのみのプレイ感想に入らせていただきますね〜♪
(「シノバズセブン」のアイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社ひつじぐも様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)





大宅澤(cv.鈴木達央) 雨見学園2−A。エロゲー部所属。

澤くんの情報収集力の高さからして、「きっと菜々子ちゃんの関わってしまった事件は澤くん編で何かしら解決を見せるのだろうな」とは感じていたのですけれど、

まさか、あんな風に澤くんが関わっているなんて!!

すっごく驚きでした〜(;゚д゚)
しかも、他キャラがメインのDiscに登場していた澤くんは、毎朝、奈々子ちゃんと登校するくらいの仲良しさんで、ちらほらと好意を抱いていることをほのめかしていたので、彼の本編ではどれだけ甘やかしてくれるんだろう(o´艸`)キャ と思っていたら、それも裏切られ(>_<)!!
いや〜、驚いてばかりの結果だったような気がしています(笑)

そうなんです。
澤くんはいつもPCや科学技術を駆使した方法で、みんなのピンチを救ってくれていたのですよ。
それが本人シナリオになると、すっかり無気力……と言いますか、
後ろ向きな考えをする少年になっていまして、「どうして僕がやる気を出さなくちゃいけないの?」とシノバズセブンメンバー。
特に菜々子ちゃんに、一歩引いた態度でばかりいるのでした。

うん。それでも良い。
「澤くんが何かしらの事情があって、菜々子ちゃんを事件にこれ以上巻き込みたくなくて、こんな頑なな態度を取っているんだろうな」と簡単に推測はされるので、むしろ。
いつ、澤くんが怠惰な仮面を外して、いつもの「メンバーのために
(騒動を楽しみながら(笑))知恵を振り絞ってくれる彼」に戻ってくれるんだろう^^
とドキドキしてシナリオを追っておりました
vv

なので、個人的には澤くんよりも菜々子ちゃんにもの申したかったです(>_<)!
澤くんが自分のして欲しい状態、もしくは情報について何の手も打たずにいるのに耐え切れず、

「早く何かして。澤ならどうにかしてくれるでしょう?どうして何もしてくれないのっ」

みたいなことを再三、言う訳ですよ。
これにはゲッソリしておりましたーー(;´Д`)

だってね、菜々子ちゃん。
あなたが「元気くんのために。イタ子ちゃんのために何とかしてあげたい!」とは思っても、何も出来ないでいるのなら、それは分不相応なことに首を突っ込んでということで。
自分が何も出来ずにいることを棚に上げて、他人の能力を当てにするばかりでは「みんなが不幸になるのはイヤ。けれど、私には何も出来ないから澤が何とかして」と公言しているのと同じことだよね?
それって……。
酷くない??

と、思ってしまったのです(>_<)
まぁ、菜々子ちゃんを実在する女の子のように考えず、シナリオライターさんが「菜々子ちゃん」という少女に割振りした言動が上記のようなものだった。
と考えれば素通りは出来るのですけれど……。
でも、恋愛を疑似体験するためにプレイしている身としては、ついつい「こんなヒロインは寂しいなぁ」と感じてしまう訳で^^;
はい!
澤くんがいつもの「彼らしさ」を取り戻してくれるまでの、菜々子ちゃんは苦手でしたぁ(;´Д`)
ーーと、いうことです(≧△≦)b



えぇっと、澤くん本人語りに戻りまして^^;
いや〜、BadENDはビックリしましたねっっ(;゚д゚)!!

「う〜ん……。 まぁ、本命がいるってバレると、なにかと面倒だからね」
「オレたちの関係は、これが一番なのかもね」


ですもの!!
嫌、嫌(>_<)!
こんなに近くにいるのに、心はずっと遠いままだなんて。
きっと、澤くんが軽く言っている「本命は菜々子ちゃん」という言葉は、彼の真実なんだと思います。
だって澤くんが欲しいのは菜々子ちゃんだけなんですもの。
でもBadルートでは「彼」に贖罪を出来ていないままなので、恋心は秘めたまま……墓場まで持って行くのでしょう。
乾いて乾いて、どうしようもない想いだけを他の女性にぶつけているのかな、と眺めておりましが、それでもやっぱり寂しい〜〜(⊃Д⊂)!

そんな「えぇっ、こんなの嫌だよ。二人で幸せになって(;´Д`)!」と思い、迎えたBestENDは良かったですね〜〜(≧ω≦)
vvvv
だって!

「他の女の人なんて、いらないよ。 他にはなんにもいらない」

って言ってくれるんですもの!!
うわ〜〜んっ(p´□‘゜q)

澤くん、良かったねぇ。
ずっとずっと胸につかえていた、深くて重くて逃げ場のない罪悪感。
それを「彼」自身に許してもらえて、「彼」に謝ることが出来て。
だからこそ、
もうためらうことなく菜々子ちゃんを大切に愛することが出来て!!
あぁもう、感動しっぱなしです〜(⊃Д⊂)

更に。
澤くんの気持ちに踏ん切りがついてからの、EDまで辿りつくシノバズセブンのわいわいした感じも良かったです(*^-^*)♪
確かに、あの面々に
黒服で決められてピザなんか持ってこられた日には連日注文してしまいますよ(笑)
あ、その場合。
私はぜひ、未喜くんか元気くんに宅配お願いしたいな〜、なんて(*´艸`)キャ
そして、そのままピザじゃなくて宅配に来た彼らをーーパクリ!!
な〜んてっ。な〜〜んてね(≧△≦)b


えぇ、腐ってますけど妄想は個人に許された自由ですから良いんです。
後ろ指さしながらスルーしてください(笑)


と、こんな感じで。
菜々子ちゃんの背負わされてしまった過去については、いろいろと思うところ有りですが、澤くんが幸せに笑っていてくれるなら、それが一番幸せなことだと思います^^

澤くん編は、もちろん彼の恋心が成就されることが大前提で、

*
菜々子ちゃんの探し求めていた人に出会えること。
*
シリーズ通しての懸念材料だった、元気くんの事象に関しても解決がなされること。
*
澤くんがやっと素直になれる状況になれること。

が、明るく展開されていて満足させていただきましたぁぁ(≧ω≦)
vvvv

きっときっと。
もう想いを堰き止めなくて良くなった澤くんを恋人にするということはーー
菜々子ちゃんたら、ご愁傷様(≧△≦)b
という、甘いだけの日々が待っているはず(笑)

そんな蕩けそうな二人を祝福したまま、プレイを終えることが出来たことに感謝をした澤くんDiscでございます(*^-^*)!






【シチュエーションCD編】感想

【澤くんに手を引かれて菜々子ちゃんがやって来たのは、夜の学園内理科準備室】


このシチュだけでも「はわわわ
////」と身悶えしてしまうのですが、今回はもうっっ、

キスが多くて〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv

なに? なぜ? なんでなの(≧ω≦)!?
前回の元気くんCDでは、「甘い」というよりは不憫で(笑)可愛らしい内容だったのに、まるでシリーズ序盤に戻ったかのような艶
////

いえいえ。「艶」を求めるなら、やっぱり
1作目の昴くんCDが一番エロエロだったと思うんですけれど、今回はシチュもさることながら、好き好き、言われながらのキスシーンや言葉攻め?が多かったので、お耳が大満足したのだと思いますvv
もう
//// さすが鈴木さんっ(ノωノ)vvvv

当然のごとく、ゲームが最終回ならシチュエーションCDでも最終作の位置にある澤くんver.
甘くて優しくて、ドキドキできて最高でしたよ(*^-^*)♪




 01. 夜の理科準備室

トラック.1は分数が短いので、ストーリー導入編ということで、澤くんと菜々子ちゃんが無事、夜の理科準備室に忍び込んだ情景描写で終わっています^^



 02. 秘密の実験ぐるぐーる

トラック.2からして既に、もう「ヤることヤッてます」的な発言が目白押し(≧ω≦)!!
そうだよね。
晴れて両想いになった澤くんが 
我慢なんかするはずないもんね!(笑)

「オレはキミのこと、とってもとっても大好きだよ」


と言いながらキスの雨を降らせたり、実験?をしながら、ぎゅ、と手を握って、

「とろりとした液体が混ぜている棒にまとわりついて、とっても良い感じじゃない?」

とか、いきなり!? ちょっと待ったぁぁぁ(;゚д゚)!!

って、これ!
深読みして良いセリフなの(≧ω≦)!?
やっぱり、深く考えちゃダメなセリフなんだよね〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

と、一人忙しくして拝聴していた内容でございました(笑)
(ダメ大人



 03. 隠れよ?

さて。
夜の学校に忍び込んだ時のお約束、
【守衛さんの巡回時間】がやって参りました。
これって王道ですけど、どの作品でもドキドキしちゃえる素敵シチュですよねぇ(*´Д`)
vvvv
まぁ、見回り自体は難なく通り過ぎてくれるのですけれど、守衛さんに見つからないように息を潜めて身体を密着しあって隠れた、その体温にときめいちゃう内容なのでした(≧ω≦)!

だって、ほら!
澤くんたら、

菜々子ちゃんの首筋なぞってる! 耳朶を「はぷ」って食んでるから(ノ≧∇)ノシvvvv
さり気なくですけど、胸だって揉んでますよね〜〜(〃ノωノ)!!!!


「もっともっとヤラしい子になるように、しっかりオレが育ててあげたんだもんね」

「このままだと本当に我慢できなくなりそうなんだ」

なに!? 空耳(;゚д゚)!?
今、澤くんを通して鈴木さんから「調教」トークをされた気がするんですけど!!(笑)

…………。
本トラックは終盤に向けて、鼓膜が刺激されて、理性が破壊されること間違いなしの内容だと思います(
ノωノ)vvvv



 04. 懐かしい香り

はい。前トラックの艶モードは鳴りを潜め、菜々子ちゃんを大切に想って、
優しく接してくれる彼氏の澤くんに戻っておりました^^
いや……違うかもしれません。
だって、いわゆる「ご主人様系発言」をして、艶を振りまくことを忘れていない澤くんが素敵でしたもの(笑)
そして、こんなに短い分数のトラックでもキスしてくれるなんて、さすが澤くん(≧ω≦)!!



 05. 世界でいちばん

本トラックで、
何故、夜の化学室に忍び込んだのかの謎が明かされます。
このネタバレも王道ですが、やっぱり優しい澤くんが嬉しすぎるので、ぜひ本編でお楽しみくださいね^^
えぇ、もちろん。
キスのリップ音も織り込まれておりますよ(
ノωノ)!

「もう一生、離したくない」
「だって、ずぅっと欲しかったもの、この手に入れたんだもん」
「大好き」


という、甘〜い言葉で締め括ってくれる幸せ時間で終了するのでございました(*^-^*)
vvvv



ーー以上が、CD本編の駆け足感想となります。
分数があまり長い内容ではないので、美味しい部分を残しつつ打ち込みをした結果でございますが、これだけでも艶がだだ漏れな気がしますわ(笑)

そして、最後に「ほわ〜(*´Д`)
vv」と澤くんの愛情に浸ってうっとりしていますと、ちょうど良く鈴木さんのソロ曲が流れてくるのですよね〜^^

「シノバズセブン」のシチュエーションCDは毎回、
この瞬間が大好きで堪りません!
歌声を聴いて、キャラクターのシナリオを思い返したりとか、CDで悶々としちゃった煩悩をどうにか昇華できたりとか(笑)
もちろん、歌われている声優さまに惚れ惚れしちゃったりできるので、是非!
初回盤が手に入る状況で、本シリーズに興味があるのでしたら断然、初回盤を購入することをお勧め致しますよ〜(≧ω≦)
vvvv

と、ひつじぐもさんの回し者な感想に落ち着いてしまいました(笑)

さて。
この後に続きます鈴木さんご本人のフリートークですが、時間にして1分強しかございませんので、作品に対する思い入れ、もしくは感想を語る、というよりは「シノバズセブン」シリーズの販促内容に近いかもしれません^^;
ファンとしては残念なところではございますが、長い時間に渡りましての収録、大変お疲れさまでした!
お陰様で、楽しくプレイをさせていただくことができましたこと感謝でございます(*´Ω`*)



シリーズ本編としては [澤編] がラストでございますが、公式通販特典のおまけDiscの拝聴を楽しみにして、今回は筆を置かせていただきますね^^
「彼」本人の内容かぁ。
どんなことになってるんだろうな〜〜(*^-^*)
vvvv


(2013.02.28 UP)