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プリPia 〜プリンスPiaキャロット〜 |
う〜〜ん、う〜〜ん(>_<) 本作品・PSP版における私の正直な感想を言ってしまって良いのでしたら……、 せっかくの【ファミレス】題材の作品なのに勿体ない(;´Д`)! と、ぷち寂しく感じているところでございます。 う〜ん、えぇと……。 皆様が【ファミレス】と聞きまして、どのようなイメージを持たれるかは個々によって異なるのでしょうけれど、私自身の第一印象としましては、 "ファミレスでアルバイトをしながら、素敵な男の子たちと知り合っていける(しかも、皆格好いい(≧ω≦)!)なんて、これはきっと明るく進めていけそうなゲームだよ〜vvvv" というイメージだったのです。 えぇ、勝手な自己イメージを作り上げてしまったが故の、実際のプレイ印象との掛け違え、と言いますか……。 とにもかくにも、 もったいないなぁorz とーー。 で、何を冒頭文からこんなにローテンションになってしまっているかと言いますと、 (拙「紹介」ページでも述べておりますが) 個別シナリオに入りますとね、すっごく【重い】んですよ、一人ひとりが(⊃Д⊂)! 攻略対象が6人いる中で、比較的明るい内容で進められたのは、センターキャラの嵐士先輩と、後は。 キャラ独自の性格のお陰で、暗い印象のまま終わらなかった舞人先輩ルートだけ……かなぁ、と個人的には感じているくらいです。 せっかく、個別に入る前の共通ルートで(PSP版ではあまり意味はないにしても)、その日のバイトでのシフトを考えたりとか、一週間の休みをうんうん唸りながら考えたり。 シミュレーション的に "楽しい(≧ω≦)!" と思えるシステムや、キャラクター同士の掛け合いがありましたところで(嵐士先輩の「もけもけ語」は秀逸でしたvv 後は、美咲ちゃんと久遠店長の間に繰り広げられる昼ドラ展開も最高〜(笑))、せっかくの【個】が生かされる個別パートで、その風味が損なわれてしまいますと……。 結局は、プレイ後の感想として清涼感がなくなってしまうのが勿体なかったのですよね(;´Д`) 更には、う〜〜ん。 ファミレスって時短でお気軽に利用できる、というイメージが私にはありますので、 こんなにアルバイト一人ひとりへの責任が重い仕事なの?? と感じてしまったことも、嵌まり切れなかった要因でしょうか。 ゼロから始まるメユー提案、レシピ作成、プロ並みの調理手腕を求められる。 "これってファミレス本部、もしくは社員がする部分なんじゃないの?" と思わずにはいられなかった私の敗因なのでしょうね(;´Д`) おまけに「バンド結成をしての、ファンが急増」というシーンもありましたし。 これが学園もので、舞台に学園祭が織り込まれているものなら納得しやすかったのですけれど、ファミレスに足を運んで、あくまで素人アルバイトのウェイターさんが結成した歌で盛り上がれるのかどうか……、と、一人腕をこまねいてしまう始末^^; でも! ここら辺はヴァーチャルのシナリオ内で、一人ひとりのキャラクターの魅力を演出するためのものとして楽しく眺められる方々と。 私のように一歩引いてしまう方がいても当然の部分だと思いますので、もちろん^^ 楽しくプレイされた方が多いのだと思っております(*´Ω`*)vv 後は……少し意味合いが違うかもしれませんが、ファミレスに相応しい [ 手軽さ、気軽さ ] 感を損なっている一因としまして、 システム的レスポンスの悪さ も上げられると思うのです。 これはPC版の仕様に準じているからなのか、元の18禁ギャルゲの仕様をそのまま踏襲したのか、不明なのですけれど、 とにかく画面切り替えの際の、にんじん効果が蛇足(;´Д`) もっと、すっすっ、とLOADなりQ.LOADなりが出来たのなら、印象もプラス方向に加算されていたでしょうに……、と感じてしまうくらいの遅さになのですよ^^; これでは、もっさり感は否めないなぁ、というのが正直なところでございます(´人`) ーーとう感じで、あまり褒めた内容ではやっぱり打ち込めなかった冒頭文。 以下からの、キャラクター感想でもマイナス的なことを書いてしまった男の子がいたりします。 そんな稚拙な内容でも宜しければ、このままお進みになってくださいませ(´人`) (「プリPia 〜プリンスPiaキャロット〜」のアイコンに使用されている画像の著作権は、ヒューネックス株式会社様、及び、エフアンドシー株式会社様に帰属します。 また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
さすが、嵐士会長(≧ω≦)! あなたは本作品のオアシスです〜〜〜(*´Д`)vvvv ……という出だしで失礼致しましたが(笑)、本当にですよ。 例えば、嵐士会長のシナリオが他乙女作品内にありましたら、う〜〜ん。 正直、霞んでしまう内容かな、とも思います。 要はですね、【王道】なのです。ゴールデンパターン。 嵐士会長のように破天荒で、一般的な規律に囚われることなく、自由奔放に振る舞う。 でも、それが一番の魅力でもあるキャラクター。 そのようなキャラに、まさしく今回の嵐士先輩のような【設定】は多く目にするよね……、と、それなりの乙女歴がある私なんかは思ってしまうので^^; 未プレイの方にも分かるように、隠し文字で伝えてしまいますね。 (お嫌な方は、もちろん回避プリーズ^^) 実は、嵐士先輩は「とある小国の正統な血筋を引くプリンス」なのでした(≧△≦)b★ ねっ? ねっ?? "あ〜……、うん" って、小さく苦笑してしまいませんか^^;? とまぁ、設定に関しましては、大きく目を惹くものでもないかな、とは思いますものの、それでもやっぱり! 嵐士先輩の性格が素敵なんです〜〜8(≧△≦)8)))) その場を明るく和やかにしてくれるムードメーカーですし、かと言って、空気を全く読めない訳じゃないんです。 笑顔でササッとフォローを入れてくるのが当たり前なので、そんなことをされちゃったら惚れてしまうじゃないですか(*´Д`)!? 確かに、【次の行動が読めない】という点は大いにあるので、こちら側が嵐士先輩を理解しよう、と努力することは常に必要になる男の子だとも思いましたけれど。 それでも、なんでも。本作品のオアシス(2回目(笑))には違いなくvv アルバイト中に、モケモケ語で話す先輩が大好きでした。 ツチノコを探しに冒険しに行っちゃう先輩にも惹かれています。 でもでも! 初めての恋に舞い上がってしまい、自分を見失った挙句の、 「もっと一緒にいられたらいいのに……」 「あぁ。わかってる。……わかってるけど……。テイクアウトプリーズ……」 「ダ、ダメですよっ! お持ち帰り禁止ですっ!」 「……じゃ、じゃあ、オレを持ち帰ってくれっ!」 と、往来で叫んだ嵐士先輩が眩しすぎました(笑) 上記のセリフで、「何、嵐士くんてば、すっごい可愛い(≧ω≦)!」と感じられました方には、滅法 お勧めでございますよvv 会長ルート(*´Д`)vvvv ではでは、嵐士くんの上記ネタバレを含んだ、各エンディング小感想へ参りますね^^ 【GoodEND】 Bestが美咲ちゃんと残る決断をしたのなら、Goodでは「戴冠」しちゃうような内容も楽しみたかったなぁ、なんて思ってしまいました(>_<) 言語も生活様式も何もかもが異なる国での生活は、現実世界では二の足を踏んでしまいますけれど、ヴァーチャルではね。 そこら辺を愛の力でびゅんびゅん飛び越えて、「They all lived happily ever afterwards.」 なんて結末も全然ありだと思うので(*^-^*) けれど実際は、地に足を付けた、と言えばまさしくそんな感じのGoodENDでした(*´-`*)vv 【BestEND】 これは [ BEST ] として申し分のないエンディングでございましたね(≧ω≦)! 納まるところに全て納まった、という感じでしょうか。 私的には、「ようやく嵐士先輩からの求愛に応えてあげられた(*´Д`)!!」という達成感? が強かったですけれど(笑) 心での結びつきがもちろん大前提ですけれど、ある程度の仲になったのなら身も心も結ばれてこそ、嵐士先輩ももっともっと前に進んでいけるんだと思いますしね^^! この二人の場合、大きな危機に陥るような喧嘩はあまりしなさそう。 したところで、美咲ちゃんも相手のことを考えられる女の子だし、嵐士先輩だって、きちんと耳を傾けてくれる度量の広い男の子ですから、きちんと折り合いをつけて、また手を繋ぐのでしょう。 そんな二人が大好きでございましたよ〜(*^-^*)vvvv
瞬くんが好きです(*^-^*)! うんうん、瞬くん自体は大好きなんですvv けれど、それなのに……う〜〜〜ん(>_<)! えぇとですね、瞬くんのシナリオはプレイをする年齢層によって大きく感じ方が変わってくるのではないかな、という印象を受けました。 以下、主婦層、もしくは母親である乙女ゲーマーとしてのネタバレ感想になります(´人`) ↓ ↓ ↓ 瞬くんのルートは【両親】が大きなキーポントになっておりました。 作中に出てくるのは母親ですので、特にはお母さんの印象が強いですね。 頭脳明晰、容姿端麗、と天に二物以上を与えられながらも、その性格は冷めたものでしかなかった瞬くん。 その原因はひとえに家庭環境によるもの。 ご両親は教師を職業とされており、親戚一同も大学教授など、とにかく学問に秀でた一族なようです。 そして、瞬くんには歳は離れていますけれどお兄さんが一人いますものの、これまた不仲。 けれどその実、兄弟仲は良かったのですけれど、家庭環境によって引き裂かれたという態でした。 これは……心路くんルートでも感じたのですけれど、とにかく 両親が鬼畜のような性格(>_<)!! 自分たちの一族は、いわばエリートなのだから、成績が劣る兄には見向きもしない。 (いわゆる、ネガレクトに相当する扱いでした) その分、弟である瞬くんには見込みがあるから、生活の一から十までを管理して、とにかく勉強漬けにする。 交友関係にも口を出す。 気に喰わなければ、決裂させる。 といった環境だったのです。 …………。 う〜〜〜ん(;´Д`) 例えば、私が高校生など、学生時分に瞬くんルートをプレイしていたのならば、いわゆる『ロミジュリ』のような気持ちで眺めることが出来たのかもしれません。 けれど……、まぁこの年齢になってしまいますと。 「教師」は確かに採用試験には合格しなければいけなく、その倍率は高いものですが、資格自体は地方大学に通っている私にすら取れるものです。 (実際に、国語教諭の資格は持っています) ですが、それは教師に限ったことではなく、民間企業に内定することだって難しいのですから、例えば、医師・弁護士といった職業よりは説得力がなく、低次元で浅はかな両親だなぁ、という印象を拭えませんでした。 更には、「親」としての意見です。 愛情を以って授かった子どもなら、可愛くて仕方がないのではないでしょうか? 確かに、子どもは親を選んで生まれてはこれません。 けれど、わたし的には、"そうか、親が全て悪いのか……。そうか、そうかorz" という、「悪いのは全て親」というシナリオの流れに、うな垂れるばかりでございました。 「俺の事、好きだって言っただろ? ずっと一緒にいるって、約束したよね?」 「あんたには、まともな両親がいるかもしれないけど……俺には、 あんたの他に誰もいないんだぞ!」 …………。 我が子にここまでを言わせてしまう親って……orz 瞬くんの悲痛な叫びに、まるで自分が責められているかのような感じがして、深く傾倒することが出来ませんでした(T-T) ↓ ↓ ↓ 以上が、イイ歳のオバさんである私がプレイした上での感想でございます。 ですが、瞬くん自体は格好良い!ですので、いち意見としてさらりと流してくださいませね(*´Ω`*) ということで、誤魔化すように各エンディングへの小感想へ(笑) 【PromiseEND】 こちらの方が、よりbetterなのかな? とも思いましたが、こちらのルートでは瞬くんが両親にぶつかっていく訳ではありませんので、拙攻略ページではGood扱いに致しました。 「約束」はしてくれます。 「誓って」もくれます。 けれど、秘密裡に、というところがやはり切ないイメージ(T-T) 【HappyEND】 こちらもこちらで、現状維持^^; けれど、上記エンディングよりは瞬くんが自分のためにも頑張っているので、応援したい気持ちでいっぱいです! 個人的意見ですけれど……。 何も、「別れる」ところまで自分たちを追い詰めなくても良いのに……、と両エンディングにて思ってしまいました。 瞬くんルートは、学生時分の恋愛には、生活に囚われない綺麗な感情だけで向き合える分、独立している訳でもないので、その分のしがらみはやっぱりあったなぁ、と、私も思い出したりしましたね(笑) けれど、もう少しご都合主義でも希望に満ちたエンディングだったら、もっと良かったのに! と、彼ら二人のために思わずにはいられませんでした(´人`)
舞人くんは甘かったですね〜〜(*´Д`)vvvv 本作品の元が18禁ギャルゲシリーズということを考えれば、一番、18禁【要素】を踏まえ(笑) ドキドキさせてくれる男の子だと思います//// だってもぉ、 凄いの〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) 舞人くんの「あれ」は、"好きな子ほど苛めたい。俺ってドMなんだ" なんて可愛いものではなくて、 真正エロ なだけだと思いますもん(≧ω≦)!!(笑) 本当にね〜、舞人くんルートは何と言いますか、オトメゴコロが刺激されると言いますか。 まだまだ自我が育ちきっていない、感性の柔らかな学生時分にこんな先輩と出会っちゃったら、それはもう【逃れられない】だろう、と骨の髄まで思いました。 本作『プリPia』は大手を振って、皆さまにお勧めできる作品ではないと正直、思っているのですけれど、でもでも! 舞人くんルートだけはキュンキュンが止まりませんから〜〜(〃ノωノ)vvvv と、強く! 是非に!! お勧めさせていただきたいです!!!! まぁ、そんな。 まるで「生き急ぐように」全てのことに全力投球している舞人くんにも、そうしなければならない彼の事情があり……。 その点の [ シナリオの重さ ] は、他キャラと変わりません。 (あ、でも。舞人くんはすこぶる健康体ですので、寿命の心配は無用です(≧△≦)b★) ですが、その [ 重さ ] も、シナリオ終盤には、舞人くん自身の性格だったり。 実は、はっちゃけていた父親の気質だったりが幸いしまして、リズミカルな展開になっていましたので、「救い」の点では他のキャラクターより抜きんでているとも感じました。 (ハッピー展開な嵐士先輩はこの場合、除外です^^) ではでは、そんな素敵な舞人先輩の好き台詞を、詳細な情景描写なしで記載致しますね。 [ 7月30日 ]。 「どうせあきらめなきゃいけない夢なら。いっそ、ここで燃え尽きた方が幸せだと思うんだ」と語った舞人先輩が更に。 「俺がどれだけ苛めても、素を見せても俺の事を好きだと言ってくれる人がいる幸せ。 プリPiaに来なければ、どれも知らずに済んだのに」 「夢なんてどうでもよくなるくらい、俺を夢中にさせてみて。 君が、俺の夢になってよ」 こ……っ。 ここでっっ。 ここで、押し倒されました〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシvvvv 更には、[ 8月3日 ]。 ついに【備品】ではなくなった美咲ちゃん。 「ひとりにならないとダメだったんですか? 私じゃ、支えになりませんか?」 「だって、君、可愛いから」 「君の存在が俺を惑わせる。会う度、好きになっていく。 とてもじゃないけど、冷静でなんていられない」 〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) セリフ自体は、「どこの中年オヤジですか!?」と喜んでツッコミを入れてしまいましたけれど(「俺を惑わせる」(笑))、ここまでの軌跡を思うと感無量! すっごく満ち足りてしまった言葉でした(〃ノωノ)vvvv で、この先にお父さんとの和解? 歩み寄り? が入りまして、次にエンディング分岐。 【HoneyEND】 これね、見ようによっては、こちらの方が舞人先輩の最上ENDに感じる方もいるんだろうなぁ。 見方によって変わるよね。と、思った甘々END^^ 私の場合、甘いは甘いのですが先に続くことなく、このシーンのみで終わってしまうためBetter扱いにしました。 きっと、果てのない快感を与えられ続けるのだろうな//// と「生唾ゴックン」のエンディング(笑) 【HappyEND】 こちらは、いわゆる「清いまま」の二人。 けれど、先の展望がある結末なので、私はこちらの方が好きです(*^-^*) 「愛を伝えあう方法はひとつじゃないから、ゆっくり大人になっていこう」と、傍にいてくれる舞人先輩が、ただただ好きでした//// (それでも、ずっと翻弄されていそうな美咲ちゃんですけれど(笑)) ではでは、最後の締めを私の感想で語るより雄弁な、「舞人先輩」を如実に語るセリフがありますので、それで終わらせようと思います。 嵐士先輩ルートからの派生END。 【舞人乗換えEND】です。 「……君は悪くない。俺が君に惚れて強引に奪ったんだ。それなら別れる理由は明白だ」 「嵐士は君の気持ちを尊重して、大人しく引くだろう」 「ひとりで悪者になるつもりですか?」 「嵐士さんは大切な友人なんでしょう? 友人に恨まれてまですることですか?」 「確かに恨まれるかもしれない、でも、今なら好きな子の役に立てる」 「友人の夢を後押しできて、その上、例え、肩書きだけなのだとしても……心までは手に入らなくても、君と恋人になれる」 「見返りなんて、それだけで十分だ」 舞人先輩〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) やっぱり、大、大、大、大! 大好きですッ(*´Д`)vvvv
心路くん! 実はですね〜、真っ先に攻略したのですよ〜。 "わんこキャラっぽいしな〜。キラキラ溌剌と終わるのかな〜" と、ぼんやり決め付けているきらいがあったのですが……。 心路くん、ごめんなさい(>_<)! すっごく感動しちゃいましたッッ(*´Д`)!!!! 美咲ちゃんに見せてくれる心路くんの屈託ない笑顔がやはり印象的ですので、明るく裏表のない男の子像を想像していたのですが、いえいえいえいえ。 友人関係において、どこか一歩引いた感がありますし、 どうやら独り暮らしっぽい? それも……親とは不仲……?? というですね、少しずつ彼の [ 翳り ] が見受けられるようになるのです。 他愛なくも子猫から始まった心路くんとの繋がりなのですけれど、ストーリーを追うごとに美咲ちゃんが心路くんの傍にいられることに感謝をせずにはいられませんでした。 心路くんはとても一途に、そして懸命に美咲ちゃんだけを見つめて、大切にしてくれるし。 美咲ちゃんは時折 心路くんが見せる暗い部分に気持ちを砕いてくれる本当に良い子でしたしッ(T-T)vv かと言いましても、心路くんのシナリオは説明不足が多々見受けられまして、プレイヤー側が頭の中で補完することが必須かと感じております。 その [ 説明不足 ] がプラスに転じている、と思いましたのは、心路くんの中学時代のお話。 あの、【明確なきっかけはなくて。けれど、誰もが陥り得る深く真っ黒な穴】。 多分、プレイヤーの多くが大なり小なり、似たような経験をしたことがあるのではないでしょうか? 自分でも推察できる部分があるから、八方塞がりになってしまった心路くんの絶望感。 [ 自分 ] という存在に意味を見いだせない虚無感。 これらを背筋に感じて、ぞわぞわと粟立つ思いでした(T-T) そして逆に、説明不足がマイナスに働いている、と感じたのはやはり〜〜。 【お母さん】の存在 でした(>_<)! 最後の最後で、まるでおためごかしのような説明がサクッと為されてはいますが、宜しいでしょうか。 これから暴言を吐きます。 「はあぁぁぁ(`◇´*)!!??」 と憤らずにはいられませんでしたよ〜〜!!!! 「疎んじていた訳ではない」って、そんなはずある訳がないじゃないですか!? 心路くんのトラウマになってしまった、あの独りで痛みに耐え、七転八倒していた夜。 いえいえ、それだけではなく。 毎日の日々の積み重ねを、そんなあまりにも現実味のない言葉で片付けると言うのですか?? そんな「腐ったような男」の手を離して、何故、小さい心路くんの手を引いて遠くへ行かなかったのです? ……って、あ^^; これって単なる【乙女ゲのシナリオ】なんでしたよね。 こんなに真剣にならなくても良いんでした^^; まぁ、でも。私自身が可愛い可愛い二人の子どもを持つ母親だけに、どうしても許容できないオチだったのでございますm(_ _)m では、こちらもサクッとエンディング小感想へ(笑) 【AnotherEND】 これは、[ GoodEND ] の後に発見しましたので、"うわ〜〜! このエンディングがあって幸せ〜〜(T-T)!" と歓喜してしまいました。 「彼」を愛しいと感じてしまった美咲ちゃんには、遡って「彼」自身へ好きと伝えられる日々が幸せなのだろうな、と思います。 アナザーとして、とても良い仕上がりだったと感じました(*´-`*) 【GoodEND】 まだ「アナザー」の存在を知らない時でございましたから、上手く生活環境はまとめられたと思いつつも、 「あんたがいくら、××の俺を好きでもあんたの最初の男は俺だ。 絶対、忘れられないくらい、深く刻み込んでやる」 と、昂ぶった「彼」が一転して、 「一緒に生きよう。ふたりで幸せになろうね」 「うん。ありがとう。美咲。大好きだよ。 どうか、幸せに……」 と、あえかになってしまう瞬間がとても切なかったんです(T-T)! ですが、ですが。うぅぅぅぅ。 「あの時は、確か胃に辛かったけど、俺はお前と出会えた。だから、すごく幸せだ。 俺は、お前と出会って、ちゃんと幸せになれたんだよ」 と、言ってくれる心路くんが格好良過ぎて〜〜〜〜(⊃Д⊂)vvvv 「心路くん素敵! 心路くん大好き!!」と萌え咆哮してしまったエンディングでございました^^ 【BestEND】 「でも、俺、恋ってしたことねぇし。むしろ、恋なんて絶対しないって、思ってた時期もあるくらいで、なんでこんな気持ちになんのか、全然わかんねーんだよ」 「……ただ。お前が他の誰かのものにあるのは、嫌なんだ……」 「探り探りになっちまうかもしんねぇけど、いい彼氏になれるよう、精一杯頑張るから、これからもよろしくな」 そんな花火大会での告白を具現化したような優しいエンディングでございましたよねぇ(*´Д`) これからは穏やかな時間も送れるでしょうから、心路くんの痛みも少しずつ癒されていくのだと思います。 異性から受け取れる愛情と、家族間の愛情は質が違うものですから、心路くんの飢えを潤えるよう努力していくのだろう日々がやっぱり幸せで//// 心路くんルートをプレイできて良かったなぁ、としみじみ思いました。 そんな心路くんシナリオは、"元が18禁ギャルゲなだけに、キスひとつを躊躇する心路くんが逆にもどかしいよ〜" と感じていた時に落とされた爆弾。 「だって、キスをするとそれ以上、止められなくなるから」 う〜〜わ〜〜! すっごく切羽詰まって、でも愛されてる(T-T)!! という衝撃から、どんどん深みに嵌まってしまう素敵シナリオでございました〜〜(≧ω≦)vvvv
おぉぉぉぉorz だ……大地さん……。 普段なら好きキャラ造形の大地さん。 だって、責任感は強いし、寡黙で素っ気ないけれど、懐に入れちゃったら甘くデレてくれそうな(笑)キャラだし! あぁぁぁぁぁ、それなのに、なぜ〜〜〜(T-T) (ボイスだって、安元さんなのにですよ(;´Д`)!?← 声ヲタとしては譲れない部分(笑)) 大地さんルートをプレイしていて、どうしてもひとつ訊きたいことがありました。 ライター様は大地さんルートを考えた際、ご自身で萌えることが出来たのでしょうか? ということです。 かなり辛辣な言葉となってしまい、誠に申し訳ございませんm(_ _)m けれどですね……。 せっかくの魅力溢れたキャラクターになりそうな青年をですよ、 過去に深い傷があるのは良いとしまして、好きな女性(美咲ちゃん)が過去同様、自分から離れていってしまうことが心配だとは言え、 *恋人になり、朝4時まで電話で恋人トークvv そのまま朝8時に強制デートお誘い電話で起こす。 → 美咲ちゃんは寝不足に。大地さんに至っては2時間しか寝ていない。 (体力には自信があるから大丈夫、と言いますが、やられる方は堪ったものじゃない) *アルバイトで厨房を手伝っては、フライヤーの油はねによる火傷が心配だと、フロア指示を出す。 → フロアで指導役の林さんを話していては嫉妬。 → 次に事務仕事を勧めるものの、事務室で店長・久遠さんと話すのを見ては嫉妬。 → またも厨房に戻るよう指示。 お前は店長か〜〜(;゚д゚)!!?? と、ツッコミたくなる^^; *自分と離れることを極端に不安がる大地さんを心配して、今度は美咲ちゃんが朝6時起床。 → 準備出来次第、メールを送ると間をおかずに「ピンポン」。チャイムの音! → これって、朝何時から美咲ちゃん宅前にいたんですか? 怖いですよ……orz *しかも、 美咲ちゃんから「準備できました^^」メール送信 → 即座に自宅チャイムが鳴らされる、 という構図は、大地さんルートではデフォ。 *女友だちと映画を見に行く美咲ちゃん。その間の携帯は電源OFF。 → 着信履歴&メール着信が大地さんの名前で埋め尽くされ、「大丈夫か」「何故、連絡がとれないんだ」「心配だ」「どうしたんだ」という内容まで、ご丁寧に描写されている。 …………。 ハッキリ言いまして、怖いです。 これで恋愛感情を持続させている美咲ちゃんが女神のように思えました^^; 最後の最後。 【Best End】では、大地さんも過去のしがらみを断ち切ることが出来、颯爽とした男性となり美咲ちゃんとの仲も順風満帆でございますので、そこは安心してくださって大丈夫です(*^-^*) が、その結末に至るまでのプレイヤーに与えられる萌え描写が、その……皆無に等しいため、「え〜、美咲ちゃん本当に(大地さんで)良いの〜(;´Д`)」感がぬぐえませんorz 過去の深手も、あっさり解決なのは別段、悪いことではないと思いますし、幸せになりたくてプレイしているのですから、私自身はご都合展開もOK派でございますvv けれど、今回ばかりは「え……。これは出来た後輩くん、塔(のぼる)くんに鞍替えしたい! 支えたいよ〜〜(≧ω≦)vv」と思ってしまう自分がおりまして……。 申し訳ない限りでございました^^; 普段は攻略順に関しましても、プレイされる方、個々の楽しみ方で良いんじゃないか^^ と考えているのですけれど、本作に関しましては、プレイ後の爽快感を大切にしたいのであれば……。 大地さんがいかに好みのキャラであっても、最終プレイには向かないルートだと思います。 と、老婆心ながらの注進をさせてくださいませ(´人`) キャラ設定自体は良かったと思うのですけれど、個性を出す段階で違った方向に行ってしまったのかな? と感じた、個人的にもったいない大地さんシナリオでございましたm(_ _)m
久遠店長(*´Д`)! やる気のないボイスが実に耳に優しい久遠店長//// ですがですが……。 久遠店長は心路くんとのW攻略時に、"あ〜、店長はこっち方面で進むのかぁ。でも、最後には一致団結出来るんだよね??" というところが実に疑問でしたので、序盤攻略させていただいたのが実は大正解! だって……! 以下、エンディングのネタバレを叫びますので隠し文字で^^ 「皆が皆、散り散り」になってしまうんですよ〜〜〜(>_<)!! "えぇぇぇ(;゚д゚)!!??" と思いました。 店長のエンディングを迎えましたときには、"あれ? 順当に好感度を上げてきたつもりだったけど、これってBAD!?" と唸ってしまうくらいに^^; えぇと、本作品は個別選択が出来るようになる花火大会の夜まで(7月21日まで)は、特定の組合せをW攻略した方がスムーズに進みますので、久遠店長が本命にしろ、相手側となります心路くんが本命にしろ。 ある程度のシナリオの流れを二人分、掌握できるようになっているのですが……。 久遠店長の場合は、序盤から見受けられる 【店長業務へのやる気のなさ】 がキーポイントになっております。 ですが、ヒロイン・美咲ちゃんも躍起になっていたように、プレイヤーも [ プリPia ] という場所を慕ってのプレイになると思うのですよね。 そこら辺の「久遠店長、お願いだから(T-T)!」という願いもあっ気なく散ってしまう感じでございましたので、余計に辛かったのだと……orz おまけにエンディングの演出方法も、「CGなし」なんですよ! 美咲ちゃんの、「店長は結果、××となった。それから、プリPiaのみんなは……」というモノローグ【のみ】で締め括られますので、個人的には、 "ふ、二人の恋人関係は甘々で良いんだよね?? そこは安心して大丈夫なんだよね(;´Д`)??" と、少なからずあたふたしてしまいました^^; せめて、久遠店長が立ち絵だけでも登場してくれて、美咲ちゃんに何らかのアクションをしてくれていたら印象は全然違ったと思うのですけれど……。 ーーと、個人的にはですよ。 ルート自体の話の盛り上がり方(オチへの持って行き方)、更にはエンディングまでも「さすが、取りまとめ役の店長ルート(≧△≦)b!」という爽快さが【ない】仕上がりに感じたのが最終感想となってしまいます。 う〜ん、もっとこう……。 気楽に楽しく(ファミレスっぽい?(笑))無邪気な恋愛を楽しめるかと思っていたので、そこが残念でした。 でも、最後は。 久遠店長が言ってくれた、好きな言葉で締めようと思います! だって、店長自体はやっぱり格好良いなぁ、と思ってしまいましたから(*´Д`)vv 晴れて恋人同士となった店長と美咲ちゃんでしたが、次の金曜日と土曜日は他店の応援に行ってしまうという、「店長不在」が寂しくて仕方ありません。 そこで、そんな美咲ちゃんに車中で甘い甘いキスをしてくれた後に、 「もう、大丈夫かな? ……明日、夜にでも電話するよ。 余所見しないで待っててね」 って、もぉ〜〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシvvvv 出来る訳ないじゃん! 店長、格好良過ぎるってば〜〜〜〜///// と、腰砕けになった美声爆弾でございました(〃ノωノ)キャ! ーー以上が、キャラクター小感想でございます。 如何でしょうか。大丈夫でしたでしょうか? 意気消沈した部分だけではなく、プレイ中の楽しめた部分も打ち込めていたでしょうか(;´Д`)?? ん〜〜。 残念ながら、拙感想文の末文でも「楽しかった(≧ω≦)!」とは一口には決して【勧められない】作品だったと感じているのですけれど、 *多少のシナリオの重さがあっても&システムに難があっても、 「キャラクター愛の前には些末問題です(≧△≦)b!」と、ゆとりある愛情を持てる方。 *好きな or 気になる声優さんが出演しているし^^ と、声からも楽しめそうな方。 *買ったからには、一作全部のシナリオを楽しまないと損だよね★ と、最後まで果敢に向かっていける方。 と、鷹揚に構えられる方&愛情深い方々にのみ、「素敵なキャラクターとの出会いが待っているかもしれませんよ(*´艸`)vv」とお伝えする、狡い方法で逃げようと思います(笑) 数ある乙女作品の中から、強いてお勧めすることはございませんが、本作品の何かしらの部分が貴女様の琴線に触れたのでしたら、臨んでみても良いかもしれません(*^-^*)vv |
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(2014.12.31 UP) |
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