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POSSESSION MAGENTA
いや〜。何と言いますか、トンデモ設定な作品でございましたね〜(笑) 私の本作品に対する感想も、巷での評価と概ね変わらないかと思います。 まぁ、私自身、作品の公式HPにもあまり足を運ばないタイプの人間なのですが(キャラクター(cv.)&システムを大雑把に確認した後は、そのまま遠のきます。で、実際のプレイでの新鮮さを味わいたいタイプ^^)、それでも本作品が【ミステリー】を基盤に進むのかな? という印象は持ちました。 ですが、その [ ミステリー ] という言葉も乙女ゲにとってみれば、"あれ? これって【サスペンス】だよね?" と感じることも、ままありますし。 正直、そんなに期待していなかったと言いますか、"本当に [ ミステリー ] だったら儲けものだな〜^^" くらいの感覚でおりました。 が! まさかの? [ サスペンス ] すら斜め上方向に飛んで行ってしまう程の……。 亜空間ファンタジーシナリオとなっていたとは(;゚д゚)!? と驚いた訳です(笑) 私自身、幼少のみぎりに「タロットカードで世界を征服しようと(真剣に(笑))企んでいる悪の巨大組織と、それに立ち向かうタロットカードを駆使する能力に長けた女子高校生」という内容の……。 何て言うんでしょうね。 リリカル(笑)ファンタジー・コミックを読んでいたことがありますので、個人的には馴染み深い設定ではあったんです。 ですから、個としては "成る程。こっち側へ行ってしまうシナリオなのね〜" と思うくらいで済んだのですが。 それって、よくよく考えると、 シナリオに期待を懸けない、という行為が当たってしまった ということなのですよね^^; ですから、本作品を待ち遠しく感じていらっしゃった方々には「おぉぉぉぉ(T-T)」と泣きたいばかりの明後日な方向の仕上がりだったのでは……、と心配もしてしまいーー。 「あ"〜〜(;´Д`)」と頭を抱えるに至った、と(笑) えと、わたし的要点としましては、(以下、ネタバレを含みますので、ところどころ隠し文字) * ヒロインが遭遇した殺人事件は「人為的」なものではない。 * 実は「亜空間」からやって来たタロットカード自体に「意志」があった(;゚д゚)! * よって、「推理」をメインに進むのではなく、あくまでも「浄化」することが目的。 * そして、タロットカードを操っていた犯人との対決も「亜空間」!(笑) という視点で捉えた本作品なのですが、上記の点はまだ全然、許容範囲を広げれば受け止められた事柄だったのです。 ですが、個人的に 恋愛ENDに辿りつくまでの [ BEST ][ GOOD][ BAD ] の過程まで同一だった! ということが苦痛で、つらくて〜〜(T-T) あ。あれですね。それを述べる前に本作品のシナリオ展開についても少し語った方が通りが良いですね。 本作品は、全8章から成っており、 全ての章が共通シナリオ(>_<)! だと認識しております。 第1章 から 第7章 までは一言一句まで共通の。 本当に「キャラクターの誰でプレイしても同一の選択肢を選んで、好感度が一番高いキャラクターのルートに分岐させる為」の共通パートなんです。 全員が概ね、万遍なく登場してくる感じの章。 で、問題の 第8章 なんですが、確かに【個別】と言えば言えなくもない……。 ヒロイン・鈴ちゃんが犯人と対峙するに当たり、確かにそのパートナーとして好感度が一番高い男の子が登場しては来ますが、【それだけ】でした(;´Д`)! 犯人と対峙する場面も。 ヒロイン・鈴ちゃんが浄化 -ピュリ- しようとして、立ち向かおうとする場面も。 エンディングによって迎える犯人の顛末も……。 すべて同じ なんです! 登場する男の子の顔とセリフが違うだけで、展開する一連の流れが同一という……、もぉ〜〜(;´Д`) 個人的な嗜好なんですけれど、二股ルートがある場合以外は、なるべく同時攻略をせずにエンディングまで一人の男の子を追いかけ続けたい性分ですし、どんなに金太郎飴シナリオでもエンディング部分は飛ばしたりせず、エンディングはじっくり味わいたい〜(*´Д`)、と思っている私なのですが。 本作は、それすら難しくて! 歳を取ったのかなぁ。柔軟性がなくなっちゃったんだろうなぁ(;´Д`) とも思うのですが、犯人との決着に「おぉぉぉ!」とか「うわぁぁぁ!」とか。 戦闘系のセリフを読むだけという行為が……しんどかったのです^^; ですから、自分でも意外なのですけれど。 完全なる金太郎飴パートの7章までをプレイするより、"キャラへの愛情のために既読スキップのみでプレイしたい!" と思って臨んだ最終章(第8章)が一番……苦痛で。 ごめんなさい。 自分の中で乙女ゲの中の禁じ手としている【未読スキップ】を使用してしまいました(;´Д`)! や〜。それくらい、最終章が私には合わなかったのですよね。とほほぅ(>_<) で。 【合わなかった】と言えば、今回の女友達キャラの綾女ちゃんも……わたし的には気持ち悪かった^^; まぁ、ヒロインにがっつり甘いという従来の設定なら別段構わなかったのですが(←偉そう)、穿ち過ぎかもしれないのですけれど、私には、 男性を異性として好きになれない綾女ちゃんが、まさしく【恋愛対象】として鈴ちゃんを見ている ように感じられて……どうにも(>_<) 「ヒロインのことを大切に思ってくれている」を通り越してしまっている感じが、私にはですよ。 むちゃくちゃ感じられて、そこが「うえぇぇ(;´Д`)」だったのです。 それを「スキンシップが多いんだから、綾女は^^」くらいの感覚でやり過ごしてしまう、鈴ちゃんにも呆れ気味。 この子が鈴ちゃんの一生の親友になるのか……、と思うと合掌したくなりました。 自分以外の異性に鈴ちゃんを任せたくないから、という嫉妬心から、鈴ちゃんの交友関係を狭めるように男性キャラに突撃する姿も……。 じゃあ、綾女ちゃんのことだけを見て、終始傍にいればいいのか、と逆にツッコミたくなり。 それに対して是と言われたら、どれだけ狭量な女友だちなのか、とゲンナリしてしまいます(;´Д`) 男性間にしろ、女性間にしろ。 同性間の恋愛っぽい描写は乙女ゲには盛り込んで欲しくないなぁ、と軽く思った綾女ちゃんという存在でございました(´人`) さてさて。 くどくどと私が感じたマイナス点を上記までで挙げさせていただきましたので、以下よりのキャラ感想では愛情のみ込めてサクッと進めたいと思います^^ 個別シナリオがあってないような本作ですので、感想もあっさりしたものになるかと思いますが、それでも宜しければこのままお進みくださいませ〜(*´Ω`*) (cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)
「そんなに上手く、事は運ぶんかい(>_<)!!??」 ーーと、どうにもツッコミを入れざるを得ない奏くんシナリオでした^^; (あれ? 「愛情のみの感想」はどこへ??) いえいえ。奏くん本人が悪い訳ではないのです。 奏くんのシナリオが偶々、そのように描写されてしまっただけなのですよね(>_<) 但し……。 まぁ、公式名「鈴」で入力しても「ハニー」呼びをするくらいなら、いっそのこと無音でも良かったのに、とはサクッと思いますけれど、それはそれとして流すにしても。 例え、その行動が【真相END】のオチに繋がっているためだとしても……。 個人的に、 四六時中、スマホをいじり倒している という設定は好ましくありませんでした〜(;´Д`) いえ……。身近にもいるのですよ。 本当、ず〜〜っとスマホをいじっている男性が私の近くに。 えぇと、旦那、な訳ですが。 さすがに子どもの手前、ご飯時の漫画とスマホは止めて、と口を酸っぱくして言っているのですが……。 会話は人の顔(出来れば目)を見て、話せ(`◇´*)!! と言いたくなります。 っとと。 と、いうのは我が家の事情なのですけれど、そういうところがも〜〜! オーバーラップしちゃって、奏くんのルートは、 * ヒロインの幼馴染 * 真相ENDがあるため、一番核心に迫る展開 という乙女ゲでもすっごく美味しい設定が散りばめられていたのですけれど、いまいち嵌まり込めなくなってしまい、本当にもったいなかったです。 ほえぇ〜〜〜(;´Д`)=3 でも、鈴ちゃんの一番近くにいることの出来る男の子だから、その距離に甘えてしまって、鈴ちゃんが奏くんのことを理解しようとしていなかったこととか。 近しい距離だから、余計に思ったことも伝えられずにいた奏くんの苦しさとか。 そこら辺が、駆け足でしたけれど、最終章一歩手前で描写されていたことには胸打たれました。 大切だからこそ、掛け違えてしまうことってあるんだなぁ、と感じたので……(*´Д`) で・す・が! やっぱり冒頭で述べましたように、あのオチのための「スマホいじり」が描写され続け。 エンディングに続いた時の「そんなんでいいの(>_<)!?」感ったら……^^; 確かにスマホやPCを使えば、世界中の人と繋がることは出来るけれど、でも……、う〜〜ん。 個人的には鈴ちゃんが「あっちの世界」に行ってしまった方が良かったんじゃないかな、って思ったりもしました。 心配なら奏くんも付いて行けばいいんだよ! 大丈夫。 「ヒロイン」と「恋人」には優しく出来てるのが乙女ゲだから、最後には万々歳で戻ってこれるはず(≧△≦)b★ なんて。無責任ですけれど(笑) ん……。でも、やっぱり個人的には、あの場面で「リュディガー」さんの手を跳ね除ける強い必要性が分からなかったです。 でも、それも。 上記の私の言葉を引用すれば、ヒロインと恋人には優しく出来ている世界が乙女ゲなのですから、「世界浄化プロジェクト」も上々の首尾となるのでしょう(*´-`*) 恋愛ENDも。 最後には、奏くんと二人。きちんと「お墓参り」に行けて良かったです^^ 優しいお母さんと、篤実なお父さんに見守られ、奏くんと鈴ちゃんが【家族】となる日もそう遠いことではないでしょうしね〜(〃ノωノ)vvvv オバさん的には、少ぅしスマホとの距離を空けてくれれば、本当に格好良い。 歳相応な男の子だと思います、奏くん(*^-^*)vv 是非ぜひ。 長年の愛情を実らせて、幸せな家庭を築いて欲しいな〜〜vv と願うばかりでございました(*´Ω`*)vvvv
草太くんが好き(≧ω≦)!! 本作品の中で、草太くんと優一郎くんが最愛キャラでございますもの〜〜vv 表面上ではクールを装っているのに、友だち思いで熱い部分を持っているとか、もう少し先の未来ではきっちり車の免許を取って、安定したドライブデートが出来そうだよ(*´艸`)vv と期待を懸けられるところとか!(笑) 後は……。 わたし自身が乙女ゲーマーなので、ゲーム好きな男の子、というだけでポイント高いです。 同じ目線で話せることも多そうなので^^ (が、ゲームは室内で出来る趣味なだけに、子どもが出来っちゃたりするとなかなかに父親からの協力が減りそうで怖いなぁ、と思うんですよね〜。 「子どものために自分の自由時間は減って当たり前」と自分が納得できるまでは、育児を母親任せにする率が高そうで^^; ……って、これはまた別次元のお話ですね(≧△≦)b★) と、脱線致しましたが、草太くん自身、と〜〜〜っても! 素敵な男の子だと思うんですよね〜〜(*´Д`)vv 思春期の男の子(女の子でも)が受けてしまったら、トラウマにでもなりそうなサクッとした(辛辣に受け取れる)一言をですよ。 それを受け取っても。 自分が苦しんでも、鈴ちゃんのことを想い続けた。 PCに触れることが日常的な方なら誰しも一度は経験があるとは思うのですけれど、PC上のやり取りで辛辣な言葉を受けてしまいますと、耳で聞いて流せてしまえる「音」ではなく、 文字として目に残り脳裏にも焼き付き易く。衝撃のため何度でも読み返せてしまう代物 に化けますから、抉られるダメージも半端ない……じゃないですか(;´Д`) それを決死の覚悟の果てにやられてしまった日には……。 はわわわわ(T-T) そんな訳で! それでも。苦しんでも。 鈴ちゃんの傍に居つづける態度を貫いた草太くんが、とっても輝いて見えたのです〜(*´Д`)vvvv まぁ、草太くんのもともとの性格が私好み、という端的な理由もあるのですけどね(笑) ですから、エンディングできちんと鈴ちゃんと添わせてあげられた時には感無量でございましたよ(≧ω≦)! 例え、"おいおい、その返信はないんじゃない^^;" というような返信をしていたとしても、それはヒロインに弁明の機会を与えてあげる、という演出上、仕方のないことなのでしょうし。 その場の状況での受け取り方次第な文章でもありましたし……。 目を瞑ることと致しまして^^; 鈴ちゃん自身は気立てのよいお嬢さんなのでしょうし、草太くんがずっと想い続けてきた日々が報われるのならば、それが一番ですものね〜(*´Д`)vv 結論! 静かで、穏やかで、でも情熱的な草太くんが大好きです(≧ω≦)! 顔から声から、全てがまるっと好みなんです(〃ノωノ)!! (草太くん役で、すっかり斉藤さんのお声が好きになりましたvv) だから、【あの日のトラウマ】が雲散霧消するくらいのバカップルになって、この先を幸せに過ごしてね〜〜(*^-^*)vvvv ということが、私からの願いです(*´Ω`*)!
偶々、「初手攻略に」と選んだ相手が光介くんで、それが偶々、ストーリーから見た攻略順にもちょうど良いキャラクターで、"おぉっ、偶然だけどツイてる(≧ω≦)!" と思った男の子です(笑) 光介くんの抱えている「悩み」は、思春期の方なら誰でも一度は抱えたことのある悩みなんじゃないかな、って感じました。 あ……いえ、その……「乱交」が、ではないですよ^^; 好きな異性に愛される自信がない、とか。愛するべき相手に出会うことが出来るのか、とか。 とにかく恋愛メインの悩みでしたので。 ですがこれは光介くんに限ったことではなくで、誰のルートでもそうなんですけれど。 悩んでいる心情もカードによって、あっさり暴露されてしまいますし。 解決方法も「浄化」とは言え、鈴ちゃんの愛情を以ってしてのものなので、これまたあっさり解決してしまいますから、あんまり記憶に残らないのですよね^^; 光介くん自身は、特に女性には、ですけれど、他人に優しくあろうとしていましたし、しかもそれを自然に行える実に素敵な男性だったと思います。 高校生であんなにもスマートに人助けを出来るなんて、成長した暁には引く手数多の男性になっていそうですし^^ 優しくって、でも、根底のところで自分に自信が持てなくてぐらぐら揺れ動いている。 薄利多売なように一見、見えるけれど、好きな女性には一途に接する。 嗚呼、もぉ完璧でした(≧ω≦)! 私の好みど真ん中で、プレイがとっても楽しかったんですよ〜〜vvvv まぁ、初周プレイでしたから、"あれ? こんなにサクサク進んじゃうの? あれ? もう解決??" "あれ? もう、次の男の子の話(;゚д゚)!?" とは、思っちゃいましたけど(笑) 無事に、最終決戦で光介くんが姿を見せてくれた時には安堵したものです。 暗くも神秘的なカード、【月】が象徴する光介くんでしたけれど、本人はにっこり上品に笑う笑顔と、アフタヌーン・ティーの習慣が優雅に身に付いた、素敵な青年紳士の卵さんだったなぁ、とほっこりしております〜 (*^-^*)vvvv
もう、ビックリするくらい格好良かったです〜〜vvvv 大河先輩(≧ω≦)! 最初は私も学園の生徒さんと同様に? "こんなちっさい男の子が生徒会長なんだな〜" と不思議に感じてしまったのですが、 大河先輩以外の生徒会長なんて考えられません(*´Д`)! ひたすら格好良かったぁぁぁぁぁ//// (私個人の嗜好としましては背の小さい殿方も好きなので、余裕で範疇なのですvv ) 大河先輩の何が格好良かったって、過去ですよ! あの過去を乗り越えて、今現在の先輩に繋がっている逞しさに惚れ惚れせずにはいられませんでした。 あんな過去があったのなら……本作品の中の草太くんのような生活に落ち着いてしまっても何ら不思議ではないのに、そうはならなかった先輩の不屈の精神に完敗です(〃ノωノ)vv まぁ、トントンと順風に進みすぎのような気も致しますけれど、そこは [ 乙女ゲ ] でございますからね。 全然OKなのではないでしょうか〜(*´艸`)♪ 先輩とのデートも楽しそうな感じだったし、ARMYなゲームばっかりじゃなくて、普通に恋人デートとかも照れながらしてくれそうな雰囲気ですし^^ 光介くんのようにスマートにはこなせなくても、そこがまた良いところなんですよね〜vv が、大河先輩の憑依の仕方はメンバーの中でも一番、大衆を巻き込んでしまう危険性の高いものだったように感じています。 似たような事件が現実世界でも発生しておりますので、何だかその部分は [ 乙女ゲ ] なんだ、と自分に言い聞かせても心苦しくなってしまったり……。 日本が銃世界ではなくて本当に良かったと思いました、はい(;´Д`) カードの中でも、正位置でも逆位置でも特に良い意味を見つけられないマイナスなカードだと私は感じている【塔】が象徴する男の子でしたが、本人はとても魅力的(*^-^*)! ちゃっきりハキハキしていて、決断力もあって腕力面でも頼ることができる。 でも背は小さい(笑) そんな大河先輩との恋愛ENDが、とってもとっても幸せでございました〜〜(〃ノωノ)vvvv
明杰先輩……。 (鈴ちゃんと)出会った瞬間、 「お前はいくらだ?」 と、いうようなことを(鈴ちゃん相手に)言われて、 うわぁぁぁぁ(≧ω≦)! た……タダなんでお持ち帰りしてください(〃ノωノ)!!!! と、私が(友樹さんに)返答したくなった素敵キャラでございます//// ーーって、のっけからの導入文が間違っている気がしないでもありませんが(笑)、友樹さん好きの私としましては他キャラを差し置いて、ゴ〜〜〜〜! と燃えたぎってしまった出会いなのでしたvv え……っと、そんな私の偏愛交じりの視点を除いて明杰先輩を語るのであれば、あれですね。 [ 唸るほどの財力はあるけれど、友と呼べる存在もなく、両親との関係も希薄である孤独な青年 ] という、実に分かりやすいキャラ設定でありました。 草太くんが作中で先輩のことを「ゲームキャラとして立っている」と言っていましたが、本当にその通りだと思いましたもん(笑) そんな財力によって多くの出会いに恵まれていそうな明杰先輩が鈴ちゃんを気に入ったのは、ひとえに "金銭では靡(なび)かなかったから" という、これまたお約束の展開。 どんなに価値のある物を贈ったとしても、鈴ちゃんはそれでは喜ばず困惑し。 それどころか、「学生だから楽しめるデートをしましょう」とにっこり笑顔で返し、とどめには 「明杰先輩は、明杰先輩ですから」 といったような言葉で、"大切なのは先輩の財力ではなく、貴方自身なのです" ということを伝えるというね! まさしく、王道乙女ヒロインな言動で羨ましくも! 明杰先輩の心を射止めたのでありました〜(*´Д`) でもでも、シナリオ展開的には、明杰先輩の知能と財力がなければトントンとは進まない内容でしたので、先輩がわざわざ中国から留学生として編入してきてくれたことが本当、僥倖でございますvv だって、愛しの鈴ちゃんのために「国連」の機密情報にまでハッキングをかけちゃうくらいですからね! しかも、それだけの大事をしでかしておきながら、「ハッキングを仕掛けた」という話だけで済んでしまい、その後も。 「国連」からの追跡には全く怯えなくて良い、という乙女ゲ的な匙加減も最高でございました(笑) ストーリーの中では何かと俺様発言の多い先輩でしたが、それだけの働きを見せてくれましたので、コミック『ちび●子ちゃん』の花輪くん然り。 コミック『名探偵●ナン』の園子ちゃん然り。 お金持ちキャラがいないとストーリーって膨らまないんだなぁ と大いに納得させていただいた訳でございます。あはは^^ ーーと、財力と付き人の望月さん以外には恵まれない環境だった明杰先輩も、最後の個別パートを乗り越え、無事に鈴ちゃんと結ばれましたので、これからはきっと……。 鈴ちゃん限定で 優しさを垣間見せ、艶やかに甘い暴君 になるのだろうな〜(≧ω≦)vvvv と、ひっそりこっそり大いに! 妄想が大暴走でした(笑) 美丈夫で決断力にも統率力にも優れた明杰先輩。 最終パートでは何とッ。「触手」に絡まれたイベントCGまで披露してくださった明杰先輩(笑) 確かに「俺様」ではありますが、決して痛みを知らない殿方ではないので、一生の伴侶となったら迷うことなくその身を預けられると思います^^ (国際結婚だし、しかも一族の頭領となる男性ですからその点では多く苦労するでしょうけれど、鈴ちゃんはもともと「才色兼備」設定の女子生徒なので、乙女ゲ的にもまるまるっと大丈夫なはずですよね(≧△≦)b )
優一郎くんったら、めちゃくちゃ良い子でした〜〜〜(T-T)!!!! 普段はぽわぽわしているのに、明杰先輩の肉まんにはすっごい食い付きが良いところとか(笑) こと数学に関しては天才的な頭脳を持っている、というところなんか、文系の脳みそしか持ち合わせていない私からしてみたら キラキラ輝く王子様のように格好良かったです(≧ω≦)! うんうん^^ 数学の問題を解いている時には、それまでは穏やかだった優一郎くんの雰囲気が一変して、張り詰めたものになると言いますか、凛としたものになると言いますか。 とにかく、冴え冴えとしたものになる、あの横顔が大好きでございました//// しかも、そんな才能を持ちつつも本人はいたって無自覚。 日々のやりくりに奔走し、まだ手のかかる弟くん達を愛情以って世話をしてーー。 あぁぁぁぁ。 本ッッ当に、善い子なんです〜〜(≧ω≦)vvvv 優一郎くんとお付き合いできる女の子。 更には、添い遂げられる女の子って本当に幸せだろうなぁ、って思いますもん(*´Д`)! って、この場合、その稀有な「女の子」は鈴ちゃんに当たる訳でして……。 明杰先輩の時と同様。やっぱり、羨ましい(≧ω≦)!!!! 飄々としていて、何事にも執着心が薄いかのように思える優一郎くんが、鈴ちゃんのことにだけは独占欲を見せてくれる瞬間なんて、もぉっ(〃ノωノ)vvvv これまでは独りでたくさんのことを我慢して頑張ってきた優一郎くんだから。 その分、運命の恋人・鈴ちゃんと巡り会えたからには、もっとずっと幸せになってくれたら良い^^ 性格だけを見たら、きっとね。 鈴ちゃんよりも優一郎くんを大切にしてくれる女の子は、他にもいるんだろうな、とは思います。 けれど、優一郎くんがしゃにむに頑張り過ぎて潰れてしまいそうになった時に、しっかり抱き止めて温もりを届けてくれたのは鈴ちゃんなのですから、彼にとって最愛の女性は鈴ちゃん以外にあり得ないのだろうな、と得心するのでした^^ いつもは静かで優しい優一郎くんが、鈴ちゃんの手だけはしっかに捕まえて離さない。 そんなギャップにメロメロとなってしまった素敵ルートでございます〜〜(〃ノωノ)vvvv ーー以上が、『POSSESSION MAGENTA』のネタバレ&サクッと感想でございます。 つたない文章をご一読いただきまして、ありがとうございました(*´Ω`*)vvvv |
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(2015.07.10 UP) |
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