そしてこの宇宙にきらめく君の詩





メーカー
DATAM POLYSTAR(2006年05月25日発売【PS2】)



ストーリー

4つの惑星に囲まれた人口惑星・セント・フォーリア。
そこは自然の恵みはなく全てが人工物で形作られていました。
それでも日々が退屈と思えるほど平和だと信じていた王女ルミナ
(16歳)は、ある日首都シューマールの現状を目にしてしまいます。
民は貧困と重税に苦しんでいたのです。
その現状を打破するため、見聞を広めるべく諸惑星を旅することに。
そして、旅先で出会う様々な魅力溢れる男性たち。
生まれ育った人口惑星をより良い姿へと導いた先、ルミナが紡いだ運命の赤い糸は誰へとつながっているのでしょうか。



ゲームの流れ

「セント・フォーリア出発 〜 ガイア突入 〜 最終戦闘」が、概ねのゲーム期間です。



システム

主人公の名前は変更可能。
イベントCGを一覧できるアルバム機能付き。(シーン回想はなし)
選択肢を選んで好感度を変動させていくアドベンチャー形式。
イベントシーンが映画のように見れる【シネマチックモード】有り。
恋愛ENDは各キャラ1種類のみ。
恋愛END後、各キャラに【追加シナリオ】発生。(1種類ずつ)



総評 ★★☆☆

う〜ん……。個人的にはかなり、定価で購入するのが微妙、と感じました。
「選択肢を選ぶアドベンチャー形式」とは言うものの、その
選択肢の発生率が極端に低いんです。
大体のキャラが選択肢を一度選ぶシーンがあるのですが、それを過ぎると後はそのキャラルートをただ黙々と見るだけなので、正直、物足りないです。
それに売り?の
【シネマチック】の画面がこれまた微妙(笑)
普段の立ち絵の方がずっと好きな管理人でした。
「総評」も本当は「★2つ半」に感じているのですが、おまけで発生する【追加シナリオ】で気持ちが救われているので「★3」にしてみました。 (その後、やはり★2.5に戻しました(>_<))
でも、これまた本当に「追加」でしかないシナリオなのであっという間に終わります。
変わった視点から乙女を楽しみたい方にはいいのかも、というタイトルです。



登場キャラ(cv.)

アッシュ(cv.鈴村 健一)… 王国一の剣士。
    ルミナの幼馴染。ずっとルミナのことを想っている。

ペルモ(cv.保志 総一朗)… ルミナの教育係。
   ルミナより3歳年下だが賢くしっかりしている。

ライオス(cv.高橋 広樹)… イーヴルランド国王。
    ルミナの婚約者。明朗快活だが虎視眈々とセント・フォーリア国王の座を狙っている。

シオン(cv.鳥海 浩輔)… シーノキア国王。
    法律による統治を最とする、感情的になることを厭うている青年。

ギルス(cv.森久保 祥太郎)… ティーラングス太子。
    自国を護るため諜報活動でその存在価値を支えている。奔放な人柄。

エディオス(cv.森川 智之)… ソウルディア国王。
    今や統治される側となっている地球の王。善政を布いている。

ミケール(cv.鈴木 千尋)… ルミナの兄。
    現在、行方不明になっている。ルミナのことをいつも温かく見守っていた。

(2006.05.31 UP)