オルフレール～幸福の花束～感想VITA

◆ 確かに！シナリオは、まぁその……、若干、駆け足か？とも思わなくもないですが！

楽しかったです(≧ω≦)！！

寡黙だけれど、人一倍愛情が深そうな長兄と、
磊落ながらも誠実で穏やかな次兄。
さらには、明るく闊達な分、未熟さが見えるけれど、そこからの成長を予感させる三兄。
今は殻に閉じこもっているけれど、膨大な知識量と可能性を秘めている末の弟。

もぉ！垂涎だらけの布陣じゃないですか～～～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

◆ 拙「紹介」ページの末文にも冗談めかして書かせていただいたのですが、わたくし、真剣に

四兄弟との艶行為が見たくて

ついついamazonさん検索しちゃいました(笑)
まぁ……、私自身がPC作品をプレイを出来る環境ではないので諦めて帰ってきたのですが、検索した時、安値だったらポチッてたと思います、多分(笑)
（ぶっちゃけ、アデル様から推測される優しくも激しい行為。さらには、ザック様が見せてくれるであろう若々しい行為が気になってね(≧△≦)b★）

◆ と、こんな感じで汚れたオトナになっている私は、本作の行間で悶々としてしまったきらいもあるのですが(笑)、それを抜きにしても、

ヒロインが常に真ん中にいて、下にも置かない待遇

というのが、本当、心地良かったですvv
だからこそ、リアリティを求める方には向かない部分もあるかもしれませんが、乙女ゲに日々の癒しや、いたわりを求めている方には、十分ほぐされる内容だとお勧め(*´Ω｀*)
正直、全年齢向け作品としては目新しい題材ではないと思いますけれど、元は成人向け作品と考えれば、こうした近世西洋風で段階を踏んで親しくなっていく、という題材は数少なかったと思いますし。
それならば納得できる部分も多いのではないでしょうか＾＾
是非。

健全乙女の中にチラ見せされる大人行為の数々に悶絶しながら幸せになりましょう＼(＾0＾)/！(笑)

（「オルフレール～幸福の花束～」のアイコンに使用されている画像の著作権は、ヒューネックス株式会社様、および株式会社シュピール様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m）

ルイス（cv.須賀紀哉） … リード侯爵家長男。当主の座は辞退し、起業する。

★ キャラクター一言イメージ …【知性】

◆ これを打ち込んでしまったら、「ネタバレ感想もいいとこ(;´Д｀)」という具合になってしまうと思いつつーー、それでも言いたい！(笑)

あのですね、不思議だったのですよ。
どうしてVITAに移植されるに当たって、副題が『幸福の花束』になったのかな？って。
そうしましたらばッッ、

ルイス様ENDがあったから

なのですね～～～8(≧△≦)8))))
もぉ、この時点で「本作品の真のヒーローはルイス様なんだ！」と、揺るがない確信が芽生えた私です(笑)
わたし的にはアデル様が最愛なんですけど（←）、でもでも。
本当、綺麗にまとまっているルイス様ルートでした(*´Д｀)

最後に述べておりますカインの感想文にも打ち込んでおりますが、

本作品における大団円を感じたいのでしたら、ルイス様、ならびにカイン。どちらかのルートを最後にプレイ

すると、感動の幅が大きくなるとお勧めしたいです(≧ω≦)！

◆ で、ですね。ルイス様ご本人なのですが、ものっそ、

黒髪美人(〃ﾉωﾉ)！！

きっと、お母上がそうでいらっしゃったのだろうな、と、ノア様も含めて推測致しました。
「浴衣姿のまま押し倒す場面」なんて、本当、堪らなかったです////
（あれね、つい。「ルイス様、「合わせ」が(;ﾟдﾟ)！」とツッコミそうになったのですけれど、浴衣って男女の合わせに拘らないんですよね＾＾
ノア様がお召しになった場面も見てみたかった～(*´Д｀)vv
いや、それを言うなら全員ですが(≧ω≦)！）

◆ と、脱線しまくりですが(笑)、ノア様もルイス様も。
初めにクレア嬢と距離を置いている方々は、距離を縮めていく描写が本当、面映ゆくて良いですねvv
クレア嬢が「自分だけが生き残ってしまった」という罪悪感に苛（さいな）まれ、いっぱいいっぱいになってしまって、間違った方法を取ってしまいそうになった夜。
本気で諌めてくれたルイス様が素敵でした(*´Д｀)
あれはね～、惚れちゃいますよね！

◆ で、ルイス様（序盤）最大の見せ場であろう [ 今夜、ここで。道化となる ] 。
あそこの場面で心臓わし掴まれた方も多いのではないでしょうか！
無論、私もなのですが、

レジスタンスへの牽制ともなる、唯一の生き残りであるクレア嬢を特権階級にお披露目する会場にて。

「ルイス、さま……？」
「私と君は、

今夜ここで道化となる」

「せいぜい派手に目立って、敵の尻尾を出させてやろう。ーークレア」

と、彼女の手を引いてホールの真ん中で踊り始めた時！
これでもか！というくらい胸が高鳴りました！！
しかもですね、この場面で「初めて」ルイス様がクレアのファースト・ネームを呼ぶのですから、何て心憎い演出なのでしょう(*´Д｀)
うひー。堪らんかったです(〃ﾉωﾉ)vvvv

◆ そして、ルイス様個別ルート [ あなたを、知りたい。あなたに、触れたい ] 。
ルイス様と想いが通じ、幸せを感じれば感じるほど、[ 身分の差 ] から諦めるべきだと自分に言い聞かせていたクレア嬢へ、

「くだらない鎖で、自らを縛ろうとするな。君はーー自由だ」
繋ぎ合った手をぐいっと引かれ、掠めるように口付けられる。
「ーーいいか、

自惚れろ、自覚しろ」

「君はこの私……、ルイス・リードに愛されていることを、忘れるな」

「私から、逃げるなーー……」

って、「双剣」を持ってのキスをしてくれるのです(≧ω≦)！！
騎士を退いた彼がそれを持ちながらの、というところに大きな意味と誓いがあり、そこに揺さぶられずにはいられませんでした(⊃Д⊂)！

ーーでは。以下、各END小感想へ。

★ ノア派生【約束を叶える日 / ひとつの終わりと、新たな始まり】
" えぇぇぇぇ～～(;ﾟдﾟ)！！ルイス様ったら、コーエン男爵家にそんな思惑が(>_<)！！"
と、心底驚いたENDです。
まだルイス様個別ルートを未プレイの状態でしたから、それはもうビックリ……。
でも、優しい仕上がりのENDで良かった(*＾-＾*)
鉄面皮にも思える、いや、そうしなければ対外と渡り合えない環境に身を置いているルイス様が、「内助の功」という言葉そのもののクレア嬢と幸せになるのは、とても嬉しいことです＾＾
間にクレア嬢を挟んでの、「いかに彼女が可愛らしいか」を言い募る、ルイス様とカインの舌鋒？が可笑しかった～～(笑)

★ ルイス・アデル3人END【夢見る人形～ルイスの独白～】
こちらは後述する [ アデルの独白 ] と対になっているENDです。
さすが、自ルートからの派生、と言いますか、同じ境遇でもどこまでも綺麗な男性でした、ルイス様(*´Д｀)
そこがアデル様との違いであり、その相違から、両者のどちらをプレイヤーの皆様がより好みと思うのか、分かれるのだと思います(´人｀)

★【おとぎ話は、おとぎ話のままーー】
もし、先にザック様ルートをプレイしていれば、容易に想像がつくBAD END。
ですが、こちらはザック様がお取りにならなかった道を選んでおりました。
いえ、逆かもしれません。
ルイス様がこのようなENDをお迎えになるから、ザック様があの決断を下される展開となったのでしょう……。
と、勝手に推測するのですが(笑)、この形が【主人とメイド】という観点で言えば、真っ当なENDなのかな、とも思います。

★【ここから紡がれていく二人の物語 / 私たちが描く未来】
これが素晴らしいのです(≧ω≦)！

このENDは、本当に胸を梳くとお勧めさせてくださいぃぃぃぃ～～8(≧△≦)8))))

もうねっ、登場人物ーーじゃなくて、攻略キャラの全員が格好良いですから(*´Д｀)！
全員に見せ場があります。
お互いに「パチンと片手を打ち鳴らし」ながらの、交代劇は本当に見事と言うほかなく……（感嘆）
あ～～。良かったぁぁぁ(⊃Д⊂)vvvv

このENDを見ると、本作品のFDは発売される確率は低いだろう、と思いつつ、「国が拓けた」状態での全員の後日談を堪能したい！と願わずにはいられなかったです。
あ。その際には是非、全員の「浴衣姿」をご披露いただきたいな、と(笑)

【〆】本作プレイスタート時、どうしてもメインヒーローはアデル様だろう、と感じられる方も多いと思うのですが、いえいえ。
まさかの年功序列制ですから(笑)
もちろん、四兄弟の誰もが魅力に溢れているのですけれど、「アンゼリア国」までもを含めた幸福を感じたいのであれば、断然！
ルイス様ルートがお勧めでございます～～(*´Ω｀*)vvvv

アデル（cv.土門熱） … リード公爵家次男、且つ、リード家当主。ヴァルト騎士団団長。

★ キャラクター一言イメージ …【英雄】

◆ 本作の最愛キャラであるアデル様、

超～～～～、格好良いです！結婚してください(≧ω≦)！！！！

と、真剣に叫びました(笑)

や、だって。
国の英雄で、身分もあって名誉もあって、性格も優しくて一途。
もうこれ以上はないくらいの男性なんですよぅ(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

おまけに、そんなモテ街道を突き進んでいらっしゃるのに、女性と肌を重ねる理由は、「誘ってきた女性に恥をかかせないため、やむなく。自分からしたいと思ったことは一度もない」という、白馬の王子様顔負けの理由なんです！！
いや、だからこそ白馬の王子様たり得るのか……(*´Д｀)
とにかく、存在そのものが稀有すぎて、「キャ～～～ッッ」でした(〃ﾉωﾉ)！！

◆ そんな彼に想いを懸けられるものですから、ルートプレイが尋常ではなく楽しかったです！
もう、人生薔薇色すぎました////
ルートがあるからプレイはしたけど、アデル様と一生添い遂げられるなら「3P」なんてしなくて良いよ！　と真剣に思ってます。
めっちゃ、アデル様の「子を孕み」たい……(*´Д｀)
と、ごめんなさい＾＾；

◆ 相変わらず展開が早い本作なのですが、告白して、OKして、すぐ「その夜に」(;ﾟдﾟ)！？
とは思いました＾＾；
まぁ、上記のアデル様の経験談を伺っていれば、求められることが嬉しかったですけどね(*´Д｀)vv
ですが！
実は、わたし的には、その翌朝の「一緒に湯あみ」イベントの方が萌えまくりました////
やだもぉ、VITA版だからあんな描写で済んでるけど、本来であればもっと激しかったのかしら、どうなのかしら(〃ﾉωﾉ)vvvv と妄想＆ドキドキが止まりませんでしたから(≧ω≦)！

嗚呼！アデル様のためにPC版を購入したい！！
けど、プレイする時間がない！と、心底残念に思いましたよ……。
（↑ ごめんなさい。このイベントってBEST END のものでした＾＾；）

◆ ですが、一人高揚する私を置いて(笑)、シナリオは山場を迎えます。
あの時思ったのは、「フィルさんったら、王都にちゃんと仕事しに行ったんだろうか……。王都から騎士団への伝達事項があって良かったね(;´Д｀)」ということ＾＾；
まぁ、アデル様はアデル様でフィル様の内実に気付いているので、そこも信頼の表れなのでしょうが、性善説で出来ている軍団だなぁ、と……。

ーーでは、その山場の結果がEND分岐となりますので、以下、各END小感想へ。

★ルイス・アデル3人END【夢見る人形～アデルの独白～】
このENDはアデル様関連のENDとしては、一番最後に見ました。
が！
このENDで、ますますアデル様を好きになりましたよ(*´Д｀)！！

もうね、このENDで全てを曝け出してくれたのです。
誇り高い騎士様で、慈愛と包容力しかないようなアデル様が奥底に隠し持っていた狂気を！！
" 嗚呼、そうだったんだ " と嘆息せずにはいられなかったのです。
私が憧れた「完全完璧な紳士である騎士様」であるアデル様も間違いではないけれど、そんな男性いる訳ないよね。血肉のある男性なんだもの！
だからこそ、めっちゃ惚れ込んでしまいました！アデル様(〃ﾉωﾉ)！！！！

と、叫んでしまいーー。
もうアデル様が用意した檻から逃げようだなんて、微塵も思わなくなりました(*´Д｀)vvvv

★ ザック派生【彼の愛に背を向ける / もう一度出会うために】
これもまた本当に「アデル様の真髄」！というような内容のENDでした(T-T)
少女漫画を嗜んでいた方になら王道展開で、でも、綺麗な邂逅だな、と嘆息です(*´Д｀)

★ ザック派生【幸せのおすそわけ？】
皆で仲良しENDですね＾＾
中てられているお二方は哀れですが(笑)、ほんわか頬が緩む内容でした。
やっぱり好きすぎます！アデル様～～～(≧ω≦)vvvv

★【ありがとう、さようなら】
こちらは純然な？ BAD END。
「いやいやいやいや、どうしてその矢傷でここまで(;ﾟдﾟ)！？」と、ついツッコミを入れてしまいましたが、いいBADだったと思います(´人｀)
アデル様のクレア嬢に託した言葉が切なかった(T-T)
でも、受け継がれていたのだな、と安堵できるところがさすがだと思います(*´Ω｀*)

★【一緒に*** / 誓う愛、見守る影】
好きです、もぉ～、アデル様が好きすぎて、すっかり土門さんの虜です(〃ﾉωﾉ)vv
もちろん、アデル様そのものの性格があってこそなのですが、その性格を深いお声で反映されると、蕩けることしか出来ませんでした////
どこもかしこも幸せしか感じられないBEST END でございましたよ～～(*´Д｀)vvvv

（いや、見守るくらいなら出てこいよ！とも、やっぱり突っ込んじゃいましたけどね(笑)）

【〆】アデル様は非の打ちどころのない、素敵すぎる夢の騎士様でした////
こんな理想的な男性を世に送り出してくださった A'sRing様には感謝の念しかございません。
アデル様の～～、嫁に～～心底なりたいよ～～(T-T)vvvv
と、あり得ない世迷言をぶつぶつ呟かずにはいられない素敵プレイでございました(≧ω≦)！

ザック（cv.寺竹順） … リード公爵家三男。ヴァルト騎士団団員。

★ キャラクター一言イメージ …【熱血 / 兄が目標】

◆ 前評判として「騎士組が残念」というような感想を目にしておりましたので、実は戦々恐々とプレイしました。
が、あら不思議。
蓋を開けてみると、

え？ザック様ってば普通に好青年だよ(≧ω≦)vvvv

と、好感触＆大興奮のシナリオでした！(笑)
や～。元が18禁乙女だけあって、「そういう」暗喩がたくさんあって照れ照れだったんですよぅ////

◆ " ザック様って本当は何歳なんだろ～？ " と心配してしまうくらいの天真爛漫さを発揮してくれる彼なのですが(笑)、クレアちゃんへの想いが募り過ぎて、

「服を脱がせて、そのままオレの……」的なことをアデル様とフィル様に相談

し始めた時には「どうしてくれよう、この人(;ﾟдﾟ)！！」と思いました。
だって、あまりに可愛すぎて(≧ω≦)vvvv

…………。

いや……、うん。分かってます(笑)
多分、上記のシーンは大半の方が、「これだから、ザックは……」とため息を零したくなるような場面だろうと＾＾；
でもな～。逆に、あまりに他人への信頼感が篤い？もしくは、性に関する衒いすらない？という、その恵まれた人生を偲んで、
「良い家庭に育って、良い兄弟に恵まれて、おまけに自身が進みたい、と思う道への才能もその身に宿している。そんな人が恋愛をしたら、こうなっちゃうんだろうなぁ(*´Д｀)」
と母性本能くすぐられまくりだったんですよね～～vvvv

もぉvv 本能のまま襲って欲しかったし、私からも襲い返したかったよ(≧ω≦)vvvv

◆ あ、そうそう。どうして、ザック様がクレアちゃんのことを、そこまで好きになったか、という現象(笑)には一応、理由がありまして、「アデル兄さんを選ばず、真っ先に自分を選んで」くれたから、だそうです。
あれだけ普段、「アデル兄、アデル兄」と言っているのに、やっぱり本心では、自分と比べてしまうし、自分自身を見てくれる異性に飢えていたんだなぁ、って、しんみりしてしまいました(T-T)

◆ と、そんな感じでザック様はほぼ最初から「クレアが好きだ！」という姿勢を貫いてくれますので、愛情面での心配はなかったです(*＾-＾*)
本当。いろいろアプローチしてくれるザック様が可愛くて堪らなかった////

◆ そして、本来は禁忌であるはずの主従関係にある二人がサックリ結ばれるところも本作の魅力(笑)
だって、ザック様の見せ場は【両想いになってから】ですもんね(≧ω≦)！

◆ まさかの展開を見せるシナリオ後半で、奮闘するザック様を優しく見守れるのか、それとも後ろ向きになってしまうのかで、恋愛ENDが分岐します。

ーーということで、以下、各END小感想へ。

★ザック・アデル3人END【交差した想い】
これね(笑)
多分、PC版ではもっといろいろあったのでしょうけれど、VITA版ではただの [ ギャグ ] でございました＾＾
「てにをは」が分かっていないザック様が可愛かったよ～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv

★ザック・アデル3人END【快楽の時間の始まり / 蜜檻】
こっちのが【正統な】？3人ENDvv
まぁ、蜂蜜が出てきたところで展開は読めましたけど(笑)、ザック様にならアレコレされたいなぁ(*´Д｀)

★【離した理由】
こ……っ。
このENDのザック様が、

すっごい格好良かった～～～(⊃Д⊂)！！！！

「うわ～！ BADだけど！ BADだから余計に好きだ、このEND！！」と咆哮してしまいましたもん。
切ないのです(T-T)
扉越しのザック様の真情がとても切なかった……。
きっとこの先の二人は、それぞれに「子を成して、違う異性との幸せを見つけて」。
けれど、どこか心に空いた穴を埋められずに過ごしていくのでしょう。
ぎゃ～～(T-T)！！

★【愛の溢れる**生活 / 幸せな提案】
もぉ！ザック様が素敵すぎます(≧ω≦)！！
ルイスさんと歩み寄れているのかな、という一コマも嬉しかったし（アデル兄のために、とルイス様との距離を話してくれる、あの日のザック様。格好良かったですね～(*´Д｀)）、本当、「愛されてる！」って思わずにはいられませんでしたし、やっぱりは、

「これから毎日、空いている時間は常に励みたいのですが、いかがでしょうか！」

ですよね～～(≧ω≦)vv
本当に素敵です(笑)
そして、優しい声色での、

「クレア、君に触れる許可をーー」

って！
" どれだけ悶えさせれば気が済むんですか、ザック様～～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv " と、私が大変なことに////
寺竹さんがお好きな方には、特に辛抱堪らんBESTだと思ってます(≧ω≦)！！！！

【〆】あ～～(笑)
本作のシナリオ自体が長くはない。つまり、ぶっちゃけ短いので、全く詳細に語れませんでしたが、好きです！ザック様(*´Д｀)vvvv
難しいことも何も考えずに、ただひたすら愛されたい！とお思いの方は是非！
ザック様の一途な愛に浸っていただければ//// と、お勧めしたい【愛】しか感じられないルートでございました(*＾-＾*)

ノア（cv.あさぎ夕） … リード公爵家四男。騎士学園で修学中。

★ キャラクター一言イメージ …【無邪気を装った色香】

◆ ビックリした～～(;ﾟдﾟ)！！
クレアちゃんが専属となり、挨拶に赴いた初日のイベント。
い……。

いきなり「全裸」ですか(〃ﾉωﾉ)！？

そりゃあね～。美少年のノア様に「あんな格好」になられてしまったら、道を踏み外す「教育係」もさぞ多かったことでしょう。
ってか、それと知っていそうなのに、ご兄弟は何もしなかったの！？
とは思いました。
ノア様が望んでいた環境ではないのなら、あまりに惨い……。
あ、でも。最初、クレアちゃんに「そういうことは嫌いじゃないですし」とも言ってましたよね。
う～～ん、それが後付けされた感覚ではないことを祈るばかりです(´人｀)
（この場合、諸悪の根源は父親ですしね(｀◇´*)！）

◆ ノア様ルートをプレイして、「あ、成る程」と思いました。
同じご兄弟でも、

* アデル+ザック組は、騎士団の不穏
* ルイス+ノア組は、アンゼリア国の行く末

が照準となっているのですね(≧ω≦)！
どちらとも、クレアちゃんの身に降りかかった襲撃事件と絡んできますので、ヒロインが蚊帳の外という立場にならず、同じ作品で違う視点から楽しめることが嬉しかったです＾＾

◆ まぁ、ノア様ルートはすぐに核心へと向かう訳ではなく、周囲に。
いえ、自分自身にすら無関心を装うしかなかったノア様が、クレアちゃんの言動を通して、次第にゆっくりと心解いていく様が見事でした(*´Д｀)
特にあの、[ ノア様が抱えきれずに落とした小さなメモの断片を拾い集める ] エピソードなんか、もぉ！
胸がぽかぽかしましたもん(≧ω≦)vv
あのようなことが日常に織り込まれていたのならば、それはノア様もクレア嬢の真心に陥落(笑)しない訳にはいかないでしょお(*´Д｀)

◆ そして、ノア様がクレア嬢を一人の女性として意識をする辺りから、シナリオはリード家の中の幸福から、国を揺るがす「疫病」について展開を広げるのです。
この辺りのノア様の見せ場をつくる流れも、素晴らしかったですね～(*＾-＾*)！！

リード家の現当主はアデル様とは言え、まだまだ一目置かれている父親を押しとどめてのノア様の智慧披露。
そして、長兄の立場を利用した国政への考慮！
いやいや。本当に胸が梳きました(*´Д｀)
こんな素敵な流れがあるんだから、ノア様ルートがお好きな方は多いのじゃないかな、と考えてしまった程。

* ノア様からの無言の拒絶
→ ノア様からの歩み寄り
→ クレア嬢を女性として想い始めてからの、多少強引な駆引き！
→ アンゼリア国に立ち込める暗雲。
→ ノア様の蓄えてきた知識が一国を救うという爽快感(≧ω≦)！！

ね～～vv
恋愛でもキュンときて（私の下半身事情もちょっとヤバかった(笑)）、ノア様個人も家族の中で幸せを掴めるルート展開が、とても好き(*＾-＾*)！

ーーでは、以下、各END小感想へ。

★ ノア・ルイス3人END【分かち合う痛み、舐め合う傷】
いやはや、これもまた……(*´Д｀)
「随分と乙女心を刺激する閉塞ENDだなぁ」と感心致しました。
もうね。ノア様がクレア嬢も敬愛するルイス兄も絡め取ってしまう、あの夜の雰囲気が、ただただ淫靡でしたもの(≧ω≦)！
短い展開ながらも、どろりと纏わりつくような感触が良かったです////

★【共に沈みゆく、歪んだ幸福】
これは、ズバリ！
「共依存」ENDでしたね(≧△≦)b★
（とあるPSP乙女でこの言葉を覚えてからは、よく使うようになりました(笑) →『月影の鎖』）

このENDを見て、「そっか、そっか。だからこのENDに向かうための選択肢が、ノア様を肯定するばかりのものだったんだなぁ」と納得です。
このENDは、ノア様がこれまで遭われてきた「爛れた」過去に、比重が傾いてしまったのだろうな、と切なくなりました(T-T)

★【永遠に、あなたのもの / 祝福の声、幸福の連鎖】
「おめでとうございます！！」
と祝福せずにはいられない最上END(*´Д｀)

「そうです。そうですよ。ノア様はノア様であって、アデル様にもザック様にもなれません。
けれど、その中でも騎士の道を歩まれるノア様が本当に素敵なのです(⊃Д⊂)！」
と、感動してしまいましたから(T-T)vv

確かに、他のご兄弟よりも臣民からの賛否両論の渦に巻き込まれやすかったであろうノア様。
けれど、その穏やかな性格から、一度受け入れられてさえしまえば、きっと、どのご兄弟よりも民心に根付く存在になるのであろう、ということを、じんわりと感じさせていただきました。
本当に幸福感で胸がいっぱいに……(⊃Д⊂)vvvv
「うんうん。牛一頭はさすがに止めに行こうか」と、私も頷かずにはいられませんでした(笑)

【身代の薬】

好い言葉を識ることが出来たなぁ(*´Д｀)、とウットリしたENDでございます。

【〆】ノア様を一目見てお気になられた方は、本当、「うぁ～、良かった(≧ω≦)！」としみじみしちゃうルートだと感じました！
ただ、だからこそ。
次兄、三兄よりは尺が長いとは言え、やっぱり他の乙女作品に比べるとストーリーが短いのが残念に思えてしまうのでした(´人｀)

フィル（cv.佐和真中） … カーター男爵家嫡男。ヴァルト騎士団副団長。

★ キャラクター一言イメージ …【忠義】

◆ 一目見て恋に落ちました、フィル様(*´Д｀)vvvv
天真爛漫な魅力で他人を惹きつけるリード兄弟に囲まれての、やつれた微笑が堪りません(≧ω≦)！
まぁ、もっとも。
苦心させられるばかりではなく、黒い笑顔できっちりやり込めてますけどね(笑)

◆ ですが、最初にザックくんをクリアしていましたので、フィル様の立ち位置に翳りを覚えてしまい……。
分岐するアデル様のシナリオでは、「まんま、その通りか～(;´Д｀)！」と叫んでしまいました。

◆ でもね、私が危惧していた（裏切り「あっかんべ～」(笑)な）筋書では全然、無かったんです。

本作に悪人は登場しません！

もう、この救済が嬉しかったな～(*´Д｀)
そっか、そっか。フィル様が「ああ」していたのは、アデル様への忠心のためだったのですね！
あ～～、本当に良かった＾＾！！

◆ ですから最初は恐る恐るプレイしていたのですが、そうと分かってしまえば、後はフィル様からの愛情を甘受するばかりvvvv
ーーとは申しましても、相変わらず、唐突な「真実の愛」に目覚めるフィル様には驚いてしまいましたが、" まぁ、そういう作品だしね＾＾；" と、自分を納得させました★

◆ そんな、真実の愛に目覚めたフィル様のセリフが好きですvv
VITA版ではぼかされていましたが、「あれ？これはもしや、フィル様とクレアちゃんは「そういう」関係になったのかな？」と窺えるセリフの応酬後、クレアちゃんの気持ちが実はアデルに向いているのでは、と激昂してしまうフィル様。

「けれどーーあなたとアデル様は合わない。

むしろ、僕のほうが……ッ！」

（二人とも、いつの間にそんな深い愛を(;ﾟдﾟ)！？と驚く私を軽く無視し(笑)、フィル様へのうねる愛情を吐露するクレアちゃん）

「私が好きなのはフィル様です！」
「ーーーー！？」
「俺のことが……好き？アデルではなく？」
「本当に……？君は俺が好き……？」
「どんなことがあっても、君は俺をひとりにしませんか？離れていきませんか？
心から寄り添ってくれますか？」
「俺のものにーー

俺だけの君になってくれますか？」

確かに、唐突の「真実の愛」すぎて驚きはしましたが、フィル様の上記のセリフがとても好きです(*´Д｀)
本当……。
ザック様と言い、フィル様と言い。
皆が、アデル様のことを憧れつつ、忠心を誓いつつ、やっぱり己と比べて、そして卑下してしまうんだなぁ、と得心してしまいました。
アデル様にはアデル様の苦悩があるのですけれど、それでも罪な男性ですよね。

◆ この後、フィル様独自の「レジスタンス」側のシナリオが本来ならば展開するはず……、だと思うのですが、そんな過程は一切飛ばしてENDに進む本作が素敵(笑)

ーー以下、各END小感想へ。

★ アデル・フィル3人END【狂愛傀儡】
VITA版になっていますからね。
END名には似つかわしくない、優しい仕上がりのENDでした。
ENDグラフィックが綺麗だな、と感嘆(*´Д｀)
しかし、端的な動と静のアデル様とフィル様に左右を取られてしまったら、もう抜け出したいとは思わないだろうなぁ、とウットリです////

★【好きだから、さよならを…… / 嫌いなところまで愛してる】
フィル様GOOD END その1。
てっきりBADな位置付けだと思っていたら、普通に邂逅できて驚きです(;ﾟдﾟ)！
VITA版のせいか、END名の「嫌いな～」の由来はいまいち分かりませんでしたが、懸念がない生活を送れるのであれば、それだけで万々歳ですよね＾＾

★【騎士として、あなたを守る / ただいま】
フィル様GOOD END その2。
" 今度こそ、BADか(≧ω≦)！？" と期待しましたが(笑)、そうではありませんでした。
「あなたたち、「3年」も何してたんですか？」とは思ってしまいましたけれど、二人が忌憚ない親友に戻れているのが花マルでしたね(*＾-＾*)
そして、今夜はきっと寝かせてもらえないでろうクレア嬢に合掌(笑)

★【これからはあなたの騎士として / 恋が始まった場所で……】
きっとですね、フィル様の人生の中には、彼を心から慕う女性だっていたのではないかと思っています。
ただ、それを受け入れる側のフィル様に、その覚悟が持てず見過ごしてきたのではないかと……。
そうでなければ、フィル様ほどの如才ある男性が、多くの経験を経ているのにも関わらずクレア嬢にしか心を開けなかったなんてーー、私としては信じがたいな、と感じたのですよね。

クレア嬢の凄惨な人生があり、その中でも懸命に生きている姿に心動かされ。
その女性にアデルではなく、自分自身を見初められ。
そこでようやく、これまでの人生を誤りと認めることが出来、その上で愛される幸福を噛みしめたのだろうな、とね、つい(*´Д｀)

本来ならば、とても赦される罪ではありませんが、そこが綺麗さっぱり払拭されてしまうのが本作ですから＾＾
私としても「はぁ～vv イイ男のナイトウェア姿はそれだけで、そそるわね～(〃ﾉωﾉ)vvvv」と、ためらわず嘆息することが出来たのですvvvv(笑)

【〆】上記BEST END感想でも述べておりますが、本来であればフィル様はカーター家嫡男としての人生はもう歩めないはず。
ですが、そこを推して幸せを享受し、生あることを感謝するのは、本作があっさり展開だから可能だったこと。
フィル様が幸せであるなら、それで良いよ(*´Д｀) ！と思えたルートでございました＾＾

カイン（cv.雨冠類） … コーエン男爵家次男。クレアの幼馴染。

★ キャラクター一言イメージ …【一途】

◆ カイン、かいん、カイン……。
本来ならば、「ヒロインを長年想ってきた幼馴染み」というのは、私の大きな萌えツボなのですが！
本作では、すっかり

リード家四兄弟の虜となってしまった私……orz

ごめんね、カイン。私の好きキャラ上位には入らなかったです(T-T)

◆ とは言っても、やっぱりカインも好きですよ(*＾-＾*)！
だって、むちゃくちゃ優しくて成長株なのに、等身大なんだもん～～vvvv
誰よりも一番、身近に感じました♪

◆ リード家四兄弟に比べてシナリオが短いカインなのですが、今回、PCからVITAに移植されるに当たって、大幅加筆されたのもカインなのですよね＾＾
私自身、元の作品との違いを比べることは出来ないのですが、それでも物語が終盤に近付くにつれ、「これは……、確かにシナリオに説得力が増しているのかもしれない」と、感じ取ることが出来ました。
先に、コーエン家とルイス様との確執を何らかのルートで知っておくと、ますますそう思えるかと。
カイン側からの掘り下げもあり、ますます深く頷くことのできる展開でございました(*´Д｀)

ーー以下、各END小感想へ。

★ カイン・ルイス・アデル4人END【復讐の業火、全ての破壊】
これ！このENDが本作で最悪の結末だと思います！！
でもね～、めっちゃ淫靡なんですよぅぅぅぅ////
私は嫌いにはなれませんでした(〃ﾉωﾉ)ｷｬ

これはあくまでも、ルイス様ルートからの派生となるので、同じ境遇とは言え、ルイス様より

アデル様のが、悪役感半端なくて(≧ω≦)！

そこにますます惚れてしまいました～～～(ノ≧∇)ﾉｼvvvv
ではなく(笑)
まず先に堕とされてしまったクレア。
そして、その姿を目の当たりにされることで均衡が崩れるカイン。
後はもう、濁流であり、奔流である長兄・次兄の渦に巻き込まれるだけとなるのでした。
うは～。楽しかったぁ(*´Д｀)vvvv

★【未来への船出】
こちらが、PC版よりあるカインBEST ENDです。
ルイス様とアデル様が復讐を眠らせてくださったから迎えられる結末で、明るいと言えば明るい。
けれど、移植に伴い追加された新ENDの幸福感には、やっぱり敵わない内容だと、感じました。
TRUE END 一歩手前の。
違う未来としての幸せかな(*´Ω｀*)

★【私たちの幸福、みんなの幸福】
はいっ。VITA版新規ENDですvvvv
これがもぉ、

すっごい幸せになれます(*´Д｀)！！

カインファンの方には、さぞ堪らない内容になっているのでは～～(≧ω≦)♪
私もルイス様を抜かしてこのENDを見た時には、「これ以上のENDは本作にあるのか(;ﾟдﾟ)！？」と思うくらいの衝撃を受けました。
ただただ幸せで……(*´Д｀)
でもですね、ルイス様ルートをプレイしてみた後だとーー。

本ENDと、ルイス様BEST END は同等に本作の大団円ENDであって、

ルイス様、カイン、どちらに焦点を中てているか

それのみが違うのだと、今は思っております＾＾
もちろん、結末自体も、結末への過程も2人で異なりますので、もし、未プレイの方でどちらかがご自身の最愛キャラの場合、

お好きな方を最後にプレイすると余韻が深まる！

とお勧めさせてください(*＾-＾*)
私のカインルートの感想としましては、「うんうん、確かに「靴って鈍器」になるよね～(≧△≦)b★」と、あそこの場面からのカインの漢気に惚れ惚れと致しました////
ああいう機転を盛り込んでくださるから、キャラがますます生き生きするのでしょうね(*´Д｀)
ルイス様のみならず、アデル様も救われて……。本当に良かったです(T-T)

【〆】公式様で人気投票をしていないので、推測するしかないのですが……。
きっとストーリーは短いながらも、カインは人気のあるキャラなのだろう、と思ってしまうくらい！
クレアを想う好青年・カインの魅力を感じ取れたルートでした＾＾
雨冠類さんの、少し朴訥な喋り方もカインっぽくて良いわ～～vv と思っております(*＾-＾*)♪

ーー以上が、『オルフレール～幸福の花束～』に於ける、ネタバレ感想となります。

個人的素直な感想としましては、本作は「並み居る乙女作品の中でも、ごくごく普通な作品」であると、その……思いますが、キャラ萌えからの幸福感が半端なく！

* ストーリーも冗長じゃなくって、イケメン＆イケボに囲まれた理想郷で(笑)
* 尚且つ、暗喩されているとは言え、[ 艶行為 ] が下敷きとして織り込まれている(≧ω≦)！？

といった観点から楽しめる方には、お手に取ってみられて損はないですよ(≧△≦)b★ と宣伝させていただきたい(笑)作品でございました～＾＾

もぉ、私はアデル様が大好きすぎてツライです(⊃Д⊂)vvvv

（2017.03.24 UP）