乙女【紹介】目次 『令嬢探偵』攻略 『令嬢探偵』感想







令嬢探偵 〜オフィスラブ事件慕〜




メーカー

D3PUBLISHER (2007年02月22日発売【PS2】)

★伊吹 想汰★ ★金剛寺 竜輝★ ★御影 戒徒★

「令嬢探偵〜オフィスラブ事件慕〜」のバナーに使用されている画像の著作権は、
株式会社トムキャットシステム様、 および、株式会社ディースリー・パブリッシャー様に帰属します。



ストーリー

内閣官房長官を父に持つ 和泉 桜子(22歳)は、欧州留学を終え、特別に10月からの新規採用を友菱商事に認められていました。
桜子が一般職に就いたのは、政界に興味が無かったこととーー
学生時代から「お姉様」と呼び、慕っている先輩が一足先に入社していたから。

が、結婚も決まっていたその先輩が突如、
自殺をしてしまいます。
その陰には友菱商事で掴んだ、とある「秘密」が関与しているらしいと知った桜子は、独自で調査を開始!
調査を進めるうちに、桜子は社内で親しくなった「彼」の抱える秘密も、垣間見てしまうのでした。

桜子は先輩を死に追いやった「秘密」を究明することが出来るのでしょうか。
また、その霧が晴れた時、桜子は「彼」と共に笑い合う人生を掴み取ることが出来るのでしょうか。



ゲームの流れ

10月01日 〜 11月31日 の 2か月間がゲーム期間。
MAP移動と選択肢選択よる好感度の増減から、各種恋愛ENDを目指すシミュレーション形式。
10月01日(月)〜 10月14日(日)→ 共通【MAP探索】
* 10月15日(月)〜 11月中旬 → 個別【MAP探索】
* 11月中旬 〜 11月末日 / 12月初め → 個別【推理パート】(MAP探索は無くなり、選択肢のみ)
10月01日(月)〜 11月中旬までは、一日ごとに進んでいきます。
* 1日は【午前勤務 / 昼休み / 午後勤務 / アフター5】の、計4回のMAP移動で推移。
* キャラクターが好む場所は決まっていますが、出現はランダム。
* 移動先で出会っただけで、好感度は「1」上昇。(=出会いポイント)
股掛けイベント等は発生しませんので、一途プレイが基本。(四季 健介と康二のみ同時進行推奨)



システム

主人公の名前変更可能。(ボイス呼びはなし。無音か「君」「お前」等に置き換えられます)
主人公ボイスなし。
[ オート ] なし / [ 既読スキップ ] →「△」ボタン押しっ放し / [ 履歴 ] あり巻戻し不可
【CG鑑賞】 あり /【シーン回想】なし
[ 好感度上昇確認システム ] 有り(効果音のみ)/ [ 好感度累計値 ](ステータス画面)なし

【会話イベント】
*
MAP移動によって、ランダムで会話イベントが発生。
* 出会いポイントとは別に、選択肢によって好感度が増減します。
* 発生日はランダムですが、[ 発生する順番 ] は大よそ固定。
【おつかいイベント】
*
MAP移動でサブキャラと遭遇すると、攻略中のキャラへの「おつかい」を頼まれます。
* 最大「4件」まで、依頼を預かることが可能。
* 一度に渡せる依頼内容が多いほど、攻略キャラの好感度は大きく上昇。
【推理パート】
*
序盤〜中盤は、特定の期間に特定のMAPを訪れることで発生。
(攻略キャラの好みの移動場所で発生するので、まず見落とすことはありません)
* 終盤になるとイベント発生日に自動発生します。
* [ 怪しい出来事に遭遇 → 社内等を捜査 → 情報入手 → 推理してまとめる ] が、大体の流れ。
* [ 推理 ] を一度間違う毎に、攻略キャラの好感度が下がります。
(簡単なので、間違えようと思わないと間違わないレベル^^;)
→ END分岐の好感度調整に使用するのが大半。

恋愛ENDは各キャラ【3種類】
* [ TRUE END ][ GOOD END ][ BAD END ] があります。
* それぞれのENDは好感度の累積値で分岐しますが、BAD ENDには「選択肢直結型」も有り。
* [ TRUE / GOOD ] は CG表示有りですが、[ BAD ] は CGが無いものがほとんど。
おまけ要素として【おまけ】有り。
* [ CG鑑賞 ][ 音楽鑑賞 ][ ムービー鑑賞 ](OP / EDのみ)が収録。
* [ CG鑑賞 ] にシーン回想は付随しておらず、一枚絵を鑑賞するのみです。
CGコンプ後の「御褒美CG」ありです^^



総評 ★★★

面白かったです(*´Д`)!

何と、
イベントのおよそ 7割が【ランダム発生】という、同じMAPを訪れても、イベントが発生するか、しないか(≧ω≦)?? と、ドキドキする感覚が好きでした^^
イベントが発生する時は、「ウィ〜ン」とPS2さんの起動音がするんですよね。
ですから、MAP訪問した際に、音がしないとガッカリ。音がしたら「おっしゃ(≧△≦)b」と喜んでました(笑)

ですが、正直、
【システムは低水準】だと思います(;´Д`)
同じ発売時期のPS2作品と比べても、本当、SAVEする手順が面倒。
MAPの切替え画面でしかSAVE出来なく、イベント中のSAVEは不可、というところが手間だったなと……。
決定ボタンの反応も、少しもっさりしている印象でした。
ーーが!
これらは発売当初には特に痛い箇所だったかもしれませんが、今となってはPS2作品をプレイする人の方が稀少。尚且つ、" PS2の作品ってこんなものだったかも " と、快適なVITAと比べて懐古気味になってしまう部分がありますので、システムへの判定も甘くなる方も多いのでは、と思います。
つまり、システムが多少、雑だろうが、シナリオが面白ければそれで良いんじゃない(≧ω≦)!? 的な(笑)

そのですね、シナリオがまた……
vv

2時間サスペンスドラマがお好きな方には堪まらないかと(〃ノωノ)vvvv


" 本当にこれ「オフィスラブ」事件で良いの!?" と、確認したいくらい、オフィスを離れたスケールの大きい事件もありましたし(笑)、まさしく痴情のもつれ! オフィスラブ!! な事件もありました。
が、そのどれもこれもが、ヒロインへの愛情がたっぷり入っていて、それが嬉しかったんですよね〜(*´Д`)
どのルートをプレイしても幸福感にとっぷり浸れます
////
あ、でも。恋愛描写は急激! と言いますか、共通MAP探索が終わって、個別MAP探索の期間に入ると、
突如として両想いになっている感覚でした。
" あれ? いつのまに、そんな「好き好き」言うように??" と、驚かれると思います。

そんな、攻略対象にモテモテのヒロイン・桜子ちゃんは、見た目こそお嬢様っぽくはなく、むしろ彼女が「お姉様」と慕う由佳里さんの方が縦巻きロールでお嬢様っぽいんじゃないかしら、と突っ込んでしまう方が大半だと思いますが(笑)、[ 才知に長けた女性 ] という設定でしたので、
どのキャラのどんなエンディングにも問題なく飛び込んでいけるところが美点でした^^


システム周りは、「ひと昔もふた昔も前のもの」と割り切ってしまえば、何てことはありません。
不便を楽しむくらいの姿勢で臨みましょう(≧△≦)b★
プレイ時間は初周で……、それでも5時間程。
2周目からも、ほぼまるっと個別パートになるので、4〜5時間かかってのエンディング到達。
まぁ、CG鑑賞はあっても、シーン回想がまるっきりない、というのは、本当、D3P様の仕様の中でも理解できない部分なのですが
(今現在のVITA作品に於いても、その仕様が見受けられます)、一人ひとりの事件性はやっぱり面白かった! と満足してしまうんですよね(*´Д`)

* ランダム発生のMAP探索を楽しいと思える方
* 推理パートも苦ではない方
(簡単なので、すぐに答えが判るものばかりでした^^)
* TV画面をある程度、自由に使える時間のある方

上記のような方でしたら、いつでもヒロインは大切に想われ、また、想い返すことも出来ますので!
気負わずプレイされてみては如何でしょうか、とお勧めしたいです(*^-^*)ノシ
(あ!あと、「推理ばっかり(MAP移動ばっかり)してないで、少しは仕事もしなさいよ(;゚д゚)!」
と、憤りを感じない方にお勧めです(笑))



登場キャラ(cv.)

伊吹 想汰(cv.岡本 寛志)広告宣伝部。24歳。
   秘書室近くの給湯室によく休憩に来る男性。話題が豊富で女性職員とも明るく交流できる。

金剛寺 竜輝(cv.諏訪部 順一)友菱商事 社長。31歳。
   俺様でワンマンな男性。桜子が慕っていた先輩の元・婚約者。

御影 戒徒(cv.小西 克幸)経営企画部。23歳。

   桜子の乳母の息子。強制ではなく、自ら進んで桜子を唯一の主として仕えている。

佐上 胡雨(cv.浜田 賢二)海外事業部。22歳。

   運命の女性を探している。エキゾチックな風貌とストイックな言動が女性職員に人気。

浅海 達弥(cv.優希 比呂)総務部。26歳。

   桜子の(会社での)教育係。穏やかでいつも笑顔の男性。

四季 健介(cv.緑川 光)営業部。26歳。
   人当たりの良い青年だが、なぜか桜子にだけは冷淡に接する。天の邪鬼な気質?

康二(cv.宮田 幸季)友菱商事の非常階段で会う幽霊。12歳くらい。
   帰社時間に非常階段で会える幽霊の男の子。天真爛漫な性格。

(2017.06.09 UP)



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