きまぐれストロベリーカフェ





メーカー

(2003年10月09日発売【PS2】)



ストーリー

高校3年生(17歳)の水原 苺の家はケーキカフェを経営しています。
ところが受験を控えた大切な年だというのに、両親が一年間のヨーロッパ旅行に出かけてしまいます。
その間、苺はカフェを任され店長になりますが、最初は手伝ってくれるスタッフも少なくてんてこ舞いな日々を過ごすことに。
でも、段々とアルバイトスタッフも増え、カフェも軌道に乗っていきます。
そして迎える一年後の卒業式の日、任されたカフェの経営、苺の受験、アルバイトでもある素敵な彼との関係はどうなっているのでしょうかーー。



ゲームの流れ

4/7 〜 翌3/1 の一年間がゲーム期間です。
平日は、日曜の夜にコマンドを選択後、自動的に進んでいきます。
休日は、一日の行動を自由に選択できますが、1つのコマンドを消費すると一日が終了します。
【喫茶店に行く】を選択すると、ケーキ作り、シフト調整等が行えます。
カフェが赤字になるとゲームオーバーです。(よほど酷くしない限り赤字にはなりませんのでご安心を)



システム

主人公の名前変更可能。
(ボイス呼びなし。公式名でも無音か「君」「お前」等に置き換えられます)
主人公ボイスなし。
CG鑑賞機能あり。
(フルコンプするには、クリアデータを保存したセーブデータで最初からプレイしなくてはいけません)
(ENDを迎えたもののCGしか埋まらないので、例えば栗田君はグッドEND・トゥルーENDの2種類ありますが、最初から2回プレイしてクリアデータを保存しないとEND CGが2種類ともギャラリーに記録されません)

会話・行動の選択、パラLvによって相手キャラの好感度が変動します

各キャラクターのエンディングは2種類。(GOOD END + BAD(失恋)END)
*
栗田君のみ、トュルーENDもあります。



総評 ★★☆☆☆


カフェの経営がメインなだけあって、ケーキ作りはとっても楽しいです。
攻略キャラ毎に好みが違うので、“どんなケーキができるのかな〜”と飽きずにケーキを作ってました(笑)
ただ〜、このゲームは本当に主人公の性格がひどいです!!
一般的な乙女ゲームの癖のない主人公とは違い、口を開くとへらず口ばかりきくので辟易しながらプレイしていました。
正直、この主人公には愛情のカケラも感じません。
“なんで皆、このコを好きになるのかな〜?”と、乙女ゲームにはあるまじき感想が頭をよぎることしばしでした……。
でも、攻略キャラの男の子は全員キャラ設定が素敵ですし
(安価ゲームなだけにシナリオが薄いですが)、カフェの経営は気負わず楽しくできます。
主人公の性格設定に目をつぶることができるなら、サクサク楽しくプレイできるゲームだと思います^^



登場キャラ(cv.)

栗田 透(cv.保志 総一朗)華希(けき)高校3年生。17歳。
   主人公の幼馴染。頭脳明晰・運動神経抜群で高校での人気が高い。ずっと主人公を想っている。


猪口 裕介(cv.矢薙 直樹)華希高校2年生。15歳。
   栗田の後輩
。(サッカー部)無邪気な人懐こい性格。

町谷 一至(cv.高橋 広樹)聖シフォン学園3年千。17歳。
   人生を斜めに見ているところがあり、女の子のナンパに情熱を傾けている。


千頭 貴行(cv.上田 祐司)フリーター。18歳。
   そっけない態度をとるが、面倒見がよく照れ屋なだけ。

葛城 手良(cv.風間 勇刀)足都(たると)大学2年生。19歳。
   苺の家庭教師。穏やかな性格で、どこか抜けている人。

(2004.11.11 UP)