Jewelic Nightmare

ジュエリック・ナイトメア




ストーリー上のネタバレもしてしまっております。それでも大丈夫な方のみお読みくださいm(_ _)m





綺麗な作品でしたね〜〜(*^-^*)vvvv

えぇっと……。
プレイをした私がある程度、年齢がいっているからだと思うのですけれど深くもなく、けれど浅くもなく「綺麗な」ままで進んでいくシナリオだったと感じております。
拙【紹介】コンテンツでも述べさせていただいたのですが、ヒロイン・みちるちゃんが日中は現実世界の「彼」と。
そして、夜は夢世界の宝石である「彼」と出会い、時間を共有していく流れになりますので、まぁ、ぶっちゃけ、その……。

シナリオに厚みはないかと思われます(;´Д`)!

現実の「彼」と宝石の「彼」の間を行ったり来たりしますから、シナリオだって行ったり来たりになってしまう訳でしてーー。
実際にプレイしてみまして、冒頭こそ五大宝石の彼らと出会うところから始まりますから、どうしても宝石寄りの気持ちで進めてしまうのですけれど、

*夢の終わりを告げる鐘が鳴り響くまでの間、五大宝石と一緒に過ごす
→ 朝、目が覚めて現実世界の彼らと過ごす。
(=ケーキ屋さんでのアルバイト)
→ 夜に再び、宝石世界へ。
でも、5人全員と会話を交わす訳ですから、少しずつしか個別に関われなくて、「どうして」「何故」彼があのような偏った性格になっているのか分からないまま。
→ また鐘の音と共に朝となり、放課後はケーキ屋さんでアルバイト。
(ここでも5人と少しずつの会話)
→ 夜。
→ 日中。
→ 夜。
→ 日中。

こんな感じでLightにしか進みませんので、だんだん宝石世界の彼らと現実世界の彼らの境界線が曖昧になっていくのですよね。
しかも、んんん。
最初からいわば「選定者」的立ち位置として登場している みちるちゃんが、夢世界の5人に好意を寄せられるのは分かるのですけれど現実世界では関係性があまり深くないため、どうして彼らはこんなにみちるちゃんに心惹かれているんだろう……。
と、感じてしまうことも しばしで(>_<)

夢世界で過ごす時間も瞬く間に終わりを告げられ、朝のターンとなり。
白昼の現実世界でも上澄みを掬ったような綺麗な流れで進み、夜のターンとなる。

うん、そう。
綺麗なんです^^
彼らが悩んでいる事案に関しましても、ドロドロとした環境にはなりません。
「悩んでいること」の種類に沿って、「こんな感じだよね」と想像がつくくらいの深さでのみストーリーが進行していきますので、私の目には悩んでいる姿さえ綺麗に映りました(*´-`*)

ですから、その部分を楽しめば良いんだなぁ、と思ってプレイをしたのです。
シナリオが深い作品は説得力もあり、どっぷりと浸れて引きずり込まれる感覚が好きでございます(*´Д`)
けれど本作品のようなLightな作品だって、どのお話もキラキラしていて綺麗。

宝石というモチーフを損なわず。
現実世界の優しい男性陣の魅力も失わず。
彼らの苦悩も、向けられる愛の言葉も、陶酔して受け取れる。

そんな
【乙女ゲー初心者】の方に滅法、お勧めな作品だと感じました(≧ω≦)!
(← あ。ぶっちゃけちゃった(笑))

うんうん^^

引きずり込まれるような世界観を求めてのプレイスタイルには合わない作品かも知れませんが、綺麗に綺麗に、ふんわりとした筋書きを堪能したい方。
表裏一体となる攻略キャラクターとの甘い結末が約束されたストーリーを楽しんでみたい方。
深追いしない恋愛物語にこそ、今は癒されたいなぁ、と感じていらっしゃる方。

そのような方々には、うっとりと楽しめるタイトルでございます。
深さこそはございませんが、各キャラクターとの恋愛譚は幸せのまま存分に味わえますので、気負わず臨んでみるのが一番でしょう(*´-`*)v


えぇっと、あまり褒め殺している内容にはなりませんでしたが、それもこれもプレイをしている私の実年齢が高いからだと思います。
お若い方がプレイをなさるのなら、もっと臨機応変に柔らかく楽しめるはずですから(*^-^*)

ではでは。
作品紹介が、それこそ上澄みを掬ったような内容になってしまいまして申し訳ございませんでしたが、この世界観をそれとして受け取った上で。
以下、キャラクター語りは愛情満載でお届けできたらと思います^^
宜しければ、このままお進みになってくださいませ。
(cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)





アダマス / 皇 征一郎(cv.KENN)
ダイヤモンドの化身 / 「フェリーチェ」のパティスリー(24歳)

最初はつっけんどんで、とりつくしまがなくて……。
" この人、本当に恋愛対象になってくれるのかな(;´Д`) "と心配してしまったアマダスさん。
でもね、本当に
【孤高】という言葉がお似合いの、色素の薄い けぶるような容姿。
凛とした佇まい。
グラフィックが本当に、本作品の世界観を壊すことなく綺麗に表現なさっているなぁ、と感動させていただきました。
視覚で納得できますと、何と言いますか……。
シナリオへの説得力も増しますよね(*^-^*)!

また、カルミナの彼とは真逆に、人当たりは良いけれど、その分 個性が埋没してしまっていた征一郎さん。
これまた、どんな恋愛模様になるのかと楽しみにプレイさせていただきました^^
結果はもちろん!

両人ともが本作品の最愛キャラに確定〜〜(≧ω≦)vvvv

やっぱりですね、本作品は一人のキャラクターに、【現実世界】と【夢世界】のエンディングがありますので、申し訳ないんですけれど、どちらか片方は一歩踏み出しにくい内容に感じていたり……する部分もあるのです。
そこまで深刻な「このエンド嫌だなぁ」という感覚ではないのですけれど、二つの結末を比較すると、「ん〜。こっちの方が、より好きだなぁ」という感じで^^
その点、征一郎さんはラストに特攻したからですかね。
アマダスさんエンディングは、やはり苦手意識を克服した存在だけに、対外的には超人的な
(何でも成功してしまう)のキラッキラENDになっていましたけれど、彼が内包している「大切な人にはずっと傍にいて欲しい」という、脆いような部分はそのまま残っておりましたし。
現実世界の征一郎さんは、「あぁ! そんな良いところで終わっちゃうの(≧ω≦)!?」というような、まるで映画のようなな幕引きで、随分とうっとりさせていただきましたから(*^-^*)

ーーと、エンディングを語り出してしまう前に、まずはプロセスですよね!
上記で触れましたように、最初は本当にみちるちゃんを寄せつけなかったアダマスさんが、共通パートを経て、[ 第4章 ] にて、

「何度も来るなと言ってもおまえはやってくる。それなら……もう二度と離れるな」
「おまえの笑顔も、ぬくもりも、悲鳴も、涙のひとしずくまで、

全て俺のためだけにあればいい……」

と言ってくれた時には、もう〜〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv
嗚呼、ここまで選んできたアダマスさん選択肢は無駄じゃなかったんだ(T-T)! と思いました(笑)
そうなんですよ。
現実世界の征一郎さんは、何と言いますか。
みちるちゃんに対して恋心を抱いた瞬間がある程度、分かりやすいですから、その点心配はあまりしなくて済んだのですけれど。
アダマスさんは口調は冷たいし、眼差しも冷たいし(笑)
けれど、ここに辿りつくまでに、唯一西の塔に上がったみちるちゃんの異変に気付いて駆けつけてくれたりとか。
言外でのシグナルなら出してくれていたのですよね。
で、今回に至り、ようやく口に出せる想いになったと!
いう訳なのですね〜〜〜〜(
ノωノ)vvvv

そして、ここからだったと思うのですけれど、アダマスさんを通じて。
ひいては征一郎さんも、
【約束する】ことの嬉しさ、得難さをもう一度、信じてみようという気持ちになってくれたことが嬉しかった^^
誰に影響を受けるのではなく、
ヒロインこそが意中のキャラクターを変えることができる。という設定は、やはり乙女ゲの醍醐味ですからvv
「うぅ、これだよ。これ(≧ω≦)
vv」と喜んでしまった記憶がございます。
(あ。「約束云々」は [ 第5章 ] の会話でございましたね。先走ってしまいましたか^^;)

そして、[ 第5章 ] にてみちるちゃんは、征一郎さんのパティシエになりたいと思ったきっかけを知ることとなり、ますます現実世界の彼にも惹かれ。
更に、夢の世界へ赴くと、自分の寝顔をじっと慈しむように眺めていたアダマスさんにも惹き寄せられ。
外側からも、内面からも、同じ一人の男性に想いを傾けるようになっていくのですから。
ここら辺の流れるようなストーリー展開が、キラキラと綺麗で好きだなぁ、と眺めておりました(*´-`*)

しかし、カルミナの終焉の時間も迫り、
(ゲーム上)どちらか一人を選ばなければいけなくなった時。
[ 第6章 ] にて、アダマスさんがみちるちゃんのパートナーになった直後の、携帯に関する会話が可愛らしくて堪らなかったです!

現実世界での記憶は全て、征一郎さんの経験を紡いで自分のものとしていたアダマスさんでしたが、携帯電話の操作はドキドキだったようで、すぐ隣にいるのに操作方法を教えてもらう彼の可愛らしさと言ったら、もう
////

「もしもし」

「……なんだ、間違っているか?」
「いえ、あってます」
「では、なぜ笑う」
「こんなに近いと電話を通さなくても声、聞こえちゃうなって」
「……ああ、そうだな。右からも左からもおまえの声がする」
「こんなに耳許でおまえの声が聞けるのは……いいな。落ち着く」
「困ったらいつでも連絡してください」

「困っていなければダメなのか?」


ってね!!
や〜、何なに!?
距離感がなくなった途端こんなに甘くなっちゃう人なの、アダマスさんてばッッ8(≧△≦)8))))
と、輾転反側せずにはいられませんでした!
ああもう。
普段、毅然とした人が見せる不意打ちのすがるような言動に滅法、弱いんですってば(≧ω≦)
vvvv
現実世界への帰還直後に早速、喰らってしまった安上がりなワタクシでございましたよ(笑)

で! で
vv
[ 第6章 ] で、無事にアダマスさんの煌めきを損なわなかった末の恋愛エンディングでは!
以下、エンディング&エピローグからのセリフ抜粋でございますので、ネタバレをなるべく防ぐため、情景描写はなしで進めさせていただきますね(*´Ω`*)

「これからおまえの食べるケーキは全部、俺が作る」
「そういう……未来の約束をしよう、みちる」


(フォークで食べさせてくれます!)

「俺が手をかけて作ったものが、おまえの体の中に染みていくと思うと……

胸が騒ぐな」

キャ〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))
この先のみちるちゃんの体重を心配しちゃうと乙女として複雑になるけれど(笑)、エピローグも良かった!

「側にいてくれ、頼む」
「俺には才能がある。他の誰にも真似できないことをやり遂げる自信もある」
「だが、おまえが隣にいないのなら、なんの意味もない」
「俺の才能も、夢も、共に喜んでくれるおまえがいなければ虚しいだけだ」

「……愛してる」

と言ってくれるんですもの〜〜〜
vvvv
嗚呼、これまでずっと行ってきたみちるちゃんの呼びかけは、無事、アダマスさんに届いたんだなぁ、って。
【孤高】を言葉のままに受け入れる覚悟を決めた彼だけれど、たった一つの確かな拠り所があるのなら……。
後はもう、要らないですものね!
これから先、どんな妬みや そしりを受けても。
アダマスさんの容姿や成功に群がる女性に囲まれても。
傷を付けられることもなく受け流せるし、心が動くことはなくて、それどころか、ますますみちるちゃんだけが大切な存在になっていくという素敵な螺旋が続いていくのです!!
さすが至高のダイヤモンド(≧ω≦)
vv

揺れ動くことのない、この先の一生をかけた想いが嬉しくて幸せで仕方のなかったアダマスさんルートでございました(
ノωノ)vvvv

そして、そして♪
個人的に一番のお楽しみに取っておいた征一郎さんルート!
アダマスさんルートのような派手さはないけれど、やはりとても好きな流れでございました^^

[ 第6章 ] に入りまして、アダマスさんとの携帯電話のやり取りに悶えさせていただきましたが、征一郎さんもまた、もぉ
////
カルミナ城の出来事もあり、より一層距離が近くなった征一郎さんから
「俺のこと名前で呼ぶか、俺が名前で呼ぶか、どっちがいい?」と訊かれるみちるちゃん。
返答は選択肢で答えることが出来る仕組みなのですが、どちらを選んでも

「……俺のこと、もっと呼んで。聞きたい」

と、囁かれるこのセリフにすっかり腰砕けになってしまいました〜〜〜〜8(≧△≦)8))))
もともと【電話越し】という設定なので、声がくぐもっている他、そんな
vv
そんな、
低音で甘く言われたら……////
もう自分自身の原型を保っていられませんでしたよ〜(笑)

征一郎さんから受けたケーキを挟んでの告白は……正直、みちるちゃんを運命の女性と思うには弱いのじゃないかな? とは思いましたけれど、征一郎さんのお父さんの代からのクリームがあって。
それをみちるちゃんのおばあさんが食べていた記憶が、多分、受け継がれていて。
きっと、その上でのものなのだろうな、と自分を納得させている感じでございます(*´-`*)

けれど、それは私自身の中での脆弱性であって、征一郎さんは確かにみちるちゃんというかけがえのない少女に出会えたのですし、【毒END】【蜜END】共に想いを遂げられない結末も用意されていたにも関わらず。
みちるちゃんの手を取ることが出来る幸せを一生のものにすることが出来ました。

見目だって麗しくて、パティシエとして天才で、物腰だって柔らかい。

そんな女性からしてみたら放っておくことのない存在の征一郎さんだって、決して平坦な道のりを歩んできた訳ではないんだ、という。
そのことが余計に胸に刺さって、みちるちゃんが その全てを癒して満たしてあげられる存在となれたことが嬉しくて(T-T)!
うわぁ、うわぁ、と感動しながらこの先のエンディングまでを読み進めるばかりだったのです。

華々しくはないけれど、たくさんの仲間に囲まれることが出来た【蜜END】。
記者さんとの関係だって、これからはより良いものに改善されていくのだろうと思わせる描写。
何より、征一郎さんがずっと気に懸けていた人が来店してくれたんですもの!

きっともう大丈夫なのですよね^^
みちるちゃんに励ましてもらって。
みちるちゃんをも勇気づけて。
きっと順風満帆なだけではいかない「これから先」もずっと。
二人で寄り添っていられたら、全てを乗り越えていけるのだと感じました。

深刻なように見えて、決して深さだけを追求したシナリオではないと正直思いますけれど、優しさばかりを感じて睦まじい姿で終われるところが本作の美点だとも思っております(*^-^*)
才能には恵まれたけれど孤独だった彼の半生。
けれど、最愛の女性も、幸せな未来も、何もかも。
手に入れることが出来て本当に良かったね、征一郎さん!!





ルー / 徒狩 紅(cv.柿原 徹也)ルビーの化身 / 星遼高校2年生(16歳)

紅くんシナリオ、甘かった〜〜〜ッッ(*´Д`)
vvvv

多分、本作品の中で一番甘いんじゃないかな〜、って感じてます。
(シナリオの綺麗さでは城主に軍配が上がりますが^^)

そしてですね、ここから先は私の本ッッ当に個人的な感想になってしまうのですけれど……。

同じオトメイト様乙女で、「ヒロインが記憶喪失になっちゃった(;゚д゚)! 幼馴染みでハートのスートの彼がツンデレ最高(≧△≦)b
」的なタイトルがあるのですが。(どんな(笑))
その「彼」がね〜、本作品内でも幸せになってくれたのかと思ったくらい!
みちるちゃんが、ちゃんと紅くんのことを受け止めてくれたんです(≧ω≦)
vvvv

上記の記憶喪失タイトルでは本編でようやく両想いになって、FDその1では、私的にあまりに「ハートの彼」が不憫な内容で……(T-T)
どうしてもっとヒロインちゃんは「ハートの彼」に向き合ってくれないんだろう。と感じていましたので
(あ。FDその2は未プレイでの感想ですよ)、何だかもう。
私のその時のモヤモヤ感まで一気に昇華できてしまったかのようなシナリオ運びに、心拍数が急上昇でございました〜〜
////

うはぁ、すっごい満足です(*´Д`)
もう、この満足感で脳内補完してキャラレビュー終わらせちゃいたい気もふんだんにするのですが……。
いやでも、宜しければこのままお進みください(笑)


現実世界の紅くんは、どちらと言うと男子校に通っているだけあって、元気いっぱいなんだけど好きな女の子と話そうとすると顔が赤くなっちゃうタイプの男の子。
でも、夢世界のルーは、とにかく言葉攻めが素晴らしい(≧ω≦)!!
みちるちゃんと出会った瞬間から、
「さっさとオレのものになれ」「オレから逃げられるなんて思うなよ」的な発言をバンバンしてくれるんですvv
そんな中で、「うわぁ(*´Д`)」と嬉しくなってしまったセリフが以下のもの。
[ 6/8Moon ] で、ルーの自室で話していたみちるちゃんが、鐘の音を聞いて眠りに落ちてしまう瞬間に……、

「……夢の中でいいから聞けよ。

オマエがオレを一番にするならオレもちゃんと、オマエを一番にしてやる」


と囁いてくれるんですけれどッ(≧ω≦)
「違うよね? 逆だよね!?」と思ってしまったんです。
「自分が〜してやる」じゃなくて、ルーくんが迷いなくみちるちゃんを誰よりも愛したいから、みちるちゃんにも真っ先に自分を選んでもらいたい。
いち宝石としてではなくて、恋人として一番になりたいのはルーくんなんですよね!
あぁもう。
ここら辺の素直ではない愛情表現が堪らなく好きでございました(
ノωノ)vvvv

で、無事にFull Moonとなった夜の災害を経て【ルーくん / 紅くん】ルートに突入した後は。
まずは、いろんなルーくんを見れて楽しかったなぁ、と思っております^^

現実世界では紅くんの身体に関する悩みを垣間見つつ、夢世界ではルーくんがマチュラとの攻防戦を繰り広げてもいました。
そこでね、みちるちゃんを連れ去ろうとするマチュラに掴みかかろうとしたルーくんが、

「いってぇ! なにすンだよッ。髪、引っ張ンなよ!

禿げンだろ!」

と、叫んだ時には、最初ポカーン(;゚д゚)。
その後には爆笑してしまいましたから〜〜(≧ω≦)
「こんな……。こんな緊迫感漂うときに、そのセリフ〜!」って(笑)

まぁ、この後のやり取りの末に、統合の儀式を果たしたルーくんの個別パートに入るのですが、その時にもですね^^
以下、デートの翌日、とある事情からバイトを休まなくてはいけなくなってしまったことを告げるルーくんとの会話になります。

「オマエ、物わかりよすぎンだろ! もうちょっと寂しがれよな」
「正論言いやがって……たまにはワガママ言え」

「じゃあ、今日のワガママ一回分は今度に取っておきます」

「貯金かよ!」

と突っ込んでしまうというね(≧△≦)b

この時の会話のテンポがすごく好きで、「今度に取っておく」と言ったみちるちゃんも女の子として可愛さ満載で、「うふふ〜^^」と眺めていたのですけれど、まさか終盤のkey会話になるなんて思ってもみませんでした。
そこら辺は是非、本編で堪能なさってくださいませ〜^^

で!
さらにこの後のシーンとなります。
もともと違う学校に通っている二人が、テスト期間中はアルバイトも自粛しなければいけなかったので、期間終了後、ようやく会える! という時のもの。
テスト終了後、待ち合わせているみちるちゃんを背後から抱きしめながらのセリフでした
////

「バーカ。チカンに遭ったみたいな声上げンなよ」
「まあオレがチカンだったら、オマエ専用だけどな」


え(笑)

「ル、ルーさんっ」
「ああ、もー……

オマエの成分が足ンなくて死ぬトコだった」

キャ〜〜〜〜〜8(≧△≦)8))))
「オマエ専用の〜」は思わずルーくんの言葉にツッコミ入れそうになってしまうくらい、おバカで可愛かったけれど、最後の「成分〜」がもぉ。

柿原さんボイスの本領発揮すぎて(〃ノωノ)!!!!

うぅぅ
////
柿原さんて、基本、格好良いなぁ、と思える男の子のお声を出すときって、その……多少、息を溜めて話してくださるじゃないですか。
と……「吐息」というヤツですよね(≧ω≦)!?
(← 気恥ずかしい!(笑))
上記のシーンではCGも表示されてるし、画面越しに聴こえるルーくんの声は色っぽくって格好良いし……。
もう、いろいろとツボを刺激されまくって身悶えするしかない場面でございましたぁぁ(*´Д`)
vv

ですが、こんな風にみちるちゃんには激しくも一途な愛情を注いでくれつつも、ルーくんが抱えている問題が解決される訳ではなくーー。
ルーくんの深層心理は、今はもうなくなってしまったはずのカルミナへ逃げ込んでしまいます。

「逃げ込む」……とは違うかもしれません。
とにかく「紅」としてではなく「ルー」として、自分を見つめ直す場所が欲しかったのですよね。
その姿を夢の中で、ガラス越しという状況で見つめる みちるちゃん。

「……怖がってばっかだ。アイツのことも、いつかうんざりして愛想つかれるんじゃねーかって」
「一晩寝たら消えてンじゃねーかって気がして……おっかなくて、うまく眠れねー」
「……なーんて言ったら引くだろーなぁ。やっぱ」


眠れないなんて……知らない。
そんな素振りも、言葉も、ぜんぜん聞いたことがない。
でも、それが徒狩紅というひとだ。
ピジョン・ブラッドーー鳩の血の結晶。
宝石の王者、ルビー。

「わたしは……それが欲しいです」
「ルビーが欲しいんです、あなたの」

「全部、まるごと……あなたをください!」

ガラス越しに懊悩してる姿を眺めつつ、自分の声は届かない。
そんな場面ではございましたが、ここで感極まってしまいまして〜〜(T-T)
だって、今までこんな風に攻略キャラクターの男の子を求めてくれたヒロインっているかなぁ、と感動してしまったんです!
「自己陶酔している場面」と斬って捨てられてしまえばそれまでなんですけれど、すごく綺麗な恋愛感情だなぁ、とただただ嬉しく感じたのでした。

この後は、上記「貯金」会話が核ともなってエンディングへと分岐します。
ルーくん【毒END】は、さすが押し殺していた感情を糧にしただけあって、Perfectな内容だったと思います。
まさにシンデレラストーリー^^

逆に紅くん寄り
(【蜜】ルート)で進めていきますと……。
うん、私はこちらの方が好きでございました^^

紅くんの翼がもぎ取られてしまった現実は変わらないけれど。
超人的な結末を見るのでもないけれど。
自分の足で着実に歩を進めようとしてくれたし、疎遠だった仲間ともまた温かな関係に戻りました(*^-^*)

きっと、紅くんはこれまで、どこか目を逸らすための言い訳にもしていたかもしれない みちるちゃんの存在こそが、自分にとって唯一つの大切なものだと刻み込んだのですものね。

「好きなんだよ、大好きなんだ。しつこくてゴメン、でも、ほかの言い方がわかんない」

「ちょうどいい距離感とか、見つけられない。
オマエの前にいると自分がガタガタ揺れていいヤツでいらんない」


「たまに……大事にできなくてスゲー凹む。
けど、いつだって側にいてほしい。すごくワガママなんだ、オレ」


うう〜〜(T-T)
vv
しかもですね、このセリフの後にヒロイン・みちるちゃんも一生懸命、紅くんのことを好きと想っている気持ちを伝えてくれるのです!
何度も、何度も!!
ここが本当に幸せで〜〜(⊃Д⊂)
vvvv

「ちょっと……黙って」
「いっぺんにそれ……言い過ぎ。死ぬ」


そこから先の声は、ぜんぶ紅くんのくちびるに吸い込まれて、鼓膜まで届かなかった。


というキスシーンも大好きでございました(T-T)
vv

ストン、と両足を地面につけることの出来た紅くんは、きっともうみちるちゃんしか要らないのでしょうし、深く想って離してはくれないんだろうなぁ、とも思います。
天辺からの挫折も知っている彼だから、その愛情は時に強引でもいつでも芯に真心があるはずですし^^
そんな彼が、好きだなぁ。
大好きだなぁ! と思えるエンディング&ルートプレイでございました(*^-^*)





サフィ / 澄原 蒼史(cv.鈴木 裕斗)サファイアの化身 / 中学3年生(14歳)

蒼史くんは……中学生ながらにして、彼が纏
(まと)う穏やかな空気が大好きです(*´-`*)

共通パートで、散々「もしかして、家には帰りたくないのかな?」と匂わせる描写がありましたので、どうしてなのかと思っておりましたら……成る程、そうでしたか。

自身が目指したい目標と、歓迎されざる環境。
守りたい家族と、貫きたい夢。

上記、二つの私の感想は結局はどちらも同じことを暗喩しているつもりです。
ですが、蒼史くんがどちらに重きを置きたいのか。
それで彼の命運は大きく変わっていくーー。
その節目に、みちるちゃんは蒼史くんと出会ったのだなぁ、と思いました。

私個人が先にカルミナ城主ルートをプレイしておりましたため、「どうしてサフィくんという存在は、あそこまで捻くれているのか」ということを掌握しながらストーリーを進められたことも、蒼史くんシナリオを堪能する際に良かったと感じたことでした。

だってね、分かるんですもの。
カルミナ城でサフィくんが、「誰にも期待していない」「独りでも大丈夫」「僕に構わないで」と訴えかけてくる気持ちが(T-T)
全部、全部、裏返しだったのですよね。

サフィくん
(=蒼史くん)だけを構って欲しいし、傍にいて欲しい。
自分の夢を応援して欲しい。
お願いだから、辛い表情じゃなく笑いながら僕と話してーー!

これらはネタバレをしてしまいますと、みちるちゃんへ宛てた気持ちではございません。
もちろんですね、サフィくんも蒼史くんも、自分自身を見つめてくれようとしているみちるちゃんのことを想っています。
自分にとって大切で、胸が温かくなる存在だと認識し始めています。
でもなぁ、と思ってしまいました。

恋情と家庭環境って別物じゃないですか。

むしろ、家庭環境=自分の基盤 がしっかりしていなくては、恋愛感情だって健全なものにはならなく。
むしろ弱々しい、とか心に負い目を感じたままのものになってしまうのではないかな、と感じています。
(恋情だけはない負の感情も併せ持って相手を求めてしまう、と言いますか……)
個人的にですけれど(>_<)!

私は子持ちですが、自分の子どもの夢を拒絶してしまうまでの思いを味わったことがありません。
あんなに「好き」と全身で言っているのに、それでも、認められないものなのですね。
確かに、夢だけじゃ生きていけませんし、自立するなら経済的に不安のない職業に就いて欲しいです。
でもなぁ……蒼史くんはまだ中学生なのに……orz

まぁ、乙女的に「そのように設定してあるシナリオ」というだけなのですが。
ダメですね、何だか親という立場でもグルグル考えてしまいます^^;

ーーと、上記のように、蒼史くんシナリオは彼の根本をどう支えてあげるのか、といった内容で進んでいきました。
基本的に本作品はLightな内容になっておりますので、みちるちゃんは話を聞いてあげるだけ。
大切なことは蒼史くん自身が立ち向かっていきます。
でも、このような「陽が射すのか。翳りゆくのか」という人生の重要部分で、

蒼史くんのためだけに。サフィくんのためだけに。

向かい合って、話を聞いて、心を砕いて。
彼のためのだけに時間を使う。

そんな風に一途に想いを懸けてくれる相手がいるということは、本当にかけがえのないことだと思います。
うんうん、と頷いて隣にいてくれるだけのことが、何よりも沁み込んでいくのですから。

ですから、個別ルートでサフィくんが取った行動の先に……大きな暗礁があって、私だったら立ち直れない程の衝撃が待ち構えていた時も。
ぎゅぅ、と包み込んでくれるみちるちゃんがいたから、

「ずっとずっと、大切に……愛してあげる」

という、サフィくんらしい告白に繋がったのだと思います(*´-`*)

サフィくんルートは、空の写真をモチーフにしていることとか、蒼史くん自身の人となりが淡泊だったりとか。
五大宝石の中でも透明感が高い、と個人的に感じておりましたので、その分、私自身が悲哀の感情にも大きく支配されてしまいました。
本人自身である蒼史くんルートよりも、サフィくんルートの方が明確な家族の「その後」が描かれていましたので、

嗚呼、よかった。
『Jewelic Nightmare』がシナリオの起伏が少ない系統の作品で本当に良かった。

と、胸を撫で下ろす結果となりました。
そうではなければ、私だったら胸を抉られて大声で泣き叫びたいくらいの結末でございましたから……。

そして!
サフィくんルートプレイの次に見ました蒼史くんルートでございましたが、私個人は断然、蒼史くんエンディングが好きでございます〜^^
いやぁ……サフィくん【毒END】はですね。
みちるちゃんに対する愛情はもちろんあるのでしょうけれど、「縋りついている」比率もまた高いのではないのかな? と感じてしまったのです。
でも、蒼史くん【蜜END】では
(心中、割り切れない部分はこの先ずっと残るのかもしれませんけれど)きっちり線引きをして前に踏み出してくれたのですよ(*´-`*)
それが嬉しくって!

「前にも言ったけど……あなたと出会ったからボクは変われた」
「ボクも……サフィも、みちるさんに救われたんだ」
「それと、あなたに伝えたいことがもうひとつある」

「みちるさん、あなたが好きです」

このね〜、飾り気のない告白がね〜〜。
大好きだったんですよぅッ
////
更に、この先の展開もね(≧ω≦)!

「そういえば、肝心なことを言いそびれちゃったんだけど……」
「ボクとお付き合いしてくれませんか?」

「……それって改めて聞くようなこと?」
恥ずかしさに頬が熱く火照ってしまい、蒼史くんを直視できなくてうつむいた。
「大切なことだよ。両想いだって分かっただけじゃ恋愛はスタートしないんだ」

(みちるちゃん「OK」の後)

「ボクたち、恋人同士になったんだね」

って、もぉッ。「キャ〜〜〜〜〜8(≧△≦)8))))」でした!!

「スタートしない」は本当にその通りだと思います。
私もこの歳になると、いろんな恋愛の形を見聞きしているので特に。
ですから、蒼史くんに「なったんだね」という幸せ宣言がとっても嬉しくって、私も幸せで(≧ω≦)!
サフィくんはその熱で絡め取っていくようなエンディングでございますが、蒼史くんの身の丈にあった優しい結末も大好きでございました(*^-^*)


蒼史くんは中学生でありながら、「物静か」を如実にイメージ出来るあの洗練された物腰!(笑)に、すっかり私が夢中になってしまいまして、「蒼史くんんたら、わざわざ女子高校生を捕まえなくても、いくらでも中学校でモテそうなのに」とも思ってしまったのですけれど、違うのかもしれませんよね。
中学校での彼は、それこそ目立たなく他者に混じって埋没することで、わざと自分から個性を消しているような感じもしましたから(*´-`*)
でも、そこも。
みちるちゃんという素敵な恋人が出来たことで変わっていって、女子中学生たちが格好良く変貌した蒼史くんを前に「ムキー!」と悔しがるというね(笑)
そんな妄想を脳内でしていたら結構、楽しかった(*´艸`)ヲホ

脱線しちゃいましたけど(笑)
蒼史くんルートは静かで、深くて、でも彼の想いのさざめきに たゆたえるようなーー。
そんな、まさに「青く透明に」感じられるシナリオが大好きでございました(*^-^*)
vv





エメル / 泉翠 巧磨(cv.吉野 裕行)エメラルドの化身 / 生徒会長。3年生(18歳)

初周で共通BAD END を迎えた後、キャラクターとしましては一番最初に攻略したエメル&巧磨先輩ペア^^

最初はですね〜、よく分からなかったんですよ。
エメルがどうしてあんなに冷徹そうなのか。
ううん、冷徹ぶって見えるけれど、決して酷薄なだけの人でもないですし、私からしてみればどっちつかずな男性でした……。

ですから、そこの部分が気になりまして初手攻略に臨んだ訳なのですが、無事に解明致しましてスッキリ(≧ω≦)!

もちろん、最初は分からないまま読み進めていく他はなく、エメルが気になりつつも、

ほんわかほんわかした巧磨先輩に和んでしまったり。
[ 3/8Moon ] で先輩が読んでいた「テーマパークを舞台にしたミステリーもの」って『バク★ハン』!?
と、気になってしまったりとか。
(オトメイト様より発売中の乙女タイトル^^)
真咲ちゃんにライバル視を抱かせる、その図書室のラインナップ
(ウミウシ!)における造詣とか。
同じく真咲ちゃんに「おじいちゃんみたい」と言われて、ほころんだように笑う先輩が素敵だとか。

穏やかな先輩にも惹かれていってしまったのです
////

そしてですね、みちるちゃんが宝石の国・カルミナに招かれてパートナーを選択しなければならないFullMoonの日に。
それまでは優しい面しか見せてくれていなかった、現実世界の彼ら5人が抱えている悩みを垣間見せられるのですが、ここの流れがまた良いなぁ、と眺めさせていただきました。
このまま たゆたうように流れていくだけなのかな? と思われた小さな幸せに満ちていた日常は、実は「彼」が内面に隠し持っていた慟哭に気付いていなかったからこそ過ごせていた日常だったんだ、と知らしめされたから。

例えば、巧磨先輩はただ穏やかな人なのではなく押し寄せる波に揉まれながら、それでも凪いだ時間を過ごしたくて「フェリーチェ」に通っていたのだ、と気づかされるんです。
そして、その事象はそのまま夢世界のエメルに繋がっていてーー。

彼、エメルが巧磨先輩の抑圧された、押し殺してしまいたい感情そのもの

なのだと、城主を通じて知った時には「ああ!」と深く納得してしまいましたから。

確かに、彼ら五大宝石がパラノイアなのではなく、それぞれが相応する人格の「本人が認めたくない部分」「目を背けたい自分」なのだとしたら、エメルが基本は冷徹でありながらそれに徹しきれない優しさをも持ち合わせていることが納得がいくのです。

「そっかぁ、そっかぁ、そうだよね。どっちもが先輩自身なんだよね(*´-`*)」と、ほっこり嬉しくなってしまう私がいたのですが……う〜〜。
どうなのでしょう。
[ 4章 ] からの流れと [ 6章 ] で確定されてしまう現実。
最初から抵抗なく読み進められた方って、どのくらいいらっしゃるのかなぁ、と考えてしまいました。

まずですね、[ 4章 ][ 5章 ] なのですが。
宝石の国・カルミナにおきましてクズ石たちの暴動が起き、それに巻き込まれてしまった みちるちゃんを守るために、その時攻略している宝石キャラクターが消滅してしまうかもしれない、という流れに五大宝石全員が陥ります。
そこで、「彼」を救うためには現実世界で宝石の欠片を手に入れることが最善策である、とカルミナ城主に教えられるのですが……ここがね〜(;´Д`)

ぶっちゃけて言ってしまえば、現実世界の「彼」の悩みを垣間見た時に宝石の欠片を入手することができるのです。
その時に みちるちゃんがいちいち「あ! ××さんの欠片!」と反応してくれるので、何と言いますか……。

現実世界の「彼」の悩みそのものを心配しているのではなく、宝石の「彼」を救うための【手段】になっているのじゃないか

と感じられてしまって、寂しくなってしまったのですよねorz
「もっと、隣にいる「彼」自身のことも見てあげてよ!」と、ついつい思ってしまいましたもん^^;
まぁね、表裏一体のキャラクターを攻略対象としているが故の流れなのだろうな、とは思うのですけれどね。
みちるちゃんの言動に現実世界の彼への誠実さが足りないように感じてしまったのです。

そして、更に [ 6章 ] 。
ここで、

「えっ!? 宝石の「彼」を選んでも、結局は現実世界の「彼」に統合されちゃってるってこと!?」
「宝石の「彼」そのものと恋愛できる訳じゃないの!?」


と、驚かれた方も多いのじゃないでしょうか?? と思っておりました(>_<)
や、私がそうだっただけなんですけれどね(笑)

ですが、しばし呆然とした後プレイした結果。
【毒END】、つまりは宝石ver. の結末として、一番エメルのエンディングが好きになりました!!
自身が望む未来を手に入れるため、まずは成さなければいけないことをし。
そして、みちるちゃんの手を取って、いざーー!

という。
うわぁぁぁ(≧ω≦)
vvvv
あのラストはカルミナver. の内容として好きな方が多いはず! と、拍手を以って迎え入れることができました〜〜(ノ≧∇)ノシ
最初にして最後の夢世界ENDへの陶酔感だったかもしれませんが(笑)、新たに君臨する主としてエメルが相応しい! と嬉しくなってしまった結末でございます(*^-^*)
(更に、二人だけの世界ではなくてクズ石たちに優しい未来となっている部分も大好きでしたvvvv

そして、巧磨先輩ルートもまた実に納まりの良い内容でございましたね^^
まぁ、正直に言ってしまえば乙女ゲにおける王道展開でございますので、嫌味もなく、けれど必要以上に高揚もしない終わり方でございましたが、でもでも!
巧磨先輩が逃げるためだけに「フェリーチェ」で過ごしていた静かな時間を、今度はみちるちゃんと共に心から安らげるものと出来たことが一番なのだと思います(≧ω≦)!!

嬉しいな。
エメルも自分自身のやりたいことに着手をし、巧磨先輩だって盤石の安寧を手に入れることが出来た^^
2人ともが幸せで嬉しいよ〜〜(≧ω≦)v
vvv

と、感嘆できたルートプレイでございました(*^-^*)♪





アレン / 彩瀬 七魅(cv.羽多野 渉)アレクサンドライトの化身 / カリスマ美容師(27歳)

五大宝石の内で初手攻略したのは、性格がいまいち読めないと感じたエメルからでした。
が、きっと初見では一番アレンが鬱陶しかったと思います。
迷わず二番手攻略しましたからね^^;

や〜だって、みちるちゃんのことを好き好きオーラ出してくれるのは良いけれど、すぐに感情的になって怒鳴って喚いて。
そして、すぐにわんわん泣き崩れる。
う…………。

鬱陶しいんじゃ〜〜ッッ(;゚д゚)!!

と、叫びたくもなってしまったのですよ(笑)

現実世界の七魅さんは、とにかく大人で柔らかな雰囲気の男性だったので、「何故? 何がどうなってアレンが彼の中に同居しているのか??」と不思議で堪りませんでした。
が、逆に、みちるちゃんへの愛情面から考えると、最初から好意を寄せざるを得ないカルミナの住人・アレンさんがみちるちゃんに惚れてしまうのは分かるけれど、共通パートでそれほどの接点がない七魅さんが、どうして事あるごとに みちるちゃんに親切にしてくれるのか分からなかったのです。
夜の夢=アレンさんを通して……と考えれば、納得がいくようないかないような……。
あ!
そういえば、きっかけは「髪の毛」でしたね!!
共通SAVEを作って、出会いのシーンをあらかた飛ばしてしまっていたので忘れていました^^;
でも……「髪質」が好みかぁ……う〜〜ん。
まぁ、きっかけなんて些細な起点ですよね。
最初の小さな「好意を抱く」という出発点が大切なのであって、その基盤があるのならば存外、愛情が積み重なっていくのは簡単なことなのだと思います(
*^-^*)
(私自身も二次元キャラにはすぐ惚れてしまうので分かります!(笑))

さて。
アレンさん&七魅さんのお話に戻りますが、アレンさんは最初こそ鬱陶しかったですけれど、選択肢を重ねるごとに、どんどんみちるちゃんへの刷り込みが強くなっていく様が堪りませんでした(*´艸`)
vv
泣いても喚いても、最後には「大切にしたい」という気持ちが伝わってくるようになるんですよ〜^^

みちるちゃんのことが好きなのに、時間が来るといつもいなくなってしまう寂しさに耐えかねて、

「どうせいつかいなくなるのに……それならいっそ俺の前に姿を見せないでよ!!」

と叫んでしまうのは、幼さを押しだせるアレンさんだからこそ言えたセリフだと思います。
好きな人に会えない方が寂しいに決まっているのですけれど、それでも拒絶をする方が楽なんですよね。
その矛盾する気持ち、よく分かりますもん。
だからこそ、アレンさんが邪気なく発する言葉の数々に共感を覚えやすく。
そして、どんな態度を取っても最後にみちるちゃんへの思い遣りを見せられてしまうと、簡単にほだされてしまった私がおりました。
私にとって受け入れやすい人だったのですよね、アレンさんは^^

その反対で現実世界の七魅さんは、落ち着いた口調で話してくれる
(← 話し方は断然、アレンさんより七魅さんの方が好きです〜(≧ω≦)vvvv、常識を持った男性でした。
周囲の人との輪を大切にしようとしているのですが、歳相応に意地悪な面もあったりしてね
vv

髪型だけではなく、みちるちゃんをモデルにして縫製もしたい願望が出てきた七魅さんは、彼女のために高級な布地もあつらえーー。
そのことに恐縮したみちるちゃんが、一度断ろうとするのですが、

「決まってるでしょ。みちるちゃんの服だよ」

「じゃあ、君以外の誰かのために作ってもいいのかな?」


と切り返してくるのですよ〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
vvvv
狡いですよね!
大人ですよね(≧ω≦)
vv
みちるちゃんが逡巡している気持ちを察した上で、わざと逃げ道を塞いじゃうの。
それも低音優しげボイスで〜〜〜(
ノωノ)!!

普段は気配りさんな人が見せる、
【ヒロインだけに向けられた意地悪仕様】って大好きなので、心行くまで輾転反側させていただきましたぁぁぁ////

そうかと思えば、

「ね……もっと側においでよ」
「ほら、こっち」

自分で動くより先に、強い力で引き寄せられる。
「側にいてくれるだけでいいんだ…… このまま俺と一緒に寝てよ」
「なんだか久しぶりに、ゆっくり眠れる気がする」

心底ほっとしたような声に、自然と彩瀬さんの頭をなでてしまう。
「ん……気持ちいい……」
「いつもひとの髪ばかり触ってるけど……

こうしてなでてもらうのは、初めてかもしれない」

ってね、気を許して、ほわん、としてくれる場面があったりね(*^-^*)

上記の会話はですね、夜、カルミナ城にてアレンさんの自室を訪ねたはずなのに、なぜか彼のベッドで眠っていたのは七魅さんだった。というシーンでございます。

色艶の意味ではなく、傍にいて安心したいから ちひろちゃんを抱き寄せて、すがりつく。
そこだけで庇護欲がそそられてしまうのに、「髪を撫でてもらうのは初めて」って、何気に爆弾発言ですよね
(≧ω≦)!?
だって、だって……。

そこまで「深い仲」になった女性がこれまでにいなかった

ということじゃないですか(
ノωノ)!!??

や……別に恋人がいなかった、とまでは断定するつもりはありませんけれど、七魅さんが ちひろちゃんに寄せる信頼ほどに心を許した女性が今まではいなかったんだなぁ、と偲ばれることが嬉しかったのです(*^-^*)

ーーと、こうした入れ替わりのシーンなどが盛り込まれまして、ちひろちゃんを間に挟んで直接的な接触はなくともアレンさんと七魅さんは、それぞれの想いをますます深いものにしていくのでした。

シナリオだけを追って行きますと、それはやはり……七魅さんを応援したくなるのですけれど
(家族のね、影がありますから(T-T))、でも、一途に揺るぎなくみちるちゃんのみを慕ってくれるアレンさんにだって、充分な魅力を感じてしまって。
もう、どちらをどちらとも選ぶことはできませんでした(T-T)
vv

そのまま [ 6章 ] を経て、最初に迎えましたのはアレンさんとの【毒END】でしたが、いつだって自分を飾ることをしなかった彼が みちるちゃんのために留まる努力を重ねた揚句、掴みとった幸せは本当にサクセスストーリーそのもので、二人のために「良かったねぇ。良かったねぇ(⊃Д⊂)!!」と温かな気持ちになることが出来たのです。

そして、その後に見た七魅さんとの【蜜END】は……。
やはり感動の幅が違いましたよね〜〜(T-T)
vvvv

終章のネタバレシーンのため情景描写はせず、セリフのみの抜粋で失礼致します。

「おまえは俺に、自分のために生きてほしい……って思ってたみたいだけど」
「もう大丈夫。ーー俺のことは心配しなくていいから」


うぅぅぅぅ〜〜〜〜(T-T)!!!!
ここのセリフをあくまでも相手主体で話していること。
つまりは、七魅さんの中でいまだ鮮やかな存在としてあり続けているんだ、というように推量しましたら、もぉ!

あんな場面で平服で、しかも恋人候補の女の子を着飾らせて登場させちゃあ駄目でしょう。と常識では思いますけれどね。
でも、フィクションとして考えたら、それはもう感動的な場面になる訳で(⊃Д⊂)!!

エピローグもどれだけ馬力があるんだ七魅さん! と思わざるを得ませんが(笑)、希望に満ち溢れた内容となっておりますし、きっとこれからの人生全てが順風満帆にいくところが乙女の醍醐味でございますものね^^

七魅さんの誠実さも、アレンさんの無邪気な一途さも。
どちらも幸せいっぱいに感じたルートプレイとなったのでございました(*^-^*)
vvvv





カルミナ城主(cv.津田 健次郎)年齢不詳

まさか、まさか、あんなに素敵だったなんて! カルミナ城主〜〜(
ノωノ)vvvv

や……だって……、と言い訳なんですけれど(笑)

城主って初見では初老男性もいいところだし、痩せぎすだし、お声が津田さんでウットリしてしまうこと以外、五大宝石には適わないんじゃないかしら??

ーーだなんて軽く思っていた私を叱り飛ばしたいです!!
さすが隠しキャラ!
さすが2周目からのルートOPEN!!
その秀逸なシナリオは多分、『Jewelic Nightmare』の世界観を損なうことがない随一の内容なんじゃないかな、と感じているくらいです!!!!

五大宝石にそれぞれの魅力で言い寄られることも勿論、嬉しいけれど。
夢の中で目が覚めて、一番に城主さんの顔が見られる安堵感。
独り物静かに佇んでいるから、そこだけ空気の流れがないように穏やかで、和やかで……。

城主さんが好んで飲んでいるエスプレッソ
(だったかな?)のCGイベントでは、頭の中で、
「夢の産物なんだから、五大宝石は排泄だってもちろんしないだろうし(笑)、食事だって摂らなくて良いんだよね?
ということは、紅茶とか珈琲は空腹を満たす手段ではなくて、嗜好品ということになるのかな?」
ということまで、つらつら考えてしまいながら
(すみません^^;)、城主さんが醸し出す静けさに、ほぅ、と嘆息してしまいました(*´Д`)vvvv

私が傍
(はた)で見ていてこれだけ城主さんに好感を持ってしまうのですから、その傍らにいるみちるちゃんは、もっともっと城主さんの虜となっていたのですよね。
五大宝石の彼らよりも誰よりも。
城主さんの傍にいたいと願った彼女は、カルミナの世界が不安定になってしまった後、不意に現実世界で城主さんと出会えることとなりました。

[ 5章 ] にて、何の前触れもなしに「フェリーチェ」の近くで城主さんを見掛けたみちるちゃんは、「現実世界に来ている城主さんは、例えば私が夢を見ているような感じで、実体がなく魂だけでこちら側に来ているんだ。それならば……」と、

(城主さんの夢を楽しくて幸せな夢にしよう。おばあちゃんとの優しい思い出になるように)
(わたしでもできることが、ちゃんとある。よかった……)
なのに……なぜか、ちくりと胸が痛んだ。


このように独白してくれるのです(≧ω≦)!
城主さんの正体は本レビューでは明かしませんが、彼はヒロイン・みちるちゃんの祖母に大切にされたからこそ、みちるちゃんを守りたいと思い、おばあさんの分まで幸せにしてあげたいと願うようになりました。
だからこそ、一途にみちるちゃんに尽くしてきたのですが、みちるちゃんの胸にはいつの間にか感謝だけに止まらない、小さな嫉妬心が芽生えるようになっていたのですよね。
もちろん大切な祖母はもういなくて、城主さんにとっても思い出でしかないと分かっているのだけれど、彼がその思い出を大切に大切に温めているからこそ、寂しくなってしまうし、祖母から離れて自分自身を見てもらえないことに胸が苦しくなる。
嗚呼!
何て素敵な乙女展開なのでしょうかッッ(ノ≧∇)ノシ
vv
ここらへんのもどかしさが本当に堪らなく好きでございました〜
////

そうそう、ここで。
このシーンでみちるちゃんが思い出すのですよね。
カルミナに初めて召喚された夜、城主さんに告げられたセリフ。

「これは、お前の願いを叶える。肌身離さずにおくがいい」
「特別な力などない。

ただ、その石は恋をしているのだ」

ーー「恋をしている」のは城主さん?
なら、その「恋」は一体、誰に向けられたもの??

とね!
みちるちゃんが内心ぐるぐる感じてしまっているに違いない切なさがねッッ。
とても良いではありませんか〜〜〜〜ッッ(
ノωノ)vvvv

そして、そのまま城主さんと町内を散歩することとなったみちるちゃんですが、この時の会話が(≧ω≦)!
とあるショップのディスプレイされた服を見初めてのものでした。

「あ……あの服、可愛いな」
「ふむ……ああいう服が好きか」
「ただ……」
「もしも私があつらえるのならば、もっと飾りたい。……髪には花を」
そう言って、指がそっと私の髪に触れた。
「首許にはレースを。胸許にはさり気ないフリルを」
言いながら、指でたどって触れてゆく。
首筋ーー鎖骨。
さらに下へ行こうとして、止まった。


「……いったいなにをしているのだ、私は」


キャ〜〜〜〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))

城・主〜〜〜〜〜〜〜ッッ(〃ノωノ)
vvvv

これはですね、アレなのですよ。
城主の実体はカルミナ城にありますので現実世界に赴いているとは言え、みちるちゃんと一緒にいる城主は思念体であって、他の人には見えていないのです。
ですから例え道の往来で、ちょっとね、アダルティなことをしていても(笑)完璧【二人の世界】な訳であって、みちるちゃんにしか見えない仄かな甘さの官能な訳なのですよ〜〜〜ッッ(ノ≧∇)ノシ
vvvv

ああもぉ、ああもう!
見えてないからって、城主ったら何て婀娜っぽいことをしてくれるのか!!
本当に堪らないシチュでございました
////
(あ。もちろん、ここでですね。祖母の面影を感じさせず、「みちるちゃん」本人へ想いを懸けてくれているんだよね!? と感じさせてくれる城主の心情も大好きだったのでございます(
*^-^*))

そして、この先に【統合の儀式】を行い、夢世界と現実世界の齟齬をなくすよう取り計らおうとする城主の姿に、本作品の真相部分が解明されることとなるのでした。
これは……えぇ。
上手くまとめられていたのではないかな、と思います(
*´-`*)

* 祖母の遂げられなかった想いから、「カルミナ」は創造されました。
→ 人の人生は限りあるもの。縁はあっても添うことはできないかもしれない。
→ 宝石言葉で「予知」も持つ城主が、みちるちゃんのパートナーになりそうな男性を選り、その現身として夢で引き合わせる。
→ 現実世界での二人の絆をより確かなものとするためにーー。

と、上記のように説明されてしまえば、「成る程なぁ」と納得してしまう訳で。
彼らが宝石を模していたのは、城主そのものの存在もあるのでしょうけれど、みちるちゃんの祖母が大切な恋のことを宝石のように感じていたから。

更に上記のことを踏まえつつ、城に集められた五大宝石のことを思うと……。

彼らはいわゆる「本体」にとって抑圧された感情で、目を背けたい&蓋をしてしまいたい部分なのですよね。
その彼らだって、捨ててしまって良い部分なのではなく、それぞれが感情を持って胸の中にいるのです。
隠されていても煌めくことを忘れず、確かに存在しているのですよね。

そのように考えたら、辛い部分を押し隠して笑顔で生きて行こうとする現実世界の「彼」だって愛しく感じてしまうし、覆われているようでいても、みちるちゃんと出会ったことで何とか負の部分に折合いをつけようとしてくれる夢世界の「彼」にだって、ときめいてしまいます(≧ω≦)!
どっちもね、ぎゅうぅぅ、って抱きしめてあげたくなってしまいましたから!!


……と、話が少し逸れてしまいましたが、後は無事に城主さんとのエンディングを迎えれば良いだけになっておりました。
他のキャラクターでは悲恋ENDにおいて、「用語登録」は成されないのですが、城主にのみ切なくなってしまう用語が準備されていて……。
それもまた、本作品内でやっぱり城主は特別な存在なんだなぁ、と感じる一端となっております。

でも、幸せなエンディングが一番ですよね^^
現実的に考えると、今は良くても みちるちゃんが加齢する度、寂しさが胸に巣食い、「何やってるんだろう、私」と我に返ってしまう率も高くなってしまう内容なのじゃないか……、と無粋にも感じてしまうのですが。
乙女ゲームなんですから、結末の綺麗な部分だけを心に残して余計な部分は遮断するのが吉なのでございましょう(*^-^*)
きっとこの先も二人は愛情ばかりに包まれて過ごしていくのでしょうから、無用の心配なのでございます。
「カルミナ側」のエンディングとして、エメルさんと城主の内容がしっくりと来る大好きな幕引きでございました(*´Ω`*)
vvvv





以上が、キャラクター語りでございます。

「正直、そこまで深く本作品に傾倒した訳ではないけれど、でも楽しかったぁ(*´Д`)」
という気持ちが伝わっていましたら良いのですけれど……。


本作品は、文章もくどいところはなく読み進めていくことが出来ますし、グラフィックがとにかく美麗なことは何度も申し上げている通りでございます。
同じ宝石をモチーフにした作品と言いましたら、オトメイト様でPSP化されました他のタイトルも頭に思い浮かぶのですが、あちらは恋愛シナリオに特化した作品でございましたものね。
勿論、私の大好きな作品でございますので、あげつらうつもりは毛頭ございませんが【ゲーム性】に関しましては、やはり本作品に軍配が上がります。
同じ宝石を扱ってはいても、味付けもキャラクター設定も全く異なっていて。
そこを比較しながら楽しんでいたりもしました(*^-^*)
(少し?前の作品になりますので、タイトルをチラリと……。『GARNET CRADLE』でございます)

後は
「マチュラ」に関しましても少し。

彼は、どういった存在だったのでしょうね。
征一郎さんルートの場合と、他キャラクターの場合では存在意義が異なるのですよね、やはり。
もちろん貴石にあだなす部分は不変でしょうけれど、征一郎さんの場合、マチュラを通して決別することが出来る【存在】がございましたから、そのためにも生まれてくることは必然だったのでしょう。
ですから、穿った見方をしてしまえば。
「クズ石たちだけでは美的にも麗しくなく、アンチヒーロー的な存在がいた方がストーリーが引き締まるなぁ」という理由以外にも必須キャラだったのだと思います(笑)

まぁね、そんな私のこじつけた見解は置いておいても、

「おまえは、永遠に俺のものだ」

と、彼に言われ、終焉を迎える共通BADの美味しさが何よりのご褒美でした(≧ω≦)!!
いやもう、藤原さんに上記のセリフを囁いてもらえるだけで本望でございます〜
////

あ。そして、蛇足ながら。
城主の誤りによって生じてしまったマチュラさんですが、その錬成?が失敗だったと判った時、

「む。失敗したか……。これはしまったーー」

とでも、城主があの澄ました表情のまま、チラリと考えていたら面白いなぁ〜(*´艸`)
vv
と妄想をして楽しんでおりました(笑)
個人的には、その瞬間の城主にも大きく萌えてしまい仕方なかったです(≧△≦)b


後は、上記でも脇道感想の中で述べました【ゲーム性】。
選択肢自体は、何ら難しいものではございますため、スパイスとしての「用語辞典」がオツな項目だったなぁ、と感じております。
素直に進めるだけでは入手できない単語が2つ程ございまして、選択肢を試しながらそれらを入手できました時には「おぉ! やっぱり色々試してみて良かった〜!!」と感動しましたから^^
まぁ、それ自体も難しい仕掛けではなかったのが、更なる好印象でございました
vv


えぇと……。
どう、まとめて良いものか、どんどん 取り留めのない感想になってしまいしたが^^;

*浅くはなく、けれど、そこまで深いシナリオも求めていない。
*グラフィックのクォリティの高さで癒されたい(*´-`*)
*シミュよりもアドベンチャー形式の方が、時間的に丁度良い。
*ドロドロしたものではなく、綺麗な表現の恋愛を堪能したい!

そのような方には、是非。
あまねくお勧め出来る、安全度の高い作品だったと感じております(*^-^*)
vvvv

(2014.02.18 UP)