遙かなる時空の中で2





メーカー

コーエー (2001年09月28日発売【Win】)(2002年02月28日発売【PS2】)

「遙かなる時空の中で2」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社コーエーテクモホールディングス様に帰属します。



ストーリー

ごく普通の高校1年生、高倉花梨は不思議な声に導かれ、異世界・京へ降り立ちます。
そこは、先帝・院側と今上帝・帝側の勢力が対立し、飢饉や天災に苦しめられている世界でした。
そこで花梨はこの異世界を救う“龍神の神子”だと告げられますが、花梨を助ける役目の“八葉”も院側と帝側に分裂していてまとまりません。
八葉との絆を深めつつ、京を苦しめている“鬼の一族”をなぎ払い、最後に花梨が選ぶのは神子としての運命か、八葉への想いなのか…。
そして、もとの世界へ戻るのか、京へとどまるのかは、あなたの選択次第です。



ゲームの流れ

序章
    主人公と同じ勢力
(最初に選べます)の八葉を探す。(季節は秋)
一章
   情報収集
(戦闘・ミニゲーム)をしつつ、四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)のうち二神を解放する。
二章
   同様に残りの二神を解放し、院 or 帝
(主人公の組する勢力側)に憑いた怨霊を祓う。
間章
   怨霊を封印できるようになる固定イベント。
三章
   明王から出された試練をこなし、「四方の札」
(東西南北)のうち二枚を入手する。
四章
   同様に残りの札を入手する。
終章
   鬼の一族との最終決戦。



システム

八葉には「信じる心」「想う心」があり、イベント発生に関連してきます。
イベントスチルを鑑賞できるアルバム機能付き。
ゲームクリア後の“おまけ”もあります。(全15種)
八葉との恋愛イベントも、同勢力での“大切な恋”、反対勢力での“障害のある恋”の2種類があります。
新たに【八葉抄ED】【アクラム恋愛ED】が追加されました。
物忌み・方忌みがあったり、八葉に文を出す際に花・用紙を選択できたりと、平安王朝な雰囲気が楽しめます。
怨霊を退治するバトルがありますが、あかね自体は「応援」したり「道具」で補助したりとコマンドを選ぶだけなので、簡単にプレイできます。



総評 ★★★☆☆

巷でも、ものすごく評判のいい「遙か」シリーズの第二弾。
前作と大きく違うのは、敵の首領であるアクラムを攻略できること!!
(恋仲になると仮面をとってくれるんですよ〜vv ←管理人、鼻血ものでした。だってオッキーだし♪)
そして、戦闘システムが楽になっていること、ミニゲームの種類が増えていることですね。
コーエーさん、中ダレしないように頑張ってくれてます(笑)
スチル以外の通常の画面も綺麗ですし、雅な感じを堪能できます。
ストーリーも練られていますので、王朝好きな方にはオススメなゲームです。



登場キャラ(cv.)

源 頼忠(三木 眞一郎)26歳。
 「天の青龍」。院側。使命一筋、神子一筋(笑) 不言実行タイプ。

平 勝真(関 智一)
20歳。
 「地の青龍」。帝側。貴族でありながらアウトローな青年。

イサト(高橋 直純)
17歳。
 「天の朱雀」。院側。権力嫌いの傾向を持つが、明るい少年。

彰紋(宮田 幸季)
16歳。
 「地の朱雀」。帝側。今上帝の同母弟。思いやりあふれる皇族。

藤原 幸鷹(中原 茂)
23歳。
 「天の白虎」。院側。エリート官僚。正義感が強い。

翡翠(井上 和彦)
31歳。
 「地の白虎」。帝側。海賊の頭領。典雅だが女性好きな面も。

源 泉水(保志 総一朗)
19歳。
 「天の玄武」。院側。彰紋の親族。控えめで穏やかな人柄。

安倍 泰継(石田 彰)
21歳。
 「地の玄武」。帝側。陰陽師。「理
(ことわり)」を重んじ、常に冷静に行動する。

アクラム(置鮎 龍太郎)
26歳。
 「鬼の一族」の首領。京の滅びを望んでいる。

(2004.11.11 up)