華鬼 〜恋初める刻 永久の印〜



原作本は未読ですので、ゲームシナリオのみのネタバレ感想となります。




ゲーム発売発表から気になっていたタイトルでした(*^-^*
原作本の存在はカズキヨネ氏の美麗イラストのお陰で知っておりましたので、正直、「あ〜、ヨネ氏のイラストではないのか……」と残念に感じた部分はあるのですが、いざ実際にプレイしてみるとッッ。

あら、全然OKだわ(≧ω≦)vvvv

という感想に落ち着きました^^
どのイベントイラスト&立ち絵も丁寧に描かれていますので、世界観を上手く引き立てていたと思います。
ただ……個人的感想なのですが、各キャラ頬から顎にかけての影を薄くして欲しかったな、と。
一枚絵の場合は良いのでしょうが、立ち絵のサイズで顎ラインの影を見るとキャラクターたちがゲッソリしているように見えるんですよ^^;
頬がこそげ落ちてる、とでも言うのでしょうか。
立ち絵に関しては、多少ノッペリ感があっても仕方ないのじゃないかな〜、って思いました(>_<)

と、イラストに関して気になったところは以上でしょうか。
次はシナリオですが、注記してありますように原作本は未読状態ですのでゲームシナリオのみで語らせていただきますね^^

オトメイトさんの作品は主人公の性格設定を残念に思う機会も多いのですが、

今回の主人公・朝霧神無ちゃんは本当に良い子でした!!

華鬼(かき)の刻印のせいで陰鬱な少女時代を過ごすことになってしまい、ゲーム序盤では感情そのものが欠落してしまっているのですが、決して他人を貶めるような発言はしないのです。
自分自身の存在&発言に関して弱気な部分はラストまで一貫しているのですが、それが実に健気で……
(T-T)
華鬼の父親に再三、「お前は良い花嫁だな」って言われるのも得心!!
常に相手の言動に感謝を忘れない。相手の言動を慮ることが出来る、実に素敵な女の子なのです。
それと、個人的にはサブキャラの「うしさん」が好きなので、もっと二人の絡みも見たかったですねvv
お互いが相手の立場を顧みてしまう性格だから、その二人が恋愛するとどれだけ初々しいんだろう(≧ω≦)vvvv と思ってしまってですね、うしさんが神無ちゃんの天然小悪魔っぷりに「クラッ」となってしまう場面を妄想してしまったりする訳ですよッッ8(≧△≦)8))))

あ……シナリオ語りのはずが、横道に外れまくってごめんなさい^^;

えぇと、本編シナリオの感想はですね、非常に心地よかったです!!

もう〜〜vvvv
神無ちゃんの元に光晴先輩が迎えに来てくれるところから大切にされまくりで、彼ら「鬼」の一族にとって子を生(な)してくれる「花嫁」という存在がどれだけ大切なのかを感じることができました(*^-^*vvvv
下にも置かない、という言葉がしっくりくるような、まるで至高の宝になったかのような扱いに女性としては喜びを感じるばかりで////
だからこそ余計に「花嫁の幸せ」という大前提を忘れて「一族の存続」を眼下に据える強硬派と軋轢が生じるという。
それが本作の要となっているシナリオ内容でした。
序盤は「神無ちゃんが」というより「花嫁を」守る、という感じで進むのですが、キャラクターに添った選択肢を選び続けると甘〜い展開になっていくのが堪らなかったです(≧ω≦)vvvv
その「甘い展開」はキャラ語りで紹介できたら良いな^^、と思いますけれど、あの序盤の場面!!
「素敵〜〜vvvv」と悶えたのは私だけでしょうか?

何の感情も芽生えないまま、ただ「儀式だから」と華鬼と婚礼の儀を挙げることになってしまう冒頭の場面です。
出逢ったばかりなのに、訳も分からず強烈な殺意を華鬼から向けられる神無ちゃん。
ぎりぎりと首を絞められ、意識が混濁してきたときに三翼が駆けつけてくれるんですよね!!


「せや、もう1つ言わせてもろたらーー 神無ちゃん、……ごめんな?」

これで五翼


「なるほど。では、私も」
「全身全霊をかけてあなたをお守りします」

これで七翼


「ま、当然でしょ」
「これ、求愛なんだよ?

全部で九翼



という一連の流れに、「キャ〜〜〜8(≧△≦)8))))」とシタパタしてしまったの何のって(ノ≧∇)ノシ
序盤からこんなに大切に扱ってもらえて、愛情表現からではないにしても、三翼が神無ちゃんを「花嫁」として好ましく思っているからこその求愛行為にときめきまくりでした////

だからこそ余計に、一人ひとりのキャラクターが神無ちゃんを本当に想うようになったら、どれだけ甘くなるんだろうか……。と期待をかけてしまう訳で(≧ω≦)vvvv
ルート分岐する選択肢&心覚えを探しながらの攻略は実に楽しかったです!!

ではでは、このままキャラ語りに入りたいと思います(*^-^*

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また、
cv. の敬称は略させていただいております)





木籐 華鬼(cv.前野 智昭)
現「鬼頭」。鬼ヶ里高校3年生。生徒会長。18歳(実年齢:92歳)

「花嫁」を大切に扱う攻略キャラクターの中でも異彩を放っているのが、響先輩と華鬼の二人でした。
特に期待をかけずに(お^^;)プレイした響先輩が殊の外甘く……。
ひたすらデレデレと甘かったので、「それじゃあ、King of ツン(笑)の華鬼のシナリオはどれだけ甘くなるんだろう(≧ω≦)!!」と期待をかけて最終プレイをした華鬼。
が……。あれ? あれれ?
何故〜〜(T-T) 私の中で響先輩を越えることはありませんでした(>_<)
線引きをしてしまった理由は、

華鬼が神無ちゃんを守るためとは言え、傍にいず何度も失踪を繰り返したこと。
Trueに辿りつくまでの経緯が私の中で一番重要なシナリオじゃない!? と思っていたのに、経過をすっ飛ばしてED内容に行きついてしまうところ。


大きくはこの二点に集約されます(>_<)
つまりですね……

このくらいの【萌え】じゃあ、もの足り〜〜〜んッッ(ノ`Д´#)ノ≡┻┻

と叫びたいわけですよ(笑)
うん。個人的に華鬼ルートではお義父さんの方にときめいたかも^^;
いや〜。あの大人な采配には惚れました!!
お義父さんの花嫁さんたちがこぞって「不覚にもときめく〜〜」と言っているのがよく分かりますもの(笑)

花鬼ルートは私が「あぁッッ。ここから先の華鬼の心理描写が欲しい(≧ω≦)!!」というシーンをことごとく削ってくれているのが、本当に残念。
たとえば、文化祭のオオカミさんの中での葛藤とか(神無ちゃんを江島さんから救出するところや、オオカミさんのもふもふにうっとりしている神無ちゃんを可愛い、と思っているに違いないところ。 特に!! 赤ずきん姿の神無ちゃんを見て実は「似合ってる」と感じている描写とか!!)、何度も失踪しているのに自分を迎えに来てくれる神無ちゃんへの気持ちの昂ぶりとか!!
見たかったんですよ〜〜〜(T-T)!!!!

GoodENDルートでは、何だかとんとんと進んでしまい求婚ENDに……。
あれがデレた状態なのかもしれないのですが、そこに。結論にたどり着くまでの日常をもっと描写して欲しかったです(T-T)
しかも……華鬼GoodルートのBadENDの教室で響先輩たちに襲われているシーン。
あれって----。
性的な場面? と個人的には感じたのですが、Badルートの神無ちゃんのセリフを読んでいると暴力的な扱いを受けていたように書いてあるし。「???」となりました。
まぁ、神無ちゃんが酷いことをされていないのなら、それが一番ですけれど^^

そしてですね、Trueルート!!
これが一番愕然としたシナリオだったんですよね(>_<)

Trueルートでも神無ちゃんを守るという意味合いで失踪を繰り返す華鬼。
それは「守る」ということを免罪符にした「自身の感情からの逃避」でもあったようです。
そのことに気づいた光晴先輩が筋を通そうとしてくれた……。
けれど、華鬼と二人で話し合わせると「血気盛んな」話し合い(笑)になってしまうだろうという水羽くんの考慮で、水羽くん自身が華鬼のことを諌めに来てくれます。
(この夜に水羽くんが公園に行くシーンはもちろんですが、最初に神無ちゃんが公園で華鬼と邂逅するCGイベントも大好きです!! 実に綺麗な場面でしたね〜(*^-^*))


「華鬼が花嫁を大切に思わないなら僕が奪う。 彼女の中に迷いがあっても一緒」
「---- でも彼女が求めているのは僕じゃない。 今大切なのはそれだけ」

「神無のところに戻ってあげて。 あんなふうに無理して笑わせちゃだめだ。 泣きそうな顔してたよ」


「ーー 水羽、すまない」

「……それは神無に言ってあげて

という水羽くんのセリフが素敵すぎて(T-T)vvvv
生家での暮らしを共有した二人だからこそ、華鬼も素直になれるところがあって、ここまでのセリフを言ってくれる水羽くんの心情を汲むことが出来た。
けれど水羽くんはその感情ですら自分のものとはしようとせずに、神無ちゃんの元へ還そうとしてくれた!!
なんて華鬼、神無ちゃん二人のことを大切に思ってくれているんだろう!! って感動してしまったんです(T-T)

この深夜の説得から痞(つか)えが取れたような華鬼は、それはもう神無ちゃんに対しての愛情表現をこそばゆいくらいの初々しさでするようになりました^^
キスイベントでは、


ほっとしたように笑った華鬼は、ちょっと真剣な顔になってささやいた。

「息をしないと死ぬぞ」

「……!!」

あ、ああ!! だから苦しかったんだ!!


という華鬼の柔らかさにはもちろん、神無ちゃんのあまりの可愛らしさに立ち眩みを覚えましたもの(≧ω≦)vv
か、可愛い////
好きな人からこんな仕草を始終見せられたら、とてもじゃないけど理性がもたないと思うんですよね。
華鬼が相手では特に(笑)

あ。感想が前後してしまいますが、前述しました水羽くんとのシーンで華鬼が


会いたかったんだ……」


と切なそうに呟くシーンが大好きです!!
自分が自暴自棄になっていたからといって、神無ちゃんをこれまで放置した贖罪にはまったくならないと思いますが、「鬼頭」ではない自分自身を見つめてくれる存在を欲して止まなかった華鬼の気持ちが溢れてくるようで、じんわりきてしまいました(T-T)vv
「花嫁」として大切に庇護されていた神無ちゃんでは華鬼の深淵には気付けなかったかもしれない。
何にしても結果論なので、神無ちゃんがあの過酷な半生の中で他人を貶める感情を持たずに成長したことが至高なんだと思います。
Trueルートでの刻印に関しての神無ちゃんのセリフ。
「華鬼に会えたから〜〜」という一連の流れなんか真骨頂ですもんね(*^-^*)!!

そんな華鬼からしてみれば、健気で純粋でまさに好みのど真ん中を貫いてくれる彼女と毎晩、添い寝をすることでどれだけ理性が揺さぶられていたのか。
えぇ、「添い寝」だけなんですもの(笑)

「どうして気づかなったんだ……。 これはどう考えても拷問だろう

の呟きが最高でした〜〜(≧ω≦)vvvv

ここからは響先輩率いる選定委員との流れになってしまい、その攻防戦に決着は付くのですが、逆に恋愛描写が皆無に等しくなってしまっているんです……。本当、何度も言います。

そこで即ED内容になってしまうのはどうなの〜〜〜(>_<)!!!!

いや。もちろん、華鬼のあのセリフ生まれてきてくれてありがとうは珠玉だと思います!!
華鬼の壮絶な闘いの日々があってこその、華鬼だから感慨深く聴ける言葉だと思います。
でもでも!!
これって「恋愛ゲーム」なのに(>_<)!! 【乙女】なのに!!

外野からの妨害がなくなって、素直に伴侶として接することができるようになった毎日。
華鬼が神無ちゃんだけに見せる柔らかな表情。
そして、溢れて止めようがないであろう甘々なッッ。

甘々な日常をもっと堪能したかったんですよ〜〜〜8(≧△≦)8))))

些細なことで誰かに嫉妬してしまうイベントとか。
躊躇いながらも抑えられなくて神無ちゃんをお……「押し倒して」しまうイベントとか!!
そこで、神無ちゃんの体に刻まれた無数の傷を目の当たりにして、いかに自分がしてきたことが酷いことだったのかを華鬼が気づくシーンとか!!
だからこそ、より一層神無ちゃんを手放せなくなる愛情で一杯になる場面なんかを見たかったんです〜〜(T-T)


以上、セリフ抜粋ではなく、私の叫びだけが木霊する感想でごめんなさい^^;
華鬼ルートは本当に、私の中で「ここぞ」という恋愛描写を削っているように感じて傾倒できなかったんだと思います。
もしFD(ファンディスク)が出るのであれば、充分に糖度&華鬼の悔恨を補ってくれる内容だといいな、という感想で終わりに致しますね(*^-^*





高槻 麗二(cv.野島 裕史)
一翼。鬼ヶ里高校保健医。24歳 実年齢:?歳)

麗二先生はその綺麗な笑顔があまりにも胡散くさくて(笑)、真っ先に攻略させていただきました^^
他キャラルートでは、その暗躍っぷりを惜しげもなく披露してくれる先生なのですが、それもある程度の年齢を重ねると、分かるような気がするんですよね。
麗二先生の立場とか、しがらみとかがあるからこそ、綺麗なだけでは終われない感情とか。
確かに「花嫁」は至高だけれど、「鬼頭の」花嫁ともなると意味合いが異なってくる。
しかも、その鬼頭が歴代最高の力を持つと言われながらも傍若無人に振る舞うばかりで、挙句の果てに花嫁をないがしろにしたままでいる。
「それならば」と考えてしまうのでしょう。
花嫁一人の幸福と、鬼ヶ里全体の幸福を秤にかけたら……という思考ですよね。
だから、綺麗に優しく微笑みかける一方で、どれだけ全体にとって有意義な利用価値があるのかと値踏みしてしまう。

麗二先生のルートはその秤がどちらに傾くかでEND分岐もしました。
Badルートのラストシーン。
先生に本山へ連行されそうになってしまい、それを何とか阻止しようとする光晴先輩、水羽くんに神無ちゃんが声を掛けるシーンが大好きです。

「もうやめてください!! 全部わかっててついてきました。 私は高槻先生のことが……」

好きで。役に立ちたかった。
未来と引き替えに先生が安心できるなら私はそれで充分だった。


神無ちゃんの人生を捧げた決意にも胸打たれ、彼女の告白を聞き茫然とする麗二先生の姿も物悲しくて堪らなかったのです(T-T)
多分、あのまま連れて行かれた後では着々と他の鬼との婚礼の儀が進められていくのでしょう。
それを先生を想いながら綺麗な笑顔で受け入れるであろう神無ちゃんと、その姿を見つめながらも自分のしたことに意義はあった、と納得させようとして終生消えないであろう悔恨を背負うことになる麗二先生がただただ切なくて……。
だって、先生の打算の奥にあるのはやっぱり優しさなんだと感じるんですもの。

この同じ流れを辿りながらも、神無ちゃんの告解で自分の感情のままに行動してくれるHappyルートは本当に幸せでした〜〜(T-T)vvvv

上記の神無ちゃんのセリフの後、

「まるで……親鳥を慕う雛のようですね」
「つらい時に優しくしてくれた異性を好きなんだと錯覚しているんですよ」


「私は、高槻先生の喜ぶ顔が見たいから。私が高槻先生を笑顔にしてあげたいんです

「…………っ」

「だから、私は選定に従います」


自身に向けられた思慕を否定したものの、続けて言い放たれるあまりに無垢な願いと、自己犠牲に気づきもしない純粋な恋情。
ここで、

彼女は誰にも渡さない

と選定委員に立ち向かってくれたからこそ、麗二先生は素敵なんだと思いますし、やはり根本は他人の善意を無下にできない人……鬼なんだとつくづく思うのです。
麗二先生ルートで重要になるのがもえぎさんの立場なんですよね。
原作をお読みの方には様々な意見がおありかと思いますが、ゲームのみをプレイしている私にはもえぎさんの扱いがあれで救われました。
だってーー。
全てが終わった後。

私の未来を差し上げます。 だから、あなたの未来を私にください

という感動して仕方のなかったこのセリフ(T-T)vvvv
これを聞いて神無ちゃんが躊躇わずに麗二先生の胸に飛び込めたのも、先生が誰の伴侶でもなかったからだと思うのです。
それに私自身も、

多分、実年齢的に麗二先生には神無ちゃんが最後の花嫁になるかもしれない。
そうだといいな。
それで本来なら寿命の異なる鬼との結婚が、神無ちゃんと先生の間であまり落差がないと嬉しい。
つまり。
神無ちゃんがその生涯を閉じるとき、もしかして先生の生涯も……。
あまり間を空けずに天上で再び添い遂げられるかもしれない。
そうだと……いいな(*^-^*

と考えてしまって。
麗二先生とは正反対の理由で水羽くんが好きで堪らないのですが、先生にとって神無ちゃんが人生最後の、そして最愛なる花嫁であってくれたなら本当に嬉しく思うのです(*´-`*
そんな理由があって、ED直前でパンフレットを見ながらはしゃいでる麗二先生の普段とのギャップ(笑)
そして、EDの幸せそうな二人の姿が大好きなルートでありました。
損な役回りですが麗二先生、大好きです〜(*^-^*vv





士都麻 光晴(cv.興津 和幸)
二翼。鬼ヶ里高校3年生。執行部会長。18歳(実年齢:217歳)

ルートプレイ開始前は個人的に、華鬼が別格キャラ。光晴先輩が最愛キャラになるものだとばかり思ってました(>_<)
光晴先輩の「花嫁」を大切にする言動ったら半端なく、これが神無ちゃんを「庇護翼として」ではなく「求愛する鬼として」見始めたらどうなるのか……。
しかも、光晴先輩の個人設定も凄いですしね!!
あの体質がシナリオに絡むとどうなるのかな〜(≧ω≦)vvvv と、ドキドキしていた訳なのですが。

え〜〜〜(>_<) 逃避行シナリオになっちゃうんですかぁぁぁ(;´Д`)!!??

と、これまた個人的にガッカリ(T-T)
でも……仕方のない展開なのかもしれないですよね。
選定委員と裏を取り合っているのが切れ者の麗二先生で、尚且つ光晴先輩の体質がある以上、鬼ヶ里での甘々なイベントは無理なのかもしれない……。
いえ、でも。別に甘々じゃなくたって良かったんです。
光晴先輩に【逃げる】という後ろ向き選択をして欲しくなかっただけ(T-T)
本山に喧嘩吹っ掛けてでも、神無ちゃんを守り通して欲しかったのです。
当てのない。先の見えない逃避行では、どんなに密に見える愛情もやがては先細りしてしまうと思うから。
10月7日のCGイベントでの会話。

「----あんな、選定委員の言ったことは正しいのや。俺なんかの花嫁になったら不幸になる」
望みがなくても、そばにおる。神無ちゃんが答え出すまでちゃんと守る


と、光晴先輩に言われたときには本当に嬉しかったんです(T-T)vvvv
多分、男鬼としての尊厳は著しく挫かれていると思うんですよ。あの診断をされた時からずっと。
それでも歯を食いしばって神無ちゃんのために、傍に居続けてくれることを誓うこの言葉をどれだけの気持ちで告げてくれたのか……。
光晴先輩の愛情の深さに感動してしまいました!!

だからこそ。誰よりも希薄すぎる条件だけれども、神無ちゃんへの想いの深さは誰にも引けを取らないということを、正面からぶつけて欲しかったんです。
優しいだけじゃなくて、もっと気概を持って欲しかった、と、光晴先輩が大好きなだけに余計に残念に感じてしまったのだと思います。

そして、本山側と決着がつくあのシーン。
やけに弟さんが格好良くて悶えてしまった(≧ω≦)vvvv、という私の事象は置いといてですね(笑)
神無ちゃんの「異変」が最後の切り札となった場面です。
歓び溢れて仕方のない光晴先輩はそれはもう人生において、これ以上はないという瞬間だったでしょう(*^-^**
だからこそ、

麗二先生、もっと喜んであげようよ!!

って思ってしまいました(>_<)
あの流れですぐに喜ぶのは無理だと思いますが、最後まであまりに不承不承で……。
「三翼」としてだけじゃなくても、麗二先生と光晴先輩の繋がりってもっと温かなものだと思っていたので、物足りなく感じてしまいました。
あの場面では、光晴先輩の歓喜と周囲の温度差が激しくて^^;
先輩のためにもっと祝福してあげたかったのになぁ……。

と、専用ルートが残念設定だらけで、私の最愛キャラには惜しみつつもならなかった光晴先輩なのですが、EDは大好きです^^
先輩本来の甘さで溢れているんですもの(≧ω≦)vvvv

「でも縁のもんやし。そうや、そろそろ呼び方変え?」
「先輩抜いて【光晴】って。もしくは【ダーリン】」


いきなりハードルが高くて私は固まる。


うんうん!! こういう展開を望んでいたの〜〜〜(ノ≧∇)ノシ
固まっちゃう神無ちゃんの可愛らしさも大好きでしたし、こんな風にしれっとおどけて言ってみせてるけど、真面目な神無ちゃんに実際、はにかみながら「だ……ダーリン?」なんて言われた日には赤面してしまうに違いない光晴先輩も好きvvvv
しかもね、「押し倒したくて」仕方なくなると思う!!(笑)

あぁ^^ やっぱりEDは最高ですねvv
個人的にはEDからこそ光晴先輩が翳りのない深い愛情を発揮できると感じているので、先輩のためにも是非!!
FDを希望ですよ〜〜〜8(≧△≦)8))))

多分、私個人が嫁ぐとしたら麗二先生か光晴先輩を選ぶと思います。
あ。 あのセリフがあるから、やっぱり断トツで光晴先輩かな(o´艸`)キャ
ではでは。私の最萌えセリフで締めますね。

「ええな、絶対嫁には行かせん!

〜〜〜〜〜(笑) 光晴先輩、最高vv
シナリオは個人的に残念だったけど、キャラ設定はやっぱり最愛レベルの光晴先輩です〜(*^-^*vvvv





早咲 水羽(cv.梶 裕貴)
三翼。鬼ヶ里高校1年生。バスケ部。15歳(実年齢:33歳)

後述する響先輩に次いで大好きな水羽くんvvvv
もともと、「最年少でありながら機微に聡く、洞察力に優れている」設定って大好物なのですが、攻略当初はそこまで「好き(≧ω≦)!!」と感じていた訳ではなかったのです。
それが順々に攻略キャラクターを消化する毎に、上昇する水羽くんの魅力値(笑)

とは言っても、序盤はもの寂しかったですけど^^;
だって水羽くんの好感度を上げるには華鬼寄りの選択肢を選ばなければいけなく……。
更にシナリオで実際に水羽くんに「華鬼を選びなよ」めいたことを言われてしまうので、彼にとって神無ちゃんはまだまだ華鬼に嫁がせたい花嫁なんだなぁ(;´Д`)、と思えてしまって仕方なかったんです。
(あ!! 序盤と言えば、神無ちゃんが初めて水羽くんの部屋にお泊りする夜のシナリオ好きです!!
クマのぬいぐるみを目の前にして、「もふもふっ」と内心悶えている神無ちゃんが可愛くって可愛くって^^)


でも、序盤攻略したのが水羽くんで、しかも麗二先生の次に攻略したので、「花嫁」がどれ程鬼にとって至高の存在なのか、ということをしみじみ味わえる幸せな内容でした(*^-^*
【隼の早咲】と言われているだけあって、いつも真っ先に駆けつけて来てくれるのが水羽くんだったから、水羽くんを攻略対象としてプレイしている時には、それが本当に嬉しかったんですvv

また、最年少で「三翼」に選ばれることに所以する水羽くんの自負も好きでした。
ゲーム内では麗二先生、光晴先輩、響先輩との力の差は歴然としていましたが、戦闘においては物怖じせずに守ろうとしてくれるところ。
真正面からぶつかってきてくれるところが大好きだったんですvvvv

その水羽くんが神無ちゃんと距離を置こうとしたのが、本山での不可抗力な出来事から。
光晴先輩も言っていましたが、鬼としては33歳の若さで神無ちゃんの色香に必要以上に惑わされることもなく、「可愛らしい女性(花嫁)」として見つめていられるだけでも凄いと思うんです。
水羽くんシナリオのキーポイントとなる事象が「場数」だったり「年齢」が原因だったり、本人の努力だけではどうしようもない部分、というのも私の好みに合っていたのでしょうね^^
だって、本当に水羽くんのキャラ設定って素敵すぎるんですもの〜〜(≧ω≦)vvvv
愛情表現をストレートに。でも、相手の立場を顧みる気遣いが出来る水羽くんが大好き!!
神無ちゃんと距離を取っている時でも、本山から絶え間なく送られてくる刺客を、神無ちゃんの元へ辿りつけないよう人知れず狩り続けているところなんか格好良すぎて////

何時も見守ってくれていた水羽くんが傍らにいない。
水羽くんを感じられない毎日がこんなに寂しいのはどうして?
と、彼への気持ちに気づいていく神無ちゃんの心理描写も好きだったんですよね(
*^-^*)

拒まれても、どうしても話をしたくて水羽くんの自室に赴いた夜。
水羽くんが想いを告げてくれたときは本当に嬉しかったです!!

「だから、僕は君を守っていられるだけでいいんだって、そう思ってた」
「でもさ、全然だめだったんだ。君、かわいいんだもん
「君の運命の相手は華鬼なのに、僕じゃないのに……、気持ちだけが膨れていった」


そうだよね。そうだよね(T-T)!!
華鬼のために守っているはずだった「花嫁」神無ちゃんの、心根とか笑顔とか仕草に触れる度に惹かれていって仕方なかったんだよね!!
神無ちゃん、本当に良い娘なんですもの(T-T)vvvv
でも、華鬼のために、とか。神無ちゃんの幸せのために、とか一歩引いてしまうのも水羽くんの優しさで。
躊躇しながらも、もう華鬼の元へ行かせたくないと感じてしまうほどに膨れ上がってしまった水羽くんの想いの深さがただ嬉しくて!!

君の運命の相手は華鬼じゃない、僕だ。誰にも譲るつもりはない

と誓言してくれた時には、幸せすぎてどうしようかと思いました(T-T)vvvv

後、私が水羽くんにこんなに惹かれている訳は……他のところにもあるのです。
それは神無ちゃんが彼の「最初の花嫁」でしかないであろう、というところ。
多分ですね、他の攻略キャラクターたちはそれぞれの深い部分で神無ちゃん亡き後も、大切に大切に想いをしまっておいてくれると思うんですよ。
そして、水羽くんの良いところは「情が深い」ところだと個人的に思っております。
それはつまり、「愛した花嫁が最愛の存在になる」ということなんだと。
神無ちゃんがその生涯を閉じた後も続く長い鬼の生の中で、時間はかかっても水羽くんは他の愛する花嫁を見つけるのでしょう。
その時には、その女性が最愛の存在となる。
多分、神無ちゃんに向けた愛情と同じ深さで生涯を伴にするはず。
それが寂しくて。でも水羽くんの素敵な部分として益々好きになる私がいるのです。
なんて私の勝手な思い込みですけど、そんな理由から当タイトル最愛キャラの一人となっております水羽くんでした(
*^-^*)vvvv





堀川 響(cv.鈴村 健一)
鬼ヶ里高校2年生。17歳(実年齢:131歳)

まさか華鬼を差し置いて最愛キャラになってしまうなんて!! と自分に驚愕しつつ、当タイトルでの最愛キャラ響先輩vvvv
響先輩は華鬼ルートで私が求めていたシナリオ展開を、実際に繰り広げてくれたキャラだったんですよねぇ。

自身の出生から【鬼頭】の制度に大きく不満を感じている響先輩。
鬼ヶ里全体を揺るがす危険思想を持っているのに、自分自身が行う行動について躊躇せず突き進んでいく冷徹さが好み過ぎました////
自身の目的のためには他の鬼&人間&花嫁ですら、「使えるか使えないか」の思考しかなく、持ち駒以上の存在にも以下の存在にも感じないのですから、【鬼】という呼称が一番しっくりくる性格で、どんなに響先輩寄りの選択肢を選んでいっても神無ちゃんですら[ 利用されいる ]感が強かったんですよね。

それが先輩の中で変わったのが【四章】後半のセリフからだと思っています。
最後から二つ目の選択肢。 「無理をしないで欲しいと頼む」
この選択肢を選んだ後に神無ちゃんが響先輩に対して日々、感じていたことを切々と訴えるのです。
それに対する返答。たった一言なんですが、

わかった

と先輩が呟くんですよね。
それは神無ちゃんの言葉への了承でもあり、今までは器しか見ていなかった神無ちゃんの本質を理解した言葉でもあり、手駒でしかないはずの彼女をどうして利用価値が希薄になってからも手放せずにいるのかを知った瞬間でもあったのだと思えてしまって!!
それまでは桃子ちゃんと同じように扱っても、手駒にしては毛色が違うな。
自分の思惑に対する反応が違うな。くらいにしか感じていなかったのかもしれません。
でも、ここから神無ちゃんのために豹変する響先輩の格好良さったら半端なかったですよ〜〜(≧ω≦)vvvv

それに最後の選択肢、11月24日の華鬼と対峙する響先輩を押しとどめる選択肢を選んだ時……どれだけ華鬼の中に絶望感が広がったんだろう、と思うと……。
(他の鬼と結ばれる中で、響先輩を神無ちゃんが選ぶことが一番、華鬼にとって残酷な選択だと思うんですよね)
その背徳感たるや、ぞくぞくしてしまうくらい私には好ましいものでしたvvvv

さらに「響先輩」と言えば対になる存在の一人が桃子ちゃんだと思うのですが、個別ルートに限らず「桃子」と呼び捨てするのが少し寂しかった覚えがあります^^;
しかも、手駒という存在でなくなった後も「土佐塚」とは呼ばずに呼称はそのまま。
けれど響先輩ルートをプレイしていると、それって先輩の優しさから来てるんじゃないかな、と。
それだけ手駒としても先輩の中で桃子ちゃんは異質な存在だった、ということなのでしょうけれど、一度懐に入れたものを突き放せずにいるのが無意識下にあるように思えて。
なんて。響先輩が大好きだから欲目になっちゃってるのかも(>_<)

BadENDの響先輩の意外な可愛らしさにほっこりした後に見たHappyENDも幸せすぎでした!!

選定委員や華鬼との一連の騒動が落ち着いた後、二人は鬼ヶ里を出て同棲を始めるのです。
そこですでに響先輩に愛され過ぎている(笑)神無ちゃんなのですが、二人でくつろいでいる時に彼女を心配した三翼から連絡が入るんですよね。
光晴先輩や水羽くんと携帯で話す神無ちゃんへ甘い悪戯を仕掛けていた響先輩なのに、

「一つだけ質問させて。堀川響のことが……好きなの?」

「……好きです

答えた直後、受話器からため息が、首筋に吐息が落ちる。


神無ちゃんの返答を固唾を呑んで待ってしまう、愛してしまった側だからこその「弱さ」が透けている感じがして大好きな場面でした(*^-^*)vvvv

その後の結婚式についての問答も楽しかったな〜^^
「あの」(笑)響先輩と恋人同士になれただけでも信じられないのに、結婚式についてのプランを語る先輩に驚愕を隠せない神無ちゃんへ、

「ーーなんだお前、鬼頭と挙式したから俺は我慢しろって言う気か?」

ふざけてるのか?


って、ですね!!
この「ふざけてるのか?」の鈴村さんの口調が本当に絶妙で、ぷるぷる悶えてしまいましたッ8(≧△≦)8))))
この他にも、

「俺のこと、名前で呼ばないのか?」
「ーー鬼頭は名前で呼んでたじゃないか。どうして俺は呼ばない?


と、すかさず畳み掛けるところとかvv
「うわ〜。本当に響先輩って神無ちゃんのことが大好きで大好きで堪らないんだな〜^^」と、しみじみ感じ取れることができるシナリオが大好きだったんです(*^-^*)vvvv
それに……ここから先の展開は個人的に。
当タイトル一!! 甘いんじゃないかな〜(≧ω≦)vvvv と感じていたりして////

序盤の姿からは考えられない。
神無ちゃんを【花嫁】として 愛で慈しむばかりの響先輩が大好きです(≧ω≦)!!





貢 国一(cv.伊藤 健太郎)
鬼ヶ里高校1年生。18歳(実年齢:221歳)

華鬼、光晴先輩と同様に最萌えキャラになる予感でいっぱいだった国一くん。
融通が利かないくらい真面目で一途で誠実な鬼なのに、どうして「好ましい^^」でとどまってしまったのか自分でも不思議です。なんでだろ〜^^;
多分、響先輩や水羽くんが好きすぎるんだろうなぁ(>_<)

でもでも、やっぱりシナリオは楽しかったです!!
神無ちゃんが国一くんを慕っているのを見て取った華鬼が逆上して闘いを仕掛けた際、華鬼の気持ちはもちろん。
自分や神無ちゃんの感情に気づかず必死に弁明する国一くんに激萌えしましたし(笑)
何よりハロウィンのコスイベントで、好感度が上がる選択肢ではないのですが、「国一と話をする」を選ぶと

「……あれは、あれはない……。あの衣装だけは……」
「どうして俺があれなんだ。そもそもあれは着るべきなのか?」


と満身創痍でよろめき立ち去る国一くんが素敵すぎて!!(笑)
一体、どんなコスだったのかすっごく!! 気になるんですけど〜〜8(≧△≦)8))))

国一くんとのシナリオはこんな感じで?、彼の真面目なところが天然に繋がっている描写とか、神無ちゃんをどうしても切り捨てられずに守る立場になってしまう表現とかが、とにかく好きでした^^

普段は朴訥いっぽうなのに、思いがけない艶にあてられてしまった場面もあります。
それは選定委員により神無ちゃんが本山へ連行されてしまったのを救出に来てくれたところ。
【刻印】がなければ、気配をより深く感じることができないからと求愛するんですよね……。

何も答えをくれないまま、貢くんがまた顔を伏せる。
次に感じたのは小さくて鋭い痛み。
体が跳ねる。
それを逃がすまいとするようにきつく抱きしめられた。


って!!
うわッッ。私、この色香を知ってます!!
PC乙女『三国恋戦記』の「文若」さんで感じたことがあるそれと、まさに同一////
本当に……どうしてこうも生真面目な人が見せる不意打ちの艶って後を引くのでしょうか(T-T)vvvv
国一くんと結ばれる神無ちゃんは、迷うことなく幸せな一生を過ごせるのだろうな、とつくづく思いました
(*^-^*)

その国一くんに応える神無ちゃん自身も、

私が捕まれば貢くんの行動が無駄になる。
だから心を残したまま私はまっすぐ裏口に向かった。


と考えて行動に移せるのだから、本当に良い娘です(T-T)
国一くんのような情の深い鬼には、他人を慮れる性格の神無ちゃんがピッタリですもんね!!

余談ですが、この後国一くんに対して暴挙に出る響先輩が、

「考え直せ、国一。お前が守ろうとしている女に、それほどの価値があると思うか?

と言い含める様には頬が緩みました。
だって、専用ルートであれだけ神無ちゃんにメロメロになる響先輩を堪能したばかりだったので、「自分だってね。神無ちゃんの魅力に太刀打ち出来ていなかったんだよ」と教えてあげたくなりましたもん(笑)

と、これまで様々な困難を乗り越えてきた二人が、求愛する鬼と求愛された花嫁として結ばれるシーン。

「一生お前を守る。どんな時でもそばにいる」
だから、俺を選んでくれ


の国一くんのセリフには胸が熱くなりました(T-T)!!
「どんな時でも」っていう言葉で思い浮かんだのが負のイメージだったんです。
これから先、国一くんと生涯を伴にしても時間の流れが違う二人には、分かりやすく「老い」についての相違が出てくるのでしょう。
それから……もちろん、永訣する瞬間も。
今はそれぞれの想いだけで繋がっている二人にも、そう遠くない未来には小さな綻びが積み重なっているかもしれない。
でもそれらを総て受け止める決意を自然のものとして誓ってくれる。
そんな国一さんが素敵でした(T-T)vvvv
二人の仲が三翼に祝福されたことも嬉しかったですしね^^

欲を言えば……EDにはもっとこう……甘い艶が欲しかったかな〜、って思いましたけど^^;
いやッッ、もちろん国一くんですからねッッ。
あの穏やか空間も嫌いではないのですよッッ(>_<)
でもでも、静かな深い愛情はそれまでのシナリオでたっぷり堪能したので、神無ちゃんを好き過ぎて、ちょっとその……歯止めの利かなくなっている状態の国一くんが見たかったな〜、なんて(;´Д`)!!
プロフィールの『神無のここが好き』も、凄い破壊力でしたもんね(笑)

国一さんも決して。決して嫌いな訳ではないので、FDにて甘々空間を切望します(≧△≦)bvvvv





以上が、まとまり切れていませんがキャラ語りとなります。
相変わらずの拙文……おそまつさまでした(>_<)


最近の乙女は私にとって「苦手なキャラ」という存在が少なくなってきているのですけれど、こんなに同列で「皆好き!!」と思える乙女タイトルも久しぶりな気がします。
それだけ、どのキャラクタールートも楽しんでプレイできました(*^-^*)

あ。そうそう。当タイトルで感じたことがあるんですよね。
前から思っていたことだったのですが、(乙女)ゲームの良いところって、

攻略キャラクターが万遍なく主人公と恋愛できるところ

だな〜、って。

オトメイトさんに限らず。ゲーム化が先とか後とかの違いはありますけれど、結構、乙女ゲームの紙媒体ってありますよね。
その場合、どうしてもセンターキャラが主人公と結ばれる比率が高いと思うんですよ。
センター以外を好きになることの多い私には寂しい結果となることが多いので、コミックとかノベルは読まない嗜好なのですがゲームはそれがないのが好き^^
香穂ちゃんの相手には柚木先輩を迷わず選べるし、千鶴ちゃんの相手には沖田さんを。
神無ちゃんの伴侶には響先輩を選択できますものね(≧△≦)b!!

『華鬼』をゲーム化してくださったオトメイトさんには感謝感謝です^^
(相変わらず、OP曲&ED曲も秀逸ですしvvvv

最後に。
原作では神無ちゃんの名前の由来があるのかもしれませんが、私の無知加減をスルーしてくだされば幸いに思います。

「神無」と聞いて真っ先に思いついたのが神無月。
余所の地域では神無月でも、神々の集う地域では神有月に変化します。
庇護翼という存在の庇護を受けられずに過ごしていた日々が神無であるならば。

【求愛】【刻印】を経て愛する鬼の花嫁として傍らにいられる今が神有となる、暗澹を転じることができる命名だったらいいな、と思いました(*^-^*)

こんな風に願ってしまうほど、やっぱり神無ちゃんがとても良い子でしたので、より一層プレイを素直に受け止めることが出来たのだと思っています。
彼女と彼女に愛を誓った二人に幸多からんことを祈ってーー (*´Ω`*)

(2011.04.23 UP)