乙女【紹介】目次 『サイエモ6』攻略 『サイエモ6』感想


Psychic Emotion 6
サイキックエモーションムー





メーカー

オトメイト(2016年10月06日発売【PS Vita】)


「PsychicEmotion6」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様に帰属します。



ストーリー

星ノ市、星ノ学園高等学校に通う2年生の月嶋 ヒカリは、高校入学時に両親が海外赴任となってしまい、祖母が経営していたペンション『エトワール』で一人暮らしをしていました。
ある夜。
ペンションの裏山から もの凄い衝撃音が聞こえ、見に行ってみるとーー。

宇宙を飛び立ったロケットが故障し、地球に不時着したものの難儀している各惑星の王子たちがいるではありませんか!

今、宇宙では、各惑星の均衡が崩れ始めており、そのバランスを正すため、【かぐや姫】を探しに来たと言うのです。
地球で転生を繰り返す かぐや姫が体内に秘める『始まりの力』だけが宇宙を救う、唯一のエネルギーであるとーー。

けれど、地球での活動拠点・ロケットを大破により失くしてしまった王子たちを不憫に思ったヒカリは、空き部屋もたくさんあることだし、と、自分の住むペンションに彼らを受け入れます。
かくして始まった王子たちとの同居生活は、それまで一人暮らしであったヒカリに「寂しい」という感情を思い出させるほど、賑やかで楽しいものでした。

彼らが不時着したのは、10月。
宇宙の滅びを救う、ぎりぎりの期限とされているのが、翌年の3月。
短いようでいて「王子」と共に過ごす日々に、少しずつ想いを育んでいくヒカリ。
そして、「彼」も同じであり、互いに互いを【運命の相手】だと思い定めるようにまでなります。

宇宙の危機を救うことが出来るのか。
「彼」との恋は無事、成就するのか。
全ては想いあう2人の絆の深さに委ねられたのです。



ゲームの流れ

【プロローグ】【CHAPTER.01】〜【CHAPTER.10】までがゲーム期間。
選択肢選択で [ 愛情 ] パラメーター、もしくは [ 嫉妬 ] パラメーターを変動させ、キャラクターとの各種ENDを目指します。
【プロローグ】:共通シナリオ。
*【CHAPTER.01 〜 10】: 個別パート。



システム

主人公の名前変更可能。(但し、公式名だと声付きで呼んでもらえます(≧ω≦)!)
主人公ボイスなし。
CG鑑賞&シーン回想機能あり。(シーン回想はチャプター毎に回想可能)
好感度上昇確認システム("愛キャッチ")& 好感度累計値(ステータス画面)あり。

[ プロローグ ] 終了後【CHARACTER SELECT】となり、即、個別章が展開していきます。
会話、行動などを選択肢から選び取っていくテキストタイプ&アドベンチャー形式乙女。
複数人ENDはありませんので、一途プレイとなります。
★【Sweet Lover】→ [ 愛情 ] 値。
*【Jealousy Lover】 → [ 嫉妬 ] 値。
となり、どちらか片方を上げると、片方の数値が下がるシーソーシステム。

各累積値によって、キャラクターのエンディングは3種類。
*【MARIAGE ENDING】【TWILIGHT ENDING】【DESTINY ENDING】が内訳。
( それぞれ [ HAPPY / GOOD / BAD ] に相当する内容となります)
おまけコンテンツとして【スペシャル】あり。
* [ CG一覧 / MOVIE / BGM / MOVIE / スペシャルシナリオ / プリンスプロフィール ] 収録。
*「スペシャルシナリオ」→ MARIAGE ENDING後の【添い寝】シナリオvv
*「プリンスプロフィール」→ 王子から愛のメッセージ【スペシャルボイス】有り。
CGコンプ後の「御褒美CG」はあります(≧ω≦)!



総評 ★★★☆☆

わたくし……、実は……。

幼稚っぽく見える乙女ゲ大好きなんです(〃ノωノ)!

(過去にそれで「当たりだ!」と思った作品
→ 他社PS2乙女『
とらぶるふぉうちゅんCOMPANY☆はぴCURE』(笑)
そして、PSP乙女『-8』(マイナスエイト)(≧ω≦)!)

ですから、一も二もなく予約をしまして、発売を楽しみにしていました^^

ですが、実際にプレイをしまして感じたことは……。

自分自身の感性の【老い】

だったのです〜〜(T-T)
いや。偶々、私の職場がゴタゴタしていた時期に、プレイしたからかもしれません。
思ったよりも、作品にのめり込めなかった自分にガッカリしてしまって……(;´Д`)

いやいやいやいや!!
違うんですよ!
偶々。そう、何度も言いますけれど、偶々、私自身の感情に波がある時にプレイしたため、そう感じられただけであって、作品のシナリオは
【重すぎず、けれど軽すぎもしない】という、実に乙女ゲらしいクォリティを満たしていたと思います(*^-^*)
あ。でも。それでもやっぱり、
[ 乙女ゲ初心者向け、もしくは、気軽に楽しみたい方向け ] だとも思いますけれど。
(各王子のシナリオ運びは「すごい!」と唸ってしまう出来映えが多かったのですが、解決方法は【愛】ですから、そこが百戦錬磨のお姐さま方には向かないかも……)

ですが。
「ま、こんなもんなんじゃない?」と、少し舐めてかかると、「えぇぇぇ! そんな設定だったの(;゚д゚)!?」という
衝撃に見舞われる作品だとお伝えしたいです!
いやぁ、ビックリしました……。
「POPなだけじゃなくて、仄暗い部分も持合わせていたのね(;´Д`)」と、ひとりごちてしまったくらい。

更に、キャラはまぁ、王道な7人が揃っている訳ですが(笑)、3種類に分かれるENDが、なかなかに心地よかったです^^
それぞれ
【悲恋 / 発展途上 / 祝福】ENDとでも申しましょうか。
[ 悲恋 ] があるからこそ、そのピリリとした風味で、より [ 祝福 ] の幸福度が増す、という味わいが深くなる構成だったと感じております。
そして、エピローグで驚いた
【ED曲の仕掛け】が、もぉ(≧ω≦)!
あれは本当に " 幸せだよ〜〜(T-T)
vv " と眺められる仕掛けでございました。
ウットリです(*´Д`)


システム周りは実に快適で、周回プレイもスムーズに行えるはず。
あ。けれど、いわゆる【愛情度 / 嫉妬度】の増減がシーソー形式なのが、最初は戸惑うかもしれません。
後、同じキャラをプレイする際、
2回目以降は数値が変わるという部分も最初は「え(;゚д゚)?」と思うかも。
まぁ、簡単な仕組みですので、あっという間に慣れるでしょうけれど^^
(個人的には、好感度を【初期化する】という項目があれば、もっと嬉しかったですが、それは攻略ページを作成している側の感想かもしれません)

プレイ時間は、最初のEND到達まで3〜5時間。
一度、エンディングを迎えてしまえば、他のENDを回収するのに、1時間も要らないと思います。

サクサクッとプレイできる作品でしたので、前述しましたが、

* 乙女ゲ初心者の方
* 気軽に楽しみたいけれど、だからと言ってシナリオが軽いばかりではない作品をお求めの方
* そして……。
「え! ちょっ!
【隠し】が関 智一さん(≧ω≦)!!??」と身を乗り出してしまった貴女様(笑)

そのような乙女にピッタリの作品だとお勧め致します(*´∀`)ノシ
vvvv



登場キャラ(cv.)

★ 火ノ宮 一輝(cv.鈴木 達央)王政復古の惑星「火星」の王子。17歳。
    何にでも全力で取り組む熱血王子。裏表のない性格。


★ 水瀬 碧(cv.細谷 佳正) 女性皆無の惑星「水星」の王子。17歳。
    自分にも他人にも関心がない王子。[ 家族 ] という概念を知り、少しずつ変わっていく。

★ 木夜 椎名(cv.梶 裕貴)芸術の惑星「木星」の王子。17歳。
    品行方正、合理主義の王子。その本質は一途で優しい青年。

★ 金城 瑞希(cv.木村 良平)科学の惑星「金星」の王子。17歳。
    発明が大好きな王子。天真爛漫な見かけによらず、頭脳明晰。

★ 美土宇 昴(cv.諏訪部 順一)幻想の惑星「土星」の王子。17歳。
    読書好きで物静かな王子。物腰が柔らかいため、女子生徒からの人気が高い。

★ 黒崎 司(cv.島ア 信長)
ヒカリのクラスへの転入生。17歳。
    明朗快活な青年。引越し先が急に受入れ不可になってしまったため、ペンションに同居する。


★ 皇 日高(cv.関 智一)親友・キララの従兄。大学生。21歳。
    口数も少なく、ぶっきらぼうな男性。けれど、キララ同様、ヒカリを大切に見守っている。

(2016.11.05 UP)



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