リプルのたまご





メーカー

D3PUBLISHER(2003年06月12日発売【PS2】)



ストーリー

アベンチュリン(陽の国)の王子・レグランド王子が禁断の魔書を開いてしまったことから、呪いが降りかかり眠りについてしまいます。
王子を助けるために存在する魔法石が呪いを解くために、クリム、ルチルの2人のリプル
(宮廷魔術師)のたまごを選び出します。
さらに、魔法石に魔力を注ぐ者として、アベンチュリンの連合国、6ヵ国の王子たちをも選び出しました。
リプルのたまご、15歳の少女・クリムは王子たちの協力を得て、懸命にレグランド王子の呪いを解こうとします。
100日後にせまった王子の成人式、そして戴冠式までにクリムはライバルに負けずに王子の呪いを解くことができるのでしょうか。
そして、協力してくれた王子たちとの絆はどのように変化するのでしょうか。



ゲームの流れ

100日間がゲーム期間です。
一日の行動を【移動】【修練】から選びます。
【移動】は王子の部屋を選択し、魔法石に魔力を注いでもらいます。
【修練】は主人公の魔力を鍛えます。
水・風・火・土・花・雪のカードがあり、Lv1〜5まで鍛えることができます。
10日毎にルチルとのカードバトルがあります。
ルチルとのカードバトルに勝つためには合成カードが有効です。
   合成カードは2種類のカードがLv3以上になると入手できます。
   合成カードの組み合わせは、【水+雪、風+花、火+土】です。
35日目にガーデンパーティ、65日目に夜会があります。
クラウディの部屋への移動のみ、行動回数を消費しません。
ルチルとのカードバトルに6回勝つと、レグランド王子の呪いを解くために王子の部屋に行けるようになります。



システム

スチル一覧のアルバム機能付き。
各キャラのスチルをフルコンプすると声優さんのコメントが聞けます。
各王子(レグランド除く)は恋愛段階1〜3まであります。
各段階に数値制限があります。



総評 ★★☆☆☆

お手軽にサクサクできるゲームです。
攻略キャラも定番どころが揃ってますし(笑)
カードバトルもなかなか楽しいシステムだとは思います。絵柄も可愛いです。
ただ、やはり安価でプレイできるゲームだからでしょうか。
各キャラのシナリオと言いますか、バックボーンがめちゃめちゃ弱いです。
もっと突っ込んだイベントにしてくれればいいのに、と正直思いますし。
主人公にたいしても一応、好感度の段階設定はありますが、最初から好意的なことを言ってくれるので、あまりその差が感じられませんでした。
でも主人公は性格可愛いですし、攻略キャラもハズレはいないと思います。
(激しく萌えキャラというのも難しいと思いますが……)
サクサク進めて楽しみたい方にはオススメなゲームです。



登場キャラ(cv.)

レグランド(cv.末永 敦亮)… 17歳。
   アベンチュリン
(陽の国)の王子。真面目で誠実な性格。
   幼い頃一度会っただけの少女との思い出を大切にしている。

エクリュ(cv.田坂 秀樹)… 21歳。
   スノーウィ
(雪の国)の王子。面倒くさがり屋でのんびり屋さん。

ユークレース(cv.谷山 紀章)… 25歳。
   グラン
(地の国)の王子。見識家だが実は酒乱(笑)

トリフィル(cv.東 久仁彦)… 18歳。
   ウィンデス
(風の国)の王子。王子だが自国の騎士団に所属している。
   剣の腕は確かだが、女の子は苦手。

スピネル(cv.森 訓久)… 26歳。
   フロウリア
(花の国)の王子。美しいものが好きな気品ある王子。女性全般に優しい。

ウルツ(cv.荻原 秀樹)… 18歳。
   フレイム
(火の国)の王子。元気いっぱいハツラツ青年。

セピオ(cv,佐藤 勇)… 14歳。
   ティアウォータ
(水の国)の王子。お菓子作りが得意な、歳の割りにしっかりした少年。

クラウディ(cv.岸尾 大輔)… 27歳。
   主人公・クリムの師匠。リプル
(宮廷魔術師)の最高権威。
   王子の呪いを解こうとして逆呪いにかかり、アヒルの姿になっています。
   豪放磊落な、誰
(王子)にでも物怖じしない性格。

(2004.11.11 UP)