Double Score  Cosmos×Camellia







こ……これは、

こんなに低価格なのに、ここまでときめき感を楽しめて良いのでしょうか(≧ω≦)!?

と感じてしまう、本当に秀でている乙女作品でございました。

と言いつつも、このレビューを打ち込みしている今現在
(2013年4月)、2作目以降の製作がどんどん押していまして、5月末発売だったはずのタイトルが7月末頃の発売になっていたり……。
思考錯誤を繰り返しておいでのようです。
それに関しましては、まぁ。
やはり発売を楽しみに待っていましたので「寂しいなぁ」とは思っておりますが、販売価格に対しての丁寧な制作姿勢を鑑みれば「いつまでもお待ち申し上げますよ^^」と応援したい気持ちでいっぱいになってしまうのでした♪
(こういう姿勢でお待ちになっている方って結構多いのではないでしょうか^^)

と、すみません。
本作品への感想に戻らせていただきますね



本作品は全6作品のうちの1作目。
攻略キャラクターが12人+αいるうちの、最初の2人組でございます。
(+α部分に関しましては、6作品全てを購入後、応募者に送付される特典ゲームCDで攻略できるキャラクターとなる予定)


これがまた良いのでございますよぅ(≧ω≦)
vv
1作目である本作品にも全員ではありませんが、何人かの今後発売予定の攻略キャラの面々が登場してくるのですが……。
本作品での攻略キャラクターである、周防壱成、戸高鷹介、両者に絡めての

人間模様が最高なのです(*´艸`)!!

それぞれのキャラクター性が立っていますので、「うわ〜、これからこのキャラクター達を攻略出来るんだな〜^^ 楽しみ(≧ω≦)!」と期待に胸膨らみますし。
逆に、例えどんなにたくさんの面々が出てきたとしても、やっぱりは
本作の主人公となる二人のシナリオが美味しいので、どんどん恋愛シナリオに惹き込まれていくんですvvvv

壱成さんと鷹介さんの性格の二極化も良かったですねぇ(*´-`*)
簡単に言ってしまえば「陰」と「陽」な二人なので、単純ではありますが、プレイヤーの好みにどちらかは必ず当てはまるはずですし、個々の細かい性格の好みを調整するには後続のタイトルを買って補えば良いので、そういう意味でも1作目に相応しい二人なんだな、と思いました^^

大体にしてストーリーの導入から、乙女ゴコロを上手くくすぐられちゃいませんでしたか(≧ω≦)!?

ヒロイン・麻衣ちゃんはおっとりしていているけど、肝心要の場面では芯もある子で好感が持てますし、
何より作中にて
花園神社の大切な「巫女」であり「神子」でもあるという、特別視される存在ということが気持ち良いのですよねぇ(*´Д`)

そんな風に周囲からもとても優しく見守られ
(一部、神主さんを除外しなくちゃいけないかも(笑))、揚句、運命の相手となる男性には自分から花を届けにいけるというシステム!
序盤から、「よしっ、●×さんに突撃しよう(≧ω≦)! 愛を育もう!!」って意気込みがプレイヤーにも、めちゃくちゃ湧いてきちゃうじゃないですか。
上手いですよね〜〜(*´Д`)!!
Blue Moonさんの手の上で転がされちゃってる感じが半端なかったです(笑)

でも、それもこれも。
こんなに楽しく転がされちゃうのは、やっぱり乙女ゲームとして必要な核がきちんと揃っているからこそなんですよね(*^-^*)

女子高生の
【初恋】という、それだけでドキドキと特別感を覚える内容に加えて、攻略キャラクターとの【年齢差】から生じる戸惑い、焦燥。
そして、その後に必ず訪れる、障害からの解放、昇華が織り込まれているのですから、EDへ向けての高揚感が素晴らしかったです
vvvv


と、これ以上はキャラクター語りでお話した方が良いかも。
それでは、いざ! キャラ語りへ参りますね〜^^
(「Double Score 〜Cosmos×Camellia〜」のアイコンに使用されている画像の著作権は、株式会社アスガルド様に帰属します。
また、cv. の敬称は略して記載させていただいておりますm(_ _)m)




周防壱成(cv.立花慎之介)サラリーマン(広報部所属)。31歳。誕生花【コスモス】

なんて面倒な人なの〜〜〜〜8(≧△≦)8))))


って、壱成さんのルートプレイで強く思いましたぁぁぁ
vvvv

だって、なかなか麻衣ちゃんへの恋心を認めてくれないんですもの!!
壱成さんは勿論、後述する鷹介さんも、

麻衣ちゃんが女子高生であるが故に、

躊躇って、思い悩んで最後の一歩を踏み出してきてくれないんですよね。
でも
vv
同じようなもどかしいシチュエーションでも、やはり両者の性格がありますので萌えどころが違ったなぁ、としみじみ感動しております(
*´Д`)vv

鷹介さんは、手管で以って身を翻してしまう
[ 狡い大人 ]萌えvv
で、壱成さんはもちろん!

【ムッツリ】萌えでございましたぁぁぁぁ(ノωノ)!!!!

いやぁ、拙レビューをこれまでお読みになって下さっている方ならお分かりかと思うのですが……。
わたくし、二次元男子の[ ムッツリ ]に滅法、弱いのでございます
////
もうね、ムッツリがあれば生きていける! ってなくらいに、どハマリしているのですよ(笑)

だって壱成さんてば、もう
vv

自分がキリギリになるまで我慢をして、相手の気持ちを慮って表面的には堪
(こら)えて、紳士的に優しく振る舞って。
でも、その臨界点を越えてしまったら、あとはもう激流に呑み込まれる他はなかった弱さが好き(*´Д`)

ーーと、行きたいところなのですが、さすが壱成さんは手強いです(笑)
一筋縄ではいきませんでしたもの。
そう!
彼は麻衣ちゃんから「逃げて」しまうのでした。

ですが、「逃げる」という行為をしたのは、何も壱成さんだけじゃありません。
鷹介さんだってそうでしたから。
やはりですね、30代の男性が女子高生と恋愛をするのって、本当に勇気がいることだと思うんです。
だから鷹介さんは、かつてはそれが当たり前で居心地の良かった薄利多売な日々へ戻ろうとしましたし、壱成さんは……。

年齢的には相応な、他の女性を幸せにしようとしました。

同じなんですよね。
どちらも、麻衣ちゃんに背を向けるという結果は同じなんです。
ただ、麻衣ちゃんではない「他の女性」への誠実さが違うだけ。
でも、その誠実さが重い分、壱成さんの方がより自身を苛
(さいな)む辛い道に踏み込んでしまった。

「言えないから、目で言っているんだけど? ああでも伝わっていないなら言葉にしないと。

…………………呪われろ」


という、郁哉先生の言葉通りに……。

な〜んて!(笑)

まぁ、一時は本当に呪われてそうな勢いで、暗黒街道まっしぐらを突き進むかに見えた壱成さんルートでしたが、周囲からの発破もあって。
勿論、一番は麻衣ちゃんのたゆまぬ「好きです!」という想いが伝わって^^
収まるところに収まってくれた恋愛EDが最高でした(*^-^*)!

良かったねぇ、壱成さん!!
以前、酔いつぶれて苦しい意識の中で願ったこと、

(……もう、何も考えたくない)
(起きて目覚めた時、彼女が側にいてくれたら……どれだけ嬉しい事だろうか)


この夢が当たり前のことになるんだよ。
夢想ではなくて、好きな人を惹き寄せて、キスをして掻き抱くことが「当たり前」になるって、とっても幸せなことだものね!
これからは、心置きなくどんどんどんどん、麻衣ちゃんを甘やかしてあげてね〜〜(≧ω≦)
vvvv

……なんて、思っていたのですが、ED【大人な関係】は最高でした(≧ω≦)


「……ぶふーーっっ!!!! げほっ、げほげほっっ!!!!」
「……今日は随分、大胆なんだな」


から始まる一幕には笑い転げてさせていただきましたもの〜〜(笑)

さらに声ヲタ意見を言わせてもらえれば、このEDは立花さんが光り輝いていて、本当にもう素敵でしたから(
ノωノ)!!
立花さん、G.Jです
vv
お慕い申し上げております〜〜(≧ω≦)
vvvv

と、こんな感じで(笑)
ルートプレイをなさっていない方には、何が何やらな書き方だと思うんですけれど、このGoodEndは壱成さんの[ ムッツリ ]が大フィーバーだった訳なんですよ!!
正直に言ってしまえば、HaapyEndよりも大好きですもん
////

甘くて紳士な壱成さんだけじゃ、物足りない(≧ω≦)!
甘くて、とろっとろに蕩けて、情けないくらいの壱成さんが好きなのッッ8(≧△≦)8))))


壱成さんは通常シナリオ部分では、「目上の先輩に対してそれはどうなの?」と少し思ってしまう部分もあるのですが、そこはまぁ、ゲーム内の関係性ですし、何よりそこを補って余りある、私好みな
【真面目さと優しさ】がありますので、全然OKです(≧△≦)b

そんな、

ぜ〜〜ったい、頭の中では鷹介さんより濃いことを考えているに違いない

優しいエロ紳士な壱成さんが大好きでございましたぁぁぁ(≧ω≦)!!!!
(ホントどうしようもない〆方で申し訳ございません(笑))




戸高鷹介(cv.鳥海浩輔)サラリーマン(営業部所属)。32歳。誕生花【椿】

「うわぁ、チャラッ(;゚д゚)! しかも、テンション高っ!!」


……が、鷹介さんの第一印象でございました。
でも、本作品をプレイされた方が概ね同じ感想を持ったんじゃないかな〜〜、って思ったりしています。
そうじゃありません? ね? ね?(笑)

や〜、でもですね。
全然、「ウザいなぁ」など苦手意識はなかったです。
見た目そのままの男性
(ひと)なんだよね、と良い意味で裏表のない性格を好ましく感じましたから、何にでもノリ良く付き合ってくれる鷹介さんに突進していくのは楽しゅうございました(≧ω≦)ニュフ

が! その分!!
壱成さんとはまた違った意味で厄介な人だったなぁ、って、しみじみ思います(>_<)
だってさぁ!!
(と、咆哮^^;)

「女子高生にこんなことしてもらっちゃって感激(≧ω≦)!」


と麻衣ちゃんのすることにいちいち大喜びして接してくれる鷹介さんが、
一番、麻衣ちゃんのことを線引きして自分のテリトリー内に入れてくれてない!!

ん〜〜、確かに。
鷹介さん元来の性格も勿論ありますけどね、やっぱり30代男性からしてみたら【女子高校生】なんて、
「異次元空間に存在する、男女の情が交わることのない希少種」
みたいなものだということは分かります。
これって私みたいな女性からしてみても同じことなのですよね。
この歳でアイドルとか声優さまとか、普段は接触のない二次元の画面を挟んだ存在に嵌まったりはするけれど、現実の男子高校生には目が行きませんもん。

だから、麻衣ちゃんの言動に大仰に一喜一憂してくれちゃう鷹介さんって、逆に「女子高生」ブランドもしくはフィルターを通して、偶像みたいな麻衣ちゃんをちやほやしてくれてるだけなんだよねぇ、ということも容易に推測できちゃう訳なのでした。

むむむ。
これは手強いですよ(>_<)!!
まずはですね、鷹介さんてば素人さんでも、コホン。玄人さんでも、女性に不自由してないんです。
気軽に出かけられる異性に事欠かないし、もしかしたら、その先も手軽に楽しめる関係性だって有り有りですよね。
ってか、きっと有るはずです(笑)
そんな人の線引きを取っ払うのって、めちゃくちゃ大変じゃないですか(>_<)!!
だって、本気になりたくてもなれない言い訳に、今までの緩い関係性へと逃げ込める道が用意されているんですもの!

どんなに麻衣ちゃんが鷹介さんの、実は理想的な女の子でも。
どんなに麻衣ちゃんが鷹介さんを一途に見つめていたとしても。

逃げ道がある男性は狡くて、そして臆病なんですよね。
本当に堅固な砦だったと、プレイを思いだしてはしみじみしています(;´Д`)

でも、そこを乗り越えて、

「でも、絶対に、そんな事認めたくねーんだよ。
だってオレ、32だよ? 女子高校生に本気になんて、どうかしてるじゃん」


という、楽しいとこ取りの時間に甘えて逃げてしまいたい気持ちを、

「君から見たら、年上すぎて恋愛対象にならないかもしれないけれど、それでも、自分の想いを伝えたい」

って、真正面からぶつかってきてくれた鷹介さんにめちゃくちゃ萌えました(≧ω≦)!!

そうだよ〜^^
鷹介さんは逃げる手段がある分、容易に自分の気持ちを認めてくれなくて手強かったけれど、「もういいんだ」って。
年齢差とか、「まだ麻衣ちゃんは成長途中で、もしかしたらこの先、もっと素敵な出会いがあるかもしれない」とか、そんな迷いをスッパリ断ち切ってしまった後はーー。

これまで見せてくれていた、機微に聡い部分。
スマートにエスコートしてくれる部分。
楽しくて、明るくて、ゆるくて(笑)
でもその分、甘えさせてくれて、自分も甘えることにはスペシャル級な
vv

甘いだけの鷹介さんをぜ〜んぶ、丸々!
麻衣ちゃんだけのものに出来るなんて幸せ〜〜〜ッッ8(≧△≦)8))))


もうね、賑やかしくしてくるから全部をノリで済ませてしまいそうになるんだけど、小さな気遣いを散りばめてきてくれる男性なので、これから先は麻衣ちゃんが手綱をしっかり握っていれば、それは一生ものの関係になること間違いなしです(≧ω≦)
vvvv


彼の性格を考えたら、どう見たってすぐに麻衣ちゃんを掻っ攫ってくれそうなのに、それをしてくれないもどかしさ。
でも、自分の気持ちを認めちゃったら、この先はラブラブになるしかない彼の性格(笑)
そんな、歯がゆくて地団駄を踏みたくなるようなプレイが最高でした!
鷹介さんが大好きですよ〜〜〜(≧ω≦)
vvvv




以上がキャラクター語りでございます^^!

本作は、と言いますか多分、今後発売されます後続タイトルも嫌いなキャラクターというものは存在しなく、大好きで仕方ない男性陣にしか出会えないと思いますので、ず〜っと「好き好き」言い続けるだけだと思うので……。

本当に脳みそ使わないレビューで申し訳ございません(>_<)!

と、今から謝っておきます(笑)



二人のうち、どちらも大好きで堪らないキャラクターばかりが登場する本シリーズ。
実は実際にプレイするまでは、あまり良い感情は持っていなかったのですが……

【Double Story】は、最高ですね(≧ω≦)!!

これに関しましては多くを語りますまい。
えぇ、一言だけで済んでしまいますから。
でもですね、大よそ腐ったオトナのしようもない発言を致しますので、年端もゆかない乙女御は耳を塞いでくださいませ(*´Ω`*)

では……参りますよ?
すぅ。

麻衣ちゃんたら、



右からも左からも攻められて、あんあん言っちゃえば良いんだ〜〜
(≧ω≦)!!!!」




はい! 以上でございます!!
もうこれ以上は何を言ってもボロが出てしまいますので、これにて逃走いたします!!(笑)
こんなどうしようもない感想にお付き合いくださいまして、どうもありがとうございました(≧ω≦)
vvvv

7月に発売される『カトレア×水仙』も、とってもとっても!
楽しみにしておりま〜〜す(*^-^*)
vvvv

(2013.04.19 UP)