乙女【紹介】目次 『ダンデビ』攻略 『ダンデビ』感想



Dance with Devils





メーカー

Rejet(2016年03月24日発売【PS Vita】)


「Dance with Devils」のバナーに使用されている画像の著作権は、Rejet株式会社様に帰属します。



ストーリー

四皇學園に通う2年生・立華 リツカは、ある日、學園内で絶大な人気を誇る生徒会メンバーに呼び出しを受けます。
理由は些少な校則違反をしているのでは? という名目でしたが、それまで生徒会役員と面識のなかったリツカには、誇張ではなく【運命の分岐点】ともなる日でした。

その日を境に、リツカの周囲が騒がしくなっていきます。
突如、得体の知れない連中に襲われたリツカ。
彼らから助け出してくれた生徒会メンバー、そして、イギリスからの留学を終え帰国してきた兄・リンド。
彼らを日を過ごすうちに、リツカは自分自身が、世界を統べる魔力を秘めた
『禁断のグリモワール』を紐解く存在であることを知るのでした。

『グリモワール』の情報を執拗に引き出そうとする
ヴァンパイアから逃れる日々は、リツカを緩やかに、けれど確実に「彼」へと近付けていきます。
けれど、「彼」の正体を知り、そして、『禁断のグリモワール』の在り処を知ることとなったリツカが選び取る運命はどのようなものなのでしょうか?
リツカは、『グロモワール』の力が最高潮となる
615年に一度の満月の夜を、「彼」と乗り切ることが出来るのでしょうかーー。



ゲームの流れ

[ 序幕 ][ 第1章 ] 〜 [ 第13章 ] までがゲーム期間。
リツカ自身が鍵を握る【禁断のグリモワール】を、アクマ等に利用されないことが目的。
選択肢選択により【好感度】【ヒト度 / アクマ度】の数値をUPさせ、各種恋愛ENDを目指します。
[ 序章 ] → 共通パート。
* [ 第1章 〜 第6章 ] → チームパート。
* [ 第7章 〜 第13章 ] → 個別パート。
* 更に [ 第12章 / 第13章 ] →【ヒト度 / アクマ度】の累積値により、[ ヒトルート ][ アクマルート ] に分岐。



システム

主人公の名前変更可能。デフォルト名だと声付きで呼んでくれます!
主人公ボイスはありません。
CG鑑賞 & シーン回想有です。シーン回想は充実の一言!)
バックログからの [ シーン巻戻し ] 機能あり。
[ 選択肢ジャンプ ] も有りますが、【未読部分も強制スキップ】仕様。

股掛けENDは存在しないので、一途プレイのみ。
【ヒト度 / アクマ度】→ 攻略キャラクターが「どちら側に近付いているか」の指針。
* [ ヒトルート ] がいわゆる HAPPY END ルート。
【カードコレクション】→ Vita起動時に1枚入手することが出来るカードの一覧。
* 全部で「100」枚。
* カードをコンプリートすることでも、トロフィーGET。

恋愛ENDは4種類。
*【ヒト度】+【好感度】の組合せで【ヒトEND.1 / END.2】(ヒトEND.1 がHAPPY ENDなのは確実)
*
【アクマ度】+【好感度】の組合せで【アクマEND.1 / END.2】(HAPPY / GOOD / BAD混在)
*
全てのENDにCG有り。シーン登録有り。
【ボイスコレクション】
→ 各種恋愛ENDをクリアしていくと、順次解放されていく「シチュエーション・ボイス」集。
CGフルコンプ等による【ご褒美CG】有りです^^(3枚)



総評 ★★★

面白かったですね〜〜(≧ω≦)♪

とは言いますものの、私自身、アニメは全く
【見ていません】。
予備知識も一切ない状態でプレイをしました^^

(1)システムは乙女ゲ慣れしていれば(笑)快適。
好感度の他に [ ヒト / アクマ度 ] を高めることで、それぞれのルートに分岐するのが楽しかった♪
例えば、Rejet様絡みの『MARGINAL#4』なんかをプレイしていると分かりやすいかな、と思ったり。
( [ IDOL / PRIVATE ] にルート分岐)

(2)
キャラクターも魅力的!
アニメを見ていなくても、普通に身悶え出来るのですから、アニメを見ていたら、もっともっと素敵に脳内麻薬を分泌(笑)出来たんだろうな(
*´Д`)、と勿体なく感じています。
(個人的にはレム様&リンド!)

で、ここからはマイナス?ポイントと言いますか……を、もにょもにょっと(;´Д`)

(3)ヒト編にしろ、アクマ編にしろ、BAD END が辛い……orz
いや、これは何も本作に限ったことではないのですが、「ヒト×
(ダークサイドの)異種族」の恋愛模様を堪能する作品だけに、【血塗れ】のものが多くて……。
私は見るのが辛かったです(T-T)
その分、HAPPY END は、とことん幸せなんですけどね(*^-^*)!

(4)ちょっと……。プレイも後半になると、重いシナリオが辛くなってくる……かも^^;
いや、楽しいんですよ! もちろん(≧ω≦)
vv
でも、
[ グリモを巡る攻防戦 > 個別シナリオ ] という濃度に、私は感じているので、何と言いますか……。
平和な世界が恋しくなります(笑)
ま。それを勝ち取るための作品なんですけれどね(≧△≦)b



とまぁ、こんな感じの総評となりましたが、総体的には、

【アニメ先行】の恋愛ゲームとしては、とても素晴らしい作品

だと感じています(≧ω≦)!


システム周りは、相変わらずの
【未読部分も強制スキップ】してしまう選択肢ジャンプ以外は、とても快適♪
(その間のイベントCGも取りこぼしてしまいますので、ご注意を(>_<)!)
初周は、7〜8時間かかるかと思いますが、共通パートを既読にしてしまえば、個別パートまであっさり辿りつけるようになりますから、2周目からは4〜5時間もあればクリア出来るのではないでしょうか。
章で区切られてもいますし、自由時間に余裕のない方でも、ゆっくり楽しめると思います(*^-^*)


普通の恋愛ゲームとして、ここまで楽しめるのであれば、本当にファンの方々には堪らない逸品だろうなぁ、と想像に難くありません!
アニメやコミック、はたまた小説等では、どうしてもヒロインと結ばれるのは「一人だけ」……orz
それを、ヒロインが【誰も彼もを全員】幸せにしてあげられる! という幸福感は得難いもの(*^-^*)
[ 世の終焉 ] とでも言うべき、少し重い世界観ではありますが、それらを乗り越えて、異種族である「彼」をヒトの愛で溶かしたい! と思われる方には滅法オススメでございます(*´Ω`*)
vvvv



登場キャラ(cv.)

鉤貫 レム(cv.斉藤 壮馬) 四皇學園 生徒会長。魔界六貴族・アーロンド家子息。
   完璧主義者のアクマ。が、素直な表情を覗かせるリツカに心を許し始めている。

立華 リンド(cv.羽多野 渉) 四皇學園 3年。エクソシスト。リツカの兄。
   幼い頃よりリツカを見守り、妹を守るためだけに厳しい修行に耐えてきたエクソシスト。

楚神 ウリエ(cv.近藤 隆)四皇學園 生徒会副会長。魔界六貴族・フェザー家子息。夢魔。
   享楽主義のアクマ。見目麗しく、言動も甘いため女子生徒のファンも多い。

南那城 メィジ(cv.木村 昴)四皇學園 生徒会書記。新勢力のアクマ。
   がっつり体育会系のアクマ。男臭い生徒たちから「兄貴」と慕われている(笑)
(子分的な意味合い!)

棗坂 シキ(cv.平川 大輔)四皇學園 生徒会会計。堕天使。
   ゾクゾクする悦びを感じられるという理由で、痛めつけるのも、痛めつけられるのも好きな異端のアクマ。


ローエン(cv.鈴木 達央) アーロン家に仕える。ポメラニアン / ケルベロス。
   身分階級は低いアクマだが、慇懃無礼で(笑)知性も高く、空間をすり抜ける魔力に長けている。

(2016.12.06 UP)



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