GARNET CRADLE
   Sugary Sparkle

  



メーカー

SPICA様。(2010年2月5日発売【Win】
「GARNET CRADLE Sugary Sparkle」のバナーに使用されている画像の著作権は、ARIDESIGN株式会社様に帰属します。



ストーリー

ミフターフで恋人となった「彼」と初めて迎えるクリスマスパーティー。
それなのに、美紅は「彼」と喧嘩の真っ最中で気持ちが高揚しません。
そんな時、お父さんからクリスマスツリーのオブジェが入っている可愛らしいストラップをプレゼントされました。
そして、その夜ーー 目覚めると美紅はクリスタルの中に閉じ込められ、「彼」と二人で現実世界でも、夢の国ミフターフでもない異世界に。

「この世界は一本のクリスマスツリーが輝いていたからこそ存在していたのに、お前が姫を苦しめるので輝きが失われてしまった。世界も姫も崩壊してしまう」

と、二人の前に現れた案内人は告げます。
呪いをかけられた体になってしまった美紅と、ツリーの国を「彼」は救うことが出来るのでしょうかーー?



ゲームの流れ

選択肢を選びBadエンドにならずに主人公にかけられた呪いを解き、現実世界へ戻ることが目的となります。



システム

主人公の名前変更可能但し、名前では呼ばれません。「姫」「あんた」等に置換えられます)
スチルを一覧できるアルバム機能、シーン鑑賞機能付き。
選択肢を選んでエンディング分岐するノベル形式ゲームです。
各キャラクターにはHappyエンドのみ存在。一部、Badエンドもあるキャラクターもいます)



ミニゲーム

【Peg Solitaire】
盤面にある紅玉を消していき、最後に残った一つを中央の穴に収めるゲーム。
玉は左右上下に隣り合っている玉を飛び越えることで移動していきます。
その際、飛び越えた玉は消滅します。

【Black Jack】
カードの数字を合わせて最大 21にするゲーム。自分の得点が2000点になると勝利。

【Dungeon Escape】
閉じ込められたダンジョンから脱出するゲームです。
ダンジョン内には王子(雪だるま)と貴女がいます。
王子か自分かをまず選択して操作し、相手を探します。
ダンジョン内には敵もいますが、脱出に役立つアイテムも落ちているので、どんどん拾って使っていきましょう。

【Cookies Quest】
クッキーの裏に描かれている同じキャラクターを2枚めくり、ペアを作っていきます。
間違うと相手のターンになります。
相手より作ったペアの数が多ければ勝ち。
3回勝負で、先に2勝したらクリアです。

【Jewel Polyphony】
宝石が発する光と音の順番を正しく追うゲームです。
3段階で長くなっていきます。
最初ライフは3つですが、1段階を間違えずにクリアすると 1つライフが増えます。
持っているライフがなくなると負けとなります。



総評 ★★★☆☆

本編『GARNET CRADLE』の後日談ですから、楽しかった!!
実に楽しかったです〜〜vvvv
選択肢もミニゲームも豊富で難易度も高くなく、【ゲーム】として見れば本編よりずっと、それらしいと思います(笑)
ファンディスクですので、一つ一つのシナリオが短く一日でクリア出来てしまう方が大半かと思われます。
甘さは……恋人になった後なのですが美紅ちゃんが【呪い】をかけられている状態ですので、シリアスタッチが基本となっています。
あ。甘いことを皆さん、仰ってくれるのですが、ほのぼの〜とした中で語られるのではなく真摯に訴えてくださるんです。
それがまた余計にキュンキュンしましたッッ////
欲を言えば……発売時期をクリスマスに間に合わせて欲しかったなぁ、とは思います。
発売当初に時期がずれていたため、いまいち乗り切れないところはありましたが、発売から時期をずらして購入する方で「CRADLE」ファンなら購入して損はないと思います!!
恋人になった二人のすれ違い、そして仲直りをぜひご堪能ください(*^-^*)vv



登場キャラ(cv.)

勅使川原 透矢(近藤 隆) 御符汰学園生徒会役員
   美紅の婚約者。婚約のことを快く思っていないため、美紅に冷たく接する。

西蓮寺 理人(柿原徹也) 御符汰学園生徒会長
   洗練された物腰の人。でも、すべてが白い訳ではなさそうな……。

白土 楓(寺島拓篤) 御符汰学園1年生
   美紅の同級生ながら、本当は2歳年上。美紅の傍仕えとして、穏やかに仕える人。

櫻沢 輝一郎(平川大輔) 御符汰学園サッカー部キャプテン
   明朗快活で周囲への気遣いも忘れない人。本当に体育会系なのかな(笑)

サーリヤ(立花慎之介)ミフターフ国 第一王子
   ミフターフで初めて会う人物。感情表現が苦手で、本心をなかなか見せてくれない。

(2010.02.16 UP)