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GARNET CRADLE
Sugary Sparkle
本来はきちんとクリスマス時期に発売されるはずだった、本タイトル。 予定がずれて翌2月発売になってしまったために……プレイしていて感動が……微妙に薄れてしまった残念な作品です^^; シナリオ自体は、本編ファンならどなたでも楽しめる甘い内容になっています^^ あぁ、それなのに発売時期がッッ(>_<)!! 発売時期から大分経過して、自分のタイミングでプレイする分には申し分ないと思うのですが、発売当初にプレイする身としては……。 「もったいないなぁ」 と。 どうせなら、バレンタインの内容も楽しみたかったです(笑) (オフィシャル通販するとバレンタイン内容の冊子が付くのですよね^^) でも、内容自体は、 本編よりずっと【ゲーム】している と思います!! シナリオの長さに合った選択肢の数。 時おり挟まれるミニゲームの種類&難易度。 丁寧に作りこまれたファンディスクだなぁ、と感動しました(*^-^*) ミニゲーム内容は攻略ページにコツらしきものを記載しておりますので省きますが、女の子が好きそうな、「可愛らしい&綺麗な&繊細な」作りのものがほとんどでしたね。 そういう私も「女の子」ではないですが、目からも楽しめました(笑) ん……そうですね。 ネタバレ覚悟でしたら、本編をプレイする前にちょっと遊んでみたいなぁ、という方にも楽しめる作品に仕上がっているとも思います。 気軽〜に サクサク〜っと遊べますから^^ 一日の時間を自由に使える環境にありますなら、一日で攻略できてしまう内容です。 しかも、全攻略キャラに主人公・美紅ちゃんが愛されまくっていますからね!! 楽しいことこの上ないですよ〜(*^-^*)vvvv と、いうことで? 私の攻略順、キャラ語りへ参りたいと思います。 ファンディスクレビューなので、軽めにいきますね^^ (「GARNET CRADLE Sugary Sparkle」のアイコンに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社様およびARIDESIGN株式会社様に帰属します。また、声優様名の敬称は略しております)
またも序盤攻略。 先輩、ごめんなさい(笑) キイチ先輩は初回プレイだったので内容よりも、まずはゲームに慣れることの方が先だった気がします^^; でも、もちろん好きなイベントはありましたよ〜vv ツリーに飾るオーナメントを探して、『眠れる王子』 理人先輩のお城に二人で向かったところです^^ 「オーナメントがどうしても欲しかったら、俺にキスして」 と美紅ちゃんに言う無体な理人先輩(笑) 「別に俺のものになれと言ってるわけじゃないよ? キスの1回や 2回いいじゃないか」 「……---- あのな西蓮寺。じゃあ聞くが、逆の立場だったらどうするんだよ。 お前は許せるって言うのか?」 「まさか。許すわけないじゃないか。そんなことを言った相手をこの手で消すね」 「……---- らしい回答過ぎるから止めてくれ」 と、溜め息寸劇してしまう先輩同士のやり取りが素敵でしたvv 面白くって〜(笑) 一度は辞退するものの、キイチ先輩のためにオーナメントがどうしても欲しい美紅ちゃんが単身で理人先輩のところへ戻ります。 えぇッッ。 あわやキスッッ(>_<)!!?? という瞬間にキイチ先輩が乗りこんできてくれるのですが〜〜vvvv そのスチルも激萌えなのですが〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) セリフも素敵です!! 「さっき言ったよな、西蓮寺。相手の男消すって。 ……俺も、そうすればいいのか?」 「あんたもだ!!」 「好きな女が他の男にキスするの黙って見てる男がいると思ってんのか!!」 なんですよ〜〜〜ッッ//// 最初の「そうすれば」は、とっても押し殺した声で。 その次は激しく怒って。 もう素晴らしすぎです、平川さん(T-T)vvvv!! ここは本当に好きで、ウットリと聞いていた場面でした(*^-^*) 終盤でキイチ先輩とのクリスマスパーティーに対する、すれ違いの原因が明かされます。 それも可愛すぎ(笑) パーティーでダンスをエスコートできない=踊れないから なんですよ〜〜^^!! 青春すぎて、逆に先輩に抱きつきたかったです!! 「……踊れない男と行っても…… あんたが可哀想なんじゃないかって……----」 (安堵で泣いてしまう美紅) 「うわ!? ごめん!! やっぱり最低だよな踊れない男!!」 「これでも練習しようと思ったんだ! でも独りでやっても何か変だし……全然上達しないし……」 「……本当、情けないよな、俺……」 〜〜〜〜(笑)!! そんなことないです!! 可愛らしすぎて。 独りで踊っている先輩を思っただけで。 気を遣うところがズレてるところもッッ。 全部、大好きです!!(笑) ラストでは、 「俺の一番の自慢なんだよ。 ……姫さんは」 と、キスもしてくれるキイチ先輩に頬が緩みっぱなしでした〜(*^-^*)vv オチの展開が読めるものの、キイチ先輩ファンにはたまらなく抱きつきたくなるお話しだと思います。本当の彼氏だったら、こちらがとっても幸せになる素敵な方ですね^^
透矢君も……最初からオチの読める展開でしたが、やはりオチはそうでしたか(笑) 美紅ちゃんが楽しみにしていた、クリスマスパーティーに出席しないのは……。 デートだってしないのは……。 「結納」の日取りばかりを気にしていたのは……。 「何がデートだ!! そんな悠長なことをしている間に他の男にとられるかも知れないだろう!」 「お前は誰が見ても可愛い! 俺以外が好きにならない保証なんてない。 いやむしろ絶対好きになる男がいる!」 「そいつらに! 絶対渡したくないんだ! お前を!!」 「お前は俺のだ! そう決めたんだ!」 という理由の透矢君でした。 やっぱりね!!(笑) 透矢君ルートはあまり印象に残っていません^^; なんだか、オーナメントを渡してくれる他の男の子たちの方が大人な対応だったような気がします。 あ!! ありましたよ!! 好きなシーンvvvv 一度目は手に入れられなかったオーナメントを貰いに、リヒト王子の城へファラーシャと再訪問するところです。 前回訪れたときには 【昼】だったのに、今回は……。 「あら、夜になってる」 「襲うつもりかしら」 っていう、ファラーシャのツッコミと、 「君のために暗くしておいたよ。この方が雰囲気出るだろ」 と、しれっと言えてしまう理人さんに爆笑してしまいました〜ッッ^^ どうしてこういう会話になっているのかは、ぜひファンディスクでご堪能ください。 あ。 透矢君ネタではありませんでしたね(笑) しかし、終盤では……。 椿ちゃんと、楓ちゃんの扱いが悲しくて嫌 (T-T)!! 存在しないことになってしまうなんて〜〜。 そんなの切なすぎます!! 好きな人を選ぶと、親友の存在がなくなってしまうなんて……究極の選択にも程がありますよ〜(T-T) ファラーシャみたいに、希望のある扱いが(どのルートでも)良かったです。 彼は、美紅ちゃんが上手く手綱をさばいて、上手に尻に敷いてほしい御仁でした(笑)
理人先輩は脇キャラとしても、本命キャラとしても美味しい役どころでしたね〜vv やっぱり、動かしやすいのかな? って思います^^ そんな理人先輩のルートも実に分かりやすいすれ違いが発端となって、夢世界へ引き込まれていきました。 (分かっていないのは、主人公の美紅ちゃんくらいかと〜(笑)) 夢世界でキイチ王子 → サーリヤ王子と、オーナメントを貰うために訪れていくのですが、サーリヤとの掛け合いが!!
だったので、お腹抱えて笑ってしまいました〜ッッ!! 密やかな物言いの立花さんと、慌てる美紅ちゃんと、思わずツッコミ入れちゃう柿原さんが、もうッッ8(≧△≦)8)))) 可愛い!!(笑) いろいろあって、勿論、理人先輩がいろいろ画策して(笑)、でも小手先ではどうしようもできずに、結局は真摯にオーナメントを集めることができる終盤。 理人先輩の心の内が美紅ちゃんに明かされます。 「君が思っているよりも、もっとずっと俺は君に恋している」 「……君は全然気付かなかっただろう? 俺が嫉妬していたことに。 ……君を取り囲む総てのものに」 〜〜〜〜(笑)!! いや、先輩、分かりきってますから!! 先輩が美紅ちゃんの瞳に映る、興味を惹かせる、自分以外の総てのものに嫉妬しているなんてことは(笑) こんな赤裸々な先輩も可愛かったのですが、これに答える美紅ちゃんも絶品でした!! 「でも、先輩は特別なんです」 「私にとって宝物みたいなんです」 「失いたくない人で、ずっと一緒にいたい人です」 「……---- 抱きしめてほしい人です」 「それに……!!」 「私にキスしていいのは理人先輩だけです!!」 「……---- そ…… それじゃ…… 駄目でしょうか……?」 か〜〜わ〜〜い〜〜い〜〜(T-T)vvvv こんなことを言われたら理人先輩じゃなくても、抱きしめたくなりますって!! サーリヤ相手だったら襲われてるかも(笑) 楓ちゃんだったら……無理して無理して、我慢するかな(笑) この後の、椿ちゃんと楓ちゃんの待遇も初めて満足できました!! ミフターフが崩壊した後、美紅ちゃんパパに声をかけられて夢術士の仕事のお手伝いをしているんですって!! 良かった〜〜(T-T) そのままの流れで理人先輩が、将来を美紅ちゃん一族と同じ夢術士にならないか? と、美紅パパに声をかけられたシーンも好きです。 夢術士になることを承諾する先輩。 「ですが決して貴方を手助けしようと思ってのことではありません」 「彼女の側にいないと、何かあったときに守ってやれないからです」 って、言ってくれる先輩に ときめきました(T-T)vv 将来の目標が据わったことが、ずっと不安な人生を歩んできた先輩にどれだけの安堵を与えるんだろう、と思うと嬉しくて嬉しくて^^!! ENDでも、 「それで? 俺は王子様に相応しい?」 「もうミフターフも消えてしまって魔法も解けて、俺は王子じゃなくなったけど」 「俺はこれからも君の王子でいられるだろうか?」 それはもう、美紅ちゃんじゃなくても!! もちろんです!! 理人先輩ルートは、実に面白く堪能させていただきました(*^-^*)vv
来ました!! 個人的大本命の楓(そう)ちゃんですvv 楓ちゃんは他のキャラルートで、思い切り暗い雰囲気を醸しだしていたので心配していたんですよ〜。 楓ちゃんルートでも暗澹とした流れだったら、どうしよう、って(T-T) でも、杞憂に終わってよかったです^^ 確かに、主題自体は暗いかもしれませんが、楓ちゃんが抱えている悩みも用意に想像がつく内容になっていますし、がむしゃらに美紅ちゃんのために、自分自身のプライドのために突き進む楓ちゃんは嫌いではありませんでした。 楓ちゃんルートでは、楓ちゃんが抱えている焦燥に対して諫言してくれる人が多かったです。 それでも納得することができずに進んでいってしまうんですが、やっぱり最後にその気持ちを氷解させてくれたのは美紅ちゃんでした。 「……なら、もう悩まないで」 「大丈夫なの、もう。 ……羽根も、色んな力も要らないの」 「楓ちゃんがいてくれればいいの」 「……本当にそれだけでいいの」 「夢魔のナスルの力を好きになったんじゃないんだよ? 私は、私をずっと見ててくれた楓ちゃんを好きになったの」 「悪い夢はね」 「楓ちゃんが側にいてくれたら見ない」 「……楓ちゃんが側にいてくれたら、私は誰よりも幸せな女の子でいられるから」 幾千のどんな言葉よりも、楓ちゃんに沁みた言葉だったんだと思います。 この言葉が欲しくて、待っていたんじゃないのかな…… と、思えてしまうくらい、楓ちゃんファンにとっては嬉しい 幸せな言葉でした^^ 楓ちゃんルートでは、どんなシーンよりもこの美紅ちゃんのセリフが一番素敵だったと思います。 楓ちゃんが幸せなのが、一番幸せ(*^-^*)!!
サーリヤも……実に分かりやすいです。 すれ違いの理由が(笑) サーリヤのシナリオこそが、やっぱり王道で見ていて楽しかったですけど^^ まずはやっぱり、リヒト王子での「眠り薬」シーンですねvv あれは、あのスチルがッッ!! 「ベッドにナイフ突き立てる」だけが、あんなに格好良いとはッッ!! くっはぁ〜〜〜8(≧△≦)8)))) 「相変わらず謀(はかりごと)が好きなようだな、兄上」 「それとも 俺に殺されたいのか?」 「親愛なる兄上でも譲れぬものがあってな」 「その女に触れていいのは 俺だけだ」 か、か、格好良い〜〜〜//// の一言に尽きるシーンでありましたvvvv あんなに繊細な声質で、ここまで押し殺した物言いができる立花さんにクラクラッと貧血状態です(笑) 最後のセリフなんて、もう!! 美紅ちゃんと代わりたいくらいです(笑) そのまま抱き合う二人に、 「……おい。そこの二人」 「世界はお前達を中心に回っているわけではないことに気付け」 って、ツッコミを入れられるのも理人先輩だけですね(笑) 同じような流れで、蒼の王子 → トーヤ王子前での「キス」シーンも好きでした〜(*^-^*) 「そういうわけだ蒼の王子。 これは俺の女だ」 もうですね!! 『ときメモGS』 初代王子、珪くんの 「ああ。売約済み」 のセリフが頭をリフレインする訳ですよ(笑) しかも、あんな衣装のサーリヤと密着したらそれだけで、身が持ちそうにありません〜(T-T)vv まぁ、最後の最後に明かされるサーリヤの心情は、「お前を他の男に見せたくない」 というもので、あぁ、やっぱりな、と(笑) 無事に夢世界から帰ってこられた後のクリスマスパーティー編でも、サーリヤが一番美味しかったですよね (*^-^*)!! 美紅ちゃんへのクリスマスプレゼントを渡したサーリヤに対して、プレゼントを用意できなくて項垂れる美紅ちゃん。 そこに、 「すぐに用意出来るプレゼントがある」 「俺が一番欲しいものだ」 「眼の前にある美味しそうな御馳走をいただこう」 って、迫ってくるサーリヤ!! き、きゃぁぁぁ〜〜〜〜ッッ8(≧△≦)8)))) と、身悶えしたら。 違うんです!! キスで終わりました!!(笑) う〜〜〜わ〜〜〜。アタシって腐ってる……、と思った瞬間です(笑) うんうん。全年齢ファンディスクだものね。そうだよね。 そこで、シーンの暗転すらも ないのね、と(笑) 個人的に、ちょっと肩透かし(生殺し)をくらったENDでしたが、ENDのシーン名が 【狼と赤ずきんちゃん】 だったので許します(笑) そっか……サーリヤのあの衣装はてっきり本編のあの「猫」かと思っていたのですが、「狼」だったのか!!と抱腹したので^^ サーリヤルートは満遍なく「艶」が散りばめられていて楽しかったですvv 以上が、キャラ語りとなります。 皆さん、他のキャラルートのときは、「あんな男やめちゃえよ。俺のほうが優しいよ」みたいなことを、それぞれ仰ってくれるのですが、いざ恋人ルートになると、本当に些細に思えることで距離を置こうとするし、迷ってしまうし、でも手放したくない傲慢さは溢れているし、で。 恋人になる、ってこういうことだよね〜^^ と、微笑ましく眺めていましたし、 当事者にしか判らない理由と、譲れない部分とがない交ぜになっていて、実に楽しくプレイすることが出来ました♪ 本編より一歩進んだ「二人」を見ることができて嬉しかったです(*^-^*) このまま、もっと先の物語も楽しみたいなぁ、と思いますが、さすがに続編は無理でしょうか。 何にしても、シナリオ&ミニゲームに手を抜かずに本タイトルを発表してくださったSPICA様には拍手喝采^^!! 楽しんでプレイをして、あっという間に時間が過ぎてしまったタイトルでした。 |
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(2010.03.06 UP) |
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